JP2965959B1 - 温度ヒューズの固定用部品 - Google Patents

温度ヒューズの固定用部品

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JP2965959B1
JP2965959B1 JP14332798A JP14332798A JP2965959B1 JP 2965959 B1 JP2965959 B1 JP 2965959B1 JP 14332798 A JP14332798 A JP 14332798A JP 14332798 A JP14332798 A JP 14332798A JP 2965959 B1 JP2965959 B1 JP 2965959B1
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良樹 砂岡
憲幸 勝本
芳一 北島
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安全電具株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 固定用ネジを用いることなく、極めて簡単に
温度ヒューズを取付面に取付け、固定し得る固定用部品
を提供する。 【構成】 天板(5)と、取付用脚(3)とを少なくと
も有し、温度ヒューズ(2)の外面および両側面をこれ
ら天板(5)、取付用脚(3)で抱持し取付用脚(3)
を取付面(4)のスリット(4a)に単に挿入するだけ
で温度ヒューズ(2)を取付け、固定できる構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品に取り
付けられ、その異常温度上昇を検知し、電気回路を保護
する温度ヒューズを取付面に簡単に取付け・固定するた
めの温度ヒューズ固定用部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の温度ヒューズ固定用部品
としては、例えば特開平8−264091号に示される
ものがある。図4はその固定用部品の一例を示すもの
で、L形金具10とその固定用のネジ11を用い温度ヒ
ューズ2を放熱板の如き取付面4に挟着していた。ま
た、L型金具10を用いず、図3に示すように、ネジ1
1によって直接固定するものもある。
【0003】このように、従来においては、固定用のネ
ジ11を用いて固定していたため、固定作業が煩雑であ
るという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のこと
に鑑み提案されたもので、その目的とするところは、固
定用のネジを用いることなく、極めて簡単にワンタッチ
で温度ヒューズを取付面に固定することができ、作業性
が良好な固定用部品を提供することにある。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明は、ほぼ矩形をなし、か
つ温度ヒューズ2のケースに形成された固定ネジ用のネ
ジ穴2aと対応する位置決め用穴5aを有する天板5
と、この天板5の両側部の各端部にそれぞれ形成された
取付用脚3と、この取付用脚3の間に形成された温度ヒ
ューズ2を挟持する挟持片6とを備え、前記取付用脚3
の先端外面には取付面4のスリット4aへの挿入時に抜
けを防止するテーパ状の切り起しからなる係止片3aが
形成され、かつ前記挟持片6の先端内側にはほぼくの字
状の折曲部6aが形成された構成とし、上記目的を達成
している。
【0006】
【実施例】図1は本発明の第1実施例にかかる固定用部
品の使用状態の斜視図、図2(a)〜(c)は固定用部
品の平面図、側面図及び正面図を示す。
【0007】この固定用部品1は、図1に示すように、
ネジを用いることなく、温度ヒューズ2の外面及び両側
面の外周上に取付け、つまり温度ヒューズ2を抱持し、
そのまま取付用脚3の先端を放熱板の如き取付板4のス
リット4aに単に差し込むだけのワンタッチ動作にて取
付けることができるようになっている。
【0008】固定用部品1は熱伝導性を考慮して黄銅、
ステンレス鋼類またはリン青銅などからなり、この固定
用部品1を温度ヒューズ2に取付ける場合、既存の温度
ヒューズ2のケースには予め固定用のネジ穴2aが形成
されているため、固定用部品1の天板5に対応して形成
された穴5aを合わせれば位置決めができ、かつ固定用
部品1の材質に起因してバネ性を有する挟持片6によっ
て温度ヒューズ2の両側面の一部を挟持させれば良い。
【0009】なお、この温度ヒューズ2は周知のよう
に、例えばヒートシンク、ダイオード、パワートランジ
スタ、ICなどの電子部品やトランスなどに直接固定
し、発熱体の温度を検知してある温度に達したとき一対
のリード線2b間に設けられているケース内の可溶合金
を溶断して電気回路を保護する無復帰型構造となってい
る。
【0010】次に、図2を参照しつつ本発明の固定用部
品1の構成をさらに詳細に説明する
【0011】この固定用部品1は、(c)図に示すよう
に、全体としてほぼコ字状をなしている。また、ほぼ矩
形の天板5の適位置には円形の穴5aが形成されてい
る。天板5の内側にはこの穴5aの外周に沿ってリンク
状のリブ5aが突設され、温度ヒューズ2のネジ穴2a
に嵌入するようになっている。
【0012】また、天板5の両側部の上下、つまり両端
部分には、(a),(b)に示すように取付板4への取
付用脚3が形成されている。この取付用脚3は短冊状を
なし、全体で計4つ形成されている。また、先端外表面
にはテーパ状の係止片3aが切り起こされている。この
係止片3aは取付板4のスリット4aに取付用脚3を所
定位置まで挿入した場合、上端が係止し抜けを防止する
ためのものである。
【0013】また、天板5の左右にそれぞれ形成された
一対の取付用脚3の間には温度ヒューズ2を挟持するた
めのバネ性を有するアーム状の挟持片6がそれぞれ形成
されている。この挟持片6は取付用脚3より若干内側に
形成され、左右の一対の挟持片6の間隔は温度ヒューズ
2の幅とほぼ同寸か、僅かに小に形成され、かつ先端部
の内側には、(c)図に示すように、ほぼくの字状に折
曲された折曲部6aが形成され、温度ヒューズ2の側部
をしっかりと挟持できるように構成されている。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、温度ヒ
ューズ2の外側に固定用部品1を被せ、その取付用脚3
を取付面4のスリット4aに挿入するだけで温度ヒュー
ズ2を取付け、固定することができ、従来のように固定
用のネジのネジ締め作業が不要となり、取付の作業性が
格段に向上するといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の斜視図。
【図2】 (a)は本発明の第1実施例の平面図、
(b)は側面図、(c)は正面図を示す。
【図3】 一従来例を示す。
【図4】 他の従来例を示す。
【符号の説明】
1 温度ヒューズ固定用部品 2 温度ヒューズ 2a 固定用ネジ穴 3 取付用脚 3a 係止片 4 取付面 4a スリット 5 天板 5a 穴 5b リブ 6 挟持片 6a 折曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−48386(JP,U) 実開 平2−81049(JP,U) 実開 昭54−18163(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 37/76 H01H 85/00 H05K 7/12 H01L 23/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ矩形をなし、かつ温度ヒューズ
    (2)のケースに形成された固定ネジ用のネジ穴(2
    a)と対応する位置決め用穴(5a)を有する天板
    (5)と、この天板(5)の両側部の各端部にそれぞれ
    形成された取付用脚(3)と、この取付用脚(3)の間
    に形成された温度ヒューズ(2)を挟持する挟持片
    (6)とを備え、前記取付用脚(3)の先端外面には取
    付面(4)のスリット(4a)への挿入時に抜けを防止
    するテーパ状の切り起しからなる係止片(3a)が形成
    され、かつ前記挟持片(6)の先端内側にはほぼくの字
    状の折曲部(6a)が形成されたことを特徴とする温度
    ヒューズ固定用部品。
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