JP2965437B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP2965437B2
JP2965437B2 JP5171046A JP17104693A JP2965437B2 JP 2965437 B2 JP2965437 B2 JP 2965437B2 JP 5171046 A JP5171046 A JP 5171046A JP 17104693 A JP17104693 A JP 17104693A JP 2965437 B2 JP2965437 B2 JP 2965437B2
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JP
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gas
cyclone cylinder
liquid contact
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contact portion
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JP5171046A
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隆弘 牧野
俊弥 小川
英夫 池上
正仁 帯金
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ROITSUKU KK
NEC Home Electronics Ltd
Original Assignee
ROITSUKU KK
NEC Home Electronics Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
    • Y02A50/2351Atmospheric particulate matter [PM], e.g. carbon smoke microparticles, smog, aerosol particles, dust

Landscapes

  • Air Humidification (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、取り入れた空気と液
体を噴射して形成した微細な液滴とを接触させるサイク
ロン筒による気液接触部を備えた空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気清浄機において、気
液接触部における気液接触空間を形成するサイクロン筒
は、単にABS樹脂等の樹脂で成形していた。この気液
接触式の空気清浄機では、単に空気中のダストを除去で
きるだけでなく、健康に良いとされる陰イオンが発生す
ることが知られている。この陰イオンが発生する現象
は、自然界ではいわゆるレナード現象と称され滝壺や海
岸の波打ち際等に発生することが知られている。この空
気清浄機は、上述のように陰イオンが発生して健康に良
いことが大きな特長であるため、多量の陰イオンが発生
することが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この空
気清浄機では、製造直後の陰イオンの発生数は1000
〜2000個/cm3 と少なく、十分な効果を期待でき
ない。したがって、発明者らは、陰イオンを効率良く発
生させるために種々の実験を行った結果、空気清浄機を
実使用状態にすることによって陰イオンの発生数が増す
ことを見い出した。これは、サイクロン筒が樹脂成形品
であるために、実使用によって樹脂成形時に用いられた
離形剤などが除去されるためと推測される。
【0004】本発明は上記の知見に基づきなされたもの
で、樹脂成形における離形剤などの悪影響を受けず陰イ
オン発生効率の高い空気清浄機を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、取り入れた空気と液体を噴射して形成した微細な
液滴とを接触させるサイクロン筒による気液接触部を備
えた空気清浄機であって、前記気液接触部のサイクロン
筒を樹脂で構成するとともに、このサイクロン筒の内面
に金属層を形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成において、樹脂成形品であるサイクロ
ン筒の表面に金属層が存在しているので、樹脂成形品表
面に存在する離形剤などの悪影響を排除することができ
ると同時に、金属層であることで微細な液滴が陰イオン
化する傾向が高くなり、気液接触部における陰イオンの
発生効率が向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明を適用する空気清浄機の一例を示
す概略正面図、図2は同平面図である。この空気清浄機
は、室内の空気を取り入れるファン1、水槽2、水槽2
内の水を圧送するポンプ3、ファン1により取り入れた
空気とポンプ3で圧送された水を噴射して形成した微細
な液滴を接触させる気液接触部4、気液接触部4に連通
管5を介して連通し液滴と清浄空気とを分離する液滴分
離部6を備えている。前記気液接触部4および液滴分離
部6はいずれも、例えばABS樹脂などの樹脂で成形し
た円筒体であるサイクロン筒4a、6aを本体としてい
る。前記気液接触部4のサイクロン筒4aの中心には、
ポンプ3に連通する垂直なパイプ7を備え、このパイプ
7には複数の噴射ノズル8を設けている。前記液滴分離
部6の上端には清浄空気を排出する清浄空気排出口9を
設けている。
【0008】本発明では図3に示すように、樹脂成形品
である気液接触部4のサイクロン筒4aの表面に金属層
10を形成している。この金属層10はクロム、ニッケ
ル、クロム合金などの金属を無電解メッキ、蒸着、溶射
などにより形成することができる。また、金属箔を樹脂
成形品の表面に貼り付けることも可能である。なお、液
滴分離部6のサイクロン筒6aの表面にも同様の金属層
を形成してもよい。
【0009】上記の空気清浄機において、室内の空気は
ファン1により気液接触部4であるサイクロン筒4a内
に送られ、このサイクロン筒4a内を螺旋状に旋回しな
がら下降する。一方、ポンプ3は水槽2内の水をパイプ
7に圧送し、噴射ノズル8から水を噴射して気液接触部
4内に微細な液滴を形成し充満させる。これにより、取
り入れた空気は微細な水滴と接触し、空気中のダストが
この微細な水滴に付着するとともに、遠心力により除去
される。続いて連通管5を通って液滴分離部6内に流入
し、螺旋状に旋回上昇する際にその遠心力により粒径の
大きな水分が除去されて、加湿された清浄空気が清浄空
気排出口9から排出される。
【0010】上記の気液接触部4内に形成される微細な
液滴は、単に微細化されているだけでなく、主としてサ
イクロン筒4aの内壁に衝突することによるいわゆるレ
ナード現象により、一部が陰イオン化している。したが
って、清浄空気排出口9から排出される空気は、加湿さ
れるとともに陰イオンを含む清浄空気であり、健康に良
いとされている。本発明ではこのサイクロン筒4aの内
壁に金属層10が形成されているので、樹脂成形品表面
に存在する離形剤や表面に滲み出てくる可塑剤の悪影響
を排除することができ、陰イオンの発生効率が向上す
る。さらに、離形剤などの悪影響排除だけでなく、金属
の層であることで微細な液滴が陰イオン化する傾向が高
くなり、この点でも気液接触部4における陰イオンの発
生効率が向上する。例えば、金属層をクロムで構成した
場合、8万個/cm3 の陰イオンをの発生を確認した。
【0011】なお、サイクロン筒内で微細な液滴を発生
させる方法としては、噴射ノズルから直接微細な液滴を
噴射する方式でもよいし、また、サイクロン筒の内壁に
衝突させて微細な液滴とする方式、さらに、サイクロン
筒内にほぼ水平に設けた円板に衝突させて微細な液滴と
する方式でもよい。円板に衝突させる方式の場合、この
円板として樹脂成形品を使用する時は、この樹脂製の円
板の表面に金属層を形成するとよい。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、樹脂成形品であるサイ
クロン筒の表面に金属層が存在しているので、樹脂成形
品表面に存在する離形剤などの悪影響を排除することが
できると同時に、金属層であることで微細な液滴が陰イ
オン化する傾向が高くなり、気液接触部における陰イオ
ンの発生効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気清浄機の概略正面
図である。
【図2】図1の空気清浄機の平面図である。
【図3】図1における気液接触部のサイクロン筒の一部
切り欠き部分拡大図である。
【符号の説明】
1 ファン 2 水槽 3 ポンプ 4 気液接触部 4a サイクロン筒 6 液滴分離部 6a サイクロン筒 8 噴射ノズル 10 金属層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 俊弥 大阪府大阪市中央区城見1丁目4番24号 日本電気ホ−ムエレクトロニクス株式 会社内 (72)発明者 池上 英夫 大阪府大阪市中央区城見1丁目4番24号 日本電気ホ−ムエレクトロニクス株式 会社内 (72)発明者 帯金 正仁 神奈川県厚木市戸室1010番地 株式会社 ロヴイック内 (56)参考文献 特開 平6−254332(JP,A) 特開 平4−251132(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 47/00 - 47/18 F24F 6/14 H01T 23/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り入れた空気と液体を噴射して形成し
    た微細な液滴とを接触させるサイクロン筒による気液接
    触部を備えた空気清浄機であって、 前記気液接触部のサイクロン筒を樹脂で構成するととも
    に、このサイクロン筒の内面に金属層を形成したことを
    特徴とする空気清浄機。
JP5171046A 1993-06-17 1993-06-17 空気清浄機 Expired - Lifetime JP2965437B2 (ja)

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JPH07124431A JPH07124431A (ja) 1995-05-16
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JPH07114971A (ja) * 1993-10-19 1995-05-02 Jiokuto:Kk 負イオン発生方法とその装置
JP4873797B2 (ja) * 2001-07-18 2012-02-08 パナソニックエコシステムズ株式会社 負イオン発生装置
JP2014009924A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Corona Corp ミスト発生装置

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