JP2965267B2 - 局所用抗緑内障組成物 - Google Patents

局所用抗緑内障組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 本願は、1992年2月21日出願の米国特許出願第07/83
9,869号の一部継続特許出願である。
発明の背景 本発明は眼科学の分野に関する。特に、本発明は、緑
内障およびそれに関連する眼内圧亢進の治療、および他
の病気または病状(conditions)に関連する高眼圧症の
治療に関する。
緑内障の根本的な原因は理解されていないが、その症
状は、しばしば眼内圧亢進を伴う。この眼内圧亢進は、
眼房水の過剰生産または不十分な流出のいずれかにより
引き起こされ得る。治療せず放置しておいたり、治療が
不適切であると、緑内障は、失明、または視力の著しい
低下を招き得る。このため、緑内障に関連する眼内圧亢
進を制御する治療法が、以前から必要とされてきた。
現在、以下を包含する多数の薬物が緑内障の治療に利
用されている:縮瞳薬(例えば、ピロカルピン、カルバ
コール、およびアセチルコリンエステラーゼ阻害剤);
交感神経作用薬(例えば、エピネフリン、ジピバリルエ
ピネフリン、およびパラアミノクロニジン);β遮断剤
(例えば、ベタキソロール、レボブノロール、およびチ
モロール);および炭酸脱水酵素阻害剤(例えば、アセ
タゾラミド、メタゾルアミド、およびエトキシゾラミ
ド)。縮瞳薬および交感神経作用薬は、眼房水の流出を
増加させることにより眼内圧(「IOP」)を低下させる
と考えられるのに対して、β遮断剤および炭酸脱水酵素
阻害剤は、眼房水の形成を抑制することによりIOPを低
下させると考えられる。四タイプの薬物はすべて、潜在
的に重大な副作用がある。ピロカルピンのような縮瞳薬
は、視力の低下、および他の視覚に対する副作用を生じ
得る。このため、患者のコンプライアンスの低下、また
はの治療の中止を招き得る。炭酸脱水酵素阻害剤もまた
重大な副作用を生じ得、このため、患者のコンプライア
ンスの低下、および/または治療の中止の必要を生ず
る。さらに、少なくとも1種のβ遮断剤、チモロール
が、肺組織のβ−2受容体に対する効果に起因して、肺
への重大な副作用にますます関与してきた。
非常に多くの緑内障患者が、IOPを治療で制御するた
めに、1タイプ以上の薬物投与を必要とする。すなわ
ち、単一の薬物では、患者のIOPは、適切に制御されな
い。2種またはそれ以上の上記クラスの薬物を用いるこ
とを包含する治療法は、患者が、組成物を罹患している
眼ごとに、1日数回に分けて投与することを必要とす
る。患者、特に高齢者は、このような面倒な投与規制に
対するコンプライアンスが非常に低くなり得る。緑内障
患者の大部分が高齢者であるため、これは重大な問題で
ある。
このような状況を考慮すると、患者のコンプライアン
スを高めるとともに、上記の副作用がない、または少な
い、新規でより有効な抗緑内障組成物が必要なことは明
らかである。本発明はそのような組成物に関する。
発明の要旨 上記のように、2種またはそれ以上の異なるタイプの
薬物が、眼内圧の治療的制御を達成するのに要求される
ときがある。上記4クラスの薬物のうちの2クラスの薬
物を組み合わせて用いることは、2つの異なるメカニズ
ムにより眼内圧を下げる利点を有する。特に、β遮断剤
および炭酸脱水酵素阻害剤は共に、眼房水の形成を抑制
することによりIOPを低下させると考えられるが、これ
らのクラスの各薬物は異なるメカニズムにより作用す
る;従って、少なくとも1種のβ遮断剤および少なくと
も1種の炭酸脱水酵素阻害剤(「CAI」)を組み合わせ
て、アニオン性粘液擬態(mucomimetic)ポリマーおよ
び非常に粒の細かい(finely−divided)薬物運搬基体
(以下に示す「DCS」)もまた含有する組成物中に製剤
すると、IOPを低下させ、さらに快適で、放出が持続す
る組成物が提供される。
まったく意外なことに、本来は例外的に低い固有水溶
性を有するいくつかのCAIを、懸濁物(好ましくは中性
のpHを有する)として眼に局所的に投与すると、IOPを
低下および制御するのに効果的であることも見い出され
た。これらの処方物は、許容性が非常に大きく、そして
高い固有水溶性を有するCAIの溶液(これらの溶液は、
典型的には約5.0と6.0との間のpHで処方される)よりも
著しく快適で、かつ殆ど副作用がないことが見い出され
た。懸濁物として処方されたCAIと水溶性の低いβ遮断
剤との組み合わせは、IOPを低下および制御するのに快
適かつ効果的な医薬を提供する。さらに、アニオン性粘
液擬態ポリマーおよび/またはDCSを含有させると、放
出が持続する処方物を提供する。
このように、本発明は、抗緑内障組成物、およびこれ
らの組成物を用いてIOPを制御する方法に関する。
発明の詳細な説明 本発明の抗緑内障組成物は、約5.0と約7.8との間のpH
を有する懸濁物として製剤され、好ましくは、約6.8と
約7.8との間のpHを有する懸濁物として製剤され、1種
またはそれ以上のβ遮断剤および1種またはそれ以上の
炭酸脱水酵素阻害剤を組み合わせて含有する。本発明の
抗緑内障組成物は、放出を持続させるため、さらに、ア
ニオン性粘液擬態ポリマーおよび/またはDCSを含有し
得る。
本発明の組成物に有用なβ遮断剤は、必須の陽電荷お
よび眼圧効果を示す全てのβ遮断剤を含む。そのような
β遮断剤は、典型的には、以下の一般構造により表され
る: R′−O−CH2−CH(OH)−CH2−NR′2R′(I) ここで: R′は、置換または未置換の環または脂肪族部分であ
り;環部分は、C,NおよびOより選択される1個または
それ以上のヘテロ元素を含有し得るモノ−およびポリ−
環状構造を含む;そして、 R′およびR′は、独立して、H、および置換およ
び未置換アルキルより選択される。
上記の構造(I)に関して、以下の参考文献が、本明
細書中に参考のために援用される:Annual Reports in
Medicinal Chemistry,14:81−87(1979);J.Med.Che
m.,26:1570−1576(1983);同文献、27:503−509(198
4);同文献、26:7−11(1983);同文献、26:1561−15
69(1983);同文献、26:1109−1112(1983);同文
献、26:950−957(1983);同文献、26:649−657;およ
び同文献、26:352−357(1983)。代表的なβ遮断剤と
しては、以下のラセミ体および鏡像体が挙げられる;ベ
タキソロール、チモロール、メトプロロール、ベフノロ
ール、ファリントロール、レボブノロール、カルテオロ
ール、メピンドロール、ピンドロール、ビソプロロー
ル、ボピンドロール、アテノロール、アロチノロール、
アセブトロール、ナドロール、セリプロロール、メチプ
ラノロール、ベバントロール、ICI118,551、パマトロー
ル、ペンブトロール、トリプロロール、チプレノロー
ル、プラクトロール、プロシノロール、エキサプロロー
ル、シクロプロロール(cicloprolol)、カラゾロー
ル、タゾロール、チエノキソロール、オクスプレノロー
ル、プロプラノロール、IPS339、ラベタロール(labeto
lol)、ジレバロール、エスモロール、ブプラノロー
ル、ブノロール、イソキサプロロール、ジアセトロー
ル、ヒドロキシレボブノール、カルベジロールなど。好
ましいβ遮断剤は、ベタキソロール、特にS−ベタキソ
ロールである。
別の好ましいβ遮断剤には、いくつかの4−(3−置
換アミノ−2−ヒドロキシプロポキシ)−1,2,5−チア
ジアゾールが挙げられ、これらは、ドイツ特許第1,925,
956号(1969年、B.K.Wassonに発行)で初めて開示さ
れ、米国特許第3,655,663号(1972年に発行)および米
国特許第3,729,469号(1973年に発行)に同等のものが
開示される。これらのチアジアゾールは以下の一般構造
を有する: および、光学的に活性な異性体および薬理学的に許容し
得るそれらの塩;ここで、R″は以下を表す:(1)水
素;(2)ハロゲン、好ましくは塩基または臭素;
(3)直鎖または分枝鎖のいずれかを有し、全ての分枝
鎖配置を包含するC1-5の低級アルキル(例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルイソ、第
二または第三ブチル、およびアミル);(4)C2-5の低
級アルケニル(例えば、ビニル、アリル、メタリルな
ど);(5)Y−X−Z−構造を有する基、ここで、Y
は直鎖または分枝鎖のC1-4アルキル(フェニル基、1個
またはそれ以上のハロゲン原子(特に塩素、臭素、フッ
素)で任意に置換されたフェニル基、ヒドロキシル、C
1-3の低級アルキル、またはアルコキシで任意に置換さ
れる)のいずれかであり、Xは酸素または硫黄、そし
て、ZはC1-2のアルキルである;(6)R″1HNCO構造
を有するカルバモイル基、ここで、R″はC1-5の低級
アルキルである;(7)C3-6のシクロアルキル(例え
ば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシルなど);(8)メトキシ、エトキシ、プ
ロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、およびペントキ
シ(後半の基は、直鎖または分枝鎖配置のいずれかで存
在する)を包含する、直鎖または分枝鎖のいずれかであ
るC1-5の低級アルコキシ;(9)フェニルまたは置換フ
ェニル、ここで、置換基は1個またはそれ以上のハロゲ
ン原子(好ましくは塩素またはフッ素)、およびC1-3
低級アルキルまたはアルコキシより選択される;(10)
フェニル−低級アルキル、ここで、低級アルキル部分は
直鎖または分枝鎖のいずれかであり、かつ1から4個の
炭素を有し、そしてフェニル部分は未置換であるか、ま
たは、1個またはそれ以上のハロゲン原子(好ましくは
塩素、フッ素、または臭素)、またはC1-3の低級アルキ
ルまたはアルコキシで置換され得る;(11)NR″2R″
構造を有するアミノ、ここで、R″は水素、C1-4の低
級アルキルおよびC2-4のヒドロキシ置換低級アルキルを
表し、R″は水素、C1-4の低級アルキル、ヒドロキシ
置換の低級アルキルおよびフェニルを表し、あるいは、
R″およびR″は直接に結合し、それらが結合して
いる窒素と共に3から7員環を作り、それにより、アジ
リジニル、アゼチジニル、ピロリジル、ピペリジル、ま
たはヘキサヒドロアゼピニル基を形成する、ここで該3
から7員環は未置換であるか、または(好ましくは、1
種またはそれ以上のC1-5の低級アルキルおよびC1-3のヒ
ドロキシ低級アルキルで)置換されるかのいずれかであ
る、あるいは、R″およびR″は酸素、窒素または
硫黄原子を介して結合し、5または6員環、主にモルホ
リノ、ヘキサヒドロピリミジル、チアゾリジニル、p−
チアジニル、ピペラジニル基などを形成し、これはC1-3
の低級アルキルで任意に置換される;または(12)R
は、さらに、ヘテロ原子として酸素、窒素または硫黄を
有する5または6員のヘテロ環式環であり得、そして好
ましくは、2−フリル、2−または3−チエニル、2−
ピリル(pyrryl)、およびo−、m−またはp−ピリジ
ルであり得る。これらのチアジアゾールは、米国特許第
3,655,663号および米国特許第3,729,469号に開示される
方法により調製され得、これらの特許の内容のすべてが
本明細書中に参考のために援用される。特に好ましいチ
アジアゾールは、上記の構造(II)においてR″が塩
素、エチル、アリル、シクロプロピル、エトキシ、フェ
ニル、フェニル−クロロメチル、または2−(シクロプ
ロピルメトキシ)エチルであるチアジアゾールである。
本発明の組成物に有用なCAIとして、局所投与すると
炭酸脱水酵素を阻害してIOPを低下させ、そして制御す
るすべてのチオフェンスルホンアミドおよびチエノチア
ジンが挙げられる。代表的なCAIが以下に開示される:
米国特許第4,797,413号(Baldwinら)、4,847,289号(B
aldwinら)および4,731,368号(Hoffman Jr.ら);米国
特許第5,153,192号(Deanら)および米国特許出願第07/
775,313号(1991年10月9日出願);PCT/US91/02262(19
90年4月9日出願);および欧州特許第452 151号(199
1年10月16日公開)。上記の特許および特許出願の各々
全ての内容は、本明細書中に参考のために援用される。
本発明の好ましいCAIは、米国特許出願第07/775,313
号に開示されるものである。そのようなCAIは以下の一
般構造を有する: または、薬学的に許容し得るそれらの塩であり、ここ
で、 R1は:H;C1-4のアルキル;OH、ハロゲン、C1-4のアルコ
キシまたはC(=O)R7で任意に置換されたC2-4のアル
キルであり; R2は:H;C1-8のアルキル;OH、NR5R6、ハロゲン、C1-4
アルコキシ、C2-4アルコキシC1-4アルコキシ、OC(=
O)R7またはC(=O)R7で置換されたC2-8のアルキ
ル;未置換か、またはOH、NR5R6またはC1-4アルコキシ
で任意に置換されたC3-7アルケニル;未置換か、または
OH、NR5R6またはC1-4アルコキシで任意に置換されたC
3-7のアルキニル;フェニルまたはR10で置換されたC1-3
のアルキルであり、その各々は未置換であるか、または
C1-3のアルキル、C1-3のハロアルキル、OH、(CH2nNR
5R6、ハロゲン、C1-4のアルコキシ、C1-4のハロアルコ
キシ、C(=O)R7、S(=O)mR8またはSO2NR5R6
任意に置換され得る、ここでmは0−2、そしてnは0
−2である;NR5R6、ハロゲン、C1-4アルコキシまたはC
(=O)R7で任意に置換されたC2-4のアルコキシ;各々
が未置換であるか、またはC1-3のアルキル、C1-3のハロ
アルキル、OH、(CH2nNR5R6、ハロゲン、C1-4のアル
コキシ、C1-4のハロアルコキシ、C(=O)R7、S(=
O)mR8またはSO2NR5R6で任意に置換され得るフェニル
またはR10、ここでmは0−2、そしてnは0−2であ
る;R1およびR2が共にHでないときは;R1およびR2はつな
がって、O、S、CまたはNより選択される5または6
原子の飽和環を形成し得(例えば、ピロリジン、オキサ
ゾリジン、チオモルホリン、チオモルホリン1,1ジオキ
シド、モルホリン、ピペラジン、チアゾリジン1,1ジオ
キシドまたはテトラヒドロオキサジン)、これは、未置
換であるか、あるいは、炭素上においてはOH、NR5R6
ハロゲン、C1-4のアルコキシ、C(=O)R7、C1-6のア
ルキル、C1-6のアルキル(OH、NR5R6、ハロゲン、C1-4
のアルコキシ、C(=O)R7で任意に置換される)で、
または窒素上においてはNR5R6、C1-4のアルコキシ、C
(=O)R7、C1-6のアルキル、またはC2-6のアルキル
(OH、NR5R6、ハロゲン、C1-4のアルコキシまたはC
(=O)R7で任意に置換される)で任意に置換され得
る; R3は:H;ハロゲン;C1-4のアルキル;C1-8のアルコキシ;
C1-8のアルキルチオール;OH、NR5R6、ハロゲン、C1-4
アルコキシまたはC(=O)R7で任意に置換されるC2-8
のアルコキシ;R4で任意に置換されるC1-4のアルキルで
あり;あるいは、R1およびR3が炭素原子同士でつながっ
て5から7員環を形成し得、ここで、R1およびR3の炭素
原子は未置換であるか、またはR4で任意に置換され得
る; R4は:OH;未置換か、またはOH、NR5R6、ハロゲン、C
1-4のアルコキシまたはC(=O)R7で任意に置換され
るC1-4のアルキル;C1-4のアルコキシ;OH、NR5R6、ハロ
ゲン、C1-4のアルコキシまたはC(=O)R7で任意に置
換されるC2-4のアルコキシ;NR5R6;各々が未置換である
か、またはOH、(CH2nNR5R6、ハロゲン、C1-4のアル
コキシ、C1-4のハロアルコキシ、C(=O)R7、S(=
O)mR8またはSO2NR5R6で任意に置換され得るフェニル
またはR10であり、ここで、mは0−2、そしてnは0
−2である; GがSO2、そしてR3が4位に位置して、かつHまたは
ハロゲンであるときは、R1およびR2は、H、OHで任意に
置換されるC1-6のアルキル、C1-6アルコキシ、C2-6アル
コキシカルボニル、C2-6アルケニル、フェニル、フェノ
キシ、ピリジル、テトラヒドロフリル、C2-6アルカノイ
ル、C2-6アルケニルではなく、また、R1およびR2がつな
がって、C、O、S、Nより任意に選択される原子を含
有した、飽和または不飽和の5、6または7員環を形成
せず、ここで、該環が飽和しているときは、該窒素はH
またはC1-6のアルキルで任意に置換され、あるいは該環
の炭素はC1-6のアルキル、C1-6のアルコキシまたはOHで
任意に置換される;そして、R3が5位に位置して、かつ
H、Cl、Br、またはC1-3のアルキルであるときは、R1
よびR2は両方ともHまたはC1-4のアルキルではあり得な
い;そして、Gが5位に位置して、かつC(=O)であ
り、そしてR3がHであるときは、R1およびR2は共にCH3
ではあり得ない; R5およびR6は、同一であるか、または異なって、そし
て:H;C1-4のアルキル;OH、ハロゲン、C1-4アルコキシま
たはC(=O)R7で任意に置換されるC2-4のアルキル;C
1-4のアルコキシ;OH、ハロゲン、C1-4のアルコキシまた
はC(=O)R7で任意に置換されるC2-4のアルコキシ;
未置換か、またはOH、NR5R6またはC1-4のアルコキシで
任意に置換されるC3-7のアルケニル;未置換か、または
OH、NR5R6またはC1-4のアルコキシで任意に置換されるC
3-7のアルキニル;C1-2アルキル−C3-5シクロアルキル;C
(=O)R7であり;または、R5およびR6はつながって、
O、S、CまたはNより選択される5または6原子の環
を形成し得(例えば、ピロリジン、オキサゾリジン、チ
オモルホリン、チオモルホリン1,1ジオキシド、モルホ
リン、ピペラジンまたはチアゾリジン1,1−ジオキシ
ド)、これは、未置換であるか、あるいは、炭素上にお
いてはOH、(=O)、ハロゲン、C1-4のアルコキシ、C
(=O)R7、C1-6のアルキル、C1-6のアルキル(OH、ハ
ロゲン、C1-4のアルコキシ、C(=O)R7で任意に置換
される)で、または窒素上においてはC1-4のアルコキ
シ、C(=O)R7、S(=O)mR8、C1-6のアルキル、
またはC2-6のアルキル(OH、ハロゲン、C1-4のアルコキ
シ、C(=O)R7で任意に置換される)で、または硫黄
上においては(=O)で任意に置換され得、ここで、
mは0−2である; R7は:C1-8のアルキル;OH、NR5R6、ハロゲン、C1-4
アルコキシまたはC(=O)R9で任意に置換されるC1-8
のアルキル;C1-4のアルコキシ;OH、NR5R6、ハロゲンま
たはC1-4のアルコキシで任意に置換されるC2-4のアルコ
キシ;NR5R6であり;または、フェニルまたはR10であ
り、その各々は未置換であるか、またはOH、ハロゲン、
C1-3のアルキル、C1-3のハロアルコキシ、(CH2nNR5R
6、S(=O)mR8またはSO2NR5R6で任意に置換され得、
ここで、nは0または1、そしてmは0−2である; R8は:C1-4のアルキルであり;OH、NR5R6、ハロゲン、C
1-4のアルコキシまたはC(=O)R7で任意に置換され
るC2-4のアルキルである; R9は:C1-4のアルキル;C1-4のアルコキシ;アミノ;C
1-3のアルキルアミノであり;またはジ−C1-3のアルキ
ルアミノである; R10は:C、N、Oおよび/またはSで構成される5ま
たは6個の原子の単環系(例えば、フラン、チオフェ
ン、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾー
ル、テトラゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、
イソチアゾール、チアゾール、チアジアゾール、ピリジ
ン、ピリミジン、ピリダジン、およびピラジン)であ
り;そして Gは:C(=O)またはSO2である。
上記の定義において、置換基中の炭素原子の総数は、
Ci-jという前置きにより示され、ここでiおよびjは、
例えば1から8のような数である。このCi-jによる定義
は、直鎖、および分枝鎖の異性体の両方を包含する。例
えば、C1-4のアルキルとはメチルからブチルの異性体ま
でを意味する;そしてC1-4のアルコキシはメトキシから
ブトキシ異性体までを意味する。
用語「ハロゲン」は、単独に、または化合物を表す言
葉(例えば「ハロアルキル」)の中に用いられ、フッ
素、塩素、臭素またはヨウ素を意味する。さらに、「ハ
ロアルキル」のような、化合物を表す言葉の中に用いら
れるときは、このアルキルは、同じかまたは異なったハ
ロゲン原子で部分的に、または完全に置換され得る。
構造(III)は、R3およびGNR1R2がそれぞれ4位およ
び5位に結合するか、またはR3が5位に結合し、そして
GNR1R2が4位に結合する異性体を含む。構造(III)で
表される多くの新規化合物は、1つまたはそれ以上の不
斉中心を有し、そして本発明は、すべてのエナンチオマ
ー、ジアステレオマー、およびそれらの混合物を包含す
る。
本発明の特に好ましいCAIを以下の表1に示す。
一般に、約2.0重量%以下のβ遮断剤および約5重量
%以下のCAIが用いられる。β遮断剤の量は約0.01重量
%と約1.0重量%との間で用いられることが好ましく、
そして約0.05重量%と約0.5重量%との間の量を用いる
ことが特に好ましい。CAIの量は、約0.25重量%と約3
重量%との間であることが好ましく、そして約0.5重量
%と約2重量%との間の量であることが特に好ましい。
β遮断剤のCAIに対する重量比は、一般に、約4:1と約1:
300との間であり、好ましくは約1:1と約1:40との間であ
る。
本発明に有用な高分子量のアニオン性粘液擬態ポリマ
ーは、約50,000と6百万ドルトンとの間の分子量を有す
る。このポリマーはカルボン酸官能基を有することを特
徴とし、そして好ましくは、官能基1つあたり2個と7
個との間の炭素原子を含有する。眼用ポリマー分散物の
調製段階で形成するゲルは、約1,000と約300,000センチ
ポアズ(cps)との間の粘度を有する。適切なポリマー
は、カルボキシビニルポリマーであり、好ましくは、例
えばCarbopol(B.F.Goodrich Co.,Cleveland,Ohio)
のようなCarbomerと呼ばれるポリマーである。特に好ま
しいのは、Carbopol934および940である。このような
ポリマーは、組成物の所望する粘度に依存して、典型的
には、約0.05重量%と約8.0重量%との間の量で用いら
れ得る。流動性の(Pourable)液体組成物は、一般に、
このポリマーを、約0.05重量%と約2.0重量%との間の
量で含有する。
本発明の組成物であるDCS成分の添加により、放出を
制御する付加的な手段が提供され、そしてある薬物(例
えばベタキソロール)の局所投与にしばしば伴う刺すよ
うな痛みも防止される。本明細書中で用いられる用語
「非常に粒の細かい薬物運搬基体」(すなわち「DC
S」)は、薬物分子との選択的な吸着または結合をし得
る、非常に粒の細かい固体、コロイド粒子、または可溶
性ポリマーおよび/または高分子電解質を意味する。DC
Sの例として以下が挙げられる(これらに限定されな
い):非常に粒の細かいシリカ(例えば、フューム化さ
れたシリカ、ケイ酸塩およびベントナイト);イオン交
換樹脂(アニオン性、カチオン性または非イオン性であ
り得る);および可溶性ポリマー(例えば、アルギン
酸、ペクチン、可溶性カラジーナン、CarbopolR、およ
びポリスチレンスルホン酸)。好ましいDCSはイオン交
換樹脂である。クロマトグラフィに用いられるいくつか
の樹脂は、本発明の組成物中の薬物を結合するのに理想
的なDCSである。DCS成分は、約0.05重量%と約10.0重量
%との間の濃度で、本発明の組成物中に存在する。
DCSの大きさは、作用および快適さの両局面において
重要であり得る。DCS材料としてイオン交換樹脂を選択
した場合、市販されている典型的な形態の平均の粒径
は、約40ミクロンから約150ミクロンである。最も好ま
しくは、この粒子を、公知の技術に従って、ボールミル
により、約1.0ミクロンから約25.0ミクロン、好ましく
は約1.0ミクロンと10.0ミクロンとの間の範囲の粒径ま
で小さくする。あるいは、3〜7ミクロンの最適な粒径
範囲の小粒子を合成し得る。この手法は、費用がかかり
得るが、より均一でかつ好ましい範囲内にある狭い粒度
分布を提供することに優れる。
これらのアニオン性粘液擬態ポリマーおよびDCSにつ
いては、米国特許第4,911,920号(1990年3月27日発
行)および欧州特許出願第507,224号(1992年10月7日
公開)中で、さらに詳細に記載されている。上記特許お
よび特許出願のすべての内容が、本明細書中に参考のた
めに援用される。
上記の主要成分に加えて、本発明の抗緑内障組成物
は、種々の製剤成分(例えば、抗菌防腐剤および張剤
(tocinity agent))をさらに含有し得る。適切な抗菌
防腐剤の例として以下が挙げられる:塩化ベンザルコニ
ウム、チメロサール、クロロブタノール、メチルパラベ
ン、プロピルパラベン、フェニルエチルアルコール、エ
デト酸ナトリウム、ソルビン酸、Onamer MR、および当
業者に等しく周知の他の薬剤。このような防腐剤は、用
いられるならば、典型的には約0.001重量%と1.0重量%
との間の量で用いられ得る。製剤の張度または重量オス
モル濃度を調節するのに用いられ得る適切な薬剤の例と
して以下が挙げられる:塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、マンニトール、デキストロース、グリセリンおよび
プロピレングリコール。このような薬剤は、用いられる
ならば、典型的には約0.1重量%と10.0重量%との間の
量で用いられ得る。
組成物が、眼への局所的な投与に適切な種々の投与形
態(溶液、懸濁物、エマルジョン、ゲル、および侵食性
眼用固形挿入物(erodible solid ocular inserts))
に製剤化され得ることは、当業者に理解されるところで
ある。組成物は好ましくは水性であり、5.0と7.8との間
のpHを有し、そして1キログラムあたり280ミリオスモ
ルと320ミリオスモル(mOsm/kg)との間の重量オスモル
濃度を有する。
以下の実施例は、さらに、本発明の抗緑内障組成物を
実例を挙げて示す。
実施例1 次の製剤は、本発明の眼用水性懸濁物の典型例であ
る。
・ 表1参照。
・・遊離の塩基1.5重量%におおよそ等しい。
調製: 化合物3、12または13、およびベタキソロールまたは
チモロールを、水の総量の50%中に混合し、均一な分散
物を形成する。Carbopol 934Pを水性分散物としてゆっ
くり加える。次いで、この混合物を高速で均質化する。
他の成分を水溶液として加え、次いで水を最終の量とな
るまで加える。生成物A−Fは、白い均一な懸濁物であ
る。
実施例2 次の製剤は、本発明の眼用水性懸濁物の典型例であ
る。
・ 表1参照。
・・遊離の塩基1.5重量%におおよそ等しい。
調製: アンバーライト、ベタキソロールおよび化合物3、
9、12または13を、水の総量の50%中に混合し、均一な
分散体を形成する。Carbopol 934Pを水性分散物として
ゆっくり加える。次いで、この混合物を高速で均質化す
る。他の成分を水溶液として加え、次いで水を最終の量
となるまで加える。生成物G−Oは、白い均一な懸濁物
である。
本発明はまた、緑内障、および他の眼疾患および異常
と関連した高眼圧症を治療し、そして制御する方法に関
する。この方法は、本発明による組成物を、治療に効果
的な量で患者の罹患した眼に局所的に適用することを包
含する。投与の頻度および量は、臨床治療に関わる種々
の要因に基づいて臨床医が決定する。この方法は、典型
的には、1日あたり1回から2回、罹患した眼に対して
1滴または2滴(あるいは、固形物または半固形物の投
与形態の場合はそれに等しい量で)の局所的適用を包含
する。
本発明を、いくつかの好ましい実施態様に関して説明
してきた。しかしながら、本発明は、その意図または必
須の特性からはずれることなく、他の特定の形態または
それらの変更形態が例示され得ることが理解されるべき
である。従って、上記の実施態様は、すべての事項にお
いて例示であると考えられるべきであり、本発明を制限
するものではない。本発明の範囲は、上記の説明よりも
むしろ、添付した請求の範囲により示される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デサンティス,ルイス,ジュニア アメリカ合衆国 テキサス 76109,フ ォート ワース,ウィントン テラス ウエスト 2316 (56)参考文献 特開 昭64−100174(JP,A) 特開 昭63−198686(JP,A) 特開 平3−190825(JP,A) 特開 平5−117167(JP,A) 米国特許3655663(US,A) 国際公開91/15486(WO,A1) 欧州公開452157(EP,A1) International Oph thalmology,15,suppl ement,(1991),p.11〜12 Fortschr Ophthalm ol,88[6],(1991)p.846〜847 J.Med.Chem.,15[6], (1972),p.651〜655

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼科的に許容し得る賦形剤中に、β遮断
    剤、炭酸脱水酵素阻害剤およびアニオン性粘液擬態ポリ
    マーを含有し、懸濁物であり、そして最終組成物のpHが
    約5.0と約7.8との間である、局所的眼用組成物であっ
    て、該炭酸脱水酵素阻害剤が(R)−3,4−ジヒドロ−
    4−エチルアミノ−2−(3−メトキシ)プロピル−2H
    −チエノ[3,2−e]−1,2−チアジン−6−スルホンア
    ミド1,1−ジオキシド(ブリンゾラミド)である、組成
    物。
  2. 【請求項2】前記最終組成物中のβ遮断剤の濃度が約2.
    0重量%以下であり、そして該最終組成物中の炭酸脱水
    酵素阻害剤の濃度が約5重量%以下である、請求項1に
    記載の組成物。
  3. 【請求項3】前記最終組成物中の前記β遮断剤の濃度
    が、約0.1重量%と約1.0重量%との間である、請求項2
    に記載の組成物。
  4. 【請求項4】前記最終組成物中の前記β遮断剤の濃度
    が、約0.25重量%と約0.5重量%との間である、請求項
    3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】前記最終組成物中の前記β遮断剤の濃度
    が、0.25重量%である、請求項4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】前記最終組成物中の前記炭酸脱水酵素阻害
    剤の濃度が、約0.25重量%と約3重量%との間である、
    請求項2に記載の組成物。
  7. 【請求項7】前記最終組成物中の前記炭酸脱水酵素阻害
    剤の濃度が約0.5重量%と約2重量%との間である、請
    求項6に記載の組成物。
  8. 【請求項8】前記β遮断剤が、以下のラセミ体および鏡
    像体より選択される、請求項1〜7のいずれかに記載の
    組成物:ベタキソロール、チモロール、メトプロロー
    ル、ベフノロール、ファリントロール、レボブノロー
    ル、カルテオロール、メピンドロール、ピンドロール、
    ビソプロロール、ボピンドロール、アテノロール、アロ
    チノロール、アセブトロール、ナドロール、セリプロロ
    ール、メチプラノロール、ベバントロール、ICI118,55
    1、パマトロール、ペンブトロール、トリプロロール、
    チプレノロール、プラクトロール、プロシノロール、エ
    キサプロロール、シクロプロロール、カラゾロール、タ
    ゾロール、チエノキソロール、オクスプレノロール、プ
    ロプラノロール、IPS339、ラベタロール、ジレバロー
    ル、エスモロール、ブプラノロール、ブノロール、イソ
    キサプロロール、ジアセトロール、ヒドロキシレボブノ
    ロール、カルベジロール、および薬学的に許容し得るそ
    れらの塩。
  9. 【請求項9】前記β遮断剤が、以下のラセミ体および鏡
    像体より選択される、請求項8に記載の組成物:ベタキ
    ソロール、チモロール、カルテオロール、レボブノロー
    ルおよびヒドロキシレボブノロール、ならびに薬学的に
    許容し得るそれらの塩。
  10. 【請求項10】前記β遮断剤が、ベタキソロールまたは
    薬学的に許容し得るその塩である、請求項9に記載の組
    成物。
  11. 【請求項11】前記β遮断剤が、S−チモロールまたは
    薬学的に許容し得るその塩である、請求項9に記載の組
    成物。
  12. 【請求項12】前記β遮断剤が以下の式で表されるチア
    ジアゾールである、請求項1〜7のいずれかに記載の組
    成物: および、任意で、活性な異性体および薬理学的に許容し
    得るそれらの塩であって、ここで、R″は以下からなる
    群より選択される:水素、ハロゲン、C1-5のアルキル、
    C2-5のモノアルケニル、C2-5のアルコキシ、C3-6のシク
    ロアルキル、フェニル、フェニルアルキル(phenalky
    l)、モルホリノ、フリル、チエニルおよびピリル。
  13. 【請求項13】R″が以下からなる群より選択される、
    請求項12に記載の組成物:塩素、エチル、アリル、シク
    ロプロピル、エトキシ、フェニル、フェニル−クロロメ
    チルおよび2−(シクロプロピルメトキシ)エチル。
  14. 【請求項14】前記最終組成物中の前記アニオン性粘液
    擬態ポリマーの濃度が約0.05重量%と約8.0重量%との
    間である、請求項1〜13のいずれかに記載の組成物。
  15. 【請求項15】非常に粒の細かい薬物運搬基体をさらに
    含有する、請求項14に記載の組成物であって、前記最終
    組成物中の、該非常に粒の細かい薬物運搬基体の濃度が
    約0.05重量%と約10.0重量%との間である、組成物。
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