JP2964853B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2964853B2
JP2964853B2 JP25606293A JP25606293A JP2964853B2 JP 2964853 B2 JP2964853 B2 JP 2964853B2 JP 25606293 A JP25606293 A JP 25606293A JP 25606293 A JP25606293 A JP 25606293A JP 2964853 B2 JP2964853 B2 JP 2964853B2
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式による画
像形成装置に関する。さらに詳しくは、潜像担持体と対
向する位置において潜像担持体と接触する部材として、
帯電手段または現像手段(現像剤担持体)または転写手
段等を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式による画像形成装置
では、潜像担持体を均一に帯電させるための帯電手段、
潜像担持体上の潜像を可視像化するための現像手段、あ
るいは潜像担持体上の可視像を所望の記録媒体(紙)に
転写するための転写手段等が潜像担持体と対向する位置
に配置されている。
【0003】基本的な配置は従来と同様だが、近年、環
境への配慮あるいは高画質化への対応等の観点から、こ
れらの帯電、現像あるいは転写手段等を潜像担持体に接
触配置させた画像形成装置が検討されている。
【0004】以下、従来の技術について、より詳細に説
明する。
【0005】帯電あるいは転写手段としては、従来、潜
像担持体に非接触である、コロナ帯電やコロナ転写が使
われていたが、その使用にあたりオゾンが発生し環境に
対し悪影響を及ぼしていた。そこで近年、オゾンの発生
量を低減するために、コロナ帯電やコロナ転写に代わ
り、接触帯電や接触転写の使用が検討されている。接触
帯電や接触転写は、有害なオゾンをほとんど発生しない
ばかりでなく、コロナ帯電やコロナ転写に比べ低電圧で
使用することができ、電源面でも有利となっている。ま
た、接触転写では潜像担持体上の可視画像を画像ボケを
招くことなく、忠実に転写できることから、高画質化に
も有効である。
【0006】例えば、潜像担持体と対向する位置におい
て、潜像担持体に接触配置される帯電部材を有する画像
形成装置としては、特開昭56−104346、特開昭
63−149668、特開昭63−208878、特開
平1−52177等が提案されている。
【0007】また、例えば、潜像担持体と対向する位置
において、潜像担持体に接触配置される転写部材を有す
る画像形成装置としては、第68回 電子写真学会研究
討論会(Japan Hardcopy 1991 F
all)予稿集 pp27〜30「中抵抗弾性体を用い
たローラ転写方式について」、あるいは、米国特許37
81105、特開平2−120779等が提案されてい
る。
【0008】現像手段としては、現像時の現像空隙を最
小にして現像電極効果を高めることにより高解像度化に
対応した現像手段として、加圧現像法あるいは圧接現像
法として公知の現像手段が、近年、特に注目されてい
る。
【0009】前述の如き現像手段を有する画像形成装
置、すなわち、潜像担持体と対向する位置において、潜
像担持体に接触配置される現像剤担持体を有する画像形
成装置としては、米国特許3152012、米国特許3
731146、特開昭47−13088、特開平1−1
91880、特開平3−259276等が提案されてい
る。
【0010】さて、潜像担持体に対し接触配置される帯
電、現像あるいは転写手段等を有する画像形成装置にお
いては、接触ニップ、すなわち、帯電、現像あるいは転
写手段等が潜像担持体と接触する領域を均一かつ安定し
て形成することが不可欠である。
【0011】したがって、転写部材、現像剤担持体、転
写部材等、潜像担持体に接触する部材は、適当な弾性を
有することが要求される。
【0012】しかし、潜像担持体に接触配置されるそれ
らの部材を弾性体とすると、弾性体の弾性をさらに増進
させるために添加される可塑剤、あるいは、弾性体製造
時に由来する未反応低分子量成分が徐々にそれら部材の
表面に滲み出し、潜像担持体に移行し、潜像担持体の劣
化(潜像担持体の電気抵抗の低下、あるいは、キャリア
の移動の阻害による潜像担持体の光感度の低下に起因す
る潜像の乱れやコントラストの低下等)あるいは現像剤
の劣化(現像剤の凝集あるいは溶融、さらに溶融した現
像剤のそれら部材あるいは潜像担持体への付着)という
問題が生じる。また、それら部材自身の材質が潜像担持
体に対し親和性あるいは粘着性を有する場合について
も、それら部材の一部が潜像担持体に付着する、また
は、逆に潜像担持体の一部が破壊/剥離する等、同様の
問題が生じる。
【0013】このような問題に対する1つの解答として
は、例えば、特開平1−214881、特開平2−31
1872等が挙げられる。これらの従来例は、弾性層中
の可塑剤が滲み出さないように弾性層表面を耐油性を有
する樹脂またはゴム、あるいは、可塑剤に対し耐性を有
する樹脂またはゴムにより被覆するものである。
【0014】しかし、このような従来例においては、弾
性層表面を被覆する樹脂またはゴムの材質は限定された
ものとなってしまう。また、このような従来例において
は、弾性層から滲み出す可塑剤を現像剤担持体の表面に
は滲み出さないように単に現像剤担持体表面に可塑剤の
通過を防止する被覆を設けただけであり、したがって、
弾性層と被覆の界面には弾性層から滲み出した可塑剤が
徐々に蓄積し、弾性層と被覆との接着強度が低下し、長
期の使用においては被覆が弾性層から剥離してしまう。
【0015】ここで、本発明者らは、本発明と従来例の
違いをより明確にするために、以下の従来例についても
言及する。
【0016】特開昭58−194061は、帯電部材と
して、表面に非粘着性被膜を設けた部材を用いるもので
ある。この非粘着性被膜は、帯電部材に付着した現像剤
の除去を容易にすることを目的とするものである。
【0017】特開昭62−42175は、現像剤担持体
としてフィラーを添加(60重量%以下)したシリコー
ンゴムを用いるものである。これは、シリコーンゴム特
有の性質、すなわち、シリコーンゴムが元来有する粘着
性を利用して現像剤を搬送するものであり、その粘着性
をフィラーの添加により適度に低下させることを目的と
している。
【0018】特開平1−142562は、現像剤担持体
として、体積抵抗率1010Ωcm以下かつ粒径3〜10
0μmのマグネタイト、フェライト等の金属酸化物を添
加した塗膜をスリーブ基体に塗布したものである。これ
は、導電剤として金属酸化物を添加し、かつ、金属酸化
物の粒径により塗膜の表面粗さを所望値とすることを目
的としている。尚、金属酸化物の帯電極性を現像剤の帯
電極性に応じて選択することについて記載がある。
【0019】特開平3−284769、特開平4−10
6569は、現像剤担持体として、金属酸化物を導電剤
として添加した樹脂塗膜を芯金に塗布したものである。
これは、金属酸化物を導電剤として用いることにより、
均一な電気抵抗を有する塗膜を形成することを目的とし
ている。
【0020】特開平4−70876は、現像剤担持体と
して、ウレタンゴムにシリカを内添させたものである。
これは添加したシリカにより現像剤を所望の極性に帯電
させることを目的としている。
【0021】特開平4−88375は、現像剤担持体と
して、粒径1〜3μmのシリカを添加した樹脂塗膜を芯
金に塗布したものである。これは、シリカの粒径により
塗膜の表面粗さを所望値に維持することを目的としてい
る。
【0022】すなわち、上記の従来例は、潜像担持体に
接触配置される部材に関し、非粘着性被膜を有する部
材、あるいは金属酸化物やシリカ等の微粒子を添加した
部材について記述されたものであるが、何れも、弾性体
から滲み出す可塑剤等の潜像担持体への移行、あるいは
潜像担持体に接触配置される部材自身の潜像担持体に対
する親和性あるいは粘着性による一部付着、または逆に
潜像担持体の一部剥離等の問題については、全く考慮さ
れていない。
【0023】また、以下の従来例についても言及する。
【0024】特開平2−141761、特開平2−22
2985は、帯電部材として、その表面粗さRzを5μ
m以下と規定したものである。これは潜像担持体への帯
電を均一にすることを目的とするものである。
【0025】特開昭55−140858は、現像剤担持
体として、その表面粗さを現像剤の平均粒子径の1/4
〜3倍と規定したものである。また、特開昭61−28
977は、現像剤担持体として、その表面粗さRaを
0.1〜0.5μmと規定したものである。これらは現
像剤担持体により搬送される現像剤の搬送状態を均一か
つ一定に維持することを目的とするものである。
【0026】すなわち、上記の従来例は、各部材の表面
粗さについて記述されたものであるが、何れも、弾性体
から滲み出す可塑剤等の潜像担持体への移行、あるいは
潜像担持体に接触配置される部材自身の潜像担持体に対
する親和性あるいは粘着性による一部付着、または逆に
潜像担持体の一部剥離等の問題については、全く考慮さ
れていない。
【0027】さらに、以下の従来例についても言及す
る。
【0028】特開平1−66673は、帯電部材とし
て、表面に潤滑性粉末を分散させた誘電体層を設けた部
材を用いるものである。この潤滑性粉末は帯電部材と潜
像担持体の滑り性を向上させることを目的とするもので
ある。
【0029】この従来例においては、帯電部材を構成す
る弾性体からの可塑剤に起因する問題についての記述は
あるが、それは帯電部材表面の誘電体層により防止され
るとされ、前述の従来例、特開平1−214881、特
開平2−311872等と同様な解決手法を用いるもの
であり、潤滑性粉末との関連性は認められない。
【0030】また、特開平3−293364は、帯電部
材として、表面に非粘着性の絶縁体層を設けた部材を用
いるものである。この従来例においても、帯電部材を構
成する弾性体からの可塑剤に起因する問題についての記
述はあるが、それは帯電部材表面の絶縁体層により防止
されるとされ、前述の従来例、特開平1−21488
1、特開平2−311872等と同様な解決手法を用い
るものであり、非粘着性であることの関連性は認められ
ない。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】従来、潜像担持体に接
触配置される部材を有する画像形成装置において、前記
部材として弾性体を用いた場合、弾性体に添加される可
塑剤、あるいは、弾性体製造時の由来する未反応低分子
量成分が徐々に前記部材の表面に滲み出し、さらに、潜
像担持体に移行することにより、潜像担持体の劣化とい
う問題が生じる。また、前記部材自身の材質が潜像担持
体に対し親和性を有する場合についても、前記部材の一
部が潜像担持体に付着する、または逆に潜像担持体の一
部が剥離する等、同様の問題が生じる。
【0032】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、潜像担持体に接
触配置される部材を簡単な構成、かつ、従来よりも材料
選択の幅が広範な構成の部材としながら、上述の問題
点、すなわち、部材に起因する潜像担持体の劣化等を防
止することができる画像形成装置を提供することにあ
る。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明は、潜像担持体の
周囲に部材を配置して静電潜像の形成、顕像化を行う画
像形成装置において、前記部材は、可塑剤を添加した弾
性体を用いて前記潜像担持体に接触配置すると共に、少
なくとも表面から0.5μmまでの領域内を、前記潜像
担持体に対し親和性及び粘着性を有しない平均粒子径
0.1μm以上の非粘着性微粒子が20体積%以上含有
する前記非粘着性微粒子の分散領域とし、かつ、その表
面粗さRa(中心線平均粗さ)を0.4μm以上とした
ことを特徴とする。
【0034】
【0035】
【作用】本発明の画像形成装置によれば、潜像担持体に
接触配置される部材がその少なくとも表面に、平均粒径
0.1μm以上の非粘着性微粒子を20体積%以上含有
し、かつ、前記部材の表面粗さRa(中心線平均粗さ)
を0.4μm以上とすることにより、 前記部材からの可塑剤等の潜像担持体に対し有害な物
質の部材表面への滲み出しが抑制される(非粘着性微粒
子が立体障害となり有害物質の物質移動が抑制され
る)、 前記部材の表面における可塑剤等の有害物質が滲み出
す領域、あるいは、前記部材を構成する樹脂等(非粘着
微粒子以外の構成要素)が前記部材の表面に露出してい
る領域を非粘着性微粒子の存在により一定面積以下とす
ることにより、潜像担持体と前記部材の接触領域におい
て、潜像担持体に対し有害な影響を与える表面領域が減
少する、 前記部材の表面粗さを一定値以上とすることにより、
潜像担持体と前記部材の接触領域において、両者の有効
接触面積を低減することにより、また、前記部材の表面
粗さの凸部が非粘着性微粒子により形成されることによ
り、潜像担持体に対し有害な影響を与える表面領域が減
少する、等の相乗効果により、前記部材から潜像担持体
への可塑剤等の移行、前記部材の潜像担持体への一部付
着、あるいは、潜像担持体の一部剥離等が防止される。
【0036】以下、実施例により本発明の詳細を示す。
【0037】
【実施例】図1は、本発明の画像形成装置における、潜
像担持体に接触配置される部材(以下、接触部材と呼称
する)の断面概略図である。
【0038】図1(a)は、接触部材101として、導
電性基体102の外周に弾性層103、表面層104を
順にそれぞれ同心円状に配設したものである。
【0039】弾性層103としては、公知のゴム(エラ
ストマー)、樹脂あるいはそれらの発泡体を使用するこ
とが可能であり、必要に応じて公知の導電剤等が添加さ
れる。
【0040】また、表面層104としては、非粘着性微
粒子をゴムあるいは樹脂に分散したものが使用される。
必要に応じて導電剤等が添加されるのはもちろんであ
る。
【0041】ゴムあるいは樹脂としては、例えば、天然
ゴム、スチレン・ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブ
タジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、シリ
コーンゴム、エチレン・プロピレンゴム、フッ素ゴム、
アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、スチロール樹
脂、塩化ビニル、ポリウレタン、フェノール樹脂、ユリ
ア樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレン、メタクリル樹脂
等を適用することが可能である。
【0042】また、非粘着性微粒子としてアルミニウム
や銅等の金属微粒子やカーボンブラック、あるいは酸化
錫等の金属酸化物微粒子等の導電性微粒子を用いれば、
非粘着性微粒子を導電剤としても機能させることが可能
である。
【0043】尚、表面層104を構成するゴムあるいは
樹脂自身が潜像担持体に対し親和性あるいは粘着性を有
する場合は、弾性層103がアルミニウム等の金属性円
筒に置き換えられたとしても、本発明が同様の効果を発
揮し得るのは、その作用から見て当然のことである。
【0044】図1(b)は、接触部材101として、導
電性基体102の外周に弾性層103のみを設したもの
である。
【0045】弾性層103としては、非粘着性微粒子を
公知のゴムあるいは樹脂に分散させたものが使用され
る。さらに、必要に応じて公知の導電剤等が添加され
る。
【0046】非粘着性微粒子の効果は、接触部材表面に
存在する非粘着性粒子により得られるものであるため、
弾性層103全体に非粘着性粒子が分散されている必要
はなく、接触部材表面近傍、具体的には、接触部材表面
から中心方向にむかって、表面から概略0.5μm以上
までの領域内に、非粘着性粒子が分散されていれば充分
である。非粘着性粒子が分散されているべき範囲が接触
部材の表面近傍の厚さ概略0.5μm以上は必要である
という理由は、本発明の非粘着性微粒子の平均粒径が
0.1μm以上であり、また、現像剤担持体表面から非
粘着性微粒子が機械的に離脱することなく、維持される
ためには、非粘着性微粒子の分散領域において充分な機
械的強度が必要であるからである。
【0047】したがって、同様の理由から、図1(a)
に示す接触部材101においては、非粘着性微粒子を分
散させた表面層104の厚さも概略0.5μm以上必要
である。
【0048】尚、図1(b)に示す接触部材101にお
ける現像表面近傍の非粘着性微粒子の分散領域の厚さに
ついては、現像剤担持体の断面を透過型電子顕微鏡によ
り観察する等の手段により測定できる。
【0049】また、非粘着性微粒子の存在領域における
非粘着性微粒子の含有率(体積%)については、製造時
の原料投入量比、一般的な組成分析、あるいは現像剤担
持体の断面を透過型電子顕微鏡により観察し、その投影
像を画像処理し、その面積比を算出する等の手段により
求めることができる。
【0050】以下、さらに詳細に、本発明を説明する。
【0051】(実施例1)本実施例においては、図1
(a)に示す接触部材101を作成し、評価した。
【0052】本実施例における弾性層103は、ポリウ
レタンにカーボンブラックを添加したものであり、ゴム
硬度(JIS−A硬度)40゜、体積抵抗率約104Ω
・cmである。
【0053】また、本実施例における表面層104は、
ポリエステル樹脂を結着樹脂とし、非粘着性微粒子とし
てシリカ(SiO2)を分散させたものである。
【0054】尚、弾性層103の外径は20mmφ、表
面層の膜厚は10μmとした。
【0055】表面層の詳細を表1に示す。(尚、表1記
載の接触部材の中心線平均表面粗さRaは、0.4μm
とした。)
【0056】
【表1】
【0057】さらに、本実施例において作成した接触部
材を温度55℃、相対湿度85%の環境下において、潜
像担持体に荷重50g/cmにて圧接し、120時間放
置した。
【0058】また、潜像担持体としては市販の有機感光
体(外径30mmφ。アルミニウム製円筒基体上に電荷
発生層及び電荷移動層を積層。)を用いた。
【0059】尚、上記試験の環境条件は一般的な画像形
成装置の高温高湿時の機内環境あるいは常温常湿時に対
する加速試験環境として妥当なものであることを付記し
ておく。
【0060】また、上記試験における接触部材と潜像担
持体との接触圧力は、潜像担持体に帯電、現像、あるい
は、転写手段を接触させる場合、通常、その接触圧力は
3〜200g/cm程度であることを考慮したものであ
る。
【0061】さて、上記接触試験における放置期間終了
後、接触部材を潜像担持体から離間させ、潜像担持体の
表面を観察した結果を表2に示す。
【0062】
【表2】
【0063】さらに、接触試験の放置期間終了後、接触
部材を潜像担持体から離間させ、接触部材接触部材ある
いは潜像担持体の表面に損傷が認められなければ、接触
試験後の潜像担持体を図2に示される画像形成装置に装
着し、画像の形成を行い、潜像担持体の劣化の程度につ
いて評価した。
【0064】ここで、本実施例において用いられる画像
形成装置について簡単に説明する。
【0065】図2は本実施例において用いられる画像形
成装置の断面概略図であり、基本的な配置及び機能は市
販の電子写真方式による画像形成装置と同等なものであ
る。ただし、本発明はこれに限定されるものではないこ
とはもちろんである。
【0066】潜像担持体1は導電性の支持部2の上に光
導電性の感光層3を形成したものからなる。
【0067】潜像担持体1は帯電ローラ等、潜像担持体
1に接触配置される帯電器4により帯電させられる。
【0068】帯電させられた潜像担持体1に、レーザや
LED等の光源5から画像信号に応じて選択的に射出さ
れた光を結像光学系6を通して照射し、潜像担持体1に
電位コントラスト、すなわち、静電潜像を形成する。
【0069】一方、現像剤担持体9に保持された現像剤
8は、金属や樹脂で構成される薄板状の弾性ブレード1
3で均一に薄層化され、現像剤担持体9の回転によっ
て、潜像担持体1と現像剤担持体9が(現像剤8を介し
て)接触している現像領域まで搬送される。
【0070】ここで、現像剤8は、潜像担持体1の電位
コントラスト及び潜像担持体1の導電性の支持部2と現
像剤担持体9との間に印加される現像バイアスによる現
像電界に応じて、潜像担持体1に付着し、潜像担持体1
に可視像が形成される。
【0071】さらに、潜像担持体1の可視像は、転写ロ
ーラ等の潜像担持体1に接触配置される転写器15によ
り記録紙16に転写される。
【0072】記録紙16に転写された画像は、熱や圧力
により記録紙に定着され、所望の画像が記録紙に形成さ
れる(定着手段については図示せず)。
【0073】さて、本実施例においては、表2に記載し
たように、接触部材B、Cのみが潜像担持体の表面に接
触部材の表面層が付着し、実使用に適さないことが明ら
かとなった。そこで、接触部材A1、A4〜A9と接触
試験を行った潜像担持体を図2に示す画像形成装置に装
着し、画像の形成を行い、潜像担持体の劣化について評
価した。
【0074】接触部材A1、A4〜A9と接触させた後
の潜像担持体の劣化について評価した結果を表3に示
す。
【0075】
【表3】
【0076】尚、表3では、接触部材との接触試験にお
いては潜像担持体の表面に損傷は認められないが、その
潜像担持体を用いて画像の形成を行った時に、画像欠陥
が発生し、潜像担持体に劣化が発生していることが認め
られる。尚、画像欠陥としては、本実施例においては黒
スジが発生したが、可塑剤の種類等によっては逆に、画
像の白抜け(白スジ)が発生する場合もある。
【0077】しかし、画像形成直後に画像欠陥が認めら
れ、潜像担持体に劣化が発生しているとしても、一般的
な画像形成装置においては、画像形成に先立ち、初期化
あるいは前工程において、潜像担持体が駆動されるた
め、潜像担持体の劣化が可逆であり、画像形成前にその
劣化が解消されるものであれば、実用上使用可能である
と判断される。本実施例においては、潜像担持体の劣化
が不可逆であるか否かの判断基準は、接触部材と潜像担
持体との接触部分に起因する画像欠陥が、潜像担持体が
画像形成サイクル(潜像担持体の回転)を画像形成開始
から連続5回転以上行っても、画像欠陥が解消されない
場合、潜像担持体の劣化が不可逆であるとした。
【0078】実際、本実施例においては、潜像担持体の
表面には損傷は認められないが、その潜像担持体を用い
て画像の形成を行った時に、最初の画像には画像欠陥
(黒スジ)が発生しているが、画像形成に従い、黒スジ
は徐々に薄くなり、潜像担持体5回転以内には、黒スジ
は解消された。すなわち、画像形成開始直後には潜像担
持体の劣化は認められたが、画像欠陥その潜像担持体の
劣化が可逆、つまり、一過性のものであり、実用上問題
がない。
【0079】以下、表4に本実施例の評価結果(表2及
び表3)をまとめる。
【0080】
【表4】
【0081】上記表4の総合評価が×及び△は実用に不
適であることを示す。ただし、△については、本実施例
において用いた、一般的な画像形成装置では実使用には
不適だが、例えば、潜像担持体上に転写残りした現像剤
を除去/回収する手段として公知のクリーニングブレー
ド等を用いて、潜像担持体の表面を摺擦あるいは摩滅さ
せる等の潜像担持体を清掃/再生する手段を用いる場合
や、画像形成を開始する前の初期化あるいは前工程を充
分に長くする場合は、使用が可能である。
【0082】また、上記表4の総合評価が○及び◎は実
用に適すことを示す。ただし、特に◎については、潜像
担持体に損傷を与えることが皆無であり、特に良好な結
果が得られた。
【0083】すなわち、本実施例においては、接触部材
として、その少なくとも表面に、平均粒子径0.1μm
以上の非粘着性微粒子を20体積%以上含有し、かつ、
前記部材の表面粗さRa(中心線平均粗さ)を0.4μ
m以上とすることにより、接触部材を潜像担持体に接触
させた場合に、潜像担持体に損傷を与えること無く、良
好な画像を形成することができる。また、特に、非粘着
性微粒子を40体積%以上含有させるとより有効であ
る。
【0084】尚、非粘着性粒子の平均粒子径が0.1μ
m未満では有効な効果が得られない理由としては、非粘
着性微粒子が微細過ぎるため、接触部材表面に有効に
露出しない、表面層下部の弾性層からの可塑剤等の有
害物質を毛管現象により表面に吸い上げてしまう、等の
理由が考えられる。
【0085】さらに、本実施例においては、評価結果○
以上、すなわち、実使用上問題がない接触部材A6〜A
9を新たに作成し、図2に示される画像形成装置の帯電
ローラ、現像剤担持体、転写ローラとして、画像形成を
行ったが、良好な画像が形成され、全く問題は認められ
なかった。
【0086】(実施例2)本実施例においては、実施例
1と同じ構成/材質にて、接触部材を作成し、評価し
た。
【0087】ただし、本実施例では、接触部材の表面粗
さRaについて着目した。
【0088】表面層の詳細を表5に示す。(尚、実施例
1の接触部材A6を本実施例とあわせて記載する。)
【0089】
【表5】
【0090】本実施例においても、実施例1と同様の接
触部材と潜像担持体との接触試験及び接触試験後の潜像
担持体による画像形成を行った。
【0091】表6に本実施例の評価結果をまとめる。
(尚、実施例1の接触部材A6を本実施例とあわせて記
載する。)
【0092】
【表6】
【0093】上記表6より明らかなように、本実施例に
おいては、接触部材として、その少なくとも表面に、平
均粒子径0.1μm以上の非粘着性微粒子を20体積%
以上含有し、かつ、前記部材の表面粗さRa(中心線平
均粗さ)を0.4μm以上とすることにより、接触部材
を潜像担持体に接触させた場合に、潜像担持体に損傷を
与えること無く、良好な画像を形成することができる。
また、特に、接触部材の表面粗さRaを0.6μm以上
とするとより有効である。
【0094】(実施例3)本実施例においては、実施例
1同様に、接触部材101を作成し、評価した。
【0095】本実施例における弾性層103は、NBR
(ニトリル・ブタジエンゴム)にカーボンブラックを添
加したものであり、ゴム硬度(JIS−A硬度)約40
゜、体積抵抗率約106Ω・cmである。
【0096】また、本実施例における表面層104は、
メチルメトキシ化ナイロンを結着樹脂とし、さらに、非
粘着性微粒子として、フッ素樹脂微粒子を分散させたも
のである。
【0097】尚、表面層の膜厚は約30μmとした。
【0098】表面層の詳細を表7に示す。
【0099】
【表7】
【0100】本実施例においても、実施例1と同様の接
触部材と潜像担持体との接触試験及び接触試験後の潜像
担持体による画像形成を行った。
【0101】表8に本実施例の評価結果をまとめる。
【0102】
【表8】
【0103】上記表8より明らかなように、本実施例に
おいては、非粘着性微粒子としてフッ素樹脂微粒子を用
いたが、実施例1同様に、接触部材として、その少なく
とも表面に、平均粒子径0.1μm以上の非粘着性微粒
子を20体積%以上含有し、かつ、前記部材の表面粗さ
Ra(中心線平均粗さ)を0.4μm以上とすることに
より、接触部材を潜像担持体に接触させた場合に、潜像
担持体に損傷を与えること無く、良好な画像を形成する
ことができる。
【0104】(実施例4)本実施例においては、実施例
1と同様に、接触部材101を作成し、評価した。
【0105】本実施例における弾性層は、実施例2と同
様の材質/構成の弾性層を用いた。
【0106】また、本実施例における表面層は、ポリウ
レタン樹脂を結着樹脂として、また、導電剤として、平
均粒子径0.04μmのカーボンブラックを10体積%
添加/分散し、さらに、非粘着性微粒子として、酸化鉄
を添加/分散したものをもちいた。
【0107】表面層の詳細を表9に示す。
【0108】
【表9】
【0109】本実施例においても、実施例1と同様の接
触部材と潜像担持体との接触試験及び接触試験後の潜像
担持体による画像形成を行った。
【0110】表10に本実施例の評価結果をまとめる。
【0111】
【表10】
【0112】上記表10より明らかなように、本実施例
においては、非粘着性微粒子として酸化鉄を用いたが、
実施例1同様に、接触部材として、その少なくとも表面
に、平均粒子径0.1μm以上の非粘着性微粒子を20
体積%以上含有し、かつ、前記部材の表面粗さRa(中
心線平均粗さ)を0.4μm以上とすることにより、接
触部材を潜像担持体に接触させた場合に、潜像担持体に
損傷を与えること無く、良好な画像を形成することがで
きる。
【0113】特に、本実施例の接触部材D2とD3の差
異、すなわち、接触部材D2においては導電剤(カーボ
ンブラック)と非粘着性微粒子(酸化鉄)の表面層中の
含有率が両者の合計で20体積%を越えているにも関わ
らず、潜像担持体の劣化を生じさせており、一方、接触
部材D3においては、非粘着性微粒子のみの表面層中の
含有率が20体積%とすることで、潜像担持体の劣化が
防止されていることに注目すべきである。すなわち、平
均粒子径0.1μmに満たない非粘着性微粒子と平均粒
子径0.1μm以上の非粘着性微粒子を同時に添加した
としても、潜像担持体の劣化を防止するためには、平均
粒子径0.1μm以上の非粘着性微粒子のみが寄与する
ことは、本実施例により明かである。また、導電剤を用
いる場合には、導電剤として非粘着性微粒子を選択し、
かつ、導電剤の平均粒子径を0.1μm以上とすること
により、非粘着性微粒子による本発明の効果を得ること
ができることは明かである。
【0114】さて、本実施例においても、総合評価○以
上の接触部材について、新たに作成し、実施例1と同様
に、帯電ローラ、現像剤担持体または、転写ローラとし
て画像形成を行ったところ、良好な画像が得られた。
【0115】ただし、接触部材D5を現像剤担持体とし
て用いた場合には、表面層に微細な割れが発生した。つ
まり、非粘着性微粒子(平均粒子径0.1μm未満のも
のをも含む)を70体積%以上添加すると、表面層の機
械的強度が低下し、長期使用においては問題が生ずると
考えられる。したがって、非粘着性微粒子の添加量とし
ては70体積%未満とすることが望ましい。
【0116】また、接触部材D9を現像剤担持体として
用いた場合には、潜像担持体表面に微細な傷が多数発生
した。一方、接触部材D7及びD8を現像剤担持体とし
て用いた場合には、特に潜像担持体表面の傷は認められ
なかった。つまり、非粘着性微粒子の平均粒子径を3μ
m以上とし、かつ、接触部材の表面粗さRaを1μm以
上とすると、接触部材により潜像担持体の表面が機械的
に傷つけられ、長期使用においては問題が生ずると考え
られる。したがって、非粘着性微粒子の平均粒子径を3
μm未満、もしくは、接触部材の表面粗さRaを1μm
未満とすることが望ましい。
【0117】(実施例5)本実施例においては、図1
(b)に示す接触部材101を作成し、評価した。
【0118】本実施例における弾性層103は、シリコ
ーンゴムに非粘着性微粒子として平均粒子径0.3μm
の導電性酸化チタンを40体積%添加したものであり、
ゴム硬度(JIS−A硬度)約40゜、体積抵抗率約1
6Ω・cmである。
【0119】尚、弾性層の外径は約20mmφである。
【0120】弾性層の詳細を表11に示す。
【0121】
【表11】
【0122】本実施例においても、実施例1と同様の接
触部材と潜像担持体との接触試験及び接触試験後の潜像
担持体による画像形成を行った。
【0123】表12に本実施例の評価結果をまとめる。
【0124】
【表12】
【0125】上記表12より明らかなように、本実施例
においては、非粘着性微粒子を弾性層中に添加/分散さ
せたものを用いたが、実施例1同様に、接触部材とし
て、その少なくとも表面に、平均粒子径0.1μm以上
の非粘着性微粒子を20体積%以上含有し、かつ、前記
部材の表面粗さRa(中心線平均粗さ)を0.4μm以
上とすることにより、接触部材を潜像担持体に接触させ
た場合に、潜像担持体に損傷を与えること無く、良好な
画像を形成することができる。
【0126】以上、実施例を述べたが、本発明は、潜像
担持体と対向する位置において潜像担持体と接触する部
材ならば、帯電、現像あるいは転写手段のみならず、潜
像担持体上に転写残りした現像剤を除去するためのクリ
ーニング手段や、転写残りした現像剤を現像手段により
除去すると同時に現像を行う画像形成装置において、現
像/クリーニング手段の前段に設置される転写残り現像
剤を分散/均し手段等に適用することも可能であり、ま
た、現像剤担持体や潜像担持体の端部のシール部材等に
適用することも可能である。また、本発明の画像形成装
置としては、プリンタのみならず、複写機、ファクシミ
リ、ディスプレイ等にも適用可能である。
【0127】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像形成装置に
よれば、潜像担持体と対向する位置において潜像担持体
と接触する部材を有する画像形成装置において、前記部
材がその少なくとも表面に、平均粒子径0.1μm以上
の非粘着性微粒子を20体積%以上含有し、かつ、前記
部材の表面粗さRa(中心線平均粗さ)を0.4μm以
上とすることにより、接触部材の特に表面の材質に特に
限定されることなく、前記部材から潜像担持体への可塑
剤等の移行、前記部材の潜像担持体への一部付着、ある
いは、潜像担持体の一部剥離等による潜像担持体の劣化
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置に用いられる接触部材
の断面概略図であって、(a)は表面層を有する例を示
す図、(b)は表面層を有しない例を示す図。
【図2】 本発明の画像形成装置の断面概観図。
【符号の説明】
1 潜像担持体 4 帯電器 9 現像剤担持体 15 転写器 101 接触部材 102 導電性基体 103 弾性層 104 表面層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−4246(JP,A) 特開 平2−222985(JP,A) 特開 平1−142569(JP,A) 特開 平5−27615(JP,A) 特開 昭58−90669(JP,A) 特開 昭57−82853(JP,A) 特開 平3−293682(JP,A) 特開 平1−142562(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/02 G03G 13/08 G03G 13/16 G03G 15/02 G03G 15/08 - 15/08 507 G03G 15/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像担持体の周囲に部材を配置して静電
    潜像の形成、顕像化を行う画像形成装置において、前記
    部材は、 可塑剤を添加した弾性体を用いて前記潜像担持体に接触
    配置すると共に、 少なくとも表面から0.5μmまでの領域内を、前記潜
    像担持体に対し親和性及び粘着性を有しない平均粒子径
    0.1μm以上の非粘着性微粒子が20体積%以上含有
    する前記非粘着性微粒子の分散領域とし、 かつ、その表面粗さRa(中心線平均粗さ)を0.4μ
    m以上としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記部材は、帯電手段または現像剤担持
    体または転写手段であることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記非粘着性微粒子は、酸化物微粒子で
    あることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記非粘着性微粒子は、フッ素樹脂微粒
    子であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
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