JP2964149B2 - フィルタ回路 - Google Patents

フィルタ回路

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JP2964149B2
JP2964149B2 JP1141269A JP14126989A JP2964149B2 JP 2964149 B2 JP2964149 B2 JP 2964149B2 JP 1141269 A JP1141269 A JP 1141269A JP 14126989 A JP14126989 A JP 14126989A JP 2964149 B2 JP2964149 B2 JP 2964149B2
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circuit
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ヨハネス・オットー・フォールマン
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、非反転入力端子及び反転入力端子並びに非
反転出力端子及び反転出力端子を有する第1平衡増幅器
と、第1及び第2入力端子と、第1及び第2出力端子
と、第1及び第2帰還回路と、第1及び第2入力回路
と、前記の第1平衡増幅器の反転出力端子及び第2出力
端子間の接続ラインと、前記の第1平衡増幅器の非反転
出力端子及び前記の第1出力端子間の接続ラインとを具
えるフィルタ回路であって、前記の第1及び第2帰還回
路の各々は第1コンデンサを有し、第1帰還回路は前記
の第1平衡増幅器の反転出力端子及び非反転入力端子間
に配置され、第2帰還回路は前記の第1平衡増幅器の非
反転出力端子及び反転入力端子間に配置され、前記の第
1及び第2入力回路の各々は第1抵抗と第2コンデンサ
との並列回路を有し、第1入力回路は前記の第1入力端
子と前記の第1平衡増幅器の非反転入力端子との間に配
置され、第2入力回路は前記の第2入力端子と前記の第
1平衡増幅器の反転入力端子との間に配置されている当
該フィルタ回路に関するものである。
このようなフィルタ回路は平衡増幅器を有する能動RC
フィルタを実現するのに極めて適している。
(従来の技術) 平衡増幅器を有する能動RCフィルタは米国特許第4,50
9,019号明細書から既知である。この米国特許明細書に
は平衡増幅器を有する能動RCフィルタの基本原理が開示
されている。更に、この米国特許明細書には一次の低域
通過フィルタを有する前記の基本原理に基づく数種類の
フィルタが開示されている。特定の所望の特性を有する
フィルタを設計するには幾つかの既知の方法がある。し
ばしば用いられている方法は低次のフィルタ区分を縦続
接続している方法である。この目的の為に一次及び二次
区分を用いるのが一般的なことである。四次よりも高い
次数のフィルタ区分はかつて殆ど用いられていない。そ
の理由は、このようなフィルタ区分は実現するのに困難
である為である。最初に記載した種類のフィルタ回路
は、“プロシーディングス・オフ・デ・アイ・イー・イ
ー・イー(Procedings of the IEEE",Vol.75,No.7、198
7年7月、第957頁の論文“ニュー・ストラクチューアー
ズ・フォアー・MOSFET−Cフィルターズ(New Structur
es for MOSFET−C Filters)”から既知である。この論
文には、既知の設計のフィルタを平衡増幅器を有するも
のに変換するのがいかに困難であるかが記載されてい
る。この論文には平衡増幅器を有する3種類の異なる二
次フィルタ区分が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) これらの既知のフィルタ回路には、二次のみのフィル
タが用いられておりこれらのフィルタのいずれも通常の
且つこの次数にとって可能なフィルタ動作のすべてを、
回路構造を全体に亘って変更することなくすなわちフィ
ルタ素子間の相互接続ラインやしばしば回路網の入力端
子及び出力端子の位置を変更することなく実現するのに
適していないという欠点がある。この理由で、平衡増幅
器を有する能動RCフィルタを系統的に設計するのは困難
な仕事である。
本発明の目的は、一次及び高次の能動RCフィルタを簡
単に実現しうるフィルタ回路を提供せんとするにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、非反転入力端子及び反転入力端子並びに非
反転出力端子及び反転出力端子を有する第1平衡増幅器
と、第1及び第2入力端子と、第1及び第2出力端子
と、第1及び第2帰還回路と、第1及び第2入力回路
と、前記の第1平衡増幅器の反転出力端子及び第2出力
端子間の接続ラインと、前記の第1平衡増幅器の非反転
出力端子及び前記の第1出力端子間の接続ラインとを具
えるフィルタ回路であって、前記の第1及び第2帰還回
路の各々は第1コンデンサを有し、第1帰還回路は前記
の第1平衡増幅器の反転出力端子及び非反転入力端子間
に配置され、第2帰還回路は前記の第1平衡増幅器の非
反転出力端子及び反転入力端子間に配置され、前記の第
1及び第2入力回路の各々は第1抵抗と第2コンデンサ
との並列回路を有し、第1入力回路は前記の第1入力端
子と前記の第1平衡増幅器の非反転入力端子との間に配
置され、第2入力回路は前記の第2入力端子と前記の第
1平衡増幅器の反転入力端子との間に配置されている当
該フィルタ回路において、このフィルタ回路が第3及び
第4入力回路をも具えており、これら第3及び第4入力
回路の各々は第3コンデンサを有しており、第3入力回
路は第1回路入力端子と第1平衡増幅器の反転入力端子
との間に配置され、第4入力回路は第2入力端子と第1
平衡増幅器の非反転入力端子との間に配置されているこ
とを特徴とする。
このフィルタ回路は、殆どすべての可能なフィルタ機
能に対する特定の次数の能動RCフィルタを、単に抵抗及
びコンデンサの値を変えるだけで実現しうる一次及び高
次のフィルタ回路に対する基本として作用する基本構造
を構成する。
本発明によるフィルタ回路の第1実施例では、このフ
ィルタ回路が第1及び第2結合回路をも具えており、こ
れら結合回路の各々が第2抵抗を有し、第1結合回路は
第1平衡増幅器の非反転入力端子と第1平衡増幅器の反
転出力端子との間に配置され、第2結合回路は第1平衡
増幅器の反転入力端子と第1平衡増幅器の非反転出力端
子との間に配置されているようにする。
2つの回路網素子を加えることにより一般的な一次の
フィルタ回路が得られる。特別な特性を有するフィルタ
回路はフィルタ素子の値を適切に選択することにより得
られる。
その一例では、第1及び第2入力回路における第2コ
ンデンサのキャパシタンス値がほぼ零であり、第3及び
第4入力回路における第3コンデンサ及び第1及び第2
帰還回路における第1コンデンサのキャパシタンス値が
互いにほぼ等しく、第1及び第2入力回路における第1
抵抗及び第1及び第2結合回路における第2抵抗のコン
ダクタンス値が互いにほぼ等しいようにする。これによ
り一次の全通過回路網が得られる。
他の例では、第1及び第2入力回路における第1抵抗
のコンダクタンス値がほぼ零であり、第3及び第4入力
回路における第3コンデンサのキャパシタンス値がほぼ
零であるようにする。このフィルタ回路は高域通過回路
網を構成する。
上述した基本構造を拡張することにより本発明のフィ
ルタ回路の第2実施例が得られ、この場合、フィルタ回
路が更に、非反転入力端子及び反転入力端子と非反転出
力端子及び反転出力端子とを有する第2平衡増幅器と、
第5、第6、第7及び第8入力回路と、第3及び第4帰
還回路と、第1、第2、第3及び第4結合回路とを具え
ており、前記の第5及び第6入力回路の各々は第4コン
デンサを有し、第5入力回路は第1入力端子と第2平衡
増幅器の非反転入力端子との間に配置され、第6入力回
路は第2入力端子と第2平衡増幅器の反転入力端子との
間に配置され、前記の第7及び第8入力回路の各々は第
3抵抗を有し、第7入力回路は第1平衡増幅器の非反転
出力端子と第2平衡増幅器の非反転入力端子との間に配
置され、第8入力回路は第1平衡増幅器の反転出力端子
と第2平衡増幅器の反転入力端子との間に配置され、前
記の第3及び第4帰還回路の各々は第5コンデンサを有
し、第3帰還回路は第2平衡増幅器の反転出力端子及び
非反転入力端子間に配置され、第4帰還回路は第2平衡
増幅器の非反転出力端子及び反転入力端子間に配置さ
れ、前記の第1及び第2結合回路の各々は第2抵抗を有
し、第1結合回路は第1平衡増幅器の非反転入力端子と
第1ノードとの間に配置され、第2結合回路は第1平衡
増幅器の反転入力端子と第2ノードとの間に配置され、
前記の第3及び第4結合回路の各々は第4抵抗を有し、
第3結合回路は前記の第1ノードと第2平衡増幅器の非
反転入力端子との間に配置され、第4結合回路は前記の
第2ノードと第2平衡増幅器の反転入力端子との間に配
置されているようにする。
その変形例は本発明による一般的な二次フィルタ回路
を構成し、この場合前記の第1ノードと前記の第2平衡
増幅器の反転出力端子と第4出力端子とが相互接続さ
れ、前記の第2ノードと前記の第2平衡増幅器の非反転
出力端子と第3出力端子とが相互接続されているように
する。二次フィルタ回路の特別な例は抵抗及びコンデン
サの値を変えることにより得られる。
その一例では、第1及び第2入力回路における第2コ
ンデンサ、第3及び第4入力回路における第3コンデン
サ及び第5及び第6入力回路における第4コンデンサの
キャパシタンス値がほぼ零であるようにすることにより
低域通過フィルタが得られる。
また、第1及び第2入力回路における第1抵抗のコン
ダクタンス値がほぼ零であり、第3及び第4入力回路に
おける第3コンデンサのキャパシタンス値がほぼ零であ
るようにすることにより高域通過フィルタが得られる。
また、第1及び第2入力回路における第2コンデンサ
のキャパシタンス値がほぼ零であり、第3及び第4入力
回路における第3コンデンサのキャパシタンス値がほぼ
零であるようにすることにより“ノッチフィルタ”とも
称する帯域阻止フィルタが得られる。
全通過回路網の特性を有する例では、第1及び第2入
力回路における第2コンデンサのキャパシタンス値がほ
ぼ零であり、第1及び第2入力回路における第1抵抗並
びに第1及び第2結合回路における第2抵抗のコンダク
タンス値が互いにほぼ等しく、第7及び第8入力回路に
おける第3抵抗並びに第3及び第4結合回路における第
4抵抗のコンダクタンス値がほぼ等しく、第3及び第4
入力回路における第3コンデンサ並びに第1及び第2帰
還回路における第1コンデンサのキャパシタンス値が互
いにほぼ等しく、第5及び第6入力回路における第4コ
ンデンサ並びに第3及び第4帰還回路における第5コン
デンサのキャパシタンス値が互いにほぼ等しいようにす
る。
第1及び第2入力回路における第1抵抗のコンダクタ
ンス値がほぼ零であり、第3及び第4入力回路における
第3コンデンサ並びに第5及び第6入力回路における第
4コンデンサのキャパシタンス値がほぼ零であるように
することにより帯域通過フィルタが得られる。
基本構造を更に拡張することにより本発明によるフィ
ルタ回路の第3実施例が得られ、この場合、このフィル
タ回路が更に、非反転入力端子及び反転入力端子と非反
転出力端子及び反転出力端子とを有する第3平衡増幅器
と、第5及び第6出力端子と、第9、第10、第11、第1
2、第13及び第14入力回路と、第5及び第6結合回路
と、第5及び第6帰還回路とを具えており、前記の第9
及び第10入力回路の各々は第6コンデンサを有してお
り、第9入力回路は第1入力端子と第3平衡増幅器の非
反転入力端子との間に配置され、第10入力回路は第2入
力端子と第3平衡増幅器の反転入力端子との間に配置さ
れ、前記の第11及び第12入力回路の各々は第7コンデン
サを有しており、第11入力回路は第1入力端子と第3平
衡増幅器の反転入力端子との間に配置され、第12入力回
路は第2入力端子と第3平衡増幅器の非反転入力端子と
の間に配置され、前記の第13及び第14入力回路の各々は
第5抵抗を有し、第13入力回路は第2平衡増幅器の反転
出力端子と第3平衡増幅器の反転入力端子との間に配置
され、第14入力回路は第2平衡増幅器の非反転出力端子
と第3平衡増幅器の非反転入力端子との間に配置され、
前記の第5及び第6結合回路の各々は第6抵抗を有し、
第5結合回路は前記の第1ノードと第3平衡増幅器の非
反転入力端子との間に配置され、第6結合回路は前記の
第2ノードと第3平衡増幅器の反転入力端子との間に配
置され、前記の第5及び第6帰還回路の各々は第8抵抗
を有し、第5帰還回路は第3平衡増幅器の非反転入力端
子及び反転出力端子間に配置され、第6帰還回路は第3
平衡増幅器の反転入力端子及び非反転出力端子間に配置
され、第3平衡増幅器の反転出力端子は第6出力端子に
接続され、第3平衡増幅器の非反転出力端子は第5出力
端子に接続されているようにする。
一般的な三次のフィルタ回路の例では、前記の第1ノ
ードは第3平衡増幅器の反転出力端子に接続され、前記
の第2ノードは第3平衡増幅器の非反転出力端子に接続
されているようにする。
抵抗及びコンデンサの値を変えることにより特別なフ
ィルタ回路が得られる。上述した一般的な三次のフィル
タ回路において、第1及び第2入力回路における第2コ
ンデンサと、第3及び第4入力回路における第3コンデ
ンサと、第5及び第6入力回路における第4コンデンサ
と、第9及び第10入力回路における第6コンデンサと、
第11及び第12入力回路における第7コンデンサとのキャ
パシタンス値をほぼ零とすることにより低域通過フィル
タ回路が得られる。
また、第1及び第2入力回路における第1抵抗のコン
ダクタンス値をほぼ零とし、第3及び第4入力回路にお
ける第3コンデンサと第11及び第12入力回路における第
7コンデンサとのキャパシタンス値をほぼ零とすること
により高域通過フィルタが得られる。
また、第1及び第2入力回路における第1抵抗並びに
第13及び第14入力回路における第5抵抗のコンダクタン
ス値を互いにほぼ等しくし、第1及び第2入力回路にお
ける第2コンデンサ並びに第5及び第6入力回路におけ
る第4コンデンサのキャパシタンス値の積を、第3及び
第4帰還回路における第5コンデンサ並びに第9及び第
10入力回路における第6コンデンサのキャパシタンスの
積にほぼ等しくし、第3及び第4入力回路における第3
コンデンサと第11及び第12入力回路における第7コンデ
ンサとのキャパシタンス値をほぼ零とすることにより、
伝送零点を有するフィルタ回路が形成される。
第1及び第2入力回路における第1抵抗並びに第1及
び第2結合回路における第2抵抗のコンダクタンス値を
互いにほぼ等しくし、第7及び第8入力回路における第
3抵抗並びに第3及び第4結合回路における第4抵抗の
コンダクタンス値を互いにほぼ等しくし、第13及び第14
入力回路における第5抵抗並びに第5及び第6結合回路
における第6抵抗のコンダクタンス値を互いにほぼ等し
くし、第1及び第2入力回路における第2コンデンサ並
びに第9及び第10入力回路における第6コンデンサのキ
ャパシタンス値を互いにほぼ等しくし、第3及び第4入
力回路における第3コンデンサ並びに第1及び第2帰還
回路における第1コンデンサのキャパシタンス値を互い
にほぼ等しくし、第5及び第6入力回路における第4コ
ンデンサ並びに第3及び第4帰還回路における第5コン
デンサのキャパシタンス値を互いにほぼ等しくし、第11
及び第12入力回路における第7コンデンサ並びに第5及
び第6帰還回路における第8コンデンサのキャパシタン
ス値を互いにほぼ等しくすることにより全通過回路網が
得られる。
基本構造を更に拡張することにより本発明によるフィ
ルタ回路の第4実施例が得られ、この場合、このフィル
タ回路が、非反転入力端子及び反転入力端子と非反転出
力端子及び反転出力端子とを有する第4平衡増幅器と、
第7及び第8出力端子と、第15及び第16入力回路と、第
17及び第18入力回路と、第7及び第8帰還回路と、第9
及び第10帰還回路とを具え、前記の第15及び第16入力回
路の各々が第9コンデンサを有し、第15入力回路は前記
の第1入力端子と第5平衡増幅器の非反転入力端子との
間に配置され、第16入力回路は前記の第2入力端子と前
記の第4平衡増幅器の反転入力端子との間に配置され、
前記の第17及び第18入力回路の各々が第7抵抗を有し、
第17入力回路は前記の第3平衡増幅器の非反転出力端子
と第4平衡増幅器の非反転入力端子との間に配置され、
第18入力回路は第3平衡増幅器の反転出力端子と第4平
衡増幅器の反転入力端子との間に配置され、前記の第7
及び第8帰還回路の各々は第10コンデンサを有し、第7
帰還回路は第4平衡増幅器の非反転入力端子及び反転出
力端子間に配置され、第9帰還回路は第4平衡増幅器の
反転入力端子及び非反転出力端子間に配置され、前記の
第9及び第10帰還回路の各々は第8抵抗を有し、第9帰
還回路は第4平衡増幅器の非反転入力端子及び反転出力
端子間に配置され、第10帰還回路は第4平衡増幅器の反
転入力端子及び非反転出力端子間に配置され、第4平衡
増幅器の反転出力端子は第8出力端子に接続され、第4
平衡増幅器の非反転出力端子は第7出力端子に接続され
ているようにする。
この例は抵抗及びコンデンサの値を変えることにより
特別な特性を有するフィルタを得ることのできる一般的
な四次のフィルタ回路である。
その一例は低域通過フィルタであり、この場合、第1
及び第2入力回路における第2コンデンサと、第3及び
第4入力回路における第3コンデンサと、第5及び第6
入力回路における第4コンデンサと、第9及び第10入力
回路における第6コンデンサと、第11及び第12入力回路
における第7コンデンサと、第15及び第16入力回路にお
ける第9コンデンサとのキャパシタンス値をほぼ零とす
る。
第1及び第2入力回路における第1抵抗のコンダクタ
ンス値をほぼ零とし、第3及び第4入力回路における第
3コンデンサ並びに第11及び第12入力回路における第7
コンデンサのキャパシタンス値をほぼ零とした例では高
域通過フィルタが得られる。
また第1及び第2入力回路における第1抵抗並びに第
1及び第2結合回路における第2抵抗のコンダクタンス
値を互いにほぼ等しくし、第7及び第8入力回路におけ
る第3抵抗並びに第3及び第4結合回路における第4抵
抗のコンダクタンス値を互いにほぼ等しくし、第13及び
第14入力回路における第5抵抗並びに第5及び第6結合
回路における第6抵抗のコンダクタンス値を互いにほぼ
等しくし、第17及び第18入力回路における第7抵抗並び
に第9及び第10帰還回路における第18抵抗のコンダクタ
ンス値を互いにほぼ等しくし、第3及び第4入力回路に
おける第3コンデンサ並びに第1及び第2帰還回路にお
ける第1コンデンサのキャパシタンス値を互いにほぼ等
しくし、第5及び第6入力回路における第4コンデンサ
並びに第3及び第4帰還回路における第5コンデンサの
キャパシタンス値を互いにほぼ等しくし、第11及び第12
入力回路における第7コンデンサ並びに第5及び第6帰
還回路における第8コンデンサのキャパシタンス値を互
いにほぼ等しくし、第15及び第16入力回路における第9
コンデンサ並びに第7及び第8帰還回路における第10コ
ンデンサのキャパシタンス値を互いにほぼ等しくし、第
1及び第2入力回路における第2コンデンサ並びに第9
及び第10入力回路における第6コンデンサのキャパシタ
ンス値をほぼ零にすることにより全通過回路網が得られ
る。
(実施例) 以下図面につき本発明によるフィルタ回路の数例を説
明する。これらの例は、素子の値を適切に選択すること
により有効なフィルタとなる一次〜四次フィルタ回路で
ある。しかし当業者であれば本発明の範囲内で各フィル
タの種類の更に多くの変形例を構成しうること明らかで
ある。
第1図は、あらゆるフィルタ回路を構成する基本構造
を線図的に示す。この基本構造は、非反転入力端子3及
び反転入力端子4と、反転出力端子5及び非反転出力端
子6とを有する平衡増幅器A1を具えている。この基本構
造のフィルタ回路は2つの入力端子1及び2と2つの出
力端子7及び8とを有する。増幅器A1は反転出力端子5
及び非反転入力端子3間と、非反転出力端子6及び反転
入力端子4間に帰還コンデンサC1を有する。入力端子1
及び非反転入力端子3間と、入力端子2及び反転入力端
子4間とに抵抗R1及びコンデンサC2の並列回路が配置さ
れている。また入力端子1及び反転入力端子4間と、入
力端子2及び非反転入力端子3間とにコンデンサC3が配
置されている。反転出力端子5は出力端子8に接続さ
れ、非反転出力端子6は出力端子7に接続されている。
この交差接続は、出力信号がこのフィルタ回路に供給さ
れる入力信号と同じ極性を有するようにする為のもので
ある。このフィルタ回路は完全に対称的であり、互いに
逆極性の2つの平衡入力信号により駆動される。第2図
は本発明による一般的な一次フィルタ回路を示す。この
第2図のフィルタ回路は、第1図のフィルタ回路におい
て反転出力端子5及び非反転入力端子3間と、非反転出
力端子6及び反転入力端子4間とにそれぞれ抵抗R2を加
えることにより得られる。このフィルタ回路は以下のよ
うに動作する。入力端子1には入力電圧+V1を供給し、
入力端子2には絶対値が等しいも逆の入力電圧−V1を供
給する。出力端子7には出力電圧+V2が得られ、出力端
子8には絶対値が等しいも逆の出力電圧−V2が得られ
る。
電圧伝達関数はノードN1における電流に対するノード
式を解くことにより計算しうる。N1はいかなる入力電流
も流さないものと仮定した増幅器A1の非反転入力端子3
に相当する。この場合次式(1)及び(2)が成立つ。
ここにGiに応じた抵抗Riのコンダクタンス値であり、pは複素周
波数p=jωである。式(2)はpの多項式として表わ
したフィルタ回路の複素伝達関数である。pの最大のべ
きはフィルタ回路の次数を表わす。従って第2図に示す
回路は一次である。フィルタ素子の値を変えることによ
り特別な特性を有する種々のフィルタ回路が得られる。
このようなフィルタ回路の数例を以下に示す。
第3図は、一次の全通過フィルタ回路を示す。このフ
ィルタ回路は第2図に示す一般的な一次フィルタ回路に
おいてC2=0、G1=G2=G及びC3=C1=Cを選択するこ
とにより得られる。この場合電圧伝達関数は次式(3)
となる。
このような伝達関数は周波数に依存しない振幅応答が
特徴となっている。
第4図は第2例を示す。この例は第2図に示す一般的
な一次フィルタ回路においてG1=0及びC3=0とするこ
とにより得た一次高域通過フィルタ回路である。この場
合の伝達関数は である。更に一次低域通過フィルタ回路は第2図に示す
一般的なフィルタ回路においてC2=0及びC3=0とする
ことにより得ることができるということに注意すべきで
ある。
第1図に示す基本構造を拡張することにより第5図に
線図的に示す二次フィルタ回路の基本構造とみなしうる
フィルタ回路が得られる。このフィルタ回路は第1図に
示す回路に以下の素子を加えることにより得られる。す
なわち、非反転入力端子11と、反転入力端子12と、反転
出力端子13と、非反転出力端子14とを有する第2の平衡
増幅器A2;ノード9と第1の平衡増幅器の非反転入力端
子3との間及びノード10と増幅器A1の反転入力端子4と
の間の抵抗R2;増幅器A2の非反転入力端子11とノード9
との間及び増幅器A2の反転入力端子12とノード10との間
の抵抗R4;増幅器A1の非反転出力端子6と増幅器A2の非
反転入力端子11との間及び増幅器A1の反転出力端子5と
増幅器A2の反転入力端子12との間の抵抗R3;入力端子1
と増幅器A2の非反転入力端子11との間及び入力端子2と
増幅器A2の反転入力端子12との間のコンデンサC4;増幅
器A2の非反転入力端子11と増幅器A2の反転出力端子13と
の間及び増幅器A2の反転入力端子12と増幅器A2の非反転
出力端子14との間のコンデンサC5である。本発明による
一般的な二次フィルタ回路は第6図に示してあり、第5
図に示す回路においてノード9と増幅器A2の反転出力端
子13とを接続し、ノード10と増幅器A2の非反転出力端子
14とを接続することにより得られる。更に、増幅器A2
反転出力端子13は出力端子16に接続され、増幅器A2の非
反転出力端子14は出力端子15に接続されている。フィル
タ回路の出力側のこの交差接続は、出力信号が入力信号
と同じ極性を有するようにする為のものである。
入力端子1には入力電圧+V1が供給され、入力端子2
には入力電圧−V1が供給される。増幅器A1の反転出力端
子5には電圧−V2が得られ、増幅器A1の非反転出力端子
6には電圧+V2が得られる。またフィルタ回路の出力端
子15には電圧+V3が得られ、出力端子15には電圧−V3
得られる。信号電圧の前に付したプラス(+)及びマイ
ナス(−)の符号は振幅が等しいも極性が反対であるこ
とを表わす。電圧伝達関数を計算する為に、平衡増幅器
A1及びA2はいかなる入力電流も流さないものと仮定す
る。更に、増幅器A2の非反転入力端子に相当する第2の
ノードN2を導入する。ノードN1は G1・V1+p・(C2−C3)・V1=G2・V3+p・C1・V2 …(5) を満足し、ノードN2は G3・V2+p・C4・V1=G4・V3+p・C5・V3 …(6) を満足する。V2は、式(5)の項にG3を乗じ、式(6)
の項にp・C1を乗じ、これらの式(5)及び(6)を互
いに加算することにより式(5)及び(6)の組から除
去することができる。これらの演算を以下の図式的な表
記法で表わすことができる。
この結果から電圧伝達関数を計算すると、次式(8)
のようになる。
この式(8)は二次伝達関数である。フィルタ素子の
値を適切に選択することにより特別な二次フィルタ回路
が得られる。これらのうちの種々の例を以下に説明す
る。式(8)において、C2=C3=C4=0を選択すること
により、二次の低域通過フィルタ回路が得られる。この
場合の電圧伝達関数は次式(9)となる。
この低域通過フィルタ回路の回路図を第7図に示す。
また式(8)においてG1=0及びC3=0を選択するこ
とにより二次の高域通過フィルタ回路が得られる。この
場合の電圧伝達関数は次式(10)のようになり、この高
域通過フィルタ回路の回路図を第8図に示す。
帯域阻止フィルタ或いはノッチフィルタとも称する、
周波数を阻止しうる二次のフィルタ回路は式(8)にお
いてC2=C3=0を選択することにより得られる。この場
合の電圧伝達関数は次式(11)となり、その回路を第9
図に示す。
他の例は二次の全通過フィルタとして動作するフィル
タ回路に関するものである。式(8)においてG2=G1
G4=G3、C2=0、C1=C3及びC5=C4を選択することによ
り、電圧伝達関数は次式(12)となり、この全通過フィ
ルタの回路を第10図に示す。
特別な二次フィルタ回路の最後の例は第11図に示す二
次等域通過フィルタ回路である。このフィルタ回路は式
(8)においてG1=0及びC3=C4=0を選択することに
より得られる。この場合の電圧伝達関数は次式(13)と
なる。
第5図の二次フィルタ回路の基本構造を拡張して第12
図に示す三次の基本構造を得ることができる。この基本
構造は第5図の回路に次の素子を加えることにより得ら
れる。すなわち、非反転入力端子17及び反転入力端子18
と反転出力端子19及び非反転出力端子20とを有する平衡
増幅器A3;入力端子1と非反転入力端子17との間及び入
力端子2と反転入力端子18との間のコンデンサC6;入力
端子1と反転入力端子18との間及び入力端子2と非反転
入力端子17との間のコンデンサC7;反転出力端子13と反
転入力端子18との間及び非反転出力端子14と非反転入力
端子17との間の抵抗R5;非反転入力端子17と反転出力端
子19との間及び反転入力端子18と非反転出力端子20との
間のコンデンサC8;ノード9と非反転入力端子17との間
及びノード10と反転入力端子18との間の抵抗R6である。
更に、反転出力端子19を出力端子22に接続し、非反転出
力端子22を出力端子21に接続する。本発明による一般的
な三次フィルタ回路を第13図に示し、これは第12図に示
す回路においてノード9と反転出力端子19との間を接続
し、ノード10と非反転入力端子20との間を接続すること
により形成する。入力端子1には入力電圧+V1が供給さ
れ、入力端子2には入力電圧−V1が供給される。増幅器
A1の反転出力端子5における出力電圧は−V2であり、増
幅器A1の非反転出力端子6における出力電圧は+V2であ
り、増幅器A2の反転出力端子13における出力電圧は−V3
であり、増幅器A2の非反転出力端子14における出力電圧
は+V3であり、出力端子21における出力電圧は+V4であ
り、出力端子22における出力電圧は−V4である。更に、
この第13図には増幅器A3の非反転入力端子17に相当する
第3のノードN3を示してある。
ノードN1は G1・V1+p・(C2−C3)・V1=G2・V4+p・C1・V2 …(14) を満足し、ノードN2は G3・V2+p・C4・V1=G4・V4+p・C5・V3 …(15) を満足し、ノードN3は G5・V3+p・(C6−C7)・V1=G6・V4+p・C8・V4 …(16) を満足する。これらの3つの式(14),(15)及び(1
6)において、V2及びV3は次式(17)のようにして除去
しうる。
この式(17)により以下の電圧伝達関数が得られる。
特別な特性を有するフィルタは第13図の一般的な三次
フィルタ回路におけるフィルタ素子の値を適切に選択す
ることにより得ることができる。
第1の例は回路を第14図に示す三次の低域通過フィル
タである。このフィルタは式(18)においてC2=C3=C5
=C6=C7=0を選択することにより得られる。この場合
の伝達関数は次式(19)となる。
第2の例は第15図に示す三次の高域通過フィルタ回路
であり、この回路は式(18)においてG1=0及びC3=C7
=0を選択することにより得られる。この場合の伝達関
数は次式(20)となる。
第3例は回路を第16図に示す三次の帯域阻止フィルタ
である。式(18)においてG5=G1、C3=C7=0及びC2
C4=C5・C6を選択することにより、電圧伝達関数は となる。式(21)の分子は二次帯域阻止フィルタの電圧
伝達関数(11)の分子に等しい項を含んでいる。
第17図は第4の例を示す。本例は式(18)においてG2
=G1、G4=G3、G6=G5、C2=C6=0、C3=C1、C5=C4
びC8=C7を選択することにより得た三次の全通過フィル
タ回路である。この場合の電圧伝達関数は となる。
第12図の三次基本構造は、この第12図に示す回路に以
下の素子を加えることにより第18図に示す回路の本発明
による一般的な四次回路を得るように拡張しうる。加え
る素子は、非反転入力端子23及び反転入力端子24と反転
出力端子25及び非反転出力端子26とを有する平衡増幅器
A4;第1入力端子1と非反転入力端子23との間及び第2
入力端子2と反転入力端子24との間のコンデンサC9;反
転出力端子19と反転入力端子24との間及び非反転出力端
子20と非反転入力端子23との間の抵抗R7;非反転入力端
子23と反転出力端子25との間及び反転入力端子24と非反
転出力端子26との間の抵抗R8とコンデンサC10との並列
回路である。更に、第1出力端子27と非反転出力端子26
との間を接続し、第2出力端子28と反転出力端子25との
間を接続する。
第18図に示す回路は第12図の三次基本構造、第5図の
二次基本構造及び第1図の一次基本構造に対応する四次
基本構造に等しくないが、第13図の一般的な三次フィル
タ回路、第6図の一般的な二次フィルタ回路及び第2図
の一般的な一次フィルタ回路に対応する一般的な四次フ
ィルタ回路であることに注意すべきである。五次或いは
それよりも高次の基本構造への拡張及びこれから得られ
る五次或いはそれよりも高次の一般的フィルタ回路は前
述したような方法での拡張を以って処理することにより
容易に可能となる。
入力端子1には入力電圧+V1が供給され、入力端子2
には入力電圧−V1が供給される。増幅器A1の反転出力端
子5における出力電圧は−V2であり、増幅器A1の非反転
出力端子6における出力電圧は+V2であり、増幅器A2
反転出力端子13における出力電圧は−V3であり、増幅器
A2の非反転出力端子14における出力電圧は+V3であり、
増幅器A3の反転出力端子19における出力電圧は−V4であ
り、増幅器A3の非反転出力端子20における出力電圧は+
V4であり、出力端子27における出力電圧は+V5であり、
出力端子28における出力電圧は−V5である。更に、第18
図には、増幅器A4の非反転入力端子23に相当する第4の
ノードN4が示されている。電圧伝達関数は4つのノード
N1〜N4における電流を計算することにより求められる。
増幅器A1〜A4には入力電流が流れないものと仮定する。
ノードN1は G1・V1+p・(C2−C3)・V1=G2・V5+p・C1・V2 …(23) を満足し、ノードN2は G3・V2+p・C4・V1=G4・V5+p・C5・V3 …(24) を満足し、ノードN3は G5・V3+p・(C6−C7)・V1=G6・V5+p・C8・V4 …(25) を満足し、ノードN4は G7・V4+p・C9・V1=G8・V5+p・C10・V5 …(26) を満足する。これらの式(23)〜(24)の組において、
V2,V3及びV4は次式(27)により除去することができ
る。
これにより次式(28)の電圧伝達関数が得られる。
この式(28)におけるフィルタ成分に対し適切な値を
選択することにより第18図の一般的な四次フィルタ回路
を得ることができ、その数例を以下に説明する。
四次の低域通過フィルタ回路は式(28)においてC2
C3=C4=C6=C7=C9=0を選択することにより得られ
る。この場合の電圧伝達関数は となる。その回路図を第19図に示す。
第20図は、式(28)においてG1=0及びC3=C7=0を
選択することにより得た四次の高域通過フィルタ回路を
示す。この場合の電圧伝達関数は 第21図は四次の全通過フィルタ回路を示す。このフィル
タ回路は式(28)における素子をG2=G1、G4=G3、G6
G5、G8=G7、C2=C6=0、C3=C1、C5=C4、C8=C7及び
C10=C9と選択することにより得られる。この場合の電
圧伝達関数は次式(31)のように書き表わすことができ
る。
本発明は上述した実施例に限定されるものではない。
前述した一般的な且つ特別な一次のフィルタ回路や高次
のフィルタ回路は必要に応じ直列に配置し、異なる特性
を有する他のフィルタ回路を形成することもできる。こ
の理由で、幾つかのフィルタ回路の出力側に交差接続を
設け、これらフィルタ回路を直列に接続した場合の極性
の変化を排除するようにする。
前述したところから明らかなように、本発明は決して
例えばMOS技術のような特別な集積処理技術に限定され
るものではない。
前述したように、本発明は四次までのフィルタ回路に
限定されるものではない。本発明により提案した方法か
ら続けて当業者はいかなる所望の高次のフィルタ回路を
も設計しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による一次の基本構造を示す回路図、 第2図は、本発明による一般的な一次のフィルタ回路を
示す回路図、 第3図は、本発明による一次の全通過フィルタ回路を示
す回路図、 第4図は、本発明による一次の高域通過フィルタを示す
回路図、 第5図は、本発明による二次の基本構造を示す回路図、 第6図は、本発明による一般的な二次のフィルタ回路を
示す回路図、 第7図は、本発明による二次の低域通過フィルタを示す
回路図、 第8図は、本発明による二次の高域通過フィルタを示す
回路図、 第9図は、伝送零点を有する本発明による二次のフィル
タ回路を示す回路図、 第10図は、本発明による二次の全通過フィルタ回路を示
す回路図、 第11図は、本発明による二次の帯域通過フィルタ回路を
示す回路図、 第12図は、本発明による三次の基本構造を示す回路図、 第13図は、本発明による一般的な三次のフィルタ回路を
示す回路図、 第14図は、本発明による三次の低域通過フィルタを示す
回路図、 第15図は、本発明による三次の高域通過フィルタを示す
回路図、 第16図は、伝送零点を有する本発明による三次のフィル
タ回路を示す回路図、 第17図は、本発明による三次の全通過フィルタ回路を示
す回路図、 第18図は、本発明による一般的な四次のフィルタ回路を
示す回路図、 第19図は、本発明による四次の低域通過フィルタ回路を
示す回路図、 第20図は、本発明による四次の高域通過フィルタを示す
回路図、 第21図は、本発明による四次の全通過フィルタ回路を示
す回路図である。 A1〜A4……平衡増幅器 1,2……入力端子 7,8,15,16,21,22,27,28……出力端子 9,10,N1,N2……ノード

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非反転入力端子及び反転入力端子並びに非
    反転出力端子及び反転出力端子を有する第1平衡増幅器
    と、第1及び第2入力端子と、第1及び第2出力端子
    と、第1及び第2帰還回路と、第1及び第2入力回路
    と、前記の第1平衡増幅器の反転出力端子及び第2出力
    端子間の接続ラインと、前記の第1平衡増幅器の非反転
    出力端子及び前記の第1の出力端子間の接続ラインとを
    具えるフィルタ回路であって、前記の第1及び第2帰還
    回路の各々は第1コンデンサを有し、第1帰還回路は前
    記の第1平衡増幅器の反転出力端子及び非反転入力端子
    間に配置され、第2帰還回路は前記の第1平衡増幅器の
    非反転出力端子及び反転入力端子間に配置され、前記の
    第1及び第2入力回路の各々は第1抵抗と第2コンデン
    サとの並列回路を有し、第1入力回路は前記の第1入力
    端子と前記の第1平衡増幅器の非反転入力端子との間に
    配置され、第2入力回路は前記の第2入力端子と前記の
    第1平衡増幅器の反転入力端子との間に配置されている
    当該フィルタ回路において、このフィルタ回路が第3及
    び第4入力回路をも具えており、これら第3及び第4入
    力回路の各々は第3コンデンサを有しており、第3入力
    回路は第1回路入力端子と第1平衡増幅器の反転入力端
    子との間に配置され、第4入力回路は第2入力端子と第
    1平衡増幅器の非反転入力端子との間に配置されている
    ことを特徴とするフィルタ回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のフィルタ回路において、
    このフィルタ回路が第1及び第2結合回路をも具えてお
    り、これら結合回路の各々が第2抵抗を有し、第1結合
    回路は第1平衡増幅器の非反転入力端子と第1平衡増幅
    器の反転出力端子との間に配置され、第2結合回路は第
    1平衡増幅器の反転入力端子と第1平衡増幅器の非反転
    入力端子との間に配置されていることを特徴とするフィ
    ルタ回路。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のフィルタ回路において、
    第1及び第2入力回路における第2コンデンサのキャパ
    シタンス値がほぼ零であり、第3及び第4入力回路にお
    ける第3コンデンサ及び第1及び第2帰還回路における
    第1コンデンサのキャパシタンス値が互いにほぼ等し
    く、第1及び第2入力回路における第1抵抗及び第1及
    び第2結合回路における第2抵抗のコンダクタンス値が
    互いにほぼ等しいことを特徴とするフィルタ回路。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のフィルタ回路において、
    第1及び第2入力回路における第1抵抗のコンダクタン
    ス値がほぼ零であり、第3及び第4入力回路における第
    3コンデンサのキャパシタンス値がほぼ零であることを
    特徴とするフィルタ回路。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のフィルタ回路において、
    このフィルタ回路が更に、非反転入力端子及び反転入力
    端子と非反転出力端子及び反転出力端子とを有する第2
    平衡増幅器と、第5、第6、第7及び第8入力回路と、
    第3及び第4帰還回路と、第1、第2,第3及び第4結合
    回路とを具えており、前記の第5及び第6入力回路の各
    々は第4コンデンサを有し、第5入力回路は第1入力端
    子と第2平衡増幅器の非反転入力端子との間に配置さ
    れ、第6入力回路は第2入力端子と第2平衡増幅器の反
    転入力端子との間に配置され、前記の第7及び第8入力
    回路の各々は第3抵抗を有し、第7入力回路は第1平衡
    増幅器の非反転出力端子と第2平衡増幅器の非反転入力
    端子との間に配置され、第8入力回路は第1平衡増幅器
    の反転出力端子と第2平衡増幅器の反転入力端子との間
    に配置され、前記の第3及び第4帰還回路の各々は第5
    コンデンサを有し、第3帰還回路は第2平衡増幅器の反
    転出力端子及び非反転入力端子間に配置され、第4帰還
    回路は第2平衡増幅器の非反転出力端子及び反転入力端
    子間に配置され、前記の第1及び第2結合回路の各々は
    第2抵抗を有し、第1結合回路は第1平衡増幅器の非反
    転入力端子と第1ノードとの間に配置され、第2結合回
    路は第1平衡増幅器の反転入力端子と第2ノードとの間
    に配置され、前記の第3及び第4結合回路の各々は第4
    抵抗を有し、第3結合回路は前記の第1ノードと第2平
    衡増幅器の非反転入力端子との間に配置され、第4結合
    回路は前記の第2ノードと第2平衡増幅器の反転入力端
    子との間に配置されていることを特徴とするフィルタ回
    路。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のフィルタ回路において、
    前記の第1ノードと前記の第2平衡増幅器の反転出力端
    子と第4出力端子とが相互接続され、前記の第2ノード
    と前記の第2平衡増幅器の非反転出力端子と第3出力端
    子とが相互接続されていることを特徴とするフィルタ回
    路。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のフィルタ回路において、
    第1及び第2入力回路における第2コンデンサ、第3及
    び第4入力回路における第3コンデンサ及び第5及び第
    6入力回路における第4コンデンサのキャパシタンス値
    がほぼ零であることを特徴とするフィルタ回路。
  8. 【請求項8】請求項6に記載のフィルタ回路において、
    第1及び第2入力回路における第1抵抗のコンダクタン
    ス値がほぼ零であり、第3及び第4入力回路における第
    3コンデンサのキャパシタンス値がほぼ零であることを
    特徴とするフィルタ回路。
  9. 【請求項9】請求項6に記載のフィルタ回路において、
    第1及び第2入力回路における第2コンデンサのキャパ
    シタンス値がほぼ零であり、第3及び第4入力回路にお
    ける第3コンデンサのキャパシタンス値がほぼ零である
    ことを特徴とするフィルタ回路。
  10. 【請求項10】請求項6に記載のフィルタ回路におい
    て、第1及び第2入力回路における第2コンデンサのキ
    ャパシタンス値がほぼ零であり、第1及び第2入力回路
    における第1抵抗並びに第1及び第2結合回路における
    第2抵抗のコンダクタンス値が互いにほぼ等しく、第7
    及び第8入力回路における第3抵抗並びに第3及び第4
    結合回路における第4抵抗のコンダクタンス値がほぼ等
    しく、第3及び第4入力回路における第3コンデンサ並
    びに第1及び第2帰還回路における第1コンデンサのキ
    ャパシタンス値が互いにほぼ等しく、第5及び第6入力
    回路における第4コンデンサ並びに第3及び第4帰還回
    路における第5コンデンサのキャパシタンス値が互いに
    ほぼ等しいことを特徴とするフィルタ回路。
  11. 【請求項11】請求項6に記載のフィルタ回路におい
    て、第1及び第2入力回路における第1抵抗のコンダク
    タンス値がほぼ零であり、第3及び第4入力回路におけ
    る第3コンデンサ並びに第5及び第6入力回路における
    第4コンデンサのキャパシタンス値がほぼ零であること
    を特徴とするフィルタ回路。
  12. 【請求項12】請求項5に記載のフィルタ回路におい
    て、このフィルタ回路が更に、非反転入力端子及び反転
    入力端子と非反転出力端子及び反転出力端子とを有する
    第3平衡増幅器と、第5及び第6出力端子と、第9、第
    10、第11,第12、第13及び第14入力回路と、第5及び第
    6結合回路と、第5及び第6帰還回路とを具えており、
    前記の第9及び第10入力回路の各々は第6コンデンサを
    有しており、第9入力回路は第1入力端子と第3平衡増
    幅器の非反転入力端子との間に配置され、第10入力回路
    は第2入力端子と第3平衡増幅器の反転入力端子との間
    に配置され、前記の第11及び第12入力回路の各々は第7
    コンデンサを有しており、第11入力回路は第1入力端子
    と第3平衡増幅器の反転入力端子との間に配置され、第
    12入力回路は第2入力端子と第3平衡増幅器の非反転入
    力端子との間に配置され、前記の第13及び第14入力回路
    の各々は第5抵抗を有し、第13入力回路は第2平衡増幅
    器の反転出力端子と第3平衡増幅器の反転入力端子との
    間に配置され、第14入力回路は第2平衡増幅器の非反転
    出力端子と第3平衡増幅器の非反転入力端子との間に配
    置され、前記の第5及び第6結合回路の各々は第6抵抗
    を有し、第5結合回路は前記の第1ノードと第3平衡増
    幅器の非反転入力端子との間に配置され、第6結合回路
    は前記の第2ノードと第3平衡増幅器の反転入力端子と
    の間に配置され、前記の第5及び第6帰還回路の各々は
    第8コンデンサを有し、第5帰還回路は第3平衡増幅器
    の非反転入力端子及び反転出力端子間に配置され、第6
    帰還回路は第3平衡増幅器の反転入力端子及び非反転出
    力端子間に配置され、第3平衡増幅器の反転出力端子は
    第6出力端子に接続され、第3平衡増幅器の非反転出力
    端子は第5出力端子に接続されていることを特徴とする
    フィルタ回路。
  13. 【請求項13】請求項12に記載のフィルタ回路におい
    て、前記の第1ノードは第3平衡増幅器の反転出力端子
    に接続され、前記の第2ノードは第3平衡増幅器の非反
    転出力端子に接続されていることを特徴とするフィルタ
    回路。
  14. 【請求項14】請求項13に記載のフィルタ回路におい
    て、第1及び第2入力回路における第2コンデンサと、
    第3及び第4入力回路における第3コンデンサと、第5
    及び第6入力回路における第4コンデンサと、第9及び
    第10入力回路における第6コンデンサと、第11及び第12
    入力回路における第7コンデンサとのキャパシタンス値
    をほぼ零にしたことを特徴とするフィルタ回路。
  15. 【請求項15】請求項13に記載のフィルタ回路におい
    て、第1及び第2入力回路における第1抵抗のコンダク
    タンス値をほぼ零とし、第3及び第4入力回路における
    第3コンデンサと第11及び第12入力回路における第7コ
    ンデンサとのキャパシタンス値をほぼ零としたことを特
    徴とするフィルタ回路。
  16. 【請求項16】請求項13に記載のフィルタ回路におい
    て、第1及び第2入力回路における第1抵抗並びに第13
    及び第14入力回路における第5抵抗のコンダクタンス値
    を互いにほぼ等しくし、第1及び第2入力回路における
    第2コンデンサ並びに第5及び第6入力回路における第
    4コンデンサのキャパシタンス値の積を、第3及び第4
    帰還回路における第5コンデンサ並びに第9及び第10入
    力回路における第6コンデンサのキャパシタンスの積に
    ほぼ等しくし、第3及び第4入力回路における第3コン
    デンサと第11及び第12入力回路における第7コンデンサ
    とのキャパシタンス値をほぼ零としたことを特徴とする
    フィルタ回路。
  17. 【請求項17】請求項13に記載のフィルタ回路におい
    て、第1及び第2入力回路における第1抵抗並びに第1
    及び第2結合回路における第2抵抗のコンダクタンス値
    を互いにほぼ等しくし、第7及び第8入力回路における
    第3抵抗並びに第3及び第4結合回路における第4抵抗
    のコンダクタンス値を互いにほぼ等しくし、第13及び第
    14入力回路における第5抵抗並びに第5及び第6結合回
    路における第6抵抗のコンダクタンス値を互いにほぼ等
    しくし、第1及び第2入力回路における第2コンデンサ
    並びに第9及び第10入力回路における第6コンデンサの
    キャパシタンス値を互いにほぼ零にし、第3及び第4入
    力回路における第3コンデンサ並びに第1及び第2帰還
    回路における第1コンデンサのキャパシタンス値を互い
    にほぼ等しくし、第5及び第6入力回路における第4コ
    ンデンサ並びに第3及び第4帰還回路における第5コン
    デンサのキャパシタンス値を互いにほぼ等しくし、第11
    及び第12入力回路における第7コンデンサ並びに第5及
    び第6帰還回路における第8コンデンサのキャパシタン
    ス値を互いにほぼ等しくしたことを特徴とするフィルタ
    回路。
  18. 【請求項18】請求項12に記載のフィルタ回路におい
    て、このフィルタ回路が、非反転入力端子及び反転入力
    端子と非反転出力端子及び反転出力端子とを有する第4
    平衡増幅器と、第7及び第8出力端子と、第15及び第16
    入力回路と、第17及び第18入力回路と、第7及び第8帰
    還回路と、第9及び第10帰還回路とを具え、前記の第15
    及び第16入力回路の各々が第9コンデンサを有し、第15
    入力回路は前記の第1入力端子と第4平衡増幅器の非反
    転入力端子との間に配置され、第16入力回路は前記の第
    2入力端子と前記の第4平衡増幅器の反転入力端子との
    間に配置され、前記の第17及び第18入力回路の各々が第
    7抵抗を有し、第17入力回路は前記の第3平衡増幅器の
    非反転出力端子と第4平衡増幅器の非反転入力端子との
    間に配置され、第18入力回路は第3平衡増幅器の反転出
    力端子と第4平衡増幅器の反転入力端子との間に配置さ
    れ、前記の第7及び第8帰還回路の各々は第10コンデン
    サを有し、第7帰還回路は第4平衡増幅器の非反転入力
    端子及び反転出力端子間に配置され、第8帰還回路は第
    4平衡増幅器の反転入力端子及び非反転出力端子間に配
    置され、前記の第9及び第10帰還回路の各々は第8抵抗
    を有し、第9帰還回路は第4平衡増幅器の非反転入力端
    子及び反転出力端子間に配置され、第10帰還回路は第4
    平衡増幅器の反転入力端子及び非反転出力端子間に配置
    され、第4平衡増幅器の反転出力端子は第8出力端子に
    接続され、第4平衡増幅器の非反転出力端子に接続され
    ていることを特徴とするフィルタ回路。
  19. 【請求項19】請求項18に記載のフィルタ回路におい
    て、第1及び第2入力回路における第2コンデンサと、
    第3及び第4入力回路における第3コンデンサと、第5
    及び第6入力回路における第4コンデンサと、第9及び
    第10入力回路における第6コンデンサと、第11及び第12
    入力回路における第7コンデンサと、第15及び第16入力
    回路における第9コンデンサとのキャパシタンス値をほ
    ぼ零にしたことを特徴とするフィルタ回路。
  20. 【請求項20】請求項18のフィルタ回路において、第1
    及び第2入力回路における第1抵抗のコンダクタンス値
    をほぼ零とし、第3及び第4入力回路における第3コン
    デンサ並びに第11及び第12入力回路における第7コンデ
    ンサのキャパシタンス値をほぼ零としたことを特徴とす
    るフィルタ回路。
  21. 【請求項21】請求項18に記載のフィルタ回路におい
    て、第1及び第2入力回路における第1抵抗並びに第1
    及び第2結合回路における第2抵抗のコンダクタンス値
    を互いにほぼ等しくし、第7及び第8入力回路における
    第3抵抗並びに第3及び第4結合回路における第4抵抗
    のコンダクタンス値を互いにほぼ等しくし、第13及び第
    14入力回路における第5抵抗並びに第5及び第6結合回
    路における第6抵抗のコンダクタンス値を互いにほぼ等
    しくし、第17及び第18入力回路における第7抵抗並びに
    第9及び第10帰還回路における第8抵抗のコンダクタン
    ス値を互いにほぼ等しくし、第3及び第4入力回路にお
    ける第3コンデンサ並びに第1及び第2帰還回路におけ
    る第1コンデンサのキャパシタンス値を互いにほぼ等し
    くし、第5及び第6入力回路における第4コンデンサ並
    びに第3及び第4帰還回路にける第5コンデンサのキャ
    パシタンス値を互いにほぼ等しくし、第11及び第12入力
    回路における第7コンデンサ並びに第5及び第6帰還回
    路における第8コンデンサのキャパシタンス値を互いに
    ほぼ等しくし、第15及び第16入力回路における第9コン
    デンサ並びに第7及び第8帰還回路における第10コンデ
    ンサのキャパシタンス値を互いにほぼ等しくし、第1及
    び第2入力回路における第2コンデンサ並びに第9及び
    第10入力回路における第6コンデンサのキャパシタンス
    値をほぼ零にしたことを特徴とするフィルタ回路。
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