JP2963454B1 - 目透天井 - Google Patents

目透天井

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JP2963454B1
JP2963454B1 JP10231623A JP23162398A JP2963454B1 JP 2963454 B1 JP2963454 B1 JP 2963454B1 JP 10231623 A JP10231623 A JP 10231623A JP 23162398 A JP23162398 A JP 23162398A JP 2963454 B1 JP2963454 B1 JP 2963454B1
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Abstract

【要約】 【課題】 従来の目透天井に構造的、意匠的な変化を付
与し、観る者に良好な印象を与えることができるととも
に、施工面で有利な目透天井を提供する。 【解決手段】 下面30に化粧加工が施された天井板本
体4と、外側面高さ方向中間部に水平な挿入溝6を形成
した一対の縦桟8とを備え、両縦桟の下面を天井板本体
の上面幅方向両端部にそれぞれ固定した目透天井板2を
用いる。また、目地板部材20として、下面22に化粧
加工が施された略角柱状主体24の両外側面高さ方向中
間部に、目透天井板の縦桟の挿入溝に挿入される水平な
凸部26を長さ方向に沿って形成したものを用いる。そ
して、目透天井板の縦桟の挿入溝に目地板部材の凸部が
挿入された状態で目透天井板と目地板部材とが交互に配
置されているとともに、目透天井板と目地板部材との間
に目地部28が形成されている目透天井とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、和室や洋室の天井
として用いられる目透天井に関し、さらに詳述すると、
天井に構造的、意匠的な変化を与えることができるとと
もに、施工面で有利な目透天井に関する
【0002】
【従来の技術】和室や洋室の天井として用いられる目透
天井では、図2に示す目透天井板が主に使用されてい
る。図2の天井板2は、下面に化粧加工が施された長尺
長方形状の天井板本体4と、外側面中間部に水平な挿入
溝6を長さ方向に沿って形成した一対の角柱状縦桟8、
8とを備え、両縦桟8、8の下面を天井板本体4の上面
幅方向両端部にそれぞれ固定したものである。また、図
中10は両縦桟8、8間に配設された補強用桟を示す。
なお、縦桟8の外側面の挿入溝6より下方には化粧加工
が施されている。
【0003】図2の天井板2を用いて目透天井を施工す
る場合、図3に示すように、第1の天井板2aの幅方向
他端部に存する縦桟8を釘12を用いて野縁、石膏ボー
ド等の下地材14に固定する。次に、目地板16の幅方
向一端側を天井板2aの挿入溝6に挿入するとともに、
目地板16の幅方向他端側を第2の天井板2bの幅方向
一端部に存する縦桟8の挿入溝6に挿入する。目地板1
6は、下面に天井板本体4と同様の化粧加工が施され、
目透天井に目地部(天井板相互間の隙間)18を形成す
るとともに、釘12を隠すために配置されるものであ
る。その後、前記と同様に、第2の天井板2bの幅方向
他端部に存する縦桟を釘を用いて下地材14に固定す
る。さらに、上記作業を繰り返して目透天井を完成させ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した目透天井で
は、一定の間隔を開けて相互に平行に並ぶ複数の目地部
18によって作られる模様が、落ち着いた雰囲気を人に
与える。しかし、前記従来の目透天井では、天井板が相
互に隣接する部分ごとに目地部18が現れるだけであ
り、等間隔で現れる目地部は単調で必ずしも面白みがな
く、構造的、意匠的に十分に満足できるものではなかっ
た。また、釘12を隠すために目地板16を配置する必
要があり、施工面で不利であった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、従来の目透天井に構造的、意匠的な変化を付与し、
観る者に良好な印象を与えることができるとともに、施
工面で有利な目透天井を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、下面に化粧加工が施された長尺長方形状の
天井板本体と、外側面高さ方向中間部に水平な挿入溝を
長さ方向に沿って形成した一対の角柱状縦桟とを備え、
両縦桟の下面を天井板本体の上面幅方向両端部にそれぞ
れ固定してなる目透天井板と、下面に化粧加工が施され
た略角柱状主体の両外側面高さ方向中間部に、前記目透
天井板の縦桟の挿入溝に挿入される水平な凸部を長さ方
向に沿って形成してなる目地板部材とにより構成され、
目透天井板の縦桟の挿入溝に目地板部材の凸部が挿入さ
れた状態で目透天井板と目地板部材とが交互に配置され
ているとともに、目透天井板と目地板部材との間にそれ
ぞれ目地部が形成され、かつ、目地板部材の前記目地部
の底部となる部分から下地材に釘が打たれて目地板部材
が下地材に固定されていることを特徴とする目透天井を
提供する。
【0007】本発明の目透天井では、目透天井板同士の
間に、化粧加工が施された目地板部材の略角柱状主体の
下面が現れるとともに、目透天井板と目地板部材との間
にそれぞれ目地部(目透天井板と目地板部材との間の隙
間)が形成される。そのため、天井板が相互に隣接する
部分ごとに等間隔で目地部が現れる従来の目透天井に較
べて構造的、意匠的な変化が生じ、観る者に新鮮な印象
を与えることができる。また、目地板部材の凸部を目透
天井板の縦桟の挿入溝に挿入することにより容易に施工
を行うことができるとともに、目地部の幅を4〜15m
mとした場合には、目地板部材の目地部の底部となる部
分に釘を打って目地板部材を下地材に固定した場合で
も、釘が効果的に隠されるので、施工面で有利になる。
【0008】この場合、本発明の目透天井においては、
目透天井板の天井板本体の下面と、目地板部材の略角柱
状主体の下面とがほぼ同じ高さ位置にあることが好まし
く、これにより目透天井板同士の間に目地板部材の略角
柱状主体の下面が良好に現れる目透天井を得ることがで
きる。
【0009】また、本発明の目透天井においては、目透
天井板の天井板本体の下面、及び、目地板部材の略角柱
状主体の下面に、模様及び色の少なくとも一方が相互に
異なる化粧加工がそれぞれ施されていることが好まし
く、これによって意匠的な変化により富んだ目透天井を
得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、実施形態例により本発明を
具体的に示すが、本発明は下記実施形態例に限定される
ものではない。図1は本発明に係る目透天井の一実施形
態例を示す断面図である。本例で用いる目透天井板は、
図2及び図3に示したものと同じであるため、図1にお
いて図3と同一の部分には同一参照符号を付してその説
明を省略する。
【0011】本例の目透天井で用いた目地板部材20
は、下面22に化粧加工が施された略角柱状主体24の
両外側面高さ方向中間部に、目透天井板2の縦桟8の挿
入溝6に挿入される水平な凸部26を長さ方向に沿って
それぞれ形成したものである。
【0012】そして、本例の目透天井では、前記挿入溝
6に前記凸部26が挿入された状態で目透天井板2と目
地板部材20とが交互に配置されているとともに、目透
天井板2と目地板部材20との間にそれぞれ目地部28
が形成されている。
【0013】この場合、凸部26の上面の略角柱状主体
24からの突出長さは、下面の同突出長さよりも短く形
成されており、これにより目透天井板2の縦桟8の挿入
溝6に目地板部材20の凸部26を挿入したときに、目
透天井板2と目地板部材20との間に目地部28が形成
されるようになっている。
【0014】また、本例の目透天井においては、目透天
井板2の天井板本体4の下面30と、目地板部材20の
略角柱状主体24の下面22とはほぼ同じ高さ位置にあ
る。さらに、目透天井板2の天井板本体4の下面30、
及び、目地板部材20の略角柱状主体24の下面22に
は、模様及び色の少なくとも一方が相互に異なる化粧加
工がそれぞれ施されている。
【0015】本例の目透天井の施工は、例えば図1のよ
うに行う。すなわち、まず、目地板部材20の凸部26
を第1の天井板2aの縦桟8の挿入溝6に挿入した状態
で、目地板部材20の目地部28の底部となる部分に釘
12を打って、目地板部材20を野縁、石膏ボード等の
下地材14に固定する。このとき、必要に応じ、目地板
部材20の目地部28の底部となるもう一つの部分に釘
12を打つ。次に、第2の天井板2bの幅方向一端部に
存する縦桟8の挿入溝6に目地板部材20の他方の凸部
26を挿入するとともに、次の目地板部材(図示せず)
の凸部を第2の天井板2bの幅方向他端部に存する縦桟
の挿入溝に挿入した状態で、前記と同様に目地板部材の
目地部の底部となる部分に釘を打って目地板部材を下地
材14に固定する。さらに、上記作業を繰り返して目透
天井を完成させるものである。
【0016】
【発明の効果】本発明の目透天井は、従来の目透天井に
構造的、意匠的な変化を付与し、観る者に良好な印象を
与えることができるとともに、施工面で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る目透天井の一実施形態例を示す断
面図である。
【図2】目透天井板の一例を示す斜視図である。
【図3】従来の目透天井の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 目透天井板 4 天井板本体 6 挿入溝 8 縦桟12 釘 20 目地板部材 22 下面 24 略角柱状主体 26 凸部 28 目地部 30 下面

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に化粧加工が施された長尺長方形状の
    天井板本体と、外側面高さ方向中間部に水平な挿入溝を
    長さ方向に沿って形成した一対の角柱状縦桟とを備え、
    両縦桟の下面を天井板本体の上面幅方向両端部にそれぞ
    れ固定してなる目透天井板と、 下面に化粧加工が施された略角柱状主体の両外側面高さ
    方向中間部に、前記目透天井板の縦桟の挿入溝に挿入さ
    れる水平な凸部を長さ方向に沿って形成してなる目地板
    部材とにより構成され、 目透天井板の縦桟の挿入溝に目地板部材の凸部が挿入さ
    れた状態で目透天井板と目地板部材とが交互に配置され
    ているとともに、目透天井板と目地板部材との間にそれ
    ぞれ目地部が形成され、かつ、目地板部材の前記目地部
    の底部となる部分から下地材に釘が打たれて目地板部材
    が下地材に固定されていることを特徴とする目透天井。
  2. 【請求項2】目透天井板の天井板本体の下面と、目地板
    部材の略角柱状主体の下面とがほぼ同じ高さ位置にある
    請求項1に記載の目透天井。
  3. 【請求項3】目透天井板の天井板本体の下面、及び、目
    地板部材の略角柱状主体の下面に、模様及び色の少なく
    とも一方が相互に異なる化粧加工がそれぞれ施されてい
    る請求項1又は2に記載の目透天井。
  4. 【請求項4】目地部の幅を4〜15mmとした請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の目透天井。
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