JP2961376B2 - 糸貯留及び糸供給装置 - Google Patents

糸貯留及び糸供給装置

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JP2961376B2
JP2961376B2 JP1510412A JP51041289A JP2961376B2 JP 2961376 B2 JP2961376 B2 JP 2961376B2 JP 1510412 A JP1510412 A JP 1510412A JP 51041289 A JP51041289 A JP 51041289A JP 2961376 B2 JP2961376 B2 JP 2961376B2
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    • D03WEAVING
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    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/34Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
    • D03D47/36Measuring and cutting the weft
    • D03D47/361Drum-type weft feeding devices
    • D03D47/362Drum-type weft feeding devices with yarn retaining devices, e.g. stopping pins
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    • DTEXTILES; PAPER
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    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/34Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
    • D03D47/36Measuring and cutting the weft

Description

【発明の詳細な説明】 説明 本発明は請求項1のゼネリック・クローズにおいて言
及するタイプのヤーンストレージおよび供給装置に関す
る。
このタイプの知られたヤーンストレージおよび供給装
置の場合、停止エレメントは、ストレージ部材のヘッド
に近接するヤーンサプライの最後の巻線から軸方向にお
いて比較的大きな距離を有して配置されてる。考えられ
得らあらゆる特性品質を有するヤーン(以下、「糸」と
もいう)を、このヤーンストレージ及び供給装置によっ
て処理する必要があり、そのあらゆる特性のヤーンをヤ
ーンサプライ(以下、「貯留糸」ともいう)において同
一の長さで使用するときに、最も太いヤーンを使用した
場合であっても、ヤーンサプライの最後の巻線と停止エ
レメントとの軸方向の距離はかなり大きく、更に、ヤー
ンサプライの最後の巻線と、その最後の巻線から停止エ
レメントに伸びるヤーンの部分とが作る角度は比較的大
きいという事実が理由のなって、停止エレメントの位置
が選択される。特に、多色製織がジェット製織機上で行
われる場合、一群のこの種ヤーンストレージおよび供給
装置が提供され、そして前記装置の内のただ1台のみが
作動されるのに対し、残りのものは停止状態である。し
かしながら、停止状態にあるヤーンストレージおよび供
給装置のヤーンは製織機の主ノズルにまで、そしてその
中に常に延びており、そこではそれらは圧力媒体流によ
って完全に影響を受けており、その結果次の挿入工程の
ために何時でも使える状態に保たれている。主ノズルや
リードが振幅運動し、そしてヤーンが引張力を受けると
いった点から、少なくとも、最後の巻線は、引張力が与
えられたコイルバネで見られると同様に、軸方向に広が
ることとなるが、これは、最後の巻線と、停止エレメン
トへ伸びるヤーンの部分とが作る角度が大きいことによ
るものである。これによって、停止エレメントから下流
方向へのヤーンの長さが増加する。ヤーンの自由端は、
主ノズルから移動し、主ノズルと関連して設けられた切
断装置によって、長さが増加したヤーンを周期的に切断
することとなる。切られたヤーンは、そのヤーン片とな
って、機器の動作に重要な場所に入り込んで支障をきた
したり、あるいはまた、織布内に入り込み、その品質を
低下させることとなる。
本発明は冒頭に述べたタイプのヤーンストレージおよ
び供給装置を提供することに関する課題に基づくもので
あり、それによって制御不能なヤーン片に起因するヤー
ン挿入工程における動作不良および最終織布における品
質の損失が回避される。
本発明によれば、提出された課題は請求項1の特徴ク
ローズ中に開示された特徴によって解決される。
この実施態様の場合において、停止エレメントとヤー
ンサプライの最後の巻線との間の軸方向距離はヤーン品
質またはむしろそのヤーン太さに応じて、ヤーンにおけ
る往復引張力が最後のヤーン巻線を最早開放し得ないと
共に停止期間中の付加的なヤーン巻線をもまた多分開放
し得ないようなやり方において調節可能である。ヤーン
における引張力の結果であり、そして最後の巻線と軸方
向における停止エレメントとの間のヤーンセクションに
おいて有効である力の成分は停止期間内にヤーンを変位
させるためには最早十分ではない。切断装置が周期的に
作動されているという事実にも拘らず、ヤーンの自由端
は最早その停止期間中に切断されることなく、その結果
如何なる動作不良もまた、織布における如何なる品質の
損失をも生ずることはない。
数個の停止エレメントであって、それらが、互いに離
間関係にあるストレージ部材の周縁の周りに分配されて
いるものを含んで構成されるヤーンストレージおよび供
給装置(欧州特許第264985号)の場合に、ヤーンの回収
および挿入工程の間、個々の停止エレメント間のスペー
スにも拘らず、如何なる不連続部も伴わずに挿入すべき
ヤーンの長さを正確に決定することが出来るように停止
エレメントを軸方向に変位することが知られているのは
真実である。しかしながら、この原理は停止期間におけ
るヤーンサプライ中で行われる工程を考慮に入れておら
ず、そしてそれは冒頭において説明した問題の解決に関
して何らの示唆をも提供し得ない。
ヤーン品質(デニール数またはヤーン数、ヤーン直
径、毛羽立ち性、平滑性、付着性、原料、仕上げ剤等)
に加えて、それは最後の巻線と停止エレメントに向かっ
て延在するセクションとの間の角度について支配的なも
のであり、これが最終巻線の開放傾向の原因となるとい
う事実に鑑み、この角度がスタンドバイ引張力の結果で
ある軸方向の力の成分の大きさを決定する因子の一つな
ので、請求項2による実施態様が当を得たものとなる。
ストレージ部材の軸方向における停止エレメントの変位
によって、今のところは正に許容可能な角度の最大値で
あって、ここにおいてスタンドバイ引張力にも拘らずヤ
ーンの自由端が最早切断装置内に移動しないことを保証
する角度の限界を定めることが可能である。
この許容可能な最大値は、ヤーンサプライの最後の巻
線と停止エレメントとが動作中に衝突しないことを意味
する。従って、ヤーンサプライと停止エレメントとの間
のこの安全の距離は、ヤーンサプライと停止エレメント
との衝突と、ヤーンの自由端が、主ノズルから移動する
ことを防止するために十分な大きさとなーンの自由端
が、主ノズルから移動することを防止するために十分な
大きさとなっている。このようにして、ヤーンサプライ
および停止エレメント間に安全距離が提案され、これが
ヤーンサプライと前記停止エレメントとの間のあらゆる
衝突を排除するが、これはヤーン自由端が主ノズルから
移動するのを阻止するためには正に十分大きいのであ
る。
他の適切な実施態様は請求項3による実施態様であ
り、それはその距離についてのこれら寸法が上述の要件
を実際に容易に実現できるやり方で満たすことになるか
である。
別な可能性は請求項4によって取られるアクションの
過程であって、その場合ヤーン品質に依存する標準値は
今のところ許容可能な角度の最大値に関して経験的に決
定され、そしてこれらの標準値はそれぞれの調整に関し
て任意の値として用いることができる。
二つの代替的で有利な実施態様であって、ここにおい
て停止エレメントと共に作動エレメントが固定ハウジン
グ内に収容されており、このハウジングがストレージ部
材のストレージ面と半径方向に離間した関係において整
列されているものは請求項5および6によって開示され
ている。調整に関して、従来の調整手段、たとえば改調
整および微調整手段が使用可能であり、前記調整手段は
適切なマークおよび目盛りであって、停止エレメントに
関して選択された精確な位置を明瞭に示すものを備える
ものとする。
付加的な、当を得た実施態様であって、ここにおいて
その停止位置を占めるとき停止エレメントがストレージ
部材のストレージ面内の凹所と係合するものは請求項7
により開示される。この構造的設計の場合、その調整さ
れた軸方向位置とは独立に停止エレメントがストレージ
面内に適切に入り込み、そしてヤーンを信頼し得る方法
で停止させる。
請求項8は付加的な、適切である実施態様を開示して
おり、この場合ヤーンサプライについて最大センサがス
トレージ部材の外部に設けられており、前記最大センサ
は前記ヤーンサプライの最終巻線の軸方向位置を監視す
る。最終巻線と停止エレメントとの間の安全距離はこの
場合、その全くの当初から予め定められている。最大セ
ンサがそれぞれのヤーン品質に対する適応の目的で調整
されると、停止エレメントがこの調整運動に追随するこ
とになるので今のところは正に許容可能な、ヤーンセク
ションおよび停止エレメント間の最大角度ならびに今の
ところは正に許容可能な、停止エレメントおよび最終巻
線間の距離の最大値が保持される。
最後に、請求項9による実施態様は付加的な可能性と
して有利であり、それは最大センサおよび停止エレメン
トが共通に調整されるようになっているという事実にも
拘らず、本実施態様の場合には前記部材間の相対的軸方
向距離が再調整可能であるからである。小径の平滑ヤー
ンが使用される場合、最終巻線および停止エレメント間
の安全距離は大径の毛羽立ちヤーンが用いられる場合よ
りも明瞭に小さくなる可能性がある。次に、その再調整
は最大センサに関して停止エレメントを軸方向に変位さ
せることにより行うことができる。
本発明の要旨についての実施態様を図面に基づき説明
するものとし、ここにおいて 第1図および第2図は二つの作動局面における知られ
た構造的設計を有するヤーンストレージおよび供給装置
を示しており、前記の各図は本発明により除去すべき短
所を明瞭に示すように概略平面図における装置を示し、 第3図は本発明によるヤーンストレージおよび供給装
置の平面図であり、これは第1図および第2図の平面図
に対応し、 第4図は調整された具体的な位置における第3図の詳
細についての断面図であり、そして 第5図は調整された別の位置における第4図の詳細を
示している。
第1図および第2図は知られた構造的設計を有するヤ
ーンストレージおよび供給装置1′を示し、この場合機
能の理解について二次的な重要性を有するものは省略し
てある。この種のヤーンストレージおよび供給装置1′
はジェット織機Wによる多色製織に関して屡々利用さ
れ、このジェット織機Wに対して精確な長さを有するよ
こ糸セクションを供給するようになっており、前記よこ
糸セクションは連続ヤーンFとして供給ボビン(図示せ
ず)から取り出される。よこ糸ヤーンセクションごとの
精確な寸法は、図示せず、かつヤーンストレージおよび
供給装置1′に組み込まれた手段の助けによって達成さ
れ、前記手段は、調節可能な外径を有する円筒径ストレ
ージ部材2の場合には、単一のエレメント13であって、
所定のヤーン長さに達するとヤーン・テークオフ工程を
遮断するものか、あるいは固定外径を有するストレージ
部材の場合には数個の停止エレメント13であって、これ
らは規則的な間隔をもって前記ストレージ部材の周縁を
覆って分配されており、そしてそれらは選択されている
各停止エレメントにおいてヤーン・テークオフ工程を遮
断するために使用されるものを包含している。しかし、
この原理は知られているので、本関連においてそれを論
述する必要はない。
たとえば、回転不能固定ストレージ部材2であって、
ストレージ面4を形成し、そしてその軸が参照数字3で
示されるものに加えて、ヤーンストレージおよび供給装
置1′は巻線エレメント5を装備しており、これは駆動
モータ6によって回転させるようになっている。巻線エ
レメント5は中空なので、ボビンから到来するヤーンF
は軸3に沿って前記エレメントの内部に、次いでヤーン
サプライS中の連続的な巻線11におけるストレージ面4
上にそれが巻回される位置に対し半径方向外方に案内さ
れる。駆動モータ6は制御装置7に接続され、これは順
次制御ライン10を介して最大センサ8および最小センサ
9に接続される。所望により、最小センサ9もまた省略
可能である。2個のセンサ8、9は、ヤーンサプライS
の寸法が一定の限界以下になると、駆動モータ6は最大
センサ8がヤーンサプライSの必要寸法を検出するまで
付勢され、その後該駆動モータ6を消勢するような方法
においてその駆動モータ6を作動および非作動する原因
となっている。
ヤーンサプライ5において、個々の巻線11は近接して
位置する。最後の巻線11′は停止エレメント13に対面し
ており、これはヤーンサプライSから比較的大きな軸方
向距離Aをもって位置決めされる。
停止エレメント13は、受動位置であって、そこにおい
てヤーンFを巻回することも妨げることも出来ず、そし
てストレージ面4およびそのヘッドを一周する循環運動
を伴う位置と、停止位置(第1図および第2図)であっ
て、そこにおいてヤーンは循環テークオフ運動を行うの
が妨げられ、そして停止エレメント13を介して偏向され
る位置との間で運動するようになっている。製織機Wに
至るその進路に対して、次にこのヤーンFは、ヤーンア
イ14を経由し、そして前記ヤーンアイから製織機Wの主
ノズル15の通路15aへ走行する前にストレージ部材2の
ヘッドを経由して軸3に向かって再偏向される。圧力媒
体サプライに連結されている主ノズル15は杼口に対する
入口においてリード(図示せず)に対し、前記リード
(ダブル矢印17)の往復運動のコースにおいてリードと
共に前記杼口が振動しながら移動するようなやり方で取
り付けられる。主ノズル15は本例において、処理される
色の数に相当する数の通路を備え、それはヤーンF用の
通路15aおよび第二ヤーンF″であって、正に処理さ
れ、そしてヤーンアイ16にやって来るもののための通路
15bを含んでいる。
多色製織の場合、製織機Wは色彩の数に相当するヤー
ンストレージおよびサプライ装置1′の数と関連してい
る。今は処理されていない、色彩(ヤーンF)を伴うヤ
ーンストレージおよび供給装置1′は停止状態にある
(第1図および第2図)。停止期間中、通路15aは圧力
媒体流によって作動され、これはヤーンFに対し恒久的
なスタンドバイ引張力Pを杼口の方向に加え、それでこ
れが前記ヤーンFを真直ぐに保持する。ヤーンFの自由
端F′は主ノズルを越えて切断装置18の領域までおよび
内に突出するが、これは処理される全てのヤーンに共通
であり、そしてリードが運動する際、たとえばヤーン
F″の切断の目的に関してこれは周期的に作動される。
ヤーンFの自由端F′は長さLだけ主ノズル15を越えて
突出する。
第1図は装置1′の停止期間の開始を示している。他
のヤーンF″は正に挿入されつつある。ヤーンFのセク
ション12とヤーンサプライS中の巻線11に直接隣接して
位置決めされる最後の巻線11′とは角度αを成す。スタ
ンドバイ引張力Pは恒久的に有効である。
スタンドバイ引張力Pに起因し、かつ主ノズル15の往
復運動(ダブル矢印17)に起因して、スタンドバイ引張
力およびその往復運動から生ずる軸方向の力の成分はヤ
ーンFにおいて有効となり、前記力の成分は−第2図に
従い−少なくとも最後の巻線11′であって、コイルばね
に類似し、それに対し加えられた軸方向の引張荷重を有
するものを徐々に開放し始める。少なくとも最後の巻線
11′の主要部分は停止エレメント13に向かって徐々に移
動を開始する。この移動運動に起因し、かつセクション
12および最終巻線11′間に屈曲部が広がり、そして(ス
トレージ面4のレイアウトにおいて)本質的に直線を形
成するという事実に鑑み、ヤーンFの自由端F′は更に
主ノズル15の外へ、そして杼口の中へ移動することにな
り、前記移動が起こるそれに沿う距離は距離L1である。
しかしながら、長さにおけるこの増加は、正に処理され
つつあるヤーンF″のセクションを或る長さに切断する
目的のための切断装置18の次の作動の場合に、ヤーンF
の片xが切断されることになり、これは自由に落下する
か、あるいは杼口内に運ばれることになるという結果を
伴う。これらのフリーヤーン片xは停止期間中に各ヤー
ンから発生し、これら自由となったヤーン片xは、ヤー
ンを停止する周期毎に発生して増加し、ヤーン挿入入口
を次第に強く汚染することとなったり、織布に回復でき
ない欠陥を与えることとなる。
本発明によれば、以下に述べる特徴を付与することに
よって、第3図によるヤーンストレージおよび供給装置
1の場合これらの望ましくない、かつ制御不能なヤーン
片xの生成が回避される。その特徴というのは、ダブル
矢印19の方向において、また、ストレージ部材2の軸方
向において、停止エレメント13および最終巻線11′間の
軸方向距離が最大値Amaxを有するまで停止エレメント13
はヤーンサプライSに向かって調整されるようになって
おり、このことが最終巻線11′およびヤーンFのセクシ
ョン12間の角度が最大値αmaxを越えることはなく、そ
の場合スタンドバイ引張力Pによって生じる軸方向成分
が前記した在り方において最終巻線11′を開放するする
ためには最早不十分であることを保証する。他方、最大
値Amax、αmaxは、ヤーンストレージおよび供給装置1
が作動状態にあるとき、最終巻線11′および停止エレメ
ント13間の如何なる衝突をも排除するためには十分大き
い。
第3図によるヤーンストレージおよび供給装置1を調
整する目的に関して、最終巻線11′の軸方向位置は、た
とえばヤーンサプライSにおいて要求されるヤーンの品
質およびヤーンの長さに依存して最大ヤーン8を調節す
ることによって決定される。引き続いて、停止エレメン
ト13は、軸方向距離が今のところ許容可能な最大値Amax
であって、最終巻線11′が開放されるのを信頼性をもっ
て阻止するものを有するまで、ダブル矢印19の方向にお
いて軸方向に変位される。次いで、ヤーンストレージお
よび供給装置は作動可能状態となる。
第3図によるヤーンストレージおよび供給装置1は第
1図中に示す構成要素を含んで構成され、そして同一の
方法において第1図に示される製織機と協働する。スト
レージ部材2のストレージ面4の直径が調節可能であれ
ば、ヤーンセクションの長さを精確に寸法取りするため
に単一の停止エレメント13で足りる。しかしながら、ヤ
ーンストレージおよび供給装置1のストレージ部材2の
ストレージ面4の直径が調節不能であれば、複数個の周
辺的に離間した停止エレメント13が提供され、そしてそ
れはこれらの停止エレメント13が環状部材であって、ダ
ブル矢印19の方向において調節されるようになっている
ものにおいて結合される際、適切なものとなる。
第4図および第5図において、第3図の実施態様の場
合における停止エレメント13の調節可能性が一層明瞭に
示されている。停止エレメント13と共に駆動エレメン
ト、たとえばマグネットコイルおよびアーマチュアがハ
ウジング20内に収容されている。このハウジング20は円
筒形ストレージ部材2のストレージ面4から半径距離を
もって固定ハウジング21内に収容されており、前記ハウ
ジング20は数個のホルダー24の内の1個に取り付けられ
ていて、このホルダーから適切な穴23が停止エレメント
13の外方への移動を許容する。第4図において、停止エ
レメント13はその停止位置に配置されており、そこでそ
れはストレージ面4とハウジング21の下面との間の半径
方向のギャップ27を経由して延在している。ヤーンサプ
ライSのヤーンは停止エレメント13において停止され
る。ヤーンサプライSおよび停止エレメント13間の距離
は第3図による最大値Amaxを有する距離である。本例に
おいて、ヤーンサプライSは非常に小さい直径を有する
ヤーンから構成されるので、最終巻線11′はストレージ
面4の右端から実質的な軸方向距離をもって配置され
る。
ストレージ部材2は複数個の軸方向に離間した凹所25
であって、軸方向に整列されるものを備えているので、
ハウジング20が再配置され、そしてホルダー24の異なっ
た1個に取り付けられると、凹所25は停止エレメント13
に関して常に有効となる。第4図および第5図の実施態
様の場合、停止エレメント13は3段階で調整可能であ
る。しかし、それはまたハウジング20がハウジング21内
で無段に調節されると考えることもできる。この場合、
軸方向溝26であって、ストレージ面4に向かって開放さ
れるものを3個の凹所25の代わりに用いることが当を得
たものとなろう。ハウジング21は保持手段22中の適所に
固定される。
更に、−ハウジング20の代わりに−保持手段22中のハ
ウジング21自体を軸方向に変位させることを考えること
も可能であり、これは保持手段22内の凹所28に起因して
存在する可能性である。
第5図において、その巻線11およびその最終巻線11′
を伴うより太いヤーンがヤーンサプライS中に提供され
ている。ハウジング20がハウジング21内で右方に変位さ
れているので、最終巻線11′および停止エレメント13間
の距離に関し最大値Amaxが再び観察される。
第3図中で言及された最大センサ8はハウジング21内
のハウジング20と構造的に結合されてもよく、その結果
最大センサ8の変位であって、異なったヤーン品質への
切り替えに関して必要となるものを、停止エレメント13
の対応する変位と同時に行うことになる。次に、停止エ
レメントおよび最終ヤーン巻線11および最大センサ8間
のそれぞれについての距離の値Amaxをその正に当初から
固定的に決定することが可能である。値Amaxが異なった
ヤーン品質の場合において変化すべきであるという事実
に関して、次いで最大センサ8に関連して停止エレメン
ト13を軸方向に変位させることについての可能性を付加
的に提供することは適切であろう。
第4図および第5図は軸方向における停止エレメント
の段階的または無段階的変位を示している。停止エレメ
ントの鋭敏な変位に関して、ハウジング20は軸方向案内
手段において変位可能に支持し、そしてスクリューロッ
ドによって調整されるように適応させればよい。ハウジ
ング20および停止エレメント13それぞれの鋭敏な変位を
偏心器によって行うこともまた考え得る。外部から見え
る適切な目盛りがそれぞれの調整の精確な検討を許容す
る。停止エレメント13調整の他の可能性は、−再取付け
可能または交換可能な方法における−停止エレメント13
であって、ピン状の方法(pinlike manner)で挿入され
るものを停止エレメントキャリヤーであって、軸方向に
おいてより長く、そして停止エレメント13と共に停止位
置およびその受動位置間を移動するものに取り付けると
いう可能性である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−144650(JP,A) 特開 昭60−209054(JP,A) 実開 昭61−150881(JP,U) 実開 昭61−164288(JP,U) 実開 昭57−150573(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D03D 47/28 - 47/38 B65H 51/20 - 51/24

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糸を巻き付けることによって貯留糸(S)
    を形成し一端から当該貯留糸(S)の糸を引き出すよう
    にした円筒状のストレージ部材と、引き出される糸の長
    さを所定の長さに制限する糸長制限手段と、前記貯留糸
    (S)の最終巻線(11′)から軸方向に距離をもって配
    置され、糸停止状態においては前記貯留糸(S)からの
    糸の引き出しを抑止するために周回的な糸の移動を遮る
    糸停止位置と、糸通過状態においては周回的に移動する
    糸を通過させて巻糸を開放し糸の引き出しを行えるよう
    にした糸通過位置との間で移動する少なくとも一つの停
    止エレメント(13)とを有する糸貯留及び糸供給装置で
    あって、 前記停止エレメント(13)は、当該停止エレメント(1
    3)の位置が糸の種類に応じてストレージ部材の軸方向
    に変位可能であって、前記最終巻線(11′)と当該停止
    エレメント(13)との間の当該軸方向の距離が所定の距
    離内に調整され、 前記所定の距離が、前記ストレージ部材(2)の貯留糸
    (S)から引き出された糸(F)が引き出し方向にずれ
    て移動する事のない距離の最大値(Amax)であることを
    特徴とした糸貯留及び糸供給装置、
  2. 【請求項2】糸の停止状態における最終巻線(11′)か
    ら前記停止エレメント(13)に延在する糸部分(12)と
    当該最終巻線(11′)との間の角度が所定の角度内に調
    整され、 前記所定の角度が、前記ストレージ部材(2)の貯留糸
    (S)から引き出された糸(F)が引き出し方向にずれ
    て移動する事のない角度の最大値(αmax)であること
    を特徴とした請求項1に記載の糸貯留及び糸供給装置。
  3. 【請求項3】前記最大値(Amax)は、糸の直径の2倍か
    ら5倍の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の
    糸貯留及び糸供給装置。
  4. 【請求項4】前記最大値(αmax)は、5゜乃至30゜、
    好ましくは、10゜乃至15゜であることを特徴とする請求
    項2に記載の糸貯留及び糸供給装置。
  5. 【請求項5】前記停止エレメント(13)及び当該停止エ
    レメント(13)を駆動する駆動エレメントが、前記スト
    レージ部材(2)の糸を巻き付けるストレージ面(4)
    から半径方向に離間し当該ストレージ面(4)に対向し
    て配置されたハウジング(21)内に収容され、 前記ハウジング(21)は、前記ストレージ部材(2)の
    軸方向に変位可能に構成されていることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1項記載の糸貯留及び糸供給装
    置。
  6. 【請求項6】前記停止エレメント(13)及び当該停止エ
    レメント(13)を駆動する駆動エレメントが、前記スト
    レージ部材(2)の糸を巻き付けるストレージ面(4)
    から半径方向に離間し当該ストレージ面(4)に対向し
    て配置されたハウジング(21)内に収容され、 前記停止エレメント(13)は、前記ハウジング(21)内
    でその位置を変位させ固定可能であることを特徴する請
    求項1乃至4のいずれか1項記載の糸貯留及び糸供給装
    置。
  7. 【請求項7】前記ストレージ部材(2)の糸を巻き付け
    るストレージ面(4)は、段階的に又は連続的に前記停
    止エレメント(13)と係合を行うために当該停止エレメ
    ント(13)の変位方向への離間した複数の凹部(25)又
    は溝(26)を有していることを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれか1項記載の糸貯留及び糸供給装置。
  8. 【請求項8】前記ストレージ部材(2)の外部に設けら
    れ、貯留糸(S)の最終巻線(11′)の軸方向位置を監
    視するセンサ(8)を有し、 前記センサ(8)は、前記停止エレメント(13)を収容
    する軸方向に変位可能なハウジング内に共通に収納され
    ていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項
    記載の糸貯留及び糸供給装置。
  9. 【請求項9】前記ハウジング内の前記停止エレメント
    (13)および前記センサ(8)間の相対的な軸方向距離
    が調整可能であることを特徴とする請求項8に記載の糸
    貯留及び糸供給装置。
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