JP2960935B1 - 傘のろくろ - Google Patents

傘のろくろ

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JP2960935B1
JP2960935B1 JP10317577A JP31757798A JP2960935B1 JP 2960935 B1 JP2960935 B1 JP 2960935B1 JP 10317577 A JP10317577 A JP 10317577A JP 31757798 A JP31757798 A JP 31757798A JP 2960935 B1 JP2960935 B1 JP 2960935B1
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45BWALKING STICKS; UMBRELLAS; LADIES' OR LIKE FANS
    • A45B25/00Details of umbrellas
    • A45B25/06Umbrella runners

Abstract

【要約】 【課題】 傘骨をろくろに連結する作業を簡略化する。 【解決手段】 傘骨根元部の傘骨収容溝5内への挿入に
よって変形せしめられ、挿入後根元部の軸孔内に係入し
てこの根元部を枢支する対向する自由端を有する一対の
傘骨枢支用板バネ12a,12aを傘骨収容溝5内に臨
ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傘骨の根元部を枢支
するろくろ、特に抱き針を使用しない新規なろくろに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、傘の支柱(中棒)は、上端に石
突を、下端に握りを備えるとともに、支柱の上部側に
は、複数本の親骨の根元部を枢支する上ろくろが固着さ
れ、支柱の下部側には、各親骨の中間部に先端部を枢着
された受け骨の根元部を枢支する下ろくろが摺動自在に
取り付けられた構造を有している。
【0003】図22は従来の下ろくろの一例を示す斜視
図で、支柱1に摺動自在に取り付けられた円筒状の下ろ
くろ2は、ボス部23の上部にフランジ部3を同軸的か
つ一体的に備えており、このフランジ部3には、各受け
骨4の根元部を収容する溝5がフランジ部3の上端面の
周縁に放射状に開口し、またフランジ部3の外周面に
は、受け骨収容溝5に交差する線材収容溝6が周設され
ている。
【0004】そして、下ろくろ2に対する受け骨4の連
結に際しては、受け骨4の根元部に設けられた軸孔4a
に線材(抱き針)7を順次挿通し、その根元部を各受け
骨収容溝5に差し込みつつ、線材7を溝6に沿わせ、か
つその線材7の両端を捩り合わせることによって線材7
をリング状にして、各受け骨4の根元部を枢支させる構
造となっている。なお、線材7の捩り合わせ部分7a
は、一般にフランジ部3の上端面に突設された凸部8の
外面の溝9に押し込まれるようになっている。
【0005】同様に、上ろくろにおいても、親骨の根元
部に開けられた軸孔に線材を順次挿通し、かつ線材の先
端を捩って親骨の根元部を枢支させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな傘のろくろでは、傘骨の根元部を枢支するのに根元
部の軸孔4aに線材7を挿通させ、捩り合わせる必要が
あるので作業性が悪く、作業の機械化も著しく困難であ
る。また、傘の開閉を繰り返すうちに、線材7の捩り合
わせ部分7aが緩み、傘骨がぐらついたりする等の不具
合を生じるという欠点もあった。
【0007】さらに、傘骨の根元部分を連結する線材7
の存在は美観を損ねるのみでなく、傘の繰返し開閉操作
により緩んだ捩り合わせ部分7aの先端で指を負傷した
り、衣服が引掛って衣服を損傷したりすることもあっ
た。
【0008】そこで、上記捩り合わせ部分7aを熱収縮
性の合成樹脂製チューブで被覆したり(実用新案登録第
3017521号)、あるいは捩り合わせ部分7aの先
端を溶融状態の合成樹脂で被覆固着したり(実用新案登
録第3023762号)することも提案されているが、
線材7の両端を捩り合わせた上に、そのような余分な処
理を施すことは、傘骨連結作業の作業性をさらに悪化さ
せるものであった。
【0009】また、傘骨連結作業の作業性を改善するた
めに、根元部の軸孔に挿通される線材を排除した傘骨の
枢支構造も種々提案されており、例えば実公平3−77
14号には、傘骨の根元部に球体部を形成するととも
に、ろくろ側に上記球体部に対応する球形状の穴を設
け、この穴に傘骨の球体部を弾力的に押し込み係合させ
るだけで傘骨の根元部を枢支するようにしたろくろ構造
が提案されている。
【0010】しかしながら、この種の傘骨の枢支構造で
は、例えば根元部に球体部を形成した特殊な傘骨を必要
とするため、根元部に軸孔4aを備えた従来の傘骨は使
用不能であるという実用上の重大な欠点を有する。
【0011】上記の事情に鑑み、本発明は、傘骨の根元
部の軸孔に挿通される線材を排除することによって、傘
骨をろくろに連結する作業を大幅に簡略化し、自動化を
も可能にするとともに、従来の傘骨をそのまま使用する
ことができるろくろを提供することを目的とするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のろくろは、ろく
ろ端面の周縁に放射状に開口させた複数の傘骨収容溝内
に、傘骨根元部の挿入によって変形せしめられ、挿入後
傘骨根元部の軸孔内に係入してこの根元部を枢支する自
由端を有する傘骨枢支用板バネを設けたことを特徴とす
るものである。
【0013】上記板バネは、対向する自由端を有する一
対の板バネまたは片持ちの一枚の板バネによって構成す
ることができる。
【0014】その場合、上記傘骨収容溝の間隔にほぼ等
しい間隔を有する切れ目を備えた外環あるいは鉤状板部
と、この外環あるいは鉤状板部に連結した内環とを一体
的に備えた一枚の金属製環状薄板を、各切れ目あるいは
鉤状板部の自由端を各傘骨収容溝内に臨ませてろくろ内
に同軸的に埋設し、各切れ目を介して対向する外環の部
分あるいは鉤状板部の自由端によって、板バネを形成す
ることができる。
【0015】いずれの場合であっても、傘骨根元部の傘
骨収容溝内への挿入時における板バネの変形(板バネの
自由端が傘骨の軸孔に係入するための変形)を許容する
空所(傘骨の押し込みにより板バネが変形する側に設け
る)と、この変形と反対方向の変形(傘骨を挿入時と反
対方向へ引っ張ったとき板バネの自由端が上記変形と逆
方向に変形して傘骨の軸孔から抜け出るのを許すような
変形)を阻止するストッパ部(上記空所とは反対側に設
ける)とが、ろくろに形成されていることが好ましい。
【0016】また、上記金属製環状薄板は、インサート
成形によりろくろ内に埋設されることが好ましい。そし
て、ろくろが複数の傘骨収容溝を端面の周縁に放射状に
開口させたフランジ部とボス部とから構成される場合、
フランジ部とボス部とが一体成形されたものでも、別個
に形成されたフランジ部とボス部とが機械的に結合され
たものであってもよい。上記金属製環状薄板は上記フラ
ンジ部内に埋設される。
【0017】さらに、別個に形成されたフランジ部とボ
ス部との機械的結合によりろくろが構成される場合、上
記金属製環状薄板を、インサート成形でなく、フランジ
部とボス部との間に挟着した構成とすることもできる。
【0018】また、本発明の傘骨枢支部材は、上記ろく
ろの傘骨収容溝の間隔にほぼ等しい間隔を置いて切れ目
を有する外環と、この外環に連結した内環とを一体的に
備えた一枚の金属製環状薄板からなり、各切れ目を介し
て対向する態様で上記傘骨収容溝内に露呈させる外環の
部分によって、上記傘骨根元部を枢支する自由端を有す
る一対の板バネを形成してなることを特徴とするもので
ある。
【0019】さらに、本発明の傘骨枢支部材は、上記ろ
くろの傘骨収容溝の間隔にほぼ等しい間隔を置いて環状
部から放射状に外方へ突出した鉤状板部を備えた一枚の
金属製環状薄板からなり、上記傘骨収容溝の側壁に近接
した位置に自由端を有する態様で傘骨収容溝内に露呈さ
せる鉤状板部の先端部によって、上記傘骨根元部を枢支
する自由端を有する単一の板バネを形成してなることを
特徴とするものである。
【0020】
【発明の作用および効果】本発明によれば、傘骨根元部
の傘骨収容溝内への挿入によって変形せしめられ、挿入
後上記根元部の軸孔内に係入してこの根元部を枢支する
自由端を有する傘骨枢支用板バネを傘骨収容溝内に臨ま
せているから、単に傘骨根元部をろくろの軸方向に傘骨
収容溝内に挿入するだけで、傘骨をろくろに連結するこ
とができる。
【0021】したがって、傘骨の連結作業の作業性を飛
躍的に改善することができ、しかも線材を捩る作業が不
要になることに加えて、複数本の傘骨の根元部の軸孔に
線材を順次挿通する作業も、傘骨の根元部を、線材の挿
通された状態でろくろのフランジ部の放射状の溝に差し
込む作業も不要になるから、傘骨をろくろに連結する作
業の自動化が可能になる利点がある。
【0022】また、本発明によるろくろは、軸孔を備え
た従来の傘骨をそのまま使用することができるという実
用上の大きな利点を有し、しかも、傘骨の根元部分を連
結する線材が不要になるから、この線材が美観を損ねる
こともなく、加えて、線材の捩り合わせ部分も無くなる
ことにより、この捩り合わせ部分の先端によって指や衣
服が傷つけられる問題も生じなくなる。
【0023】そして、上記板バネを、切れ目を介して対
向する自由端を有する一対の板バネによって構成するこ
とは、傘骨収容溝の間隔にほぼ等しい間隔を有する切れ
目を外環に備えた一枚の金属製環状薄板をろくろ内に同
軸的に埋設することによって容易に達成できる。
【0024】また、傘骨収容溝の側壁に近接した位置に
自由端を有する単一の板バネを各傘骨収容溝内にそれぞ
れ臨ませた構成も、傘骨収容溝の間隔にほぼ等しい間隔
を有する鉤状板部を環状部から放射状に外方へ突出させ
た一枚の金属製環状薄板を、各鉤状板部の自由端を各傘
骨収容溝内に臨ませてろくろ内に同軸的に埋設すること
によって容易に達成できる。
【0025】また、傘骨根元部の傘骨収容溝内への挿入
時における板バネの変形を許容する空所と、この変形と
反対方向への変形を阻止するストッパ部とをろくろに形
成することによって、ろくろに対する傘骨の組付けを容
易としながら、傘骨がろくろから外れるのを確実に防止
することができる。
【0026】なお、傘骨を傘骨収容溝内へ挿入するとき
には、その挿入深さを制限するストッパがあることが好
ましく、傘骨の先端が当接する面を収容溝の底に設ける
のがよい。また、板バネは厚さ方向には変形しやすい
が、面方向には変形しにくいので、板バネの厚さ方向す
なわち傘骨根元部の挿入方向とその逆方向には何らかの
ストッパが必要になるが、その方向に直角な方向にはス
トッパは不要である。
【0027】さらに、上記金属製環状薄板は、フランジ
部とボス部を一体成形する際にインサート成形によって
ろくろのフランジ部内に埋設することが製作の容易な点
から好ましいが、フランジ部とボス部とを、別部品で形
成し、機械的結合により一体化する構成の場合は、ボス
部の形状および色を変更する場合に便利である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態を説明する。
【0029】図1〜図7は、本発明によるろくろの第1
の実施の形態を示す図で、図1は下ろくろの平面図、図
2はその正面図、図3は下ろくろ内に埋設される金属製
環状薄板の拡大平面図、図4は図2のIV−IV線に沿った
横断面図、図5は図1のV−V線に沿った縦断面図、図
6は受け骨を枢支した状態を示す要部の拡大横断面図、
図7は受け骨が板バネに接触する以前の状態を示す要部
の拡大縦断面図である。
【0030】図において、合成樹脂製の下ろくろ2は、
傘開閉時のつまみとして機能する円筒状ボス部23と、
このボス部23の上部に連接して一体に形成されたフラ
ンジ部3とからなり、フランジ部3の上端面3aの周縁
には、図22に示された従来の下ろくろと同様に、各受
け骨4の根元部を収容する8個の受け骨収容溝5がほぼ
等角度間隔を保って放射状に開口している。フランジ部
3内には、図3に実線で示すようなパターンを有する金
属製環状薄板(傘骨枢支部材)10が同軸状に埋設され
ている。
【0031】厚さ約0.4mmのステンレス鋼からなる環
状薄板10は、内環11と、放射状の連結部13によっ
て内環11に連結された外環12とを一体的に備えてお
り、約0.8mmの幅を有する外環12には、半径方向に
延びる8個の切れ目Sがほぼ等角度間隔を保って形成さ
れ、隣接する切れ目S,S間のほぼ中央に上記連結部1
3が位置している。そして、外環12の連結部13,1
3間の部分によって、切れ目Sを介して対向する自由端
を有する一対の受け骨枢支用板バネ12a,12aが形
成されている。また対称位置にある2か所の連結部1
3,13には、インサート成形時に位置決めピンが挿通
される孔14,14がそれぞれ形成されている。ただ
し、これら孔14,14は必要に応じて設けられるもの
であって、孔14,14が無くともインサート成形は可
能である。
【0032】上記切れ目Sは、これをレーザー加工等で
金属製環状薄板10に形成する場合には、加工上必然的
に幅約0.15mm程度のスリットとして形成されるが、
これはスリットである必要はなく、要は一対の板バネ1
2a,12aが受け骨収容溝5に押し込まれた受け骨4
の通過を許容するために変形し得るように板バネ12
a,12a間が切断されていさえすればよい。ただし、
受け骨挿入後に復元した板バネ12a,12a間に、受
け骨4の抜けを許すような間隙を持った切れ目があって
はならないことは言うまでもない。
【0033】この環状薄板10は、合成樹脂製の下ろく
ろ2の成形時に、切れ目Sを介して対向する一対の板バ
ネ12a,12aを各受け骨収容溝5内に臨ませて、イ
ンサート成形によりフランジ部3内に埋設される。そし
て、図7から特に明らかなように、板バネ12a,12
aの受け骨収容溝5(溝5の幅約1.6mm)内に露出し
ている部分以外の上面側には、フランジ部3の内面3b
が密着しているが、下面側には、受け骨収容溝5に連接
した空所15(片側の大きさ約3mm)がフランジ部3内
に形成されている。これにより、板バネ12a,12a
は、空所15によって下方への変形が許容されるが、上
方への変形は、ストッパ部として作用するフランジ部面
3bによって確実に阻止されるように構成されている。
【0034】また、板バネ12a,12aの下ろくろ2
の半径方向外方への変形は、板バネ12a,12aの面
方向への変形となるので、極めて変形しにくく、通常傘
骨に加わる力で変形することはない。
【0035】したがって、図8に示すように、受け骨4
の軸孔4a(内径約1.6mm)を備えた根元部(幅約
1.2mm)が、下ろくろ2のフランジ部3の上端面3a
側から下方へ向かって受け骨収容溝5内に挿入される
と、板バネ12a,12aは、空所15内に弾性的に撓
んで受け骨4の根元部の通過を許容し、軸孔4aが板バ
ネ12a,12aの先端に達すると、図6および図9に
示すように、板バネ12a,12aはその弾性により復
元して、これらの自由端を軸孔4a内に係入させた状態
となり、これら自由端によって、受け骨4の根元部が枢
支されることになる。
【0036】この状態で、受け骨4に対し、これを上方
へ引っ張る力が作用した場合、板バネ12a,12aは
図10に示すように、図7に示す水平状態に復帰した位
置で、ストッパ部を構成するフランジ部面3bに当接し
て係止されるから、受け骨4が受け骨収容溝5から外れ
るおそれがないこと明らかである。
【0037】なお、実際には板バネ12a,12aの材
料により、受け骨4の根元部の通過を許容したとき板バ
ネ12a,12aは多少塑性変形することもあるので、
軸孔4aが板バネ12a,12aに達したときに弾性に
より復元するのは図9に示すように途中までとなり、そ
の後根元部を上に引くことにより板バネ12a,12a
が元の位置まで復帰することになる場合もある。この場
合は、その塑性変形で途中までしか復帰しない状態で板
バネ12a,12aの自由端が軸孔4a内に入り(係入
し)、根元部の戻りで軸孔4aに係止されてより深い係
入となるよう、板バネ12a,12aの自由端の間の切
れ目Sは、塑性変形の大きさに応じて十分小さい幅とな
っていなければならない。
【0038】また、受け骨4に対し、これを受け骨収容
溝5の深さ方向(図9の下方)に押す力が作用した場合
には、受け骨4の先端が溝5の底面5bに当接するの
で、それ以上に受け骨4が移動して板バネ12a,12
aの自由端から軸孔4aが抜けることもない。
【0039】なお、金属製環状薄板10に形成される切
れ目Sは、隣接する連結部13の中央でなく、図3に対
応する図11ならびに図7に対応する図12に示すよう
に、若干片側に偏位させて設けてもよい。その場合に
は、図9に対応する図13に示すように、一方の板バネ
12aが受け骨4の軸孔4a内に、より深く挿入される
から、その分、受け骨4が溝5から外れにくくなる。
【0040】このように、本実施の形態においては、受
け骨4の根元部を、下ろくろ2の上方から受け骨収容溝
5内に挿入するだけで、受け骨4の根元部を下ろくろ2
に確実に枢支させることができるから、受け骨4の下ろ
くろ2に対する連結作業が極めて容易となり、この作業
の自動化も可能になる。
【0041】また、線材挿通用の軸孔4aを根元部に備
えた従来の受け骨4をそのまま使用することができるこ
とは、実用上の大きな利点であり、しかも受け骨4の根
元部分を連結する線材が不要となるから、この線材が美
観を損ねることもなく、加えて線材の捩り合わせ部分も
無くなることにより、この捩り合わせ部分によって指や
衣服を傷つけられる問題も生じなくなる。
【0042】なお、図示ならびに説明は省略するが、親
骨の根元部を枢支する上ろくろも、下ろくろと同様に構
成することができる。もちろん、環状薄板10を備えた
同様の構成とすることができる。
【0043】図14は、本発明によるろくろの第2の実
施の形態において下ろくろ内に埋設される金属製環状薄
板(傘骨枢支部材)の図3に対応する拡大平面図であ
る。本実施の形態では、板バネが片側バネとなってい
る。
【0044】本実施の形態の環状薄板20も、図3に示
す環状薄板10と同様に、厚さ約0.4mmのステンレス
鋼からなり、環状薄板10の内環11と同径の環状部2
1と、この環状部21の外周からほぼ等角度間隔を保っ
て外方へ突出した8個の鉤状板部22とを一体的に備
え、各鉤状板部22は、放射状の基部22aと、この基
部22aの先端から所定距離だけ周方向に円弧状に延び
る約0.8mmの幅を有する受け骨枢支用板バネ22bと
からなる。
【0045】この環状薄板20も、合成樹脂製の下ろく
ろ2の成形時に、受け骨収容溝5の側壁5aに近接した
(0.3mmの間隔をおいた)位置において上記板バネ2
2bの自由端Tを受け骨収容溝5内に臨ませた態様で、
インサートとしてフランジ部3内に埋設される。
【0046】そして、この場合も、板バネ22bは、こ
の板バネ22bの下方に対応して形成された空所によっ
て下方への変形が許容されるが、上方への変形は、スト
ッパ部を構成するフランジ部面によって阻止されるよう
に構成されている。
【0047】なお、直径が比較的小さい下ろくろ2を用
いる場合は、板バネ22bを長さを相対的に長くして、
軸孔4a内に深く挿入することにより、図13の場合と
同様に、板バネ22bによる受け骨4の保持力を高める
ことができる。
【0048】本実施の形態によっても、上述した第1の
実施の形態と同様の効果が得られること明らかである。
【0049】以上説明した本発明の実施の形態は、下ろ
くろ2のフランジ部3とボス部23とが、合成樹脂材料
で一体に成形されている場合であるが、以下の第3およ
び第4の実施の形態のように、フランジ部3とボス部2
3とを別部品で形成し、両者を機械的に結合して一体化
するようにしてもよい。
【0050】図15〜図20は、本発明によるろくろの
第3の実施の形態における下ろくろ2のフランジ部3の
平面図、図16はその底面図、図17は図16のXVII−
XVII線に沿った概略的断面図、図18はボス部23の平
面図、図19はその正面図、図20はフランジ部3とボ
ス部23とを結合した状態を示す図16のXVII−XVII線
に沿った概略的断面図である。
【0051】本実施の形態のフランジ部3も、その上端
面3aの周縁に、各受け骨4の根元部を収容する8個の
受け骨収容溝5がほぼ等角度間隔を保って放射状に開口
しており、このフランジ部3内に、図3に示すようなパ
ターンを有する金属製環状薄板10がインサート成形に
より同軸的に埋設されている。そして、このフランジ部
3は、平坦な上面3aと底面3bとを備えた偏平な円筒
体からなり、図16および図17に示すように、その支
柱1が挿通される中心孔の周壁下部に沿って、4個の円
弧状溝3cが底面3b側から削設され、かつ各溝3cの
上端にそれぞれ2個の係合凹部3dが形成されている。
【0052】一方、傘開閉時の下ろくろ2のつまみとし
て機能する円筒状ボス部23は、図18および図19に
示すように、フランジ部3の底面3bに接する平坦な上
面23aを備え、この面23a上に、フランジ部3の各
円弧状溝3cに挿入される4個の円弧状突壁23dと、
フランジ部3の受け骨収容溝5に挿入される8個の柱状
体23とが突設され、各円弧状突壁23dの外周上端に
は、フランジ部3の係合凹部3dにそれぞれ係合する係
合爪23dが形成されている。
【0053】したがって、ボス部23をフランジ部3に
互いに位相を合わせて差し込むと、両者は図20に示す
ように結合され、第1の実施の形態と同様の構成にな
る。本実施の形態は、ボス部23の形状および色を変更
する場合に便利である。
【0054】さらに、図21は、本発明によるろくろの
第4の実施の形態を図20に対応させて示す下ろくろ2
の概略的断面図である。
【0055】本実施の形態も、フランジ部3側の係合爪
3eとボス部23側の係合凹部23eとの係合によって
互いに機械的に結合される構成を有するが、この場合
は、ボス部23の上面に、金属製環状薄板10を載置す
る平坦な上端面を備えた突縁23fが形成され、この突
縁23f上に載置された金属製環状薄板10が、フラン
ジ部3とボス部23との結合によって、フランジ部3の
下面3fとボス部23の突縁23fの上端面の間に挟着
されて、下ろくろ2が構成されるようになっている。
【0056】以上の説明から明らかなように、要するに
本発明のろくろは、円筒状のろくろ本体の端面周縁に放
射状に開口した傘骨収容溝内に傘骨枢支部材を備えた基
本構造を有する傘のろくろにおいて、傘骨枢支部材を、
傘骨収容溝内に自由端を臨ませたバネ部材とし、そのバ
ネ部材が、傘骨根元部の軸孔がバネ部材に達するまで傘
骨の傘骨収容溝内への挿入を許す変形と、その変形後、
軸孔に貫入する復元の可能な弾性を有するものであっ
て、さらにろくろ本体が、傘骨根元部を傘骨収容溝に押
し込んで軸孔にバネ部材の自由端を貫入させた後は、軸
孔からバネ部材の自由端が抜け出るのを防止する手段を
備えていることを特徴とするものである。
【0057】上記各実施の形態においては、その軸孔か
らバネ部材の自由端が抜け出るのを防止する手段が、軸
孔からバネ部材の自由端が抜け出るようなバネ部材の変
形の一つを阻止する手段と、軸孔からバネ部材の自由端
が抜け出るような傘骨根元部の移動の一つを阻止する手
段を備えたものであって、具体的には、バネ部材の、傘
骨の前記傘骨収容溝内への挿入の際に許される変形と異
なる変形を阻止するストッパ部(フランジ部面3b)
と、傘骨根元部の、軸孔がバネ部材を越えるような傘骨
収容溝内への挿入を阻止するストッパ部(溝5の底面5
b)とからなっているが、必ずしもそのような、機能を
分担させる構成に限定されるものではない。
【0058】すなわち、軸孔からバネ部材の自由端が抜
け出るのを防止する手段は、軸孔からバネ部材の自由端
が抜け出るようなバネ部材の変形の全てを阻止する手段
と、軸孔からバネ部材の自由端が抜け出るような傘骨根
元部の移動の全てを阻止する手段の少なくともいずれか
一方があればよいのであって、両方の手段に分担させる
必要はない。また、その分担のさせ方も、上記実施の形
態のようなものに限定されるものではない。
【0059】例えば、具体的な図面は省略するが、軸孔
からバネ部材の自由端が抜け出るようなバネ部材の変形
の全てを阻止する手段としては、傘骨の根元部が傘骨収
容溝に挿入されるときはその挿入を許すバネの変形を可
能にするように、その変形の側に空所を形成するよう退
避しているが、一旦軸孔にバネが貫入した後は、その変
形の側の空間に進出して再度の変形を阻止する可動型の
ストッパが考えられる。もちろん、その他の方向への変
形は常に阻止するよう、固定型のストッパが設けられ
る。また、軸孔からバネ部材の自由端が抜け出るような
傘骨根元部の移動の全てを阻止する手段としては、軸孔
がバネ部材を越えるような傘骨収容溝内への更なる挿入
は、上記実施例の溝5の底面5bのようなストッパが阻
止し、その他の方向への根元部の移動は、バネとは別
の、軸孔に貫入する可動型部材が阻止するようにするこ
とができる。
【0060】また、バネ部材が板バネであることによっ
て、厚み方向への変形は許すが面方向への変形は許さな
いという効果があり、上記実施の形態はそれを利用した
ものとなっているが、本発明は必ずしも板バネを使用す
るものに限られるものではなく、断面が円形の線状のバ
ネであっても実現可能である。その場合には、ろくろの
半径方向外方へのバネの変形を阻止するストッパをさら
に設ければよい。
【0061】このように、本発明のろくろは上記実施の
形態とは異なる各種の形態で実施することが可能である
が、構成をできる限り簡単にするという観点からは、板
バネの効用を利用した上記各実施の形態が望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるろくろの第1の実施の形態を示す
下ろくろの平面図
【図2】その正面図
【図3】その下ろくろのフランジ部内に埋設される金属
製環状薄板の拡大平面図
【図4】図2のIV−IV線に沿った横断面図
【図5】図1のV−V線に沿った縦断面図
【図6】受け骨が受け骨収容溝内に枢支された状態を示
す要部の拡大横断面図
【図7】受け骨が板バネに接触する以前の状態を示す要
部の拡大縦断面図
【図8】板バネが受け骨によって撓まされた状態を示す
要部の拡大縦断面図
【図9】受け骨が受け骨収容溝内に枢支された状態を示
す要部の拡大縦断面図
【図10】受け骨にこれを上方へ引っ張る力が加わった
状態を示す要部の拡大縦断面図
【図11】図3に示す金属製環状薄板の変形を示す拡大
平面図
【図12】図11に示す金属製環状薄板を用いた場合の
図7に対応する要部の拡大縦断面図
【図13】図11に示す金属製環状薄板を用いた場合の
図9に対応する要部の拡大縦断面図
【図14】本発明によるろくろの第2の実施の形態にお
いて下ろくろのフランジ部内に埋設される金属製環状薄
板の拡大平面図
【図15】本発明によるろくろの第3の実施の形態にお
けるフランジ部の平面図
【図16】その底面図
【図17】図16のXVII−XVII線に沿った概略的断面図
【図18】本発明によるろくろの第3の実施の形態にお
けるボス部の平面図
【図19】その正面図
【図20】本発明によるろくろの第3の実施の形態の概
略的断面図
【図21】本発明によるろくろの第4の実施の形態の概
略的断面図
【図22】従来の下ろくろの構造を示す斜視図
【符号の説明】
2 下ろくろ 3 フランジ部 4 受け骨 4a 軸孔 5 受け骨収容溝 10,20 金属製環状薄板(傘骨枢支部材) 11 内環 12 外環 12a 板バネ 13 連結部 15 空所 21 環状部 22 鉤状板部 22b 板バネ 23 ボス部 S 切れ目

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸孔を備えた傘骨根元部を収容する複数
    の傘骨収容溝を端面の周縁に放射状に開口させたろくろ
    において、 前記傘骨収容溝内に、前記傘骨根元部の前記溝内への挿
    入によって変形せしめられ、挿入後前記根元部の軸孔内
    に係入して該根元部を枢支する自由端を有する傘骨枢支
    用板バネを臨ませてなることを特徴とする傘のろくろ。
  2. 【請求項2】 前記板バネが、対向する自由端を有する
    一対の板バネからなることを特徴とする請求項1記載の
    ろくろ。
  3. 【請求項3】 前記傘骨収容溝の間隔にほぼ等しい間隔
    を置いて切れ目を有する外環と、該外環に連結した内環
    とを一体的に備えた一枚の金属製環状薄板が、各切れ目
    を各傘骨収容溝内に臨ませて同軸的に埋設され、各切れ
    目を介して対向する外環の部分によって、前記一対の板
    バネが形成されてなることを特徴とする請求項2記載の
    ろくろ。
  4. 【請求項4】 前記板バネが、前記傘骨収容溝の側壁に
    近接した位置に前記自由端を有する単一の板バネからな
    ることを特徴とする請求項1記載のろくろ。
  5. 【請求項5】 前記傘骨収容溝の間隔にほぼ等しい間隔
    を置いて環状部から放射状に外方へ突出した鉤状板部を
    備えた一枚の金属製環状薄板が、各鉤状板部の自由端を
    各傘骨収容溝内に臨ませて同軸的に埋設され、各鉤状板
    部の先端部によって、前記単一の板バネが形成されてな
    ることを特徴とする請求項4記載のろくろ。
  6. 【請求項6】 前記傘骨根元部の前記傘骨収容溝内への
    挿入時における前記板バネの変形を許容する空所と、該
    変形と反対方向の変形を阻止するストッパ部とが形成さ
    れてなることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    1項記載のろくろ。
  7. 【請求項7】 前記金属製環状薄板がインサート成形に
    より一体的に埋設されてなることを特徴とする請求項3
    または5記載のろくろ。
  8. 【請求項8】 複数の傘骨収容溝を端面の周縁に放射状
    に開口させたフランジ部と、該フランジ部に同軸的に一
    体成形されるボス部とからなり、前記金属製環状薄板板
    が前記フランジ部内に埋設されてなることを特徴とする
    請求項7記載のろくろ。
  9. 【請求項9】 複数の傘骨収容溝を端面の周縁に放射状
    に開口させたフランジ部と、該フランジ部に同軸的にか
    つ機械的に結合されるボス部とからなり、前記金属製環
    状薄板板が前記フランジ部内に埋設されてなることを特
    徴とする請求項7記載のろくろ。
  10. 【請求項10】 複数の傘骨収容溝を端面の周縁に放射
    状に開口させたフランジ部と、該フランジ部に同軸的に
    かつ機械的に結合されるボス部とからなり、前記金属製
    環状薄板が前記フランジ部と前記ボス部との間に挟着さ
    れてなることを特徴とする請求項3または5記載のろく
    ろ。
  11. 【請求項11】 円筒状のろくろ本体の端面周縁に放射
    状に開口した傘骨収容溝を有し、該傘骨収容溝内に傘骨
    枢支部材を備えてなる傘のろくろにおいて、 該傘骨枢支部材が、前記傘骨収容溝内に自由端を臨ませ
    たバネ部材からなり、該バネ部材が、前記傘骨根元部の
    軸孔が該バネ部材に達するまで傘骨の前記傘骨収容溝内
    への挿入を許す変形と、該変形後、該軸孔に貫入する復
    元の可能な弾性を有するものであり、 前記ろくろ本体が、前記傘骨根元部を前記傘骨収容溝に
    押し込んで前記軸孔に前記バネ部材の自由端を貫入させ
    た後は、前記軸孔から前記バネ部材の自由端が抜け出る
    のを防止する手段を備えていることを特徴とする傘のろ
    くろ。
  12. 【請求項12】 前記軸孔から前記バネ部材の自由端が
    抜け出るのを防止する手段が、 前記軸孔から前記バネ部材の自由端が抜け出るような該
    バネ部材の変形を阻止する手段、および/ または前記軸
    孔から前記バネ部材の自由端が抜け出るような前記傘骨
    根元部の移動を阻止する手段からなることを特徴とする
    請求項11記載の傘のろくろ。
  13. 【請求項13】 前記軸孔から前記バネ部材の自由端が
    抜け出るのを防止する手段が、 前記バネ部材の、前記傘骨の前記傘骨収容溝内への挿入
    の際に許される変形と異なる変形を阻止するストッパ手
    段、および前記傘骨根元部の、前記軸孔が前記バネ部材
    を越えるような前記傘骨収容溝内への挿入を阻止するス
    トッパ手段からなることを特徴とする請求項12記載の
    傘のろくろ。
  14. 【請求項14】 軸孔を備えた傘骨根元部を収容する複
    数の傘骨収容溝を端面の周縁に放射状に開口させたろく
    ろ内に同軸状に埋設される傘骨枢支部材であって、 前記傘骨収容溝の間隔にほぼ等しい間隔を置いて切れ目
    を有する外環と、該外環に連結した内環とを一体的に備
    えた一枚の金属製環状薄板からなり、各切れ目を介して
    対向する態様で前記傘骨収容溝内に露呈させる外環の部
    分によって、前記傘骨根元部を枢支する自由端を有する
    一対の板バネを形成してなることを特徴とする傘骨枢支
    部材。
  15. 【請求項15】 軸孔を備えた傘骨根元部を収容する複
    数の傘骨収容溝を端面の周縁に放射状に開口させたろく
    ろ内に同軸状に埋設される傘骨枢支部材であって、 前記傘骨収容溝の間隔にほぼ等しい間隔をおいて環状部
    から放射状に外方へ突出した鉤状板部を備えた一枚の金
    属製環状薄板からなり、前記傘骨収容溝の側壁に近接し
    た位置に自由端を有する態様で前記傘骨収容溝内に露呈
    させる鉤状板部の先端部によって、前記傘骨根元部を枢
    支する自由端を有する単一の板バネを形成してなること
    を特徴とする傘骨枢支部材。
  16. 【請求項16】 前記ろくろ内にインサート成形により
    一体的に埋設されてなることを特徴とする請求項14ま
    たは15記載の傘骨枢支部材。
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