JP2960445B2 - エアゾール用組成物 - Google Patents

エアゾール用組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エアゾール用組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来からのエアゾール製品としては、空間用殺虫剤な
どのように有効成分を霧状に噴射するもの、ヘアスタイ
リングムフォームなどのように有効成分をフォームとし
て噴射するもの、制汗剤などのように有効成分の粉末を
噴射剤とともに噴射するもの、また例えば特開昭61−68
406号に示されるような噴射剤が気化するときに気化熱
をうばい頭皮等に噴射したとき頭皮を冷却して物理的に
刺激をする養毛剤等が上市され開発されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記のようなエアゾール製品は塗布面に
微粒子状、泡状、あるいは噴射剤を若干含む液体状で付
着し、噴射剤がすばやく気化しあとに原液が残るという
形態のもので、塗布面を冷却するという目的のエアゾー
ル製品ではない。また上記した養毛剤のように液化ガス
の蒸発潜熱を利用し頭皮に冷感を与え物理的に刺激を与
えるエアゾール製品もあるが、従来のエアゾール製品は
低沸点の溶剤を多く含むために塗布面で液たれを起した
り、原液が流れやすいために特定の部位を冷却したいよ
うな場合あるいは少し長時間特定部位に冷感等を与えた
いような場合は不向きのエアゾール製品であった。
本発明の目的は、塗布面での液たれ等を生じず、特定
の部位に長時間冷感等を与えるのに適したエアゾール用
組成物を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、エアゾール用
含水原液とエアゾール用噴射剤とからなるエアゾール用
組成物において、霧状に噴射したとき、噴射剤の気化熱
によって冷却された含水原液の一部またはほとんど全部
が塗布面上に氷結状あるいは積雪状に付着する性状を有
するようにしたことを特徴とするものである。
本発明エアゾール用組成物の好ましい具体例として
は、水を50重量%以上含むエアゾール用含水原液を5〜
35重量%と、沸点が5℃以下のエアゾール用噴射剤又は
エアゾール用噴射剤と噴射助剤の混合物65〜95重量%と
からなり、該噴射剤又は該混合物の一部あるいはほとん
ど全部を前記エアゾール用含水原液に乳化あるいは分散
させ、上記のような性状を有するようにしたエアゾール
用組成物が挙げられる。
すなわち、本発明は、エアゾール用含水原液とエアゾ
ール用噴射剤とからなるエアゾール用組成物であって、
水を50重量%以上含むエアゾール用含水原液5〜35重量
%と、沸点が5℃以下のエアゾール用噴射剤又はエアゾ
ール用噴射剤と噴射助剤の混合物65〜95重量%とからな
り、該沸点が5℃以下のエアゾール用噴射剤がジメチル
エーテル、プロパン、イソブタン、ノルマルブタンまた
はこれらの混合物であり、該エアゾール用噴射剤又は該
エアゾール用噴射剤と噴射助剤の混合物の一部あるいは
ほとんど全部が該エアゾール用含水原液に乳化あるいは
分散されており、塗布面に霧状で噴射したとき、噴射剤
の気化熱によって冷却された含水原液の一部又はほとん
ど全部が塗布面上に氷結状あるいは積雪状に付着するエ
アゾール用組成物を提供する。
上記の沸点が5℃以下の噴射剤としては、ジクロロジ
フルオロメタン(以下F12と記す)、ジフルオロモノク
ロロエタン(以下F142bと記す)、モノクロロジフルオ
ロメタン(以下F22と記す)、ジクロロテトラフルオロ
エタン(以下F114と記す)、テトラフルオロエタン(以
下F134aと記す)、ジメチルエーテル(以下DMEと記す)
又は液化石油ガス(以下LPGと記す)(プロパン、イソ
ブタン、ノルマルブタンを主成分とする)又はこれらの
混合物等が例示される。また特に好ましい噴射剤として
DMEを20〜55重量%含む液化石油ガスとの混合噴射剤や
純度95重量%以上のイソブタン(通常不純物としてはプ
ロパン、ノルマルブタンがほとんどである)があげられ
る。
ここでいう噴射助剤とは沸点が5℃を越える比較的低
沸点の溶剤を意味し、具体的にはトリクロロモノフルオ
ロメタン(以下F11と記す)、トリクロロトリフルオロ
エタン(以下F113と記す)、ジクロロトリフルオロエタ
ン(以下F123と記す)、イソペンタン、ノルマルペンタ
ン、ヘキサン又はこれらの混合物で例示される。
上に例示した噴射剤又は噴射剤と噴射助剤の組み合わ
せを適宜選び、原液中に噴射剤又は噴射剤と噴射助剤の
一部又は全部を乳化(分散)させることにより、噴射し
たときに塗布面で液たれを起こさず氷結状あるいは積雪
状に塗布することが可能な組成物を製造することができ
る。ここにいう氷結状あるいは積雪状とは本願のエアゾ
ール用組成物を例えば手のこうに噴射したとき、外観的
には塗布面で水が氷になる寸前の状態あるいは雪を手の
こうにのせた状態を意味し、感覚的には0℃程度の水、
氷、雪、これらの混合物を手のこうに乗せた時、局部的
に冷感を感じる状態をいうのである。
以下に噴射剤と噴射助剤の好ましい組み合わせの具体
例を示す。
F114をベースに、沸点のより低い蒸発潜熱の大きいF1
2でF114の一部を置きかえると、この場合、F12の蒸散が
速く内容物は、ボタン噴口を出るや氷結してしまいボタ
ン詰りを生じる(過冷却)。そこで沸点が段階的に異な
り、しかも一液状の乳化状態をこわさないF12/F114/イ
ソペンタンの組み合わせを採用して冷却速度をゆっくり
させた(ソフト冷却)。
F12 / F114 / イソペンタン 沸 点 −30℃ 4℃ 28℃ 蒸発潜熱 40cal/g 33cal/g 85cal/g こうすることによって、ボタンを出る時は凍ることな
く、目的とする対象面に氷結状に塗布することを可能と
した。
一方、F114の一部をDMEで置き換えた場合は、DMEの沸
点(−25℃)蒸発熱112cal/gであり、熱力学的には氷結
させやすいように考えられるが、DMEの場合、含水原液
との溶解性が高く、気化速度が遅く、ガス離れがおそく
なり、対象の塗布面までDMEが混入しているため、塗布
面に付着後内容物がみずっぽい氷結状に変化するという
特長を有する。場合によっては、強い冷感のあるフォー
ム状シャーベットとなる。もちろん、上記の各一液状の
乳化原液をつめたエアゾール製品に圧縮ガスのCO2,N2,a
ir等を混入しても何ら問題はない。また、噴射剤として
モノクロロジフルオロエタン(F142b)を単独で使用で
きる。これは、いわゆるフロンガスのように難分解性で
はないので大気圏のオゾン層の破壊の原因になることが
ほとんどなく、又、LPGやDMEと比較しても、燃性が低く
使用上の安全性はかなり高いのである。F142bを用いて
乳化させたエアゾール用組成物を噴射した場合は、含水
原液が適度に冷却され、氷結状あるいは積雪状、より具
体的には、シャーベット状又は、樹氷又は雪原状の塗布
面を形成することができる。
この場合の含水原液とF142bの割合は、10/90〜20/80
重量部が好適である。含水原液の割合が10重量%より低
いと有効成分の溶解量が限られたり、乳化、分散させに
くくなる。含水原液が20重量%より高いとF1 F142bに
よって原液を氷結しきれなくなる。そこで含水原液を多
くしたい場合はF142bの一部を沸点がより低く、蒸発潜
熱の大きいLPG、DME、F12等で置きかえることによっ
て、原液を氷結させるようにすることもできる。
F142b(沸点−9℃)の近沸点を持ったイソブタン
(沸点−11.7℃)を噴射剤に用いても界面活性剤を適宜
選ぶことによりF142bと同様、良好なエアゾール用組成
物を作ることができる。
また、LPGを用いて本願発明のエアゾール用組成物を
作ることも可能である。沸点の異なるプロパン、イソブ
タン、ノルマルブタンを適宜組合せてさらに必要であれ
ばイソペンタン、ノルマルペンタンを加えることによ
り、塗布面で積雪状となるエアゾール用組成物を作るこ
とができる。
さらにDMEをLPGと混合し、噴射剤として用いても本願
発明のエアゾール用組成物を容易に作ることができる。
DMEは水に溶解する性質を有するので、特にDMEを混合ガ
ス中20〜55重量%範囲で用いると塗布面に付着後、水ぽ
い積雪状のシャーベットを形成する。DMEが20重量%以
下の場合は、上記のDMEが水に溶解することによる特徴
を出しずらくLPG単独にてエアゾール用組成物を作る場
合と大差なく55重量%を超えると含水原液を溶解させる
ため、噴射した場合微細な霧状となり付着面にシャーベ
ットを形成することがむずかしくなる。
本発明におけるエアゾール用含水原液は、用途に応じ
た有効成分と界面活性剤を含み、その他必要に応じアル
コール、水溶性シリコンオイルを含むことができる。
上記原液の具体例としては、例えばアルコール0〜60
重量%水溶液100重量部に対して界面活性剤0.01〜10重
量部及び/又は水溶性シリコンオイル0.01〜10重量部及
び/又は粉末0.1〜50重量部及び有効成分0.01〜50重量
部を添加したものが挙げられる。
原液には、アルコールを用いても用いなくても良いが
エアゾール用組成物の用途として塗布したあとのべたつ
き感を嫌う用途に用いる場合は60重量%以下、特に40重
量%以下のアルコールを添加するとよい。その場合アル
コール10〜40重量%水溶液を用いるのが特に好ましい。
アルコールは水溶性成分および水に不溶の種々の有機
化合物に対して可溶性を示すので、これら両成分の可溶
化剤もしくは分散剤として用いられるが、アルコールは
その沸点は低く気化しやすいので、速乾性を有するとか
清涼感をうるための成分としても有用である。
界面活性剤は、原液と噴射剤とを乳化あるいは分散さ
せるための成分であり、例えばポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマ
シ油誘導体などの界面活性剤などが挙げられるが、乳化
あるいは分散が可能なものであれば、これらに限定され
るものではない。
該界面活性剤は、アルコール水溶液100部(重量部、
以下部とあるのは重量部を意味する)に対して0.01〜10
部、好ましくは、0.1〜5部添加して用いる。添加量
は、0.01部未満の場合、原液と噴射剤とを乳化あるいは
分散させるためには、強力な振盪もしくは長時間の振盪
が必要となり、また10部をこえると界面活性剤自体のべ
たつきによって不快感を与えることになるので好ましく
ない。
水溶性シリコンは、前記界面活性剤と併用することで
原液と噴射剤とを分散(乳化)させるための成分である
とともに、前記界面活性剤によるベタツキ感を防止し、
皮膚になめらかな感触を与えると同時に保湿性も与える
ものである。具体例としては疎水基がジメチルシリコー
ンオイルで親水基がポリエーテルで構成されているジメ
チルポリシロキサンポリエチレングリコール共重合体な
どがある。この水溶性シリコンはアルコール水溶液100
部に対して0.01〜20部、好ましくは0.1〜10部添加して
用いる。添加量が0.01部未満の場合は原液と噴射剤の乳
濁液を作るための界面活性剤の補助的役割をはたせず、
また20部を超えると塗布面でべたつき感が強くなり好ま
しくない。
粉末は、含水原液及び噴射剤に溶解しにくい粉末であ
れば使用しうるが、特に、賦形効果のあるタルク、ナイ
ロン粉末などを用いるのが好ましい。該粉末はアルコー
ル水溶液100部に対して0.1〜50部、好ましくは1〜30部
添加して用いる。添加量が0.1部未満の場合は原液と噴
射剤を振盪せしめることにより乳濁液をうるための効果
が小さく、50部をこえるとエアゾール用組成物を皮膚な
どに噴射し乾燥したあとに、皮膚上に粉末がしみとして
残るため好ましくない。たとえばタルクを上述したよう
な範囲で用いて原液と噴射剤を振盪せしめることにより
エアゾール用組成物をうる場合、界面活性剤と同様の効
果を有するかあるいは界面活性剤の効果を高め、場合に
よっては界面活性剤を用いなくても簡単な振盪でエアゾ
ール用組成物をうることができる。
本発明に用いる有効成分は種々の用途に応じた成分が
選定され医薬品、医薬部外品、化粧品、一般雑貨品等を
作ることができ、たとえば、虫さされ、かゆみ止め有効
成分、日焼、雪焼け鎮静成分、アフターシェーブローシ
ョン有効成分、やけど治療有効成分、アストリンゼント
有効成分、消炎鎮痛剤有効成分、リフレッシュローショ
ン有効成分、コロン有効成分、水虫治療薬有効成分、シ
モヤケ治療有効成分、円形脱毛薬、養毛剤、制汗剤など
があげられるが、これらのものに限定されず、種々の有
効成分を用いることができる。
該有効成分は、アルコール水溶液100部に対して0.1〜
50部、好ましくは1〜30部添加して用いる。添加量は0.
1部未満の場合、目的とする用途に有効でなくなり、ま
た50部をこえると有効成分の分散が困難となるので、好
ましくない。
上記のようにアルコールを0〜60重量%含む水溶液に
有効成分、界面活性剤及び必要に応じ水溶性シリコン、
粉末を添加することにより、本発明に使用できる原液が
得られるが、上記成分の他に有効成分によっては乳化助
剤として適宜用途に応じて、たとえば、ノルマルプロピ
ルアルコール、ノルマルブチルアルコールなどの1価ア
ルコールおよびこれらの変性アルコール;プロピレング
リコール、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、グリセリンなどの多価ア
ルコール;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトンなどのケトン類;ジエチルエーテル、エチ
レングリコールモノエチルエーテルなどのエーテル類;
イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテー
ト、ブチルミリステート、ヒマシ油などのエステル類、
このほか流動パラフィン、ケロシン、キシレン、灯油な
どを添加して用いてもよい。
次いで、含水原液と噴射剤又は噴射剤と噴射助剤の混
合物とを調製することにより本発明のエアゾール用組成
物が得られる。
原液と、噴射剤又は噴射剤と噴射助剤の混合物の比率
は、5/95〜35/65重量比の範囲で用いることができ、好
ましくは10/90〜25/75である。該混合比が5/95以下の場
合、原液中の有効成分の含有量が限られ、35/65以上の
場合、含水原液の割合が多くなり低沸点の噴射剤、即
ち、蒸気圧の高い噴射剤の割合を多くする必要が生じる
とともに氷結状あるいは積雪状の塗布面の形成が困難に
なってくるからである。
本発明のエアゾール用組成物を例えば人体用品に使用
する場合、簡単に内容原液を氷結した状態で人体の各
部、頭、手のひら、手の指、手の甲、足のうら等に付着
させることができるので、内容物中に有する有効成分に
よる化学的効果が発揮される前に、水虫治療や、しもや
けのかゆみ、虫さされのかゆみなどに鎮痒効果を物理的
に付加することができるという効果を奏する。
また、日焼け、雪焼けによる皮膚のほてりを鎮めるカ
ラミンローション等においては、鎮静効果や、清涼感を
付加するという効果を奏する。また、アストリンゼント
やプリシェーブ(電気カミソリ使用前にくせひげを立た
す)、制汗剤等いわゆる皮膚の化学的なタンパク質の収
れんを目的とした製品に用いた場合、物理的収れん効果
を付加するという効果を奏する。
さらに、最近の養毛、育毛の研究において、頭皮への
冷感刺激効果が認められてきているといわれるが、育毛
剤や、神経性の円形脱毛症の治療においては、簡便な冷
感刺激効果を付加された治療剤の提供が考えられる。
さらに、手の平に樹氷状や雪原状に塗布できるといっ
た従来なかった吐出物に関する造形性や、雪原イメージ
といった化粧上又は、いわゆる遊び感覚上独特な視覚効
果を奏する。
〔実施例〕
処方剤1 虫さされかゆみ止め ジフェンヒドラミン 0.1g l−メントール 0.4g DL−カンフル 0.5g サリチル酸メチル 0.6g 水溶性シリコンオイル SH3771 0.3g (トーレシリコン(株)製) 界面活性剤 PBC−44 0.6g (日光ケミカルズ(株)製) イソプロピルミリステート 0.3g (乳化助剤) タルク 0.4g 精製水 14.8g 原液 18.0g 142b 82.0g 処方剤2 カラミンローション (日焼け、雪焼けした肌のほてりの鎮静) カラミン 0.1g カオリン 0.1g グリセリン 0.6g カンファー 0.1g 香 料 0.1g (小川香料(株)製 6E−56888) 界面活性剤 HCO−60 0.5g (日光ケミカルズ(株)製) エタノール 1.7g (95%未変性エタノール) 精製水 11.8g 原液 15.0g F114/DME(80/20) 85.0g カラミン(粧原基)主成分酸化亜鉛 処方剤3 アフターシェーブローション l−メントール 0.1g 香 料 0.2g (小川香料(株)製 6E−56887) イソプロピルミリステート 0.2g 界面活性剤 PBC−44 0.4g (日光ケミカルズ(株)製) 水溶性シリコン SH3771 0.1g (トーレシリコン(株)製) アルコール 1.7g (95% ブルシン変性アルコール) 精製水 11.8g 原液 14.5g F12/F114/イソペンタン(60/20/20) 85.5g 処方剤4 養毛剤 センブリ軟エキス 1.1g 界面活性剤 HCO−60 0.6g (日光ケミカルズ(株)製) エタノール 1.5g (99% 未変性エタノール) 精製水 16.8g 原液 20.0g F12/F142b/イソペンタン(50/30/20) 80.0g 処方剤5 水虫治療薬 トルナフテート 0.2g サリチル酸 0.2g メチルエチルケトン 7.0g 界面活性剤 PBC−44 0.8g (日光ケミカルズ(株)製) タルク 0.8g 精製水 16.0g 原液 25.0g F22/F142b/ノルマルペンタン(10/70/20) 75.0g 処方剤6 クールスプレー ジフェンヒドラミン 0.05g タルク 0.45g 界面活性剤 PBC−44 0.30g (日光ケミカルズ(株)製) 香 料 0.01g (小川香料(株)製 6E−51755) 精製水 29.19g 原液合計 30.0 g 噴射助剤イソペンタン 20.0g 噴射剤 プロパン 20.0g イソブタン 7.5g ノルマルブタン 22.5g 混合物合計 70.0g 原液 30.0g 混合物 70.0g 処方剤7 かゆみ止め ジフェンヒドラミン 0.1g l−メントール 0.3g dl−カンフル 0.3g タルク 0.4g 界面活性剤 HCO−60 0.7g (日光ケミカルズ(株)製) 精製水 18.2g 原液合計 20.0g DME 30.0g ノルマルブタン 37.5g イソブタン 12.5g 噴射剤合計 80.0g 上記原液 20.0g 上記噴射剤 80.0g 処方剤8 アイススプレー l−メントール 0.2g タルク 0.4g 界面活性剤 HCO−60 0.8g (日光ケミカルズ(株)製) 香 料 0.01g (山本香料(株)製 7442/OA) 精製水 23.59g 原液合計 25.0g 上記原液 25.0g 噴射剤 イソブタン 75.0g 〔発明の効果〕 本発明のエアゾール用組成物は、人体等の各部に噴射
したとき内容原液を氷結した状態又は積雪状で付着させ
ることができるので、液だれ等をおこさず目的とする特
定部位に、あるいは特定部位に長時間冷感その他の効果
を与えたり、冷却効果を発揮しうる。
また、塗布面での樹氷状、あるいは雪原状の造形性及
び色彩を与え、化粧上又は遊び感覚上独特な視覚効果を
も奏する。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09K 3/30 A61K 9/12 A61K 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアゾール用含水原液とエアゾール用噴射
    剤とからなるエアゾール用組成物であって、水を50重量
    %以上含むエアゾール用含水原液5〜35重量%と、沸点
    が5℃以下のエアゾール用噴射剤又はエアゾール用噴射
    剤と噴射助剤の混合物65〜95重量%とからなり、該沸点
    が5℃以下のエアゾール用噴射剤がジメチルエーテル、
    プロパン、イソブタン、ノルマルブタンまたはこれらの
    混合物であり、該エアゾール用噴射剤又は該エアゾール
    用噴射剤と噴射助剤の混合物の一部あるいはほとんど全
    部が該エアゾール用含水原液に乳化あるいは分散されて
    おり、塗布面に霧状で噴射したとき、噴射剤の気化熱に
    よって冷却された含水原液の一部又はほとんど全部が塗
    布面上に氷結状あるいは積雪状に付着する、エアゾール
    用組成物。
  2. 【請求項2】沸点が5℃以下のエアゾール用噴射剤がジ
    メチルエーテルを20〜55重量%含む液化石油ガスとの混
    合噴射剤;純度95%以上のイソブタン;またはプロパ
    ン、イソブタンおよびノルマルブタンの混合物であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のエアゾール用組成物。
  3. 【請求項3】噴射助剤が、沸点が5℃を越える比較的低
    沸点の溶剤であることを特徴とする請求項1に記載のエ
    アゾール用組成物。
  4. 【請求項4】噴射助剤がイソペンタン、ノルマルペンタ
    ン、ヘキサン、又はこれらの混合物であることを特徴と
    する請求項3に記載のエアゾール用組成物。
  5. 【請求項5】エアゾール用含水原液が、40%以下のアル
    コールを含有することを特徴とする請求項1に記載のエ
    アゾール用組成物。
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