JP2960045B2 - コンクリートまくら木および軌道スラブの成型型枠 - Google Patents
コンクリートまくら木および軌道スラブの成型型枠Info
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Description
ンカーを有するコンクリートまくら木または軌道スラブ
を成型するためのコンクリートまくら木および軌道スラ
ブの成型型枠に関する。
締結するためのレール固定用アンカーを取り付けたもの
が一般に知られているが(図11参照)、このレール固定
用アンカーはまくら木成型時にコンクリートを充填する
前に、型枠の底部にあらかじめ仮設置し、コンクリート
を充填してコンクリート中に埋設することにより一体的
に取り付けられる。
を成型する型枠の底部には、レール固定用アンカーを立
て付けるための小孔が設けられている。
従来のコンクリートまくら木成型型枠においては、レー
ル固定用アンカーの数が少ない場合には容易に脱型でき
るが、レール固定用アンカーの数が多くなると、各小孔
の周縁部にコンクリートが付着するため、簡単に脱型で
きないという課題があった。
固定アンカーにぶつけて型枠を破損する等の課題もあっ
た。さらに、レール固定用アンカーの設置位置の変更も
全く出来ないという課題もあった。
なされたもので、レール固定用アンカーが多く設置され
ても、型枠を破損したりせずに容易に脱型でき、またレ
ール固定用アンカーの設置位置の変更も簡単に行えるよ
うにしたコンクリートまくら木および軌道スラブの成型
型枠を提供することを目的とする。
めに、この発明に係る請求項1記載のコンクリートまく
ら木および軌道スラブの成型型枠は、底部に開口部を設
け、この開口部に複数枚の底板パネルを取り付け、かつ
この底板パネルの突き合わせ部にレール固定用アンカー
を立て付けるための小孔を構成するように切欠き部を設
けることにより構成されている。
び軌道スラブの成型型枠は、請求項1の記載において、
切欠き部は複数の小孔を構成するように複数設けられて
いる。
び軌道スラブの成型型枠は、底部に開口部を設け、この
開口部に底板パネルを取り付け、かつこの底板パネルに
レール固定用アンカーを立て付けるための小孔を設ける
ことにより構成されている。
び軌道スラブの成型型枠は、請求項3の記載において、
レール固定用アンカーを立て付けるための小孔が複数設
けられている。
び軌道スラブの成型型枠は、請求項1、2、3又は4の
記載において、小孔の位置の異なる底板パネルを使用し
てレール固定用アンカーの設置位置を変更できるように
してある。
び軌道スラブの成型型枠は、請求項1、2、3、4又は
5の記載において、小孔に立て付けられるレール固定用
アンカーは、底板パネルの裏側に突設された仮固定用フ
ランジに固定ピンで仮固定できるようにしてある。
ら木および軌道スラブの成型型枠は、請求項1、2、
3、4、5又は6の記載において、開口部の内周面と底
板パネルの周縁部にテーパを付けて開口部から床板パネ
ルを取り易くしてある。
道スラブの成型型枠は、底板パネルのみを残して脱型
し、その後に底板パネルを取り外すことができる。
まくら木および軌道スラブの成型枠の一実施例を示し、
図において、型枠1の底部に長方形状の開口部2が形成
され、この開口部2に二枚の底板パネル3,3 が簡単に取
り外せるように取り付けられている。
枠1から容易に剥がれ、型枠1の脱型がし易いようにテ
ーパが付けられている。
2の下に落ちないように底板パネル3,3 を載せるための
受け部4,4 が複数個突設されている。
状に形成され、かつ突き合わせ部を除く周縁部には開口
部2の内周面に密着するようにテーパが付けられてい
る。
には、矩形状の切り欠き部3a,3aが形成されてい
る。切り欠き部3a,3aは突き合わせ部の長手方向の
2個所に形成され、互いに突き合わさってレール固定用
アンカーAを立て付けるための矩形状の小孔5を構成し
ている。
裏側には、連結フランジ6,6 が垂直に突設され、この連
結フランジ6,6 を連結ボルト7によってボルト止めする
ことにより底板パネル3,3 が連結されるようになってい
る(図4参照)。
ル3,3 がずれることなく、面一に突き合わさるようにず
れ止め8が取り付けられている。
には、レール固定アンカーAを仮固定するための仮固定
用フランジ9,9 がそれぞれ垂直に突設され、この仮固定
用フランジ9,9 にはピン孔9a,9aが形成されてい
る。
定用アンカーAは、レール固定用アンカーAのレール締
結金具挿通孔aと仮固定用フランジ9のピン孔9aに固
定ピン10を差し込むことによって仮固定されるようにな
っている(図1,図3参照)。
トまくら木の成型方法について説明する。
ネル3,3 を嵌め込む。
レール固定用アンカーAを立て付けると共に、固定ピン
10によって仮固定用フランジ9に仮固定する。
填し、充分に養生する。
ら、底板パネル3,3 のみを残して型枠1を脱型する。こ
の場合、開口部2の内周部および底板パネル3,3 の外周
部にテーパが付けられているので脱型がし易い。
結ボルト7を抜き取り、底板パネル3,3 を取り外す。こ
のような工程により、型枠1の脱型をスムーズに行うこ
とができる。
したもので、レール固定用アンカーAが多数設置された
軌道スラブを成型するための型枠を示したもので、レー
ル固定用アンカーAが数多く設置される場合に特に適し
ている。
ブを成型するには、底板パネル3として、小孔5の位置
の異なる底板パネル3,3 を使用してレール固定用アンカ
ーAの設置位置を変更することにより、同じ型枠1で軌
道の曲率の変化に対応した軌道スラブを容易に成型でき
る。
コンクリートまくら木及び軌道スラブの成型型枠の一実
施例を示し、図において、実施例1と同一部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。
ネルである。底板パネル11は矩形板状に形成され、かつ
その周縁部には開口部2の内周部に密着するようにテー
パが形成されている。
カーAを立て込むための小孔12が形成されている。その
他、小孔12に立て込まれたレール固定用アンカーAを仮
固定する方法などは、実施例1と全く同じである。
ので、以下に記載されるような効果を有する。
合においても、型枠を簡単に脱型でき、また型枠脱型の
際にレール固定用アンカーに型枠をぶつけて破損する等
の心配もなく、さらに構造もきわめて簡単なので水洗い
等もきわめて簡単でき、取り扱いがきわめて容易である
等の効果がある。
ある。
る。
である。
面図である。
5…小孔、6…連結フランジ、7…連結ボルト、8…ず
れ止め、9…仮固定用フランジ、10…固定ピン、11…底
板パネル、12…小孔、A…レール固定用アンカー。
Claims (7)
- 【請求項1】 底部に開口部を設け、この開口部に複数
枚の底板パネルを取り付け、この底板パネルの突き合わ
せ部にレール固定用アンカーを立て付けるための小孔を
構成するように切欠き部を設けてなることを特徴とする
コンクリートまくら木および軌道スラブの成型型枠。 - 【請求項2】 切欠き部は、複数の小孔を構成するよう
に複数設けてあることを特徴とする請求項1記載のコン
クリートまくら木および軌道スラブの成型型枠。 - 【請求項3】 底部に開口部を設け、この開口部に底板
パネルを取り付け、かつこの底板パネルにレール固定用
アンカーを立て付けるための小孔を設けてなることを特
徴とするコンクリートまくら木および軌道スラブの成型
型枠。 - 【請求項4】 小孔は、複数設けてあることを特徴とす
る請求項3記載のコンクリートまくら木および軌道スラ
ブの成型型枠。 - 【請求項5】 小孔の位置の異なる底板パネルを使用し
てレール固定用アンカーの設置位置を変更できるように
してあることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
のコンクリートまくら木および軌道スラブの成型型枠。 - 【請求項6】 小孔に立て付けられたレール固定用アン
カーは、底板パネルの裏側に突設された仮固定用フラン
ジに固定ピンで仮固定できるようにしてあることを特徴
とする請求項1、2、3、4又は5記載のコンクリート
まくら木および軌道スラブの成型型枠。 - 【請求項7】 開口部の内周面と底板パネルの周縁部に
テーパを付けて底板パネルを取り易くしてあることを特
徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のコンク
リートまくら木および軌道スラブの成型型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9894598A JP2960045B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | コンクリートまくら木および軌道スラブの成型型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9894598A JP2960045B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | コンクリートまくら木および軌道スラブの成型型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10249830A JPH10249830A (ja) | 1998-09-22 |
JP2960045B2 true JP2960045B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=14233250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9894598A Expired - Fee Related JP2960045B2 (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | コンクリートまくら木および軌道スラブの成型型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2960045B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102564819A (zh) * | 2011-11-23 | 2012-07-11 | 中铁三局集团有限公司 | 防滑式沥青混合料旋压成型试模 |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP9894598A patent/JP2960045B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102564819A (zh) * | 2011-11-23 | 2012-07-11 | 中铁三局集团有限公司 | 防滑式沥青混合料旋压成型试模 |
CN102564819B (zh) * | 2011-11-23 | 2013-07-10 | 中铁三局集团有限公司 | 防滑式沥青混合料旋压成型试模 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10249830A (ja) | 1998-09-22 |
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