JP2960016B2 - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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JP2960016B2
JP2960016B2 JP8233379A JP23337996A JP2960016B2 JP 2960016 B2 JP2960016 B2 JP 2960016B2 JP 8233379 A JP8233379 A JP 8233379A JP 23337996 A JP23337996 A JP 23337996A JP 2960016 B2 JP2960016 B2 JP 2960016B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばクローゼ
ット、押し入れ等の内部、あるいは部屋の片隅等に設置
して、引出し内に衣類等を収納するようにした収納ケー
スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の収納ケースにおいては、
合成樹脂製のケース本体の上端面に同じく合成樹脂製の
天板が装着されている。また、ケース本体の底枠上の支
柱及び区画柱間において、そのケース本体の前面開口か
らケース本体内に合成樹脂製の複数の引出しが出し入れ
可能に装着されている。そして、この引出し内に衣類等
を収納できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来構
成の収納ケースでは、引出し内の内容物の重量による荷
重は、ケース本体の底枠において、引出しの底面の両側
縁の近傍、つまり底枠の支柱及び区画柱の近傍に作用す
る。言い換えると、底枠において、荷重を支える支柱の
近傍だけでなく、それらの支柱間の中間にも、前記荷重
が作用することになる。そして、この荷重により、底枠
の中間部分が下方に湾曲変形されて、引出しの出し入れ
が困難になるおそれがあるという問題があった。
【0004】また、この種の収納ケースは、天板の上面
に物を載せた状態で使用されることが多い。このよう
に、天板上に物が載せられると、天板が載置物の荷重を
受けて下方に湾曲変形され、場合によってはケース本体
の底枠も湾曲変形され、引出しの出し入れが一層困難に
なるおそれがあるという問題があった。
【0005】さらに、収納ケースとしてその幅が広いも
のほど、ケース本体下部の支点間距離が長く、湾曲変形
が甚だしくなり、収納ケースの横幅を大きなものとする
ことが困難であるという問題があった。
【0006】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、引出し内の内容物及び天板上の載置物の
重量に基づく荷重によるケース本体の底枠及び天板等の
下方への湾曲変形を抑制できて、引出しの出し入れを容
易に行うことができる収納ケースを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、底枠の上面四隅に支
柱を立設するとともに、前部支柱間及び後部支柱間の底
枠上に少なくとも1対の区画柱を立設したケース本体
と、そのケース本体の支柱上に装着された天板と、ケー
ス本体の支柱及び区画柱間において、底枠上に出し入れ
可能に装着された複数の引出しとを備えた収納ケースに
おいて、前記支柱の内、少なくとも前部支柱の上端部間
には補強材を当該支柱の上端面に上方に開放するように
形成された支持溝を介して架設するとともに、その補強
材の中間部を区画柱の上端後縁または上端前縁に横方向
に開放され、かつ前記支持溝と対応するように左右方向
へ延長形成された係合溝に係合連結したものである。
【0008】
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の収納ケースにおいて、前記ケース本体の底枠の下面
には、他のケース本体の支柱を連結するための複数の連
結部を形成し、その連結部に、区画柱を設けることなく
引出しを設けた別のケース本体を連結して、全体を複数
段に構成したものである。
【0010】さて、請求項1に記載の収納ケースにおい
ては、ケース本体の支柱の内、少なくとも前部支柱の上
端部間に補強材が架設されて、その補強材の中間部に区
画柱が連結されている。つまり、区画柱と支柱とが補強
材を介して連結された状態となっている。このため、区
画柱の近傍において底枠に作用する荷重は、区画柱及び
補強材を介して支柱に作用する。これにより、引出し内
の内容物による荷重が支柱で支持されて、底枠の湾曲変
形が確実に抑制され、引出しの出し入れが困難になるお
それが低減される。
【0011】しかも、この補強材によって、ケース本体
上に装着された天板も補強される。このため、天板の上
面に物を載せた場合でも、載置物の重量に基づく荷重に
より、天板の前縁中間部が区画柱を押し下げながら、下
方に湾曲変形させるのが抑制する。そして、天板上に物
を載せて使用しても、引出しの出し入れが困難になるお
それが低減される。
【0012】さらに、この収納ケースにおいて、ケース
本体上に補強材を組み付ける際には、補強材の両端部
を、前記支柱の内少なくとも前部支柱について、当該支
柱の上端面に上方に開放するように形成された支持溝に
嵌挿する。その後、補強材の中間部を、区画柱の上端後
縁または上端前縁に横方向に開放され、かつ前記支持溝
と対応するように左右方向へ延長形成された係合溝に係
合させる。これにより、補強材は、前後方向の移動が支
柱の支持溝により、上下方向の移動が区画柱の係合溝に
よりそれぞれ規制された状態で、容易かつ確実に、支柱
に対し抜け止め支持されるとともに区画柱に連結され
る。これにより、区画柱が支柱に対し補強材を介して吊
り下げ支持されて、底枠の中間部の湾曲変形が確実に抑
制される。
【0013】請求項2に記載の収納ケースにおいては、
前記区画柱を有するケース本体の底枠の下面に形成され
た連結部に、区画柱を有しない別のケース本体の支柱を
連結することができる。これにより、ケース本体を複数
個積層して、引出しを多段状態に配置することができ
る。このように、区画柱を有しない別のケース本体を下
部側にして多段構成にした場合、ケース本体下部の支点
間距離が長くなり、その前縁が下方へ湾曲変形しやすく
なることがある。ところが、前記区画柱を有するケース
本体の前縁が補強材により補強されているため、その湾
曲変形を確実に抑制することができる。
【0014】
【発明の実施形態】以下に、この発明の収納ケースの一
実施形態を、図面に基づいて説明する。図1〜図4に示
すように、この実施形態の収納ケース11は、上下方向
に積層連結された3つのケース本体12,13,14
と、上ケース本体14上に装着された天板15と、各ケ
ース本体12,13,14内に前面開口から出し入れ可
能に装着された引出し16,17とから構成されてい
る。なお、下ケース本体12及び中ケース本体13には
各1個の大型の引出し16装着され、上ケース本体1
4には2個の小型の引出し17が並列的に装着されてい
る。
【0015】前記下ケース本体12及び中ケース本体1
3は合成樹脂により一体に形成され、四角枠状の底枠1
8と、その底枠18の上面四隅に立設された4本の支柱
19とを備えている。上ケース本体14は合成樹脂によ
り一体に形成され、四角枠状の底枠20と、その底枠2
0の上面四隅に立設された4本の支柱21と、前部及び
後部の支柱21間においてそれぞれ底枠20上に立設さ
れた2本の区画柱22とを備えている。
【0016】図1、図4及び図7に示すように、案内溝
23は前記下ケース本体12及び中ケース本体13の各
支柱19の上端内面に、前後方向へ延長形成されてい
る。連結凸部24は下ケース本体12及び中ケース本体
13の各支柱19の上端に突設され、それらの内面には
係止爪25が形成されている。
【0017】各4個の連結部としての連結孔26は前記
中ケース本体13及び上ケース本体14の底枠18,2
0の下面に形成され、それらの奥部には係止孔27が形
成されている。そして、前記各連結凸部24を連結孔2
6に嵌合することにより、係止爪25が係止孔27に係
合されて、各ケース本体12,13,14が積層状態に
連結固定されている。
【0018】図1及び図5に示すように、各一対の軸受
溝28は下ケース本体12の下面四隅に形成されてい
る。4個の車輪29は両端の支軸30を軸受溝28に嵌
挿することにより、下ケース本体12の下面に回転可能
に支持されている。そして、これらの車輪29により収
納ケース11全体を、前後方向へ移動させ得るようにな
っている。
【0019】図1、図4、図7及び図8に示すように、
案内溝31は前記上ケース本体14の各支柱21の上端
内面に、前後方向へ延長形成されている。連結凸部32
は上ケース本体14の各支柱21の上端に突設され、そ
れらの内面には係止爪33が形成されている。係合凸部
34は上ケース本体14の各区画柱22の上端に段差受
部35を介して突設されている。
【0020】前記天板15は合成樹脂により一体に形成
され、その上面前縁には手掛け凹所36が形成されると
ともに、上面全体には複数の補強用凹溝37が形成され
ている。4個の連結凹部38は天板15の下面四隅に形
成され、それらの奥部には係止孔39が形成されてい
る。2つの係合凹部40は連結凹部38間に位置するよ
うに、天板15の下面中央に形成されている。また、こ
れらの連結凹部38、40には、後述する補強材51と
対応する位置において係合溝52が形成されている。そ
して、前記各連結凸部32を連結凹部38に嵌合すると
ともに、各係合凸部34を係合凹部40に係合させるこ
とにより、係止爪33が係止孔39に係合されて、天板
15が上ケース本体14上に連結固定されている。
【0021】図2〜図8に示すように、前記下ケース本
体12及び中ケース本体13の各引出し16は合成樹脂
により上面を開口した箱形に形成されている。複数の突
条41は各引出し16の下面に前後方向へ延長形成さ
れ、下ケース本体12及び中ケース本体13の底枠18
の上面に摺動可能に接触している。フランジ42は各引
出し16の両側上端に突出形成され、下ケース本体12
及び中ケース本体13の各支柱19上の案内溝23内に
位置して、引出し16の前後移動が案内される。
【0022】手掛け部43は前記各引出し16の前部上
端に突出形成され、この手掛け部43と対応するよう
に、引出し16の前面には一対の曲面状の凹所44が形
成されている。そして、この凹所44により手掛け部4
3に手を掛けて、引出し16をケース本体12,13の
底枠18上に容易に出し入れできるようになっている。
【0023】前記上ケース本体14の各引出し17は合
成樹脂により上面を開口した箱形に形成されている。複
数の突条45は各引出し17の下面に前後方向へ延長形
成され、上ケース本体14の底枠20の上面に摺動可能
に接触している。フランジ46は各引出し17の両側上
端に突出形成され、上ケース本体14の各支柱21上の
案内溝31内及び各区画柱22の段差受部35上に位置
して、引出し17の前後移動が案内される。
【0024】手掛け部47は前記各引出し17の前部上
端に突出形成され、この手掛け部47と対応するよう
に、引出し17の前面には曲面状の凹所48が形成され
ている。そして、この凹所48により手掛け部47に手
を掛けて、引出し17を上ケース本体14の底枠20上
に容易に出し入れできるようになっている。
【0025】図1、図5、図6、図8、図9及び図10
に示すように、上方の開放された支持溝49は前記上ケ
ース本体14における前部支柱21上の連結凸部32の
上端面に左右方向へ延長形成されている。横方向後部に
開放された係合溝50は支持溝49と対応するように、
上ケース本体14における前部区画柱22上の係合凸部
34の上端後縁に左右方向へ延長形成されている。
【0026】スチール等の金属パイプよりなる補強材5
1は、両端部において前記前部支柱21上の支持溝49
に嵌挿支持され、その中間部が前部区画柱22上の係合
溝50に係合連結されている。つまり、補強材51は、
前後方向の移動が前部支柱21の支持溝49により、上
下方向の移動が区画柱22の係合溝50によりそれぞれ
規制された状態で、前部支柱21に抜け止め支持される
とともに区画柱22に連結されている。そして、この補
強材51により、区画柱22が前部支柱21に対し吊り
下げ状態に支持されている。このため、上ケース本体1
4の底枠20及び天板15が補強されて、底枠20や天
板15がその中間部付近において下方に湾曲変形しない
ようになっている。
【0027】次に、前記のように構成された収納ケース
の作用を説明する。さて、この収納ケース11は、例え
ばクローゼットの内部等に設置した状態で、引出し1
6,17内に衣類等を収納して使用される。このよう
に、上ケース本体14の引出し17内に内容物が収納さ
れた状態では、その内容物の重量による荷重が、引出し
17の底面の両側縁近傍の突条45を介して底枠20に
作用する。つまり、前記荷重は、底枠20の支柱21及
び区画柱22の近傍、言い換えると、底枠22におい
て、荷重を支える支柱21の近傍だけでなく中間部にも
前記荷重が作用することになる。
【0028】ここで、この底枠20の中間部は、区画柱
22、補強材51を介して、前部支柱21に対し吊り下
げ支持されている。このため、区画柱22の近傍におい
て、底枠20に作用する前記荷重は、区画柱22及び補
強材51を介して前部支柱21に作用する。これによ
り、引出し17内の内容物による荷重が前部支柱21で
支持されて、底枠20の中間部付近における下方への湾
曲変形が確実に抑制される。
【0029】また、この収納ケース11の使用時には、
クローゼットの内部空間を有効利用するため、天板15
の上面に物が載せられることが多い。このように、天板
15上に物が載せられると、載置物の荷重により上ケー
ス本体14の区画柱22を押し下げながら、天板15や
上ケース本体14の底枠20が下方に湾曲変形されるこ
とがある。特に、この実施形態のように、区画柱を有し
ないケース本体12,13を下部側にした場合には、上
ケース本体14下部の支点間距離が長いものとなって、
上ケース本体14の下方への湾曲が甚だしくなるおそれ
がある。
【0030】しかしながら、この実施形態の収納ケース
では、上ケース本体14の前部支柱21の上端部間に補
強材51が架設されて、その補強材51の中間部に区画
柱22が連結されている。このため、天板15及び底枠
20は補強材51により強固に補強された状態にあっ
て、天板15上に物が載せられた状態でその前縁が下方
に湾曲されるおそれが低減される。
【0031】よって、各引出し16,17の出し入れが
困難になることなく、引出し16、17の出し入れを容
易に行うことができる。前記の実施形態によって期待で
きる効果について、以下に記載する。
【0032】(a) この実施形態の収納ケース11に
おいては、上ケース本体14の前部支柱21の上端部間
に補強材51が架設されて、その補強材51の中間部に
区画柱22が連結されている。そして、この補強材51
により、上ケース本体14の底枠20及びその上ケース
本体14上に装着された天板15が補強されている。こ
のため、引出し17内の内容物及び天板15上の載置物
に基づく荷重により、底枠20及び天板15が下方に湾
曲変形するおそれが低減されて、引出し16,17の出
し入れを支障なく容易に行うことができる。また、底枠
20及び天板15等の湾曲を抑制できるため、収納ケー
ス11として、幅の広いものとすることができる。
【0033】(b) この実施形態の収納ケース11に
おいては、金属パイプよりなる補強材51の両端部を、
前部支柱21上の連結凸部32の上端面の上方に開放さ
れた支持溝49に嵌挿するとともに、その補強材51の
中間部を、区画柱22上の係合凸部34の上端後縁の横
方向に開放された係合溝50に係合させるようになって
いる。このため、補強材51が異なる方向から保持され
ることになり、特別な部品を使用しなくても、補強材5
1の自然脱落を抑制できる。従って、補強材51を前部
支柱21及び区画柱22に対して容易かつ確実に組み付
け保持することができる。そして、区画柱22が前部支
柱21に対し補強材51を介して吊り下げ支持されて、
底枠20の中間部の湾曲変形を確実に抑制することがで
きる。
【0034】(c) この実施形態の収納ケース11に
おいては、上ケース本体14の底枠20及び中ケース本
体13の下面に、他のケース本体12,13の支柱19
をそれぞれ連結するための複数の連結孔26、連結凹部
32が形成されている。このため、必要に応じてケース
本体12,13,14を複数個積層連結して、引出し1
6,17を多段状態に配置構成することができる。
【0035】また、このように多段構成にした収納ケー
ス11においては、各ケース本体13,14の下部の支
点間距離が長くなり、底枠18,20及び天板15の前
縁が下方へ湾曲変形されやすくなる。ところが、この実
施形態の収納ケース11では、上ケース本体14の底枠
20及び天板15が補強材51により補強されているた
め、その前縁が下方に湾曲変形されるのを確実に抑制す
ることができる。
【0036】(d) この実施形態の収納ケース11に
おいては、各引出し16,17の手掛け部43,47と
対応するように、引出し16,17の前面に凹所44,
48が形成されている。従って、手掛け部43,47に
手を掛けやすく、引出し16,17の開閉が容易であ
る。
【0037】なお、この発明は、次のように変更して具
体化することも可能である。 (1) 下ケース本体12上に上ケース本体14を直接
積層連結して、ケース本体を2段構成にすること。
【0038】(2) 下ケース本体12と上ケース本体
14との間に、複数の中ケース本体13を積層連結し
て、ケース本体を4段以上の多数段構成にすること。 (3) 補強材51を係合させるための係合溝50を、
区画柱22上の係合凸部34の上端前縁に前方横向きに
形成すること。
【0039】(4) 複数の上ケース本体14を、下ケ
ース本体12または中ケース本体13上に積層連結する
こと。 (5) 上ケース本体14の底枠20上の支柱21間に
おいて、複数対の区画柱22を設け、それらの支柱21
及び区画柱22間に、例えば3つ以上の引出し17を装
着すること。
【0040】前記(1)〜(5)のように構成しても、
前述した実施形態と同様な効果を享受できる。 (6) 下ケース本体12及び中ケース本体13の前部
支柱19間にも、金属パイプよりなる補強材51を架設
すること。
【0041】(7) 上ケース本体14の後部支柱21
及び後部の区画柱22についても、前部支柱21及び前
部の区画柱22と同様に構成し、後部支柱21の上端部
間にも補強材51を架設し、その補強材51の中間部に
後部の区画柱22の上端部を連結すること。
【0042】前記(6)及び(7)のように構成すれ
ば、収納ケース11全体の強度を向上できる。
【0043】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、ケース本体の底枠及び天板の前縁が補強材
により補強されているため、引出し内の内容物及び天板
上の載置物により、ケース本体の底枠及び天板が下方に
湾曲変形されるおそれが低減される。従って、引出しの
出し入れを容易に行うことができるとともに、収納ケー
スの全体の幅を広げることが可能になる。
【0044】さらに、支柱上の支持溝及び区画柱上の係
合溝により、補強材が異なる方向から保持されることに
なる。従って、補強材が、支柱及び区画柱に対して容易
かつ確実に組み付け保持される。そして、区画柱が支柱
に対し補強材を介して吊り下げ支持されて、底枠の中間
部の湾曲変形を確実に抑制することができる。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、ケース本
体の下面の連結凹部に、他のケース本体の支柱を連結す
ることにより、ケース本体を複数個積層して、引出しを
多段状態に配置することができる。このように、多段構
成にした収納ケースにおいても、補強材によりケース本
体及び天板の前縁が下方へ湾曲変形させるのを抑制する
とともに、引出しの出し入れを容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の収納ケースの一実施形態を示す要
部分解斜視図。
【図2】 その収納ケースの組付け状態を示す斜視図。
【図3】 その収納ケースにおいて引出しを引き出して
示す斜視図。
【図4】 同じく収納ケースの縦断面図。
【図5】 図4の5−5線における断面図。
【図6】 図4の6−6線における断面図。
【図7】 図6の7−7線における部分拡大断面図。
【図8】 図6の8−8線における部分拡大断面図。
【図9】 図6の9−9線における部分拡大断面図。
【図10】 図6の10−10線における部分拡大断面
図。
【符号の説明】
11…収納ケース、12…下ケース本体、13…中ケー
ス本体、14…上ケース本体、15…天板、16,17
…引出し、18…底枠、19…支柱、20…底枠、21
…支柱、22…区画柱、24…連結凸部、26…連結部
としての連結孔、32…連結凸部、34…係合凸部、3
8…連結凹部、40…係合凹部、49…支持溝、50…
係合溝、51…補強材。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底枠の上面四隅に支柱を立設するととも
    に、前部支柱間及び後部支柱間の底枠上に少なくとも1
    対の区画柱を立設したケース本体と、そのケース本体の
    支柱上に装着された天板と、ケース本体の支柱及び区画
    柱間において、底枠上に出し入れ可能に装着された複数
    の引出しとを備えた収納ケースにおいて、 前記支柱の内、少なくとも前部支柱の上端部間には補強
    材を当該支柱の上端面に上方に開放するように形成され
    た支持溝を介して架設するとともに、その補強材の中間
    を区画柱の上端後縁または上端前縁に横方向に開放さ
    れ、かつ前記支持溝と対応するように左右方向へ延長形
    成された係合溝に係合連結した収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体の底枠の下面には、他の
    ケース本体の支柱を連結するための複数の連結部を形成
    し、その連結部に、区画柱を設けることなく引出しを設
    けた別のケース本体を連結して、全体を複数段に構成し
    請求項1に記載の収納ケース。
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