JP2959762B1 - 携帯用灰皿 - Google Patents
携帯用灰皿Info
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- holding
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Abstract
【要約】
【課題】 携帯時には確実に閉じることができるととも
に、喫煙時や灰皿内部に溜まった吸い殻や灰を捨てる際
には、容易に開口することができる携帯用灰皿を提供す
る。 【解決手段】 互いに嵌め合わされた前側本体10と後
側本体20とを、3本の腕部41,42,42によって
一体的に抱え込んで保持する保持部材40を備えるとと
もに、前側本体10の開口部11をスライド動作により
開閉するスライド蓋30の後面側に、スライド蓋30を
閉塞状態としたときに前側本体10前面に設けられた案
内溝12に嵌まり込んで閉塞状態を保持する被係止突起
を設ける。
に、喫煙時や灰皿内部に溜まった吸い殻や灰を捨てる際
には、容易に開口することができる携帯用灰皿を提供す
る。 【解決手段】 互いに嵌め合わされた前側本体10と後
側本体20とを、3本の腕部41,42,42によって
一体的に抱え込んで保持する保持部材40を備えるとと
もに、前側本体10の開口部11をスライド動作により
開閉するスライド蓋30の後面側に、スライド蓋30を
閉塞状態としたときに前側本体10前面に設けられた案
内溝12に嵌まり込んで閉塞状態を保持する被係止突起
を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外等で好適に使
用される携帯用の灰皿に関する。
用される携帯用の灰皿に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、喫煙マナーの向上に伴い、主
に屋外等で使用するための種々の携帯用灰皿が提案され
ている。このような携帯用灰皿には、喫煙時に吸い殻や
灰を落とし込むための開口部が設けられているが、この
ような開口部は、使用の便宜のために容易に開閉できる
ことが望まれる。このため、このような開口部の開閉機
構として、スライド式の蓋を備えた携帯用灰皿も提案さ
れている。
に屋外等で使用するための種々の携帯用灰皿が提案され
ている。このような携帯用灰皿には、喫煙時に吸い殻や
灰を落とし込むための開口部が設けられているが、この
ような開口部は、使用の便宜のために容易に開閉できる
ことが望まれる。このため、このような開口部の開閉機
構として、スライド式の蓋を備えた携帯用灰皿も提案さ
れている。
【0003】また、携帯用灰皿には、このような喫煙時
に吸い殻や灰を落とし込む開口部とは別に、灰皿内部に
溜まった吸い殻や灰を捨てるための大きな開口部を備え
ているものもある。
に吸い殻や灰を落とし込む開口部とは別に、灰皿内部に
溜まった吸い殻や灰を捨てるための大きな開口部を備え
ているものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような携
帯用灰皿においては、衛生面から、携帯時には吸い殻等
を落とし込むための開口部や吸い殻を捨てるための開口
部等を確実に閉じて、内部に溜まった吸い殻や灰がこぼ
れ出ないことが求められるが、特に、このような大きな
開口部を備えた従来の携帯用灰皿は、この大きな開口部
を確実に閉じることができないものが多かった。
帯用灰皿においては、衛生面から、携帯時には吸い殻等
を落とし込むための開口部や吸い殻を捨てるための開口
部等を確実に閉じて、内部に溜まった吸い殻や灰がこぼ
れ出ないことが求められるが、特に、このような大きな
開口部を備えた従来の携帯用灰皿は、この大きな開口部
を確実に閉じることができないものが多かった。
【0005】また、携帯時に確実に開口部を閉じること
を求める要求は、使用時における開口部の開閉の容易さ
の要求に相反するものであり、従来の携帯用灰皿におい
ては、使用時の開閉の容易さを求めるあまり、携帯時に
も開口部が開口してしまうものや、逆に携帯時に確実に
開口部を閉じた状態とすることを求めるあまり、使用時
に開口しにくいものが多かった。
を求める要求は、使用時における開口部の開閉の容易さ
の要求に相反するものであり、従来の携帯用灰皿におい
ては、使用時の開閉の容易さを求めるあまり、携帯時に
も開口部が開口してしまうものや、逆に携帯時に確実に
開口部を閉じた状態とすることを求めるあまり、使用時
に開口しにくいものが多かった。
【0006】特に、吸い殻等を落とし込むための開口部
にスライド式の蓋を備えた、上述した従来の携帯用灰皿
においては、特に、このスライド式の蓋のスライド動作
の範囲を規制するために十分な機構を備えていないた
め、あるいは不十分なために、勢いよく蓋の開閉動作を
行うと、スライド方向に行きすぎて灰皿の本体から蓋が
外れてしまうものが多く、このように蓋が灰皿の本体か
ら外れると、その衝撃で上記開口部から灰皿内部に溜ま
った吸い殻や灰が飛び出してしまうことがあった。この
ため、従来のスライド式の蓋を備えた携帯用灰皿は、蓋
の開閉動作を片手で開閉するには不適当であり、使用の
利便が十分に満たされていなかった。
にスライド式の蓋を備えた、上述した従来の携帯用灰皿
においては、特に、このスライド式の蓋のスライド動作
の範囲を規制するために十分な機構を備えていないた
め、あるいは不十分なために、勢いよく蓋の開閉動作を
行うと、スライド方向に行きすぎて灰皿の本体から蓋が
外れてしまうものが多く、このように蓋が灰皿の本体か
ら外れると、その衝撃で上記開口部から灰皿内部に溜ま
った吸い殻や灰が飛び出してしまうことがあった。この
ため、従来のスライド式の蓋を備えた携帯用灰皿は、蓋
の開閉動作を片手で開閉するには不適当であり、使用の
利便が十分に満たされていなかった。
【0007】また、このような携帯用灰皿は、一般に鞄
やポケットの中に入れて携行されていたため、確実に開
口部を閉じることができないものはもちろんのこと、確
実に閉じることができるものでも完全に密閉されていな
い限り、灰皿内部に収納された吸い殻や灰の臭いが鞄や
ポケットの中についてしまうという問題もあった。
やポケットの中に入れて携行されていたため、確実に開
口部を閉じることができないものはもちろんのこと、確
実に閉じることができるものでも完全に密閉されていな
い限り、灰皿内部に収納された吸い殻や灰の臭いが鞄や
ポケットの中についてしまうという問題もあった。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、携帯時には確実に閉じることができるととも
に、喫煙時等には容易に開口することができる携帯用灰
皿を提供することを目的とする。
であり、携帯時には確実に閉じることができるととも
に、喫煙時等には容易に開口することができる携帯用灰
皿を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明にかかる携帯用灰皿は、前面に開閉自在な開
口部を有する前側本体と、前記前側本体に嵌め合わされ
る後側本体と、前記後側本体の背面側に配置され、互い
に嵌め合わされた前記前側本体および前記後側本体を一
体として保持する保持手段を有する着脱可能な保持部材
とを備え、前記保持手段は、前記後側本体の背面側から
前方に延びる3本の腕部から構成され、これら3本の腕
部が、互いに嵌め合わされた前記前側本体および前記後
側本体を互いに異なる3方向から抱え込んで保持するこ
とを特徴とするものである(請求項1)。
め、本発明にかかる携帯用灰皿は、前面に開閉自在な開
口部を有する前側本体と、前記前側本体に嵌め合わされ
る後側本体と、前記後側本体の背面側に配置され、互い
に嵌め合わされた前記前側本体および前記後側本体を一
体として保持する保持手段を有する着脱可能な保持部材
とを備え、前記保持手段は、前記後側本体の背面側から
前方に延びる3本の腕部から構成され、これら3本の腕
部が、互いに嵌め合わされた前記前側本体および前記後
側本体を互いに異なる3方向から抱え込んで保持するこ
とを特徴とするものである(請求項1)。
【0010】このような携帯用灰皿によれば、喫煙時に
は、前側本体の前面に設けられた開口部から吸い殻や灰
が灰皿内部に落とし込まれ、灰皿内部に溜まった吸い殻
や灰を捨てる際には、前側本体を後側本体から外して後
側本体の前面側を大きく開口させて、この開口部分から
捨てられる。そして、携帯時には、保持部材の保持手段
を構成する3本の腕部が、前側本体と後側本体とを一体
として互いに異なる3方向から抱え込むように保持する
ため、前側本体と後側本体とが外れて灰皿内部に溜まっ
た吸い殻や灰がこぼれ落ちることを確実に防止すること
ができる。
は、前側本体の前面に設けられた開口部から吸い殻や灰
が灰皿内部に落とし込まれ、灰皿内部に溜まった吸い殻
や灰を捨てる際には、前側本体を後側本体から外して後
側本体の前面側を大きく開口させて、この開口部分から
捨てられる。そして、携帯時には、保持部材の保持手段
を構成する3本の腕部が、前側本体と後側本体とを一体
として互いに異なる3方向から抱え込むように保持する
ため、前側本体と後側本体とが外れて灰皿内部に溜まっ
た吸い殻や灰がこぼれ落ちることを確実に防止すること
ができる。
【0011】このような前側本体と後側本体とを一体と
して抱え込んで保持する保持手段を構成する前記3本の
腕部の少なくとも1本は、その先端近傍に前記前側本体
の前面を押さえる押さえツメが設けられた抱え込み腕部
として構成することができる(請求項2)。
して抱え込んで保持する保持手段を構成する前記3本の
腕部の少なくとも1本は、その先端近傍に前記前側本体
の前面を押さえる押さえツメが設けられた抱え込み腕部
として構成することができる(請求項2)。
【0012】このような抱え込み腕部によれば、その先
端近傍に設けられた押さえツメが、後側本体の背面側か
ら前側本体の前面を押さえることによって、前側本体が
後側本体から外れることが防止される。
端近傍に設けられた押さえツメが、後側本体の背面側か
ら前側本体の前面を押さえることによって、前側本体が
後側本体から外れることが防止される。
【0013】また、このような保持手段を備えた携帯用
灰皿は、前記前側本体および前記後側本体が、前後方向
からみた断面が略上下方向を長軸方向とする略楕円形状
に形成され、前記前側本体の上端には被係合部が設けら
れるとともに、前記保持手段は、互いに嵌め合わされた
前記前側本体および前記後側本体の右下側および左下側
のそれぞれにおいて、前記後側本体の背面側から前方に
延び、その先端近傍に設けられた押さえツメによって前
記前側本体の前面を押さえる2本の抱え込み腕部と、互
いに嵌め合わされた前記前側本体および前記後側本体の
上端部において、前記後側本体の背面側から前方に延
び、その略先端に設けられた係合部によって前記前側本
体の前記被係合部に上方から係合する1本の係合腕部と
から構成されていることが望ましい(請求項3)。
灰皿は、前記前側本体および前記後側本体が、前後方向
からみた断面が略上下方向を長軸方向とする略楕円形状
に形成され、前記前側本体の上端には被係合部が設けら
れるとともに、前記保持手段は、互いに嵌め合わされた
前記前側本体および前記後側本体の右下側および左下側
のそれぞれにおいて、前記後側本体の背面側から前方に
延び、その先端近傍に設けられた押さえツメによって前
記前側本体の前面を押さえる2本の抱え込み腕部と、互
いに嵌め合わされた前記前側本体および前記後側本体の
上端部において、前記後側本体の背面側から前方に延
び、その略先端に設けられた係合部によって前記前側本
体の前記被係合部に上方から係合する1本の係合腕部と
から構成されていることが望ましい(請求項3)。
【0014】このような構成によれば、互いに嵌め合わ
された前側本体および後側本体は、これらの右下側およ
び左下側において、2本の抱え込み腕部の押さえツメが
それぞれ前側本体の前面を押さえるとともに、上端部に
おいて、係合腕部の係合部が前側本体の被係合部と係合
することによって、一体的に保持される。また、前側本
体および後側本体は略上下方向を長軸方向とする略楕円
形状に形成されおり、さらに、互いに嵌め合わされて一
体となっている前側本体および後側本体は、これらの右
下側および左下側をそれぞれ抱え込み腕部によって抱え
込まれ、かつ、上端部を係合腕部による係合構造によっ
て保持されているため、互いに嵌め合わされて一体とな
っている前側本体および後側本体は、下方に押し下げて
前記係合部と前記被係合部とを離間させながら回転させ
ることにより、前記係合部と前記被係合部との位置がず
れ、これらの係合状態が解除されることから、保持部材
から容易に取り外すことができる。
された前側本体および後側本体は、これらの右下側およ
び左下側において、2本の抱え込み腕部の押さえツメが
それぞれ前側本体の前面を押さえるとともに、上端部に
おいて、係合腕部の係合部が前側本体の被係合部と係合
することによって、一体的に保持される。また、前側本
体および後側本体は略上下方向を長軸方向とする略楕円
形状に形成されおり、さらに、互いに嵌め合わされて一
体となっている前側本体および後側本体は、これらの右
下側および左下側をそれぞれ抱え込み腕部によって抱え
込まれ、かつ、上端部を係合腕部による係合構造によっ
て保持されているため、互いに嵌め合わされて一体とな
っている前側本体および後側本体は、下方に押し下げて
前記係合部と前記被係合部とを離間させながら回転させ
ることにより、前記係合部と前記被係合部との位置がず
れ、これらの係合状態が解除されることから、保持部材
から容易に取り外すことができる。
【0015】なお、前側本体および後側本体は、上述の
ようにして保持部材から容易に取り外すことができる形
状であれば、幾何学上の完全な楕円形でなくともよく、
また、その長軸方向は完全な上下方向(鉛直方向)とな
っていなくともよい。
ようにして保持部材から容易に取り外すことができる形
状であれば、幾何学上の完全な楕円形でなくともよく、
また、その長軸方向は完全な上下方向(鉛直方向)とな
っていなくともよい。
【0016】さらに、前記係合部を係合突起として形成
し、前記被係合部を前側本体の上端面を貫通する係合孔
として形成して、これらが互いに係合するように構成す
れば(請求項4)、前側本体に設けられる被係合部を打
ち抜き加工等によって製作することができるため、容易
かつ安価に製作することができる。
し、前記被係合部を前側本体の上端面を貫通する係合孔
として形成して、これらが互いに係合するように構成す
れば(請求項4)、前側本体に設けられる被係合部を打
ち抜き加工等によって製作することができるため、容易
かつ安価に製作することができる。
【0017】また、前記保持部材に、さらにベルトや衣
服等への取付手段を備えた構成とすれば(請求項5)、
保持部材によって前側本体と後側本体とを一体的に保持
した状態でベルトや衣服等に取り付けて携帯することが
できる。
服等への取付手段を備えた構成とすれば(請求項5)、
保持部材によって前側本体と後側本体とを一体的に保持
した状態でベルトや衣服等に取り付けて携帯することが
できる。
【0018】このような取付手段としては、ベルトや衣
服等に上方から引っかけるようにして取り付けられるフ
ックを挙げることができる(請求項6)。
服等に上方から引っかけるようにして取り付けられるフ
ックを挙げることができる(請求項6)。
【0019】また、本発明にかかる携帯用灰皿は、前面
に開口部が形成された前側本体と、前記前側本体に嵌め
合わされる後側本体と、前記開口部を開閉可能なスライ
ド蓋とを備え、前記前側本体の前面には、前記開口部の
一端側に連続する前記開口部より幅狭の案内溝が形成さ
れ、前記スライド蓋の後面には、前記案内溝に挿通され
る挿通部および前記案内溝の縁部に後面側から当接して
前記挿通部の抜け落ちを防止する前記挿通部に設けられ
た係止片を備えた脱落防止突起と、前記スライド蓋の開
閉動作に応じて前記開口部の両端に当接して、前記スラ
イド蓋のスライド動作範囲を開口状態と閉塞状態との間
に規制するスライド動作範囲規制突起と、前記スライド
蓋が閉塞状態に位置するときにのみ前記案内溝に嵌まり
込んで前記スライド蓋を閉塞状態に留める被係止突起と
が形成されたものである(請求項7)。
に開口部が形成された前側本体と、前記前側本体に嵌め
合わされる後側本体と、前記開口部を開閉可能なスライ
ド蓋とを備え、前記前側本体の前面には、前記開口部の
一端側に連続する前記開口部より幅狭の案内溝が形成さ
れ、前記スライド蓋の後面には、前記案内溝に挿通され
る挿通部および前記案内溝の縁部に後面側から当接して
前記挿通部の抜け落ちを防止する前記挿通部に設けられ
た係止片を備えた脱落防止突起と、前記スライド蓋の開
閉動作に応じて前記開口部の両端に当接して、前記スラ
イド蓋のスライド動作範囲を開口状態と閉塞状態との間
に規制するスライド動作範囲規制突起と、前記スライド
蓋が閉塞状態に位置するときにのみ前記案内溝に嵌まり
込んで前記スライド蓋を閉塞状態に留める被係止突起と
が形成されたものである(請求項7)。
【0020】このような携帯用灰皿によれば、喫煙時に
は、スライド蓋を開口状態として前側本体の前面に形成
された開口部から吸い殻や灰が落とし込まれるが、この
とき、スライド蓋には脱落防止突起および動作範囲規制
突起が設けられているため、スライド蓋を勢いよく開け
た場合であっても、前側本体から脱落することがない。
また、携帯時には、スライド蓋は閉塞状態とされるが、
このとき、スライド蓋には被係止突起が設けられている
ため、スライド蓋は確実に閉塞状態をとることができ、
灰皿内部に溜まった吸い殻や灰が前側本体の前面の開口
部からこぼれ落ちることを確実に防止することができ
る。
は、スライド蓋を開口状態として前側本体の前面に形成
された開口部から吸い殻や灰が落とし込まれるが、この
とき、スライド蓋には脱落防止突起および動作範囲規制
突起が設けられているため、スライド蓋を勢いよく開け
た場合であっても、前側本体から脱落することがない。
また、携帯時には、スライド蓋は閉塞状態とされるが、
このとき、スライド蓋には被係止突起が設けられている
ため、スライド蓋は確実に閉塞状態をとることができ、
灰皿内部に溜まった吸い殻や灰が前側本体の前面の開口
部からこぼれ落ちることを確実に防止することができ
る。
【0021】さらに、上述した請求項1〜6記載の携帯
用灰皿について、このようなスライド蓋およびその開閉
機構を備えた構成とすることが望ましい(請求項8)。
用灰皿について、このようなスライド蓋およびその開閉
機構を備えた構成とすることが望ましい(請求項8)。
【0022】このような携帯用灰皿によれば、喫煙時に
は、スライド蓋を開口状態として前側本体の前面の開口
部から吸い殻や灰が灰皿内部に落とし込まれ、灰皿内部
に溜まった吸い殻や灰を捨てる際には、前側本体を後側
本体から外して後側本体の前面側を大きく開口させて、
この開口部分から捨てられる。そして、携帯時には、前
側本体の前面の開口部は、スライド蓋に設けられた被係
止突起によって確実に閉じられ、かつ、前側本体と後側
本体とは、保持部材によって一体として保持されるた
め、灰皿内部に溜まった吸い殻や灰がこぼれ落ちること
を確実に防止することができる。
は、スライド蓋を開口状態として前側本体の前面の開口
部から吸い殻や灰が灰皿内部に落とし込まれ、灰皿内部
に溜まった吸い殻や灰を捨てる際には、前側本体を後側
本体から外して後側本体の前面側を大きく開口させて、
この開口部分から捨てられる。そして、携帯時には、前
側本体の前面の開口部は、スライド蓋に設けられた被係
止突起によって確実に閉じられ、かつ、前側本体と後側
本体とは、保持部材によって一体として保持されるた
め、灰皿内部に溜まった吸い殻や灰がこぼれ落ちること
を確実に防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1に、この発明にかかる携帯用
灰皿の一実施形態を示す。
灰皿の一実施形態を示す。
【0024】この図に示すように、この携帯用灰皿は、
表面側にスライド蓋30が取り付けられた前側本体10
と、この前側本体10に嵌め合わされた後側本体20
と、互いに嵌め合わされたこれら前側本体10および後
側本体20を背面側から、係合腕部41、抱え込み腕部
42,42によって互いに異なる3方向から抱え込んで
保持する保持部材40とから構成されている。
表面側にスライド蓋30が取り付けられた前側本体10
と、この前側本体10に嵌め合わされた後側本体20
と、互いに嵌め合わされたこれら前側本体10および後
側本体20を背面側から、係合腕部41、抱え込み腕部
42,42によって互いに異なる3方向から抱え込んで
保持する保持部材40とから構成されている。
【0025】図2に、この携帯用灰皿を分解した状態を
示す。なお、同図においては、図の上側がこの携帯用灰
皿の前面側、図の左下側がこの携帯用灰皿の上側、図の
右上側がこの携帯用灰皿の下側となっている。
示す。なお、同図においては、図の上側がこの携帯用灰
皿の前面側、図の左下側がこの携帯用灰皿の上側、図の
右上側がこの携帯用灰皿の下側となっている。
【0026】この図に示すように、前側本体10および
後側本体20は、アルミニウム等の金属あるいは耐熱性
を有する合成樹脂等によって、前後方向からみた断面が
略楕円形状の扁平形状に形成され、後側本体20の前面
側の縁部に形成された段部21が前側本体10の内側に
嵌め込まれるようになっており、これら前側本体10お
よび後側本体20は互いに嵌め合わされた状態におい
て、これらの外側面が略面一となるようになっている。
後側本体20は、アルミニウム等の金属あるいは耐熱性
を有する合成樹脂等によって、前後方向からみた断面が
略楕円形状の扁平形状に形成され、後側本体20の前面
側の縁部に形成された段部21が前側本体10の内側に
嵌め込まれるようになっており、これら前側本体10お
よび後側本体20は互いに嵌め合わされた状態におい
て、これらの外側面が略面一となるようになっている。
【0027】このように、前側本体10と後側本体20
とは、前後から嵌め合わせることによって灰皿本体を構
成するようになっているため、後側本体20から前側本
体10を取り外すことによって、後側本体20の前面側
を大きく開口すれば、ここから、この灰皿本体の内部に
たまった吸い殻や灰を容易に捨てることができる。
とは、前後から嵌め合わせることによって灰皿本体を構
成するようになっているため、後側本体20から前側本
体10を取り外すことによって、後側本体20の前面側
を大きく開口すれば、ここから、この灰皿本体の内部に
たまった吸い殻や灰を容易に捨てることができる。
【0028】この前側本体10の表面側には、スライド
蓋30の厚みと略同一深さのスライド溝14が上下方向
に形成されており、スライド蓋30は、このスライド溝
14に沿ってスライド動作するようになっている。
蓋30の厚みと略同一深さのスライド溝14が上下方向
に形成されており、スライド蓋30は、このスライド溝
14に沿ってスライド動作するようになっている。
【0029】そして、このスライド溝14内には、、喫
煙時に吸い殻や灰が落とし込まれる開口部11と、この
開口部11に連続する案内溝12が形成されている。こ
れら開口部11および案内溝12については後述する。
煙時に吸い殻や灰が落とし込まれる開口部11と、この
開口部11に連続する案内溝12が形成されている。こ
れら開口部11および案内溝12については後述する。
【0030】前側本体10の上端面には、この上端面を
貫通する係合孔13が打ち抜き加工によって形成されて
いる。なお、この係合孔13は前側本体10の上端面を
貫通して形成されているが、前側本体10は後側本体2
0の段部21に対して外側から被さるように嵌め合わさ
れるため、前側本体10と後側本体20とが嵌め合わさ
れた状態においては、この係合孔13は後側本体20の
段部21に塞がれ、密封状態となる。
貫通する係合孔13が打ち抜き加工によって形成されて
いる。なお、この係合孔13は前側本体10の上端面を
貫通して形成されているが、前側本体10は後側本体2
0の段部21に対して外側から被さるように嵌め合わさ
れるため、前側本体10と後側本体20とが嵌め合わさ
れた状態においては、この係合孔13は後側本体20の
段部21に塞がれ、密封状態となる。
【0031】一方、保持部材40は、所定の弾性を備え
た合成樹脂あるいは金属等で形成されており、その上部
から前面側に向かって延びるように形成された係合腕部
41と、その下部の左右両側から前面側に向かって延び
るように形成された抱え込み腕部42,42とを備えて
いる。
た合成樹脂あるいは金属等で形成されており、その上部
から前面側に向かって延びるように形成された係合腕部
41と、その下部の左右両側から前面側に向かって延び
るように形成された抱え込み腕部42,42とを備えて
いる。
【0032】係合腕部41は、その略先端に、上述した
前側本体10の係合孔13に係合する係合突起411が
形成されており、互いに嵌め合わされた前側本体10お
よび後側本体20を上方から保持する保持手段を構成し
ている。
前側本体10の係合孔13に係合する係合突起411が
形成されており、互いに嵌め合わされた前側本体10お
よび後側本体20を上方から保持する保持手段を構成し
ている。
【0033】抱え込み腕部42,42は、互いに嵌め合
わされた前側本体10および後側本体20に対して左下
側および右下側から当接するとともに、それぞれの略先
端部において内側に折れ曲がるように形成された押さえ
ツメ421,421が、後側本体20の背面側から前側
本体10の前面を押さえることで、互いに嵌め合わされ
た前側本体10および後側本体20を左下側および右下
側から保持する保持手段を構成している。
わされた前側本体10および後側本体20に対して左下
側および右下側から当接するとともに、それぞれの略先
端部において内側に折れ曲がるように形成された押さえ
ツメ421,421が、後側本体20の背面側から前側
本体10の前面を押さえることで、互いに嵌め合わされ
た前側本体10および後側本体20を左下側および右下
側から保持する保持手段を構成している。
【0034】このように、この携帯用灰皿においては、
保持部材40に設けられた係合腕部41および抱え込み
腕部42,42からなる保持手段が、後側本体20側か
ら前側本体10に係合し、また前側本体10の前面を押
さえることにより、互いに嵌め合わされた前側本体10
および後側本体20を一体として抱え込むように保持す
るため、前側本体10と後側本体20とが外れて、灰皿
内部に溜まった吸い殻や灰が不用意にこぼれ落ちること
がないようになっている。
保持部材40に設けられた係合腕部41および抱え込み
腕部42,42からなる保持手段が、後側本体20側か
ら前側本体10に係合し、また前側本体10の前面を押
さえることにより、互いに嵌め合わされた前側本体10
および後側本体20を一体として抱え込むように保持す
るため、前側本体10と後側本体20とが外れて、灰皿
内部に溜まった吸い殻や灰が不用意にこぼれ落ちること
がないようになっている。
【0035】また、この保持部材40は、その背面側
に、ベルトや衣服等に対して、上方から引っかけるよう
に取り付けられるための取付手段としてフック43が設
けられている。
に、ベルトや衣服等に対して、上方から引っかけるよう
に取り付けられるための取付手段としてフック43が設
けられている。
【0036】図3に、この保持部材40に設けられたフ
ック43によって、この携帯用灰皿をベルト50に取り
付けた状態を示す。
ック43によって、この携帯用灰皿をベルト50に取り
付けた状態を示す。
【0037】このように、この携帯用灰皿は、ポケット
や鞄の中に入れることなく携帯することができるため、
ポケットや鞄の中に灰皿内部に溜まった吸い殻や灰のに
おいが付着することがない。
や鞄の中に入れることなく携帯することができるため、
ポケットや鞄の中に灰皿内部に溜まった吸い殻や灰のに
おいが付着することがない。
【0038】次に、図4〜図7を参照しながら、スライ
ド蓋30による前側本体10の開口部11の開閉機構に
ついて説明する。
ド蓋30による前側本体10の開口部11の開閉機構に
ついて説明する。
【0039】図4に、前側本体10の前面に形成された
開口部11等の形状を示す。なお、この図においては、
図の左側が前側本体10の上側であり、図の右側が前側
本体10の下側となっている。
開口部11等の形状を示す。なお、この図においては、
図の左側が前側本体10の上側であり、図の右側が前側
本体10の下側となっている。
【0040】この図に示すように、この前側本体10の
表面のスライド溝14内には、前側本体10の上端近傍
を上端112とする開口部11が形成され、この開口部
11の下端111から前側本体10の下端近傍を下端1
21とする、前記開口部11より幅狭の案内溝12が形
成されている。また、開口部11の上下方向の中間位置
の両側部には、この開口部11の幅を広げるようにスラ
イド蓋取付用凹部15,15が形成されている。
表面のスライド溝14内には、前側本体10の上端近傍
を上端112とする開口部11が形成され、この開口部
11の下端111から前側本体10の下端近傍を下端1
21とする、前記開口部11より幅狭の案内溝12が形
成されている。また、開口部11の上下方向の中間位置
の両側部には、この開口部11の幅を広げるようにスラ
イド蓋取付用凹部15,15が形成されている。
【0041】スライド蓋30は、この前側本体10に形
成されたスライド溝14をスライド動作して、開口部1
1を開閉するものであり、所定の弾性を有する合成樹
脂、あるいはアルミニウム等の金属で構成されている。
成されたスライド溝14をスライド動作して、開口部1
1を開閉するものであり、所定の弾性を有する合成樹
脂、あるいはアルミニウム等の金属で構成されている。
【0042】図5に、スライド蓋30を後面の斜視図を
示す。なお、この図においては、図の左下側がスライド
蓋30の上側であり、図の右上側がスライド蓋30の下
側である。
示す。なお、この図においては、図の左下側がスライド
蓋30の上側であり、図の右上側がスライド蓋30の下
側である。
【0043】この図に示すように、スライド蓋30に
は、スライド方向である上下方向の略中央位置に脱落防
止突起31が、上側の左右両側部にスライド動作範囲規
制突起32,32が、下側の略中央位置に被係止突起3
3がそれぞれ形成されている。
は、スライド方向である上下方向の略中央位置に脱落防
止突起31が、上側の左右両側部にスライド動作範囲規
制突起32,32が、下側の略中央位置に被係止突起3
3がそれぞれ形成されている。
【0044】脱落防止突起31は、前側本体10の案内
溝12に挿通され、スライド蓋30の前側本体10に対
するスライド動作を案内するものである。この脱落防止
突起31は、案内溝12の溝幅と略同じ幅でこの案内溝
12に挿通される挿通部311と、この挿通部311の
略先端から左右両側に広がるように形成され、この挿通
部311が案内溝12に挿通された状態において前側本
体10の内面側からこの案内溝12の縁部に当接してス
ライド蓋30が前側本体10から脱落することを防止す
る係止片312,312とから構成されている。
溝12に挿通され、スライド蓋30の前側本体10に対
するスライド動作を案内するものである。この脱落防止
突起31は、案内溝12の溝幅と略同じ幅でこの案内溝
12に挿通される挿通部311と、この挿通部311の
略先端から左右両側に広がるように形成され、この挿通
部311が案内溝12に挿通された状態において前側本
体10の内面側からこの案内溝12の縁部に当接してス
ライド蓋30が前側本体10から脱落することを防止す
る係止片312,312とから構成されている。
【0045】スライド動作範囲規制突起32,32は、
前側本体10の開口部11のと略同じ幅で、外側に広が
るようにL字型に形成されており、後述するように、ス
ライド蓋30が前側本体10に取り付けられた状態にお
いて、スライド蓋30のスライド動作(開閉動作)に応
じて前側本体10の開口部11の上下両端111,11
2に当接することにより、このスライド蓋30の動作範
囲を開口状態と閉塞状態との間に規制するものである。
前側本体10の開口部11のと略同じ幅で、外側に広が
るようにL字型に形成されており、後述するように、ス
ライド蓋30が前側本体10に取り付けられた状態にお
いて、スライド蓋30のスライド動作(開閉動作)に応
じて前側本体10の開口部11の上下両端111,11
2に当接することにより、このスライド蓋30の動作範
囲を開口状態と閉塞状態との間に規制するものである。
【0046】なお、このスライド動作範囲規制突起3
2,32も、スライド蓋30がスライド動作する際には
開口部11の両側面に当接してスライド動作を案内する
とともに、L字型に曲げられた先端が前側本体10の内
面側に当接して脱落防止作用も果たすようになってい
る。
2,32も、スライド蓋30がスライド動作する際には
開口部11の両側面に当接してスライド動作を案内する
とともに、L字型に曲げられた先端が前側本体10の内
面側に当接して脱落防止作用も果たすようになってい
る。
【0047】被係止突起33は、スライド蓋30の下端
近傍の略中央位置に形成されており、後述するように、
スライド蓋30が前側本体10に取り付けられた状態に
おいては、スライド蓋30が前側本体10の開口部11
を閉塞状態としたとき、前側本体の案内溝12のに嵌ま
り込み、スライド蓋30を閉塞状態に保持するものであ
る。
近傍の略中央位置に形成されており、後述するように、
スライド蓋30が前側本体10に取り付けられた状態に
おいては、スライド蓋30が前側本体10の開口部11
を閉塞状態としたとき、前側本体の案内溝12のに嵌ま
り込み、スライド蓋30を閉塞状態に保持するものであ
る。
【0048】このように構成されたスライド蓋30は、
脱落防止突起31を前側本体10の開口部11から案内
溝12に差し込み、スライド蓋30をその弾性によって
反らしながら下方にスライドさせて、スライド動作範囲
規制突起32,32を開口部11両側のスライド蓋取付
用凹部15,15に嵌め込むことにより前側本体10に
取り付けられる。
脱落防止突起31を前側本体10の開口部11から案内
溝12に差し込み、スライド蓋30をその弾性によって
反らしながら下方にスライドさせて、スライド動作範囲
規制突起32,32を開口部11両側のスライド蓋取付
用凹部15,15に嵌め込むことにより前側本体10に
取り付けられる。
【0049】図6に、このようにして前側本体10に取
り付けられたスライド蓋30が、前側本体10の開口部
11を開口した状態および閉塞した状態を示す。、この
図6(a)に示すように、開口状態においては、スライ
ド蓋30に形成されたスライド動作範囲規制突起32,
32が、開口部11の下端111に当接し、スライド蓋
30は、それ以上前側本体10に対して下方にスライド
しないようになっている。したがって、スライド蓋30
を勢いよくスライドさせて、開口部11を開口した場合
であっても、このスライド蓋30が前側本体10から外
れてしまうことはない。
り付けられたスライド蓋30が、前側本体10の開口部
11を開口した状態および閉塞した状態を示す。、この
図6(a)に示すように、開口状態においては、スライ
ド蓋30に形成されたスライド動作範囲規制突起32,
32が、開口部11の下端111に当接し、スライド蓋
30は、それ以上前側本体10に対して下方にスライド
しないようになっている。したがって、スライド蓋30
を勢いよくスライドさせて、開口部11を開口した場合
であっても、このスライド蓋30が前側本体10から外
れてしまうことはない。
【0050】一方、図6(b)に示すように、閉塞状態
においては、スライド蓋30に形成されたスライド動作
範囲規制突起32,32が開口部11の上端112に当
接して、それ以上前側本体10に対して上方にスライド
しないようになっている。したがって、スライド蓋30
を勢いよくスライドさせて、開口部11を閉塞した場合
であっても、このスライド蓋30が前側本体10から外
れてしまうことはない。
においては、スライド蓋30に形成されたスライド動作
範囲規制突起32,32が開口部11の上端112に当
接して、それ以上前側本体10に対して上方にスライド
しないようになっている。したがって、スライド蓋30
を勢いよくスライドさせて、開口部11を閉塞した場合
であっても、このスライド蓋30が前側本体10から外
れてしまうことはない。
【0051】また、この閉塞状態においては、スライド
蓋30の下端近傍に形成された被係止突起33が、上部
本体10の下端の縁部分16を乗り越えて、案内溝12
に嵌まり込み、この案内溝12の下端121に係止され
た状態となっている。したがって、このスライド蓋30
は、一旦閉塞状態となれば、被係止突起33が再び上部
本体10下端の縁部分16を乗り越えるだけの力が作用
しない限り開口状態とならないため、確実に閉塞状態を
保持することができ、ひいては、この携帯用灰皿を携帯
する際に、誤って開口状態となって灰皿内部に溜まった
吸い殻や灰がこぼれ出ることを確実に防止することがで
きる。
蓋30の下端近傍に形成された被係止突起33が、上部
本体10の下端の縁部分16を乗り越えて、案内溝12
に嵌まり込み、この案内溝12の下端121に係止され
た状態となっている。したがって、このスライド蓋30
は、一旦閉塞状態となれば、被係止突起33が再び上部
本体10下端の縁部分16を乗り越えるだけの力が作用
しない限り開口状態とならないため、確実に閉塞状態を
保持することができ、ひいては、この携帯用灰皿を携帯
する際に、誤って開口状態となって灰皿内部に溜まった
吸い殻や灰がこぼれ出ることを確実に防止することがで
きる。
【0052】図7に、スライド蓋30を開口状態とした
携帯用灰皿の斜視図を示す。
携帯用灰皿の斜視図を示す。
【0053】この図に示すように、この携帯用灰皿にお
いては、スライド蓋30の前面に滑り止め突起34が形
成されており、使用者は、この滑り止め突起34に指を
かけてスライド蓋30をスライド動作させることによっ
て、容易に開口部11を開閉することができる。また、
この携帯用灰皿においては、スライド動作範囲が規制さ
れているため、スライド蓋30がスライド動作によって
灰皿本体10,20から外れてしまうことがなく、片手
でも容易に開口部11を開閉することができる。
いては、スライド蓋30の前面に滑り止め突起34が形
成されており、使用者は、この滑り止め突起34に指を
かけてスライド蓋30をスライド動作させることによっ
て、容易に開口部11を開閉することができる。また、
この携帯用灰皿においては、スライド動作範囲が規制さ
れているため、スライド蓋30がスライド動作によって
灰皿本体10,20から外れてしまうことがなく、片手
でも容易に開口部11を開閉することができる。
【0054】次に、前側本体10と後側本体20とを互
いに嵌め合わせて構成される灰皿本体10,20を、こ
れを一体的に抱えるように保持する保持部材40から取
り外す動作について説明する。
いに嵌め合わせて構成される灰皿本体10,20を、こ
れを一体的に抱えるように保持する保持部材40から取
り外す動作について説明する。
【0055】図8に、灰皿本体10,20を、保持部材
40から取り外す動作の説明図を示す。
40から取り外す動作の説明図を示す。
【0056】この図において、二点鎖線で示すように、
灰皿本体10,20は、その上端部において、保持部材
40に設けられた係合腕部41の係合突起411に係合
され、その左下部および右下部を押さえツメ421,4
21が形成された抱え込み腕部42,42に抱え込むよ
うに保持されている。
灰皿本体10,20は、その上端部において、保持部材
40に設けられた係合腕部41の係合突起411に係合
され、その左下部および右下部を押さえツメ421,4
21が形成された抱え込み腕部42,42に抱え込むよ
うに保持されている。
【0057】このように保持された灰皿本体10,20
を保持部材40から取り外す際には、 まず、灰皿本体10,20を保持部材40に対して押
し下げるように下方に付勢する。このようにすれば、灰
皿本体10,20を左下側および右下側から保持してい
る抱え込み腕部42,42は、その弾性によって外側に
たわみ、その間隔が広がるため、灰皿本体10,20は
保持部材40に対して押し下げられた状態となり、灰皿
本体10,20は、その上端部における係合突起411
との係合状態が解除される。なお、この携帯用灰皿が、
保持部材40の背面に設けられたフック43によって、
図3に示すようにベルト50等に取り付けられている場
合であっても、このフック43はベルト50に対して上
方から引っかけるように取り付けられるため、灰皿本体
10,20を下方に押し下げるように付勢しても、保持
部材40がベルト50から外れることはない。
を保持部材40から取り外す際には、 まず、灰皿本体10,20を保持部材40に対して押
し下げるように下方に付勢する。このようにすれば、灰
皿本体10,20を左下側および右下側から保持してい
る抱え込み腕部42,42は、その弾性によって外側に
たわみ、その間隔が広がるため、灰皿本体10,20は
保持部材40に対して押し下げられた状態となり、灰皿
本体10,20は、その上端部における係合突起411
との係合状態が解除される。なお、この携帯用灰皿が、
保持部材40の背面に設けられたフック43によって、
図3に示すようにベルト50等に取り付けられている場
合であっても、このフック43はベルト50に対して上
方から引っかけるように取り付けられるため、灰皿本体
10,20を下方に押し下げるように付勢しても、保持
部材40がベルト50から外れることはない。
【0058】こうして灰皿本体10,20と係合突起
411との係合状態が解除されれば、この灰皿本体1
0,20を左右いずれかの方向に回転させる。このと
き、この灰皿本体10,20は、断面が略楕円形状に構
成されているため、その下部を保持部材40の抱え込み
腕部42,42に当接した状態のまま、容易に回転する
ことができ、灰皿本体10,20の上端部と、保持部材
40の係合突起411はその位置がずらされる。
411との係合状態が解除されれば、この灰皿本体1
0,20を左右いずれかの方向に回転させる。このと
き、この灰皿本体10,20は、断面が略楕円形状に構
成されているため、その下部を保持部材40の抱え込み
腕部42,42に当接した状態のまま、容易に回転する
ことができ、灰皿本体10,20の上端部と、保持部材
40の係合突起411はその位置がずらされる。
【0059】こうして灰皿本体10,20の上端部の
位置が保持部材40の係合突起411からずれた状態と
なれば、灰皿本体10,20を斜め上方に持ち上げるこ
とによって、灰皿本体10,20を保持部材40から取
り出すことができる。
位置が保持部材40の係合突起411からずれた状態と
なれば、灰皿本体10,20を斜め上方に持ち上げるこ
とによって、灰皿本体10,20を保持部材40から取
り出すことができる。
【0060】このように、この携帯用灰皿においては、
灰皿本体10,20が保持部材40に対して、互いに異
なる3方向から抱え込むようにして保持されているた
め、この3方向の保持手段のうち、いずれか1の保持手
段を解除した状態とすることで、灰皿本体10,20を
保持部材から容易に取り出すことができる。
灰皿本体10,20が保持部材40に対して、互いに異
なる3方向から抱え込むようにして保持されているた
め、この3方向の保持手段のうち、いずれか1の保持手
段を解除した状態とすることで、灰皿本体10,20を
保持部材から容易に取り出すことができる。
【0061】したがって、図3に示したように、取付手
段であるフック43によって、この携帯用灰皿がベルト
50に取り付けられて携行されている場合であっても、
ベルトに取付部材40を取り付けたまま、片手で容易に
灰皿本体10,20を取り外すことができる。
段であるフック43によって、この携帯用灰皿がベルト
50に取り付けられて携行されている場合であっても、
ベルトに取付部材40を取り付けたまま、片手で容易に
灰皿本体10,20を取り外すことができる。
【0062】また、スライド蓋30が開口部を開口する
ために動作する灰皿本体10,20の下側においては、
この灰皿本体10,20を左下側および右下側から保持
する抱え込み腕42,42部が、このスライド蓋30の
幅より左右の外側において灰皿本体10,20に当接し
ているため(図1参照)、灰皿本体10,20を取付部
材40に取り付けたままの状態であっても、スライド蓋
30をスライド動作させ、開口部11を開閉することが
できる。
ために動作する灰皿本体10,20の下側においては、
この灰皿本体10,20を左下側および右下側から保持
する抱え込み腕42,42部が、このスライド蓋30の
幅より左右の外側において灰皿本体10,20に当接し
ているため(図1参照)、灰皿本体10,20を取付部
材40に取り付けたままの状態であっても、スライド蓋
30をスライド動作させ、開口部11を開閉することが
できる。
【0063】以上、実施形態に即してこの発明を説明し
たが、この発明にかかる携帯用灰皿は上記実施形態に限
定されるものではなく、以下のように構成してもよい。
たが、この発明にかかる携帯用灰皿は上記実施形態に限
定されるものではなく、以下のように構成してもよい。
【0064】
【0065】(1)上記実施形態においては、互いに嵌
め合わされた前側本体10および後側本体20を上側か
ら保持する保持手段を係合による保持手段(係合腕部4
1)とし、右下側および左下側から保持する保持手段を
前側本体10の前面を押さえる押さえツメを備えた保持
手段(抱え込み腕部42)によって構成したが、3方向
の保持手段の全てを係合による保持手段としても、ある
いは3方向の保持手段の全てを押さえツメを備えた保持
手段としても、また、任意に係合または押さえツメの保
持手段を組み合わせてもよい。さらにまた、係合または
押さえツメの保持手段以外の保持手段を用いてもよい。
め合わされた前側本体10および後側本体20を上側か
ら保持する保持手段を係合による保持手段(係合腕部4
1)とし、右下側および左下側から保持する保持手段を
前側本体10の前面を押さえる押さえツメを備えた保持
手段(抱え込み腕部42)によって構成したが、3方向
の保持手段の全てを係合による保持手段としても、ある
いは3方向の保持手段の全てを押さえツメを備えた保持
手段としても、また、任意に係合または押さえツメの保
持手段を組み合わせてもよい。さらにまた、係合または
押さえツメの保持手段以外の保持手段を用いてもよい。
【0066】(2)上記実施形態においては、互いに嵌
め合わされた前側本体および後側本体の上端部におい
て、前側本体10と保持部材40とを係合させる構成と
して、前側本体10側に凹部である係合孔13を形成
し、取付部材40側に凸部である係合突起411を形成
したが、逆に取付部材40側に凹部となる係合部を形成
し、前側本体10側に凸部となる被係合部を形成しても
よい。
め合わされた前側本体および後側本体の上端部におい
て、前側本体10と保持部材40とを係合させる構成と
して、前側本体10側に凹部である係合孔13を形成
し、取付部材40側に凸部である係合突起411を形成
したが、逆に取付部材40側に凹部となる係合部を形成
し、前側本体10側に凸部となる被係合部を形成しても
よい。
【0067】(3)上記実施形態においては、保持部材
40の背面側にベルト等に取り付ける手段としてフック
43を挙げたが、公知の取付手段であればいかなる手段
であっても用いることができる。また、この場合、取付
手段は、必ずしもベルトや衣服等に対して上方から取り
付ける構成としなくともよい。また、このようなベルト
等への取付手段は必ずしも設けなくともよい。
40の背面側にベルト等に取り付ける手段としてフック
43を挙げたが、公知の取付手段であればいかなる手段
であっても用いることができる。また、この場合、取付
手段は、必ずしもベルトや衣服等に対して上方から取り
付ける構成としなくともよい。また、このようなベルト
等への取付手段は必ずしも設けなくともよい。
【0068】(4)上記実施形態においては、前側本体
10の開口部11を開閉する手段としてスライド蓋30
を挙げたが、喫煙時においては開口部11を開口状態と
し、携帯時においては開口部11を確実に閉塞状態とで
きる開閉手段であれば、いかなる手段を用いてもよい。
10の開口部11を開閉する手段としてスライド蓋30
を挙げたが、喫煙時においては開口部11を開口状態と
し、携帯時においては開口部11を確実に閉塞状態とで
きる開閉手段であれば、いかなる手段を用いてもよい。
【0069】(5)上記実施形態においては、互いに嵌
め合わせられた前側本体10と後側本体20を一体的に
保持する保持手段として、互いに異なる3方向から抱え
込む保持部材40を備えたが、前側本体10と後側本体
20とが容易に外れないようにする手段であれば、他の
保持手段を備えた構成としてもよく、また、このような
保持部材40を備えていなくともよい。
め合わせられた前側本体10と後側本体20を一体的に
保持する保持手段として、互いに異なる3方向から抱え
込む保持部材40を備えたが、前側本体10と後側本体
20とが容易に外れないようにする手段であれば、他の
保持手段を備えた構成としてもよく、また、このような
保持部材40を備えていなくともよい。
【0070】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる携帯用灰
皿によれば、保持部材が、互いに嵌め合わされた前側本
体と後側本体とを一体として互いに異なる3方向から抱
え込むように保持するため、携帯時にこれら前側本体と
後側本体とが外れて、灰皿内部に溜まった吸い殻や灰が
こぼれ落ちてしまうことが防止されるとともに、これら
前側本体と後側本体とを保持部材から容易に取り出すこ
とができ、さらに、こうして保持部材から取り出した前
側本体と後側本体とを外すことによって、容易に灰皿内
部に溜まった吸い殻や灰を捨てることができる。
皿によれば、保持部材が、互いに嵌め合わされた前側本
体と後側本体とを一体として互いに異なる3方向から抱
え込むように保持するため、携帯時にこれら前側本体と
後側本体とが外れて、灰皿内部に溜まった吸い殻や灰が
こぼれ落ちてしまうことが防止されるとともに、これら
前側本体と後側本体とを保持部材から容易に取り出すこ
とができ、さらに、こうして保持部材から取り出した前
側本体と後側本体とを外すことによって、容易に灰皿内
部に溜まった吸い殻や灰を捨てることができる。
【0071】また、このような保持部材に、ベルト等へ
の取付手段を形成すれば、この携帯用灰皿をポケットや
鞄の中に入れることなく携行することができ、ポケット
や鞄の中に吸い殻や灰の臭いがついてしまうことを防止
することができる。
の取付手段を形成すれば、この携帯用灰皿をポケットや
鞄の中に入れることなく携行することができ、ポケット
や鞄の中に吸い殻や灰の臭いがついてしまうことを防止
することができる。
【0072】さらに、脱落防止突起、スライド動作範囲
規制突起および被係止突起を備えたスライド蓋によっ
て、前側本体の開口部を開口する構成とすれば、スライ
ド動作が行きすぎて灰皿本体からスライド蓋が外れてし
まうことが防止されるとともに、開口部を確実に閉塞状
態とすることができるため、喫煙時等においては、片手
でも容易に開口部を開閉させることができ、また、携帯
時においては灰皿内部に溜まった吸い殻や灰がこぼれ落
ちることを防止することができる。
規制突起および被係止突起を備えたスライド蓋によっ
て、前側本体の開口部を開口する構成とすれば、スライ
ド動作が行きすぎて灰皿本体からスライド蓋が外れてし
まうことが防止されるとともに、開口部を確実に閉塞状
態とすることができるため、喫煙時等においては、片手
でも容易に開口部を開閉させることができ、また、携帯
時においては灰皿内部に溜まった吸い殻や灰がこぼれ落
ちることを防止することができる。
【図1】本発明にかかる携帯用灰皿の一実施形態の全体
斜視図である。
斜視図である。
【図2】同携帯用灰皿の分解斜視図である。
【図3】同携帯用灰皿をベルト50に取り付けた使用状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図4】前側本体10の平面図である。
【図5】スライド蓋30後面の斜視図である。
【図6】スライド蓋30の開口状態と閉塞状態を示す説
明図である。
明図である。
【図7】スライド蓋30の開口状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】灰皿本体10,20を取付部材40から取り外
す操作を示す説明図である。
す操作を示す説明図である。
10 前側本体 11 開口部 12 案内溝 20 後側本体 30 スライド蓋 31 脱落防止突起 32 スライド動作範囲規制突起 33 被係止突起 40 保持部材 41 係合腕部(保持手段) 411 係合突起(保持手段) 42 抱え込み腕部(保持手段) 421 押さえツメ(保持手段) 43 フック(取付手段)
Claims (8)
- 【請求項1】 前面に開閉自在な開口部を有する前側本
体と、前記前側本体に嵌め合わされる後側本体と、前記
後側本体の背面側に配置され、互いに嵌め合わされた前
記前側本体および前記後側本体を一体として保持する保
持手段を有する保持部材とを備え、 前記保持手段は、前記後側本体の背面側から前方に延び
る3本の腕部から構成され、これら3本の腕部が、互い
に嵌め合わされた前記前側本体および前記後側本体を互
いに異なる3方向から抱え込んで保持することを特徴と
する携帯用灰皿。 - 【請求項2】 前記3本の腕部の少なくとも1本は、そ
の先端近傍に前記前側本体の前面を押さえる押さえツメ
が設けられた抱え込み腕部として構成された請求項1記
載の携帯用灰皿。 - 【請求項3】 前記前側本体および前記後側本体が、前
後方向からみた断面が略上下方向を長軸方向とする略楕
円形状に形成され、 前記前側本体の上端には被係合部が設けられるととも
に、 前記保持手段は、互いに嵌め合わされた前記前側本体お
よび前記後側本体の右下側および左下側のそれぞれにお
いて、前記後側本体の背面側から前方に延び、その先端
近傍に設けられた押さえツメによって前記前側本体の前
面を押さえる2本の抱え込み腕部と、互いに嵌め合わさ
れた前記前側本体および前記後側本体の上端部におい
て、前記後側本体の背面側から前方に延び、その略先端
に設けられた係合部によって前記前側本体の前記被係合
部に上方から係合する1本の係合腕部とから構成された
ことを特徴とする請求項2記載の携帯用灰皿。 - 【請求項4】 前記係合部が係合突起として形成され、
前記被係合部が前記前側本体の上端面を貫通する係合孔
として形成された請求項3記載の携帯用灰皿。 - 【請求項5】 前記保持部材が、さらにベルトや衣服等
への取付手段を備えた請求項1〜4のうちいずれかに記
載の携帯用灰皿。 - 【請求項6】 前記取付手段が、ベルトや衣服等に上方
から引っかけるようにして取り付けられるフックとして
構成された請求項5記載の携帯用灰皿。 - 【請求項7】 前面に開口部が形成された前側本体と、
前記前側本体に嵌め合わされる後側本体と、前記開口部
を開閉可能なスライド蓋とを備え、 前記前側本体の前面には、前記開口部の一端側に連続す
る前記開口部より幅狭の案内溝が形成され、 前記スライド蓋の後面には、前記案内溝に挿通される挿
通部および前記案内溝の縁部に後面側から当接して前記
挿通部の抜け落ちを防止する前記挿通部に設けられた係
止片を備えた脱落防止突起と、前記スライド蓋の開閉動
作に応じて前記開口部の両端に当接して、前記スライド
蓋のスライド動作範囲を開口状態と閉塞状態との間に規
制するスライド動作範囲規制突起と、前記スライド蓋が
閉塞状態に位置するときにのみ前記案内溝に嵌まり込ん
で前記スライド蓋を閉塞状態に留める被係止突起とが形
成されたことを特徴とする携帯用灰皿。 - 【請求項8】 請求項1〜6記載の携帯用灰皿におい
て、 前記前側本体の前記開口部を開閉可能なスライド蓋を備
え、 前記前側本体の前面には、前記開口部の一端側に連続し
て前記開口部より幅狭の案内溝が形成され、 前記スライド蓋の後面には、前記案内溝に挿通される挿
通部および前記案内溝の縁部に後面側から当接して前記
挿通部の抜け落ちを防止する前記挿通部に設けられた係
止片を備えた脱落防止突起と、前記スライド蓋の開閉動
作に応じて前記開口部の両端に当接して、前記スライド
蓋のスライド動作範囲を開口状態と閉塞状態との間に規
制するスライド動作範囲規制突起と、前記スライド蓋が
閉塞状態に位置するときにのみ前記案内溝に嵌まり込ん
で前記スライド蓋を閉塞状態に留める被係止突起とが形
成された携帯用灰皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14740898A JP2959762B1 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 携帯用灰皿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14740898A JP2959762B1 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 携帯用灰皿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2959762B1 true JP2959762B1 (ja) | 1999-10-06 |
JPH11332544A JPH11332544A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15429631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14740898A Expired - Lifetime JP2959762B1 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 携帯用灰皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2959762B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102423896B1 (ko) * | 2019-11-22 | 2022-07-21 | 주식회사 케이티앤지 | 에어로졸 생성 장치 |
-
1998
- 1998-05-28 JP JP14740898A patent/JP2959762B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11332544A (ja) | 1999-12-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990706 |