JP2958688B2 - 加熱収縮性チューブを被嵌装物に被せる装置 - Google Patents

加熱収縮性チューブを被嵌装物に被せる装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扁平に折り合わせ
た長尺の加熱収縮性チューブをチューブ拡開用マンドレ
ルに外嵌めし、このチューブをマンドレルの下方まで拡
開しながら引き下ろしてボトル類とか円筒形のマンドレ
ルなどの被嵌装物に被せた後、この被嵌装物の上部にお
けるチューブ中間部を平刃カッタでカットすることで、
前記被嵌装物に所望長のチューブを被せる装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の扁平チューブ(スリーブ)を、
拡開して容器に被せる装置としては、従来、例えば特開
昭62−44428号公報記載のものが有った。この従
来の技術は、上方から下方に向けて動く熱収縮性フイル
ムの連続した長尺な扁平スリーブ、該扁平スリーブの下
端部を拡径するための該スリーブ内に挿入配置した短尺
なスリーブ拡径部材、該スリーブ拡径部材の左右側部に
回転自在に装着した回転ローラ、該回転ローラの外部下
方に配設してあって該回転ローラとの間に該スリーブ拡
径した状態で挾持するとともに該回転ローラを受承する
左右一対の送りローラ、該一対の送りローラを反対方向
に間欠的に回転させ該回転ローラとの間に挾持した該ス
リーブを所定長ごとに降下させる間欠的駆動手段、該送
りローラの下方に配設した該スリーブの切断手段、該切
断手段の下方にあって該スリーブ拡径部材の同一垂直線
上に瓶等の容器を間欠的に供給する容器供給手段からな
る容器に熱収縮性スリーブ状フイルムを被着させる装置
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の技術
は、ほぼ円筒状のスリーブ拡径用筒体(以下マンドレル
という)の左右両側切欠部の上下に、それぞれ回転可能
に軸支した左右のローラ対の各上下ローラ間に、スリー
ブを挟んで比較的大径の送りドライブローラをそれぞれ
転動可能に深く喰い込ませて転動させることで、スリー
ブを送ると共に、マンドレルの落下防止と回転止めとを
一挙に実現できるとしている。
【0004】ところが、実際には、この従来例では、マ
ンドレル内の左右上下2対の各ローラ間にドライブロー
ラを深く喰い込ませてスリーブを大きく変形させなが
ら、スリーブ送りとマンドレルの位置決めとを同時に実
行しようとしているので、各ローラの対向位置の僅かな
変動で、スリーブがローラ転接部にドライブローラの回
転力で自喰い込み易く、スリーブ外側の送りローラがス
リーブ内側のマンドレル外面のローラ対に喰い付いて、
送りローラが回転しなくなったり、このローラを無理に
回転させるとスリーブが破れたり『シワ』が生じてしま
うという本質的かつ重大な問題点が有る。
【0005】また、スリーブ径の僅かなバラツキによ
り、スリーブとマンドレルとの嵌合状態がゆるい場合に
は、下降中のスリーブに『ヨジレ』や『タルミ』・『斜
行』などが瞬時に生じて、スリーブにまたもや『破れ』
や『シワ』が生じ、使いものにならなくなると共に、上
記スリーブ径が僅かに小さい場合では、スリーブがマン
ドレルに貼り付いてスリーブ送りが不可能になってしま
うという互いに相容れない本質的かつ、重大な問題点が
有る。
【0006】さらに、上記従来例とは別に、現在では、
特開平8−119234号公報記載のもののように、扁
平状に折り合わされた筒状のフイルムを繰り出す繰出用
手段と、繰り出される長尺状のフイルムを所定寸法に切
断する切断装置と、切断されたフイルムを切断装置の下
方に設けられたマンドレルに外環すべく、該フイルムを
下降させながら開口させるエアー吸引式の拡開用ベルト
装置と、マドレルに外嵌されたフイルムを下方の被嵌装
物に被嵌すべく、該フイルムを引き降ろす引降用回転体
とを備え、前記切断装置と拡開用ベルト装置との間に
は、フイルムを拡開用ベルト装置へ移送するベルト体を
有するベルト搬送装置が設けられ、前記切断装置による
フイルムの切断位置と、ベルト搬送装置によるフイルム
の移送開始位置との距離は、切断されるフイルムの長さ
以上に設定可能に設けられていることを特徴とする被嵌
装物の筒状フイルム嵌装装置も周知である。
【0007】ところが、この従来例は、エアー吸引ポン
プと、エアーチャンバーと排気系統とを必要するため、
配管系統が別途必要で、大掛りかつ、広いスペースを要
すると共に、スリーブ(フイルム)の搬送用・吸着用お
よび下降用の各ベルト張設部分を三段階に分けて複雑に
配設しなければならず、取扱い面倒かつ、高価になると
いう問題点が有った。
【0008】この発明は、前記した各問題点を除去する
ために、扁平に折り合せた長尺の加熱収縮性チューブを
拡開しつつ移送するためのマンドレルを対をなす着磁ロ
ーラによる磁気的吸引力で固定材に対し所定間隙を保ち
吸引定位してマンドレル自体の落下や位置ずれ等の妄動
を阻止すると共に、マンドレルに被せたチューブを安定
確実に拡開しながら移送し被嵌装物に被せることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、扁平に折り合わせた長尺の加熱収縮性チューブをチ
ューブ拡開用マンドレルに外嵌めし、このチューブをマ
ンドレルの下方まで拡開しながら引き下ろして被嵌装物
に被せた後、この被嵌装物の上部におけるチューブ中間
部を平刃カッタでカットすることで、前記被嵌装物に所
望長のチューブを被せる装置を構成するに当り、筒体を
縦に二つ割りした上細のマンドレルを前記チューブの下
降中心線を挟んで左右対称に配置すると共に、各マンド
レルの上細斜面の下部付近に形成した透孔から外部に向
け、上下に対をなす対接ローラを各マンドレル内に枢支
横設し、これら各対接ローラ間における左右の外部固定
材にそれぞれマンドレルの位置決めローラを枢支横設し
て、これら各ローラを前記各対接ローラに前記チューブ
を挟んで転接配設し、また、各マンドレルの下部には、
その透孔から外部に向け従動ローラを枢支横設して、こ
れら各ローラには、チューブを下降させる左右の原動ロ
ーラをそれぞれチューブを挟んで転接配設し、さらに、
前記各ローラの全部を磁性材で作ってこれら各ローラを
前記マンドレルと共に互いに磁力吸引させて定位するこ
とで、互いに磁気吸引し合う対接ローラと位置決めロー
ラおよび同じく磁気吸引し合う従動ローラと原動ローラ
とでそれぞれチューブの上下各部を下降可能に挾支する
と共に、このチューブの下降に伴う各マンドレルの位置
ずれを阻止したことで達成できた。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例について図
面を参照して説明する。先ず、この発明の基本形態は、
図1に示すように、一軸延伸塩化ビニールチューブ等の
若干の剛性を有する可撓薄手チューブに所定の印刷を施
して多数のラベルを一体連設した後、扁平に折り合わせ
て作った長尺の加熱収縮性チューブ1を図示しない周知
の原反ロールから繰出してチューブ拡開用筒体、すなわ
ち、マンドレル2にその上細端から外嵌めし、このチュ
ーブ1をマンドレル2の下方まで拡開しながら外力で引
き下ろして被嵌装物Bに被せた後、この被嵌装物の上部
におけるチューブ中間部1aを対をなす平刃カッタCで
カットすることで、前記被嵌装物Bに所望長のチューブ
1を被せる装置を構成するに有り、本発明では、図1か
ら図3までに示すように、ステンレスまたは強化プラス
チック製の角筒を縦に二つ割りした扁平縦長で上細のマ
ンドレル2,2の二つを用いる。
【0011】そして、これらのマンドレル2,2を図4
の鎖線で示す前記チューブ1の下降中心線Lを挟んで図
1、図4のように左右対称に配置すると共に、各マンド
レル2の上細斜面3の下部付近に図2、図3のように形
成した透孔4から外部に向け、上下に対をなす対接ロー
ラ5,5を図3のように各マンドレル2内の枢支片5A
に枢軸5aで枢支横設するのであるが、これら各対接ロ
ーラ5,5は、フェライト磁石等で図12のようにロー
ラ外周面が満遍なくN極(またはS極)に着磁した永久
磁石製着磁ローラを用いる。
【0012】また、図4、図5のように、基枠Aから前
記各対接ローラ5,5に向け突設した左右の外部固定材
6,6にそれぞれ図1、図4のようにマンドレル2の位
置決めローラ7を枢軸7aで枢支横設して、これら各ロ
ーラ7を図1、図4のように前記各対接ローラ5に間に
浅く挿入して各ローラ5,5の周面に前記チューブ1を
挟んで転接配設するが、これら位置決めローラ7,7も
図12のように永久磁石で外周面を満遍なくS極(また
はN極)に着磁した着磁ローラを用いる。
【0013】そして、各マンドレル2の下部には、この
下部に透設した透孔4から外部に向け図2、図3のよう
に従動ローラ8を枢支片8Aに枢軸8aで枢支横設し
て、これら各ローラ8には、前記チューブ1を下降させ
るために前記外部固定材6に備えた左右の原動ローラ9
をそれぞれ図1のようにチューブ1を挟んで軸9aによ
り転接配設するのであるが、これら各ローラ8,9も図
12のようにこれらローラ対接外周面が互いに異極に着
磁した永久磁石ローラを用い、このうち原動ローラ9
は、磁石ゴム製ローラを用いる。
【0014】さらに、これら各ローラを図1、図4およ
び図6のように前記マンドレル2と共に互いに磁力吸引
させて定位することで、互いに磁気吸引し合う対接ロー
ラ5と位置決めローラ7および同じく磁気吸引し合う従
動ローラ8と原動ローラ9とでそれぞれチューブ1の上
下各部を図7から図10までに示す各図の順序で下降可
能に挟支すると共に、このチューブ1の下降に伴う各マ
ンドレル2,2の摺動摩擦力による位置ずれを阻止でき
る本発明による加熱収縮性チューブ1を例えば扁平な被
嵌装物に被せる装置の基本形態を構成できた。
【0015】なお、前記各構成部材は、磁石ゴム製の原
動ローラ9や磁性材で強固に作った前記各ローラ5,
7,8を初めとして、すべて金属や強化プラスチック等
の強靭材を用いて強固に組立てる。そして、チューブ1
の定寸送りの手段としては、周知の間欠送りベルトコン
ベアBLで被嵌装物Bがチューブ1の下降通路下に来た
ことを周知手段で検知し、原動ローラ9をステッピング
モータ等で始動してチューブ1を下降させ始めた後、図
1におけるチューブガイドローラgに近接配置した光電
変換センサCdSでチューブ1に所定間隔毎に表記した
定寸送りマークいわゆる『トンボ』を検知して、左右の
原動ローラ9,9を停止させるようにした一般のステッ
ピングモータ等による周知のチューブ間欠送り手段で、
チューブ1を所望時に所定寸法だけ間欠的に下降させる
ことができる。
【0016】その具体的手段の一例としては、図5から
図7までの各図に示すように、基枠Aに固定配置した前
記ステッピングモータMの出力ギヤG1に図7のように
互いに噛合枢支した左右の平ギヤG2 ,G2 を順次に噛
合配設するとともに、これら左右の平ギヤG2 に同軸的
に固定した左右のプーリPをそれぞれベルトVを介し、
同図7のように、左右の原動ローラ軸9aのプーリPに
掛け渡すことで、左右の原動ローラ9,9を図9の矢示
のように互いに逆方向に回転ドライブしてチューブ1を
所望時に定寸ずつ下降させることができるようにしてあ
る。
【0017】さらに、対をなす左右の平刃カッタCは、
基枠Aに固定した周知の流体圧シリンダ・ピストンなど
のドライブ機構Dで開閉するようにしてあり、その動作
タイミングは、チューブ1の下部が被嵌装物Bに所望長
だけ被せ終ったことを光電検出手段等の周知手段で検知
して、チューブ中間部1aを図1のように一対の平刃カ
ッタCで剪断するようにしてある。なお、マンドレル2
は、平面小判形の筒体や楕円筒体を縦に二つ割りして作
ってもよい。また、各図中符号nで示すものは、すべて
止めねじ、符号Jで示すものはすべてボールベアリング
等の軸受けである。
【0018】さらに、前述した例では、図12のよう
に、前記各ローラ5,7,8,9の全部を永久磁石で作
ってこれら各ローラを前記マンドレル2と共に互いに磁
力吸引させて定位することで、互いに磁気吸引し合う対
接ローラ5と位置決めローラ7および同じく磁気吸引し
合う従動ローラ8と原動ローラ9とでそれぞれチューブ
1の上下各部を下降可能に挟支すると共に、このチュー
ブ1の下降に伴う各マンドレル2,2の位置ずれを阻止
した例につき述べたが、これら各ローラは、それぞれ互
いに対向するローラのうちのいずれか一方のローラだけ
を永久磁石で作り、他方のローラを鉄などの磁性材で作
ってもよい。
【0019】要するに、各ローラのうち、対接ローラ5
と位置決めローラ7および従動ローラ8と原動ローラ9
とをそれぞれ互いに磁力吸引し合うように各ローラを作
ればよく、また各ローラの着磁方向も図13および図1
4示すように、各ローラ5,7,8,9の軸線方向に強
く着磁した永久磁石製ローラを互いに異極で対向するよ
うに配設して用いてもよく、この場合においても、互い
に対向するローラのうちの一方のローラだけを着磁ロー
ラとし、他方のローラは、単なる磁性材で作ったもので
よい。
【0020】本発明は、以上のような構成となしたの
で、これを使用するに当り、先ず、図7のように、長尺
チューブ1が存在しない本装置におけるマンドレル2,
2の外面に、扁平に折り合せた長尺の加熱収縮性チュー
ブ1を手動で拡げながら被せつつ図8のように下降さ
せ、図9に示す左右のカッタCの刃面位置まで手動で下
降させる。
【0021】次いで、ベルトコンベアBL上の被嵌装物
Bがチューブ下降通路のセンタ下に来たときに、前記の
ように左右の原動ローラ9をモータMの回転力で図5,
図7で示すギヤG1 ,G1 とプーリPやベルトVなどの
伝動部材を介し、図9のように互いに反転させ、チュー
ブ1の下部を図4,図6に示す左右のマンドレル2の平
面外形に応じた被嵌装物Bの平面輪郭形状に拡開しなが
ら下降させ始めることができる。
【0022】その後、今度は、図11におけるチューブ
ガイドローラgに近接配置した光電変換センサCdSで
チューブ1に所定間隔毎に表記した定寸送りマークいわ
ゆる『トンボ』を検知して左右の原動ローラ9,9を停
止させることで、図10のように被嵌装物Bにチューブ
1の下部を所望長だけ被せ終えることができる。
【0023】次いで、上記被嵌装物Bの上部におけるチ
ューブ1の中間部1aを図1のように左右の平刃カッタ
Cで前述のように剪断して美しい切線1Aを形成でき、
被嵌装物Bを他所に移動した後、加熱収縮性チューブ1
を加熱水蒸気や熱湯で加熱することで、チューブ1を被
嵌装物Bの外面に沿わせて美しく収縮させることができ
る。
【0024】
【実施例】前記マンドレル2内の対接ローラ5は、図2
に示すように、上部対接ローラ5の中央のローラに突環
5Bを突設して、この突環5Bの外面にチューブ1を挟
んで位置決めローラ7の凹環7Bを図4、図13のよう
に対向させたり、従動ローラ8にはその真中に図14の
ように径大の着磁ローラ8Bを備え、このローラに吸引
する着磁ローラ9Bを中央に備えたゴム製原動ローラ9
でチューブ1を下降させることで、チューブ1に極浅い
縦溝を図12のように付けながら、チューブ1をより一
層直進性よく滑らかに下降させることができた。
【0025】また、被嵌装物Bには、前述したような平
面輪郭が扁平なボトルに限るものではなく、円筒ボトル
や角筒ボトルとか、これらのボトルにカット済チューブ
1を被せるためにカッタCの下部に配置した第二次マン
ドレル等をも用いることができる。
【0026】
【発明の効果】この発明は、以上のような形態を採用し
たので、以下に記載の効果を奏する。チューブ1をその
長さ方向に移動可能に被せた左右のマンドレル2に内装
した対接ローラ5と従動ローラ8およびこれら各ローラ
にそれぞれ対向して固定材6側に枢設した位置決めロー
ラ7と原動ローラ9の全部を磁性材で作ってこれら各ロ
ーラを前記マンドレル2と共に互いに磁力吸引させて定
位することで、互いに磁気吸引し合う対接ローラ5と位
置決めローラ7および同じく磁気吸引し合う従動ローラ
8と原動ローラ9とでそれぞれチューブ1の上下各部を
下降可能に挟支することができると共に、このチューブ
1の下降擦過摩擦に伴う各マンドレル2,2の位置ずれ
を阻止することができたという第1の効果が有る。
【0027】また、本発明は、左右のマンドレル2の上
下をそれぞれ磁性ローラにより外部固定材6側の磁性ロ
ーラに磁力吸引させると共に、上下に対をなす対接ロー
ラ5,5間にチューブ1を介在させて位置決めローラ7
を磁力吸引力で対接転動させることで、マンドレル2の
上下の位置ずれと幅方向の位置ずれとを防ぐことができ
ると共に、マンドレル自体に磁石等磁力吸引専用部材を
搭載しないでよいからマンドレルを軽量化でき、しか
も、外乱で、たとい位置ずれが生じたとしても、マンド
レル2は、上記対接ローラ5と位置決めローラ7との間
に生じている磁力で直ちに正しい原位置に復元するた
め、チューブ1を傷めることなく常に円滑に下降案内で
きたという第2の効果も有る。
【0028】さらに、本発明によるマンドレル2は、筒
体をその中心線から縦方向に二つ割りして左右に分離し
たので、外部固定材6,6の間隔を変えるだけで、チュ
ーブ径の若干異なる複数種類のチューブに互換性よく対
応できたという使用上の便益も有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の実施形態の一例を示す要部縦断立
面図
【図2】本発明装置に用いるマンドレルの一例を示す斜
視図
【図3】同上の縦断側面図
【図4】本発明装置の要部切欠横断平面図
【図5】本発明装置の要部切欠縦断側面図
【図6】本発明装置の要部切欠横断平面図
【図7】本発明装置の要部切欠縦断立面図
【図8】本発明装置の要部切欠縦断立面図
【図9】図8と状態を異にした縦断立面図
【図10】図9と状態を異にした縦断立面図
【図11】図10と状態を異にした縦断立面図
【図12】本発明に用いる各種ローラの着磁例を示す要
部拡大縦断側面図
【図13】同じく各種ローラの着磁例を示す横断平面図
【図14】同じく各種ローラの着磁例を示す横断平面図
【符号の説明】
1 チューブ 1a チューブ中間部 2 マンドレル 3 上細斜面 4 透孔 5 対接ローラ(磁性ローラ) 6 外部固定材 7 位置決めローラ(磁性ローラ) 8 従動ローラ(磁性ローラ) 9 原動ローラ(磁性ローラ) A 基枠 B 被嵌装物 C 平刃カッタ L チューブの下降中心線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扁平に折り合わせた長尺の加熱収縮性チ
    ューブ1をチューブ拡開用マンドレル2に外嵌めし、こ
    のチューブ1をマンドレル2の下方まで拡開しながら引
    き下ろして被嵌装物Bに被せた後、この被嵌装物の上部
    におけるチューブ中間部1aを平刃カッタCでカットす
    ることで、前記被嵌装物Bに所望長のチューブ1を被せ
    る装置において、筒体を縦に二つ割りした上細のマンド
    レル2,2を前記チューブ1の下降中心線Lを挟み左右
    対称に配置すると共に、各マンドレル2の上細斜面3の
    下部付近に形成した透孔4から外部に向け、上下に対を
    なす対接ローラ5,5を各マンドレル2内に枢支横設
    し、これら各対接ローラ間における左右の外部固定材
    6,6にそれぞれマンドレル2の位置決めローラ7を枢
    支横設して、これら各ローラ7を前記各対接ローラ5に
    前記チューブ1を挟んで転接配設し、また、各マンドレ
    ル2の下部には、その透孔4から外部に向け従動ローラ
    8を枢支横設して、これら各ローラ8には、チューブ1
    を下降させる左右の原動ローラ9をそれぞれチューブ1
    を挟んで転接配設し、さらに、前記各ローラの全部を磁
    性材で作ってこれら各ローラを前記マンドレル2と共に
    互いに磁力吸引させて定位することで、互いに磁気吸引
    し合う対接ローラ5と位置決めローラ7および同じく磁
    気吸引し合う従動ローラ8と原動ローラ9とでそれぞれ
    チューブ1の上下各部を下降可能に挾支すると共に、こ
    のチューブ1の下降に伴う各マンドレル2,2の位置ず
    れを阻止したことを特徴とする加熱収縮性チューブを被
    嵌装物に被せる装置。
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