JPH0525733B2 - - Google Patents

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JPH0525733B2
JPH0525733B2 JP60254423A JP25442385A JPH0525733B2 JP H0525733 B2 JPH0525733 B2 JP H0525733B2 JP 60254423 A JP60254423 A JP 60254423A JP 25442385 A JP25442385 A JP 25442385A JP H0525733 B2 JPH0525733 B2 JP H0525733B2
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tube
vacuum suction
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flat
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、偏平に折りたたまれたプラスチツク
チユーブ等の軟質チユーブを容器等の物品に装着
するに際して、筒状に開口させるためのチユーブ
拡開装置に関する。
〔従来の技術〕
偏平に折りたたまれてリールに巻き取られた長
尺の熱収縮性プラスチツクチユーブ等の軟質チユ
ーブを、瓶、缶、その他の物品に装着するには、
該チユーブをリールから巻き出して所要寸長に裁
断すると共に、折りたたまれた偏平な状態から筒
状に開口する拡開操作が必要である。
このチユーブ拡開手段としては真空吸引機構が
用いられる。真空吸引を利用した従来のチユーブ
拡開装置は、第5図に示すように、支持アーム1
00,100の先端部に取付けられて左右に相対
向する真空吸引盤101,101が組み込まれて
おり、チユーブ供給部において、偏平なチユーブ
tの両面に真空吸引盤101,101を当接させ
てチユーブを吸引保持させ、ついで、真空吸引盤
101,101を左右に引き離すことによりチユ
ーブtを筒状に開口させ、その開口姿態を保持し
たまま、真空吸引盤101,101を、被装着物
品Mの待機している位置まで移動させて該被装着
物品Mにチユーブtを嵌装するようになつてい
る。また、真空吸引盤101,101でチユーブ
tを筒状に開口した後、第6図に示すように、回
転ドラム110の周面に放射状に設けられた複数
本の円柱状マンドレル111のそれぞれにチユー
ブtを外嵌することにより開口姿態を保ち、これ
をドラム110の回転運動により、ドラム110
の直下に待機している被装着物品直上に移送して
被装着物品(図示せず)に環着するようにした装
置も提案されている。
〔解決しようとする問題点〕
しかるに、上記従来の装置では、チユーブtを
筒状に開口させるには、偏平なチユーブの左右の
両面に向かつて真空吸引盤101,101を移動
させてチユーブの両面を吸着させたのち、真空吸
引盤101,101を左右に離隔させる、近接・
離隔動作と、その接近・離隔動作により開口した
チユーブtの開口姿態を保持したまま真空吸引盤
101,101を被装着物品Mの待機位置まで移
動させる動作(回転ドラムのマンドレル111に
チユーブを一旦外嵌する場合には、そのマンドレ
ル111の待機位置まで移動させる動作)を、チ
ユーブの供給ピツチに同期してチユーブの1つ1
つについて反復制御しなければならない。また、
真空吸引盤101,101によるチユープの吸
着・拡開時と、開口したチユーブを真空吸引盤か
ら容器やマンドレルに移し替える時点とで、真空
吸引動作のオン・オフ制御を繰り返さねばならな
い。このために、真空吸引盤101,101の駆
動・制御機構の複雑・大型化を免れず、また高速
度が困難であるほか、チユーブの開口・移送に仕
損じが生じ易く、しばしばチユーブの連続装着作
業の中断を余儀なくされる、という問題がある。
本発明は上記問題を解決するための新たなチユ
ーブ拡開装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、偏平に折りたたまれた軟質チユーブ
を、容器等の物品に装着するに際して偏平形状か
ら筒形状に拡開する装置であつて、 偏平形状のチユーブが送り込まれる基端部側か
ら容器等の物品が待機する先端部側にかけて真空
吸引開口が設けられている一対の真空吸引チヤン
バ20a,20bが、互いの真空吸引開口面を向
い合わせて、基端部側から先端部側に向つて広幅
となるV字形状に配置され、 真空吸引チヤンバ20a,20bのそれぞれに
は、基端部側から送り込まれる偏平形状のチユー
ブを、その左右両側から各チヤンバ20a,20
bの真空吸引力によりベルト表面に吸着保持して
先端部側に向つて移送する、通気性を備えたエン
ドレスコンベアベルト31,31が配置され、 前記真空吸引チヤンバ20a,20bは、基端
部において回動可能に枢支されていると共に、基
端部を支点とする回動によりそのV字形状の開き
角度θを、筒形状に拡開されるチユーブの折り径
に応じた角度に調節する拡縮調節装置40が設け
られていることを特徴としている。
〔作用〕
本発明装置によれば、偏平に折りたたまれたチ
ユーブは、エンドレスベレトコンベア30a,3
0bの背部の真空吸引チヤンバ20a,20bの
吸引力により該コンベア30a,30bのベルト
面に吸着された状態で基端部側から先端部側へと
移送されることによつて自動的に筒状に開口す
る。すなわち、チユーブtは真空吸引チヤンバ2
0a,20bの真空吸引と、エンドレスベルトコ
ンベア30a,30bの走行駆動のみにより筒状
に開口させることができ、そのベルトコンベア3
0a,30bの走行速度に本質的な制限はない。
また、真空吸引チヤンバ20a,20bの真空
吸引開口面のなすV字形状の開き角度θが一定の
角度に固定されたままであると、折り径の大きい
(従つてチユーブ開口径が大きい)チユーブtを
開口させる場合においては、容器等が待機する先
端部側におけるチヤンバ20a,20b間の離隔
距離がチユーブの折り径に比し相対的に小さ過ぎ
るために、もとの偏平面と直交する方向への拡開
が不足することとなり、他方これと反対にチユー
ブtの折り径が小さい場合は、先端部側でのチヤ
ンバ20a,20b間の離隔距離がその折り径に
比し相対的に大きくなり過ぎ、チユーブの拡開が
過度に進む結果として、もとのチユーブの偏平面
と直交する向きに細長く延びた開口形状となる等
の不具合を生じるが、本発明においては、真空吸
引チヤンバ20a,20bをその基端部において
回動可能に枢支し、拡縮調節装置40で、その開
き角度θを、チユーブtの折り径の大小に応じて
増減調節可能としているので、チユーブの折り径
の大小に拘らず、各種サイズのチユーブを、容器
等の待機する先端部側への移送過程で、その折り
径に相応して容器等に装着し易い過不足のない開
口形状に拡開することができる。
〔実施例〕
第1図は本発明装置の実施例を示す平面図であ
る。図において、Aはチユーブ送給部、Bはチユ
ーブ拡開部であり、50は長尺のチユーブを偏平
に折りたたんで巻き取つたリールである。チユー
ブはリールから送り出され、裁断機60で所定の
寸長に裁断され、チユーブ送給部Aを通つてチユ
ーブ拡開部Bに送り込まれるようになつている。
チユーブ拡開部Bにおいて、20a,20bは
真空吸引チヤンバ、30a,30bはエンドレス
ベルトコンベアである。
真空吸引チヤンバ20a,20bは、基端部側
B1から先端部側B2に向つて漸次広幅となるV
字形状をなして対向配置されている。
真空吸引チヤンバ20a,20bは、第2図に
示すように、真空吸引配管系21,21……を介
して真空ポンプ(図示せず)に接続されており、
かつ相対向する面22,22のそれぞれは、真空
吸引開口23が基端部側から先端部側に恒つて開
設されている。同図の真空吸引開口23は多数の
円形小孔群からなる例を示したが、むろんこれに
限定されるわけではなく、例えば横方向(基端部
側から先端部側に向かう長手方向)またはそれと
直角の縦方向に細長く開設されたスリツト等であ
つてもよい。
また、エンドレスベルトコンベア30aのベル
ト31は、駆動プーリ33によりガイドローラ3
4,34……を介して真空吸引チヤンバ20aの
真空吸引開口面22に沿つてその基端部側B1か
ら先端部側B2に向かつてエンドレス走行し、他
方のエンドレスベルトコンベア30bのベルト3
1は、駆動プーリ33によりガイドローラ34,
34……を介して他方の真空吸引チヤンバ20b
の真空吸引開口面22に沿つて上記エンドレスベ
ルトコンベア30aと同期して基端部側B1から
先端部側B2に向かつてエンドレス走行する。
各エンドレスベルトコンベア30a,30bの
ベルト31,31はそれぞれ、メツシユ、その他
の通気性ベルト面32を有しており、その背部に
位置する真空吸引チヤンバ20a,20bの真空
吸引作動下に、ベルト面32にチユーブtを吸着
保持するための吸引・吸着力が作用するようにな
つている(第2図)。
更に、チユーブ拡開部Bの真空吸引チヤンバ2
0a,20bはそれぞれ、基端部において、ヒン
ヂ24,24に枢支され、先端部は、その離隔距
離ないしは開き角度θを拡縮調節する拡縮調節装
置40に連結されている。
拡縮調節装置40は、逆ネジ部41a,41b
を有するネジ棒41のそれぞれにスライド部材4
2a,42bを螺着し、そスライド部材42a,
42bをバンドル43の回動によりネジ棒に沿つ
て近接・離隔する拡縮移動を行うようにしたもの
である。上記真空吸引チヤンバ20a,20bの
先端部はスライド部材42a,42bのそれぞれ
に適当な連結部材44,44を介して連結されて
おり、ハンドル43を回動することにより、基端
部のヒンヂ24,24を支点として、先端部同士
を近接・離隔させて開き角度θを増減する拡縮調
節を行うようになつている。
また、拡縮調節装置40の各スライド部材42
a,42bには、エンドレスベルトコンベア30
a,30bの先端部のガイドローラ34a,34
bが軸承されており、ハンドル43の回動操作に
より、真空吸引チヤンバ20a,20bを各真空
吸引開口面22,22のそれぞれに当接した状態
を保ちながら、真空吸引チヤンバ20a,20b
と共に、ネジ棒41に沿つて互いに近接しもしく
は離間する拡縮移動を行うようになつている。な
お、各エンドレスベルトコンベア30a,30b
のベルトの張力は、調節ローラ35,35により
適宜調節される。
一方、チユーブ拡開部Bの上流側に配設された
チユーブ送給部Aは、リール50から巻き出され
る偏平な長尺チユーブTを所要の寸長に裁断して
チユーブ拡開部Bに送り込むものである。
チユーブ送給部Aは、真空吸引チヤンバ10と
エンドレスベルトコンベア30とからなり、その
上流端部には長尺の偏平チユーブTを所要寸長に
裁断するためのカツタ60が設けられている。こ
の真空吸引チヤンバ10は、前記チユーブ拡開部
Bにおける真空吸引チヤンバ20aまたは20b
と同じく、真空吸引配管系21が接続され、前面
には円形小孔やスリツトなどの真空吸引開口が形
成されている。また、真空吸引開口面11に当接
するエンドレスベルト31は、前記チユーブ拡開
部Bにおける一方のエンドレスベルト31をガイ
ドローラ34,34……等を介して迂回させ真空
吸引チヤンバ10の真空吸引開口面12に沿つ
て、カツタ60側からチユーブ拡開部B側に向か
つてエンドレス走行させるようにしたものであ
り、そのベルト面には、背部の真空吸引チヤンバ
10による吸引・吸着力が作用するようになつて
いる。
なお、70は回転ドラムであつて、チユーブ送
給部Aとチユーブ拡開部Bとの間に位置して偏平
なチユーブtをチユーブ送給部Aから受け取つて
拡開部Bに送り込む役目を有している。このため
に、該回転ドラム70は、図示はしないが、胴部
周面に真空吸引開口を有し、その胴部周面に当接
するエンドレスベルトコンベア30aのベルト3
1の走行と同期して軸心を中心に回転するように
なつている。
また、72は、チユーブ押え用エンドレスベル
トであり、ガイドローラ73,73に装架され、
上記エンドレスベルトコンベア30aのベルト3
1にほぼ当接するように配設されている。このチ
ユーブ押え用エンドレスベルト72は、駆動プー
リ74によりエンドレスベルトコンベア30aと
同期走行し、エンドレスベルトコンベア30aの
ベルト31面上に吸着保持されている偏平チユー
ブtの該ベルト面からの浮き上がりを防止してい
る。図の例では、チユーブ押え用エンドレスベル
ト72を回転ドラム70部付近に限つて設置して
いるが、必要に応じて、チユーブ送給部Aの真空
吸引チヤンバ10に沿つて走行するエンドレスベ
ルトコンベア30aのベルト31の全長に恒つて
配設される。
上記装置において、リール50から巻き出され
る長尺の偏平チユーブTは、まずカツタ60にて
所定の長さに裁断され、裁断されたチユーブtは
1つずつチユーブ送給部Aの真空吸引チヤンバ1
0により吸引されてエンドレスベルトコンベア3
0aのベルト31に吸着保持される。エンドレス
ベルトコンベア30aのベルト31に吸着保持さ
れた偏平チユーブtは該コンベアベルトの走行に
よりチユーブ拡開部Bに向かつて移送され、回転
ドラム70部を経て、チユーブ拡開部Bの基端部
B1に導入される。
チユーブ拡開部Bの基端部側B1に導入された
偏平チユーブtは、その左右から、真空吸引チヤ
ンバ20a,20bの真空吸引力により、エンド
レスベルトコンベア30a,30bのベルト3
1,31に吸着保持され、エンドレスベルトコン
ベア30a,30bの走行により基端部側B1か
ら先端部側B2へと移送される。
真空吸引チヤンバ20a,20bおよびエンド
レスベルトコンベア30a,30bの開き角度θ
は、予め拡縮装置40のハンドル43操作によ
り、チユーブtの口径に応じた適当な角度に設定
されており、エンドレスベルトコンベア30a,
30bのベルト31,31の面間に吸着保持され
ている偏平チユーブtは、その走行に伴つて偏平
面が左右に引き離され、先端部側B2に到つて筒
状の開口姿態が与えられる。
なお、第1図の例では、チユーブ送給部Aのカ
ツタ60で裁断さた偏平チユーブtを縦向きに、
すなわちチユーブの開口部をチユーブ移送方向に
対して直角の方向に向けてエンドレスベルトコン
ベア30aのベルト面に吸着保持させたが、むろ
んそれに限定される訳ではなく、横向き(チユー
ブの開口部をチユーブ移送方向に向ける)にし、
あるいは移送方向に対して斜めに傾けてチユーブ
拡開部Bに導入にして開口させるようにしても構
わない。
かくして筒状に開口されたチユーブtはついで
容器、その他の所定の被装着物品に嵌装される。
その嵌装機構は、任意であるが、例えば第3図
に示すように、チユーブ拡開部Bの先端側の適当
な位置に、容器搬送ライン80を設置して容器M
を載置台81上に待機させておき、その直上に開
口したチユーブtが到着すると、同図に示すよ
うに、容器Mを装置台81と共に上方に移動させ
てチユーブt内に差し込み、ついで水平方向に移
動させてチユーブ拡開部B内から離脱させる操作
を、開口したチユーブの移送ピツチに合わせて反
復実施するようにしたものであつてよい。また、
チユーブtが横向きの姿勢で拡開されている場合
には、第4図に示すように、容器Mをチユーブ拡
開部Bの先端部側において、適当な支承台82
に、開口したチユーブtの同軸上に待機させてお
き、開口したチユーブtが容器に差し込まれるた
びに上方もしくは下方に移行させてチユーブ拡開
部B内から離脱させるようにすればよい。第3
図、第4図のいずれも、容器Mの直接チユーブt
を嵌装する例を示したが、適当なマンドレルを使
用し、開口したチユーブtをマンドレルに受け取
つてチユーブ拡開部Bから取り出したのち、マン
ドレルから容器Mに移し替えるようにすることも
できる。
また、開口したチユーブtを容器Mに差し込
み、あるいはマンドレルに受け取つたあとは、エ
ンドレスベルトコンベア30a,30bのベルト
面の吸引作用の必要はないから、その位置に対応
する真空吸引チヤンバ20a,20bの真空吸引
開口面は閉塞しておけばよい。こうすれば、チユ
ーブtをベルト面30a,30bから離脱させる
際の抵抗もなくなるので好都合であり、真空吸引
チヤンバ20a,20bの真空吸引作用を、部分
的にオン・オフ制御する煩わしさもない。
上記実施例は、本発明装置を水平方向に設置し
たものとして説明したが、垂直方向に設置してよ
いことは言うまでもない。更に、第1図におい
て、チユーブ送給部Aとチユーブ拡開部Bとの間
に回転ドラム70を配設したが、これはチユーブ
送給部Aからチユーブ拡開部Bの方向転換部にお
けるエンドレスベルトコンベア30aが受ける抵
抗を緩和し、その走行を円滑ならしめるためであ
り、方向転換部の抵抗が問題とならない場合に
は、回転ドラム70を省略し、チユーブ送給部A
の真空吸引チヤンバ10の終端部を湾曲させて延
長してチユーブ拡開部Bの基端部側B1に接続し
てよい。
また、第1図において、チユーブ送給部Aをチ
ユーブ拡開部Bに対して直角方向に配設したの
は、レイアウト上の都合を考慮したからであり、
レイアウト上問題がなければ、チユーブ送給部A
と拡開部Bとを直線上に配置してよいことは言う
までもない。
なお、第1図に示したようなチユーブ送給部A
は必ずしも必要とするわけではなく、これを省略
して、チユーブ拡開部Bの基端部側B1の適当な
チユーブ送給装置を設置し、直接その基端部側B
1のエンドレスベルトコンベア30a,30bの
ベルト面間に偏平チユーブを供給するようにして
もよい。
〔発明の効果〕
本発明は、略V字状に配置した真空吸引チヤン
バの真空吸引作動下に、その真空吸引開口面に沿
つて走行するベルトコンベアのベルト面に偏平チ
ユーブを吸着保持させて移送することにより、自
動的なチユーブを偏平な状態から筒状に開口させ
るようにしたので、従来の真空吸引盤が拡開手段
として組み込まれた装置のような複雑な動作制御
は全くなく、機構が簡素であり、小型化も容易で
ある。
また、真空吸引チヤンバおよびエンドレスベル
トコンベアの開き角度の簡単な調整操作により、
チユーブの口径の大小に拘らず、適切な拡開作業
を行うことができる。しかも、従来の真空吸引盤
による拡開装置では、チユーブの折り径が大きい
場合やチユーブ胴長が短い場合等には、チユーブ
を安定に吸着保持することが困難であるが、本発
明では、チユーブのサイズの如何に拘らず、高速
度移送下に、安定に吸着保持し確実に筒状に開口
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の実施例を示す平面図、第
2図は本発明装置の実施例の要部に示す一部切欠
斜視図、第3図および第4図は開口したチユーブ
の被装着物品への装着操作を例示する立面図(各
図ともは正面図、はH−H断面図)、第5図
,,は従来装置によるチユーブ拡開操作そ
よび被装着物品への装着操作を示す図〔同図,
は平面図、は立面図)、第6図は従来装置に
よチユーブ拡開操作の他の例を示す立面図であ
る。 10,20a,20b:真空吸引チヤンバ、2
1:真空吸引配管系、22:真空吸引開口面、2
3:真空吸引開口、24:ヒンヂ、30a,30
b:エンドレスベルトコンベア、31:ベルト、
33:駆動プーリ、34:ガイドローラ、40:
拡縮調節装置、42a,42b:スライド部材、
44:連結部材、60:カツタ、70:回転ドラ
ム、72:チユーブ押え用エンドレスベルト、8
0:被装着物品搬送ライン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 偏平に折りたたまれた軟質チユーブを、容器
    等の物品に装着するに際して偏平形状から筒形状
    に拡開する装置であつて、 偏平形状のチユーブが送り込まれる基端部側か
    ら容器等の物品が待機する先端部側にかけて真空
    吸引開口が設けられている一対の真空吸引チヤン
    バ20a,20bが、互いに真空吸引開口面を向
    い合わせて、基端部側から先端部側に向つて広幅
    となるV字形状に配置され、 真空吸引チヤンバ20a,20bのそれぞれに
    は、基端部側から送り込まれる偏平形状のチユー
    ブを、その左右両側から各チヤンバ20a,20
    bの真空吸引力によりベルト表面に吸着保持して
    先端部側に向つて移送する、通気性を備えたエン
    ドレスコンベアベルト31,31が配置され、 前記真空吸引チヤンバ20a,20bは、基端
    部において回動可能に枢支されていると共に、基
    端部を支点とする回動によりそのV字形状の開き
    角度θを、筒形状に拡開されるチユーブの折り径
    に応じた角度に調節する拡縮調節装置40が設け
    られていることを特徴とする偏平チユーブ拡開装
    置。
JP25442385A 1985-11-12 1985-11-12 偏平チユ−ブ拡開装置 Granted JPS62122918A (ja)

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