JP2002211838A - シート加工装置及びシート集積装置 - Google Patents

シート加工装置及びシート集積装置

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JP2002211838A
JP2002211838A JP2001008398A JP2001008398A JP2002211838A JP 2002211838 A JP2002211838 A JP 2002211838A JP 2001008398 A JP2001008398 A JP 2001008398A JP 2001008398 A JP2001008398 A JP 2001008398A JP 2002211838 A JP2002211838 A JP 2002211838A
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JP
Japan
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sheet
roller
belt
processing apparatus
holder
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JP2001008398A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Kurauchi
光弘 倉内
Takayuki Hashida
孝幸 橋田
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Shinwa Giken Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Giken Co Ltd
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断装置と折り畳み装置とが一体化されたシ
ート加工装置を提供する。 【解決手段】 シート2を切断する刃物11を有する第
一ローラ4と、受刃12を有する第二ローラ5と、切断
されたシート2の所定の部分を片面側から挟持するホル
ダー30を有する第三ローラ6とを備える。吸着口13
で端部付近を吸着してシート2を第二ローラ5に巻き付
け、シート2の所定の部分をホルダー30に挟持させ
る。第三ローラ6が回転すれば、ホルダー30に挟持さ
れた部分を折り目にしてシート2を折り畳むことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給されたシート
を切断して折り畳み、例えば清掃において使用する埃取
り用のシートやウエットティッシュ、ドライティッシュ
等に加工するためのシート加工装置、及び加工されたシ
ートを集積部に集積させるためのシート集積装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、清掃において使用する埃取り用
のシートやウエットティッシュ、ドライティッシュ等
は、原反ロールから供給されるシートを切断し、この切
断されたシートを折り畳むことによって加工されてい
る。この加工は、切断及び折り畳みの各工程ごとに自動
化され、各工程間に、加工途中のシートの受け渡しを行
うための搬送装置が備えられて、全体として一つのシス
テムが構成されている。
【0003】また、加工されたシートの搬送には、シー
トの両端を上下のベルトコンベアで挟みながら搬送する
方式等が用いられている。この方式は、高速での搬送に
適しており、搬送されたシートは、シート搬送装置に対
して、シート集積高さ以上の間隔をおいて配置されたシ
ート集積部に自然落下させる方式等によって集積されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、別々にユニッ
ト化された切断装置と折り畳み装置との間に搬送装置を
備えると、その分コストが高くなり、広いスペースが必
要になる。また、加工されたシートの搬送に、シートの
両端を上下のベルトコンベアで挟みながら搬送する方式
を用いると、搬送路の途中でシートを落下させて集積す
ることができないため、装置の配置上の制約を受けやす
い。
【0005】そこで、シートの受け渡し用の搬送装置を
用いることなく、自動でシートの切断及び折り畳みが可
能なシート加工装置が求められている。また、高速で搬
送されるシートを搬送路の途中で落下させて集積するこ
とができるシート集積装置が求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、本発明
は、切断装置と折り畳み装置とを一体化することを図っ
て、両装置間におけるシートの受け渡し用の搬送装置を
省略したシート加工装置を提供すると共に、上下のベル
トで両端が挟持された加工後のシートを強制的に落下さ
せて集積することを図ったシート集積装置を提供するも
のである。
【0007】その好適な態様として、シート加工装置に
三つのローラを備えて、第一ローラ及び第二ローラにそ
れぞれ刃物及び受刃を設ける。この第一ローラ及び第二
ローラの外径の大きさ、刃物及び受刃の数及びその位置
を調整すれば、刃物と受刃とが対になって、供給された
シートを所定の長さに切断することができる。また、切
断されたシートの所定の部分(折り目を付ける部分)を
片面側から第三ローラに保持させて、この第三ローラを
回転させれば、保持された部分を先頭にして、切断され
たシートが第三ローラに沿って移動することにより、こ
のシートを所定の位置で折り畳むことができる。
【0008】切断されたシートを第三ローラに確実に保
持させる方法としては、第三ローラの外周面に開閉自在
なホルダーを設ける。このホルダーを開いて、そこにシ
ートの所定の部分を押し込み、ホルダーを閉じれば、シ
ートを片面側から挟持して確実に保持することができ
る。ここで、シートの所定の部分をホルダーに押し込む
ための押込体を第一ローラ又は第二ローラの外周面に出
没自在に設ければ、第三ローラにシートを挟持させる手
段として、第一ローラ又は第二ローラを使用することが
でき、部品点数の削減が図れる。
【0009】このホルダーは、電気信号等によってその
動作を制御してもよいが、機械的に制御することによっ
て、その構成が簡単になる。具体的には、第三ローラの
外周面に切欠を形成して、この切欠の内側に配した可動
部をカム機構を用いて揺動させる。そうすれば、切欠の
内側の固定部と可動部との間が開閉してシートを挟持す
ることができる。なお、固定部及び可動部を切欠の内側
に配して、第三ローラの外周面よりも突出しないように
すれば、押込体が設けられた第一ローラ又は第二ローラ
と干渉しない。
【0010】また、シートが第三ローラに保持されるま
で、第一ローラ又は第二ローラに巻き付くようにすれ
ば、シートのたるみを防止でき、切断されたシートの第
三ローラが保持する位置がずれないようにすることがで
きる。この巻付方法としては、第一ローラ又は第二ロー
ラにシートの端部付近を保持させればよく、第一ローラ
又は第二ローラに出没自在な針等を設けてもよいが、こ
の場合には、シートを傷つける恐れがある。そこで、第
一ローラ又は第二ローラに吸着装置を設けて、シートの
端部付近を吸着すれば、シートを傷つけずに巻き付ける
ことができる。
【0011】折り畳まれたシートを次工程に搬送する方
法としては、第三ローラの外周に第一搬送ベルトの一側
を掛巻して、この第一搬送ベルトと対向して旋回するよ
うに第二搬送ベルトを配し、これらのベルトによってシ
ートを挟持搬送する。このとき、両ベルトによるシート
の挟持が完了するまで、第三ローラにシートを保持させ
ておけば、途中でシートがずれないため、シートを一定
の正確な間隔で次工程に搬送することができる。
【0012】しかし、第一搬送ベルトに平ベルトを用い
ると、この平ベルトが邪魔になって、第三ローラがシー
トを保持できない。そこで、第一搬送ベルトを複数のベ
ルトから構成し、これらをその進行方向と平行に所定の
間隔をあけて配置すれば、第三ローラに第一搬送ベルト
の隙間からシートの所定の部分を保持させることができ
る。
【0013】加工されたシートを集積する集積装置とし
ては、並設された上下一対の搬送ベルトで両端を挟持す
ることによって、シートを高速搬送する。また、搬送さ
れたシートが集積部の上方に位置したとき、このシート
を搬送ベルトの下方に押し出して集積部に落下させれ
ば、搬送ベルトで両端を挟持されたシートを搬送路の途
中で集積することができる。
【0014】この押出手段としては、シートを下方に押
し出すための押出プレートをエアシリンダ等によって上
下動させてもよいが、クランク機構によって押出プレー
トを上下動させれば、シート集積の高速化が図れる。ま
た、下側の搬送ベルトの復路側において、その間隔をシ
ートの幅以上に設定することにより、これらがシートの
落下を阻害しないようにすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシート加工装
置及びシート集積装置の実施の形態について、図面を用
いて説明する。図1は本発明のシート加工装置の構成
図、図2は押込体及びホルダーの構成図である。図3は
吸着装置の構成図で、(a)は第二ローラの軸と平行な
面を示し、(b)は第二ローラの軸と垂直な面を示す。
図4は第一搬送ベルトの構成図で、(a)は側面を示
し、(b)は平面を示し、(c)はA−A断面を示す。
図5はシート加工装置の動作を説明する図である。
【0016】このシート加工装置は、原反ロール1から
供給されるシート2を装置内に送り込むための送りロー
ラ3と、送り込まれたシート2を所定の長さに切断する
ための第一ローラ4及び第二ローラ5と、切断されたシ
ート2の所定の部分を片面側から保持しながら回転して
折り畳むための第三ローラ6と、折り畳まれたシート2
を挟持しながら旋回して次工程に搬送するための第一搬
送ベルト7及び第二搬送ベルト8とを備えている。
【0017】送りローラ3は、互いに接触するように並
設されて、供給されたシート2を挟みつける同径の二つ
のローラ9、10からなり、シート2を下方に送り込む
ように、ローラ9、10がローラ軸9a、10aを中心
にしてそれぞれ反対方向に同じ回転数で回転するように
されている。
【0018】第一ローラ4及び第二ローラ5は、送りロ
ーラ3の下方に並設され、それぞれローラ軸4a、5a
を中心にして同じ回転数で、送りローラ9及び送りロー
ラ10と同じ方向に回転するようにされている。この第
一ローラ4及び第二ローラ5の中心同士の間隔は、第二
ローラ5の外径と等しくされ、第一ローラ4の外径が第
二ローラ5の外径よりもわずかに小さくされて、第一ロ
ーラ4と第二ローラ5との間に刃物11の刃先の突出を
許容する隙間が形成されている。
【0019】第一ローラ4は、筒体とその両端に配され
た端板とから構成され、その中心を貫通して軸受けに挿
通されたローラ軸4aと一体的に回転するようにされて
いる。なお、この第一ローラ4は、回転しないように固
定されたローラ軸4aの周りに回転するようにしてもよ
い。
【0020】第一ローラ4の外周面には、シート2を切
断する二つの刃物11が中心軸に対して対称に設けられ
ている。この刃物11は、ローラ軸方向の長さが切断さ
れるシート2の幅よりも長くされ、第一ローラ4の回転
に伴って第二ローラ5の外周面と間欠的に接触するよう
に、外周面よりもわずかに突出しており、第一ローラ4
が一回転する度にシート2を二回切断するようにされて
いる。
【0021】第二ローラ5は、筒体5bとその両端に配
された端板5c、5dとから構成され、その中心を貫通
して軸受けに挿通されたローラ軸5aと一体的に回転す
るようにされている。なお、この第二ローラ5は、回転
しないように固定されたローラ軸5aの周りに回転する
ようにしてもよい。
【0022】第二ローラ5の外周面には、第一、第二ロ
ーラ4、5の回転に伴って第一ローラ4の刃物11が接
触する部分に配される受刃12と、切断されたシート2
の中央を第三ローラ6に片面側から保持させるように押
しつける押込板13と、シート2が第三ローラ6に保持
されるまで第二ローラ5に巻き付くようにシート2の端
部付近を吸着するための吸着口14とが二つずつ設けら
れている。
【0023】この内、受刃12は、刃物11の先端と間
欠的に接触するように、その表面が外周面と面一にされ
ると共に、ローラ軸方向の長さが刃物11よりも長くさ
れて、第二ローラ5の中心軸に対して対称に配されてい
る。
【0024】押込板13は、図2のごとく、先端が薄く
形成された複数の板が揺動軸15の軸方向に沿って所定
の間隔をあけて揺動軸15に支持されている。この揺動
軸15は、ローラ軸5aと平行に筒体5bの内側に支持
され、その一端は、一方の端板5cを貫通して外部に突
出している。また、端板5cの外側において、この揺動
軸15の端部付近には、揺動軸15と共に押込板13を
揺動させるためのアーム16が固定されている。
【0025】このアーム16の先端は、押込板13の基
端側に固定された付勢板17と端板5cとを接続する引
張りバネ18によって、端板5cの外側に配されたカム
19の周面に押しつけられている。このカム19はロー
ラ軸5aの軸受けに固定されて回転が規制されおり、第
二ローラ5がローラ軸5aと一体的に回転することによ
って、凹部20が形成されたカム19の周面をアーム1
6の先端が摺動して、揺動軸15と共に押込板13を揺
動させる。
【0026】また、筒体5b及び端板5cには、ローラ
軸5aの軸方向に沿って断続的に切欠21が形成され、
それぞれの切欠21から、揺動する押込板13の各板の
先端が外周面に出没するようにされている。
【0027】なお、この押込板13は、受刃12から中
心軸の周りに90°回転した位置において、第二ローラ
5の中心軸に対して対称に配置されており、第三ローラ
6と対向したときに突出して、切断されたシート2の中
央を第三ローラ6に保持させるように外周面に出没す
る。
【0028】吸着口14は、筒体5bの表面に、ローラ
軸5aの軸方向に沿って並べられた複数の孔22からな
り、この吸着口14が、第二ローラ5の中心軸に対して
対称に配置されている。この吸着口14は、第二ローラ
5の回転方向において、受刃12よりもわずかに後方に
配置されており、シート2が第三ローラ6に保持される
と共に切断されるまで、その先端付近を吸着して第二ロ
ーラ5に巻き付けることで、シート2のずれを防止して
いる。
【0029】吸着口14の各孔22には、縦管23の一
端が外周面よりも突出しないように配され、これらの縦
管23が、第二ローラ5の内側に配された横管24を介
して、カム19が配されていない方の端板5dの外側と
接続されている。
【0030】また、端板5dの外側には、回転が規制さ
れてかつローラ軸5aに沿ってスライド可能な通気板2
5が配され、圧縮バネ26によって、端板5dの外面と
密着するように付勢されている。この通気板25は、第
二ローラ5と同径とされ、その端板5dと接触する面の
下半分には、ローラ軸5aからの距離が横管24と等し
い円弧状に、通気溝27が形成されている。
【0031】この通気溝27は、通気板25の側面に出
口が形成された通気孔28を介して吸引装置と接続され
ており、第二ローラ5が回転して、その位置に横管24
の出口が位置したときに、吸着口14から空気を吸引し
てシート2を吸着するようにされている。
【0032】第三ローラ6は、第二ローラ5と同じ外径
とされ、第二ローラ5と接触するようにその下方に配さ
れて、ローラ軸6aを中心にして第二ローラ5と同じ回
転数で、かつ反対方向に回転するようにされている。こ
の第三ローラ6は、筒体6bとその両端に配された端板
6c、6dとから構成され、その中心を貫通して軸受け
に挿通されたローラ軸6aと一体的に回転するようにさ
れている。なお、この第三ローラ6は、回転しないよう
に固定されたローラ軸6aの周りに回転するようにして
もよい。
【0033】第三ローラ6の外周面には、所定の間隔で
配された紐状の第一搬送ベルト7を掛巻するための円周
方向に形成された複数の溝29と、切断されたシート2
を片面側から保持するための二つのホルダー30とが設
けられている。
【0034】この内、ホルダー30は、第三ローラ6の
外周面に形成された切欠31と、切欠31の内側に形成
された固定部32と、切欠31の内側を揺動する可動片
33とから構成され、固定部32と可動片33とによっ
て、第二ローラ5の押込板13によって押しつけられた
シート2を片面側から挟持するように、軸中心に対して
対称に設けられている。
【0035】切欠31は、筒体6b及び端板6c、6d
のローラ軸6aの軸方向に沿って、第一搬送ベルトを掛
ける溝29を避けるように所定の間隔で断続的に形成さ
れ、その内側の片方の側面(外周面と垂直な面)が固定
部32とされている。また、可動片33は、各切欠31
の内側に配された複数の板からなり、固定部32との間
を開閉するように、カム機構によって切欠31の内側を
揺動するようにされている。
【0036】可動片33を揺動させるカム機構は、第二
ローラ5の押込板13を揺動させる機構とほぼ同じであ
り、可動片33を支持する揺動軸34と、揺動軸34の
先端付近に取り付けられたアーム35と、可動片33の
基端側に固定された付勢板36と端板6cとを接続する
圧縮バネ37と、圧縮バネ37の付勢によってアーム3
5の先端が側面に押しつけられるカム38とを備えてい
る。
【0037】ただし、カム38には、二つの凸部39が
形成されており、第二ローラ5の押込板13と対向した
ときにホルダー30を開いてシート2を挟持すると共
に、その反対側において、第一搬送ベルト7と第二搬送
ベルト8との間にシート2が挟持されたときにホルダー
30を開いてシート2を離すようにされている。なお、
第三ローラ6の後方には、ホルダー30に挟持されたシ
ート2に折り目を付けるための折目ローラ40が、第三
ローラ6と接するように配されている。
【0038】第一搬送ベルト7は、その一側(後方)及
び他側(前方)をそれぞれ第三ローラ6及び第一搬送ロ
ーラ41に掛巻され、第二搬送ベルト8は、その一側及
び他側をそれぞれ第二搬送ローラ42及び第三搬送ロー
ラ43に掛巻されている。この第一搬送ベルト7及び第
二搬送ベルト8は、複数の紐状ベルトから構成され、第
三ローラ6の溝29と第一搬送ローラ41、第二搬送ロ
ーラ42及び第三搬送ローラ43の外周面に形成された
複数の溝にはまるようにされている。
【0039】また、第一搬送ベルト7の下面側と、これ
に対向して反対方向に旋回する第二搬送ベルト8の上面
側とは、ほぼ水平とされ、これらの間に折り畳まれたシ
ート2を挟持して搬送するようにされている。なお、第
二搬送ローラ42は、第三ローラ6よりもわずかに後方
に配され、第三ローラ6の下側が第二搬送ベルト8の一
側付近を押しつけるようにされている。
【0040】上記構成によれば、第一ローラ4と対にな
ってシート2を切断する第二ローラ5にシート2を巻き
付け、この第二ローラ5に設けられた押込板13を利用
して、第三ローラ6にシート2の所定の部分を保持させ
ることができるため、第二ローラ5に、切断装置の部品
としての機能と折り畳み装置の部品としての機能を兼ね
させることができ、部品点数の削減を図ることができ
る。
【0041】また、ホルダー30は、第一搬送ベルト7
の隙間からシート2を挟持するため、このシート2が第
一搬送ベルト7と第二搬送ベルト8とによって挟持され
るまで挟持し続けることができ、搬送路に挟挿されると
きのシート2のずれを防止することができる。
【0042】次に、このシート加工装置の動作について
説明する。まず、原反ロール1から供給されたシート2
は、送りローラ3によって、第一ローラ4と第二ローラ
5との間に送り込まれ、その先端付近が吸着口14に吸
着されることで、第二ローラ5の回転に伴って、この第
二ローラ5に巻き付く。
【0043】第一ローラ4及び第二ローラ5が半回転し
たとき、刃物11と受刃12とが対向しシート2を切断
する。このとき、第二ローラ5の押込板13と第三ロー
ラ6のホルダー30とが対向し、突出した押込板13
が、開いたホルダー30にシート2を押し込み、このホ
ルダー30が閉じられることによって、切断されたシー
ト2を片面側から挟持する。
【0044】ホルダー30がシート2を挟持した状態
で、第三ローラ6の回転が続くと、横管24が通気溝2
7からずれた位置に移動することによって吸着口14に
よるシート2の吸着が中断し、シート2はホルダー30
に挟持された部分を先頭にして第三ローラ6に巻き付く
ように移動する。このシート2が、第三ローラ6と折目
ローラ40との間を通過することによって、二つに折り
畳まれる。
【0045】折り畳まれたシート2は、第三ローラ6に
掛巻された第一搬送ベルト7の外側に位置しており、そ
の後、この第一搬送ベルト7と第二搬送ベルト8との間
に挟持される。このシート2の先頭が第三ローラ6の下
側に移動したときに、ホルダー30が開いてシート2が
開放され、第一搬送ベルト7と第二搬送ベルト8とによ
って挟持されたまま、次工程まで搬送される。
【0046】次に、シートの両縁を折り畳むシート加工
装置の実施の形態について説明する。図6はシートの両
縁を折り畳むシート加工装置の構成図、図7はその動作
を説明する図である。
【0047】このシート加工装置は、上記実施の形態の
シート加工装置とほぼ同じであるが、四つのホルダー3
0を備えた第三ローラ6が、第二ローラ5の斜め下後方
に配され、二つの押込板13と二つの吸着口14とを備
えた第四ローラ44が、その斜め上後方に配されてい
る。また、第二ローラ5の下方には、第一搬送ベルト7
の上面が第二ローラ5と干渉しないように押さえつける
ための押さえローラ45が配されている。
【0048】また、第二ローラ5の押込板13は、第三
ローラ6のホルダー30と対向させるため、回転方向に
対して、受刃12の45°後方に配置され、第三ローラ
6のホルダー30は、その外周を四分割する位置に配さ
れている。さらに、第四ローラ44の押込板13は、中
心軸に対して対称に配され、吸着口14は、シート2の
先端付近を吸着するため、その回転方向に対して、押込
板13から90°後方の位置よりも、わずかに後方にず
れた位置に配されている。
【0049】原反ロール1から供給され、送りローラ3
によって送り込まれたシート2は、その先端付近が吸着
口14に吸着されることで第二ローラ5に巻き付き、こ
の第二ローラ5が半回転したときに、刃物11と受刃1
2とによって切断される。このとき、切断されたシート
2の先端から1/4の部分が押込板13によって第三ロ
ーラ6のホルダー30に押し込まれて挟持される。
【0050】第三ローラ6が回転を続けて、シート2が
第三ローラ6と第四ローラ44との間を通過することで
シート2に第一の折り目が形成される。このとき、第四
ローラ44の吸着口14が折り目付近を吸着すること
で、このシート2は第四ローラ44に巻き付く。さらに
1/4回転したときに、第四ローラ44の押込板13に
よって、切断されたシート2の後端から1/4の部分
が、第三ローラ6のホルダー30に押し込まれて挟持さ
れる。
【0051】この第三ローラ6の回転に伴って、第三ロ
ーラ6と折目ローラ40との間をシート2が通過するこ
とで、シート2に第二の折り目が形成される。このシー
ト2は、第一搬送ベルト7と第二搬送ベルト8とによっ
て挟持された後、第三ローラ6のホルダー30から開放
されて、次工程に搬送され、両縁が折り畳まれたシート
2が完成する。なお、このシート加工装置に設けられた
押込板13、吸着口14及びホルダー30は、前述の実
施の形態に示したカム19、38や通気溝27等の配置
と形状とを適宜調整することで容易に制御することがで
きる。
【0052】次に、シート集積装置の実施の形態につい
て説明する。図8、図9及び図10は本発明のシート集
積装置の構成図で、図8はその側面を示し、図9はその
平面を示し、図10はその断面を示す。
【0053】このシート集積装置は、加工されたシート
2の両端を上下に挟持して搬送するように並設された上
下一対の搬送ベルト46、47と、搬送されたシート2
を下方に押し出すための押出プレート48と、この押出
プレート48を上下動させるクランク機構49と、下方
に押し出されて落下するシート2を集積位置において集
積して次工程に搬送する集積部50とを備えている。
【0054】上側搬送ベルト46は、その両端がそれぞ
れプーリ51a、51bに掛巻されて、その旋回面が鉛
直面とされた紐状ベルトからなり、搬送されるシート2
の幅よりもわずかに狭い間隔で並設されている。
【0055】下側搬送ベルト47は、その両端がそれぞ
れプーリ52a、52bに掛巻されて、上側搬送ベルト
46の下方に配された紐状ベルトからなり、その往路
(上側)と上側搬送ベルト46の往路(下側)とが対向
するように配置されている。この下側搬送ベルト47
は、復路(下側)の間隔をシート2の幅よりも広くし
て、押し出されたシート2の落下を阻害しないようにす
るため、その旋回面は下方が広がった傾斜面とされてい
る。
【0056】また、下側搬送ベルト47の中央付近に
は、その復路を旋回面に沿って外側(斜め下方)に導く
二つのプーリ53a、53bが配されている。このプー
リ53a、53bによって外側に導かれたベルトは、二
つのプーリ54a、54bに掛巻されて、集積部50の
外側を通るようにされており、下側搬送ベルト47の復
路の内側に集積部50を配置するスペースが確保されて
いる。
【0057】押出プレート48は、搬送されてくるシー
ト2とタイミングを合わせて、クランク機構49によっ
て上下動し、シート2を搬送ベルト46、47の下方に
押し出すための板である。この押出プレート48の幅
は、上側搬送ベルト46の間隔よりもわずかに狭くさ
れ、搬送ベルト46、47と接触することなく、その間
を上下動するようにされている。
【0058】クランク機構49は、搬送されてくるシー
ト2とタイミングを合わせて、一定の速度で回転する円
板55と、この円板55の周縁付近に一端が回転可能に
取り付けられた連接棒56と、一端がこの連接棒56と
回動可能に接続されて他端に押出プレート48が取り付
けられ、ガイド57に沿って軸方向に上下動するロッド
58とからなり、押出プレート48を所定の周期で上下
動させる。
【0059】集積部50は、搬送ベルト46、47から
押し出されたシート2を下方の集積位置に導くための案
内板59と、押し出されて落下するシート2を所定の高
さで受けるための受け片60と、集積位置において集積
したシート2を次工程に搬送するための第一、第二集積
搬送ベルト61、62とを備えている。
【0060】案内板59は、搬送ベルト46、47の往
路の両外側に鉛直に配された板とされ、シート2の搬送
方向に所定の間隔をあけて複数枚(片側四枚)配置され
て、下方の集積位置に向かって移動するシート2の両縁
を挟んでシート2の側方へのずれを規制する。この案内
板59の下端にはシート2を受ける支持片63が内側に
向かって突設され、シート2を集積して一旦保持する集
積位置を構成している。なお、支持片63の長さは、一
対の支持片63の先端同士が所定の間隔を確保できるだ
けの長さとされる。また、一対の案内板59は、ねじ軸
で連結され、互いに逆ねじとされることで、シート2の
幅に応じて、一対の案内板59が接近離間自在とされて
いる。
【0061】受け片60は、支持片63とほぼ同じ長さ
とされ、案内板59の隙間から内側に突出して、集積位
置に向かって落下するシート2を所定の高さで受けるよ
うに、帯状の昇降ベルト64の外周面の複数箇所(三箇
所)に固定されている。この昇降ベルト64は上下のプ
ーリ65a、65bに掛巻され、その内側が案内板59
の隙間に沿うように配されており(片側三箇所)、この
昇降ベルト64が旋回することによって受け片60が昇
降するようにされている。なお、昇降ベルト64に取り
付ける受け片60の数は、集積するシート2の枚数(厚
み)に応じて二以上の個数から適宜選択すればよい。
【0062】また、昇降ベルト64の上端は、受け片6
0が搬送ベルト46、47に引っかからないようにその
往路よりも低くされ、昇降ベルト64の下端は、シート
2を受け片60から支持片63に受け渡すことができる
ように、支持片63よりも低くされている。なお、昇降
ベルト64は、テンションプーリ66によって、その弛
みが防止されている。
【0063】第一集積搬送ベルト61は、ローラ67、
68、69に掛巻されて、その旋回面が上側搬送ベルト
46の旋回面と平行な略三角形状とされた紐状ベルトか
らなり、複数(四本)のベルト61が昇降ベルト64の
内側に所定の間隔で並設されている。ここで、両外側の
ベルト61は、その外側を受け片60が通過できる位置
に配置されている。
【0064】また、これらの第一集積搬送ベルト61の
上側は、集積されたシート2を載置して搬送できるよう
に略水平面を形成し、その位置は支持片63(集積位
置)よりもわずかに低くされている。この第一集積搬送
ベルト61の内、内側のベルト61の外周側には、複数
箇所(四箇所)に押し片70が取り付けられており、ベ
ルト61が旋回することによって、集積されて支持片6
3(集積位置)に保持されているシート2を搬送方向に
押し出すようにされている。
【0065】この押し片70の幅は、一対の支持片63
の先端同士の間隔よりも狭くされ、その間を通過できる
ようにされている。また、押し片70の長さは、集積さ
れるシート2の枚数に応じて、その厚みよりも長くなる
ようにされる。また、第一集積搬送ベルト61に取り付
ける押し片70の数は、押し片70同士の間隔がシート
2の長さよりも長くなるように適宜選択すればよい。
【0066】第二集積搬送ベルト62は、一端をローラ
71に掛巻されて、その旋回面が上側搬送ベルト46の
旋回面と平行とされた紐状ベルトからなる。このベルト
62は複数(四本)設けられ、第一集積搬送ベルト61
の下流側において、所定の間隔で並設されている。な
お、第二集積搬送ベルト62は、ローラ69の溝に掛巻
されることで、その弛みが防止されている。
【0067】この第二集積搬送ベルト62は、各第一集
積搬送ベルト61の間及び両外側に配されることによっ
て、シート2の搬送方向において一部が第一集積搬送ベ
ルト61とラップしている。また、その上側は第一集積
搬送ベルト61の上側と同一面を形成しており、シート
2を第一集積搬送ベルト61からスムーズに受け取るこ
とができ、第一集積搬送ベルト61から送られたシート
2を載置して次工程に搬送するようになっている。な
お、第一集積搬送ベルト61の押し片70に対応する位
置にはベルト62を設けないで、押し片70がラップ部
を通過可能とされている。
【0068】上記構成によれば、搬送されたシート2を
押出プレート48によって強制的に押し出すことによっ
て、搬送の高速化のために上下に挟持されたシート2を
搬送路の途中で落下させることができる。また、下側搬
送ベルト47の旋回面を傾斜させて、その復路を集積部
50の外側に配置するため、下側搬送ベルト47の復路
が、押し出されたシート2の集積の邪魔にならない。こ
のとき、下側搬送ベルト47の復路に四つのプーリ53
a、53b、54a、54bを設けて、復路の中央付近
だけを外側に配置することで、装置の省スペース化が図
れる。
【0069】次に、このこのシート集積装置の動作につ
いて説明する。まず、上側搬送ベルト46と下側搬送ベ
ルト47とが反対方向に旋回することによって、上下の
搬送ベルト46、47の往路側において両端を上下に挟
持されたシート2が下流方向に搬送される。
【0070】このシート2がクランク機構49によって
上下動する押出プレート48の下方に位置したときに、
この押出プレート48が下方に移動し、シート2が下方
に押し出されて集積部50に落下する。この押出プレー
ト48の下方に次のシート2が送られる間に、クランク
機構49の円板55が一回転して、次のシート2も先の
シート2と同様に集積部50に落下する。この動作が続
くことによって、シート2が集積部50に順次落下して
いく。
【0071】上下の搬送ベルト46、47から押し出さ
れたシート2は、案内板59に沿って落下して、受け片
60に受け取られる。この受け片60は、シート2の落
下距離を短くして集積されるシート2の位置がずれない
ようにするため、まず昇降ベルト64の上端付近に位置
される。その後、集積したシート2の枚数(厚み)に応
じて、受け片60の高さが徐々に低くなるように昇降ベ
ルト64が旋回する。
【0072】受け片60に所定の枚数のシート2が集積
されたとき、昇降ベルト64が急速に旋回するようにサ
ーボモータ等が制御され、次の受け片60が所定の高さ
に位置する。このとき、先の受け片60に集積されてい
るシート2は、案内板59の下端の支持片63に引っ掛
かることによって集積位置に保持される。なお、シート
2の集積枚数は、例えばクランク機構49と集積部50
とを連動させたり、光センサ(受発光素子等)を利用し
て落下するシート2の枚数を数えたり、受け片60の高
さを検知することによって制御することができる。
【0073】集積されたシート2が集積位置に保持され
たとき、第一集積搬送ベルト61が旋回する。この第一
集積搬送ベルト61に取り付けられた押し片70が、両
側から向き合う支持片63の間を通過することによっ
て、シート2が支持片63の上面を搬送方向にスライド
するように押し出される。この押し出されたシート2
は、第一集積搬送ベルト61と第二集積搬送ベルト62
とがラップした部分において第二集積搬送ベルト62に
受け渡され、次工程に搬送される。
【0074】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内において適宜変更
を加えることができる。例えば、シート加工装置の第三
ローラがシートを保持する手段は、このシートを挟持す
るホルダーだけでなく、シートの所定の部分を吸着する
吸着口としてもよい。
【0075】シートを挟持するホルダーは、固定部と可
動片との組み合わせだけでなく、二つの可動片でシート
を挟持してもよく、その制御もカム機構だけでなく電気
信号等を利用してもよい。さらに、シートを第二ローラ
に巻き付ける手段は、吸着口による吸着だけでなく、第
二ローラの外周面に出没自在な針状の突起を利用しても
よい。
【0076】第一搬送ベルトには、複数の細いベルトだ
けでなく、平ベルトを用いてもよい。この場合、平ベル
トが旋回して第三ローラのホルダーを順次覆う部分に穴
を形成して、ホルダーがシートを挟持できるようにすれ
ばよい。
【0077】また、シート集積装置のシートを押し出す
押出プレートは、クランク機構だけでなく、エアシリン
ダ等で上下動させてもよい。また、下側搬送ベルトは、
その旋回面を鉛直面にしてもよく、この場合、押出プレ
ートが復路側の下方まで移動するようにして、シートを
強制的に押し出せば、下側搬送ベルトの復路側によるシ
ートの落下の阻害を防止することができる。また、集積
部は案内板だけを備えて、集積搬送ベルトの上面にシー
トを直接落下させるもの等、どのようなものであっても
よい。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、シートの切断装置と折り畳み装置とを一体化す
ることで、両装置間におけるシートの受け渡し用の搬送
装置を省略することによって、部品点数を減らしてコス
トを削減する共に、装置の省スペース化を図ることがで
きる。
【0079】また、搬送路の途中で、両端が上下に挟持
されて搬送されるシートを強制的に押し出して集積する
ことによって、装置の配置の自由度を高めて省スペース
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート加工装置の構成図
【図2】押込体及びホルダーの構成図
【図3】吸着装置の構成図で、(a)は第二ローラの軸
と平行な面を示し、(b)は第二ローラの軸と垂直な面
を示す
【図4】第一搬送ベルトの構成図で、(a)は側面を示
し、(b)は平面を示し、(c)はA−A断面を示す
【図5】シート加工装置の動作を説明する図
【図6】シートの両縁を折り畳むシート加工装置の構成
【図7】シートの両縁を折り畳むシート加工装置の動作
を説明する図
【図8】本発明のシート集積装置の構成図で、その側面
を示す
【図9】シート集積装置の構成図で、その平面を示す
【図10】シート集積装置の構成図で、その断面を示す
【符号の説明】
2 シート 4 第一ローラ 5 第二ローラ 6 第三ローラ 7 第一搬送ベルト 8 第二搬送ベルト 11 刃物 12 受刃 13 押込板 14 吸着口 30 ホルダー 38 カム 44 第四ローラ 46 上側搬送ベルト 47 下側搬送ベルト 48 押出プレート 49 クランク機構 50 集積部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給されたシートを所定の長さに切断し
    て折り畳むためのシート加工装置であって、シートを切
    断する刃物を有する第一ローラと、該第一ローラに対向
    して配置され、前記刃物と対になってシートを切断する
    受刃を有する第二ローラと、前記第二ローラの回転方向
    で前方側において第二ローラと対向して配置され、切断
    されたシートの所定の部分を片面側から保持して回転す
    ることによって該シートを折り畳む第三ローラとを備え
    たことを特徴とするシート加工装置。
  2. 【請求項2】 切断されたシートの所定の部分を第三ロ
    ーラに保持させる手段は、シートを片面側から挟持する
    ように第三ローラの外周面に設けられた開閉自在なホル
    ダーと、シートの所定の部分を前記ホルダーに押し込む
    ように第一ローラ又は第二ローラの外周面に出没自在に
    設けられた押込体とから構成されたことを特徴とする請
    求項1記載のシート加工装置。
  3. 【請求項3】 前記ホルダーは、第三ローラの外周面に
    形成された切欠と、外周面よりも突出しないように該切
    欠の内側に形成された固定部と、カム機構によって前記
    切欠の内側を揺動して前記固定部との間を開閉する可動
    部とから構成されたことを特徴とする請求項2記載のシ
    ート加工装置。
  4. 【請求項4】 前記シートの第三ローラによって保持さ
    れる部分の位置がずれないように、前記シートが第三ロ
    ーラに保持されるまで、第一ローラ又は第二ローラに前
    記シートを巻き付ける巻付手段が設けられたことを特徴
    とする請求項1、2又は3記載のシート加工装置。
  5. 【請求項5】 前記巻付手段は、第一ローラ又は第二ロ
    ーラに設けられて、前記シートの端部付近を吸着する吸
    着装置とされたことを特徴とする請求項4記載のシート
    加工装置。
  6. 【請求項6】 一側を第三ローラ外周に掛巻された第一
    搬送ベルトと、該第一搬送ベルトと対向して旋回する第
    二搬送ベルトとによって前記シートを挟持し、該シート
    を一定の間隔で次工程に搬送することを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載のシート加工装置。
  7. 【請求項7】 前記第一搬送ベルトは、進行方向と平行
    に所定の間隔をあけて配された複数のベルトから構成さ
    れ、第三ローラは、第一搬送ベルトの隙間から前記シー
    トの所定の部分を保持することを特徴とする請求項6記
    載のシート加工装置。
  8. 【請求項8】 加工されたシートの両端を挟持して搬送
    するように並設された上下一対の搬送ベルトと、搬送さ
    れたシートを集積部に落下させるように該シートを前記
    搬送ベルトの下方に押し出す押出手段とを備えたことを
    特徴とするシート集積装置。
  9. 【請求項9】 前記押出手段は、クランク機構によって
    上下動する押出プレートとされたことを特徴とする請求
    項8記載のシート集積装置。
  10. 【請求項10】 前記下側の搬送ベルトは、前記シート
    の落下を阻害しないように、復路側における間隔が前記
    シートの幅以上に設定されたことを特徴とする請求項8
    又は9記載のシート集積装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007178287A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Seiko Instruments Inc 薄切片作製装置
CN103862721A (zh) * 2012-12-15 2014-06-18 赵德政 压触浸湿干湿两用纸巾机
CN107195074A (zh) * 2017-07-17 2017-09-22 深圳怡化电脑股份有限公司 介质输送装置及系统
JP2020100483A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 株式会社ミヤコシ 連続ラベル用紙の抜き粕巻取り装置

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