JPS62122918A - 偏平チユ−ブ拡開装置 - Google Patents

偏平チユ−ブ拡開装置

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JPS62122918A
JPS62122918A JP25442385A JP25442385A JPS62122918A JP S62122918 A JPS62122918 A JP S62122918A JP 25442385 A JP25442385 A JP 25442385A JP 25442385 A JP25442385 A JP 25442385A JP S62122918 A JPS62122918 A JP S62122918A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、偏平に折りたたまれたプラスチックチューブ
等の軟質チューブを容器等の物品に装着するに際して、
筒状に開口させるためのチューブ拡開装置に関する。
〔従来の技術〕
偏平に折りたたまれてリールに巻き取られた長尺の熱収
縮性プラスチックチューブ等の軟質チューブを、瓶、缶
、その他の物品に装着するには、該チューブをリールか
ら巻き出して所要寸裂に裁断すると共に、折りたたまれ
た偏平な状態から筒状に開口する拡開操作が必要である
このチューブ拡開手段としては真空吸引機構が用いられ
る。真空吸引を利用した従来のチューブ拡開装置は、第
5図に示すように、支持アーム(100,100)の先
端部に取付けられて左右に相対向する真空吸引盤(10
1,101)が組み込まれており、チューブ供給部にお
いて、偏平なチューブ(tlの両面に真空吸引盤(10
1,101)を当接させてチューブを吸引保持させ、つ
いで真空吸引盤(101,101)を左右に引き離すこ
とによりチューブ(1)を筒状に開口させ、その開口姿
態を保持したまま、真空吸引盤(101,101)を、
被装着物品(M)の待機している位置まで移動させて該
被装着物品(M)にチューブ(tlを嵌装する°ように
なっている。また、真空吸引盤(101,101)でチ
ューブ(1)を筒状に開口した後、第6図に示すように
、回転ドラム(110)の周面に放射状に設けられた複
数本の円柱状マンドレル(111)のそれぞれにチュー
ブ(1)を外嵌することにより開口姿態を保ち、これを
ドラム(110)の回転運動により、ドラム(110)
の直下に待機している被装着物品直上に移送して被装着
物品(図示せず)に原着するようにした装置も提案され
ている。
〔解決しようとする問題点〕
しかるに、上記従来の装置では、チューブ(tlを筒状
に開口させるには、偏平なチューブの左右の両面に向か
って真空吸引盤(101) (101)を移動させてチ
ューブの両面を吸着させたのち、真空吸引盤(101)
 (101)を左右に離隔させる、近接・離隔動作と、
その近接・離隔動作により開口したチューブ(1)の開
口姿態を保持したまま真空吸引盤(101)(101)
を被装着物品(M)の待機位置まで移動させる動作(回
転ドラムのマンドレル(111)にチューブを一旦外嵌
する場合には、そのマンドレル(111)の待機位置ま
で移動させる動作)を、チュー7”の供給ピッチに同期
してチューブの1つ1つについて反復制御しなければな
らない。また、真空吸引盤(101,101)によるチ
ューブの吸着・拡開時と、開口したチューブを真空吸引
盤から容器やマンドレルに移し替える時点とで、真空吸
引動作のオン・オフ制御を繰り返さねばならない。この
ために、真空吸引盤(101) (1(H)の駆動・制
御機構の複雑・大型化を免れず、また高速度化が困難で
あるほか、チューブの開口・移送に仕損じが生じ易く、
しばしばチューブの連続装着作業の中断を余儀なくされ
る、という問題がある。
本発明は上記問題を解決するための新たなチューブ拡開
装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るチューブ拡開装置は、基端部から先端部に
恒って形成された真空吸引開口を有する2本の長尺真空
吸引チャンバ(20a) (20b)を、互いの真空吸
引開口面を向かい合わせ、かつ互いの基端部を相近接さ
せ、先端部側は適当な距離だけ離間させて一定の開き角
度(θ)をなす略V字形状に配設すると共に、通気性ベ
ルト面を有するチューブ吸引保持用エンドレスベルトコ
ンベア(30a)(30b)を、上記真空吸引チューブ
(20a) (20b)のそれぞれの真空吸引面に沿っ
て基端部側から先端部側に向かって走行するように配設
し、 各真空吸引チャンバ(20a) (20b)の真空吸引
作動下に、エンドレスベルトコンベア(30a) (3
0b) ヲ走行させながら、偏平に折りたたまれたチュ
ーブを、基端部側からベルト間に送り込み、該チューブ
を左右両側から真空吸引チャンバ(20a) (20b
)にて吸引しエンドレスベルトコンベア(30a) (
30b)のベルト面間に吸着保持して先端部側へ移送す
ることにより開口せしめるようにしたものである。
〔作用〕
本発明装置によれば、偏平に折りたたまれたチューブは
、エンドレスベルトコンベア(30a) (30b)の
背部の真空吸引チャンバ(20a) (20b)の吸引
力により該コンベア(30a) (30b)のベルト面
に吸着された状態で基端部側から先端部側へと移送され
ることによって自動的に筒状に開口する。すなわち、チ
ューブ(1)は真空吸引チャンバ(20a) (20b
)の真空吸引と、エンドレスベルトコンベア(30a)
(30b)の走行駆動のみにより筒状に開口させること
ができ、そのベルトコンベア(30a) (30b)の
走行速度に本質的な制限はない。
また、略V字形状に配設される真空吸引チャンバ(20
a) (20b)およびエンドレスベルトコンベア(3
0a) (30b)の基端部を枢支すると共に、その開
き角度(θ)を拡縮調節するための駆動装置を付設し、
真空吸引チャンバ(20a) (20b)とエンドレス
ベルトコンベア(30a) (30b)の開き角度をチ
ューブ(1)の折り径に応じて増減調節可能にしておけ
ば、チューブ径の大小に拘らず、自動的に筒状に開口さ
せることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明装置の実施例を示す平面図である。図に
おいて、(A)はチューブ送給部、(B)はチューブ拡
開部であり、(50)は長尺のチューブを偏平に折りた
たんで巻き取ったリールである。
チューブはリールから送り出され、裁断機(60)で所
定の寸裂に裁断され、チューブ送給部(A)を通ってチ
ューブ拡開部(B)に送り込まれるようになっている。
チューブ拡開部(B)において、(20a) (20b
)はEC空吸引チャンバ、(30a) (30b)はエ
ンドレスベルトコンベアである。
真空吸引チャンバ(20a) (20b)は、基端部側
(B 1)において相近接し、先端部側(B2)におい
ては適当な距離だけ離隔して一定の開き角度(θ)をな
す略V字形状に配設されている。
真空吸引チャンバ(20a) (20b)は、第2図に
示すように、真空吸引配管系(21,21・、・、)を
介して真空ポンプ(図示せず)に接続されており、かつ
相対向する面(22) (22)のそれぞれには、真空
吸引開口(23)が基端部側から先端部側に恒って開設
されている。同図の真空吸引開口(23)は多数の円形
小孔群からなる例を示したが、むろんこれに限定される
わけではなく、例えば横方向(基端部側から先端部側に
向かう長手方向)またはそれと直角の縦方向に細長く開
設されたスリット等であってもよい。
また、エンドレスベルトコンベア(30a)のベルト(
31)は、駆動プーリ(33)によりガイドローラ(3
4,34・・・・)を介して真空吸引チャンバ(20a
)の真空吸引開口面(22)に沿ってその基端部側(B
1)から先端部側(B2)に向かってエンドレス走行し
、他方のエンドレスベルトコンベア(30b)のベルト
(31)は、駆動プーリ(33)によりガイドローラ(
34゜34・・・・)を介して他方の真空吸引チャンバ
(20b)の真空吸引開口面(22)に沿って上記エン
ドレスベルトコンベア(30a)と同期して基端部側(
B1)から先端部側(B2)に向かってエンドレス走行
する。
各エンドレスベルトコンベア(30a) (30b)の
ベルト(31) (31)はそれぞれ、メツシュ、その
他の通気性ベルト面(32)を有しており、その背部に
位置する真空吸引チャシバ(20a) (20b)の真
空吸引作動下に、ベルト面(32)にチューブ(1)を
吸着保持するための吸引・吸着力が作用するようになっ
ている(第2図)。
更に、チューブ拡開部(B)の真空吸引チャンバ(20
a) (20b)はそれぞれ、基端部において、ヒンヂ
(24) (24)に枢支され、先端部は、その離隔距
離ないしは開き角度(θ)を拡縮調節する拡縮調節装置
(40)に連結されている。
拡縮調節装置(40)は、逆ネジ部(41a) (41
b)を有するネジ棒(41)のそれぞれにスライド部材
(42a )(42b)を螺着し、そのスライド部材(
42a) (42b)をハンドル(43)の回動により
ネジ棒に沿って近接・離隔する拡縮移動を行うようにし
たものである。
上記真空吸引チャンバ(20a) (20b)の先端部
はスライド部材(42a) (42b)のそれぞれに適
当な連結部材(44) (44)を介して連結されてお
り、ハンドル(43コを回動することにより、基端部の
ヒンヂ(24) (24)を支点として、先端部同士を
近接・離隔させて開き角度(θ)を増減する拡縮調節を
行うようになっている。
また、拡縮調節装置(40)の各スライド部材(42a
)(42b)には、エンドレスベルトコンベア(30a
) (30b)の先端部のガイドローラ(34a) (
34b)が軸承されており、ハンドル(43)の回動操
作により、真空吸引チャンバ(20a) (20b)の
各真空吸引開口面(22) (22)のそれぞれに当接
した状態を保ちながら、真空吸引チャンバ(20a) 
(20b)と共に、ネジ棒(41)に沿って互いに近接
しもしくは離間する拡縮移動を行うようになっている。
なお、各エンドレスベルトコンベア(30a) (30
b)のベルトの張力は、調節ローラ(35) (35)
により適宜調節される。
一方、チューブ拡開部(B)の上流側に配設されたチュ
ーブ送給部(A)は、リール(50)から巻き出される
偏平な長尺チューブ(T)を所要の寸裂に裁断してチュ
ーブ拡開部(B)に送り込むものである。
チューブ送給部(A)は、真空吸引チャンバ(10)と
エンドレスベルトコンベア(30a)とからなり、その
上流端部には長尺の偏平チューブ(T)を所要寸裂に裁
断するためのカッタ(60)が設けられている。この真
空吸引チャンバ(10)は、前記チューブ拡開部(B)
における真空吸引チャンバ(20a)または(20b)
と同じく、真空吸引配管系(21)が接続され、前面に
は円形小孔やスリットなどの真空吸引開口が形成されて
いる。また、真空吸引開口面(11)に当接するエンド
レスベル) (31)は、前記チューブ拡開部(B)に
おける一方のエンドレスベルト(31)をガイドローラ
(34、34・・・)等を介して迂回させ真空吸引チャ
ンバ(10)の真空吸引開口面(12)に沿って、カッ
タ(60)側からチューブ拡開部(B)側に向かってエ
ンドレス走行させるようにしたものであり、そのベルト
面には、背部の真空吸引チャンバ(lO)による吸引・
吸着力が作用するようになっている。
なお、(70)は回転ドラムであって、チューブ送給部
(A)とチューブ拡開部(B)との間に位置して偏平な
チューブ(tlをチューブ送給部(A)から受は取って
拡開部(B)に送り込む役目を有している。このために
、該回転ドラム(70)は、図示はしないが、胴部周面
に真空吸引開口を有し、その胴部周面に当接するエンド
レスベルトコンベア(30a)のベルト(31)の走行
と同期して軸心を中心に回転するようになっている。
また、(72)は、チューブ押え用エンドレスベルトで
あり、ガイドローラ(73,73)に装架され、上記エ
ンドレスベルトコンベア(30a )のベルト(31)
にほぼ当接するように配設されている。このチューブ押
え用エンドレスベルト(72)は、駆動プーリ(74)
によりエンドレスベルトコンベア(30a)と同期走行
し、エンドレスベルトコンベア(30a)のベルl−(
31)面上に吸着保持されている偏平チューブ(1)の
該ベルト面からの浮き上がりを防止している。
図の例では、チューブ押え用エンドレスベルト(72)
を回転ドラム(70)部付近に限って設置しているが、
必要に応じて、チューブ送給部(A)の真空吸引チャン
バ(10)に沿って走行するエンドレスベルトコンベア
(30a)のベルト(31)の全長に恒って配設される
上記装置において、リール(50)から巻き出される長
尺の偏平チューブ(T)は、まずカッタ(60)にて所
定の長さに裁断され、裁断されたチューブ(1)は1つ
ずつチューブ送給部(A)の真空吸引チャンバ’(10
)により吸引されてエンドレスベルトコンベア(30a
 )のベルト(31)に吸着保持される。エンドレスベ
ルトコンベア(30a)のベルト(31)に吸着保持さ
れた偏平チューブ(1)は該コンベアベルトの走行によ
りチューブ拡開部(B)に向かって移送され、回転ドラ
ム(70)部を経て、チューブ拡開部(B)の基端部(
B1)に導入される。
チューブ拡開部(B)の基端部側(B1)に導入された
偏平チューブ(tlは、その左右から、真空吸引チャン
バ(20a) (20b)の真空吸引力により、エンド
レスベルトコンベア(30a) (30b)のベルト(
31)(31)に吸着保持され、エンドレスベルトコン
ベア(30a) (30b)の走行により基端部側(B
1)から先端部側(B2)へと移送される。
真空吸引チャンバ(20a) (20b)およびエンド
レスベルトコンベア(30a) (30b)の開き角度
(θ)は、予め拡縮装置(40)のハンドル(43)操
作により、チューブ(1)の口径に応じた適当な角度に
設定されており、エンドレスベルトコンベア(30a)
 (30b)のベルl−(31) (31)の面間に吸
着保持されている偏平チューブ(tlは、その走行に伴
って偏平面が左右に引き離され、先端部側(B2)に到
って筒状の開口姿態が与えられる。
なお、第1図の例では、チューブ送給部(A)のカッタ
(60)で裁断された偏平チューブ(1)を縦向きに、
すなわちチューブの開口部をチューブ移送方向に対して
直角の方向に向けてエンドレスベルトコンベア(30a
)のベルト面に吸着保持させたが、むろんそれに限定さ
れる訳ではなく、横向きくチューブの開口部をチューブ
移送方向に向ける)にし、あるいは移送方向に対して斜
めに傾けてチューブ拡開部(B)に導入して開口させる
ようにしても構わない。
かくして筒状に開口されたチューブ(tlはついで容器
、その他の所定の被装着物品に嵌装される。
その嵌装機構は、任意であるが、例えば第3図(1)に
示すように、チューブ拡開部(B)の先端側の適当な位
置に、容器搬送ライン(80)を設置して容器(M)を
載置台(81)上に待機させておき、その直上に開口し
たチューブ(1)が到着すると、同図(II)に示すよ
うに、容器(M)を載置台(81)と共に上方に移動さ
せてチューブ(1)内に差し込み、ついで水平方向に移
動させてチューブ拡開部(B)内から離脱させる操作を
、開口したチューブの移送ピッチに合わせて反復実施す
るようにしたものであってよい。また、チューブ(tl
が横向きの姿勢で拡開されている場合には、第4図に示
すように、容器(M)をチューブ拡開部(B)の先端部
側において、適当な支承台(82)に、開口したチュー
ブ(1)と同軸上に待機させておき、開口したチューブ
(tlが容器に差し込まれるたびに上方もしくは下方に
移行させてチューブ拡開部(B)内から離脱させるよう
にすればよい。第3図、第4図のいずれも、容器(M)
に直接チューブ(1)を嵌装する例を示したが、適当な
マンドレルを使用し、開口したチューブ(tlをマンド
レルに受は取ってチューブ拡開部(B)から取り出した
のち、マンドレルから容器(M)に移し替えるようにす
ることもできる。
また、開口したチューブ(1)を容器(M)に差し込み
、あるいはマンドレルに受は取ったあとは、エンドレス
ベルトコンベア(30a) (30b)のベルト面の吸
引作用の必要はないから、その位置に対応する真空吸引
チャンバ(20a) (20b)の真空吸引開口面はメ
クラにしておけばよい。こうすれば、チューブ(1)を
ベルト面(30a) (30b)から離脱させる際の抵
抗もなくなるので好都合であり、真空吸引チャンバ(2
0a) (20b)の真空吸引作用を、部分的にオン・
オフ制御する煩わしさもない。
上記実施例は、本発明装置を水平方向に設置したものと
して説明したが、垂直方向に設置してよいことは言うま
でもない。更に、第1図において、チューブ送給部(A
)とチューブ拡開部(B)との間に回転ドラム(70)
を配設したが、これはチューブ送給部(A)からチュー
ブ拡開部(B)の方向kJ部におけるエンドレスベルト
コンベア(30a)が受ける抵抗を緩和し、その走行を
円滑ならしめるためであり、方向転換部の抵抗が問題と
ならない場合には、回転ドラム(70)を省略し、チュ
ーブ送給部(A)の真空吸引チャンバ(10)の終端部
を湾曲させて延長してチューブ拡開部(B)の基端部側
(B1)に接続してよい。
また、第1図において、チューブ送給部(A)をチュー
ブ拡開部(B)に対して直角方向に配設したのは、レイ
アウト上の都合を考慮したからであり、レイアウト上問
題がなければ、チューブ送給部(A)と拡開部(B)と
を直線上に配置してよいことは言うまでもない。
なお、第1図に示したようなチューブ送給部(A)は必
ずしも必要とするわけではなく、これを省略して、チュ
ーブ拡開部(B)の基端部側(B1)に適当なチューブ
送給装置を設置し、直接その34部(FJ (B 1)
のエンドレスベルトコンベア(30a) (30b)の
ベルト面間に偏平チューブを供給するようにしてもよい
〔発明の効果〕
本発明は、略V字状に配置した真空吸引チャンバの真空
吸引作動下に、その真空吸引開口面に沿って走行するベ
ルトコンベアのベルト面に偏平チューブを吸着保持させ
て移送することにより、自動的にチューブを偏平な状態
から筒状に開口させるようにしたので、従来の真空吸引
盤が拡開手段として組み込まれた装置のような複雑な動
作制御は全くなく、機構が簡素であり、小型化も容易で
ある。
また、真空吸引チャンバおよびエンドレスベルトコンベ
アの開き角度の簡単な調整操作により、チューブの口径
の大小に拘らず、適切な拡開作業を行うことができる。
しかも、従来の真空吸引盤による拡開装置では、チュー
ブの折り径が大きい場合やチューブ胴長が短い場合等に
は、チューブを安定に吸着保持することが困難であるが
、本発明では、チューブのサイズの如何に拘らず、高速
度移送下に、安定に吸着保持し確実に筒状に開口させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の実施例を示す平面図、第2図は本
発明装置の実施例の要部に示す一部切欠斜視図、第3図
および第4図は開口したチューブの被装着物品への装着
操作を例示する立面図(各図とも(1)は正面図、(I
I)はH−H断面図)、第5図(I)、(II)、(I
II)は従来装置によるチューブ拡開操作および被装着
物品への装着操作を示す図(同図(1)、(II)は平
面図、(III)は立面図)、第6図は従来装置による
チューブ拡開操作の他の例を示す立面図である。 10、20a、 20b :真空吸引チャンバ、21:
真空吸引配管系、22:真空吸引開口面、23:真空吸
引開口、24:ヒンヂ、30a、30b:エンドレスベ
ルトコンベア、31:ベルト、33:駆動プーリ、34
ニガイドローラ、40:拡縮調節装置、42m、42b
ニスライド部材、44:連結部材、60:カッタ、70
:回転ドラム、72:チューブ押え用エンドレスベルト
、80:被装着物品搬送ライン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基端部から先端部に恒って形成された真空吸引開
    口を有する2本の真空吸引チャンバ(20a)(20b
    )を、互いの真空吸引開口面を向かい合わせ、かつ互い
    の基端部を相近接させ、先端部側は適当な距離だけ離間
    させて所要の開き角度を成す略V字形状に配設すると共
    に、通気性ベルト面を有するチューブ吸着保持用エンド
    レスベルトコンベア(30a)(30b)を、上記真空
    吸引チャンバ(20a)(20b)のそれぞれの真空吸
    引開口面に沿って基端部側から先端部側に向かって走行
    するように配設し、各真空吸引チャンバ(20a)(2
    0b)の真空吸引作動下に、エンドレスベルトコンベア
    (30a)(30b)を走行させながら、偏平に折りた
    たまれたチューブを、基端部側からベルト間に送り込み
    、該チューブを左右両側から真空吸引チャンバ(20a
    )(20b)にて吸引しエンドレスベルトコンベア(3
    0a)(30b)のベルト面間に吸着保持して先端部側
    へ移送することにより該チューブを開口せしめるように
    した偏平チューブの拡開装置。
  2. (2)真空吸引チャンバ(20a)(20b)およびそ
    れぞれの真空吸引開口面に沿って走行するエンドレスベ
    ルトコンベア(30a)(30b)を、その基端部側で
    枢支すると共に、先端部側に拡縮駆動装置を設けて略V
    字形状の開き角度を拡縮制御可能にしたことを特徴とす
    る上記第1項に記載の偏平チューブの拡開装置。
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