JP2958606B2 - Vtr等の蓋体装置 - Google Patents
Vtr等の蓋体装置Info
- Publication number
- JP2958606B2 JP2958606B2 JP22550194A JP22550194A JP2958606B2 JP 2958606 B2 JP2958606 B2 JP 2958606B2 JP 22550194 A JP22550194 A JP 22550194A JP 22550194 A JP22550194 A JP 22550194A JP 2958606 B2 JP2958606 B2 JP 2958606B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- torsion spring
- cassette
- cassette insertion
- vtr
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、VTR等(再生専用
機をも含む)のカセット挿入口を開閉する蓋体装置に関
するものである。
機をも含む)のカセット挿入口を開閉する蓋体装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、VTRとして、図2にも示すよう
に、その筐体1の天部2とは略垂直な壁面3であってこ
の天部2に近い位置にカセット挿入口4が設けられたも
のが知られている。このVTRは、前記カセット挿入口
4を閉蓋するように、該カセット挿入口の前記天部2に
近い縁部近傍の軸5を中心として回動可能に設けられ、
かつ閉蓋の方向にトーションバネ6によって付勢された
蓋体7を有する。周知のカセットを前記カセット挿入口
4に挿入することにより、前記蓋体7は前記トーション
バネ6に抗して回動される(図2(b))。そして、前
記カセットが充分に挿入された後には、前記蓋体7が前
記トーションバネ6によって回動され、前記カセット挿
入口4を閉じる(図2(a))。カセット排出の際に
は、図示していないモーターにより図2(a)の位置に
あるレバー8が(b)の位置まで回動され、蓋体7はト
ーションバネ6に抗して開蓋される。
に、その筐体1の天部2とは略垂直な壁面3であってこ
の天部2に近い位置にカセット挿入口4が設けられたも
のが知られている。このVTRは、前記カセット挿入口
4を閉蓋するように、該カセット挿入口の前記天部2に
近い縁部近傍の軸5を中心として回動可能に設けられ、
かつ閉蓋の方向にトーションバネ6によって付勢された
蓋体7を有する。周知のカセットを前記カセット挿入口
4に挿入することにより、前記蓋体7は前記トーション
バネ6に抗して回動される(図2(b))。そして、前
記カセットが充分に挿入された後には、前記蓋体7が前
記トーションバネ6によって回動され、前記カセット挿
入口4を閉じる(図2(a))。カセット排出の際に
は、図示していないモーターにより図2(a)の位置に
あるレバー8が(b)の位置まで回動され、蓋体7はト
ーションバネ6に抗して開蓋される。
【0003】尚、前記トーションバネ6は、その一端部
が天部2の内側に、また他端部が蓋体7の当接部9に当
接されている。前記軸5は蓋体7と一体のものであり、
該軸の延長部がこの筐体1の図示していない嵌合穴に回
動可能に軸支されている。前記レバー8は軸10を中心
に回動可能に設けられ、その先端部のピン11は前記蓋
体7の溝12に摺動可能に嵌合されている。また、レバ
ー8は、図における反時計方向への回動位置は(a)に
示す位置に規制されている。そして、前記モーターによ
って開蓋方向にのみ駆動され、この駆動時の他は自由回
動になっている。
が天部2の内側に、また他端部が蓋体7の当接部9に当
接されている。前記軸5は蓋体7と一体のものであり、
該軸の延長部がこの筐体1の図示していない嵌合穴に回
動可能に軸支されている。前記レバー8は軸10を中心
に回動可能に設けられ、その先端部のピン11は前記蓋
体7の溝12に摺動可能に嵌合されている。また、レバ
ー8は、図における反時計方向への回動位置は(a)に
示す位置に規制されている。そして、前記モーターによ
って開蓋方向にのみ駆動され、この駆動時の他は自由回
動になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の蓋体装
置では、開蓋時の蓋体7と天部2との間の距離が近く、
前記距離のバラツキ等により、前記モーターによる開蓋
時に蓋体7が天部2に衝突することがあり、この衝突に
よって衝突音を発生することがあった。このため、従来
では蓋体7の天部2の側に緩衝材13を貼着して前記衝
突音をやわらげていた。この発明は上記のような独立し
た緩衝材13を設けることなく前記した衝突音をやわら
げることができる蓋体装置を提供することを目的とする
ものである。
置では、開蓋時の蓋体7と天部2との間の距離が近く、
前記距離のバラツキ等により、前記モーターによる開蓋
時に蓋体7が天部2に衝突することがあり、この衝突に
よって衝突音を発生することがあった。このため、従来
では蓋体7の天部2の側に緩衝材13を貼着して前記衝
突音をやわらげていた。この発明は上記のような独立し
た緩衝材13を設けることなく前記した衝突音をやわら
げることができる蓋体装置を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、前
記目的を達成するためのこの発明の蓋体装置は、VTR
等の筐体の天部とは略垂直な壁面であってこの天部に近
い位置に設けられたカセット挿入口を開閉するように、
前記カセット挿入口の前記天部に近い縁部近傍を中心と
して回動可能に設けられ、かつ閉蓋の方向にトーション
バネによって付勢された蓋体を有し、周知のカセットを
前記カセット挿入口に挿入することにより、該蓋体は前
記トーションバネに抗して回動され、前記カセットが充
分に挿入された後には、前記蓋体が前記トーションバネ
によって前記カセット挿入口を閉じ、このカセットの排
出の際には前記蓋体が前記トーションバネに抗してモー
ターにより開蓋方向に回動されるようにした蓋体装置に
おいて、前記トーションバネの前記蓋体に当たっている
側の一部に、前記した蓋体の回動により該蓋体が天部に
当たるのに先だって該天部に弾性的に当たるような変形
部を設けたことを特徴とするものである。
記目的を達成するためのこの発明の蓋体装置は、VTR
等の筐体の天部とは略垂直な壁面であってこの天部に近
い位置に設けられたカセット挿入口を開閉するように、
前記カセット挿入口の前記天部に近い縁部近傍を中心と
して回動可能に設けられ、かつ閉蓋の方向にトーション
バネによって付勢された蓋体を有し、周知のカセットを
前記カセット挿入口に挿入することにより、該蓋体は前
記トーションバネに抗して回動され、前記カセットが充
分に挿入された後には、前記蓋体が前記トーションバネ
によって前記カセット挿入口を閉じ、このカセットの排
出の際には前記蓋体が前記トーションバネに抗してモー
ターにより開蓋方向に回動されるようにした蓋体装置に
おいて、前記トーションバネの前記蓋体に当たっている
側の一部に、前記した蓋体の回動により該蓋体が天部に
当たるのに先だって該天部に弾性的に当たるような変形
部を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記のように構成された蓋体装置では、蓋体が
モーターにより急激に開蓋されても、蓋体が天部に衝突
する前にトーションバネの変形部が天部に当たるので、
前記した衝突音をやわらげることができる。
モーターにより急激に開蓋されても、蓋体が天部に衝突
する前にトーションバネの変形部が天部に当たるので、
前記した衝突音をやわらげることができる。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図1について
説明する。図1において、前記図2と同一符号は同様の
ものを示すので、その詳細な説明は省略する。符号14
は前記したトーションバネ6に代わるトーションバネで
あり、前記蓋体7に当たっている側の一部に、前記した
蓋体7の回動によって該蓋体が天部2に当たるのに先だ
って該天部に弾性的に当たるような、略山形の変形部1
5が設けられている。上記のように構成された蓋体装置
では、蓋体7が前記モーターにより急激に開蓋されて
も、蓋体7が天部2に衝突する前にトーションバネ14
の変形部15が天部2に当たるので、前記衝突音をやわ
らげることができる。
説明する。図1において、前記図2と同一符号は同様の
ものを示すので、その詳細な説明は省略する。符号14
は前記したトーションバネ6に代わるトーションバネで
あり、前記蓋体7に当たっている側の一部に、前記した
蓋体7の回動によって該蓋体が天部2に当たるのに先だ
って該天部に弾性的に当たるような、略山形の変形部1
5が設けられている。上記のように構成された蓋体装置
では、蓋体7が前記モーターにより急激に開蓋されて
も、蓋体7が天部2に衝突する前にトーションバネ14
の変形部15が天部2に当たるので、前記衝突音をやわ
らげることができる。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の蓋体装
置では、蓋体がモーターにより急激に開蓋されても、蓋
体が天部に衝突する前にトーションバネの変形部が天部
に当たるので、蓋体と天部との衝突する音をやわらげる
ことができる。
置では、蓋体がモーターにより急激に開蓋されても、蓋
体が天部に衝突する前にトーションバネの変形部が天部
に当たるので、蓋体と天部との衝突する音をやわらげる
ことができる。
【図1】この発明の一実施例を示す概略図である。
【図2】従来例を示す概略図である。
1 筐体 2 天部 3 壁面 4 カセット挿入口 5 軸 7 蓋体 8 レバー 9 当接部 10 軸 11 ピン 12 溝 13 緩衝材 14 トーションバネ 15 変形部
Claims (1)
- 【請求項1】 VTR等の筐体の天部とは略垂直な壁面
であってこの天部に近い位置に設けられたカセット挿入
口を開閉するように、前記カセット挿入口の前記天部に
近い縁部近傍を中心として回動可能に設けられ、かつ閉
蓋の方向にトーションバネによって付勢された蓋体を有
し、 周知のカセットを前記カセット挿入口に挿入することに
より、該蓋体は前記トーションバネに抗して回動され、
前記カセットが充分に挿入された後には、前記蓋体が前
記トーションバネによって前記カセット挿入口を閉じ、
このカセットの排出の際には前記蓋体が前記トーション
バネに抗してモーターにより開蓋方向に回動されるよう
にした蓋体装置において、 前記トーションバネの前記蓋体に当たっている側の一部
に、前記した蓋体の回動により該蓋体が天部に当たるの
に先だって該天部に弾性的に当たるような変形部を設け
たことを特徴とする蓋体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22550194A JP2958606B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | Vtr等の蓋体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22550194A JP2958606B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | Vtr等の蓋体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0863951A JPH0863951A (ja) | 1996-03-08 |
JP2958606B2 true JP2958606B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=16830315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22550194A Expired - Lifetime JP2958606B2 (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | Vtr等の蓋体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2958606B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP22550194A patent/JP2958606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0863951A (ja) | 1996-03-08 |
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