JP2024055516A - 車両のドアハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】車外の音や雨水が車内に入り込んでしまうことを抑制することと、ドアハンドルの回動を円滑に行うこととの両立を図ることができる車両のドアハンドルを提供する。【解決手段】ドアハンドル1のヒンジ部12の外面12aを、当該ドアハンドル1の格納姿勢(基準姿勢)においてはドアのハンドル支持パネル26に設けられたシール材5に接触し、当該格納姿勢から展開姿勢に向けての回動に伴ってシール材5との間に隙間を生じる形状にする。このため、車外の音や雨水が車内に入り込んでしまうことを抑制することと、ドアハンドル1の回動を円滑に行うこととの両立を図ることができる。【選択図】図2

Description

本発明は車両のドアハンドルに係る。
従来、車両のドアハンドルとして、サイドドア(以下、単にドアという場合もある)に格納可能なものが知られている。この種のドアハンドルは、一般にフラッシュサーフェイスドアハンドルやポップアップドアハンドルと呼ばれている。この種のドアハンドルとして、特許文献1に開示されているように、当該ドアハンドルの長手方向における一方寄りの位置に配設されたヒンジ部によって鉛直軸周りに回動自在に支持されたタイプのものがある。この種のドアハンドルにあっては、人が乗車するに当たりドアの開放が必要なときには、ドアハンドルが鉛直軸周りにドア外側に回動する(例えばアクチュエータの作動によって回動する)ことで該ドアから突出された姿勢(以下、ポップアップ姿勢と呼ぶ)となり、ドアハンドルの把持が可能になる。そして、ドアハンドルを把持して更に回動させることによってドアハンドルが展開姿勢となる。
特開2022-20589号公報
図3(a)(b)は従来の一般的なドアハンドルaにおけるヒンジ部bの周辺を示す平面図である。図3(a)はドアハンドルaが格納姿勢にある状態を、図3(b)はドアハンドルaが展開姿勢にある状態をそれぞれ示している。これらの図に示すように、ドアハンドルaは、平面視の外面(ドア内部h側に向く面)が円弧形状とされたヒンジ部bを備え、該ヒンジ部bの中心(ヒンジ部bの外面の円弧の中心)が回動中心となって鉛直軸周りに回動自在となっている。また、ヒンジ部bからドア内部hに向けて連結部cが延在されており、この連結部cが、ドア内部hに収容された内機部(ドアのアンロックを行う作動部)に連結されている。図中におけるdは、内機部において連結部cに係合されている係合部である。このため、ドアアウタパネルeには、連結部cが挿通された状態で移動するための挿通開口fが形成されている。そして、車外の音や雨水が車内に入り込むことを抑制するために、挿通開口fの開口縁にはシール材gが設けられている。図3(a)(b)に示すようにヒンジ部bの外面とシール材gとの間に隙間を存在させた場合(ヒンジ部bの回動を円滑に行うべく隙間を存在させた場合)、車外の音や雨水が車内に入り込んでしまうことを抑制する効果が十分に得られない。この課題を解消するための手段として、図3(c)(d)に示すように(図3(c)はドアハンドルaが格納姿勢にある状態を、図3(d)はドアハンドルaが展開姿勢にある状態をそれぞれ示している)、ヒンジ部bの外面の形状に沿うシール材gを当該ヒンジ部bの外面に常時接触させて前記隙間を無くすようにする(完全シール構造とする)ことが考えられる。しかし、この構成の場合、ドアハンドルaの回動時には、ヒンジ部bの外面がシール材gに摺接することになり、シール材gから反力を受けることによって、ドアハンドルaの回動が円滑に行えない虞がある。例えば、ドアハンドルaがポップアップ姿勢となる前に停止(ポップアップ姿勢に達する前に回動が停止)してしまったり、回動に対する引っ掛かり(円滑な回動動作が行えない状態)が発生してしまったりする虞がある。尚、このような課題は、フラッシュサーフェイスドアハンドルに限らず、ドアに格納されない一般的なドアハンドルにおいても同様に生じる可能性がある。本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車外の音や雨水が車内に入り込んでしまうことを抑制することと、ドアハンドルの回動を円滑に行うこととの両立を図ることができる車両のドアハンドルを提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、ハンドル長手方向における一方寄りの位置に配設されたヒンジ部によってドアに支持されて、ドア側に回動された基準姿勢と前記ドアとは反対側に回動された展開姿勢との間で回動自在とされると共に、前記ドアに収容されている内機部に対し、当該ドアに設けられた挿通開口を通って連結された連結部を備えた車両のドアハンドルを前提とする。そして、この車両のドアハンドルは、前記ヒンジ部の外面が、前記基準姿勢において、前記挿通開口の開口縁に配設されたシール材に接触し、当該基準姿勢と前記展開姿勢との間での回動に伴って前記シール材との間に隙間を生じる形状となっていることを特徴とする。この特定事項により、ドアハンドルの基準姿勢にあっては、ヒンジ部の外面がシール材に接触することにより、ドアとドアハンドルとの間が良好にシールされて、車外の音や雨水が車内に入り込むことを抑制できる(ドアが閉鎖状態にある車両の走行中等において車外の音や雨水が車内に入り込むことを抑制できる)。また、人が乗車するに当たってのドアの開放時等において、ドアハンドルが基準姿勢と展開姿勢との間で回動する際には、ヒンジ部の外面とシール材との間に隙間が生じることになり、ヒンジ部の外面がシール材に摺接する状態を回避できる。このため、ドアハンドルの回動を円滑に行うことができる。
本発明ではドアハンドルが基準姿勢にある状態で車外の音や雨水が車内に入り込んでしまうことを抑制できドアハンドルの回動時には該回動動作を円滑に行うことができる。
図1(a)は実施形態に係るドアハンドルを備える車両の一部の側面図であり、図1(b)はドアハンドルの格納姿勢を示す斜視図であり、図1(c)はドアハンドルのポップアップ姿勢を示す斜視図であり、図1(d)は図1(a)におけるd-d線に沿った断面図である。 図2(a)はドアハンドルのヒンジ部およびシール材の分解斜視図であり、図2(b)はドアハンドルが格納姿勢にある際のヒンジ部周辺の平面図であり、図2(c)はドアハンドルが展開姿勢にある際のヒンジ部周辺の平面図である。 図3(a)は従来のドアハンドルが格納姿勢にある際のヒンジ部周辺の平面図であり、図3(b)は従来のドアハンドルが展開姿勢にある際のヒンジ部周辺の平面図であり、図3(c)は完全シール構造を採用したドアハンドルが格納姿勢にある際のヒンジ部周辺の平面図であり、図3(d)は完全シール構造を採用したドアハンドルが展開姿勢にある際のヒンジ部周辺の平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、車両のフロントサイドドア(以下、単にサイドドアまたはドアという)に設けられ、ハンドル長手方向(ドアの閉鎖状態およびドアハンドルの格納姿勢での車体前後方向)における前端寄りの位置に配設されたヒンジ部によって回動自在に支持されたドアハンドル(フラッシュサーフェイスドアハンドル)に本発明を適用した場合について説明する。
図1は、本実施形態に係るドアハンドル1を備える車両Vの一部の側面図である。この図1における矢印FRは車体前方向を示し、矢印UPは上方向を示している。後述する他の図面においても同様に、矢印FRは車体前方向を示し、矢印UPは上方向を示している。図1(a)に示すように、車両Vのサイドドア2には、該サイドドア2を開放操作する際に把持されるドアハンドル1が設けられている。尚、この図1(a)では、左側のサイドドア2を示しているが、右側のサイドドアも同様な構成(対称な構成)となっている。
ドアハンドル1は、樹脂製または金属製であって、長手方向における前端寄りの位置が鉛直軸周りに回動自在に支持されている。つまり、車両Vの走行時等にあっては、ドアハンドル1が鉛直軸周りにサイドドア2側に回動されていることで該サイドドア2に格納された格納姿勢(本発明でいう基準姿勢)となる。また、ドアの開放が必要なときには、ドアハンドル1が鉛直軸周りにサイドドア2とは反対側に回動することでサイドドア2から突出されたポップアップ姿勢となる。図1(b)はドアハンドル1の格納姿勢を示す斜視図である。また、図1(c)はドアハンドル1のポップアップ姿勢を示す斜視図である。また、図1(d)は、図1(a)におけるd-d線に沿った断面図であって、ドアハンドル1の格納姿勢を仮想線で示し、展開姿勢(ポップアップ姿勢から更に回動した姿勢)を実線で示している。図1(b)、および、図1(d)の仮想線に示すように、ドアハンドル1の格納姿勢では、該ドアハンドル1の外面31がサイドドア2の外面(ドアアウタパネル22の外面)21と略面一となって車両Vの意匠性や空力特性を高めるようになっている。そして、人が乗車するに当たりサイドドア2の開放が必要なときには、ドアハンドル1が鉛直軸周りにサイドドア2の外側に回動することで該サイドドア2から突出されたポップアップ姿勢となる。図1(c)に示すように、ドアハンドル1のポップアップ姿勢では、下側から該ドアハンドル1の内側空間に指を差し入れることでドアハンドル1の把持が可能となる(図1(c)において仮想線で示した手Hを参照)。このポップアップ姿勢にあるドアハンドル1を把持してサイドドア2を開放する際には、ドアハンドル1を手前(サイドドア2の開放側)に引くことにより、ポップアップ姿勢から更に所定角度だけ回動して展開姿勢となる。この場合、ドアハンドル1から手を離すと、図示しないスプリングの付勢力によってドアハンドル1はポップアップ姿勢に戻ることになる。
ドアハンドル1の格納姿勢とポップアップ姿勢との間での回動は、図示しないアクチュエータの作動によって行われる。このアクチュエータの作動は、例えばスマートキーの操作など種々の操作によって行うことが可能である。このアクチュエータの作動に伴ってドアハンドル1を回動させる機構については公知であるので、ここでの説明は省略する。
以下、ドアハンドル1の構成について具体的に説明する。図1(d)に示すように、ドアハンドル1は、操作時に把持されるハンドル本体部11、および、ハンドル本体部11の前端寄りの位置であってドア内部24に向かう側の面から膨出するように配設されたヒンジ部12を備えている。ハンドル本体部11は、側面視の形状が、ドアアウタパネル22に形成された凹陥部23(図1(c)を参照)の形状に合致した長円形状となっている。これにより、ドアハンドル1が格納姿勢にある状態では、ハンドル本体部11の外縁と、ドアアウタパネル22の凹陥部23の内縁とが近接した状態となることで、ハンドル本体部11の外面31とサイドドア2の外面21とが略面一になる(図1(b)を参照)。
ヒンジ部12は、平面視の外面12a(ドア内部24側に向く面)が円弧形状とされ(後述するシール材当接凸部6以外の領域が円弧形状とされ)、この円弧の中心位置が、略鉛直方向に沿って延在する回動軸13によって回動自在に支持されている。つまり、このヒンジ部12の中心(外面12aの円弧の中心位置)が回動中心となってドアハンドル1が鉛直軸周りに回動自在となっている。ヒンジ部12の外面12aには、ドア内部24に向けて突出する連結部14が設けられている。この連結部14が、ドア内部24に収容された図示しない内機部に連結されている。内機部は連結部14が係合する係合部4を備えており、ドアハンドル1の回動(ヒンジ部12の回動)に伴って連結部14が移動することにより、係合部4も移動し(図1(d)において実線で示す係合部4の位置および仮想線で示す係合部4の位置を参照)、これによって、サイドドア2のアンロック(ドアハンドル1が展開姿勢となることによるアンロック)が行われるようになっている。内機部の構成は周知であるため、ここでの説明は省略する。
サイドドア2に設けられたハンドル支持パネル26には、連結部14が挿通された状態で移動するための挿通開口25が形成されている。また、この挿通開口25の開口縁には、サイドドア2(ハンドル支持パネル26)とドアハンドル1(ヒンジ部12)との間をシールすることによって車外の音や雨水が車内に入り込むこと(サイドドア2の内部を経て車内に入り込むこと)を抑制するためのシール材5が設けられている。
図2(a)はドアハンドル1のヒンジ部12およびシール材5の分解斜視図である。図1(d)および図2(a)に示すように、ヒンジ部12には、シール材5に当接する機能部としてのシール材当接凸部6が設けられている。このシール材当接凸部6は、連結部14の外周囲を囲むと共に、正面視(ヒンジ部12の回動軸に対して直交する水平方向であって、連結部14の延在方向に沿う方向から見た形状)がシール材5の正面視の形状に合致した枠形状となっている。また、このシール材当接凸部6の表面61は、ドアハンドル1が格納姿勢にある状態から展開姿勢にある状態に向けて回動する回動方向(図2(a)における矢印Aを参照)の上流側から下流側に向かうに従って、外周側への突出寸法が大きくなる形状となっている。つまり、シール材当接凸部6の上面62および下面63の形状としては、前記回動方向(図2(a)における矢印A)に向かうに従って幅寸法(ヒンジ部12の径方向に沿う幅寸法)が次第に大きくなる形状となっている。
一方、シール材5は、ゴム等の弾性を有する材料で構成されており、ハンドル支持パネル26の挿通開口25の開口縁の形状に沿った枠形状の部材である。そして、このシール材5においてヒンジ部12に向かう端面51は、ヒンジ部12のシール材当接凸部6の表面61の形状に合致している。このため、このシール材5の端面51は、前記回動方向(図2(a)における矢印A)に向かうに従って、ヒンジ部12の回動中心からの距離(ヒンジ部12の径方向に沿った距離)が次第に大きくなる形状となっている。前述した如く前記シール材当接凸部6およびシール材5は共に枠形状であるが、これらの形状は必ずしも完全に一致した形状である必要はなく、ドアハンドル1が格納姿勢にある際に、シール材当接凸部6の表面61の枠形状における水平部分および鉛直部分に亘って連続して当該表面61がシール材5の端面51に当接する形状となっておればよい。
次に、本実施形態においてドアハンドル1が格納姿勢にある場合および該格納姿勢から回動する場合のそれぞれにおけるシール材当接凸部6の表面61とシール材5の端面51との位置関係について説明する。図2(b)はドアハンドル1が格納姿勢にある際のヒンジ部12周辺の平面図であり、図2(c)はドアハンドル1が展開姿勢にある際のヒンジ部12周辺の平面図である。図2(b)、および、図1(d)の仮想線に示すように、ドアハンドル1が格納姿勢にある状態では、シール材当接凸部6の表面61の全体がシール材5の端面51に当接しており、サイドドア2(ハンドル支持パネル26)とドアハンドル1(ヒンジ部12)との間が良好にシールされている。このため、サイドドア2が閉鎖状態にある車両の走行中等において車外の音や雨水が車内に入り込むことを抑制できる。一方、人が乗車するに当たってのサイドドア2の開放時等において、ドアハンドル1が格納姿勢と展開姿勢との間で回動する際には、シール材当接凸部6の表面61とシール材5の端面51との間に隙間が生じることになり(ドアハンドル1が展開姿勢にある図2(c)を参照)、ヒンジ部12の外面12aやシール材当接凸部6の表面61がシール材5の端面51に摺接する状態を回避できる。つまり、図2(b)に示すドアハンドル1の格納姿勢から、当該ドアハンドル1がポップアップ姿勢や展開姿勢に向けて回動を開始した場合、シール材当接凸部6において最も突出した部分(図2(b)におけるシール材当接凸部6の右端部分)は、シール材5から外れた(図2(b)における時計回り方向の下流側に外れた)位置に移動することになり、シール材5の端面51に対向するシール材当接凸部6の表面61は、当該シール材5の端面51から後退することになり(格納姿勢からの回動量が大きくなるに従って後退量が大きくなっていき)、これらシール材5の端面51とシール材当接凸部6の表面61との間には隙間が生じることになる。このため、シール材5から反力を受けることに起因する課題を解消することができる。例えばドアハンドル1がポップアップ姿勢となる前に停止(ポップアップ姿勢に達する前に回動が停止)してしまったり回動に対する引っ掛かり(円滑な回動動作が行えない状態)が発生してしまったりすることがなくなる。その結果、ドアハンドル1の回動を円滑に行うことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ドアハンドル1が格納姿勢にある状態で車外の音や雨水が車内に入り込んでしまうことを抑制でき、ドアハンドル1の回動時には該回動動作を円滑に行うことができる。このドアハンドル1の回動時には、シール材5の端面51とシール材当接凸部6の表面61との間に隙間が生じることになるが、このドアハンドル1の回動状態は、サイドドア2の閉鎖に伴ってドアハンドル1が格納姿勢となることで解消されるので、前記隙間が生じている時間は極端に短く(サイドドア2の開放操作時に限られる)、降雨時に雨水が車内に入り込んでしまうことは殆どない。また、サイドドア2の開放時には、車外の音が車内に入り込んでしまうことを抑制したいといった要求はないため、この開放期間においてシール材5の端面51とシール材当接凸部6の表面61との間に隙間が生じていてもは問題ない。
尚、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、車両のフロントサイドドア(運転席側のドアおよび助手席側のドア)2に備えられたドアハンドル1に本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、リヤサイドドア等に備えられたドアハンドルに対しても適用することが可能である。また、前記実施形態は、フラッシュサーフェイスドアハンドルに本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、フラッシュサーフェイスドアハンドル以外のドアハンドル(基準姿勢においてサイドドアの外面から所定寸法だけ突出したドアハンドル)に対しても適用が可能である。また、前記実施形態は、ハンドル長手方向における前端寄りの位置に配設されたヒンジ部12によって回動自在に支持されたドアハンドル1に対し、下側から内側空間に指を差し入れることで該ドアハンドル1の把持を可能とするものであった。本発明はこれに限らず、上側から内側空間に指を差し入れることでドアハンドルの把持を可能とするものや、ハンドル長手方向における後端寄りの位置に配設されたヒンジ部によって回動自在に支持されたドアハンドルに対しても適用が可能である。また、前記実施形態では、アクチュエータの作動によって格納姿勢とポップアップ姿勢との間で回動するドアハンドル1に本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、手動操作によって(人の手によって)格納姿勢とポップアップ姿勢(または展開姿勢)との間で回動するドアハンドル1に対して適用することも可能である。また、前記実施形態では、ドアアウタパネル22とは別部材であるハンドル支持パネル26に挿通開口25を形成していた。本発明はこれに限らず、ハンドル支持パネル26を備えさせることなく、ドアアウタパネル22に、ドアハンドル1を格納する空間を形成すると共に、該ドアアウタパネル22に挿通開口25を形成する構成としてもよい。
本発明は、車両のフラッシュサーフェイスドアハンドルに適用可能である。
1…ドアハンドル 2…サイドドア(ドア) 12…ヒンジ部 12a…外面
14…連結部 25…挿通開口 5…シール材 V…車両

Claims (1)

  1. ハンドル長手方向における一方寄りの位置に配設されたヒンジ部によってドアに支持されて、ドア側に回動された基準姿勢と前記ドアとは反対側に回動された展開姿勢との間で回動自在とされると共に、前記ドアに収容されている内機部に対し、当該ドアに設けられた挿通開口を通って連結された連結部を備えた車両のドアハンドルにおいて、
    前記ヒンジ部の外面は、前記基準姿勢において、前記挿通開口の開口縁に配設されたシール材に接触し、当該基準姿勢と前記展開姿勢との間での回動に伴って前記シール材との間に隙間を生じる形状となっていることを特徴とする車両のドアハンドル。
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