JP2958308B1 - インターリーブ解除装置 - Google Patents

インターリーブ解除装置

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JP2958308B1 JP10196342A JP19634298A JP2958308B1 JP 2958308 B1 JP2958308 B1 JP 2958308B1 JP 10196342 A JP10196342 A JP 10196342A JP 19634298 A JP19634298 A JP 19634298A JP 2958308 B1 JP2958308 B1 JP 2958308B1
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Abstract

【要約】 【課題】 周波数インターリーブメモリおよび出力バッ
ファを不要とし、従来例に比較して安価なインターリー
ブ解除装置を提供する。 【解決手段】 記憶装置40からデータを読み出す際に
時間インターリーブおよび周波数インターリーブを同時
に解除することにより、周波数インターリーブメモリを
不要とし、さらに、データ読み出し要求信号を受けてデ
ータを出力する構成により、出力バッファを不要とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル伝送デ
ータに施されたインターリーブを解除する装置、特に、
複数種類のインターリーブを同時に解除するインターリ
ーブ解除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、放送技術のディジタル化が急速に
進められており、例えば、OFDM(直交周波数分割多
重)と呼ばれる伝送方式を採用した地上波ディジタルオ
ーディオ放送が実用化されている。このような放送方式
では、(1)オーディオ信号は、誤り訂正符号を付加さ
れた上で符号化され、(2)符号化されたデータは、所
定長さのブロック(一般にフレームと称される)に分割
され、(3)各フレームは、複数個のOFDMシンボル
から構成されるというものが一般的であり、これらに加
えて、(4)フレーム間でのデータの並べ替え(時間イ
ンターリーブ)および(5)シンボル内での副搬送波の
順序の入れ替え(周波数インターリーブ)の処理が行な
われている。(4)、(5)の2種類のインターリーブ
と誤り訂正とを組み合わせることによって、時間軸上お
よび周波数軸上で連続しているデータが部分的に欠落し
た場合でも、元のオーディオ信号をほぼ復元できるよう
になる。
【0003】放送を受信する際に、高層ビルや山からの
反射波が存在すると、伝送路の周波数特性が平坦でなく
なり、マルチパス干渉と呼ばれる受信品質の劣化を引き
起こす場合がある。この場合は、周波数軸上において連
続する副搬送波の受信電力が同時に落ち込む(周波数選
択性フェージング)ため、周波数インターリーブを行わ
ない場合には、データがバースト的に誤ることになり、
誤り訂正符号の効果が期待できない。また、自動車など
で移動しながら受信する場合には、エンジンの点火プラ
グなどのインパルス性の雑音や、瞬間的な電界強度の低
下が発生する可能性がある。これらの影響を回避するた
めには、時間軸上においてもインターリーブを行う必要
がある。
【0004】上記した理由から、OFDM方式を用いる
ディジタル放送では、時間・周波数インターリーブが不
可欠であり、受信機には、これらのインターリーブを解
除する機能を備える必要がある。例えば、特開平8-3169
33号公報「複数の被変調搬送波を含む送信信号を受信す
る受信機」、特表平9-509818号公報「低速メモリによる
インタリービング」、および特表平9-509819号公報「一
つのメモリのインタリーブ解除および緩衝」では、ディ
ジタルオーディオ放送(以下DABと略す)用受信装置
の構成(何れも同一の構成)が開示されており、時間及
び周波数インターリーブを解除する機能を備えている。
【0005】特表平9-509819号公報(該公報の図2を参
照)では、復調器DEMの出力を復調器出力バッファD
OBに書き込む際に、周波数インターリーブが解除さ
れ、データは時間デインターリーブメモリの第1セクシ
ョンTDM(1)に一旦書き込まれる。周波数インター
リーブが解除されたデータは、復調器出力バッファDO
Bを再度経由して、時間デインターリーブメモリ第2セ
クションTDM(2)に書き込まれ、この際に時間イン
ターリーブが解除される。こうして時間・周波数インタ
ーリーブが解除されたデータは、デインターリーバ出力
バッファIOBに転送された後、さらにヴィタビデコー
ダDECに入力され、誤り訂正が行われる。
【0006】一般に、直列データに対してインターリー
ブ操作を実行すると遅延が生じる。インターリーブを解
除するためには、この遅延時間以上のデータを一時記憶
する装置が必要である。記憶装置とは一般にDRAM、
SRAM、レジスタ等の半導体メモリであって、上記D
AB用受信装置の例では、周波数インターリーブを解除
するための復調器出力バッファDOB、および時間イン
ターリーブを解除するための時間デインターリーブメモ
リの第1セクションTDM(1)が、この記憶装置にあ
たる。時間インターリーブは周波数インターリーブに比
べるとインターリーブ固有の遅延がはるかに大きいた
め、それぞれの記憶容量はDOBが 12 kbitであるのに
対し、TDMは 1,024 kbit となっている( 1 kbit =
1,024 bit)。但し、時間デインターリーブメモリTD
Mの記憶容量は、DAB信号に多重化されている複数の
サービスのうち、一部のサービスのみ復号することを前
提として制限されている。
【0007】さらに、インターリーブ解除後の出力デー
タレート(出力速度)と、誤り訂正器の入力データレー
トが一致しない場合には、両者の整合を図るためにバッ
ファと呼ばれる記憶装置(通常はメモリ)が必要とな
る。誤り訂正符号化の方法によっては、誤り訂正器はデ
ータを間欠的に読み出すものがあり、一般に両者のデー
タレートは一致しない。上記DAB用受信装置の例で
は、時間デインターリーブメモリ第2セクションTDM
(2)、およびデインターリーバ出力バッファIOBに
よってデータレートの整合を果たしている。
【0008】上記のような装置では、高速かつ複雑な処
理が求められるため、汎用のプロセッサを用いて実現す
るのは容易ではなく、専用の信号処理LSI(大規模集
積回路)によって処理を行うのが一般的である。しか
し、現時点では、時間デインターリーブメモリのような
大容量のメモリを信号処理LSIに混載するのは経済的
な理由から好ましくないため、一般に上記のようなイン
ターリーブ解除装置は、専用信号処理LSIに汎用の外
付け大容量メモリを追加して構成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したDAB用受信
装置の例では、周波数インターリーブと時間インターリ
ーブを別個に解除する構成を取っているため、それぞれ
に解除用のメモリが必要となっている。ここで、周波数
インターリーブ用メモリと出力バッファを信号処理LS
Iに内蔵した場合、一般にメモリはチップ上で大きな面
積を占めるために、LSIの製造コストが増大する。ま
た、LSIに内蔵しない場合でも、外部メモリが別途必
要となり、受信装置の価格を上昇させることになる。
【0010】実際には、単一の外部メモリで周波数・時
間双方に施されたインターリーブを解除することも可能
である。例えば、メモリ上で周波数インターリーブが解
かれた形でデータが配列されるようにデータを書き込
み、データを読み出す際に時間インターリーブを解く、
という構成が考えられる。しかし、この構成を取った場
合には、書き込み時・読み出し時の双方でメモリのラン
ダムな番地にアクセスすることになるため、入出力デー
タレートが高くなった場合、ランダムリード・ランダム
ライト時間の長いDRAMでは処理速度が追いつかなく
なる。
【0011】この処理速度について、欧州で放送されて
いるDAB信号を受信する装置を例として考えてみる。
まず欧州DABの規格では、原符号の符号化率は最小 1
/4である。誤り訂正後に 1.536 Mbps の出力データレー
トを得るためには、インターリーブ解除後でその4倍の
6.144 MHzの出力データレートが必要である。また、入
力データレートは 4.096 MHzであり、入出力データレー
トの平均値は 5.12 MHz である。
【0012】一方、アクセス時間 60 nsの標準的なDR
AMのランダムリード・ランダムライトサイクル時間は
110 ns であり、1回のランダムリード・ランダムライ
トのみで 1/220 ns を要するので、即ち 4.545 MHz以上
の平均入出力データレートを得ることは出来ない。6.14
4 MHz の出力データレートを得るためには、出力データ
をバッファ(即ち容量の大きなメモリ)に貯めてから出
力するか、DRAMに代えて高速にランダムアクセス可
能なSRAM等を用いる必要がある。しかし、バッファ
を使用することはLSIの製造コストを増大させ、SR
AMはDRAMに比較してビットあたり単価が高いとい
う課題がある。
【0013】上記課題に鑑み、本発明の目的は、周波数
インターリーブメモリ、および出力バッファが不要で、
安価なインターリーブ解除装置を提供することである。
また本発明の別の目的は、外部メモリとして安価なDR
AMを用いつつ、高い出力データレートを実現すること
が可能なインターリーブ解除装置を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のインターリーブ解除装置は、原フレームに
対してフレーム間インターリーブを実行して中間フレー
ムを形成し、前記中間フレームに含まれる少なくとも1
つのデータセグメントに対してセグメント内インターリ
ーブを実行することによって得られた伝送フレームを入
力して、前記伝送フレームに施されたインターリーブを
解除して出力する装置であって、記憶手段と、前記伝送
フレームを入力して前記記憶手段に書き込むデータ書き
込み手段と、前記記憶手段からデータを読み出す際に、
前記フレーム間インターリーブ及び前記セグメント内イ
ンターリーブを同時に解除して、データを出力するデー
タ読み出し手段と備えている。
【0015】1実施形態では、データ書き込み手段は、
伝送フレームのデータ数を計数するデータカウンタと、
伝送フレーム数を計数するフレームカウンタと、前記フ
レームカウンタの値から、前記記憶手段内において前記
伝送フレームの先頭のデータが格納されるアドレスを生
成する第1のフレーム先頭アドレス生成器と、前記デー
タカウンタの値と、前記第1のフレーム先頭アドレス生
成器の出力値の和を求めて、前記記憶手段のアドレスと
して出力する第1の加算器とを備える。
【0016】1実施形態では、データ読み出し手段は、
データ読み出し要求の回数を計数するカウンタと、前記
カウンタの値と、前記データ書き込み手段の前記フレー
ムカウンタの値から、前記記憶手段内において前記伝送
フレームの先頭のデータが格納されているアドレスを生
成する第2のフレーム先頭アドレス生成器と、セグメン
ト内インターリーブの並べ替え規則を記憶したROM
と、所望の出力データが属するデータセグメントを算出
する第1の演算器と、前記ROMを用いて、所望の出力
データに対する前記データセグメント内での相対位置を
算出する第2の演算器と、前記第2のフレーム先頭アド
レス生成器と、前記第1の演算器及び前記第2の演算器
の出力値の和を求めて、前記記憶手段のアドレスとして
出力する第2の加算器とを備えている。
【0017】本発明のインターリーブ解除装置は、原フ
レームに対してフレーム間インターリーブを実行して中
間フレームを形成し、前記中間フレームに含まれる少な
くとも1つのデータセグメントに対してセグメント内イ
ンターリーブを実行することによって得られた伝送フレ
ームを入力して、前記伝送フレームに施されたインター
リーブを解除して出力する装置であって、記憶手段と、
前記記憶手段にデータを書き込む際に、前記フレーム間
インターリーブ及び前記セグメント内インターリーブを
同時に解除して、データを前記記憶手段に書き込むデー
タ書き込み手段と、前記記憶手段からデータを読み出し
て出力するデータ読み出し手段とを備えている。
【0018】本発明のインターリーブ解除装置は、少な
くとも1つのチャンネルから構成される原フレームに対
してフレーム間インターリーブを実行して、前記チャン
ネルを所定のチャンネル開始位置から割り付けて多重化
した中間フレームを形成し、前記中間フレームに含まれ
る少なくとも1つのデータセグメントに対してセグメン
ト内インターリーブを実行することによって得られた伝
送フレームを入力して、前記伝送フレームに施されたイ
ンターリーブを解除して出力する装置であって、記憶手
段と、前記伝送フレームを前記記憶手段に書き込むデー
タ書き込み手段と、前記記憶手段からデータを読み出す
際に、前記チャンネル開始位置を指定されると、前記チ
ャンネル開始位置を参照し、前記チャンネルのデータに
対する前記フレーム間インターリーブおよび前記セグメ
ント内インターリーブを同時に解除して、該チャンネル
のデータを出力するデータ読み出し手段とを備えてい
る。
【0019】1実施形態では、データ読み出し手段は、
チャンネル開始位置を記憶するレジスタと、データ読み
出し要求の回数を計数するカウンタと、前記レジスタ、
及び前記カウンタの値から、前記記憶手段内におけるデ
ータの記憶位置を算出する演算手段とを備えている。
【0020】1実施形態では、前記データ読み出し手段
は、前記記憶手段からデータを読み出す際に、前記原フ
レームにおけるチャンネル多重化構成が変更されたこと
を示すチャンネル多重化構成変更信号を入力したときに
は、該変更信号の入力前の旧チャンネル開始位置及び該
変更信号の入力以後の新チャンネル開始位置を参照し、
前記チャンネルのデータに対する前記フレーム間インタ
ーリーブ及び前記セグメント内インターリーブを同時に
解除して、該チャンネルのデータを出力する。
【0021】1実施形態では、データ読み出し手段は、
前記新旧のチャンネル開始位置を記憶し、前記チャンネ
ル多重化構成変更信号に応答して、前記新旧のチャンネ
ル開始位置を共に更新するレジスタと、データ読み出し
要求の回数を計数する第1のカウンタと、前記チャンネ
ル多重化構成変更信号を受けて初期化され、前記伝送フ
レームの数を計数する第2のカウンタと、前記レジスタ
と、前記第1のカウンタ、および前記第2のカウンタの
値から、前記記憶手段内におけるデータの記憶位置を算
出する演算手段とを備えている。
【0022】1実施形態では、前記伝送フレームは、前
記中間フレームの段階で、前記フレーム間インターリー
ブが実行されたデータセグメントと、前記フレーム間イ
ンターリーブが実行されなかったデータセグメントを含
み、前記データ書き込み手段は、前記フレーム間インタ
ーリーブが実行された前記データセグメントと、前記フ
レーム間インターリーブが実行された前記データセグメ
ントを前記記憶手段の異なる記憶場所に書き込み、前記
データ読み出し手段は、前記記憶手段からデータを読み
出す際に、前記フレーム間インターリーブが実行された
前記データセグメントに対しては、前記フレーム間イン
ターリーブ及び前記セグメント内インターリーブを同時
に解除して、データを出力し、前記フレーム間インター
リーブが実行されなかったデータセグメントに対して
は、前記セグメント内インターリーブを解除して、デー
タを出力する。
【0023】1実施形態では、前記データセグメント
は、直交周波数分割多重を構成する1つまたは複数個の
シンボルに含まれる副搬送波によって伝送され、前記伝
送フレームは、前記直交周波数分割多重を構成する複数
個の前記シンボルによって構成される。
【0024】1実施形態では、前記記憶手段は、高速ペ
ージモードを有するDRAMであり、前記データ書き込
み手段は、前記伝送フレーム内で連続する少なくとも2
つのデータを前記DRAMの連続したアドレスに高速ペ
ージモードで書き込む。
【0025】1実施形態では、前記データセグメント
は、直交周波数分割多重を構成する1つまたは複数個の
シンボルに含まれる副搬送波によって伝送され、前記直
交周波数分割多重を構成する前記シンボルには、ガード
インターバルが付加され、前記伝送フレームは、前記直
交周波数分割多重を構成する複数個の前記シンボルによ
って構成され、前段に、直交周波数分割多重復調器が接
続され、前記ガードインターバル期間中に、前記DRA
Mのリフレッシュ動作を実行する。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)まず、本発明
の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明す
る。
【0027】図1Aは、本発明の第1の実施形態に係る
インターリーブ解除装置の構成を示すブロック図であ
る。図1Bは、図1Aのインターリーブ解除装置におけ
るデータ書き込み装置10の内部構成を示すブロック図
であり、図1Cは、図1Aのインターリーブ解除装置に
おけるデータ読み出し装置20の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【0028】図1Aにおいて、インターリーブ解除装置
1は、データ書き込み装置10、データ読み出し装置2
0、および記憶装置40を備える。記憶装置40は、書
き込みポートおよび読み出しポートを有する1Mワード
の2ポートSRAMである。
【0029】図2は、図1Aの装置が処理する伝送フレ
ームの一例を示す図である。図2において、データ数 5
7,600 からなる伝送フレームは、75のデータセグメント
に分割され、各データセグメントは、768 個のデータか
ら構成される。1つのデータは、例えば 4 bitで表され
ているものとする。1つのデータセグメントは、QPS
K変調された 384の副搬送波からなるOFDMシンボル
によって伝送され、復調後、本インターリーブ解除装置
に入力されるものとする。
【0030】図示の通り、(復調後の)伝送フレームに
は、フレーム間インターリーブ(時間インターリーブ)
およびセグメント内インターリーブ(周波数インターリ
ーブ)が施されており、これらは時間軸および周波数軸
上のインターリーブに相当する。
【0031】フレーム間インターリーブにおいては、複
数フレームの間で、それぞれのデータを相互に入れ替え
る。例えば、第0中間フレームにおいて、a(-8,1)
は、-8番目の原フレームにおける1番目のデータを表
す。
【0032】また、セグメント内インターリーブにおい
ては、中間フレームの各セグメント毎に、セグメント内
の各データの順序を入れ替える。
【0033】次に、上記インターリーブの規則につい
て、詳しく説明する。
【0034】まず、第L原フレームに属するk番目のデ
ータを a( L , k )、フレーム間インターリーブ後の第
L中間フレームのk番目のデータを b( L , k ) と表す
と、両者の間には式1の関係が成り立つ。
【0035】 b( L , k ) = a( L - g[ R( k , 16 ) ] , k ) ……(1) 但し、R( m , r )は整数mを自然数rで割った時の剰余
を表し、g(n)は式2で定義される関数である。この関数
g(n) は、フレーム間インターリーブの規則を表すもの
である。
【0036】 g(0) = 0; g(1) = 8; g(2) = 4; g(3) = 12; g(4) = 2; g(5) = 10; g(6) = 6; g(7) = 14; g(8) = 1; g(9) = 9; g(10) = 5; g(11) = 13; g(12) = 3; g(13) = 11; g(14) = 7; g(15) = 15; ……(2) さらに、セグメント内インターリーブ後の第L伝送フレ
ームのk番目のデータを c( L , k ) と表すと、b( L ,
k )との間には式3の関係が成り立つ。
【0037】 c( L , k ) = b( L , 768・Q( k , 768 ) + f[ R( k , 768 ) ] ) …(3) 但し、Q( m , r )は整数mを自然数rで割った時の商を
表し、f(n)は0以上767以下の整数を定義域および値
域とする1対1の関数である。関数 f(n) はセグメント
内インターリーブの規則を表すものであるが、インター
リーブ解除装置の動作を理解する上で、この関数につい
て詳述する必要はない。
【0038】図2では、第0原フレーム、および第0中
間フレーム内の詳細なデータも併せて示している。図3
では、第0中間フレームから第15中間フレームの詳細
なデータを示しており、特に、第0原フレームに属する
データは斜線で示している。上記した伝送フレームは、
欧州DABのモード2と呼ばれる方式の伝送フレームに
類似している。
【0039】伝送フレームがインターリーブ解除装置1
に入力されると、データ書き込み装置10は、記憶装置
40の書き込みポートに対するアドレスを生成し、伝送
フレームのデータを連続するアドレスに順次書き込んで
行く。図4は記憶装置40のメモリマップを示す図であ
り、伝送フレームを格納する17個の区画(F0〜F1
6)をメモリ上に設けている。伝送フレームは、上記の
区画に17フレーム周期で巡回的に格納される。即ち、
第0フレーム〜第16フレームが区画F0〜F16まで
格納された後、第17フレームは再び区画F0に格納さ
れる。
【0040】図1Bに示す様に、データ書き込み装置1
0は、上記した機能を実現するために、データカウンタ
101、フレームカウンタ102、フレーム先頭アドレ
ス生成器103、および加算器104から構成される。
データカウンタ101は伝送フレームのデータを計数す
る 57,600 進カウンタであり、計数値が 57,599 に到達
するとフレームカウンタ102を歩進させる。フレーム
カウンタ102は、17進カウンタである。フレーム先
頭アドレス生成器103は、フレームカウンタ102の
値に 57,600 を乗じた値を生成する。加算器104は、
データカウンタ101の値と、フレーム先頭アドレス生
成器103の出力値の和を求める。加算器104の出力
をアドレスとすることにより、伝送フレームはRAM上
の区画に巡回的に格納される。
【0041】図4に示す様に、伝送フレームが区画F0
に書き込まれる間、データの読み出しは区画F1〜F1
6に対して行われる。この時点では、最新のフレームは
区画F16に、最古のフレームは区画F1に格納されて
いる。次の伝送フレームが区画F1に書き込まれると、
データの読み出しは区画F2〜F16、および区画F0
に対して行われ、この時点では最新のフレームはF0、
最古のフレームはF2に格納されている。このようにし
て、データを読み出す区画もフレーム毎に巡回させ、書
き込みと読み出しの衝突が発生しないようにする。
【0042】図1Cに示す様に、データ読み出し装置2
0は、上記した機能を実現するために、カウンタ20
1、第1の演算器202、フレーム先頭アドレス生成器
203、第2の演算器204、第3の演算器205、R
OM206、および加算器207から構成される。カウ
ンタ201は、各データ毎に、外部からデータ読み出し
要求信号を受けて、データの読み出し要求の回数mを計
数する。第1の演算器202は、カウンタ201の下位
4bit(=n)を入力として関数値 g(n) を出力する
もので、関数の性質から入力値のビット反転を行うだけ
でよい。
【0043】ここで、先に述べた様に第L原フレームに
属するk番目のデータa( L , k )、式(2)に示す第L
中間フレームのk番目のデータb( L , k )、及び式
(3)に示す第L伝送フレームのk番目のデータ c( L
, k )の定義から逆算すると、式4の関係が成立してい
る。
【0044】 a( L , p ) = c( L + g[ R( p, 16 ) ] , 768・Q( p , 768 ) + h[ R( p , 768 ) ] ) ……(4) 但し、関数 h(n) は f(n) の逆関数である。
【0045】現時点において、第L伝送フレームが第 F
c 区画に書き込まれている(即ち、フレームカウンタ1
02の値 = Fc )、とすると、第 Fc 区画以外の区画か
ら、第(L−16)原フレームを読み出すことが可能で
ある。上記したようなデータ書き込み方法と式4から、
第(L−16)原フレームのm番目のデータは、式5か
ら求められる位置の区画に格納されており、区画内での
相対的な位置は式6で求められる。このデータをm回目
の読み出し要求に対する出力とする。 R( ( Fc - 16 ) + g[ R( m, 16 ) ] , 17 ) ……(5) 768・Q( m , 768 ) + h[ R( m , 768 ) ] ……(6)
【0046】フレーム先頭アドレス生成器203は、フ
レームカウンタ102の値 Fc 、および第1の演算器2
02の出力 g[ R( m, 16 ) ]から式5の値を求め、これ
に57600を乗じた値を生成する。第2の演算器204は
式6の第1項を算出する。第3の演算器205は式6の
第2項の関数 hの引数 R( m , 768 ) を算出する。RO
M206は、第3の演算器205が算出した値をアドレ
ス入力として、関数値h[ R( m , 768 ) ]を出力する。
加算器207は、フレーム先頭アドレス生成器203、
第2の演算器204、およびROM206の出力値の和
を求める。加算器207の出力をアドレスとすることに
より、m回目の読み出し要求に対して、第(L−16)
原フレームのm番目のデータが出力される。
【0047】上記の様に、本実施形態のインターリーブ
解除装置では、記憶装置からデータを読み出す際に時間
インターリーブおよび周波数インターリーブを同時に解
除することにより、周波数インターリーブメモリを不要
とし、さらに、データ読み出し要求信号を受けてデータ
を出力する構成により、出力バッファを不要としてい
る。これらの効果により、従来例に比較して、メモリ
(SRAM)容量を小さくすることができ、安価な装置
を提供することが可能となる。
【0048】なお、本実施形態では、データ書き込み装
置およびデータ読み出し装置を専用回路によって構成し
たが、必ずしもこの構成に限定されるものではない。例
えば、汎用のプロセッサを用いて同等の機能を実現する
ことも原理的に可能である。また、記憶装置には2ポー
トを有するSRAMを使用したが、例えば読み出しと書
き込みを時分割で実行させる制御回路等を付加すること
により、記憶装置を1ポートのSRAMやDRAMに代
えることも可能である。また、伝送フレームの伝送方式
はOFDMとしたが、他の伝送方式を用いてもよく、伝
送フレームの構成も本実施形態のように限定されるもの
ではない。
【0049】さらに、本実施形態ではデータを読み出す
際にインターリーブを解除する構成としたが、反対に、
書き込み時にインターリーブを解除し、読み出し時に連
続したアドレスからデータが読み出されるようにデータ
を書き込んでも良く、これによって同等の効果が得られ
ることは言うまでもない。
【0050】例えば、図5に示す様に、データ書き込み
装置10Aは、伝送フレームを入力すると、該伝送フレ
ームの各データ毎に、式5Aから求められる位置の区画
における式6Aから求めれる該区画内での相対的な位置
に対応する記憶装置40のアドレスを生成し、このアド
レスに第L伝送フレームのk番目のデータを記憶する。
これによって、原フレームの各データが記憶装置40内
に配列される。データ読み出し装置20Aは、記憶装置
40の第Fc区画から原フレームの各データを順次読み
出すだけで良い。
【0051】 R( ( Fc + 16 ) - g[ R( k, 16 ) ] , 17 ) ……(5A) 768・Q( k , 768 ) + h[ R( k , 768 ) ] ……(6A)
【0052】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0053】図6は、本発明の第2の実施形態に係るイ
ンターリーブ解除装置におけるデータ読み出し装置20
Bの構成を示すブロック図である。本実施形態のインタ
ーリーブ解除装置は、図1Aに示すインターリーブ解除
装置1におけるデータ読み出し装置20を図6のデータ
読み出し装置20Bに代えたものであり、これ以外の部
分は図1の装置と同一である。このため、ここでは、デ
ータ読み出し装置20及び記憶装置40の説明を省略す
る。
【0054】図7は、本実施形態のインターリーブ解除
装置が処理する伝送フレームの一例を示す図である。図
7において、データ数 57,600 からなる中間フレーム
は、900 のデータユニットに区分され、1データユニッ
トは、64データから成る。中間フレームには、4つのチ
ャンネルが多重化されている。それぞれのチャンネルは
連続するデータユニットを占め、例えば第3チャンネル
は第 476データユニット〜第 615データユニットの14
0データユニットを占めている。各チャンネルには、第
1の実施形態と同じ規則でフレーム間インターリーブが
施されている。第1の実施形態と同様に、中間フレーム
は 75 のデータセグメントに分割され、セグメント内イ
ンターリーブが施されて伝送フレームを構成する。その
結果、図7に示すように、S39からS51までの 13
データセグメントが、第3チャンネルのデータを含むこ
とになる。
【0055】この様な構成の各伝送フレームは、第1の
実施形態と同様の手順で、図1のデータ読み出し装置2
0によって記憶装置40に記憶される。
【0056】この後、本実施形態のデータ読み出し装置
21Bは、上記伝送フレームおよびチャンネルに施され
たインターリーブを解除する。本実施形態のデータ読み
出し装置21は、図6に示す様に、カウンタ211、レ
ジスタ212、および演算手段22から構成される。な
お、演算手段22の構成要素のうち、第1の実施形態と
同一のものは、同一の符号を記してその説明を省略す
る。
【0057】データ読み出し装置21Bにおいて、カウ
ンタ211は、データ読み出し要求信号を受けて、読み
出し要求の回数mを計数する。ただし、mは、第3チャ
ンネルの各データを巡回して計数するために、0〜8959
を巡回するものとする。
【0058】レジスタ212は、外部から指定されたチ
ャンネル開始位置を記憶するもので、例えば上記伝送フ
レームの第3チャンネルを選択する場合には、チャンネ
ル開始位置として先頭のデータユニット番号 Un = 476
を記憶する。
【0059】シフタ213は、1データユニットが64
データからなるので、レジスタ212の出力数値 Un を
6 bit左シフトして 64 倍の値( 64Un )に変換する。
第2の加算器214は、カウンタ211とシフタ213
の出力値の和( 64Un + m )を求める。以降、この値を
演算器202、204、および205の入力として、第
1の実施形態と同一の処理を行えば、インターリーブ解
除装置から第3チャンネルのデータが(インターリーブ
解除されて)出力される。
【0060】このように本実施形態のインターリーブ解
除装置では、伝送フレームに多重化されたチャンネルの
うち1つを選択してインターリーブ解除する機構を備え
ている。選択されないチャンネルに対しては、データの
読み出しおよびインターリーブ解除動作を実行せず、デ
ータ読み出し装置21の回路動作を停止させることがで
きる。これにより、第1の実施形態のインターリーブ解
除装置に比較して回路の消費電力を大幅に低減させるこ
とが可能となる。
【0061】なお、本実施形態ではデータ読み出し装置
を専用回路によって構成したが、これに限定されるもの
ではない。同様に、記憶装置および伝送フレームの伝送
方式も、本実施形態のように限定されるものではない。
【0062】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0063】図8は、本発明の第3の実施形態に係るイ
ンターリーブ解除装置におけるデータ読み出し装置20
Cの構成を示すブロック図である。本実施形態のインタ
ーリーブ解除装置は、図1Aに示すデータ読み出し装置
20を図8のデータ読み出し装置20Cに代えたもので
あり、これ以外の部分は図1の装置と同一である。この
ため、ここでは、データ読み出し装置20及び記憶装置
40の説明を省略する。
【0064】図9は、本実施形態のインターリーブ解除
装置が処理する伝送フレームの一例を示す図である。図
9において、原フレームからフレーム間インターリーブ
を経て中間フレームを生成する過程は、図7に示す生成
過程と同じであるが、途中のフレーム(図9では第 n +
15 中間フレーム)から、チャンネル多重化の構成が変
化している。例えば第3チャンネルは、当初第 476デー
タユニット〜第 615データユニットを占めているが、多
重化構成変更後は第 336データユニット〜第 475データ
ユニットを占めるようになる。また多重化構成変更後
は、中間フレームに新しいチャンネル(第5チャンネ
ル)が追加されている。中間フレームからセグメント内
インターリーブを経て伝送フレームを生成する課程は、
第2の実施形態と全く同一であり、その説明を省略す
る。
【0065】各チャンネルには、図3に示したようなフ
レーム間インターリーブが施されている。インターリー
ブ解除の対象となる16フレームの途中で、多重化構成
に変更があった場合は、1つのチャンネルについて、異
なる2つのチャンネル開始位置が一時的に発生するの
で、各データ毎に、異なる2つのチャンネル開始位置を
使用して記憶装置40のアドレスの算出を行う必要があ
る。つまり、多重化構成を変更する前にフレーム間イン
ターリーブが既に施されたデータについては、旧チャン
ネル開始位置に基づいて記憶装置40のアドレスの算出
をせねばならず、また多重化構成を変更した後にフレー
ム間インターリーブが施されたデータについては、新チ
ャンネル開始位置に基づいて記憶装置40のアドレスの
算出をせねばならない。
【0066】チャンネルに施された上記インターリーブ
を解除するため、本実施形態のデータ読み出し装置23
は、図8に示す様に、第1のカウンタ211、第2のカ
ウンタ221、2個のレジスタ223、および演算手段
24から構成される。なお、演算手段24の構成要素の
うち、第2の実施形態と同一のものは、同一の符号を記
してその説明を省略する。
【0067】第1のカウンタ211は、図6のカウンタ
211と同様に、データ読み出し要求信号を受けて、読
み出し要求の回数mを計数する。カウンタ値mは、選択
されたチャンネルの第m番目のデータに関連づけられ
る。
【0068】第2のカウンタ221は、チャンネル多重
化構成変更信号が入力されるとその値が15に初期化さ
れ、以降伝送フレーム毎にデクリメントして値が0にな
ると停止する。伝送フレーム毎に第2のカウンタ221
を歩進させるために、例えば伝送フレームの境界でパル
スが発生するような信号を外部から与える。この第2の
カウンタ221の初期化並びに動作開始から停止までの
期間は、1つのチャンネルについて、異なる2つのチャ
ンネル開始位置が発生してから、1つのチャンネル開始
位置となるまでの期間である。
【0069】2個のレジスタ223はシフトレジスタを
構成しており、新旧のチャンネル開始位置を記憶する。
これらのシフトレジスタは、チャンネル多重化構成変更
信号が入力されると、新チャンネル開始位置を取り込む
と共に、旧データチャンネル開始位置を次段にシフト
し、新旧のチャンネル開始位置を共に更新する。
【0070】第1のカウンタ値m、および第2のカウン
タ値Cは比較器222に入力され、その出力はセレクタ
224を制御する。セレクタ224は、式7が成立する
場合は新しいチャンネル開始位置、成立しない場合は古
いチャンネル開始位置の値を選択して、シフタ213に
与える。以降の処理は第2の実施形態と同一である。 C ≦ g[ R( m , 16 ) ] ……(7) チャンネル多重化構成変更信号が入力された直後、第2
のカウンタ値は C = 15 である。式4から分かるよう
に、式7の右辺が15となるmに対して、第m番目のデ
ータは、最新のフレームに属している。このデータに対
しては、新しいチャンネル開始位置が適用される。その
他の最新でない15フレームに属するデータに対して
は、古いチャンネル開始位置が適用される。
【0071】次のフレーム処理に移ると C = 14 となっ
て、式7の右辺が14もしくは15となる場合、即ちデ
ータが最新のフレームと2番目に新しいフレームに属す
る場合に、新しいチャンネル開始位置が適用される。残
りの14フレームに属するデータに対しては、依然とし
て古いチャンネル開始位置が適用される。以下、フレー
ム毎に新しいチャンネル開始位置の適用を受けるデータ
の数は増え、第2のカウンタ値が C = 0に到達すると、
全てのデータに対して新しいチャンネル開始位置が適用
されるようになる。
【0072】上記した構成により、本実施形態のインタ
ーリーブ解除装置では、チャンネル多重化の構成が途中
で変わる場合でも、インターリーブ解除動作を継続して
実行できる。受信機が本実施形態のインターリーブ解除
装置を備えていれば、送信側では、チャンネル多重を動
的に行うことが可能となる。
【0073】なお、本実施形態ではデータ読み出し装置
を専用回路によって構成したが、これに限定されるもの
ではない。同様に、記憶装置および伝送フレームの伝送
方式も、本実施形態のように限定されるものではない。
【0074】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0075】図10は、第4の実施形態のインターリー
ブ解除装置が処理する伝送フレームの一例を示す図であ
る。図10において、伝送フレームのデータ数、データ
セグメント数、およびセグメント内インターリーブの方
法は第1の実施形態と同じである。しかし、伝送フレー
ムにおける第0データセグメント〜第24データセグメ
ントに属するデータに対しては、フレーム間インターリ
ーブが施されない。また、該伝送フレームにおける第2
5データセグメント〜第74データセグメントに属する
データに対しては、第1の実施形態と同様にフレーム間
インターリーブが行なわれている。
【0076】実際、欧州DABの伝送フレームでは、迅
速情報チャンネル( Fast Information Channel )として
知られる一部のOFDMシンボルに対して、時間インタ
ーリーブを適用しない。これは、時間インターリーブに
よる遅延を避けて早期にデータを伝送するためである
が、時間軸上のバースト誤りに弱くなるので、符号化率
を下げ、より強い誤り訂正符号化が行われた上で伝送さ
れる。
【0077】図11は、第4実施形態における記憶装置
40のメモリマップを示す図である。第1の実施形態と
は異なり、伝送フレームのうち、フレーム間インターリ
ーブのないデータセグメントは区画E0〜E1に、フレ
ーム間インターリーブがあるデータセグメントは区画F
0〜F16にそれぞれ格納される。各区画F0〜F16
は、それぞれのフレームに対応しており、それぞれの区
画に第25データセグメント〜第74データセグメン
ト、つまり50セグメントのデータが記憶される。この
ため、各区画F0〜F16には、0〜652799番地のアド
レスが付与されている。また、各区画E0及びE1に
は、各伝送フレームの25セグメントのデータが交互に
記憶されるので、652800〜671999番地のアドレス、及び
672000〜691199番地のアドレスが付与される。
【0078】図11では、区画E0にデータが書き込ま
れ、区画E1からデータが読み出されているが、読み出
し区画と書き込み区画はフレーム毎に逆転し、書き込み
と読み出しの衝突を回避している。
【0079】フレーム間インターリーブがない場合は、
インターリーブがある場合のように過去16フレーム分
のデータを記憶する必要がない。そこで、上記のように
フレーム間インターリーブの有無で記憶場所を分ける構
成をとれば、メモリ容量を節約することができる。
【0080】例えば、第1の実施形態では 979,200ワー
ドのメモリ容量が必要であるのに対し、第4の実施形態
では 691,200ワードで済む。将来、LSIのプロセス技
術が進歩し、信号処理LSIにフレーム間インターリー
ブメモリのような大容量メモリを搭載することが可能に
なれば、上記したメモリ容量の削減は、LSIの製造コ
スト低減に大きな効果を有する。
【0081】第4の実施形態のインターリーブ解除装置
は、図12に示す様に構成されている。図12におい
て、データ書き込み装置10Dは、各伝送フレームを入
力する毎に、図1のデータ書き込み装置10と同様に記
憶装置40の書き込みポートに対するアドレスを生成
し、伝送フレームにおける第25データセグメント〜第
74データセグメントに属するデータを記憶装置40の
0〜652799番地のアドレスに順次書き込んで行く。ま
た、データ書き込み装置10Dは、各伝送フレームの第
0データセグメント〜第24データセグメントに属する
データを記憶装置40の652800〜671999番地のアドレ
ス、及び672000〜691199番地のアドレスに交互に書き込
んで行く。データ読み出し装置20Dは、図1のデータ
読み出し装置20と同様に時間インターリーブおよび周
波数インターリーブを同時に解除しながら、記憶装置4
0の0〜652799番地のアドレスから各データを読み出し
て行く。また、データ読み出し装置20Dは、記憶装置
40の652800〜671999番地のアドレス、及び672000〜69
1199番地のアドレスから各データを交互に読み出して行
く。
【0082】なお、回路構成、および記憶装置は、特に
本実施形態のように限定されるものではない。
【0083】(第5の実施形態)次に、本発明の第5の
実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0084】図13は、本発明の第5の実施形態に係る
インターリーブ解除装置の構成を示すブロック図であ
る。第5の実施形態のインターリーブ解除装置3は、図
1Aに示すインターリーブ解除装置1における記憶装置
(SRAM)40の代わりに、記憶装置(以下DRAM
と称す)41及びDRAM制御装置30を設けたもので
ある。
【0085】DRAM制御装置30は、データ書き込み
装置10からのアドレスとデータ、およびデータ読み出
し装置20からのアドレス出力を一時的に保持し、所定
のタイミングでDRAM41に出力する。さらに、DR
AM41からのデータ出力を一時的に保持し、所定のタ
イミングでデータ読み出し装置20に出力する。以下、
このタイミングに関して詳しく説明する。
【0086】図14は、DRAM制御装置30とDRA
M41との間で送受される信号のタイミングチャートで
ある。DRAM制御装置30は、25 MHzのマスタークロ
ックに同期動作し、24クロック周期でデータの書き込
み(6クロック間)とデータの読み出し(18クロック
間)を交互に実行する。第1の実施形態で説明したよう
に、データは連続するアドレスに順次書き込まれるの
で、高速ページモードを使用して6クロック間に4つの
データの書き込みが可能である。一方、読み出しはラン
ダムリードとなり、「発明が解決する課題」の項で述べ
たように 110 ns以上のサイクル時間が必要で、第5の
実施形態では3クロック( 120 ns )で1データが読み
出される。図14に示した各種信号のタイミングは、ア
クセス時間60 nsの標準的なDRAMのタイミング制約
を満たすものである。
【0087】本実施形態のインターリーブ解除装置は、
24クロックで4データの書き込みと6データの読み出
しを実行するので、平均入力データレートは 4.167 MH
z、平均出力レートは 6.25 MHz となっている。従って
「発明が解決する課題」の項で述べた欧州DABの規格
でも、誤り訂正後に 1.536 MHzの出力データレートを得
ることが充分可能となる。
【0088】このように、本実施形態のインターリーブ
解除装置は、高速ページモードを使用してデータの書き
込みを行う構成により、ビット当たり単価の安いDRA
Mを用いつつ、高い入出力データレートを実現してい
る。
【0089】なお、回路構成、および伝送フレームの伝
送方式は、特に本実施形態のように限定されるものでは
ない。
【0090】(第6の実施形態)最後に、本発明の第6
の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0091】図15は、本発明の第6の実施形態に係る
インターリーブ解除装置の構成を示すブロック図であ
る。図15においてインターリーブ解除装置3は、図1
3に示す装置と同一の構成であり、その前段にOFDM
復調器2が付加される。伝送フレームは第1の実施形態
と同様、75のデータセグメントに分割された 57,600 個
のデータからなり、各データセグメントは、QPSK変
調された 384の副搬送波からなるOFDMシンボルによ
って伝送される。伝送フレームは、OFDM復調器2で
復調された後に、インターリーブ解除装置3に入力され
る。
【0092】図16は、本実施形態のインターリーブ解
除装置が処理する伝送フレームの一部を示す図である。
図16に示すように、各OFDMシンボルの長さは 250
μsで、シンボル長の1/4期間(62.5μs)のガードイン
ターバルが付加される。ガードインターバルは、マルチ
パス受信におけるシンボル間干渉を防ぐために設けられ
るもので、本実施形態ではシンボルの後ろ部分 1/4を、
当該シンボルの前にコピーしている。データの取り込み
および復調に時間が必要なため、OFDM復調器2は入
力に対して2シンボル遅れで復調結果を出力する。ま
た、ガードインターバル期間中は、伝送フレーム入力は
捨てられ、内部動作を停止し復調結果も出力しない。
【0093】インターリーブ解除装置3における記憶装
置(DRAM)41のメモリマップは、図4に示したも
のと同一である。この場合、書き込まれたデータが読み
出されるのは、最大16フレーム後、即ち 375 ms 後に
なり、それまでにDRAMのリフレッシュ動作を実行し
なければ、データは揮発してしまう。
【0094】本実施形態のインターリーブ解除装置は、
ガードインターバル期間中に、図17に示すタイミング
でリフレッシュ動作を実行する。即ち、ガードインター
バル期間中はデータの書き込みが無いため、図14にお
ける書き込み動作に代えてリフレッシュ動作を行うもの
である。これによって入出力データレートを下げたり、
入出力のタイミングを全く変更することなしに、DRA
Mのリフレッシュを実行することができる。
【0095】本実施形態では、1回のリフレッシュに6
クロック( 240 ns )かけているので、1シンボル当た
り 62.5μs / 240 ns=約 260回のリフレッシュ動作を
実行することが可能である。DRAM41全体をリフレ
ッシュするために必要な 1,024回のリフレッシュ動作
は、4シンボル以内、即ち 1.25 ms以下で完了する。現
時点の標準的なDRAMでは、これを 16 ms程度で完了
すればよいため、リフレッシュ動作は、本実施形態の例
よりもさらに低速でよい。
【0096】なお、回路構成、および伝送フレームの伝
送方式は、特に本実施形態のように限定されるものでは
ない。
【0097】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、周波数
インターリーブ用のメモリおよび出力バッファを不要と
し、従来例に比較して安価なインターリーブ解除装置を
提供することが可能となる。
【0098】また、伝送フレームに多重化されたチャン
ネルの1つのみを選択してインターリーブ解除する機構
を備えることにより、回路の消費電力を大幅に低減させ
ることが可能となる。
【0099】また、チャンネル多重化の構成が途中で変
わる場合でも、インターリーブ解除動作を継続して実行
でき、送信側でチャンネル多重を動的に行うことが可能
となる。
【0100】また、フレーム間インターリーブの有無で
記憶場所を分ける構成をとることにより、時間インター
リーブメモリ容量を節約し、LSIの製造コスト低減を
図ることができる。
【0101】また、高速ページモードを使用してデータ
の書き込みを行う構成により、ビット当たり単価の安い
DRAMを用いつつ、高い入出力データレートを実現す
ることが可能となる。
【0102】さらに、ガードインターバル期間中にリフ
レッシュ動作を実行する構成により、効果的にDRAM
のリフレッシュを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の第1の実施形態に係るインターリー
ブ解除装置の構成を示すブロック図である。
【図1B】第1の実施形態に係るインターリーブ解除装
置におけるデータ書き込み装置を示すブロック図であ
る。
【図1C】第1の実施形態に係るインターリーブ解除装
置におけるデータ読み出し装置を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施形態に係るインターリーブ解除装置
によって処理されるフレームの一例を示す図である。
【図3】図2の中間フレームの詳細を示す図である。
【図4】第1の実施形態に係るインターリーブ解除装置
における記憶装置のメモリマップを示す図である。
【図5】第1の実施形態に係るインターリーブ解除装置
の変形例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るインターリーブ
解除装置におけるデータ読み出し装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】第2の実施形態に係るインターリーブ解除装置
によって処理されるフレームの一例を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るインターリーブ
解除装置におけるデータ読み出し装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図9】第3の実施形態に係るインターリーブ解除装置
によって処理されるフレームの一例を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施形態に係るインターリー
ブ解除装置によって処理される伝送フレームの一例を示
す図である。
【図11】第4の実施形態に係るインターリーブ解除装
置におけるRAMのメモリマップを示す図である。
【図12】第4の実施形態に係るインターリーブ解除装
置の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第5の実施形態に係るインターリー
ブ解除装置の構成を示すブロック図である。
【図14】図13のインターリーブ解除装置におけるD
RAM制御装置とDRAMとの間で送受される信号のタ
イミングチャートである。
【図15】本発明の第6の実施形態に係るインターリー
ブ解除装置の構成を示すブロック図である。
【図16】第6の実施形態に係るインターリーブ解除装
置によって処理する伝送フレームの一部を示す図であ
る。
【図17】ガードインターバル期間中にDRAM制御装
置とDRAMとの間で送受される信号のタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1、3 インターリーブ解除装置 2 OFDM復調器 10 データ書き込み装置 20、21、23 データ読み出し装置 22、24 演算手段 30 DRAM制御装置 40 記憶装置(RAM) 41 記憶装置(DRAM) 101 データカウンタ 102 フレームカウンタ 103 フレーム先頭アドレス生成器 104 加算器 201 カウンタ 202 演算器 203 フレーム先頭アドレス生成器 204 演算器 205 演算器 206 ROM 207 加算器 211 カウンタ 212 レジスタ 213 シフタ 214 加算器 221 カウンタ 222 比較器 223 レジスタ 224 セレクタ
フロントページの続き (56)参考文献 高田政幸,“地上デジタル放送の伝送 方式〜固定受信および移動受信における 伝送特性〜”,技術公開講演・研究発表 予稿集,NHKエンジニアリングサービ ス,平成10年5月22日,p67−p72 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 11/00 H03M 13/22

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原フレームに対してフレーム間インター
    リーブを実行して中間フレームを形成し、前記中間フレ
    ームに含まれる少なくとも1つのデータセグメントに対
    してセグメント内インターリーブを実行することによっ
    て得られた伝送フレームを入力して、前記伝送フレーム
    に施されたインターリーブを解除して出力する装置であ
    って、 記憶手段と、 前記伝送フレームを入力して前記記憶手段に書き込むデ
    ータ書き込み手段と、 前記記憶手段からデータを読み出す際に、前記フレーム
    間インターリーブ及び前記セグメント内インターリーブ
    を同時に解除して、データを出力するデータ読み出し手
    段と備えるインターリーブ解除装置。
  2. 【請求項2】 データ書き込み手段は、 伝送フレームのデータ数を計数するデータカウンタと、 伝送フレーム数を計数するフレームカウンタと、 前記フレームカウンタの値から、前記記憶手段内におい
    て前記伝送フレームの先頭のデータが格納されるアドレ
    スを生成する第1のフレーム先頭アドレス生成器と、 前記データカウンタの値と、前記第1のフレーム先頭ア
    ドレス生成器の出力値の和を求めて、前記記憶手段のア
    ドレスとして出力する第1の加算器とを備える請求項1
    に記載のインターリーブ解除装置。
  3. 【請求項3】 データ読み出し手段は、 データ読み出し要求の回数を計数するカウンタと、 前記カウンタの値と、前記データ書き込み手段の前記フ
    レームカウンタの値から、前記記憶手段内において前記
    伝送フレームの先頭のデータが格納されているアドレス
    を生成する第2のフレーム先頭アドレス生成器と、 セグメント内インターリーブの並べ替え規則を記憶した
    ROMと、 所望の出力データが属するデータセグメントを算出する
    第1の演算器と、 前記ROMを用いて、所望の出力データに対する前記デ
    ータセグメント内での相対位置を算出する第2の演算器
    と、 前記第2のフレーム先頭アドレス生成器と、前記第1の
    演算器及び前記第2の演算器の出力値の和を求めて、前
    記記憶手段のアドレスとして出力する第2の加算器とを
    備える請求項2に記載のインターリーブ解除装置。
  4. 【請求項4】 原フレームに対してフレーム間インター
    リーブを実行して中間フレームを形成し、前記中間フレ
    ームに含まれる少なくとも1つのデータセグメントに対
    してセグメント内インターリーブを実行することによっ
    て得られた伝送フレームを入力して、前記伝送フレーム
    に施されたインターリーブを解除して出力する装置であ
    って、 記憶手段と、 前記記憶手段にデータを書き込む際に、前記フレーム間
    インターリーブ及び前記セグメント内インターリーブを
    同時に解除して、データを前記記憶手段に書き込むデー
    タ書き込み手段と、 前記記憶手段からデータを読み出して出力するデータ読
    み出し手段とを備えるインターリーブ解除装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つのチャンネルから構成さ
    れる原フレームに対してフレーム間インターリーブを実
    行して、前記チャンネルを所定のチャンネル開始位置か
    ら割り付けて多重化した中間フレームを形成し、前記中
    間フレームに含まれる少なくとも1つのデータセグメン
    トに対してセグメント内インターリーブを実行すること
    によって得られた伝送フレームを入力して、前記伝送フ
    レームに施されたインターリーブを解除して出力する装
    置であって、 記憶手段と、 前記伝送フレームを前記記憶手段に書き込むデータ書き
    込み手段と、 前記記憶手段からデータを読み出す際に、前記チャンネ
    ル開始位置を指定されると、前記チャンネル開始位置を
    参照し、前記チャンネルのデータに対する前記フレーム
    間インターリーブおよび前記セグメント内インターリー
    ブを同時に解除して、該チャンネルのデータを出力する
    データ読み出し手段とを備えるインターリーブ解除装
    置。
  6. 【請求項6】 データ読み出し手段は、 チャンネル開始位置を記憶するレジスタと、 データ読み出し要求の回数を計数するカウンタと、 前記レジスタ、及び前記カウンタの値から、前記記憶手
    段内におけるデータの記憶位置を算出する演算手段とを
    備える請求項5に記載のインターリーブ解除装置。
  7. 【請求項7】 前記データ読み出し手段は、前記記憶手
    段からデータを読み出す際に、前記原フレームにおける
    チャンネル多重化構成が変更されたことを示すチャンネ
    ル多重化構成変更信号を入力したときには、該変更信号
    の入力前の旧チャンネル開始位置及び該変更信号の入力
    以後の新チャンネル開始位置を参照し、前記チャンネル
    のデータに対する前記フレーム間インターリーブ及び前
    記セグメント内インターリーブを同時に解除して、該チ
    ャンネルのデータを出力する請求項5に記載のインター
    リーブ解除装置。
  8. 【請求項8】 データ読み出し手段は、 前記新旧のチャンネル開始位置を記憶し、前記チャンネ
    ル多重化構成変更信号に応答して、前記新旧のチャンネ
    ル開始位置を共に更新するレジスタと、 データ読み出し要求の回数を計数する第1のカウンタ
    と、 前記チャンネル多重化構成変更信号を受けて初期化さ
    れ、前記伝送フレームの数を計数する第2のカウンタ
    と、 前記レジスタと、前記第1のカウンタ、および前記第2
    のカウンタの値から、前記記憶手段内におけるデータの
    記憶位置を算出する演算手段とを備える請求項7に記載
    のインターリーブ解除装置。
  9. 【請求項9】 前記伝送フレームは、前記中間フレーム
    の段階で、前記フレーム間インターリーブが実行された
    データセグメントと、前記フレーム間インターリーブが
    実行されなかったデータセグメントを含み、 前記データ書き込み手段は、前記フレーム間インターリ
    ーブが実行された前記データセグメントと、前記フレー
    ム間インターリーブが実行された前記データセグメント
    を前記記憶手段の異なる記憶場所に書き込み、 前記データ読み出し手段は、前記記憶手段からデータを
    読み出す際に、前記フレーム間インターリーブが実行さ
    れた前記データセグメントに対しては、前記フレーム間
    インターリーブ及び前記セグメント内インターリーブを
    同時に解除して、データを出力し、前記フレーム間イン
    ターリーブが実行されなかったデータセグメントに対し
    ては、前記セグメント内インターリーブを解除して、デ
    ータを出力する請求項1及び5のいずれかに記載のイン
    ターリーブ解除装置。
  10. 【請求項10】 前記データセグメントは、直交周波数
    分割多重を構成する1つまたは複数個のシンボルに含ま
    れる副搬送波によって伝送され、 前記伝送フレームは、前記直交周波数分割多重を構成す
    る複数個の前記シンボルによって構成される請求項1乃
    至9のいずれかに記載のインターリーブ解除装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段は、高速ページモードを
    有するDRAMであり、 前記データ書き込み手段は、前記伝送フレーム内で連続
    する少なくとも2つのデータを前記DRAMの連続した
    アドレスに高速ページモードで書き込む請求項1乃至9
    のいずれかに記載のインターリーブ解除装置。
  12. 【請求項12】 前記データセグメントは、直交周波数
    分割多重を構成する1つまたは複数個のシンボルに含ま
    れる副搬送波によって伝送され、 前記直交周波数分割多重を構成する前記シンボルには、
    ガードインターバルが付加され、 前記伝送フレームは、前記直交周波数分割多重を構成す
    る複数個の前記シンボルによって構成され、 前段に、直交周波数分割多重復調器が接続され、 前記ガードインターバル期間中に、前記DRAMのリフ
    レッシュ動作を実行する請求項11に記載のインターリ
    ーブ解除装置。
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