JP3911398B2 - 時間インターリーブ方法および時間デインターリーブ方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は地上デジタル放送に使用される時間インターリーブ方法および時間デインターリーブ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
地上デジタル放送の伝送路符号化方式について、地上デジタル放送の技術的条件にて答申されている。それによれば、地上デジタル放送の伝送方式としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing 直交周波数分割多重)が用いられる。地上デジタル放送の伝送路符号化方式により規定される放送データは、トランスポートストリームパケット複数個からなるデータのグループ(データセグメントとも記す)単位で構成され、データセグメントに同期捕捉のためのパイロット信号を付加したOFDMブロック(OFDMセグメントとも記す)を13個組み合わせて送信される。
【0003】
また、この方式では、伝送特性の異なる複数の階層を同時に伝送する階層伝送が可能である。各階層は、1つまたは複数のデータセグメントにより構成され、階層ごとにキャリア変調方式、内符号の符号化率、および時間インターリーブの長さなどのパラメータを指定することができる。
【0004】
この地上デジタル放送の伝送路符号化において、隣接している変調後のデータを時間的に分散させることで、耐フェージング性能を確保するため時間インターリーブが行われる。階層伝送を行う場合には、階層情報の指定に沿って階層分割され、最大3系統の並列処理が行われる。
【0005】
また、時間インターリーブの長さを階層単位で指定することにより、各階層毎に異なった伝送路、すなわち各階層毎に異なった受信形態を対象にしている場合、各伝送路に最適な時間インターリーブの長さを設定することを可能としている。
【0006】
階層合成された信号に対して、時間インターリーブのための構成は図23に示す如くであって、変調シンボル単位(I、Q軸単位)でインターリーブが行われる。図23において、それぞれのブロックはデータセグメント内時間インターリーブの構成を示し、ncの値は伝送モード1の場合は96(キャリアの数)、伝送モード2の場合は192(キャリアの数)、伝送モード3の場合は384(キャリアの数)である。
【0007】
時間インターリーブの長さIは伝送モード1で、0、4、8、16が選択でき、伝送モード2で、0、2、4、8が選択でき、伝送モード3で、0、1、2、4が選択できるように規定されている。
【0008】
ここで、データセグメント内時間インターリーブはFIFOを用いて行われ、各FIFOの記憶容量は、I×miであって、mi=(i×5)mod96である。iは0から順番に付番されたキャリアの番号であり、Iは階層単位で指定可能な時間インターリーブの長さである。
【0009】
図27(a)および(b)は伝送モード1の場合において選択可能な時間インターリーブ長さ毎に、各キャリアの番号0〜95に対するFIFOの記憶容量を示し、図28(a)および(b)は伝送モード2の場合において選択可能な時間インターリーブ長さ毎に、各キャリアの番号0〜191に対するFIFOの記憶容量を示し、図29(a)および(b)は伝送モード3の場合において選択可能な時間インターリーブ長さ毎に、各キャリアの番号0〜383に対するFIFOの記憶容量を示している。
【0010】
したがって、図24において示したように、図27〜図29を参照して、データセグメント当たりで最大になるシンボルバッファの量(以下、最大シンボルバッファ量とも記す)は、伝送モード1、時間インターリーブの長さI=16の場合、キャリア番号19のときに生じて、最大シンボルバッファ量は1520になり、伝送モード2、時間インターリーブの長さI=8の場合、キャリア番号19および115のときに生じて、最大シンボルバッファ量は760になり、伝送モード3、時間インターリーブの長さI=4の場合、キャリア番号19、115、211および307のときに生じて、最大シンボルバッファ量は380になる。
【0011】
また、伝送モード1の場合インターリーブの長さI=4、95番目のキャリアについてみた場合、シンボルバッファの記憶容量Ziは、Zi=I×(95×5)mod96=I×91となる。シンボルバッファの記憶容量を単にシンボルバッファ量とも記す。
【0012】
そこでインターリーブの長さI=4のとき、シンボルバッファ量Z95=364バイト、時間インターリーブの長さI=8のとき、シンボルバッファ量Z95=728バイト、時間インターリーブの長さI=16のとき、シンボルバッファ量Z95=1456バイト、(1バイト32ビット、I、Q各16ビット)になる。
【0013】
図24におけるトータルシンボルバッファ量は、1データシンボル当たりの各キャリアのシンボルバッファ量を合計した量であり、トータルシンボルバッファ量Zは
Z=Σ(I×mi)
であって、伝送モード1、I=8のとき、トータルシンボルバッファ量は、
Z=36480
であり、伝送モード1、I=16のとき、トータルシンボルバッファ量は、
Z=72960
である。
【0014】
図24にから明らかなように、時間インターリーブのためには各伝送モードを単一で考えれば1データグメント当たりトータルシンボルバッファ量は最大で72960バイトで同一であるが、全ての伝送モードに対応させると伝送モード3の384キャリア分のシンボルバッファ量を用意する必要がある。
【0015】
また、伝送モード3の場合は最大でも380バイト分ですむが、伝送モード1にも対応させるためには、最大1520バイト分のシンボルバッファ量を用意する必要がある。
【0016】
図23におけるデータセグメント内時間インターリーブのための構成を模式的に示せば図25の如くであって、各キャリアシンボルに対して定められた記憶容量のFIFOからなり、各FIFOの記憶容量が枠内に示してある。
【0017】
そこで、伝送モード1、2、3のそれぞれにおいて左欄にキャリア番号iを表示した図26に示すように伝送モード1に対してはキャリアの番号0〜95に対するシンボルバッファを備え、伝送モード2に対しては、伝送モード1の場合のキャリアの番号0〜95に対するシンボルバッファを用い、キャリアの番号96〜191に対するシンボルバッファを備え、伝送モード3に対しては、伝送モード1の場合のキャリアの番号0〜95に対するシンボルバッファおよび伝送モード2の場合のキャリアの番号96〜191に対するシンボルバッファを用い、キャリアの番号192〜383に対するシンボルバッファを備えて対応する。
【0018】
したがって、図25に示す如くキャリアの番号0〜95については最大72960バイトの記憶容量が必要であり、引き続くキャリアの番号96〜191については最大36480バイトの記憶容量が必要であり、引き続くキャリアの番号192〜383については最大36480バイトの記憶容量が必要であって、最大必要記憶容量は145920バイトとなる。
【0019】
これが13セグメント分必要であるため145920×13=1896960バイト必要になる。しかし、1データセグメント分について比較すればよいため、1データセグメント分について説明する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに上記したように従来の時間インターリーブ方法によるときは、3階層まで伝送できるために、階層ごとに最大3つの並列回路が必要であった。
【0021】
また、伝送モード、時間インターリーブの長さに応じた最大シンボルバッファ量が必要になり、回路規模は大きくなるという問題点がある。
【0022】
また、最大記憶容量のシンボルバッファを用意して時間インターリーブを行うと、時間インターリーブの長さが短くてシンボルバッファ量が少なくてすむ場合でも、最大シンボルバッファ分のデータを溜め込む必要があるため、時間インターリーブおよび時間デインターリーブの処理時間が大きくなってしまうという問題があった。
【0023】
本発明はメモリ規模を最小限にすると共に、処理時間を最小限にする時間インターリーブ方法および時間デインターリーブ方法を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる時間インターリーブ方法は、メモリによって時間インターリーブを行う時間インターリーブ方法であって、
Iを時間インターリーブの長さ、0から順番に付番されたキャリア番号iを0、…、nc{(nc=95(伝送モード1のとき)、nc=191(伝送モード2のとき)nc=383(伝送モード3のとき)}、miを(i×5)mod96としたとき、伝送モードおよび時間インターリーブの長さに応じて、(I×mi)により時間インターリーブのために各キャリアの変調シンボルを格納するメモリ量を、各キャリアに対して求め、
伝送モードおよび時間インターリーブの長さに応じて、各キャリアに対して求めたメモリ量に対応するアドレス値をキャリアの順番に累算して累算値を求め、求めた累算値を各キャリアに対するアドレスの初期値とし、
OFDMシンボル入力毎にアドレス番号を+1して、各キャリアのアドレスの初期値からメモリに格納されているシンボルを読み出すと共に該アドレスに次の入力シンボルを書き込み、アドレス番号のインクリメントを行い、アドレス番号のインクリメントの結果アドレス番号が各キャリアに対して求めたメモリ量のアドレス値の上限値に達したらアドレスを初期値に戻すようにアドレス指定をして、
伝送モードおよび時間インターリーブの長さに応じて、各キャリアに対して求めたメモリ量の領域内から読み出されたシンボルを時間インターリーブ出力とすることを特徴とする。
【0025】
本発明にかかる時間インターリーブ方法によれば、伝送モードおよび時間インターリーブの長さ毎に、(I×mi)により時間インターリーブのために各キャリアの変調シンボルを一時的に格納するシンボルバッファ量に相当するメモリ量が、各キャリアに対して求められ、伝送モードおよび時間インターリーブの長さ毎に、各キャリアに対して求めたメモリ量に対応するアドレス値がキャリアの順番に累算されて累算値が求められ、各キャリアに対するアドレスの初期値とされ、OFDMシンボル入力毎にアドレス番号が+1されて、各キャリアのアドレスの初期値からメモリ量の領域に格納されているシンボルが読み出される共に該アドレスの位置に次の入力シンボルが書き込まれ、アドレス番号のインクリメントの結果アドレス番号が各キャリアに対して求めたメモリ領域のアドレス値の上限値に達したらアドレスを初期値に戻すようにアドレス指定がなされて、伝送モードおよび時間インターリーブの長さに応じて、各キャリアに対して求めたメモリ量の領域内から読み出されたシンボルが時間インターリーブ出力とされるために、メモリ規模を最小限にし、かつ遅延時間が最小限となる。
【0026】
本発明にかかる時間デインターリーブ方法は、メモリによって時間デインターリーブを行う時間デインターリーブ方法であって、
Iを時間インターリーブの長さ、0から順番に付番されたキャリア番号iを0、…、nc{(nc=95(伝送モード1のとき)、nc=191(伝送モード2のとき)nc=383(伝送モード3のとき)}、miを(i×5)mod96としたとき、伝送モードおよび時間インターリーブの長さに応じて、{−(I×mi)}により時間デインターリーブのために各キャリアの変調シンボルを格納するメモリ量を、各キャリアに対して求め、
伝送モードおよび時間インターリーブの長さに応じて、各キャリアに対して求めたメモリ量に対応するアドレス値をキャリアの順番に累算して累算値を求め、求めた累算値を各キャリアに対するアドレスの初期値とし、
OFDMシンボル入力毎にアドレス番号を+1して、各キャリアのアドレスの初期値からメモリに格納されているシンボルを読み出すと共に該アドレスに次の入力シンボルを書き込み、アドレス番号のインクリメントを行い、アドレス番号のインクリメントの結果アドレス番号が各キャリアに対して求めたメモリ量のアドレス値の上限値に達したらアドレスを初期値に戻すようにアドレス指定をして、
伝送モードおよび時間インターリーブの長さ毎に、各キャリアに対して求めたメモリ量の領域内から読み出されたシンボルを時間デインターリーブ出力とすることを特徴とする。
【0027】
本発明にかかる時間デインターリーブ方法によれば、上記した本発明の時間インターリーブ方法の場合に対して、伝送モードおよび時間インターリーブの長さに応じて、{−(I×mi)}により時間デインターリーブのために各キャリアの変調シンボルを一時的に格納するシンボルバッファ量に相当するメモリ量が求められて、時間インターリーブの場合と同様に作用するため、時間デインターリーブのための、メモリ規模を最小限にし、かつ遅延時間が最小限となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる時間インターリーブ方法を実施の一形態によって説明する。
【0029】
図1は本発明の実施の一形態にかかる時間インターリーブ方法が適用される時間インターリーブ装置10の構成を示す概略ブロック図である。
【0030】
本発明にかかる時間インターリーブ装置は、デジタルシグナルプロセッサ1と時間インターリーブ用外部メモリ6を備えている。
【0031】
時間インターリーブ前のI、Qそれぞれのベースバンド信号(i軸データ(16ビット)とQ軸データ(16ビット))受けて一旦内部メモリ2に格納し、時間インターリーブ前のデータから分離したOFDMシンボル割り込み信号、伝送モード情報、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)情報を受けて、伝送モード、TMCC情報、インターリーブの長さを伝送モード、TMCC情報格納メモリ3に格納し、伝送モードおよび時間インターリーブの長さに基づいて時間インターリーブ用外部メモリ6のアドレスデータ(ポインタとも記す)をアドレスデータ作成部4にて生成し、作成されたアドレスデータにしたがって時間インターリーブ前のデータを時間インターリーブ用外部メモリ6に書き込み、書き込まれたデータを時間インターリーブ用外部メモリ6から読み出して内部メモり5を介して時間インターリーブ後のデータとして送出する。
【0032】
図2は時間インターリーブ用外部メモリ6を図25に対応して模式的に示したものであって、記憶容量は72960バイトである。図2において、miはmi=(i×5)mod96であり、ncの値は96(伝送モード1)、192(伝送モード2)、384(伝送モード3)である。
【0033】
図3および図4は、時間インターリーブ装置10による時間インターリーブの作用の説明に供するフローチャートである。
【0034】
有効シンボル長毎に生ずるOFDMシンボル割り込み信号が入力されると時間インターリーブルーチンに入り、伝送モード情報、時間インターリーブの長さ情報、TMCC情報は伝送モード等の情報が抽出され、TMCC情報格納メモリ3に一旦格納され(ステップS1)、伝送モード識別済みか否かがチェックされる(ステップS2)。伝送モード識別済みと判別されるとステップS2に続いて伝送パラメータ切り替え指標をカウントダウンするカウンタのカウント値が0か否かがチェックされる(ステップS3)。
【0035】
すなわち、データ送信中に伝送モード1、2、3、時間インターリーブの長さ1、2、4、8、16を切り替える際には、予め15フレーム前からカウントダウン信号が送られてくる。この伝送パラメータ切り替え指標はフレーム毎に出力されてきてカウンタによってカウントダウンされ、カウント値が0になったときが、伝送モード、または時間インターリーブの長さが切り替わるフレームであると判別される。
【0036】
ステップS2において伝送モード識別済みでないと判別されたとき伝送モード情報が識別される(ステップS4)。ステップS4に続いて、OFDMシンボル割り込みが来る直前の伝送モード、すなわちTMCCメモリ3に記憶されている伝送モード情報に基づく伝送モードと次のOFDMシンボル割り込みが来たときに送られてきた伝送モード情報に基づく伝送モードとを比較して、伝送モードが一致するか否かがチェックされる(ステップS5)。
【0037】
ステップS5において伝送モードが一致すると判別されたときはステップS5に続いてステップS3が実行される。
【0038】
ステップS3においてカウンタのカウント値が0であると判別されたとき、すなわち伝送モード切り替えが行われると判別されたとき、またはステップS5において伝送モードが一致しないと判別されたときは、時間インターリーブの長さが識別され(ステップS6)、ステップS6において識別された時間インターリーブの長さが直前の時間インターリーブに関する情報に基づく時間インターリーブの長さと一致するか否かがチェックされる(ステップS7)。
【0039】
ステップS7において時間インターリーブの長さが直前に時間インターリーブの長さと一致したと判別されたとき、またはステップS3においてカウンタのカウント値が0でないと判別されたときは(例えば、階層毎のデータセグメント数、伝送モードおよび時間インターリーブの長さが変わらないとき)、以前に作成されたボイン夕に沿ってI、Qそれぞれのベースバンド信号が時間インターリーブ用外部メモリ6から読み出される(ステップS8)。
【0040】
ステップS8に続いて、読み出されたデータが格納されていたアドレスデータによって指定された時間インターリーブ用外部メモリ6のアドレス位置に次のデータが書き込まれる(ステップS9)。ステップS9に続いて時間インターリーブ用外部メモリ6のアドレスデータが1インクリメントされて(ステップS10)、時間インターリーブ用外部メモリ6に各キャリアのシンボルバッファ量に相当するメモリ領域のアドレスデータが上限値か否かがチェックされる(ステップS11)。
【0041】
ステップS11において各キャリアのシンボルバッファ量に相当するメモリ領域のアドレスデータの上限値と判別されないときはリターンされ、ステップS11において各キャリアのシンボルバッファ量に相当するメモリ領域のアドレスデータの上限値と判別されたときはアドレスデータの値が初期値に戻されてリターンされる(ステップS12)。
【0042】
上記のように、アドレスデータの指示に基づく時間インターリーブ用外部メモリ6のアドレスデータに基づく位置からデータが読み出され、読み出されたアドレスデータに対応する位置に、内部メモリ2に格納されている次のデータが書き込まれ、時間インターリーブ用外部メモリ6のアドレスデータがインクリメントされて、インクリメントされたアドレスデータが次のキャリアのシンボルバッファ量に相当するメモリ領域のアドレスの初期値と比較して一致したら、そのキャリアのポインタが初期値に戻されることになる。
【0043】
この結果、書き込まれたデータが次に読み出されるのはシンボルバッファ量に相当するメモリ領域に蓄積された後で、アドレスデータの値が書き込まれたそのアドレスデータの値に一致したら読み出されることになって、時間インターリーブがなされており、この蓄積された数が時間インターリーブを施した後の遅延シンボル数となる。
【0044】
ステップS5において伝送モード情報に変更があり、またはステップS7において時間インターリーブの長さに変更があったと判別されたときは、新たに時間インターリーブのアドレスデータが作成されてリターンされる(ステップS13)。
【0045】
伝送モードが変わっており、かつ時間インターリーブの長さが変わっていると判別されたときには、次の割り込みに続くステップS8の実行時には、新たに再生されたポインタに沿って読み出しが行われる。
【0046】
次に、ステップS13の時間インターリーブのアドレスデータ作成について、図4に示すフローチャートによって説明する。
【0047】
時間インターリーブのアドレスデータ作成ルーチンにはいると、伝送モード、時間インターリーブ長さおよび階層伝送方式に基づいて時間インターリーブ用外部メモリ6の各キャリアのシンボルバッファ量に相当するメモリ領域の計算が行われる(ステップS101)。時間インターリーブ用外部メモリ6の各キャリアのシンボルバッファ量に相当するメモリ領域の計算は時間インターリーブの長さ0、4、8、16について(i×5)mod96に基づいて行われる。
【0048】
各キャリアのシンボルバッファ量に相当するメモリ領域は、伝送モードと時間インターリーブ長によって異なる。
【0049】
ステップS101に続いて、伝送モードおよび時間インターリーブの長さに基づいてアドレスの初期設定がなされ(ステップS102)、次に各データセグメントの先頭アドレスが設定されて(ステップS103)、リターンされる。
【0050】
しかし、全体で見ると伝送モード1ときにおける時間インターリーブの長さI=16のときと、伝送モード2ときにおける時間インターリーブの長さI=8のときと、伝送モード3のときにおける時間インターリーブの長さI=4のときとを見ると伝送モードにかかわらずトータルシンボルバッファ量は同じである(図24参照)。
【0051】
ここで、ステップS102についてさらに説明する。伝送モードおよび時間インターリーブの長さIによって階層ごとのシンボルバッファ量を計算して(図27〜図29参照)、各キャリアシンボルごとにシンボルバッファ量を加算した値を、アドレスデータの初期値にする(図5〜図7参照)。図27〜図29において、各時間インターリーブの長さIにおける左欄に示した0から95、0から191、0から383は、順番に付番されたキャリアの番号を示している。
【0052】
例えば、伝送モード1において時間インターリーブの長さI=16の場合、第1番目のキャリアシンボルに対してシンボルバッファ量は0であり、第2番目のキャリアシンボルに対してシンボルバッファ量は80であり、第3番目のキャリアシンボルに対してシンボルバッファ量は160である(図27(a)参照)。
【0053】
したがって、アドレスデータの初期値は、第1番目のキャリアシンボルに対しては0であり、第2番目のキャリアシンボルに対しては80(=0+80)であり、第3番目のキャリアシンボルに対しては240(=80+160)であり、第1番目のキャリアシンボルに対してはアドレスデータの初期値は0とされ、第2番目のキャリアシンボルに対してはアドレスデータの初期値は80とされ、第3番目のキャリアシンボルに対してはアドレスデータの初期値は240とされる(図5(a)参照)。図5において各インターリーブの長さにおける左欄は付番されたキャリアの番号を示している。
【0054】
次にステップS103についてさらに説明する。階層ごとに時間インターリーブ長が異なると、データセグメント単位で各データセグメントのシンボルバッファ量が異なる。このデータセグメント単位で各データセグメントのシンボルバッファ量を加算した値を、データセグメントのアドレスデータの初期値とする。
【0055】
例えば伝送モード1において時間インターリーブ長さI=4のとき、図5(a)および(b)に示す如く、1データセグメント当たりのシンボルバッファ量は18240であり、時間インターリーブ長さI=8のとき、1データセグメント当たりのシンボルバッファ量は36480であり、時間インターリーブ長さI=16のとき、1データセグメント当たりのシンボルバッファ量は72960である。
【0056】
そこで、伝送モード1の場合について時間インターリーブの長さIが、I=4、I=8、I=16と異なる場合についての1データセグメント当たりの初期値について説明すると、第1番目の階層のデータセグメント0のアドレスデータの初期値は0である。第2番目の階層のデータセグメント1のアドレスデータの初期値は54720(=18240+36480)である。第3番目の階層のデータセグメント3のアドレスデータの初期値は127680(=54720+72960)である。このようにして各階層のデータセグメントに対するアドレスの初期値が求まる。
【0057】
このように、1データシンボル分(モード1の場合は1248(96×13)キャリアシンボル分、モード2の場合は2496(192×13)キャリアシンボル分、モード3の場合は4992(384×13)キャリアシンボル分、)のアドレスデータを作成する。
【0058】
次に、図3に戻って、ステップS8にて作成したアドレスに沿って時間インターリーブ用外部メモリ6からデータを読み出し、内部メモリ5に記憶する。このときに、最初の方は時間インターリーブに必要な遅延シンボル数分のデータがまだ溜め込まれていないので、最初はから読み状態となる。1データシンボル分1248個のデータの読み出しを終わったら、次に同じアドレスを用いて、1データシンボル分内部メモリ2から時間インターリーブ用外部メモリ6へデータの書き込みが行われる(ステップS9)。次にアドレスを各キャリアシンボル毎に一つインクリメントする(ステップS10)。次いで、各キャリア毎のシンボルバッファ量に相当するメモリ領域の上限値に達しているかが判別される(ステップS11)。
【0059】
ここで、各キャリアシンボルのアドレス値が上限値に達していなかったら、そのままリターンしてOFDMシンボル割り込みがかかるまで待機し、各キャリアシンボルのアドレス値が上限値に達していたら、各々のキャリアシンボルに対してシンボルバッファ量に相当するメモリ領域の初期値にアドレスを戻す(ステップS12)。したがって、ステップS8にて読み出したデータは各々のキャリアシンボルに対してシンボルバッファ量の相当分蓄積され、時間インターリーブ相当の遅延シンボル量となる。
【0060】
なお、伝送モード2の場合は時間インターリーブの長さが伝送モード1の場合の1/2に規定されているが、キャリアの数は伝送モード1の場合に比較して2倍になっており、伝送モード3の場合は時間インターリーブの長さが伝送モード1の場合の1/4に規定されているが、キャリアの数は伝送モード1の場合に比較して4倍になっているため、時間インターリーブに使用する時間インターリーブ用外部メモリ6の記憶容量は伝送モードを問わず変化はない。
【0061】
上記を具体例によって説明する。
【0062】
伝送モード1において時間インターリーブの長さI=16の場合におけるアドレスデータの初期値は図8(a)に示すように図5の初期値から定まり、次のデータシンボルのときにおけるアドレスデータは図8(b)に示す如くになり、80OFDMシンボル後におけるアドレスデータは図8(c)に示す如くになる。
【0063】
図9は伝送モード1において、階層Aは時間インターリーブの長さI=16が1データセグメント、階層Bは時間インターリーブの長さI=8が3データセグメント、階層Cは時間インターリーブの長さI=4が9データセグメントの階層伝送例の場合におけるアドレスデータを模式的に例示している。
【0064】
図10は伝送モード1において時間インターリーブの長さI=16の場合で、最大メモリ容量を使用するとき、すなわち13データセグメント全ての階層が時間インターリーブの長さが16のときにおける階層伝送例の場合を示している。この場合、時間インターリーブ用外部メモリ6の記憶容量は948479バイトであり、従来必要とした1896960バイトに比較して少なくて済む。
【0065】
伝送モード2において時間インターリーブの長さI=8の場合におけるアドレスデータの初期値は図11(a)に示すように図6の初期値から定まり、次のOFDMシンボルのときにおけるアドレスデータは図11(b)に示す如くになり、40OFDMシンボル後におけるアドレスデータは図11(c)に示す如くになる。図6において、各インターリーブの長さにおける左欄は付番されたキャリアの番号を示している。
【0066】
図12は伝送モード2において、階層Aは時間インターリーブの長さI=8が1データセグメント、階層Bは時間インターリーブの長さI=4が3データセグメント、階層Cは時間インターリーブの長さI=2が9データセグメントの13データセグメント伝送例の場合におけるアドレスデータを模式的に例示している。
【0067】
伝送モード3において時間インターリーブの長さI=4の場合におけるアドレスデータの初期値は図13(a)に示すように図7の初期値から定まり、、次のOFDMシンボルのときにおけるアドレスデータは図13(b)に示す如くになり、20OFDMシンボル後におけるアドレスデータは図13(c)に示す如くになる。図7において各インターリーブの長さにおける左欄は付番されたキャリアの番号を示している。
【0068】
図14は伝送モード3において、階層Aは時間インターリーブの長さI=4が1データセグメント、階層Bは時間インターリーブの長さI=2が3データセグメント、階層Cは時間インターリーブの長さI=1が9データセグメントの階層伝送例の場合におけるアドレスデータを模式的に例示している。
【0069】
以上説明したように、時間インターリーブ装置10では、従来のシンボルバッファの場合よりもよりも少ない記憶容量の時間インターリーブ用外部メモリ6であらゆる伝送モードや時間インターリーブの長さに応じた時間インターリーブが可能になる。また、アドレス指定によって時間インターリーブを行うために遅延時間も少なくて済む。
【0070】
次に時間デインターリーブ方法について説明する。
【0071】
時間デインターリーブは時間インターリーブと逆の処理を行うため、ステップS101にて行う各キャリアのシンボルバッファ量に相当するメモリ領域の計算のみが、時間インターリーブの場合と異なる。
【0072】
伝送モード1の場合を例に説明すると、図27(a)に示す如くインターリーブの長さI=16ときは、キャリア番号19が最大の1520シンボル分遅延されて伝送されてくるので、時間デインターリーブの場合はこのキャリア番号19が遅延0にすればよい。したがって、時間インターリーブ用外部メモリ6に対応する時間デインターリーブ用外部メモリの記憶容量の計算は時間インターリーブの長さI=0、4、8、16について最大シンボルバッファ量[−{I×(i×5)mod96}]に基づいて行われる。
【0073】
これに基づいて、図15に伝送モード1のときの時間インターリーブの長さI=4、8、16毎の各キャリアシンボルに対する必要記憶容量を、同様に図16に伝送モード2のときの時間インターリーブの長さI=2、4、8毎の各キャリアシンボルに対する必要記憶容量を、図17に伝送モード3のときの時間インターリーブの長さI=1、2、4毎の各キャリアシンボルに対する必要記憶容量を示す。図15〜図17において、各インターリーブの長さにおける左欄は付番されたキャリアの番号を示している。
【0074】
次に、ステップS102にて各データセグメントのアドレスデータの初期値を求める。各データセグメントのアドレスデータの初期値を求める方法は時間インターリーブの場合における初期値を求める方法と同様である。図18に伝送モード1の場合における時間インターリーブの長さI毎の各キャリアシンボルに対するアドレスデータの初期値を、図19に伝送モード2の場合における時間インターリーブの長さI毎の各キャリアシンボルに対するアドレスデータの初期値を、図20に伝送モード2の場合における時間インターリーブの長さI毎の各キャリアシンボルに対するアドレス初期値を示す。図18〜図20において、各インターリーブの長さにおける左欄は付番されたキャリアの番号を示している。
【0075】
例えば、伝送モード1に場合において、時間インターリーブの長さI=16のとき、アドレス初期値は図18に示す如く、第1番目のキャリアシンボルに対しては0、第2番目のキャリアシンボルに対しては1520(=0+1520)、第3番目のキャリアシンボルに対しては2960(=1520+1440)の如くになる。
【0076】
伝送モード1の場合において、時間インターリーブの長さI=16のとき、アドレスデータの初期値は図21(a)に示す如く図18に示した初期値から定まり、次のOFDMシンボルのときにアドレスデータは図21(b)に示す如く1インクリメントされ、1520OFDMシンボル後においては図21(c)に示す如くになる。
【0077】
図22は伝送モード1の場合において、階層Aは時間インターリーブの長さI=16が1データセグメント、階層Bは時間インターリーブの長さI=8が3データセグメント、階層Cは時間インターリーブの長さI=4が9データセグメントの合計13データセグメントの階層伝送の場合におけるアドレスデータを模式的に示している。
【0078】
また、上記した本発明では作成したアドレスデータに沿って時間デインターリーブ用外部メモリから格納データを読み出し、アドレスデータをインクリメントして時間デインターリーブ用外部メモリにデータを書き込む場合を説明したが、作成したアドレスデータに沿って時間デインターリーブ用外部メモリに書き込んでから、アドレスデータをインクリメントして時間デインターリーブ用外部メモリから読み出すこともできる。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように本発明にかかる時間インターリーブ方法および時間デインターリーブ方法によれば、メモリ規模を最小限にできると共に、時間インターリーブおよび時間デインターリーブの処理時間を最小限にすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる時間インターリーブ方法が適用される時間インターリーブ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる時間インターリーブ用外部メモリの模式説明図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかる時間インターリーブの作用の説明に供するフローチャートである。
【図4】本発明の実施の一形態にかかる時間インターリーブの作用の説明に供するフローチャートである。
【図5】伝送モード1の場合における時間インターリーブの長さ毎に対する本発明の時間インターリーブ説明のための各キャリアに対するアドレスデータ初期値説明図である。
【図6】伝送モード2の場合における時間インターリーブの長さ毎に対する本発明の時間インターリーブ説明のための各キャリアに対するアドレスデータ初期値説明図である。
【図7】伝送モード3の場合における時間インターリーブの長さ毎に対する本発明の時間インターリーブ説明のための各キャリアに対するアドレスデータ初期値説明図である。
【図8】本発明方法によるときの時間インターリーブの説明に供するアドレスデータの説明図である。
【図9】本発明方法によるときの時間インターリーブの説明に供するアドレスデータの説明図である。
【図10】本発明方法によるときの時間インターリーブの説明に供するアドレスデータの説明図である。
【図11】本発明方法によるときの時間インターリーブの説明に供するアドレスデータの説明図である。
【図12】本発明方法によるときの時間インターリーブの説明に供するアドレスデータの説明図である。
【図13】本発明方法によるときの時間インターリーブの説明に供するアドレスデータの説明図である。
【図14】本発明方法によるときの時間インターリーブの説明に供するアドレスデータの説明図である。
【図15】本発明によるときの伝送モード1の場合における時間インターリーブの長さ毎の各キャリアに対する時間デインターリーブに必要な記憶容量の説明図である。
【図16】本発明によるときの伝送モード2の場合における時間インターリーブの長さ毎の各キャリアに対する時間デインターリーブに必要な記憶容量の説明図である。
【図17】本発明によるときの伝送モード3の場合における時間インターリーブの長さ毎の各キャリアに対する時間デインターリーブに必要な記憶容量の説明図である。
【図18】本発明によるときの伝送モード1の場合における時間デインターリーブの長さ毎の各キャリアに対するアドレスデータの初期値説明図である。
【図19】本発明によるときの伝送モード2の場合における時間デインターリーブの長さ毎の各キャリアに対するアドレスデータの初期値説明図である。
【図20】本発明によるときの伝送モード3の場合における時間デインターリーブの長さ毎の各キャリアに対するアドレスデータの初期値説明図である。
【図21】本発明方法によるときの時間デインターリーブの説明に供するアドレスデータの説明図である。
【図22】本発明方法によるときの時間デインターリーブの説明に供するアドレスデータの説明図である。
【図23】従来の時間インターリーブの説明図である。
【図24】従来の時間インターリーブのための最大シンボルバッファ量の説明図である。
【図25】従来の時間インターリーブのための最大シンボルバッファ量の説明図である。
【図26】伝送モード1、2、3の場合における各キャリアに対するシンボルバッファ量の説明図である。
【図27】伝送モード1の場合における各キャリアに対するシンボルバッファ量の説明図である。
【図28】伝送モード2の場合における各キャリアに対するシンボルバッファ量の説明図である。
【図29】伝送モード3の場合における客キャリアに対するシンボルバッファ量の説明図である。
【符号の説明】
2および5 内部メモリ
3 伝送モード、TMCC情報格納メモリ
4 アドレスデータ作成部
6 時間インターリーブ用外部メモリ
Claims (2)
- メモリによって時間インターリーブを行う時間インターリーブ方法であって、Iを時間インターリーブの長さ、0から順番に付番されたキャリア番号iを0、…、nc{(nc=95(伝送モード1のとき)、nc=191(伝送モード2のとき)nc=383(伝送モード3のとき)}、miを(i×5)mod96としたとき、伝送モードおよび時間インターリーブの長さに応じて、(I×mi)により時間インターリーブのために各キャリアの変調シンボルを格納するメモリ量を、各キャリアに対して求め、
伝送モードおよび時間インターリーブの長さ毎に、各キャリアに対して求めたメモリ量に対応するアドレス値をキャリアの順番に累算して累算値を求め、求めた累算値を各キャリアに対するアドレスの初期値とし、
OFDMシンボル入力毎にアドレス番号を+1して、各キャリアのアドレスの初期値からメモリに格納されているシンボルを読み出すと共に該アドレスに次の入力シンボルを書き込み、アドレス番号のインクリメントを行い、アドレス番号のインクリメントの結果アドレス番号が各キャリアに対して求めたメモリ量のアドレス値の上限値に達したらアドレスを初期値に戻すようにアドレス指定をして、
伝送モードおよび時間インターリーブの長さに応じて、各キャリアに対して求めたメモリ量の領域内から読み出されたシンボルを時間インターリーブ出力とすることを特徴とする時間インターリーブ方法。 - メモリによって時間デインターリーブを行う時間デインターリーブ方法であって、
Iを時間インターリーブの長さ、0から順番に付番されたキャリア番号iを0、…、nc{(nc=95(伝送モード1のとき)、nc=191(伝送モード2のとき)nc=383(伝送モード3のとき)}、miを(i×5)mod96としたとき、伝送モードおよび時間インターリーブの長さに応じて、{−(I×mi)}により時間デインターリーブのために各キャリアの変調シンボルを格納するメモリ量を、各キャリアに対して求め、
伝送モードおよび時間インターリーブの長さに応じて、各キャリアに対して求めたメモリ量に対応するアドレス値をキャリアの順番に累算して累算値を求め、求めた累算値を各キャリアに対するアドレスの初期値とし、
OFDMシンボル入力毎にアドレス番号を+1して、各キャリアのアドレスの初期値からメモリに格納されているシンボルを読み出すと共に該アドレスに次の入力シンボルを書き込み、アドレス番号のインクリメントを行い、アドレス番号のインクリメントの結果アドレス番号が各キャリアに対して求めたメモリ量のアドレス値の上限値に達したらアドレスを初期値に戻すようにアドレス指定をして、
伝送モードおよび時間インターリーブの長さに応じて、各キャリアに対して求めたメモリ量の領域内から読み出されたシンボルを時間デインターリーブ出力とすることを特徴とする時間デインターリーブ方法。
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