JP3290074B2 - タイムインターリーブ回路 - Google Patents

タイムインターリーブ回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送もし
くは通信での誤り訂正効果を高めるために使用されるイ
ンターリーブ回路に関し、特に時間軸上でフレーム単位
でインターリーブするタイムインターリーブ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のインターリーブ回路として、BS
放送の音声データのインターリーブ回路がある。BS放
送の音声データフォーマットでは、1ms単位で204
8ビットのフレーム構成になっている。2048ビット
は(64×32)のマトリクスの関係になっており、イ
ンターリーブはマトリクスの行と列を入れ替えるフレー
ム内の処理でインターリーブを行っている。
【0003】すなわち、BS放送の音声データのストリ
ームは図11(a)に示す如くであって、図11(b)
に模式的に示すようにようにマトリックスの行と列とが
入れ替えられてインタリーブが行われる。具体的には2
フレーム分の記憶装置を用意しておき、読み出しアドレ
スと書き込みアドレスを図11(c)に示すように切り
替えることで実現している。図11(c)におけるアド
レスの表現は、10進数と( )内の2進数であらわし
ており、10進数は下位11ビット(0〜2047)を
示している。記憶装置の容量は書き込む前に読み出さな
いように2フレーム分用意され、MSB(b11)は、
書き込みと読み出しで反転するようにしておく。
【0004】図11(c)から明らかなように、インタ
ーリーブは規則的で単に読み書きの各アドレスを構成す
るビット(b11、b10、b9、b8、b7、b6、
b5、b4、b3、b2、b1、b0)を(/b11、
b4、b3、b2、b1、b0、b10、b9、b8、
b7、b6、b5)に入れ替えれることによって実現し
ている。図11(c)においてMSBの反転を(/b1
1)にて示してある。
【0005】欧州規格のディジタル音声放送システム
(以下DAB(Digital Audio Broad-casting)と記
す)で規定されているタイムインターリーブは、フレー
ムにまたがるインターリーブで、インターリーブの深さ
が16通り(0〜15フレーム)ある規格になってい
て、ETS(European Telecommunication Standard)3
00401 12章)に示されている。
【0006】複数のチャンネルを多重化するDABシス
テムは各チャンネル毎にタイムインターリーブをかけ
る。タイムインターリーブへの入力は、畳み込み符号器
(パンクチャード回路)の出力で、フレーム毎(24m
s毎)に入力される。1フレーム当たりの入力ビット数
は64の倍数(16の倍数でもある)になっている。
【0007】DABシステムのタイムインターリーブで
は、入力データを16ビット毎に分割し、16通りのフ
レーム深さのインターリーブが繰り返される。(ETS
300 401図84)は1フレーム当たり256ビッ
トの入力に対するタイムインターリーブの動作を表現し
た図であり、それを図9および図10に示す。図9およ
び図10において、rは24ms単位の時間インデック
スであって、(ar,n)はフレーム単位で処理された
畳み込み符号化器から出力される1ビットのデータを示
し、r(r=整数)はフレームに付した番号を示し、n
(n=0、1、…)はフレーム内のビットの位置を示す
番号である。図9および図10に示す例ではnが〃0〜
255〃の例である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このタイム
インターリーブでは、BS放送の音声データのフォーマ
ットのように、記憶装置の読み書きのアドレスを構成す
るビットを切り替えるような単純な処理では対応できな
いという問題点がある。
【0009】本発明は、時間軸上のインターリーブであ
って、インターリーブの深さがフレームにまたがり、か
つその深さが複数存在するタイムインターリーブ回路を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるタイムイ
ンターリーブ回路は、フレーム単位で入力されるデータ
を一時的に記憶する記憶回路と、フレーム同期信号をカ
ウントするカウント数の異なるn個のフレームカウンタ
と、前記n個のフレームカウンタを順次選択し選択した
フレームカウンタのカウント値を出力する選択回路と、
入力データのビットクロック信号をカウントしカウント
値に基づいて選択回路による選択を切り替える第1の
進カウンタと、前記ビットクロック信号をカウントする
第2のn進カウンタと、第2のn進カウンタにおけるカ
ウント値をビット逆順し、ビット逆順されたデータに1
を加える処理回路と、処理回路の出力に1ビットクロッ
ク信号前の出力オフセット値を加える第1の加算器とを
有し、加算出力をオフセット値として出力するオフセッ
トカウンタと、オフセットカウンタから出力されるオフ
セット値と前記選択回路から出力されるフレームカウン
タのカウント値とを加算し該加算出力を前記記憶回路へ
のアドレス信号として出力する第2の加算器とを備え、
前記第2の加算器から出力された前記記憶回路のアドレ
スに記憶されているデータを読み出し、かつデータが読
み出された後記憶回路の該アドレスに、入力されたデー
タを記憶させることを特徴とする。
【0011】本発明にかかるタイムインターリーブ回路
は、フレーム同期信号をカウント数の異なるn個のフレ
ームカウンタでカウントし、入力データのビットクロッ
ク信号を第1のn進カウンタでカウントしカウント値に
基づいてn個のフレームカウンタを順次選択して選択し
たフレームカウンタのカウント値を出力し、インターリ
ーブ深さに基づくオフセットカウンタから出力されるオ
フセット値と選択されたフレームカウンタのカウント値
とを加算し、加算出力がアドレス信号としてフレーム単
位で入力されるデータを一時的に記憶する記憶回路へ送
出され、送出された記憶回路のアドレスに記憶されてい
るデータが読み出され、かつデータが読み出された後該
記憶回路のアドレスに、入力されたデータが記憶され
る。
【0012】しかるに、指定されたアドレスは、インタ
ーリーブの深さに基づくオフセットカウンタのカウント
値と選択回路から出力されるフレームカウンタのカウン
ト値とを加算した値であって、タイムインターリーブに
基づく飛び飛びのアドレスであって、読み出されるデー
タと書き込まれるデータとの間にはフレームにまたがっ
てタイムインターリーブされており、タイムインタリー
ブが行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるタイムイン
ターリーブ回路を実施の形態により説明する。図1は本
発明の実施の一形態にかかるタイムインターリーブ回路
の構成を示すブロック図であり、DABシステムのタイ
ムインターリーブを実現するタイムインターリーブ回路
の例を示す。
【0014】本発明の実施の一形態にかかるタイムイン
ターリーブ回路は、DABシステムのタイムインターリ
ーブのために、16通りのインターリーブの深さに対応
する16通りの、1進フレームカウンタ1−1、9進フ
レームカウンタ1−2、5進フレームカウンタ1−3、
13進フレームカウンタ1−4、3進フレームカウンタ
1−5、11進フレームカウンタ1−6、7進フレーム
カウンタ1−7、15進フレームカウンタ1−8、2進
フレームカウンタ1−9、10進フレームカウンタ1−
10、6進フレームカウンタ1−11、14進フレーム
カウンタ1−12、4進フレームカウンタ1−13、1
2進フレームカウンタ1−14、8進フレームカウンタ
1−15、16進フレームカウンタ1−16からなるフ
レームカウンタ1を備えている。フレームカウンタを以
下、単にカウンタとも記す。
【0015】カウンタ1のそれぞれのカウンタ1−1〜
1−16の各進数は図9および図10に示すタイムイン
ターリーブの表に基づいており、タイムインターリーブ
された結果、入力データ(ar,0)に対してはデータ
(ar,0)がrフレーム目に出力され、次の入力デー
タ(ar,1)に対してはデータ(ar,1)が(r+
8)フレーム目に出力されるため、それぞれカウンタ1
−1、1−2が対応して1進カウンタ、9進カウンタと
されている。(ar,n)についても同様である。(a
r,n)に対して入力される場合を入力データ、出力さ
れる場合を出力データ、または単にデータとも記す。
【0016】1進カウンタ1−1は常に〃0〃を出力す
るカウンタで具体的には〃0〃固定である。各カウンタ
1−1〜1−16はリセット信号でリセットされフレー
ム同期信号が入力される毎にカウントアップされる。図
2にフレームカウンタ1の計数動作を、1進カウンタ1
−1、9進カウンタ1−2、5進カウンタ1−3を例に
示す。図2(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は
それぞれリセット信号、フレーム同期信号、1進カウン
タ1−1の計数出力、9進カウンタ1−2の計数出力、
5進カウンタ1−3の計数出力を示している。
【0017】カウンタ1−1〜1−16のカウント値で
ある計数出力は選択回路2に送出される。選択制御回路
3はフレーム同期信号でリセットされ、図3(a)に示
すクロック信号を2分周した図3(b)に示す入力デー
タのビットクロック信号毎にカウントアップされる16
進カウンタであり、そのカウント値である計数出力を選
択制御信号として選択回路2に供給し、選択制御信号に
基づき選択回路2において各カウンタ1−1〜1−16
の計数出力中の一つの計数出力を選択する。具体的に
は、選択制御回路3の出力が(0、1、…、15、0、
…)に対して1進カウンタ1−1の計数出力、9進カウ
ンタ1−2の計数出力、…、16進カウンタ1−16の
計数出力、1進カウンタの計数出力、…が順次選択され
る。
【0018】オフセットカウンタ4はインターリーブの
16通りの深さに対応して、入力データのビットクロッ
ク信号が入力される毎にインターリーブの深さ分加算さ
れる。インターリーブの深さは、図9および図10に示
したように、入力ビット(ar,0)、(ar,1)…
毎に〃1〃、〃9〃、〃5〃、〃13〃…であり加算結
果は(0、0+1、0+1+9、0+1+9+5、…)
である。図9および図10を参照して、インターリーブ
の深さは、例えば、入力データ(ar,1)に対して出
力データ(ar,1)は(r+8)フレーム目に出力さ
れるため、インターリーブの深さは〃9〃であり、その
他についても同様に定まっている。オフセットカウンタ
4もフレーム同期信号でリセットされる。
【0019】オフセットカウンタ4は図4に示すように
入力データのビットクロック信号をカウントする16進
カウンタ4−1と、16進カウンタ14−1の計数出力
のビット逆順処理をし、かつ値〃1〃を加える処理回路
4−2と、処理回路4−2の出力に1タイムスロット
前、すなわち入力データの1ビットクロック信号前のオ
フセット値を加える加算器4−3と、加算器4−3の出
力をラッチし、ラッチ出力を加算器4−3に送出すると
共に、オフセットカウンタ4の出力、すなわちオフセッ
ト値として送出するラッチ回路4−4とから構成してあ
る。
【0020】したがって、オフセットカウンタ4の処理
を示せば図5に示すようになる。図5において左から第
1欄は16進カウンタ4−1の計数出力を、第2欄は1
6進カウンタ4−1の計数出力のビット逆順処理の結果
を、第3欄は処理回路4−2の出力を、第4欄はオフセ
ットカウンタ4の出力を示し、前記した(0、0+1、
0+1+9、0+1+9+5、…がオフセットカウンタ
4から出力される。図5において( )内は10進数を
示している。
【0021】オフセットカウンタ4から出力されるオフ
セット値と選択回路2からの出力とは加算器5において
加算し、加算器5からの出力値を、フレーム単位で入力
されるデータを一時的に記憶する記憶回路6のアドレス
として記憶回路6に送出する。すなわち、入力データの
ビットクロック信号に同期して加算器5から送出される
出力に同期して、すなわちアドレスに同期して記憶回路
6に記憶のデータを記憶回路6から読み出し、ラッチ回
路8に供給してラッチして送出する。一方、クロック信
号と入力データのビットクロック信号とを入力として書
き込みイネーブル信号を生成する書き込みイネーブル信
号生成回路7から出力される書き込みイネーブル信号の
低電位出力に同期して、指定したアドレスに入力データ
(ar,n)を書き込む。
【0022】記憶回路6の読み書きのタイミングを第3
図に示す。図3(a)、(b)、(c)、(d)、
(e)、(f)は、クロック信号、入力データのビット
クロック信号、アドレス、記憶回路6へ供給される入力
データ(ar,n)、書き込みイネーブル信号、記憶回
路6から読み出されたデータ(ar,n)をそれぞれ示
している。ここで、記憶回路6に記憶されているデータ
の読み出しは図3(c)に示すアドレス指定に同期して
行われ、記憶回路6への入力データの書き込みは図3
(e)に示す書き込みイネーブル信号の出力(低電位)
に同期して行われる。この結果、記憶回路6からデータ
の読み出しが、記憶回路6への入力データの書き込みよ
り優先する。
【0023】上記のように構成した本発明の実施の一形
態にかかるタイムインターリーブ回路の作用について説
明する。本作用の説明において、簡単のために、モデル
として1フレーム当たり16ビットのバースト信号が入
力されるものとする。
【0024】記憶回路6では、入力データ列の各ビット
を構成しているデータ(ar,n(n=0〜15))に
対して、それぞれタイムインターリーブの深さに応じて
記憶回路6の格納領域を確保しなければならない。図6
に記憶回路6に必要なメモリ容量を示す。図6におい
て、アドレス領域との記載はアドレス番号を示し、例え
ば入力データ(ar,0)に対してタイムインターリー
ブの深さは〃1〃であり、このため入力データ(ar,
0)に対して記憶回路6のメモリ容量は1ビット分必要
であり、アドレス〃0〃が割り当てられている。
【0025】入力データ(ar,1)に対してタイムイ
ンターリーブの深さは〃9(=r+8)〃であり、9フ
レーム目にデータ(ar,1)が読み出され、この間、
図9および図10に示されるようにその前の8フレーム
分の入力データ(ar,n)が格納される必要があり、
このため入力データ(ar,1)に対して記憶回路6の
メモリ容量としては9ビット分必要であり、アドレス領
域としてはアドレス0に続いて9アドレス1〜9が割り
当てられている。以下、引き続いて入力される入力デー
タ(ar,2)、(ar,3)、…に対しても同様であ
る。
【0026】記憶回路6の読み出しと書き込みのタイミ
ングは、第3図に示すように読み出し優先であって、或
るアドレスに記憶されたデータを読み出した直後に同じ
アドレスに入力データを書き込むようにしてある。
【0027】第7図に、記憶回路6におけるアドレス
(読み出し書き込みのアドレス)と読み出すデータと書
き込む入力データとの関連を示す。
【0028】リセット時(r=0)で、記憶回路6の記
憶内容は不定状態である。図7では仮に0としてある。
アドレス0番地に記憶されているデータ(0)を読み出
し、同じアドレス0番地に入力データ(a0、0)を書
き込む。次にアドレス1番地に記憶されているデータ
(0)を読み出し、同じアドレス1番地に入力データ
(a0、1)を書き込む。次にアドレス10番地に記憶
されているデータを読み出し、同じアドレス10番地に
入力データ(a0、2)を書き込む。ここで、入力デー
タ(a0、2)をアドレス10番地に書き込むのは、タ
イムインターリーブの深さが(ar,1)に対して〃9
〃であるためアドレス2番地からアドレス9番地には、
他のフレームのビットを構成するデータが書き込まれる
ためである。
【0029】次のフレームでは、アドレス0番地に記憶
されているデータ(a0、0)を読み出し、同じアドレ
ス0番地に入力データ(a1、0)を書き込む。次にア
ドレス2番地に記憶されているデータ(0)を読み出
し、同じアドレス2番地に入力データ(a1、1)を書
き込む。アドレス1番地にはデータ(a0,1)が既に
書き込まれているために、アドレス番地1から読み出し
もアドレス番地1に書き込みも行われない。次にアドレ
ス11番地に記憶されているデータ(0)を読み出し、
同じアドレス11番地に入力データ(a1、2)を書き
込む。
【0030】このように、入力データ(ar,n)のn
=0に関してはアドレスは常に0、n=1に関してはア
ドレス1〜9番地をフレーム毎に巡回する。さらにn=
2に関してはアドレス10〜14番地を巡回する。
【0031】一般に、第rフレームでは、n=0に対し
ては、1フレーム前の入力データ(ar−1、0)を読
み出し、同じアドレスに入力データ(ar、0)を書き
込む。n=1に対しては、9フレーム前のデータ(ar
−9、1)を読み出し同じアドレスに入力データ(a
r、1)を書き込む。n=2に対しては、5フレーム前
のデータ(ar−5、2)を読み出し、同じアドレスに
入力データ(ar、2)を書き込む。
【0032】したがって、このようなアドレスの制御さ
え行えば、タイムインターリーブが実現できることにな
る。
【0033】このアドレスの計算方法を第8図に示す。
図8において、R(a/b)はaをbで割ったときの剰
余で、具体的には、b進カウンタで実現できる。16通
りのフレームカウンタ1−1〜1−16がR(r/m)
に相当し、rはフレームに付した番号であってフレーム
数に相当するのでフレーム同期信号にしたがってカウン
タアップするカウンタである。
【0034】図8においてアドレス欄の左から第1欄が
r=0のフレームのときのアドレス(=オフセットカウ
ンタ4の出力)、第2欄はr=1のフレームのときのア
ドレス、第3欄はr=rのときにおけるアドレスを示
し、記憶回路6のアドレスはオフセットカウンタ4の出
力と選択回路2からの出力を加算した加算器5からの出
力であって、本発明の実施の一形態にかかるタイムイン
ターリーブ回路によってタイムインターリーブが実現さ
れることが判る。
【0035】また、n進カウンタの選択の順番を変える
ことで、タイムデインターリーブ回路を実現することが
できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかるイン
タリーブ回路によれば、必要最小限の記憶容量で、イン
ターリーブの深さがフレームにまたがり、かつその深さ
が複数存在するタイムインターリーブを実現できるとい
う効果のほか、読み書き共通のアドレスを使用すること
ができて、効率的にタイムインターリーブをすることが
可能であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるタイムインター
リーブ回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかるタイムインター
リーブ回路におけるフレームカウンタのカウント作用を
示すタイミング図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかるタイムインター
リーブ回路における記憶回路の読み書きのタイミングを
示すタイミング図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかるタイムインター
リーブ回路におけるオフセットカウンタの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかるタイムインター
リーブ回路におけるオフセットカウンタの作用の説明に
供する模式的説明図である。
【図6】本発明の実施の一形態にかかるタイムインター
リーブ回路における記憶回路の記憶容量の説明に供する
模式的説明図である。
【図7】本発明の実施の一形態にかかるタイムインター
リーブ回路における記憶回路の読み書きの流れの説明に
供する模式的説明図である。
【図8】本発明の実施の一形態にかかるタイムインター
リーブ回路における記憶回路に供給するアドレスの説明
に供する模式的説明図である。
【図9】DABシステムのタイムインタリーブの説明に
供する説明図である。
【図10】DABシステムのタイムインタリーブの説明
に供する説明図である。
【図11】従来例のBSフォーマットによるときのイン
ターリーブの説明図である。
【符号の説明】
1 フレームカウンタ 1−1〜1−16 フレームカウンタ 2 選択回路 3 選択制御回路 4 オフセットカウンタ 5 加算器 6 記憶回路 7 書き込みイネーブル信号生成回路 8 ラッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 H04L 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターリーブの深さがフレームにまたが
    り、かつその深さがn通り存在するタイムインターリー
    ブ回路であって、 フレーム単位で入力されるデータを一時的に記憶する記
    憶回路と、 フレーム同期信号をカウントするカウント数の異なるn
    個のフレームカウンタと、 前記n個のフレームカウンタを順次選択し選択したフレ
    ームカウンタのカウント値を出力する選択回路と、 入力データのビットクロック信号をカウントしカウント
    値に基づいて選択回路による選択を切り替える第1の
    進カウンタと、前記ビットクロック信号をカウントする第2のn進カウ
    ンタと、第2のn進カウンタにおけるカウント値をビッ
    ト逆順し、ビット逆順されたデータに1を加える処理回
    路と、処理回路の出力に1ビットクロック信号前の出力
    オフセット値を加える第1の加算器とを有し、加算出力
    をオフセット値として出力するオフセットカウンタと、 オフセットカウンタから出力されるオフセット値と前記
    選択回路から出力されるフレームカウンタのカウント値
    とを加算し該加算出力を前記記憶回路へのアドレス信号
    として出力する第2の加算器とを備え、 前記第2の加算器から出力された前記記憶回路のアドレ
    スに記憶されているデータを読み出し、かつデータが読
    み出された後記憶回路の該アドレスに、入力されたデー
    タを記憶させることを特徴とするタイムインターリーブ
    回路。
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