JP2955719B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

Info

Publication number
JP2955719B2
JP2955719B2 JP2134631A JP13463190A JP2955719B2 JP 2955719 B2 JP2955719 B2 JP 2955719B2 JP 2134631 A JP2134631 A JP 2134631A JP 13463190 A JP13463190 A JP 13463190A JP 2955719 B2 JP2955719 B2 JP 2955719B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surfactants
saikosaponin
poe
skin
nitrogen atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2134631A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0429917A (ja
Inventor
敏夫 西山
修哉 玉置
中 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP2134631A priority Critical patent/JP2955719B2/ja
Publication of JPH0429917A publication Critical patent/JPH0429917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2955719B2 publication Critical patent/JP2955719B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は皮膚外用剤に関する。更に詳しくは、サイコ
サポニンb1および/またはサイコサポニンb2と、(A)
アニオン性界面活性剤の一種または二種以上と、アニオ
ン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活
性剤の一種もしくは二種以上、(B)アニオン性界面活
性剤の一種または二種以上と、分子内に窒素原子を有さ
ない非イオン性界面活性剤の一種もしくは二種以上、
(C)両性界面活性剤及び半極性界面活性剤の一種また
は二種以上と、分子内に窒素原子を有する非イオン性界
面活性剤の一種または二種以上、(D)分子内に窒素原
子を有する、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、
半極性界面活性剤及びカチオン性界面活性剤からなる群
から選ばれる一種または二種以上と、分子内に窒素原子
を有さない非イオン性界面活性剤の一種または二種以
上、(E)アミンオキシドとを含有することを特徴と
し、創傷治癒の遅延や、肌荒れ、日光照射による光障害
や加齢に伴う皮膚のしわ、たるみ、あるいはつやの消失
等を防いで、皮膚の老化を防止する効果に優れた皮膚外
用剤に関する。
〔従来の技術〕
従来から薬効成分の投与方法としては、経口投与や注
射による皮下、筋肉内、静脈内への投与、直腸や口腔内
の粘膜への投与等が広く行われ、中でも経口投与が広く
行われてきた。しかしながら経口投与の場合には吸収が
不十分であったり、効果の持続を図るために一時的に必
要以上に高い体内濃度となったり、胃腸障害や食欲不振
等の副作用を引き起こしたりするなどの欠点があった。
また、注射による投与では吸収は速であるが医師等の専
門家が必要であった。
近年このような副作用や欠点を改善するために経皮投
与方法による外用製剤が開発されてきている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術の問題点 しかしそのような外用製剤においても、未だ充分な経
皮吸収性が得られない場合が多く、満足できる状態とは
言いがたい。
すなわち皮膚の表面は皮膚角質層と呼ばれ、本来、体
外からの異物の侵入を防御するバリヤーとしての生理的
機能を有するものであるため、ただ単に従来外用製剤に
常用されてきた基剤中に薬効成分を配合しただけでは、
充分な経皮吸収性が得られない。
これを改良するために近年、各種の経皮吸収促進剤が
提案されている。例えば、ジメチルスルホキシド、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、メチルデシ
ルスルホキシド等が公知であるが、これらのものは経皮
吸収促進効果、安全性、使用感の点で充分なものとは言
いがたい。
発明の目的 従って、本発明の目的は、前記した従来技術の問題点
を排除し、サイコサポニンb1、サイコサポニンb2の経皮
吸収促進効果に優れ、かつ安全性及び使用感の点でも満
足できる皮膚外用剤を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明はサイコサポニンb1および/またはサ
イコサポニンb2と、(A)アニオン性界面活性剤の一種
または二種以上と、アニオン性界面活性剤以外で分子内
に窒素原子を有する界面活性剤の一種もしくは二種以
上、(B)アニオン性界面活性剤の一種または二種以上
と、分子内に窒素原子を有さない非イオン性界面活性剤
の一種もしくは二種以上、(C)両性界面活性剤及び半
極性界面活性剤の一種または二種以上と、分子内に窒素
原子を有する非イオン性界面活性剤の一種または二種以
上、(D)分子内に窒素原子を有する、非イオン性界面
活性剤、両性界面活性剤、半極性界面活性剤及びカチオ
ン性界面活性剤からなる群から選ばれる一種または二種
以上と、分子内に窒素原子を有さない非イオン性界面活
性剤の一種または二種以上、(E)アミンオキシドとを
含有することを特徴とする皮膚外用剤である。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明の皮膚外用剤においては、サイコサポニンb1
サイコサポニンb2のすくなくともどちらかが配合され
る。サイコサポニンb1とサイコサポニンb2は柴胡等の植
物からの抽出物のかたちで用いてもよく、あるいは抽出
されたサイコサポニンからサイコサポニンb1とサイコサ
ポニンb2を分離して用いてもよい。
請求項1記載の発明で使用されるアニオン性界面活性
剤としては、カルボン酸基、スルホン酸基、硫酸エステ
ル基、リン酸エステル基を分子内に一種または二種以上
有するアニオン性界面活性剤が挙げられる。カルボン酸
基を有するものとしては脂肪酸セッケン、エーテルカル
ボン酸及びその塩、アミル酸と脂肪酸の縮合物等のカル
ボン酸塩等を、または、スルホン酸塩を有するものとし
ては、アルキルスルホン酸塩、スルホコハク酸、エステ
ルスルホン酸塩、アルキルアリル及びアルキルナフタレ
ンスルホン酸塩、N−アシルスルホン酸塩、ホルマリン
縮合系スルホン酸塩等を、硫酸エステル基を有するもの
としては、硫酸化油、エステル硫酸塩、アルキル硫酸
塩、エーテル硫酸塩、アルキルアリルエーテル硫酸塩、
アミド硫酸塩等を、リン酸エステル基を有するものとし
ては、アルキルリン酸塩、アミドリン酸塩、エーテルリ
ン酸塩、アルキルアリルエーテルリン酸塩等を挙げるこ
とができる。これらの中から一種または二種以上が任意
に選択される。
一方、アニオン性界面活性剤以外で窒素原子を分子内
に有する界面活性剤としては、窒素原子を分子内に有す
る非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性界面
活性剤、カチオン性界面活性剤等を挙げることができ
る。
窒素原子を分子内に有する非イオン性界面活性剤とし
ては、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン
脂肪酸アミド、アルカノールアミンのエステル、ポリオ
キシエチレンアルキルアミン等を挙げることができる。
窒素原子を分子内に有する両性界面活性剤としては、
N,N−ジメチル−N−ラウリル−N−カルボキシメチル
アンモニウムベタイン、N,N−ジメチル−N−オレイル
−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン等のカル
ボキシベタイン;2−ラウリル−N−カルボキシエチル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリニオムベタイン、2−
ラウリル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチ
ルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリン誘導体;N
−ヤシアルキル−β−アミノプロピオン酸ソーダ塩、N
−ヤシアルキル−β−イミノジプロピオン酸−ジ−ソー
ダ塩等のアミノカルボン酸塩;スルホベタイン;アミノ
ベタイン等を挙げることができる。
窒素原子を分子内に有する半極性界面活性剤として
は、ラウリルジメチルアミンオキサイド、ステアリルジ
メチルアミンオキサイド、ビル−(2−ヒドロキシエチ
ル)ラウリルアミンオキサイド等のアミンオキサイド等
を挙げることができる。
窒素原子を分子内に有するカチオン性界面活性剤とし
ては、脂肪酸アミン塩、アルキル四級アンモニウム塩、
芳香族四級アンモニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾ
リウム塩等を挙げることができる。これらの中から一種
または二種以上を任意に選択して使用することができ
る。
上記アニオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤以
外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤との割合は、
分子比で好ましくは20:1ないしは1:20、更に好ましくは
10:1ないしは1:10である。
請求項2記載の発明で使用されるアニオン性界面活性
剤としては前記した通りである。
一方、請求項2記載の発明で使用される分子内に窒素
原子を有さない非イオン性界面活性剤としては、例え
ば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソス
テアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモ
ノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビ
タンセスキオレエート、ソルビタンモノステアレート、
ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエー
ト、ペンタ−2−エチルヘキシン酸ジグリセロールソル
ビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロール
ソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ綿実
油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキ
オレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、
モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリンポ
リグリセリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレング
リコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類、
硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル等の
親油性非イオン界面活性剤、ポリオキシエチレン(以
下、POEという)ソルビタンモノオレート、ソルビタン
モノステアレート、POEソルビタンモノオレート、POEソ
ルビタンテトラオレエート等のPOEソルビタン脂肪酸エ
ステル類、POEソルビットモノラウレート、POEソルビッ
トモノオレート、POEソルビットペンタオレエート、POE
ソルビットモノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸
エステル類、POEグリセリンモノステアレート、POEグリ
セリンモノイソステアレート、POEグリセリントリイソ
ステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル類、POE
モノオレエート、POEジステアレート、POEモノジオレエ
ート、ジステアリン酸エチレングリコール等のPOE脂肪
酸エステル類、POEラウリルエーテル、POEオレイルエー
テル、POEステアリルエーテル、POEベヘニルエーテル、
POE 2−オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノール
エーテル等のPOEアルキルエーテル類、POEオクチルフェ
ニルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEジノニ
ルフエニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル
類、プルロニック等のプルロニック型類、POE・POPセチ
ルエーテル、POE・POP 2−デシルテトラデシルエーテ
ル、POE・POPモノブチルエーテル、POE・POP水添ラノリ
ン、POE・POPグリセリンエーテル等のPOE・POPアルキル
エーテル類、ジグリセリンモノオレート、ヘキサグリセ
リンステアレート、デカグリセリンモノラウレート等の
グリセロールまたはポリグリセロールの脂肪酸エステ
ル、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジ
アミン縮合物類、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE
硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ油
トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等
のPOEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツ
ロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、POEプロピレン
グリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、PO
Eノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物糖の親水性非
イオン界面活性剤が挙げられる。
上記アニオン性界面活性剤と分子内に窒素原子を有さ
ない非イオン性界面活性剤との割合は、分子比で好まし
くは20:1ないしは1:20、更に好ましくは10:1ないしは1:
10である。
請求項3記載の発明で使用される両性界面活性剤とし
ては、N,N−ジメチル−N−ラウリル−N−カルボキシ
メチルアンモニウムベタイン、N,N−ジメチル−N−オ
レイル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン等
のカルボキシベタイン、2−ラウリル−N−カルボキシ
エチル−−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイ
ン、2−ラウリル−N−カルボキシルメチル−N−ヒド
ロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリ
ン誘導体、N−ヤシアルキル−β−アミノプロピオン酸
ソーダ塩、N−ヤシアルキル−β−イミノジプロピオン
酸−ジ−ソーダ塩等のアミノカルボン酸塩、スルホベタ
イン、アミノベタイン等が挙げられる。前記半極性界面
活性剤は、ラウリルジメチルアミンオキサイド、ステア
リルジメチルアミンオキサイド、ビス−(2−ヒドロキ
シエチル)ラウリルアミンオキサイド等のアミンオキサ
イド等を挙げることができる。
本発明においては、上記両性界面活性剤及び上記半極
性界面活性剤からなる群から選ばれる一種または二種以
上が任意に使用される。
一方、窒素原子を分子内に有する非イオン性界面活性
剤としては、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエ
チレン脂肪酸アミド、アルカノールアミンのエステル、
ポリオキシエチレンアルキルアミン等を挙げることがで
き、これらの中から一種または二種以上任意に選択され
る。
上記両性界面活性剤及び半極性界面活性剤と分子内に
窒素原子を有する非イオン性界面活性剤との割合は、好
ましくは分子比で20:1ないし1:20、更に好ましくは10:1
ないしは1:10である。
請求項4記載の発明では、前記した分子内に窒素原子
を有する非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極
性界面活性剤及び/またはカチオン性界面活性剤と、前
記した分子内に窒素原子を有さない非イオン性界面活性
剤とを組み合わせて用いる。
上記分子内に窒素原子を有する非イオン性界面活性
剤、両性界面活性剤、半極性界面活性剤及びカチオン性
界面活性剤からなる群から選ばれる一種または二種以上
と、分子内に窒素原子を有さない非イオン性界面活性剤
の一種または二種以上の割合は、好ましくは分子比で2
0:1ないし1:20、好ましくは10:1ないし1:10である。
請求項5記載の発明で使用されるアミンオキシドとし
ては、次のものが挙げられる。
(1) 一般的(I)で表されるアミンオキシド (式中R1、R2及びR3は炭素原子数1から24の直鎖または
分岐のアルキル基あるいはアルケニル基を表し、R1
R2、R3のうち少なくとも1個は炭素原子数8以上の直鎖
または分岐のアルキル基あるいはアルケニル基を表
す。) 一般式(I)で表されるアミンオキシドの具体例とし
ては、ジメチルラウリルアミンオキシド、ジメチルミリ
スチルアミンオキシド、ジメチルセチルアミンオキシ
ド、ジメチルステアリルアミンオキシド、ジメチルオレ
イルアミンオキシド、ジメチルベヘニルアミンオキシ
ド、メチルジラウリルアミンオキシドなどが挙げられ
る。
(2) 一般式(II)で表されるジヒドロキシエチルア
ルキルアミンオキシド (式中Rは炭素原子数8から24の直鎖または分岐のアル
キル基あるいはアルケニル基を表す) (3) 一般式(III)で表されるジメチルアルキルポ
リオキシエチレンアミンオキシド (式中Rは炭素原子数8から24の直鎖または分岐のアル
キル基あるいはアルケニル基を表し、nは1から5の整
数を表す) 上記アミンオキシドのうちの一種または二種以上が用
いられる。
本発明の皮膚外用剤は、使用感触や適用のしやすさ等
を勘案して、一般的には構成成分を適当な皮膚外用製剤
中、例えばクリーム製剤、軟膏製剤、ゲル製剤、ローシ
ョン製剤、乳剤、粘着テープ等の基剤中に混合して用い
られる。
請求項1記載の発明において、アニオン性界面活性剤
及びアニオン性界面活性剤以外で分子中に窒素原子を有
する界面活性剤の合計配合量は皮膚外用剤全量中、0.00
1〜10重量%、より好ましくは0.01〜5重量%であり、
サイコサポニンb1、サイコサポニンb2は、0.001〜10重
量%、より好ましくは0.01〜5重量%である。また、ア
ニオン性界面活性剤と、アニオン性界面活性剤以外で分
子内に窒素原子を有する界面活性剤との割合は前述した
割合、すなわち分子比で20:1ないしは1:20、好ましくは
10:1ないしは1:10の割合が、そのまま適用される。
一方、請求項2記載の発明において、アニオン性界面
活性剤及び分子内に窒素原子を有さない非イオン性界面
活性剤の合計配合量は皮膚外用剤全量中、0.001〜10重
量%、より好ましくは0.01〜5重量%であり、サイコサ
ポニンb1、サイコサポニンb2は0.001〜10重量%、より
好ましくは0.01〜5重量%である。
また、アニオン性界面活性剤と、分子内に窒素原子を
有さない非イオン性界面活性剤との割合は前述した割
合、すなわち分子比で20:1ないしは1:20、好ましくは1
0:1ないしは1:10の割合が、そのまま適用される。
また、請求項3記載の発明において、両性界面活性剤
及び半極性界面活性剤と分子内に窒素原子を有する非イ
オン性界面活性剤の合計配合量は皮膚外用剤全量中、0.
001〜10重量%、より好ましくは0.01〜5重量%であ
り、サイコサポニンb1、サイコサポニンb2は、0.001〜1
0重量%、より好ましくは0.01〜5重量%である。ま
た、両性界面活性剤及び半極性界面活性剤と分子内に窒
素原子を有する非イオン界面活性剤との割合は前述した
割合、すなわち分子比で20:1ないしは1:20、好ましくは
10:1ないしは1:10の割合が、そのまま適用される。
更に、請求項4記載の発明において、分子内に窒素原
子を有する非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半
極性界面活性剤及びカチオン性界面活性剤からなる群か
ら選ばれる一種または二種以上と、分子内に窒素原子を
有さない非イオン性界面活性剤の一種または二種以上と
の合計配合量は皮膚外用剤全量中0.001〜10重量%、よ
り好ましくは0.01〜5重量%であり、サイコサポニン
b1、サイコサポニンb2は0.001〜10重量%、より好まし
くは0.01〜5重量%である。また、分子内に窒素原子を
有する非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性
界面活性剤及びカチオン性界面活性剤からなる群から選
ばれる一種または二種以上と、分子内に窒素原子を有さ
ない非イオン性界面活性剤の一種または二種以上との割
合は前述した割合、すなわち分子比で20:1ないしは1:2
0、好ましくは10:1ないしは1:10の割合が、そのまま適
用される。
更に、請求項5記載の発明において、アミンオキシド
の配合量は皮膚外用剤全量中、0.0001〜10重量%、より
好ましくは0.01〜5重量%である。サイコサポニンb1
サイコサポニンb2の配合量は0.001〜10重量%であり、
より好ましくは0.01〜5重量%である。
本発明の皮膚外用剤には、上記の必須構成成分の他に
一般的に医薬品、医薬部外品、化粧料等の配合される成
分を配合することができる。それらの成分としては多価
アルコール、油分、ワックス、酸、アルカリ、カチオン
界面活性剤、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性
剤、両性界面活性剤、粉末、顔料、染料、防腐防ばい
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、キレート剤、水溶性高
分子、モンモリロナイト、アルコール、溶媒、香料等が
挙げられる。
更に具体的に言えば、グリセリン、プロピレングリコ
ール等の多価アルコール、流動パラフィン、スクワラ
ン、高級脂肪酸、高級アルコール等の油分、クエン酸、
乳酸などの有機酸類、苛性ソーダ、トリエタノールアミ
ン等のアルカリ類、高級アルキル硫酸エステル塩、高級
アルキルエーテル硫酸エステル塩、高級脂肪酸アミドス
ルホン酸塩、高級アルキルスルホコハク酸塩、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、アシルグルタミン酸塩、高級ア
ルキルリン酸塩等のアニオン等のアニオン性界面活性
剤、高級アルキル四級アンモニウム塩、脂肪族アミン
塩、アルキルピリジニウム塩等のカチオン性界面活性
剤、カルボキシベタイン、スルホベタイン、イミダゾリ
ン誘導体等の両性界面活性剤、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ソル
ビタン脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、ポ
リグリセリン脂肪酸エステル等を挙げることができる。
〔発明の効果〕
本発明の皮膚外用剤はサイコサポニンb1、サイコサポ
ニンb2の経皮吸収促進効果に優れ、かつ安全性、使用感
触にも優れ、創傷治癒の遅延や、肌荒れ、日光照射によ
る光障害や加齢に伴う皮膚のしわ、たるみ、あるいはつ
やの消失等を防いで、皮膚の老化を防止する効果に優れ
た皮膚外用剤である。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
以下の例において「%」は特にことわらない限り「重
量%」を表す。
薬剤透過性試験 被験物質による薬剤の経皮吸収促進効果を評価するた
め、ヘアレスマウスの摘出皮膚を用いた、in vitro拡散
セルによる薬剤透過性試験を行った。拡散セル装置は拡
散面積2cm2の垂直膜型二室セルを用いた。10〜15週齢の
雄性ヘアレスマウスの背部の皮膚全層を摘出し、拡散セ
ルに装着した。薬物試料側セル室に実施例1−1〜1−
8の薬物試料を2ml、レセプター側セル室にリン酸緩衝
生理食塩水(pH7.2)を2ml入れ、両相を穏やかに攪拌し
ながらセル全体を恒温槽中で32℃に保った。24時間後に
レセプター液をサンプリングし、高速液体クロマトグラ
フィーによりレセプター側に透過してきた薬剤量を定量
した。結果は薬剤透過率(%)として表した。上記の結
果を表−1、表−2に示す。
試料 次の組成からなる薬物試料を調製した。
重量% (1)サイコサポニンb2 1.0 (2)被験物質 0.1〜0.7 (3)エタノール 20.0 (4)精製水 残余 〔製法〕 (1)(2)を(3)に溶解した後、(4)を添加、
混合し試料とした。
被験物質として表−1、表−2に記載する以下のもの
について試験を行った。
表−1、表−2の結果から明らかなように、本発明に
係る実施例1−1〜1−8の被験物質(経皮吸収促進
剤)は薬剤の皮膚透過促進効果に著しく優れたものであ
ることがわかる。
薬剤経皮吸収試験 一群3匹のヘアレスマウス背部皮膚に、鳥居パッチテ
スト用絆創膏(径1.6cm)に、以下に示す実施例2〜
4、比較例2〜3各100μを貼付した。絆創膏の上に
スポンジを置き、更にゴムの薄膜で被覆し、絆創膏を密
着するようにした。塗布後、直ちにプラスチック製の密
封容器中に入れ、空気を送り、呼気排泄される炭酸ガス
をモノエタノールアミンの50%メタノール溶液に吸収さ
せた。
塗布後、24及び48時間で塗布部の絆創膏を除去し、絆
創膏中の活性を測定した。次いで、塗布部をセロハンテ
ープで8回ストリッピングを行い、セロテープに接着し
た角層中の活性を測定した。その後、動物は屠殺し塗布
部の皮膚を剥離し、皮膚中の活性を測定した。残った全
身は0.5N水酸化ナトリウム水溶液30gを加えて、ブレン
ダーにてホモジネートとし、この一定量を採取し、活性
を測定した。また、所要時間までに排泄された糞、及び
尿は回収し、活性を測定した。
ここでは、呼気排泄量、糞、尿排泄量及び体内貯留量
の和をもって体内経皮吸収量とした。
上記の試験結果を表−3に示す。
実施例2 (1) サイコサポニンb1 1.0% (2) ドデシル硫酸ナトリウム 0.2 (3) ドテシルジメチルアミンオキシド 0.7 (4) 精製水 残余 〔製法〕 (2)、(3)を(4)に溶解した後、(1)を添加
し、よく攪拌溶解し試料とした。
実施例3 (1) サイコサポニンb1 1.0% (2) ヤシ脂肪酸ジエタノールアマイド 0.8 (3) ドデシルジメチルアミンオキシド 0.5 (4) 精製水 残余 〔製法〕 (2)、(3)を(4)に溶解した後、(1)をよく
攪拌溶解して試料とした。
実施例4 (1) サイコサポニンb1 1.0% (2) N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム 1.2 (3) ポリオキシエチレン(15モル付加)ステアリル
エーテル 1.6 (4) 精製水 残余 〔製法〕 (2)、(3)を(4)に溶解した後、(1)を添加
し、よく攪拌溶解し試料とした。
比較例2 (1) サイコサポニンb1 1.0% (2) 精製水 残余 〔製法〕 実施例2に準ずる。
比較例3 (1) サイコサポニンb1 1.0% (2) 尿 素 5.0 (3) 精製水 残余 〔製法〕 実施例2に準ずる。
実施例5:クリーム (1) サイコサポニンb2 0.025% (2) プロピレングリコール 8.0 (3) グリセリン 5.0 (4) 流動パラフィン 1.0 (5) アジピン酸ジイソプロピル 3.0 (6) ラウリル酸ジエタノールアマイド 0.6 (7) N,N−ジメチル−N−ラウリル−N−カルボキ
シメチルアンモニウムベタイン 0.3 (8) グリセリンモノ脂肪酸エステル 1.5 (9) 防腐剤 適量 (10) 粘土鉱物(ベントナイト) 6.0 (11) 精製水 残余 〔製法〕 (5)に(1)、(4)、(8)、(9)を添加、加
温し、溶解混合する。これを組成物(A)とする。
(11)の一部に(6)、(7)を加え溶解し、更に
(2)、(3)を添加混合する。これを組成物(B)と
する。
組成物(B)を攪拌しながら、組成物(A)を徐々に
添加し、予備乳化した後、ホモミキサーで乳化する。
これを、あらかじめ(11)の残部に(10)を添加分散
しておいたものに攪拌しながら加え、冷却しクリームを
得た。
実施例6:ゲル (1) サイコサポニンb2 1.0% (2) エチルアルコール 50.0 (3) カルボキシビニルポリマー 1.2 (4) ポリオキシエチレン(以下、POPという;40モ
ル)硬化ヒマシ油 1.5 (5) ドデシル硫酸ナトリウム 0.5 (6) ドデシルリン酸ナトリウム 0.6 (7) ソジウムラウリルイソチオネート 0.2 (8) ドデシルジメチルアミンオキシド 1.14 (9) ラウリン酸ジエタノールアミド 0.2 (10) ジイソプロパノールアミン 0.35 (11) 精製水 残余 〔製法〕 (5)、(6)、(7)、(8)、(9)を(11)に
溶解した後、(3)をよく分散する。これを(2)に
(1)、(4)を添加溶解したものに加え、よく混合す
る。更に、この混合物に(10)を添加し、よく攪拌混合
しゲルを得た。
実施例7:ゲル (1) サイコサポニンb2 1.0% (2) エチルアルコール 50.0 (3) カルボキシビニルポリマー 1.2 (4) ポリオキシエチレン(以下、P.O.E.という)硬
化ヒマシ油 1.5 (5) ラウリルジメチルアミンオキシド 0.6 (6) P.O.E.(15モル)オレイルアミン 0.8 (7) N,N−ジメチル−N−ラウリル−N−スルフォ
メチルアンモニウムベタイン 1.0 (8) ラウリン酸ジエタノールアミド 0.35 (9) ジイソプロパノールアミン 0.35 (10) 精製水 残余 〔製法〕 (5)、(6)、(7)、(8)を(10)に溶解した
後、(3)をよく分散する。これを、(2)に(1)、
(4)を添加溶解したものに加え、よく混合する。更
に、この混合物に(9)を添加し、よく攪拌混合したゲ
ルを得た。
実施例8:クリーム (1) サイコサポニンb1 0.025% (2) プロピレングリコール 8.0 (3) グリセリン 5.0 (4) 流動パラフィン 1.0 (5) アジピン酸ジイソプロピル 3.0 (6) ミリスチル硫酸ナトリウム 2.5 (7) ソルビタンモノオレエート 1.0 (8) グリセリンモノ脂肪酸エステル 1.5 (9) 防腐剤 適量 (10) 粘土鉱物(ベントナイト) 6.0 (11) 精製水 残余 〔製法〕 (5)に(1)、(4)、(8)、(9)を添加、加
温し、溶融混合する。これを組成物(A)とする、(1
1)の一部に(6)、(7)を加え溶解し、更に
(2)、(3)を添加混合する、これを組成物(B)と
する。組成物(B)を攪拌しながら、組成物(A)を徐
々に添加し、予備乳化した後、ホモミキサーで乳化す
る。
これを、あらかじめ(11)の残部に(10)を添加分散
しておいたものに攪拌しながら加え、冷却しクリームを
得た。
実施例9:ゲル (1) サイコサポニンb2 1.0% (2) エチルアルコール 50.0 (3) カルボキシビニルポリマー 1.2 (4) ポリオキシエチレン(40モル付加)硬化ヒマシ
油 1.5 (5) ドデシル硫酸ナトリウム 0.7 (6) モノラウリルリン酸ナトリウム 0.6 (7) ソジウムラウリルイソチオネート 0.7 (8) POEソルビタンモノステアレート 2.3 (9) ショ糖脂肪酸エステル 1.5 (10) ジイソプロパノールアミン 0.35 (11) 精製水 残余 〔製法〕 (5)、(6)、(7)、(8)、(9)を(11)に
溶解した後、(3)をよく分散する。これを、(2)に
(1)、(4)を添加溶解したものに加え、よく混合す
る。更に、この混合物に(10)を添加し、よく攪拌混合
しゲルを得た。
実施例10:クリーム (1) サイコサポニンb1 0.025% (2) サイコサポニンb2 0.025 (3) プロピレングリコール 8.0 (4) グリセリン 5.0 (5) 流動パラフィン 1.0 (6) アジピン酸ジイソプロピル 3.0 (7) 脂肪酸アルカノールアミド 1.8 (8) ソルビタンモノオレエート 1.0 (9) グリセリンモノ脂肪酸エステル 1.5 (10) 防腐剤 適量 (11) 粘土鉱物(ベントナイト) 6.0 (12) 精製水 残余 〔製法〕 (6)に(1)、(2)、(5)、(9)、(10)を
添加、加温し、溶解混合する。これを組成物(A)とす
る。(12)の一部に(7)、(8)を加え溶解し、更に
(3)、(4)を添加混合する。これを組成物(B)と
する。組成物(B)を攪拌しながら、組成物(A)を徐
々に添加し、予備乳化した後、ホモミキサーで乳化す
る。
これを、あらかじめ(12)の残部に(11)を添加分散
しておいたものに攪拌しながら加え、冷却しクリームを
得た。
実施例11:ゲル (1) サイコサポニンb1 1.0% (2) サイコサポニンb2 1.0 (3) エチルアルコール 50.0 (4) カルボキシビニルポリマー 1.2 (5) ポリオキシエチレン(40モル付加)硬化ヒマシ
油 1.5 (6) ラウリン酸ジエタノールアミド 1.5 (7) ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0 (8) ラウリルベタイン 0.5 (9) POEソルビタンモノステアレート 1.14 (10) ショ糖脂肪酸エステル 0.2 (11) ジイソプロパノールアミン 0.35 (12) 精製水 残余 〔製法〕 (6)、(7)、(8)、(9)、(10)を(12)に
溶解した後、(4)をよく分散する。これを、(3)に
(1)、(2)、(5)を添加溶解したものに加え、よ
く混合する。更に、この混合物に(11)を添加し、よく
攪拌混合しゲルを得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 47/18 A61K 47/18 E 47/20 47/20 E 47/22 47/22 E 47/24 47/24 E 47/34 47/34 E (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/00 A61K 31/70 A61K 47/12 - 47/34

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式: で表されるサイコサポニンb1(R=β−OH)および/ま
    たはサイコサポニンb2(R=α−OH)とアニオン性界面
    活性剤の一種または二種以上と、アニオン性界面活性剤
    以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤の一種もし
    くは二種以上とを含有することを特徴とする皮膚外用
    剤。
  2. 【請求項2】次式: で表されるサイコサポニンb1(R=β−OH)および/ま
    たはサイコサポニンb2(R=α−OH)とアニオン性界面
    活性剤の一種または二種以上と、分子内に窒素原子を有
    さない非イオン性界面活性剤の一種もしくは二種以上と
    を含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】次式: で表されるサイコサポニンb1(R=β−OH)および/ま
    たはサイコサポニンb2(R=α−OH)と両性界面活性剤
    及び半極性界面活性剤の一種または二種以上と、分子内
    に窒素原子を有する非イオン性界面活性剤の一種または
    二種以上とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】次式: で表されるサイコサポニンb1(R=β−OH)および/ま
    たはサイコサポニンb2(R=α−OH)と分子内に窒素原
    子を有する、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、
    半極性界面活性剤及びカチオン性界面活性剤からなる群
    から選ばれる一種または二種以上と、分子内に窒素原子
    を有さない非イオン性界面活性剤の一種または二種以上
    とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  5. 【請求項5】次式: で表されるサイコサポニンb1(R=β−OH)および/ま
    たはサイコサポニンb2(R=α−OH)とアミンオキシド
    とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
JP2134631A 1990-05-24 1990-05-24 皮膚外用剤 Expired - Lifetime JP2955719B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2134631A JP2955719B2 (ja) 1990-05-24 1990-05-24 皮膚外用剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2134631A JP2955719B2 (ja) 1990-05-24 1990-05-24 皮膚外用剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0429917A JPH0429917A (ja) 1992-01-31
JP2955719B2 true JP2955719B2 (ja) 1999-10-04

Family

ID=15132890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2134631A Expired - Lifetime JP2955719B2 (ja) 1990-05-24 1990-05-24 皮膚外用剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2955719B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000069310A (ko) * 1997-10-07 2000-11-25 겜마 아키라 세포외 매트릭스의 생산 촉진제
AU2003242238A1 (en) 2002-06-18 2003-12-31 Pola Chemical Industries Inc. Antifungal medicinal compositions

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0429917A (ja) 1992-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900007659B1 (ko) 경피 흡수촉진제 및 이를 함유하는 피부외용 제제
US5731303A (en) Transdermal and trans-membrane delivery compositions
WO2015075640A1 (en) Stable pharmaceutical formulation(s) of tetracycline antibiotic
US20040052750A1 (en) Compositions for prevention and alleviation of skin wrinkles
PT503988E (pt) Composicoes para o tratamento de onicomicoses
EP0315648A1 (en) NONAQUEOUS MINOXYDILE COMPOSITION FOR SEBUM DISSOLUTION.
US20040096405A1 (en) Topical delivery of anti-alopecia agents
JP3981074B2 (ja) オルニチンデカルボキシラーゼインヒビターの毛包輸送のための局所用組成物
JPH082801B2 (ja) 経皮吸収促進剤及び皮膚外用剤
EP0491076A1 (en) Penetration enhancement with multi-component system of N-aliphatic pyrrolidones with lower alcohols
JP2955719B2 (ja) 皮膚外用剤
JP4138910B2 (ja) 経皮吸収性が良好で且つ皮膚刺激性の少ない塩酸アゼラスチン含有経皮製剤
EP2910254A1 (en) Base and external preparation for skin
JP2003183117A (ja) 経皮吸収促進剤及びこれを含有する皮膚外用剤
JPH0764754B2 (ja) 経皮吸収促進剤及びこれを含有する皮膚外用剤
JPH10236918A (ja) 皮膚貼付剤
JP2881836B2 (ja) 抗真菌剤
JPH10279421A (ja) 皮膚外用剤
JP2542522B2 (ja) 経皮吸収促進剤及び角質溶解剤
JP2691728B2 (ja) 皮膚外用製剤
JP2838297B2 (ja) コルヒチン含有外用剤
JPS63230641A (ja) 経皮吸収促進剤及びこれを含有する皮膚外用製剤
JPH0759519B2 (ja) 経皮吸収促進剤及びこれを含有する皮膚外用製剤
JPH08268872A (ja) 皮膚外用剤
JPH0625053B2 (ja) 皮膚外用剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080723

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090723

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100723

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term