JP2955549B2 - 四輪駆動車輛用ラックアンドピニオン式ステアリングシステム - Google Patents

四輪駆動車輛用ラックアンドピニオン式ステアリングシステム

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JP2955549B2
JP2955549B2 JP10074002A JP7400298A JP2955549B2 JP 2955549 B2 JP2955549 B2 JP 2955549B2 JP 10074002 A JP10074002 A JP 10074002A JP 7400298 A JP7400298 A JP 7400298A JP 2955549 B2 JP2955549 B2 JP 2955549B2
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/08Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in a single plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
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  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】多くの四輪駆動車輛は、ディ
ファレンシャルギヤハウジングがアクスルアッセンブリ
と一体の前ビーム即ちライブ(live)前アクスルアッセ
ンブリを有する。前アクスルアッセンブリは、車輛の左
前輪と右前輪との間の駆動軸線に沿って横方向に延び
る。駆動シャフトがディファレンシャルギヤハウジング
から後方に車輛の動力源まで延びている。ディファレン
シャルは、回転力を駆動シャフトから前輪に伝達して前
輪を駆動し、車輛を地面に沿って前後に移動する。ディ
ファレンシャルギヤハウジングは、代表的には、駆動軸
線から前方及び後方の両方に約15.24cm(6イン
チ)延びている。
【0002】
【従来の技術】車輛の前輪は操舵可能である。ステアリ
ングナックルが車輛の操舵可能な車輪の各々と関連して
いる。各ステアリングナックルは、駆動軸線(車輪の回
転軸線)から前方を延びるステアリングアームを含む。
ステアリングアームの端部に設けられた枢動連結部は、
横リンク及び/又はタイロッド等のステアリングリンク
から操舵力を受け入れる。ステアリングリンクを通して
ステアリングアームに伝達された操舵力により、操舵可
能な車輪の操舵移動を行い、車輛を操舵する。
【0003】ステアリングリンク軸線は、ステアリング
アームの枢動連結部間に構成される。ハンドルの回転を
ロック状態からロック状態まで約3回転に制限するた
め、ステアリングアームは、実際には、ステアリングリ
ンク軸線から前方に約15.24cm(6インチ)以下延
びている。
【0004】操舵力は、車輛のハンドルの回転によって
制御されるステアリングユニットによって提供される。
周知の種類のステアリングユニットには、再循環ボール
−ナット式ユニット、ウォーム−及び−ローラー式ユニ
ット、及びラックアンドピニオン式ユニットが含まれ
る。一般的には、車輛の用途では、ラックアンドピニオ
ン式ステアリングユニットが望ましい。これは、このユ
ニットが、再循環ボール−ナット式ユニットやウォーム
−及び−ローラー式ユニットよりも軽量であり、低価格
であり、操舵が更に正確に行われ、そして操舵感が優れ
ているためである。
【0005】ステアリングリンクは、車輛が曲がるとき
の内輪及び外輪の相対的操舵角度を適正な関係に維持
し、スカッフィング(scuffing)又はタイヤの転がり方
向以外の方向への望ましからぬタイヤの移動を最小にす
るように形成されていなければならない。この関係をア
ッカーマンステアリング(Ackerman steering )と呼
ぶ。
【0006】適当なアッカーマンステアリングを提供す
るためにこの種のライブ前アクスル車輛で使用するため
の周知のステアリングリンクが存在する。この種のライ
ブ前アクスル車輛で使用するための代表的な周知のステ
アリングリンクには、ステアリングギヤボックスから回
転されるピットマンアーム、ピットマンアームと遠い側
のステアリングナックルとの間に連結されたドラッグリ
ンク、及び(a)近い側のステアリングナックルとドラ
ッグリンクの中間点との間に連結されたリンク又は
(b)二つのステアリングナックル間に連結された横リ
ンクのいずれかが含まれる。
【0007】車輛のラックアンドピニオン式ステアリン
グシステムの設計及び形状に影響を及ぼす重要な要因
は、ラックの側方負荷(曲げモーメント)を小さくする
必要があるということである。ラックアンドピニオン式
ステアリング装置アッセンブリユニットは、設計によっ
て、内部に作用する公称規模の側方力に耐えることがで
きる。しかしながら、ラックの弾性曲げ変形を生ぜしめ
ることができる側方力即ち側方モーメントにより、曲げ
が起こる。ステアリングラックの端部に作用する側方力
即ち側方モーメントを、他の制限内で最小にすること
が、実際には、優れたステアリングの設計である。
【0008】ライブ前アクスルを含まない一般の車輛用
ラックアンドピニオン式ステアリング装置アッセンブリ
では、ラックアンドピニオン式ステアリング装置アッセ
ンブリは、左ステアリングアームと右ステアリングアー
ムとの間で、ステアリングリンク軸線にほぼ沿って又は
これとほぼ平行に直接連結されている。ラックの両端に
枢着されたタイロッドは、その外端部がステアリングア
ームに連結されている。ラックアンドピニオン式ステア
リング装置アッセンブリをこのように位置決めすること
によって、ステアリングリンクによってラックに加えら
れた力が、実質的にステアリング軸線に沿って作用し、
ラックに作用する側方負荷が最小になる。
【0009】このような配置は、上述のライブ前アクス
ルを持つ四輪駆動車輛では不可能である。これは、ラッ
クアンドピニオン式ステアリング装置アッセンブリとデ
ィファレンシャルギヤハウジングとが物理的に干渉する
ためである。特定的には、ディファレンシャルギヤハウ
ジングは、ステアリングリンク軸線上に配置されるラッ
クアンドピニオン式ステアリング装置アッセンブリと物
理的に干渉するのに十分大きな距離だけ駆動軸線の前方
に突出している。
【0010】この干渉の問題は、ラックアンドピニオン
式ステアリング装置アッセンブリ及びタイロッドをディ
ファレンシャルギヤハウジングに当たらないように、車
輛内で前方に十分大きく移動するだけでは解決できな
い。これを行うと、適当なアッカーマンステアリングが
最早得られず、不適当な量の側方負荷がラックに加わる
こととなる。
【0011】ステアリング装置アッセンブリ及びリンク
の形体を決定する上での別の重要な要因は、バンプステ
ア(bump steer)である。ライブアクスル車輛の車輪の
バンプステアを小さくするため、ステアリングアームが
取り付けられたステアリングリンクエレメントをできる
だけ長く、理想的には車輪の反対側までほぼ全体に亘っ
て延びるようにしなければならない。これにより、車輪
が道路の表面上で車輛のボディに対して上下動するとき
にステアリングアームが移動する角度が小さくなる。
【0012】上文中に説明した種類の周知のステアリン
グリンクは、アッカーマンステアリング及びバンプステ
アの要因に関して適当な形状を有する。しかしながら、
この周知のステアリングリンクは、ステアリング軸線か
ら離して配置されたボール−ナット式ステアリング装置
又はウォーム−及び−ローラー式ステアリング装置を使
用することを必要とする。ラックアンドピニオン式ステ
アリング装置アッセンブリは、とりわけ、リンクの形状
により不適当に高い側方負荷がラックに生じるため、こ
の種の装置では使用されてこなかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明は、車輛のハンドルの回転に応じて車輛
の第1及び第2の操舵可能な駆動輪の操舵移動を行うた
めの装置である。車輛は、車輛の第1及び第2の操舵可
能な車輪と車輛内を駆動アクスルアッセンブリから後方
に延びる駆動シャフトとを相互連結する駆動アクスルア
ッセンブリを持つ種類の車輛である。駆動アクスルアッ
センブリは、ディファレンシャルギヤハウジングを含
み、このハウジングには、回転力を駆動シャフトから操
舵可能な車輪に伝達し、駆動アクスルアッセンブリに沿
って延びる駆動軸線を中心として操舵可能な車輪を回転
駆動するためのギヤが入っている。車輛は、第1及び第
2の操舵可能な車輪の方向を変える操舵力を受け入れる
ため、第1及び第2の操舵可能な車輪と夫々関連した第
1及び第2のステアリングアームを含む。車輛のステア
リングリンク軸線は、第1及び第2のステアリングアー
ム間を延びる。
【0014】操舵移動を行うための装置は、ラックアン
ドピニオン式ステアリング装置アッセンブリを有する。
このアッセンブリは、ラックハウジングを通って軸線方
向に延びる、長さ方向軸線を持つ細長いラックを含む。
ラックは、車輛のハンドルの回転に応じてラックハウジ
ング内で軸線方向に移動できる。ラックの第1端部分が
ラックハウジングから軸線方向に突出している。操舵力
を第1及び第2のステアリングアームのうちの一方に伝
達するため、ドラッグリンクが、ラックの第1端部分と
第1及び第2のステアリングアームのうちの一方との間
に連結されている。
【0015】好ましい実施例では、ドラッグリンクは、
ラック軸線上の所定位置でラックに枢着されている。ド
ラッグリンクは、ラック軸線とほぼ平行に延びる作動力
を有する。
【0016】本発明の以上の特徴及び他の特徴は、本発
明の以下の説明を添付図面を参照して読むことによっ
て、本発明が属する技術分野の当業者に明らかになるで
あろう。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、四輪駆動車輛用ラック
アンドピニオン式ステアリングシステムに関する。本発
明を示すものとして、図1は、車輛12用のステアリン
グシステム10を概略に示す。
【0018】一部だけが示してある車輛12は、左前輪
14及び右前輪16を持つ四輪駆動車輛12である。車
輛12の前進方向には矢印18が附してある。車輛12
の後退方向には矢印20が附してある。
【0019】車輛12の前アクスルアッセンブリ22
は、中実ビームアクスル又はライブアクスルの形態の駆
動軸線である。前アクスル22は、車輛12の左前輪1
4と右前輪16との間で駆動軸線24に沿って横方向に
延びる。アクスルアッセンブリ22は、ディファレンシ
ャルギヤハウジング30を含む。駆動シャフト32が、
ディファレンシャルギヤハウジング30から、車輛のト
ランスミッション等の車輛の動力源(図示せず)まで車
輛12内を後方に延びている。
【0020】ディファレンシャルギヤハウジング30に
は、代表的には直径が約25.4cm(10インチ)のリ
ングギヤを含むディファレンシャル(図示せず)が入っ
ている。ディファレンシャルは、回転力を駆動シャフト
32から前輪14及び16に伝えて前輪を回転駆動し、
車輛12を地面に沿って前後に移動する。ディファレン
シャルギヤハウジング30は、駆動軸線24の前方に約
12.7cm乃至約15.24cm(約5インチ乃至約6イ
ンチ)突出している。
【0021】車輛12の前輪14及び16は操舵可能で
ある。左ステアリングアーム40は、車輛12の操舵可
能な左輪14と左ステアリングナックルの部品として関
連している。左ステアリングアーム40は、ボール継手
の形態の枢動連結部42を有する。枢動連結部42は、
駆動軸線24の前方15.24cm(6インチ)のところ
で左ステアリングアーム40に配置されている。
【0022】右ステアリングアーム44は、車輛12の
操舵可能な右輪16と右ステアリングナックルの部品と
して関連している。右ステアリングアーム44は、ボー
ル継手の形態の枢動連結部46を有する。枢動連結部4
6は、駆動軸線24の前方15.24cm(6インチ)の
ところで右ステアリングアーム44に配置されている。
【0023】ステアリングリンク軸線50が、ステアリ
ングアーム40及び44の枢動連結部42と46との間
に形成されている。周知のステアリング枢軸(図示せ
ず)が駆動アクスルアッセンブリ22を操舵可能な車輪
14及び16に連結する。
【0024】ステアリングシステム10は、左右のステ
アリングアーム40と44との間を延びており且つこれ
らのアームを相互連結する横リンク52を含む。横リン
ク52は、枢動連結部42と46との間をステアリング
リンク軸線50に沿って連結する中実のロッドである。
ステアリングリンク軸線50は、横リンク52がディフ
ァレンシャルギヤハウジング30に当たらないように、
即ちこのハウジングと物理的に干渉しないように、車輛
12内で前方に十分大きく離してあるか或いは曲げる等
で別の形状にしてある。横リンク52は、車輛12の第
1及び第2の操舵可能な車輪14と16との間の距離の
ほぼ全体に亘って延びている。横リンク52は車輛の中
心線54を横切って延びる。
【0025】ステアリングシステム10は、横リンク5
2に連結されたドラッグリンク60を含む。ドラッグリ
ンク60は、ステアリング装置アッセンブリ80に当た
らないようにするため、非直線状の形体を有する。添付
図面に示す特定の実施例では、ドラッグリンク60は、
図1でわかるように、全体にU字形状の形体を有し、直
線状中央部分62を含む。ドラッグリンク60の直線状
第1端部分64は、中央部分62に対して約30°の角
度で延びている。ドラッグリンク60の直線状第2端部
分66は、中央部分62に対して約30°の角度で延び
ている。ドラッグリンク60の第2端部分66は、図示
のように、ドラッグリンク60の直線状第1端部分64
と鏡像対称である。ドラッグリンク60がステアリング
装置アッセンブリの構造及び作動範囲と干渉しない限
り、この他の形体又は角度を使用でき、二つの端部分は
必ずしも同じでなくてもよいということは理解されるべ
きである。
【0026】ドラッグリンク60は、図1で参照番号6
8を附した作動力線を有する。作動力線68は、ドラッ
グリンク60の端部の枢動連結部間での仮想的な力伝達
線である。ドラッグリンク60の作動力線68は、ドラ
ッグリンク60の中央部分62とほぼ平行に延びる。
【0027】ドラッグリンク60の第1端部分64は、
左ステアリングアーム40に設けられた第2枢動連結部
70に連結されている。第2枢動連結部70は、代表的
には、左ステアリングアーム40に設けられた他方の枢
動連結部42から小さな距離だけ間隔が隔てられた第2
ボール継手である。明瞭化を図るため、左ステアリング
アーム40に設けられた二つの枢動連結部70及び42
を図1の同じ位置に示してある。
【0028】ドラッグリンク60は、車輛12の第1及
び第2の操舵可能な車輪14と16との間の距離の大き
な部分に亘って延びる。ドラッグリンク60は、車輛の
中心線54を横切って延びる。
【0029】以下に説明する方法でドラッグリンク60
に加えられた操舵力は、第2枢動連結部70を通して左
ステアリングアーム40に伝達され、及び従って枢動連
結部42に伝達される。横リンク52は、操舵力を左ス
テアリングアーム40から右ステアリングアーム44に
伝達する。この操舵力により操舵可能な車輪14及び1
6の操舵移動を行い、車輛12を操舵する。
【0030】ステアリングシステム10には、ラックア
ンドピニオン式ステアリング装置アッセンブリ80によ
って操舵力が加えられる。例示の実施例では、ステアリ
ング装置アッセンブリ80は、油圧式動力補助ユニット
である。手動ユニット又は電動ユニットのいずれを使用
してもよいということは理解されるべきである。
【0031】ステアリング装置アッセンブリ80は、一
般的には、周知の構造であり、参照番号86で概略に示
す取り付け手段によって車輛のボディ84に固定された
ラックハウジング82を含む。ラックハウジング82は
シリンダ88を画成し、このシリンダ88内には、ピス
トン90が配置されている。
【0032】ピストン90は、細長いラック100の長
さ方向軸線に沿ってこのラックとともに移動するように
固定されている。ラック軸線102は、ステアリングリ
ンク軸線50と平行でないし、この軸線の近くにない。
ラック軸線102は、車輛12内でステアリングリンク
軸線50の前方に配置されている。
【0033】ラック100に設けられたラック歯(図示
せず)は、ラックハウジング82で回転自在に支持され
たピニオン(図示せず)と噛み合い係合する。ピニオン
は、車輛12のハンドルを廻したときにラックハウジン
グ82内で回転できる。回転力は、ステアリングシャフ
トアッセンブリ106によってハンドル104からピニ
オンに伝達される。
【0034】ラックアンドピニオン式ステアリング装置
アッセンブリ80は、単端取り出し(single end takeo
ff)アッセンブリである。ラック100の第1端部分1
08がラックハウジング82の右端から突出している。
ラック100の第1端部分108には、クレビス110
が形成されている。ラック100のクレビス110は、
第1及び第2のアーム部分112及び114を有する。
【0035】ドラッグリンク60の第2端部分は、クレ
ビス120として形成されている。ドラッグリンク60
のクレビス120は、第1及び第2のアーム部分122
及び124を有する。ドラッグリンク60のクレビス1
20は、ラック100のクレビス110に連結され、フ
ック継手即ち自在継手130を形成する。ドラッグリン
ク60は、車輛12内でフック継手130から横方向後
方に延びている。
【0036】フック継手130はX字形状クロス即ちス
パイダー132を含む。この部材は、ラック100のク
レビス110とドラッグリンク60のクレビス120と
の間を延びており、これらを相互連結する。スパイダー
132の第1アーム134は、その端部にベアリングを
備えており、ラックのクレビス110のアーム部分11
2と114との間を延びる。スパイダー132の第2ア
ーム136は、その端部にベアリングを備えており、ド
ラッグリンクのクレビス120のアーム部分122と1
24との間を延びる。
【0037】ラック100とドラッグリンク60との間
のフック継手連結体により、第1移動軸線140を中心
としてドラッグリンク60をラックに対して枢動でき
る。第1移動軸線140は、スパイダー132の第1ア
ーム134に沿って延び、即ち、ラックのクレビス11
0のアーム部分112と114との間を延びる。
【0038】更に、フック継手連結体により、第2移動
軸線142を中心としてドラッグリンク60をラック1
00に対して枢動できる。第2移動軸線142は、スパ
イダーの第2アーム136に沿って延び、即ち、ドラッ
グリンクのクレビス120のアーム部分122と124
との間を延びる。これらの2度の自由度は、車輛12の
作動中、ステアリングシステム10の様々な部品が必要
とする移動を可能にする上で十分である。
【0039】油圧式動力補助ユニットである図示のラッ
クアンドピニオン式ステアリング装置アッセンブリ80
は、パワーステアリングポンプ(図示せず)とシリンダ
88との間の流体の流れを周知の方法で制御するための
制御弁(図示せず)を含む。車輛のハンドル104を廻
すと、制御弁は加圧流体をシリンダ88に差し向け、ピ
ストン90を軸線方向に移動し、これによってラック1
00を軸線方向に移動する。ラック100のこの軸線方
向移動により、ラックの第1端部分108で操舵力を提
供する。この操舵力は、ドラッグリンク60を通して左
ステアリングアーム40に伝達され、横リンク52を通
して右ステアリングアーム44に伝達される。更に、ラ
ック100の軸線方向移動によりピニオンがこれに追従
して回転し、制御弁を中立位置即ち中央位置に戻す。
【0040】図1に示すラックアンドピニオン式ステア
リング装置アッセンブリ10は、ドラッグリンクの作動
力線68とほぼ平行な方向で操舵力をドラッグリンク6
0に加える。ステアリングシステム10は、ラック軸線
102がステアリングリンク軸線50と平行でないし、
この軸線の近くにない場合でも、アッカーマンステアリ
ング及びバンプステア特性を有する。更に、上述の四輪
駆動ライブアクスル車輛でラックアンドピニオン式ステ
アリング装置アッセンブリを使用できるように、ラック
100の側方負荷が、適当なレベルまで減少される。
【0041】特定的には、ラック100に作用するこの
側方負荷即ち曲げモーメントは、二つの成分を有する。
側方負荷の第1力成分は、ラックの軸線102とドラッ
グリンク60の作動力線68との間の角度「α」(図1
参照)による。この第1力成分の大きさは、角度「α」
と比例する。従って、この力成分を小さくするため、角
度「α」を小さくするのが望ましい。
【0042】本発明では、この角度「α」は、ラック1
00とドラッグリンクとの間に物理的干渉を生じること
なく、ラックの軸線102をドラッグリンク60の作動
力線68とできるだけ平行になるように配向することに
よって小さくされる。
【0043】これは、ドラッグリンク60を非直線状
(図示のように、U字形状)形体にすることによってな
される。このような形体にすることによって、ドラッグ
リンク60がステアリング装置アッセンブリ80と物理
的に干渉しないようにすると同時に、ドラッグリンクの
作動力線68をラック軸線102と実質的に平行に配向
することができる。これによって、少なくとも静的設置
位置において、ラック軸線102とドラッグリンクの
動力線68との間の角度「α」を小さくするか或いはな
くす。この配向は、車輛12の作動中、常に維持するこ
とはできない。これは、固定されたステアリング装置ア
ッセンブリ80に対してドラッグリンク60が移動する
ためである。しかしながら、これは、実際には、受け入
れることができる状態に最適化することができる。詳細
には、ラック軸線102とドラッグリンク60の作動力
68との間の角度「α」は、ドラッグリンクがラック
100に対して移動する際に約0°乃至約5°の範囲で
変化する。この範囲は、ラック100の側方負荷を適当
な量に制限するのに十分小さい。
【0044】側方負荷の第2力成分は、オフセット距離
「β」(図示せず)に関し、即ちラックの軸線に対して
垂直方向で計測したラック軸線102と、ラック100
とドラッグリンク60との間の枢動連結部との間の距離
に関する。操舵力は、この枢動連結部(例示の実施例で
はフック継手)を通してラック100に及びラック10
0から伝達される。「β」がゼロでない場合には、ラッ
ク100に曲げモーメントが発生する。
【0045】本発明では、ドラッグリンク60とラック
100との間の枢動連結部即ちフック継手130がラッ
クの軸線102上に配置されている。このように配置す
ることによって、ドラッグリンク60の作動力線68の
一端をラックの軸線102上に置く。これにより、オフ
セット距離「β」をなくし、ラックの側方負荷のこの第
2力成分の大きさをゼロにする。
【0046】本発明のドラッグリンク60が直線状でな
いため、ドラッグリンクの重心はドラッグリンクの作動
力線68上にない。このため、ドラッグリンク60は、
重力の作用でその端点を中心として回転するように押圧
される。即ち、ステアリングシステム10の他の部品に
対して垂れ下がる、即ち下方に移動する。これに対処す
るため、フック継手130は、操舵移動及びサスペンシ
ョンの移動の必要に応じてドラッグリンク60とラック
100との間の相対的な移動を可能にすると同時に、ド
ラッグリンクがラックの軸線102を中心として回転す
ることによって下方に移動することがないようにする形
体を持つように形成されている。詳細には、ラック10
0がラックの軸線102を中心として回転しないように
する固有抵抗により、ラックの軸線を中心としたドラッ
グリンク60の回転移動が阻止される。これによって、
ドラッグリンクがステアリングシステム10の他の部品
に対して下方に移動することが阻止される。
【0047】図3は、本発明の第2実施例に従って形成
されたステアリングシステム10aを示す。ステアリン
グシステム10aは、ステアリングシステム10(図1
及び図2参照)とほぼ同じであり、同じ又は同様の部品
には、区別を行うために添字「a」を付けた同じ参照番
号が附してある。
【0048】ステアリングシステム10aでは、横リン
ク52(図1参照)がリンク150a(図3参照)に代
えてある。リンク150aは、その外端が右ステアリン
グアーム44aに取り付けてある。リンク150aの内
端は、枢動連結部152aでドラッグリンク60aに取
り付けられている。
【0049】リンク150aのドラッグリンク60aに
対する連結部152は、できるだけフック継手130
aから離間した箇所にある。その結果、リンク150a
は車輛の中心線54aを横切って延びる。リンク150
aは、車輛12aの第1及び第2の操舵可能な車輪14
aと16aとの間の距離の大きな部分に亘って延びる。
【0050】ドラッグリンク60aに上文中に説明した
方法で加えられた操舵力は、ドラッグリンク60aによ
って左ステアリングアーム40aに伝達される。リンク
150aは、操舵力をドラッグリンク60aから右ステ
アリングアーム44aに伝達する。操舵力により、操舵
可能な車輪14aと16aの操舵移動を行い、車輛12
aを操舵する。
【0051】ステアリングシステム10aのラックアン
ドピニオン式ステアリング装置アッセンブリ80aは、
ステアリングシステム10と同じ位置で車輛12aに取
り付けられている。ドラッグリンク60aは、リンク
50への中間枢動連結部152a以外は、ドラッグリ
ンク60と同じである。その結果、ステアリングシステ
ム10aは適当なアッカーマンステアリング及びバンプ
ステア特性を有し、ラック100aの側方負荷は十分低
い。
【0052】ステアリングシステム10aのラックアン
ドピニオン式ステアリングアッセンブリ80aでは、ラ
ックの軸線102aがドラッグリンク60aの作動力線
68aと同一線上にあるということに着目しなければな
らない。角度「α」は0°である。その結果、ラックの
軸線102aとドラッグリンク60aの作動力線68a
との間の角変位によるラック100aの側方負荷がなく
なる(少なくとも、部品が図示の位置にある場合;上文
中に論じたように、ラックの軸線とドラッグリンクの
動力線との間の角度「α」は、ラックに対するドラッグ
リンクの移動中に変化する)。
【0053】当業者は、本発明の以上の説明から、様々
な改良、変更及び変形に気づくであろう。例えば本発明
は、動力補助操舵システムを備えているものにも備えて
いないものにも適用できる。当業者が気づくこのような
改良、変更及び変形は、添付の特許請求の範囲の範疇に
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って形成された四輪駆動車輛用ラッ
クアンドピニオン式ステアリングシステムの概略図であ
る。
【図2】図1のステアリングシステムの部分である枢動
連結部の拡大図である。
【図3】本発明の第2実施例に従って形成されたラック
アンドピニオン式ステアリングシステムの、図1と同様
の概略図である。
【符号の説明】
10 ステアリングシステム 12 車輛 14 左前輪 16 右前輪 22 前アクスルアッセンブリ 24 駆動アクス
ル 30 ディファレンシャルギヤハウジング 32 駆動シャフト 40 左ステアリ
ングアーム 42 枢動連結部 44 右ステアリ
ングアーム 46 枢動連結部 50 ステアリン
グリンク軸線 52 横リンク 54 車輛の中心
線 60 ドラッグリンク 62 直線状中央
部分 64 直線状第1端部分 66 直線状第2
端部分 68 作動力線 80 ステアリング装
置アッセンブリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/18 - 5/26

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輛のハンドルの回転に応じて前記車輛
    の第1及び第2の操舵可能な駆動輪の操舵移動を行うた
    めの装置において、 前記車輛は、前記車輛の前記第1及び第2の操舵可能な
    車輪を相互連結する駆動アクスルアッセンブリと、前記
    車輛内で前記駆動アクスルアッセンブリから後方に延び
    る駆動シャフトとを含み、前記駆動アクスルアッセンブ
    リは、前記駆動シャフトから前記操舵可能な車輪に回転
    力を伝達してこれらの操舵可能な車輪を駆動し、前記駆
    動アクスルアッセンブリに沿って延びる駆動軸線を中心
    として回転させるギヤが入ったディファレンシャルギヤ
    ハウジングを含み、 前記車輛は、前記第1及び第2の操舵可能な車輪の方向
    を変える移動を行うための操舵力を受け入れるため、前
    記第1及び第2の操舵可能な車輪と夫々関連した第1及
    び第2のステアリングアームを含み、前記車輛は、前記
    第1及び第2のステアリングアームの間を延びるステア
    リングリンク軸線を有し、 前記操舵移動を行うための装置は、 長さ方向軸線を持ち、ラックハウジングを通って軸線方
    向に延びる細長いラックであって、前記車輛のハンドル
    の回転に応じて前記ラックハウジング内で軸線方向に移
    動でき、第1端部分が前記ラックハウジングから軸線方
    向に突出しているラックを含む、ラックアンドピニオン
    式ステアリング装置アッセンブリと、 前記第1及び第2のステアリングアームのうちの一方に
    操舵力を伝達するため、前記ラックの前記第1端部分と
    前記一方のステアリングアームとの間を構造的に連結す
    るドラッグリンクと、 操舵力を前記ドラッグリンクから前記第1及び第2のス
    テアリングアームのうちの他方に伝達するための第2ス
    テアリングリンクとを有し、 前記ドラッグリンクは、前記ラック軸線とほぼ平行に延
    びる作動力線を有し、且つ前記ステアリング装置アッセ
    ンブリ及びその作動範囲と干渉しないように非直線状の
    形体を有する、 ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記ラック軸線上の所定位置で前記ドラ
    ッグリンクを前記ラックと相互連結する枢動連結部を含
    む、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記ドラッグリンクは、前記車輛内で前
    記枢動連結部から後 方及び横方向に延びている、請求項
    2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記第2ステアリングリンクは、前記車
    輛の前記第1及び第2の操舵可能な車輪間のほぼ全長に
    亘って延びる横リンクである、請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記第2ステアリングリンクは、前記車
    輛の前記中心線を横切って延びている、請求項1に記載
    の装置。
  6. 【請求項6】 前記ドラッグリンクは、前記ラック軸線
    とほぼ同一直線上に作動力線を有する、請求項1に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 前記ラック軸線と前記ドラッグリンクの
    作動力線との間の角度は、前記ラックに対する前記ドラ
    ッグリンクの移動中、約0°乃至約5°の範囲で変化す
    る、請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記ドラッグリンクと前記ラックの前記
    第1端部分とを相互連結するフック継手を有する、請求
    項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記フック継手は、前記ドラッグリンク
    が前記ラック軸線を中心として回転移動しないようにす
    る、請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記ドラッグリンクは、前記車輛の前
    記第1及び第2の操舵可能な車輪間の距離の大きな部分
    に亘って延びる、請求項1に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ドラッグリンクは、前記車輛の中
    心線を横切って延びる、請求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ラック軸線は、前記ステアリング
    リンク軸線と平行でない、請求項1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記ラック軸線は、前記車輛内で前記
    ステアリングリンク軸線の前方に配置されている、請求
    項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記ディファレンシャルギヤハウジン
    グは、前記駆動軸線の前方に約12.7cm乃至約15.
    24cm(約5インチ乃至約6インチ)の範囲で延びてお
    り、前記ステアリングリンク軸線は前記ディファレンシ
    ャルギヤハウジングの前方に配置されており、前記ラッ
    ク軸線は前記ステアリングリンク軸線の前方に配置され
    ている、請求項1に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記ラックアンドピニオン式ステアリ
    ング装置アッセンブ リは、単端取り出しアッセンブリで
    ある、請求項1に記載の装置。
  16. 【請求項16】 車輛のハンドルの回転に応じて前記車
    輛の第1及び第2の操舵可能な駆動輪の操舵移動を行う
    ための装置において、 前記車輛は、前記車輛の前記第1及び第2の操舵可能な
    車輪を相互連結する駆動アクスルアッセンブリと、前記
    車輛内で前記駆動アクスルアッセンブリから後方に延び
    る駆動シャフトとを含み、前記駆動アクスルアッセンブ
    リは、前記駆動シャフトから前記操舵可能な車輪に回転
    力を伝達してこれらの操舵可能な車輪を駆動し、前記駆
    動アクスルアッセンブリに沿って延びる駆動軸線を中心
    として回転させるギヤが入ったディファレンシャルギヤ
    ハウジングを含み、 前記車輛は、前記第1及び第2の操舵可能な車輪の方向
    を変える移動を行うための操舵力を受け入れるため、前
    記第1及び第2の操舵可能な車輪と夫々関連した第1及
    び第2のステアリングアームを含み、前記車輛は、前記
    第1及び第2のステアリングアームの間を延びるステア
    リングリンク軸線を有し、 前記操舵移動を行うための装置は、 ハウジングと、長さ方向軸線を持ち、前記ハウジングを
    通って軸線方向に延びる細長いラックとを有し、前記ラ
    ックは、前記車輛のハンドルの回転に応じて前記ハウジ
    ング内で軸線方向に移動でき、前記ラックの第1端部分
    が前記ラックハウジングから軸線方向に突出している、
    ラックアンドピニオン式ステアリング装置アッセンブリ
    と、 前記第1及び第2のステアリングアームのうちの一方に
    操舵力を伝達するため、前記ラックの前記第1端部分と
    前記一方のステアリングアームとの間を連結するドラッ
    グリンクとを有し、 前記ドラッグリンクは前記ラック軸線上の所定位置で前
    記ラックに枢着されており、 前記ドラッグリンクは、前記ラック軸線とほぼ平行に延
    びる作動力線を有し、且つ前記ステアリング装置アッセ
    ンブリ及びその作動範囲と干渉しないように非直線状の
    形体を有する、ことを特徴とする装置。
JP10074002A 1997-03-21 1998-03-23 四輪駆動車輛用ラックアンドピニオン式ステアリングシステム Expired - Lifetime JP2955549B2 (ja)

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