JP2954534B2 - 管状ヒータ - Google Patents
管状ヒータInfo
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- JP2954534B2 JP2954534B2 JP19385796A JP19385796A JP2954534B2 JP 2954534 B2 JP2954534 B2 JP 2954534B2 JP 19385796 A JP19385796 A JP 19385796A JP 19385796 A JP19385796 A JP 19385796A JP 2954534 B2 JP2954534 B2 JP 2954534B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- heating wire
- lead wire
- tubular heater
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Resistance Heating (AREA)
Description
ト用ヒータ、電気ストーブまたは電気オーブンに使用さ
れる管状ヒータ、更に詳しくは、リード線取出部に特殊
な構造の端子を使用した管状ヒータに関する。
たはセラミック等の管体に鉄クロムまたはニッケルクロ
ム等からなるコイル状発熱線が収納され、その発熱線の
両端には圧着端子を介してリード線が接続されている。
図8及び図9は、上述の管状ヒータの従来例を示す図で
ある。図8の例は、発熱線2の端末に、パイプ状接続子
13によりリード線4を圧着接続(A部)したのち、絶
縁管1の内径より大きい外径を有し接続子13よりわず
かに大きい孔を有するストッパー14をリード線側から
通し、ストッパー14を挟むようにして接続子13を再
度圧着(B部)させ、絶縁管1に挿入し、絶縁管1の端
部を覆うように絶縁キャップ5をかぶせて構成したもの
である。
部15を設けた棒状端子16を圧着(C部)したのち、
絶縁管1に挿入し、前記ネジ切り部15を突出させて絶
縁管1の端部を覆うように絶縁キャップ5をかぶせ、リ
ード線4を圧着接続した端子17を前記ネジ切り部15
のナット18にて固定したものである。
タにおける発熱線とリード線との接続には、パイプ状接
続子を使用しているので、発熱線とリード線とを接続子
に通すという面倒な作業が必要となる。更には、接続子
上にストッパーを通す作業、ストッパーの前後を圧着し
てストッパーを固定する作業も極めて面倒である。後者
の管状ヒータにおける発熱線とリード線との接続に必要
な部品構成は、ネジ切り部を設けた棒状端子、棒状端子
とリード線とを接続する端子及びナットであり、部品点
数が多く、製造工程も複雑になる。このように従来の管
状ヒータは製造作業及び工程が面倒かつ複雑になるため
量産性が悪く製造コストが高くなるという欠点があっ
た。
で、部品点数が少なく、作業及び作業工程が簡単な量産
性に優れた管状ヒータを提供することにある。
に本発明による管状ヒータは、絶縁管内に発熱線が収納
され、該発熱線の端末を圧着端子でリード線に接続して
なる管状ヒータにおいて、前記圧着端子は、前記絶縁管
の内径より大なるストッパー部と、前記発熱線の端末と
前記リード線の端末とが圧着される圧着部とから構成さ
れ、前記ストッパー部と前記圧着部は一体成形され、前
記ストッパー部には切欠部が設けられ、前記圧着部には
セレーションが設けられ、前記ストッパー部には前記圧
着部との境界部を含む範囲で補強部が設けられているこ
とを特徴とするものである。
の接続に圧着部とストッパー部とから構成された圧着端
子を使用しているので、部品点数が少なくなり、一回の
圧着により接続とストッパー固定ができる。またストッ
パー部の切欠部から発熱線を通すことができるので、簡
単に製造でき量産性の優れた管状ヒータを得ることがで
きる。又、圧着部にはセレーションが設けられているの
で、圧着部をかしめた場合において、発熱線とリード線
の接続をより確実なものとすることができる。又、前記
ストッパ部には前記圧着部との境界部を含む範囲で補強
部が設けられているので、十分な機械的強度を得ること
ができる。
1の実施の形態を説明する。図1は本発明による管状ヒ
ータの第1の実施の形態を説明するための要部断面図で
ある。図1において、絶縁管1は内径9mm、外径1
0.5mm、長さ300mmのガラス製管体であり、そ
の絶縁管内には鉄クロムからなるコイル状発熱線2が収
納され、発熱線の端部は圧着端子3によってリード線4
に接続されている。そして絶縁キャップ5が絶縁管1の
端部を覆うようにリード線側からかぶせられ、圧着端子
3を固定している。
端子の正面図、平面図、及び側面図である。圧着端子は
U字形圧着部6と最大径10mmのストッパー部7とか
らなり、厚さ0.3mmの黄銅板によって形成されてい
る。圧着部6には確実な接続を得るためにセレーション
8が3箇所設けられ、ストッパー部7には発熱線を通す
ための切欠部9と圧着部側に隆起させた補強部10が設
けられ、補強部10は圧着部へのつなぎの部分にまで形
成されている。図1に示すように、圧着部6によって発
熱線2とリード線4が接続され、ストッパー部7を絶縁
管1と絶縁キャップ5にて挟持することにより圧着端子
3は固定されている。
子3のストッパー部7に設けられた切欠部9より通して
圧着端子3の圧着部6に発熱線2の端末をセットし、反
対方向からリード線4の端末を発熱線2の端末に重ね合
わせ、圧着部6をかしめて接続する。次に発熱線2を絶
縁管1に挿入し、前記ストッパー部7を絶縁管1の縁に
当接させ、リード線側から絶縁キャップ5を通して絶縁
管1の端部にかぶせる。本実施の形態ではこのような簡
単な工程により管状ヒータを製造している。
形態に使用した圧着端子の正面図である。この圧着端子
には発熱線とリード線被覆つかみ部11が形成されてい
る。リード線被覆つかみ部11はリード線の抜けを防止
するものであり、圧着部と同時にかしめることができ
る。
施の形態を示す要部断面図であり、リード線導体つかみ
部12が形成された圧着端子の使用状態を示している。
第2の実施の形態の場合と同様、リード線4の抜けを防
止するものであり、発熱線2とリード線4との接続を補
助するものである。
示す図である。このように連続端子にすることによって
連続的に端子打ちすることができ、更に作業効率を高め
ることも可能である。
状ヒータは、ストッパー部を有する圧着端子を用いるこ
とにより、部品点数が少なくなり、ストッパー部には切
欠部が設けられているので、該部から簡単に発熱線を通
すことができ、U字圧着部に発熱線とリード線を重ねて
圧着するという簡単な作業工程だけで、接続とストッパ
ー固定が完了する。このため安価で量産性に優れた管状
ヒータを得ることができる。又、圧着部にはセレーショ
ンが設けられているので、圧着部をかしめた場合におい
て、発熱線とリード線の接続をより確実なものとするこ
とができる。又、前記ストッパ部には前記圧着部との境
界部を含む範囲で補強部が設けられているので、十分な
機械的強度を得ることができる。尚、本発明に用いる圧
着端子は、連続端子とすることができ、発熱線とリード
線との接続工程(端子打ち加工)の作業性を更に向上さ
せることも可能である。
ータの要部断面図である。
示した圧着端子の正面図である。
示した圧着端子の平面図である。
示した圧着端子の側面図である。
子の正面図である。
ータの要部断面図である。
す図である。
ある。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁管内に発熱線が収納され、該発熱線
の端末を圧着端子でリード線に接続してなる管状ヒータ
において、 前記圧着端子は、前記絶縁管の内径より大なるストッパ
ー部と、前記発熱線の端末と前記リード線の端末とが圧
着される圧着部とから構成され、 前記ストッパー部と前記圧着部は一体成形され、前記ス
トッパー部には切欠部が設けられ、 前記圧着部にはセレーションが設けられ、 前記ストッパー部には前記圧着部との境界部を含む範囲
で補強部が設けられている ことを特徴とする管状ヒー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19385796A JP2954534B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 管状ヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19385796A JP2954534B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 管状ヒータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09167674A JPH09167674A (ja) | 1997-06-24 |
JP2954534B2 true JP2954534B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=16314915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19385796A Expired - Lifetime JP2954534B2 (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 管状ヒータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2954534B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4688376B2 (ja) * | 2001-09-26 | 2011-05-25 | 京セラ株式会社 | セラミックヒーター |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP19385796A patent/JP2954534B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09167674A (ja) | 1997-06-24 |
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