JP2953513B2 - 三フッ化窒素含有混合物から水と亜酸化窒素を除去する方法 - Google Patents
三フッ化窒素含有混合物から水と亜酸化窒素を除去する方法Info
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- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
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Description
有している混合物から水と亜酸化窒素を除去するための
方法に関する。
化窒素は、沸点が約−129℃、融点が約−208℃の
無色のガスである。最近は、主としてフルオロカーボン
やフルオロオレフィンの調製のためのフッ素源として、
また酸化剤及びエッチング剤として、三フッ化窒素に関
心がもたれている。三フッ化窒素は、低温、例えば20
°F(−7℃)で比較的不活性であるのに対し、フッ素
はそうでなく、そしてそれは輸送のために高圧に、例え
ば6,895kPaに圧縮することができることから、
フッ素源として元素のフッ素以上に有利である。
できる。主要な方法には、溶融したフッ化水素アンモニ
ウムの電気分解、アジ化フッ素と元素のフッ素との反
応、及びアンモニアと元素のフッ素との反応が含まれ
る。
雰囲気は、汚染物質、特に亜酸化窒素、水、そしてフッ
素化合物、例として四フッ化炭素、二フッ化二窒素及び
フッ化水素の如きもの、を含有する。
ための、従来使用されていた周知の精製方法は、合成ゼ
オライト、活性炭又は活性アルミナといったような吸着
剤を使ってガスから不純物を吸着・除去する方法であ
る。
に開示されている合成ゼオライトは、上述の不純物を吸
着することができ、それゆえこの開示された吸着剤はあ
る程度まで効果を現すことができると考えられる。
然ゼオライトは合成ゼオライトよりも性能がよいと主張
している。
N2 Oについての純度の要件が今日ほど厳しくなかった
時期に発行された。どちらの米国特許明細書もゼオライ
トによる純粋でないNF3 の流れ及び純粋なNF3 の流
れの反応でN2 OとHFを生成することに言及していな
いが、これは恐らく、それらの分析技術がこれらの反応
により作られる非常に低レベルのこれらの汚染物を観測
するのに十分先進的でなかったためである。ところが、
より低レベルのHFとN2 Oを要求する今日のNF3 の
市場では、分析技術はNF3 −ゼオライト反応を観測す
ることができる点まで進歩しており、そしてこれらの反
応により生成されるHFとN2 Oの濃度はより高純度グ
レードのNF3 の生産を妨げるのに十分高い。
ッ化窒素を乾燥させるのに3Å(0.3nm)の吸着剤
を使用することが開示されている。
見と処理とにより、従来技術の三フッ化窒素精製技術の
欠点は克服され、そして水と亜酸化窒素の汚染物をエレ
クトロニクス産業により要求されるレベルまで除去する
ことができる。
を含有している混合物から水と亜酸化窒素を取り除くた
めの方法であり、最初に当該混合物から水を除去し、そ
して次にアルミニウムに対するケイ素の比が3.0より
大きいゼオライト吸着剤との接触によって当該混合物か
ら亜酸化窒素を除去することを含む方法である。
て当該水を液化させ、そしてこの水を当該混合物から分
離することにより除去される。
(0.3nm)以下の吸着剤と接触させて水を除去す
る。
に対するケイ素の比が3.0より大きい、クリノプチロ
ライト(clinoptilolite)、フェリエラ
イト、モルデナイト、ZSM−5、エリオナイト、L、
オフレタイト、オメガ、Y及びベータの形態、そしてそ
れらの混合物からなる群より選ばれる。
着剤との接触により混合物から除去し、亜酸化窒素はア
ルミニウムに対するケイ素の比が4.5より大きいナト
リウムモルデナイトとの接触により混合物から除去され
る。
はアルミニウムに対するケイ素の比が5.0より大き
い。
量の不活性ガスを含む。
容量%の三フッ化窒素を含む。
水、亜酸化窒素、二酸化炭素及び二フッ化二窒素を含有
する。三フッ化窒素の混合物は、このほかに、酸素、四
フッ化炭素、六フッ化イオウを含有してもよい。ここに
挙げた化合物は、それらの任意の混合物として、三フッ
化窒素の混合物中に存在してもよい。
のカチオン交換可能な部位で少なくとも80重量%の非
酸性カチオンとカチオン交換される。
Oや湿分といったような気体の汚染物を除去することで
ある。この課題に対する過去の解決策は、5Aモレキュ
ラーシーブといったような普通のアルミニウムに富んだ
合成ゼオライト吸着剤を使用することであった。これら
の普通の合成ゼオライトについての問題は、それらが不
純物とともに吸着されたNF3 とわずかに反応すること
である。NF3 と5Aゼオライトとのこの反応の生成物
はN2 Oである。観測されるこの反応の程度は吸着剤の
寿命にわたり吸着剤が「遭遇」するNF3 の総量に依存
し、すなわち吸着剤を通り過ぎてゆくNF3 が多くなれ
ばなるほど観測される反応性は少なくなる。
粋なNF3 を生産するのに十分なだけ吸着剤の反応性を
低下させるのに数カ月のNF3 の流動を要する点まで厳
しくなっており、更に、NF3 向けに「状態調節」され
た吸着剤はNF3 状態調節処理により損傷を受け、そし
てNF3 との更なる接触により継続的に劣化して、吸着
剤としての有効寿命が短くなる。状態調節の間に生成さ
れる規格外のNF3 の量を減らすために、そして吸着剤
を基にする精製装置のために寿命をより長くしてNF3
工場の生産性を上昇させるために、このNF3 の反応性
を回避する精製方法が所望されている。
/Al比である。低Si/Al比のゼオライトはNF3
について反応性であり、それに対し高Si/Al比のゼ
オライトはNF3 について反応性がない。NF3 と低S
i/Al比のゼオライトとの反応性は、再生中における
これらのゼオライトの加水分解に対する感受性に結びつ
いているものと思われる。再生中における加水分解は、
ゼオライト結晶に−Si−O−Al−結合のところで欠
陥部位を生じさせて、−Si−OHとHO−Al−を生
成する。NF3 と、そして恐らくほかの窒素フッ化物
は、これらの部位と反応してHFとN2 Oを生成させ
る。NF3 は結局は反応してこれらの欠陥部位からなく
なるが、しかしゼオライトが水に暴露されそしてその後
再生されると、より多くの反応性部位が作られる。これ
は、NF3 工場の通常の運転において予期されよう。欠
陥部位ができ続いてNF3 との反応が起きることは、N
2 Oのためのシーブの容量を不可逆的に減少させ、その
ためシーブを定期的に交換しなくてはならない。更に、
NF3 と欠陥部位との反応の熱が適切に消散されない場
合、それはNF3 とシーブとの更なる反応の引き金とな
って、シーブの一部分を破壊及び融解させる局所的な発
熱を生じさせかねない。この現象は、NF3 についての
作業においてよく知られており、実験室で観測されてい
る。
重大な反応の調査から、NF3 はゼオライト骨格のヒド
ロキシル基と反応してHF、N2 Oと、ゼオライトのフ
ッ素化したAl及びSi部位を生成することが示され
た。ゼオライト骨格のヒドロキシル基は、ゼオライトの
合成中に、及び不活性ガスの流動下でのゼオライトの加
熱による吸着湿分の除去中に生成される。中又は高Si
/Al比のゼオライトは、低Si/Al比のゼオライト
よりも骨格のヒドロキシル基をずっと生成しやすくな
い。例えば、最も好ましい吸着剤のナトリウムモルデナ
イトは、Si/Al比が5より大きく、高温でNF3 と
有意に反応しないのに対し、先に挙げた従来技術の特許
文献に両方とも記載された5A及び天然のチャバザイト
は、Si/Al比がそれぞれ1及び2.5であり、両方
ともNF3 と反応して検出可能なレベルのHFとN2 O
を生成させる。更に、発明者らは、ナトリウムモルデナ
イトについて、ゼオライト上での水とNF3 との検出可
能なレベルの反応を観測したが、これは以前には報告さ
れていなかった。こうして、発明者らは、最初にNF3
から湿分を除去し、次いでNF3 を中又は高Si/Al
比のゼオライトにより更に精製する二段階法を開発し
た。
も1容量%含有しているNF3 ガス混合物を精製するた
めの吸着法であり、吸着剤を、好ましくは非酸性の交換
可能なカチオンを少なくとも80%含有し且つSi/A
l>3.0である、ゼオライトから構成する吸着法であ
る。発明者らは、Si/Al<3であるゼオライト合成
物はNF3 と反応して、NF3 中の重大な不純物である
N2 OとHFとを少ないが検出可能な有意の量だけ生成
させることを見いだした。好適なゼオライトには、適切
な合成又は合成後の変性によりSi/Al>3.0とな
るよう処理されているか又は処理される場合の、クリノ
プチロライト、フェリエライト、モルデナイト、ZSM
−5、エリオナイト、L、オフレタイト、オメガ、Y、
ベータ、そしてそれらの混合物が含まれる。
ナトリウムモルデナイトである。更に、湿ったNF
3 は、そのNF3 を乾燥剤と接触させるか又は水を低温
で凍結除去してから、上記のゼオライト処理にかける二
段階法で精製してもよい。発明者らは、Si/Al比が
3より大きいゼオライトを水で湿らせると、そのNF3
に対する反応性が上昇して少量ではあるが検出可能な量
のN2 Oを生成することを見いだした。好ましい吸着性
の乾燥剤は、NF3 を吸着しないように、十分なカリウ
ムを含有しているカリウム−Aゼオライトである。
N2 Oを発生させる特性を説明する。下記のNF3 の精
製実験を、100gの8〜12メッシュ吸着剤ペレット
を長さ12”(30cm)内径1”(2.5cm)のカ
ラム内に入れて行った。吸着剤は、カラムを500cc
/minの窒素の流動下に70時間275℃に加熱して
活性化させた。活性化に続いて、カラムの温度を80℃
に保持し、そして窒素中にNF3 が7容量%の混合物に
カラムを通過させた。カラムから流出するガス流を、H
F及び/又はN2 Oについて連続的に分析した。
表1に示す。
オライトについてのそれらと比較すると、吸着剤が天然
のものか合成のものかを知ることはNF3 との反応性に
関してその性能をうまく予測させるものでないことがは
っきりと示される。これらのデータは、所定の吸着剤と
接触するNF3 の反応性を予測するのに三つの因子が重
要であることを示している。これらは、ゼオライトのS
i/Al比、ゼオライトの細孔寸法、そしてゼオライト
の湿分含有量である。Aタイプのゼオライトあるいはチ
ャバザイトといった低Si/Alゼオライトとモルデナ
イトの如き高Si/Alゼオライトとの劇的な違いは、
この特性の重要性を示している。3AについてN2 Oの
生成が全くないことと4Aの非常に低い反応性は、細孔
寸法の重要性を示している。NF3 は5Aに自由に吸着
するが、NF3 の吸着を制限する4Aのより小さな細孔
寸法のため4Aへの吸着容量は十分の一であり、そして
NF3 は3Aへは吸着することができない。これが、た
とえSi/Al比が1であるとしても、3AがNF3 か
ら湿分を除去するための良好な候補となる理由である。
湿らせたナトリウムモルデナイトとNF3 の少量ではあ
るが観測可能な反応は、商業的市場にとって容認できな
いN2 O濃度をもたらし、そして吸着剤がNF3 を吸着
することができるとすればそれを乾燥したままにしてお
くことの重要性を示している。
製するためにナトリウムモルデナイトを使用する前に3
Aの湿分除去吸着剤を使用することの結果を説明する。
二つの吸着剤カラムを直列に接続した。第一のカラムに
は150ポンド(68kg)の3Aペレットを詰めた。
第二のカラムには500ポンド(227kg)のナトリ
ウムモルデナイトペレットを詰めた。両方のカラムと
も、200℃の窒素ガスの流れで24時間状態調節し
た。およそ9,000ppmの水と40ppmのN2 O
とを含有している、窒素中にNF3 が7容量%の混合物
を、これらの二つのカラムを通過させ、そして次にその
流れを液体窒素でNF3 の露点温度未満に冷却して液化
させた。500ポンド(227kg)の液体NF3 を集
めてから、生成物を気化させて圧縮した。この精製した
NF3 の分析から、HFのないこと(検出限界は0.0
50ppm)、0.2ppmのN2 O、そして湿分のな
いこと(検出限界は0.080ppm)が示された。
有している吸着剤が、特に高温において、N 2 Oを発生
させやすいことを説明する。ナトリウムモルデナイト
(MOR)の50gの試料を1”×12”(2.5×3
0cm)のカラムに入れた。このMORは前もって乾燥
させず、製造業者から受け入れたままで使用した。MO
Rの正確な水の量は測定しなかった。窒素中に7容量%
のNF3 に650sccmでカラムを通過させそして出
てくるガス流のN2 O濃度をガスクロマトグラフィーで
測定しながら、カラムを40℃から100℃まで20℃
ずつ温度を上げて加熱した。表2は、検出したN2 Oの
定常状態での濃度を示している。
乾燥MORではN2 Oが生成しないことを説明する。例
3と同じロットからのMORをカラムに入れ、それを窒
素の流動下に275℃で26日間加熱して完全に乾燥さ
せた。再び、窒素中に7容量%のNF 3 に650scc
mでカラムを通過させそして出てくるガス流のN2 O濃
度をガスクロマトグラフィーで測定しながら、カラムを
40℃から100℃まで20℃ずつ温度を上げて加熱し
た。N2 O濃度は表3で報告されるように<0.1pp
mであった。
カラムから取り出し、そして1.1gの水(約2重量%
の水)と混ぜ合わせた。この湿らせたMORをカラムに
充填し、そしてカラムを窒素の流動下で100℃に加熱
した。カラム温度を安定させてから、窒素中に7%のN
F3 を、出てくるガス流のN2 O濃度をガスクロマトグ
ラフィーで測定しながらカラムに650sccmで流し
た。N2 O濃度は20分かけて147ppmの最高値ま
で急上昇し、次いで3時間かけて2ppmの定常状態の
濃度まで徐々に低下した。
せることに対する湿分含有吸着剤の感受性の上昇をN2
Oの生成でもって説明する。例5からの湿らせたMOR
をこの例のために使用した。カラムを窒素の流動下で4
5℃に加熱した。カラムが安定したら、窒素中のNF3
含有量がいろいろな混合物を、出てくるガス流のN2 O
濃度をガスクロマトグラフィーで測定しながらカラムを
通過させた。表4は、窒素中のいろいろな濃度のNF3
について観測された定常状態でのN2 O濃度を示してい
る。
レクトロニクス純度のNF3 を得るための重要な特徴を
証明している。湿分の除去とN2 O用の高ケイ素/アル
ミニウム比のゼオライト吸着剤との組み合わせが高純度
のNF3 と、無水のNF3 の存在下での長い吸着剤寿命
とをもたらすことが、驚くべきことに見いだされた。本
発明は、NF3 を精製する従来技術では認識されていな
かった問題を解決して、エレクトロニクス産業の現行の
要求条件を満足する市場向けの高純度NF3 を提供す
る。例2は、三フッ化窒素を精製するための高ケイ素/
アルミニウム比の吸着剤の上流で3Å(0.3nm)の
細孔寸法の乾燥用吸着剤を使用する本発明の特に好まし
い態様を説明している。これらの吸着剤は一つの容器内
において二つの層(乾燥用吸着剤の第一の層と高Si/
Al比の吸着剤の第二の層)でもって使用し、一つの床
で混ぜ合わせて使用し、あるいは直列の二つの床で乾燥
用の吸着剤を高Si/Al比の吸着剤の上流にして使用
することができると考えられる。三フッ化窒素原料ガス
を乾燥させるため第一の床に3Aゼオライトを入れ、直
列の第二の下流の床に高Si/Al比のナトリウムモル
デナイト吸着剤を入れて、三フッ化窒素がナトリウムモ
ルデナイトと接触する前に3Aゼオライトでの水の吸着
熱を放散させ、こうして三フッ化窒素とナトリウムモル
デナイトとの反応性を更に低下させるようにすること
が、最も望ましいかもしれない。
説明したが、本発明の完全な範囲は特許請求の範囲の記
載から確認されるべきである。
Claims (11)
- 【請求項1】 三フッ化窒素を含有している混合物から
水と亜酸化窒素を除去するための方法であって、最初に
当該混合物から水を除去し、そして次に、アルミニウム
に対するケイ素の比が3.0より大きく、カチオン交換
可能な部位において少なくとも80重量%の非酸性カチ
オンとカチオン交換されたゼオライト吸着剤との接触に
よって当該混合物から亜酸化窒素を除去することを含
む、三フッ化窒素含有混合物から水と亜酸化窒素を除去
する方法。 - 【請求項2】 前記混合物を気相で冷却して前記水を液
化させそしてこの水を当該混合物から分離することによ
り前記水を除去する、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記混合物を平均の細孔寸法が3Å
(0.3nm)以下の吸着剤と接触させて前記水を除去
する、請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 前記ゼオライトを、クリノプチロライ
ト、フェリエライト、モルデナイト、ZSM−5、エリ
オナイト、L、オフレタイト、オメガ、Y、ベータ、及
びそれらの混合物からなる群より選ぶ、請求項1記載の
方法。 - 【請求項5】 前記水を3Aゼオライト吸着剤との接触
により前記混合物から除去し、そして前記亜酸化窒素を
アルミニウムに対するケイ素の比が4.5よりも大きい
ナトリウムモルデナイトとの接触により前記混合物から
除去する、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記ナトリウムモルデナイトのアルミニ
ウムに対するケイ素の比が5.0より大きい、請求項5
記載の方法。 - 【請求項7】 前記三フッ化窒素の混合物が過半量の不
活性ガスを含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 前記混合物が窒素とおよそ7容量%の三
フッ化窒素を含む、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 前記三フッ化窒素の混合物が、水、亜酸
化窒素、二酸化炭素、酸素、四フッ化炭素、六フッ化イ
オウ、二フッ化二窒素、及びそれらの混合物からなる群
より選ばれた化合物を含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 前記水を平均の細孔寸法が3Å(0.
3nm)以下である前記吸着剤の第一の床において除去
し、前記亜酸化窒素をこの第一の床に通じる前記ゼオラ
イト吸着剤の第二の床において除去する、請求項3記載
の方法。 - 【請求項11】 平均の細孔寸法が3Å(0.3nm)
以下である前記吸着剤と前記ゼオライト吸着剤とが層を
形成した単一床内にある、請求項3記載の方法。
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JPH10259011A JPH10259011A (ja) | 1998-09-29 |
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- 1998-02-12 JP JP10029540A patent/JP2953513B2/ja not_active Expired - Lifetime
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