JP2952840B2 - 窒素含有化合物を有する耐銹性に優れたステンレス鋼 - Google Patents
窒素含有化合物を有する耐銹性に優れたステンレス鋼Info
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Description
使用される各種の装飾材として適する安価で耐銹性に優
れたステンレス鋼に関する。
光輝焼鈍されたステンレス鋼が広く利用されている。こ
れは、光輝焼鈍されたステンレス鋼が酸洗や研磨仕上げ
等を施された材料とは異なり、光輝焼鈍によってステン
レス鋼表面に耐候性に富む特殊な酸化皮膜が形成されて
おり、この酸化皮膜によって高い耐候性を発揮するから
である。
延した後、H2 ガスおよびN2 ガスからなる雰囲気中で
焼鈍することによって厚い酸化スケールの生成を防止
し、金属光沢のある最終製品を得るためになされる。光
輝焼鈍処理の目的は、材料の冷間圧延過程で生じた残留
応力を除去すること、材質を軟化させること、および耐
候性に優れた酸化皮膜を形成することである。代表的な
ステンレス鋼であるSUS304鋼(Fe−18%Cr
−8%Ni鋼)に対しては、露点を−40℃程度に制御
したアンモニア分解ガス(H2 :75vol%+N2 :
25vol%)雰囲気中、たとえば1150℃といった
温度で焼鈍を施すことがなされる。雰囲気の露点を低く
することによって、厚い酸化スケールが生成することを
防止している。また、オーステナイト系ステンレス鋼の
場合、1150℃という焼鈍温度は、ステンレス鋼の再
結晶軟化という観点から決定されている。
ある優れた耐食性を有するところから建築物等の外装材
等、装飾を主たる目的とする部材として広く用いられつ
つある。このように、近年、ステンレス鋼の用途が拡大
してくるにつれて、今までにない厳しい環境下において
も使用されるケースが増加してきている。さらに、ユー
ザの耐銹性に対する要求は厳しくなってきており、ステ
ンレス鋼のより一層の高耐食性化が求められている。
て、ステンレス鋼の耐食性は向上するけれども、製造コ
ストを著しく高いものとする。安価で耐候性に富むステ
ンレス鋼の開発が、強く望まれていた。一般に、ステン
レス鋼の耐食性を改善するには、光輝焼鈍条件を変化さ
せてステンレス鋼の酸化皮膜組成および皮膜下の組成が
耐候性に優れたものとなるような条件で製造する、とい
う方法が採られる。たとえば、特開昭54−12662
4号公報には、光輝焼鈍雰囲気におけるH2 ガスおよび
N2 ガスの組成ならびに露点を管理することによって、
SUS304鋼の表層数十μm内にNを固溶させて耐食
性を向上させる焼鈍方法が開示されている。
囲気の露点を比較的低く管理する必要があり、かつH2
とN2 の組成比率を通常使用されているアンモニア分解
ガス(AXガス)の組成から大きく変化させる必要があ
る。これは、製造コストの大幅な上昇を招くことにな
り、好ましくない。一般に、鋼中の固溶N量のみを多く
しても、鋼の耐銹性を抜本的に改善することには繋がら
ない。鋼の耐銹性を抜本的に改善するためには、Mo等
の元素を合金化する必要があり、製造コストの上昇に繋
がる。このように、現在までのところ、安価で耐銹性に
優れるステンレス鋼は未だ開発されていない。
性に優れたステンレス鋼を提供することを目的としてな
された。
ろは、Cを除いた原子%で、Crと化学結合したNが4
%以上表面酸化膜内に窒素含有化合物として存在するこ
とを特徴とする窒素含有化合物を有する耐銹性に優れた
ステンレス鋼にある。以下、本発明を詳細に説明する。
表面処理条件(特に、光輝焼鈍処理条件)、さらに処理
後の鋼の酸化皮膜性状と前記耐食性、各種処理条件の関
係を系統的に研究した結果、Crと化学結合したNが酸
化皮膜内に窒素含有化合物として存在すると、ステンレ
ス鋼が著しく耐食性に優れること、および光輝焼鈍処理
時の雰囲気の露点と焼鈍温度を制御することによって、
Crと化学結合したNを含む化合物が存在する酸化皮膜
を形成することができ、これによって、耐銹性に優れた
ステンレス鋼を安価に得ることができることを見出し
た。
ち表面に窒素含有化合物を有するステンレス鋼の耐食性
について説明する。図1(a)、(b)に、SUS30
4鋼の冷間圧延材を、露点を−45℃に制御したH2 :
75%+N2 :25%の雰囲気中、1150℃および1
190℃の温度で焼鈍したときの皮膜組成をX線光電子
分光法によって解析した結果を示す。図1(a)、
(b)の縦軸はCを除いた各元素の原子%であり、横軸
はArイオンによるスパッター時間であって、表面から
の深さに対応している。ステンレス鋼の場合、ほぼ1分
間のスパッター時間が1mmの深さに対応する。
面には、10%程度のNが検出されているが、1150
℃の温度で処理したものの表面には、Nは極く少量しか
存在していない。このNは、Oの濃度変化から推察し
て、酸化皮膜の最表層部分に存在している。このNの存
在形態を、X線光電子スペクトルに生じる化学シフトか
ら調べた。図2に、H2 :75%+N2 :25%、露
点:−45℃の雰囲気中、1190℃、1170℃およ
び1150℃の温度で焼鈍した材料の表面をスパッター
を全く行わない表面でのCrとNの光電子スペクトルを
示す。比較のために、研磨材の結果も併せて示す。図2
から明らかなように、ピークの値から酸化皮膜中に存在
するNは、CrN若しくはCrNに化学構造が似ている
Cr、N、Oなどからなる窒素含有化合物の形で、Cr
と化学結合した状態で存在していることが分かる。
SUS304鋼の光輝焼鈍材25℃、3.5%NaCl
水溶液中での分極曲線を示す。図3に示すように、窒素
含有化合物が酸化皮膜中に検出されなかった試験条件の
材料(光輝焼鈍温度:1150℃)は、電流の急激な上
昇がみられ孔食が発生する。これに対し、窒素含有化合
物が酸化皮膜内に存在する処理条件の材料(光輝焼鈍温
度:1190℃)では孔食は発生しない。この場合の電
流密度の増加は、水の分解による酸素ガスの発生による
ものである。
らかではないが、酸化皮膜中にCrと結合したNが窒素
含有化合物として存在するステンレス鋼は、極めて優れ
た耐食性を示す。なお、上記酸化物皮膜中に窒素含有化
合物が検出されたステンレス鋼の断面組織観察および抽
出残渣分析を行った結果、下地金属中には窒化物は形成
されていないことが分かった。
表面酸化物皮膜内にのみ窒素含有化合物を形成させるも
のであって、通常の窒化法などとは本質的に異なる。さ
らに、窒素含有化合物はステンレス鋼の表面酸化物皮膜
中に存在するだけで極めて優れた耐食性を示す。また、
本発明において、Nは、Crと化学結合した窒素含有化
合物として存在する点で、固溶Nを利用したステンレス
鋼の耐食性向上技術である特開昭54−126624号
公報に開示されている技術とは本質的に異なる。
鋼は、その化学成分を特に限定されるものではない。フ
ェライト系ステンレス鋼、オーステナイト系ステンレス
鋼或はフェライト・オーステナイト2相ステンレス鋼等
あらゆる鋼種を対象とすることができる。本発明におい
て、Crと化学結合したNを含む酸化皮膜を形成させる
には、露点を−35℃以下に制御したH2 およびN2 の
混合ガスを雰囲気として1250℃以下にステンレス鋼
を加熱する必要がある。雰囲気の露点が−35℃よりも
高くなると、Fe、Mn、Crが著しく酸化されて厚い
酸化皮膜が形成され、ステンレス鋼表面が変色するとい
う問題がある。
成長を抑えてステンレス鋼表面の変色を防止することが
できる。一方、ステンレス鋼の加熱温度が1250℃を
超えると、厚い酸化皮膜が生成してステンレス鋼表面が
変色するという問題が惹起する。ところで、ステンレス
鋼の加熱温度の適正値の下限は、鋼種毎に異なる。これ
は、CrとNが化学結合し耐食性を発揮するに足るだけ
の量の窒素含有化合物を形成するには、光輝焼鈍処理時
のN量と鋼のCr量との関係が問題となるためである。
而して、Nは焼鈍雰囲気と鋼中の双方から供給され、C
rは鋼中のみから供給される。従って、鋼中のNとCr
の量が多いほど低温での処理が可能となる。アンモニア
分解ガス(AXガス)を焼鈍雰囲気とする場合、SUS
304鋼では、1150℃を超える加熱温度を必要とす
るが、SUS329J2Lでは940℃以上の加熱温度
で所望の表面性状を得ることができる。
しめるためには、表面酸化皮膜中にCrと化学結合した
Nが、Cを除いた原子%で4%以上存在する必要があ
る。
化学組成を示したSUS304、SUS430、SUS
329J2Lステンレス鋼の冷間圧延板に各種条件で光
輝焼鈍処理を施し、耐食性と処理後の酸化皮膜性状を調
べた。また、スパッタリング法によりSUS304ステ
ンレス鋼上に、平均10nmの厚さのCrN層を形成し
た試験片も作製し、結果を比較した。
り求めたCrと化学結合したNの原子%(Cを除いて整
理した値)と3.5%NaCl(25℃)および10%
NaCl(60℃)中で20mV/minで求めた孔食
発生電位を示す。表面に、Crと化学結合したNを4%
以上有するステンレス鋼は良好な耐孔食性を有する。ま
た、Nを含有したステンレス鋼であるSUS329J2
Lは、SUS304に比較してより低温の処理でも窒素
含有化合物を生成する。SUS329J2Lの研磨肌で
の10%NaCl(60℃)中での孔食発生電位は約2
40mVであり、Crと化学結合したNが酸化皮膜内に
窒素含有化合物として存在するSUS329J2Lは耐
孔食性が極めて良好である。さらに、スパッタリング法
により、極薄いCrと化学結合したNを有する化合物層
をSUS304上に形成させた試験片も、極めて良い耐
食性を示す。
孔食発生電位との関係を示す。図より、SUS304の
場合には、1150℃を超える加熱が耐食性向上には有
効であることが分かる。また、1270℃で焼鈍したも
のは、表面が着色するため、表面品質が劣化するため、
この温度域での処理は不適切であることが分かる。図5
は、各種処理条件で作製した光輝焼鈍材の酸化皮膜中に
存在するCrと化学結合したNの原子%(Cを除いて整
理した値)と3.5%NaCl(25℃)中での孔食発
生電位との関係を示すものである。耐食性に優れた鋼材
を得るには、Crと化学結合したNが4%以上存在する
ことが必要であることが分かる。また、スパッタリング
によりステンレス鋼表面皮膜上にCrN層を形成するこ
とでも、高い耐食性が得られることが分かる。
を有する高耐食ステンレス鋼は、建築建材など屋外で使
用される構造物用として特に好適である。また、本発明
に従った窒素含有化合物を有するステンレス鋼は、安価
で大量生産に適しているので、高耐食ステンレス鋼を安
価に提供することができる。
ス中で1150℃(a)と1190℃(b)で焼鈍した
際のSUS304表面組成のX線光電子分光法による解
析結果を示すグラフである。
ス中で1190℃、1170℃、1150℃で焼鈍した
SUS304および研磨したSUS304表面のCrと
Nの光電子スペクトルを示すグラフである。
材とCrと化学結合したNが存在しないSUS304材
の3.5%NaCl(25℃)中の分極曲線を示すグラ
フである。
04の冷間圧延板を焼鈍した場合の孔食発生電位と焼鈍
温度との関係を示したグラフである。
5%NaCl中での孔食発生電位との関係を示したグラ
フである。
Claims (1)
- 【請求項1】 Cを除いた原子%で、Crと化学結合し
たNが4%以上表面酸化膜内に窒素含有化合物として存
在することを特徴とする窒素含有化合物を有する耐銹性
に優れたステンレス鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29339391A JP2952840B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 窒素含有化合物を有する耐銹性に優れたステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29339391A JP2952840B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 窒素含有化合物を有する耐銹性に優れたステンレス鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05125558A JPH05125558A (ja) | 1993-05-21 |
JP2952840B2 true JP2952840B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=17794187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29339391A Expired - Lifetime JP2952840B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 窒素含有化合物を有する耐銹性に優れたステンレス鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4784217B2 (ja) * | 2005-09-07 | 2011-10-05 | 住友金属工業株式会社 | 無段変速機ベルト、該ベルト用ステンレス鋼板及びその製造法 |
EP3604593A4 (en) * | 2017-03-30 | 2020-09-02 | NIPPON STEEL Stainless Steel Corporation | TWO-PHASE STAINLESS STEEL AND ITS MANUFACTURING PROCESS |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP29339391A patent/JP2952840B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH05125558A (ja) | 1993-05-21 |
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