JP2951687B2 - エキザフス装置 - Google Patents

エキザフス装置

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JP2951687B2 JP2120647A JP12064790A JP2951687B2 JP 2951687 B2 JP2951687 B2 JP 2951687B2 JP 2120647 A JP2120647 A JP 2120647A JP 12064790 A JP12064790 A JP 12064790A JP 2951687 B2 JP2951687 B2 JP 2951687B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、X線吸収スペクトルに現れるスペクトル振
動構造、いわゆるエキザフス(EXAFS:Extended X−RAY
Absorption Fine structure)に基づいて試料の微細構
造などの解析を行うエキザフス装置に関する。
[従来の技術] 上記のようなエキザフス装置として、従来、第5図に
示すような構造のものが知られている。この図は、その
エキザフス装置を上方から見た場合を示している。
この従来装置においては、手前(図の下方)側左部に
X線源としてのX線管1が配設され、その奥(図の上
方)側に結晶支持台2が配設され、そしてその右側に試
料台3が配設されている。結晶支持台2には、分光結晶
4、例えばゲルマニウム(440)が取り付けられてい
る。試料台3には、受光スリット11、入射X線強度検出
手段としてのイオンチャンバ12、構造解析の対象である
試料13、そして試料13を透過したX線の強度を検出する
透過X線強度検出手段としての半導体検出器(SSD)14
がそれぞれ取り付けられている。
結晶支持台2の下方には、図の上下方向へ延びる第1
ガイドロッド10が固定して配置されており、その第1ガ
イドロッド10に第1スキャナ6が滑り移動自在に嵌合し
ている。結晶支持台2は、その第1スキャナ6上に回転
自在に取り付けられている。第1スキャナ6は第1パル
スモータ7によって回転駆動される第1送りネジ8にね
じ嵌合しており、第1パルスモータ7が作動して第1送
りネジ8が回転すると、その第1スキャナ6が第1ガイ
ドロッド10に沿ってA−A′方向へ移動し、結晶支持台
2も第1スキャナ6と一体になってA−A′方向へ移動
する。
結晶支持台2の右端には、第2ガイドロッド15および
第2パルスモータ17によ って回転駆動される第2送り
ネジ16が一体に設けられている。第2送りネジ16には、
第2スキャナ18がネジ嵌合しており、その第2スキャナ
18上に前記試料台3が固定されている。第2パルスモー
タ17が作動して第2送りネジ16が回転すると、第2スキ
ャナ18が第2ガイドロッド15に沿ってB−B′方向へ移
動し、試料台3も第2スキャナ18と一体になってB−
B′方向へ移動する。
図の右側下部には、第3ガイドロッド19が固定して配
設されており、そのガイドロッド19にスライダ20が滑り
移動可能に嵌合している。このスライダ20と前記結晶支
持台2とは、長さの長い第1リンク5によって回動自在
に連結されている。そして、第1リンク5の中央には、
長さの短い第2リンク21の一端が回動自在に連結され、
第2リンク21の他端が試料台3に回動自在に連結されて
いる。
ここに示した従来のエキザフス装置は、概略、以上の
ような構成となっており、エキザフス測定に際しては、
第1パルスモータ7によって所定のステップ間隔で結晶
支持台2を移動させ、一方、第2パルスモータ17によっ
て同じステップ間隔で試料台3を移動させる。これによ
り、分光結晶4および受光スリット11は、常に、集中円
R(破線)に乗った状態でステップ移動する。
そのステップ移動が行われる間、X線管1内のX線焦
点22から放射されたX線は、分光結晶4で回折して受光
スリット11に集束し、そして試料13へ入射する。試料13
に入射するX線がイオンチャンバ12内を通過する間に、
そのX線のX線強度(すなわち、入射X線強度I0)が検
出される。一方、試料13を透過したX線について、半導
体検出器14によってX線強度(すなわち、透過X線強度
I)が検出される。こうして検出された入射X線強度I0
および透過X線強度Iは、図示しない計測器に入力さ
れ、その計測器によって強度比(I0/I)が算出される。
このX線強度比は、結晶支持台2がステップ変位する毎
に、すなわち分光結晶4へのX線入射角度θが変化する
毎に算出される。分光結晶4へのX線入射角度θが変化
するということは、その分光結晶4で回折するX線の波
長、すなわちエネルギが変化するということであり、従
って上記のようにして、分光結晶4へのX線入射角度θ
の変化に対するX線強度比(I0/I)の変化を調べること
により、試料13に関するX線吸収スペクトルに現れる微
細振動構造、いわゆるエキザフスが測定され、このエキ
ザフスに基づいて試料13の内部構造を推定することがで
きる。
[発明が解決しようとする課題] 従来のエキザフス装置は、上記のようにリンク機構を
利用して、分光結晶4および受光スリット11を集中円R
に沿わせて移動させることにより、分光結晶4で回折す
るX線についての集中条件を満足させていた。この場
合、集中円Rの径は、結晶支持台2および試料台3がど
の位置に変位する場合でも、常に一定の大きさである。
しかしながら、このようにリンク機構を用いるという
のは、構造が大がかりになるので、いたずらに広い設置
場所を必要とするという問題がある。また、大がかりな
機構を精度よく動作させることが非常に難しいという問
題もある。
本発明は、従来装置における上記の問題点に鑑みてな
されたものであって、装置全体を小型に作ることがで
き、しかも精度の高い測定を行うことのできるエキザフ
ス装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明に係るエキザフス
装置は、X線源と、分光結晶を支持する結晶支持台と、
試料を支持する試料台とを有しており、前記X線源と前
記分光結晶との間の距離および前記分光結晶と前記試料
との間の距離を一定に保持した状態で、前記分光結晶を
結晶軸線を中心として回転させ、同時に、前記分光結晶
からの回折X線が前記試料へ向かうように前記試料台を
前記結晶軸線を中心として回転させ、それらの回転が行
われている間に、前記X線源から放射されて前記分光結
晶で回折したX線を前記試料へ入射させ、その試料へ入
射する入射X線強度およびその試料を透過した透過X線
強度を測定して前記試料の構造を解析するエキザフス装
置であって、前記分光結晶の曲率を変化させる結晶曲率
調節手段と、前記分光結晶を曲率中心に対して近づけあ
るいは遠ざける方向に移動させる結晶移動手段とを有し
ており、前記分光結晶が前記X線源に対して相対的に回
転するのに対応させて、前記結晶曲率調節手段によって
前記分光結晶の曲率を変化させ、その分光結晶の曲率変
化に対応させて、前記結晶移動手段によって前記分光結
晶の位置を移動させることを特徴とする。
[作用] エキザフス測定は、分光結晶(4)へのX線入射角度
(θ1,θ2)をステップ的に変化させることによって、
試料(13)へ入射されるX線のエネルギ、すなわち波長
をステップ的に変化させながら行われる。
本発明に係るエキザフス装置では、測定が行われる
間、X線源(X線管1)と分光結晶との間の距離および
分光結晶と試料との間の距離が一定に保持されるので、
分光結晶へのX線入射角度が変化する場合、X線源、分
光結晶、そして試料(実際は、試料の前位置に置かれる
受光スリット11)を結ぶX線集中円(R,R1,R2)の径が
変化する。
結晶曲率調節手段(固定結晶ホルダ28、可動結晶ホル
ダ30、動力伝達手段31、曲率変更用パルスモータ32)
は、上記のようにX線集中円の径が変化する場合、分光
結晶の湾曲曲率をその径変化に対応して変化させる。
分光結晶の湾曲曲率が変化する場合、その湾曲中心が
結晶軸線(ω)からずれること、すなわちX線源から試
料へ到達するX線の光軸にズレが生じることがある。結
晶移動手段(スライドブロック27、動力伝達手段35、光
軸調節用パルスモータ34)は、分光結晶を湾曲曲率の中
心に対して近づけたり、あるいは遠ざけたりする方向へ
移動させることにより、上記のような光軸のズレを補償
して、分光結晶を常にX線集中円上に位置させる。
[実施例] 第1図は、本発明に係るエキザフス装置の一実施例を
上方から見た場合を示している。また、第2図は、第1
図の矢視IIに従ってその実施例を側方から見た場合を示
している、 これらの図において、ゴニオフレーム25上に円柱状の
結晶支持台2およびその結晶支持台2が貫通している円
筒状の試料台3が設けられている。結晶支持台2および
試料台3の下部は、いずれもゴニオフレーム25の内部ま
で延びていて、その内部においてゴニオ駆動装置26に連
結されている。このゴニオ駆動装置26は、垂直方向へ延
びる軸線である結晶回転軸線ωを中心として、結晶支持
台2および試料台3をそれぞれ独立して回転駆動する。
結晶支持台2の上には、スライドブロック27が上記結
晶回転軸線ωと直交する方向(C−C′方向)へ滑り移
動可能に載置されている。スライドブロック27の上に
は、第3図にも示すように、2つの固定結晶ホルダ28,2
8が固定配置されており、さらに、それらのホルダ28に
対向して、2つの保持片29を備えた可動結晶ホルダ30が
D−D′方向、すなわち結晶回転軸ωに近づいたり、あ
るいは遠ざかったりする方向へ移動可能に配設されてい
る。
エキザフス測定において、試料に対して照射されるエ
ネルギー量の異なった種々のX線を形成するための分光
結晶4は、固定結晶ホルダ28と可動結晶ホルダ29とによ
って挟まれた状態で、そのX線回折面の中央が上記結晶
回転軸線ωと一致するように配置されている。この場
合、分光結晶4のX線回折面は、X線に関する集中円R1
(第5図のR参照)に沿うように湾曲している。
スライドブロック27の手前側(第3図の下端側)に
は、、動力伝達手段31およびそれに連結された曲率変更
用パルスモータ32が配置されている。上記可動結晶ホル
ダ30は、動力伝達手段31を介して曲率変更用パルスモー
タ32に連結されている。動力伝達手段31は、パルスモー
タ32の出力軸の回転を直線運動に変換して可動結晶ホル
ダ30に伝達するという機能を有するものであり、その機
能が達成される範囲内において任意の手段を適用するこ
とができる。例えば、よく知られている微少寸法測定用
のマイクロメータに用いられる送りネジ機構を適用する
ことができる。
第2図に示すように、スライドブロック27の左方に、
結晶支持台2の左側面に固定されたブラッケット33が固
定されており、そのブラケット33上に光軸調節用パルス
モータ34が固定されている。そして、光軸調節用パルス
モータ34は、動力伝達手段35を介してスライドブロック
27の左端に接続されている。動力伝達手段35は、上述し
た結晶曲率変更用の動力伝達手段31と同様に、パルスモ
ータ34の出力軸の回転を直線運動に変換してスライドブ
ロック27に伝達するものである。この構成により、光軸
調節用パルスモータ34を作動させることにより、スライ
ドブロック27の全体をC−C′方向、すなわち集中円R1
の曲率中心に近づけたり、あるいは遠ざけたりする方向
へ移動させることができる。
第2図に示すように、ゴニオ駆動装置26、曲率変更用
パルスモータ32および光軸調節用パルスモータ34は、そ
れぞれ制御装置36からの指令に基づいて作動するように
なっている。特に、両パルスモータ32,34は、制御装置3
6から送られるパルス信号に応じた角度だけ回転する。
第1図および第2図において、試料台3の右側面に試
料アーム3aが形成されており、その試料アーム3a上に、
受光スリット11、イオンチャンバ12、試料13、そしてX
線検出器14がそれぞれ固定配置されている。試料アーム
3aは、試料台3がゴニオ駆動手段26によって結晶軸線ω
を中心として回転駆動されるときに、その回転に従って
回転移動する。
第1図に示すように、ゴニオフレーム25の左側にX線
源としてのX線管1が固定して配置されており、そのX
線管1内のX線焦点22からX線が放射される。第5図に
おいて説明したように、X線焦点22から放射されて分光
結晶4で回折したX線が受光スリット11に集束するとい
うX線集中条件を満足するために、X線焦点22、分光結
晶4および受光スリット11は、いずれもX線集中円R1上
に位置している。
以下、上記構成からなるエキザフス装置の作用につい
て説明する。
まず初め、X線焦点22から出たX線は、第4図に示す
ように、入射角θ1で分光結晶4へ入射し、そこで回折
して受光スリット11に集束する。受光スリット11に集束
して試料13(第1図)へ入射する回折X線がイオンチャ
ンバ12を通過する間に、そのX線についての入射X線強
度(I0)が測定され、そしてその後、試料13を透過した
X線についてX線検出器14によって透過X線強度(I)
が測定され、そして最終的にX線強度比(I0/I)が算出
されることは、第5図に示した従来装置と同じである。
こうして、分光結晶4へ入射するX線の入射角がθ1の
ときについての、すなわち回折X線のエネルギが入射角
θ1に対応する値のときのX線強度比が求められる。
エキザフスを測定するためには、試料13に対して異な
った大きさのエネルギを有する種々のX線を入射させ
て、それぞれに関してX線強度比を算出することが必要
となる。そのため、次のような操作が行われる。
まず、ゴニオ駆動装置26(第2図)によって結晶支持
台2を結晶軸線ωを中心としてわずかのステップ角度だ
け回転させて、分光結晶4に関するX線入射角度をそれ
までのθ1からθ2へと変化させる(第4図)。そして
それと同時に、ゴニオ駆動装置26によって試料台3を結
晶軸線ωを中心として2倍の大きさのステップ角度で回
転させて、試料アーム3a、従ってその上に載置された受
光スリット11などを2倍のステップ角度で回転させる
(第4図の2θ2)。この場合、X線焦点22、分光結晶
4の中心および受光スリット11を結ぶX線集中円R2は、
先のX線集中円R1に比べてその径が小さくなる。
さらに第3図において、曲率変更用パルスモータ32を
作動させて、可動結晶ホルダ30を矢印D方向へ伸長移動
させて、分光結晶4の曲率を変化、実施例の場合は大き
くさせ、分光結晶4の曲率を、径が変更された上記のX
線集中円R2に合致させる。
しかしこのままでは、分光結晶4の曲率そのものは集
中円R2に合致するものの、分光結晶4を湾曲させたた
め、その分光結晶4の中心とX線光軸中心(すなわち、
結晶軸線ω)とが、矢印Pで示すように、ズレてしま
う。そこで本実施例では、この場合、光軸調節用パルス
モータ34を作動させてスライドブロック27の全体を曲率
中心方向(C′方向)へ移動させ、分光結晶4の湾曲中
心を結晶軸線ωに一致させる。これにより、分光結晶4
の湾曲曲率を集中円R2に合わせると共に、その全体を集
中円R2に沿わせて位置設定する。
以上の操作により、分光結晶4に対するX線入射角度
をθ1からθ2へと変更して、受光スリット11へ集束す
るX線のエネルギ量を変化させ、それと同時に、分光結
晶4の湾曲曲率および配置位置の両方を正確に集中円R2
に合致させることによって、目標とするエネルギ量のX
線をバラツキを生じさせることなく正確に試料13まで導
くことができる。
この状態で、再度、試料13に関する入射X線強度
(I0)および透過X線強度(I)が測定され、さらにX
線強度比(I0/I)が算出される。またこれ以降、分光結
晶4に対するX線入射角度が種々の大きさに変化される
と共に、上述した分光結晶についての湾曲曲率調節およ
び光軸ズレの補正が繰り返して実行される。
以上、一つの実施例をあげて本発明を説明したが、本
発明はその実施例に限定されるものではない。
[発明の効果] 本発明によれば、リンク機構などといった大がかりで
複雑な構成を採用する必要がないので、小型なエキザフ
ス装置を作ることが可能となる。
また、分光結晶の湾曲曲率および配置位置を常に正確
にX線集中円に一致させることができるので、正確なエ
キザフス測定を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るエキザフス装置の一実施例を示す
平面図、第2図は第1図における矢視IIに従った側面
図、第3図は上記実施例の要部を拡大して示す平面図、
第4図は分光結晶に対するX線入射角度の変化とそれに
対するX線集中円の径の変化との関係を示す模式図、第
5図は従来のエキザフス装置を示す平面図である。 1……X線管、2……結晶支持台、3……試料台、 3a……試料アーム、4……分光結晶、 11……受光スリット、12……イオンチャンバ、 13……試料、14……X線検出器、 27……スライドブロック、 28……固定結晶ホルダ、30……可動結晶ホルダ、 31……動力伝達手段、 32……曲率変更用パルスモータ、 34……光軸調節用パルスモータ、 35……動力伝達手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線源と、分光結晶を支持する結晶支持台
    と、試料を支持する試料台とを有しており、 前記X線源と前記分光結晶との間の距離および前記分光
    結晶と前記試料との間の距離を一定に保持した状態で、 前記分光結晶を結晶軸線を中心として回転させ、同時
    に、前記分光結晶からの回折X線が前記試料へ向かうよ
    うに前記試料台を前記結晶軸線を中心として回転させ、 それらの回転が行われている間に、前記X線源から放射
    されて前記分光結晶で回折したX線を前記試料へ入射さ
    せ、その試料へ入射する入射X線強度およびその試料を
    透過した透過X線強度を測定して前記試料の構造を解析
    するエキザフス装置であって、 前記分光結晶の曲率を変化させる結晶曲率調節手段と、 前記分光結晶を曲率中心に対して近づけあるいは遠ざけ
    る方向に移動させる結晶移動手段とを有しており、 前記分光結晶が前記X線源に対して相対的に回転するの
    に対応させて、前記結晶曲率調節手段によって前記分光
    結晶の曲率を変化させ、 その分光結晶の曲率変化に対応させて、前記結晶移動手
    段によって前記分光結晶の位置を移動させる ことを特徴とするエキザフス装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記結晶曲率調節手段
    は、前記分光結晶の両端部を集中円の外側から支持する
    固定結晶ホルダと、前記分光結晶の結晶軸線の両側であ
    って前記固定結晶ホルダによる支持点よりも内側の2点
    においてその分光結晶を集中円の内側から支持する可動
    結晶ホルダとを有することを特徴とするエキザフス装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記結晶移動手段は、
    前記固定結晶ホルダ及び前記可動結晶ホルダを支持する
    スライドブロックと、そのスライドブロックを移動させ
    る移動手段とを有することを特徴とするエキザフス装
    置。
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