JP2951412B2 - ナビゲ−ションにおける経路探索方法 - Google Patents
ナビゲ−ションにおける経路探索方法Info
- Publication number
- JP2951412B2 JP2951412B2 JP41561590A JP41561590A JP2951412B2 JP 2951412 B2 JP2951412 B2 JP 2951412B2 JP 41561590 A JP41561590 A JP 41561590A JP 41561590 A JP41561590 A JP 41561590A JP 2951412 B2 JP2951412 B2 JP 2951412B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point
- route
- intersection
- road
- destination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はナビゲ−ションにおける
経路探索方法に係り、特に所望の地点を回避して出発地
点から目的地点までの経路を探索する経路探索方法に関
する。
経路探索方法に係り、特に所望の地点を回避して出発地
点から目的地点までの経路を探索する経路探索方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】動車用ナビゲーション・システムは、大
量の地図データを記憶するCD−ROM等の大容量記憶
装置を有すると共に、ディスプレイ装置、車両の現在位
置を測定する位置測定装置等を有し、車両の現在位置に
応じた地図データをCD−ROMから読み出し、該地図
データに基づいて地図をディスプレイ画面に描画すると
共に、車両の移動に応じてマ−ク(ロケ−ションカ−ソ
ル)を地図上で移動させ、あるいはマ−クをディスプレ
イ画面の一定位置に固定表示すると共に車両の移動に応
じて地図をスクロ−ル表示する。
量の地図データを記憶するCD−ROM等の大容量記憶
装置を有すると共に、ディスプレイ装置、車両の現在位
置を測定する位置測定装置等を有し、車両の現在位置に
応じた地図データをCD−ROMから読み出し、該地図
データに基づいて地図をディスプレイ画面に描画すると
共に、車両の移動に応じてマ−ク(ロケ−ションカ−ソ
ル)を地図上で移動させ、あるいはマ−クをディスプレ
イ画面の一定位置に固定表示すると共に車両の移動に応
じて地図をスクロ−ル表示する。
【0003】CD−ROMに記憶されている地図は縮尺
レベルに応じて適当な大きさの経度幅、緯度幅の地域に
区切られており、道路等は経緯度で表現された頂点(ノ
−ド)の座標集合で示され、これらの描画は各ノ−ドを
順に直線で接続することにより行われる。尚、2つのノ
−ドを連結する部分(直線に限らない)は道路リンクと
呼ばれる。
レベルに応じて適当な大きさの経度幅、緯度幅の地域に
区切られており、道路等は経緯度で表現された頂点(ノ
−ド)の座標集合で示され、これらの描画は各ノ−ドを
順に直線で接続することにより行われる。尚、2つのノ
−ドを連結する部分(直線に限らない)は道路リンクと
呼ばれる。
【0004】かかるナビゲ−ション装置には、出発地点
から目的地点まで最短時間あるいは最短距離となるよう
に経路を探索して運転者を誘導する経路探索機能があ
り、経路が探索されると実際の運転に際してディスプレ
イ画面上で矢印により運転者を探索経路に沿って目的地
まで誘導するようになっている。
から目的地点まで最短時間あるいは最短距離となるよう
に経路を探索して運転者を誘導する経路探索機能があ
り、経路が探索されると実際の運転に際してディスプレ
イ画面上で矢印により運転者を探索経路に沿って目的地
まで誘導するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、探索した経
路上の任意の地点で交通事故が発生したり、道路工事が
行われていたりすると、該地点を通過できなかったり、
非常に混雑したりして、せっかく経路誘導してもかえっ
て目的地まで時間が掛り、イライラするという問題があ
った。
路上の任意の地点で交通事故が発生したり、道路工事が
行われていたりすると、該地点を通過できなかったり、
非常に混雑したりして、せっかく経路誘導してもかえっ
て目的地まで時間が掛り、イライラするという問題があ
った。
【0006】以上から本発明の目的は回避すべき地点を
指示することにより、該地点を含む道路リンクを除外し
て経路を探索する経路探索方法を提供することである。
本発明の他の目的は回避すべく指定された地点が交差点
の場合には該交差点に連結する全道路リンクを除外して
経路を探索する経路探索方法を提供することである。
指示することにより、該地点を含む道路リンクを除外し
て経路を探索する経路探索方法を提供することである。
本発明の他の目的は回避すべく指定された地点が交差点
の場合には該交差点に連結する全道路リンクを除外して
経路を探索する経路探索方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明におい
ては、描画地図上で回避すべき地点を指定する手段、指
定された地点が交差点であるか判断する手段、交差点で
なければ指定された地点を含む道路リンクを求め、交差
点であれば該交差点に連結する全道路リンクを求めて記
憶する手段、該道路リンクを除外して所定の条件を満足
する目的地までの経路を探索する手段とにより達成され
る。
ては、描画地図上で回避すべき地点を指定する手段、指
定された地点が交差点であるか判断する手段、交差点で
なければ指定された地点を含む道路リンクを求め、交差
点であれば該交差点に連結する全道路リンクを求めて記
憶する手段、該道路リンクを除外して所定の条件を満足
する目的地までの経路を探索する手段とにより達成され
る。
【0008】
【作用】描画地図上で回避すべき地点を指定し、該指定
された地点を含む道路リンクを求めて記憶し、該道路リ
ンクを除外して目的地までの経路を探索する。また、指
定された地点が交差点であれば、該交差点に連結する全
道路リンクを求めて記憶し、これら道路リンクを除外し
て目的地までの経路を探索する。目的地に出発する前
に、ある地点で事故が発生していたり、工事が行われて
通行止めになっていたり、あるいは渋滞していることが
ラジオ放送等によりわかっていることが多い。本発明に
よれば、回避すべき地点を指定することにより、該地点
を回避した経路を探索して運転者を誘導をすることがで
きる。
された地点を含む道路リンクを求めて記憶し、該道路リ
ンクを除外して目的地までの経路を探索する。また、指
定された地点が交差点であれば、該交差点に連結する全
道路リンクを求めて記憶し、これら道路リンクを除外し
て目的地までの経路を探索する。目的地に出発する前
に、ある地点で事故が発生していたり、工事が行われて
通行止めになっていたり、あるいは渋滞していることが
ラジオ放送等によりわかっていることが多い。本発明に
よれば、回避すべき地点を指定することにより、該地点
を回避した経路を探索して運転者を誘導をすることがで
きる。
【0009】
【実施例】(a) 第1の実施例全体の構成 図1は本発明の第1の実施例構成図であり、11は道
路地図を記憶するCD−ROM等の地図データ記憶部で
ある。地図データは、(1) 道路リンクデータ、交差点デ
ータ、ノ−ドデータ等からなる道路レイヤと、(2) 地図
上のオブジェクトを表示するための背景レイヤと、(3)
市町村名や国道名などを表示するための文字レイヤなど
から構成されている。
路地図を記憶するCD−ROM等の地図データ記憶部で
ある。地図データは、(1) 道路リンクデータ、交差点デ
ータ、ノ−ドデータ等からなる道路レイヤと、(2) 地図
上のオブジェクトを表示するための背景レイヤと、(3)
市町村名や国道名などを表示するための文字レイヤなど
から構成されている。
【0010】道路レイヤは図2に示すデータ構造を有し
ている。このうち、道路リンクデータRLDTは該当道
路リンクの属性情報を与えるもので、データテ−ブル
A,Bを有し、属性テ−ブルAはリンク上の全ノ−ド
数、リンクを構成する各ノ−ドの位置、リンク距離、所
要時間、一方通行フラグ等のデータより構成され、属性
テ−ブルBは、中央分離帯フラグ、車線数、駐車禁止フ
ラグ等のデータより構成されている。又、交差点データ
CRDTは地図上の各交差点毎に、該交差点に連結する
リンク上の交差点に最も近いノ−ドの集合であり、ノ−
ドデータNDDTは地図上の全ノ−ドのリストであり、
ノ−ド毎に位置情報、該ノ−ドが交差点であるか否かの
交差点識別フラグ、交差点であれば交差点データを指
し、交差点でなければ該ノ−ドが属するリンクを指すポ
インタで構成されている。尚、これらの道路情報は、経
路探索処理において、実距離最短経路あるいは時間距離
最短経路の候補を作成し、決定する際に、あるいはマッ
プマッチング処理に用いられる。
ている。このうち、道路リンクデータRLDTは該当道
路リンクの属性情報を与えるもので、データテ−ブル
A,Bを有し、属性テ−ブルAはリンク上の全ノ−ド
数、リンクを構成する各ノ−ドの位置、リンク距離、所
要時間、一方通行フラグ等のデータより構成され、属性
テ−ブルBは、中央分離帯フラグ、車線数、駐車禁止フ
ラグ等のデータより構成されている。又、交差点データ
CRDTは地図上の各交差点毎に、該交差点に連結する
リンク上の交差点に最も近いノ−ドの集合であり、ノ−
ドデータNDDTは地図上の全ノ−ドのリストであり、
ノ−ド毎に位置情報、該ノ−ドが交差点であるか否かの
交差点識別フラグ、交差点であれば交差点データを指
し、交差点でなければ該ノ−ドが属するリンクを指すポ
インタで構成されている。尚、これらの道路情報は、経
路探索処理において、実距離最短経路あるいは時間距離
最短経路の候補を作成し、決定する際に、あるいはマッ
プマッチング処理に用いられる。
【0011】12は地図データ記憶部11から読み出し
た地図データを記憶するバッファメモリ、13はディス
プレイ画面上に出発地点を含む地図を表示させ、カ−ソ
ルにより出発地点を指示、入力する出発地点入力部、1
4はディスプレイ画面上に目的地点を含む地図を表示さ
せ、カ−ソルにより目的地点を指示、入力する目的地点
入力部、15はディスプレイ画面上に回避すべき地点を
含む地図を表示させ、カ−ソルにより回避地点を指示、
入力する回避地点入力部である。
た地図データを記憶するバッファメモリ、13はディス
プレイ画面上に出発地点を含む地図を表示させ、カ−ソ
ルにより出発地点を指示、入力する出発地点入力部、1
4はディスプレイ画面上に目的地点を含む地図を表示さ
せ、カ−ソルにより目的地点を指示、入力する目的地点
入力部、15はディスプレイ画面上に回避すべき地点を
含む地図を表示させ、カ−ソルにより回避地点を指示、
入力する回避地点入力部である。
【0012】16は入力された回避地点が交差点である
か、回避地点の座標値と地図データの道路レイヤ情報を
参照して判断する交差点判断部、17は回避地点が交差
点でなければ道路レイヤ情報を参照して該地点を含む道
路リンクを求め、交差点であれば該交差点に連結する全
道路リンクを道路レイヤ情報を参照して求める道路リン
ク算出部、18は道路リンク算出部で求められた道路リ
ンクを記憶する記憶部、19は記憶部に記憶されている
道路リンクを除外して目的地点までの経路を探索する経
路探索部である。
か、回避地点の座標値と地図データの道路レイヤ情報を
参照して判断する交差点判断部、17は回避地点が交差
点でなければ道路レイヤ情報を参照して該地点を含む道
路リンクを求め、交差点であれば該交差点に連結する全
道路リンクを道路レイヤ情報を参照して求める道路リン
ク算出部、18は道路リンク算出部で求められた道路リ
ンクを記憶する記憶部、19は記憶部に記憶されている
道路リンクを除外して目的地点までの経路を探索する経
路探索部である。
【0013】全体の動作 経路探索モ−ドにおいて、出発地点入力部13と目的
地点入力部14を用いて、出発地点と目的地点を入力し
た後、回避地点入力部15から回避地点を入力すると、
交差点判別部16は入力された回避地点が交差点である
かを地図データ(道路レイヤ)を参照して判断する。道
路リンク算出部17は、回避地点が交差点でなければ指
定された地点を含む道路リンクを求め、交差点であれば
該交差点に連結する全道路リンクを求めて記憶部18に
記憶する。経路探索部19は、記憶部18に記憶されて
いる道路リンクを除外して、即ち該道路リンクはないも
のとして所定の条件を満足する目的地までの経路、例え
ば最短距離経路あるいは時間最短距離経路を探索して出
力する。
地点入力部14を用いて、出発地点と目的地点を入力し
た後、回避地点入力部15から回避地点を入力すると、
交差点判別部16は入力された回避地点が交差点である
かを地図データ(道路レイヤ)を参照して判断する。道
路リンク算出部17は、回避地点が交差点でなければ指
定された地点を含む道路リンクを求め、交差点であれば
該交差点に連結する全道路リンクを求めて記憶部18に
記憶する。経路探索部19は、記憶部18に記憶されて
いる道路リンクを除外して、即ち該道路リンクはないも
のとして所定の条件を満足する目的地までの経路、例え
ば最短距離経路あるいは時間最短距離経路を探索して出
力する。
【0014】図3は本発明の概略説明図であり、△印部
は出発地点、○印部は目的地点である。回避すべき地点
を入力しなければ、図3(a)において点線で示すように
最短距離経路が探索される。しかし、図3(b)に示すよ
うに、該経路上の×印で示す地点Pに事故等が発生して
おり、該地点Pを回避地点として入力すると、該回避地
点を含む道路リンクRLを除いたうちで最短距離経路が
図3(c)に示すように探索される。
は出発地点、○印部は目的地点である。回避すべき地点
を入力しなければ、図3(a)において点線で示すように
最短距離経路が探索される。しかし、図3(b)に示すよ
うに、該経路上の×印で示す地点Pに事故等が発生して
おり、該地点Pを回避地点として入力すると、該回避地
点を含む道路リンクRLを除いたうちで最短距離経路が
図3(c)に示すように探索される。
【0015】本発明の別の実施例 図4は本発明の別の実施例構成図であり、図におい
て、21は地図データ記憶手段となるCD−ROM、2
2は地図検索キー22a、地図スクロ−ルキー22b、
経路探索モ−ドキー22c、セットキー22d、探索開
始キー22e等を備えた操作部、23は自動車の進行方
位を検出する地磁気センサ等の方位センサ、24は移動
量センサで、走行距離を検出する車速センサ、前後進を
検出する変速機センサなどを有している。25は位置計
算用CPUで、方位センサ23,移動量センサ24から
入力されるそれぞれの値により、自分の車両の現在位置
(経度、緯度)を算出する。
て、21は地図データ記憶手段となるCD−ROM、2
2は地図検索キー22a、地図スクロ−ルキー22b、
経路探索モ−ドキー22c、セットキー22d、探索開
始キー22e等を備えた操作部、23は自動車の進行方
位を検出する地磁気センサ等の方位センサ、24は移動
量センサで、走行距離を検出する車速センサ、前後進を
検出する変速機センサなどを有している。25は位置計
算用CPUで、方位センサ23,移動量センサ24から
入力されるそれぞれの値により、自分の車両の現在位置
(経度、緯度)を算出する。
【0016】26はデータ処理装置で、マイコン構成の
制御部27、各種データを記憶する記憶部28を有して
いる。尚、記憶部28にはCD−ROMから読み取った
地図データや、通行禁止リンクや、経路探索で求めた経
路を記憶する記憶域28a〜28c等が設けられてい
る。制御部27は後述する経路探索処理のほかに、操作
部22からのCD−ROMアクセス指令や、位置計算用
CPU25から入力される自動車の現在位置等に基い
て、CD−ROM21をアクセスし、必要とする地図デ
ータを記憶部28に読み出し、該地図データをディスプ
レイ側に転送する。
制御部27、各種データを記憶する記憶部28を有して
いる。尚、記憶部28にはCD−ROMから読み取った
地図データや、通行禁止リンクや、経路探索で求めた経
路を記憶する記憶域28a〜28c等が設けられてい
る。制御部27は後述する経路探索処理のほかに、操作
部22からのCD−ROMアクセス指令や、位置計算用
CPU25から入力される自動車の現在位置等に基い
て、CD−ROM21をアクセスし、必要とする地図デ
ータを記憶部28に読み出し、該地図データをディスプ
レイ側に転送する。
【0017】30はディスプレイ装置であり、CRTコ
ントローラ31、ビデオRAM(VRAM)32、読み
出し制御部33、ブラウン管(CRT)34等を有し、C
RTに所望の地図及びカ−ソルを表示するようになって
いる。
ントローラ31、ビデオRAM(VRAM)32、読み
出し制御部33、ブラウン管(CRT)34等を有し、C
RTに所望の地図及びカ−ソルを表示するようになって
いる。
【0018】経路探索処理 図5は図4における経路探索処理の流れ図である。経
路探索モ−ドキー22cを操作して経路探索モ−ドにす
る。経路探索モ−ドになると、制御部27は目的地点と
出発地点が入力された監視し(ステップ101)、入力
されると記憶部28に記憶すると共に、ディスプレイ画
面に回避地点が存在するかの設問を行う(ステップ10
2)。尚、回避地点が存在しなければ、オペレ−タは経
路探索開始キー22eを操作し、存在すればカ−ソルを
回避地点に合わせて入力する。
路探索モ−ドキー22cを操作して経路探索モ−ドにす
る。経路探索モ−ドになると、制御部27は目的地点と
出発地点が入力された監視し(ステップ101)、入力
されると記憶部28に記憶すると共に、ディスプレイ画
面に回避地点が存在するかの設問を行う(ステップ10
2)。尚、回避地点が存在しなければ、オペレ−タは経
路探索開始キー22eを操作し、存在すればカ−ソルを
回避地点に合わせて入力する。
【0019】制御部27は、探索開始キー22eが操作
されたか、回避地点が入力された監視し(ステップ10
3)、経路探索開始キーが操作されると後述する経路探
索処理を実行する。一方回避地点が入力されると、該回
避地点が交差点であるか、回避地点座標及び地図データ
に含まれる道路レイヤ情報を参照して判断する(ステッ
プ104)。
されたか、回避地点が入力された監視し(ステップ10
3)、経路探索開始キーが操作されると後述する経路探
索処理を実行する。一方回避地点が入力されると、該回
避地点が交差点であるか、回避地点座標及び地図データ
に含まれる道路レイヤ情報を参照して判断する(ステッ
プ104)。
【0020】回避地点が交差点でなければ指定された地
点を含む道路リンクを求め、通行禁止リンクとして記憶
部28に記憶し(ステップ105)、交差点であれば該
交差点に連結する全道路リンクを求めて通行禁止リンク
として記憶部28に記憶する(ステップ106)。以上
により、1つの回避地点の登録が完了するが、2以上存
在すれば、ステップ103以降の処理を繰り返す。全回
避地点の登録が完了すれば、オペレ−タは経路探索開始
キー22eを操作して経路探索処理を開始する。
点を含む道路リンクを求め、通行禁止リンクとして記憶
部28に記憶し(ステップ105)、交差点であれば該
交差点に連結する全道路リンクを求めて通行禁止リンク
として記憶部28に記憶する(ステップ106)。以上
により、1つの回避地点の登録が完了するが、2以上存
在すれば、ステップ103以降の処理を繰り返す。全回
避地点の登録が完了すれば、オペレ−タは経路探索開始
キー22eを操作して経路探索処理を開始する。
【0021】制御部27は経路探索開始キー22eが操
作されると、出発地点と目的地点の座標から、地図上の
所定範囲の道路レイヤのデータを適宜CD−ROM21
から記憶部28に読み込む(ステップ107)。尚、こ
の時、記憶部に読み込む道路リンクデータの道路属性テ
−ブルは全データを読み込む必要はなく、処理時間、メ
モリの節約の点からデータテ−ブルAだけでよい。
作されると、出発地点と目的地点の座標から、地図上の
所定範囲の道路レイヤのデータを適宜CD−ROM21
から記憶部28に読み込む(ステップ107)。尚、こ
の時、記憶部に読み込む道路リンクデータの道路属性テ
−ブルは全データを読み込む必要はなく、処理時間、メ
モリの節約の点からデータテ−ブルAだけでよい。
【0022】次に、道路レイヤのデータを利用して通過
禁止リンクを含まない出発地点から目的地点までの経路
の候補をいくつか作成する(ステップ108)。いくつ
かの候補が作成されれば、その中から所定の条件を満足
する経路、例えば最短距離経路あるいは最短時間経路を
求めて記憶部28に記憶する(ステップ109)。尚、
以上では回避地点を入力して、該回避地点を含む道路リ
ンク除外する場合について説明したが、2つの地点を入
力し、その間の全リンクを除外するように構成すること
もできる。
禁止リンクを含まない出発地点から目的地点までの経路
の候補をいくつか作成する(ステップ108)。いくつ
かの候補が作成されれば、その中から所定の条件を満足
する経路、例えば最短距離経路あるいは最短時間経路を
求めて記憶部28に記憶する(ステップ109)。尚、
以上では回避地点を入力して、該回避地点を含む道路リ
ンク除外する場合について説明したが、2つの地点を入
力し、その間の全リンクを除外するように構成すること
もできる。
【0023】又、経路探索前に回避地点を入力した場合
について説明したが、目的地点までの経路を探索後に、
回避地点を入力し、該回避地点を含む道路リンクを除去
し、代わりの迂回経路を求めて置き換えるように構成し
ても良い。
について説明したが、目的地点までの経路を探索後に、
回避地点を入力し、該回避地点を含む道路リンクを除去
し、代わりの迂回経路を求めて置き換えるように構成し
ても良い。
【0024】
【発明の効果】以上本発明によれば、描画地図上で回避
すべき地点を指定し、該指定された地点を含む道路リン
クを求めて記憶し、該道路リンクを除外して目的地まで
の経路を探索するように構成したから、事故のあった地
点、工事中の地点、渋滞している地点等を回避地点とし
て指定することにより、該地点を回避した経路を探索し
て運転者を誘導をすることができる。
すべき地点を指定し、該指定された地点を含む道路リン
クを求めて記憶し、該道路リンクを除外して目的地まで
の経路を探索するように構成したから、事故のあった地
点、工事中の地点、渋滞している地点等を回避地点とし
て指定することにより、該地点を回避した経路を探索し
て運転者を誘導をすることができる。
【0025】又本発明によれば、回避地点が交差点であ
れば、該交差点に連結する全道路リンクを求めて記憶
し、これら道路リンクを除外して目的地までの経路を探
索するように構成したから、交差点で事故が生じ、通行
止めになっているような場合には、1地点の入力だけで
該交差点を回避した経路を探索して運転者を誘導をする
ことができる。
れば、該交差点に連結する全道路リンクを求めて記憶
し、これら道路リンクを除外して目的地までの経路を探
索するように構成したから、交差点で事故が生じ、通行
止めになっているような場合には、1地点の入力だけで
該交差点を回避した経路を探索して運転者を誘導をする
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施例構成図である。
【図2】地図データに含まれる道路情報(道路レイヤ)
の構成図である。
の構成図である。
【図3】本発明の概略説明図である。
【図4】本発明の別の実施例構成図である。
【図5】経路探索処理の流れ図である。
11・・地図データ記憶装置 13・・出発地点入力部 14・・目的地点入力部 15・・回避点入力部 16・・交差点判別部 17・・道路リンク算出部 18・・記憶部 19・・経路探索部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 21/00 G08G 1/0969 G09B 29/10
Claims (1)
- 【請求項1】 出発地点から目的地点までの所定の条件
を満足する経路を地図データを用いて探索するナビゲ−
ションにおける経路探索方法において、 描画地図上で回避すべき地点を指定し、 該指定された地点が交差点であるかチェックし、 交差点でなければ、該指定された地点を含む道路リンク
を求め、該道路リンクを除外して目的地までの経路を探
索し、 交差点であれば、該交差点に連結する全道路リンクを求
め、これら道路リンクを除外して目的地までの経路を探
索する、 ことを特徴とするナビゲ−ションにおける経路探索方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41561590A JP2951412B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | ナビゲ−ションにおける経路探索方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41561590A JP2951412B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | ナビゲ−ションにおける経路探索方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04232811A JPH04232811A (ja) | 1992-08-21 |
JP2951412B2 true JP2951412B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=18523952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41561590A Expired - Lifetime JP2951412B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | ナビゲ−ションにおける経路探索方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2951412B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2679505B2 (ja) * | 1992-01-22 | 1997-11-19 | 三菱電機株式会社 | 移動体用ナビゲーション装置 |
JP3097513B2 (ja) * | 1995-09-27 | 2000-10-10 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両用ナビゲーション装置 |
JPH0997397A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カーロケータ装置 |
DE10041800A1 (de) * | 2000-08-25 | 2002-03-21 | Siemens Ag | Verfahren zum Betrieb eines Navigationsgeräts und Anordnung zur Durchfürung des Verfahrens |
JP4612385B2 (ja) * | 2004-09-29 | 2011-01-12 | クラリオン株式会社 | ナビゲーション装置、方法及びプログラム |
JP2010210632A (ja) * | 2010-04-21 | 2010-09-24 | Harman Becker Automotive Systems Gmbh | ナビゲーション装置への特定経路情報の伝送 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0236038B2 (ja) * | 1984-06-01 | 1990-08-15 | Nissan Motor | Sharyoyosokojudosochi |
JP2813199B2 (ja) * | 1989-05-08 | 1998-10-22 | レーム プロパティズ ビーブイ | 最短距離、最短時間または最低交通費算出装置 |
-
1990
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