JP2951363B2 - パワーステアリングの操舵力制御装置 - Google Patents

パワーステアリングの操舵力制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ステアリングホィールの操舵角に応じ
て、操舵力を制御する操舵力制御装置に関する。
(従来の技術) 第8図〜第12図に示した従来の装置は、ケーシング1
には、ピニオンシャフト2とスタブシャフト3とを同軸
上に挿入するとともに、これら両シャフト2、3をトー
ションバー4を介して連結している。
上記ピニオンシャフト2にはピニオン5を形成すると
ともに、このピニオン5を、操舵系のロッド6に形成し
たラック7にかみ合わせている。したがって、ピニオン
シャフト2が回転してピニオン5が回ると、それにとも
なってロッド6が移動して、図示していない前輪を転舵
させるものである。
上記スタブシャフト3は、図示していないステアリン
グホィールと一体的に回転する構成にするとともに、そ
の周囲にはロータリバルブVを設けている。
ロータリバルブVは、スタブシャフト3と一体にした
ロータ8と、このロータ8に相対回転自在に嵌合したス
リーブ9とからなる。このスリーブ9はピン10を介して
ピニオンシャフト2に連結し、両者が一体回転する構成
にしている。
さらに、ロータ8は、第9図に示すように、その円周
方向に所定の間隔を保って複数の凹部11〜18を形成し、
これら凹部11〜18間に位置する部分を制御凸部19〜26と
している。このようにした各凹部のうち、一つおきの凹
部12、14、16、18のそれぞれは、ロータ8の中心部分に
形成したタンク通路27に連通させている。
また、スリーブ9の内周には、上記制御凸部と同数の
制御溝28〜35を形成している。そして、制御溝28、30、
32、34のそれぞれをパワーシリンダCの一方の圧力室36
に連通させ、制御溝29、31、33、35を他方の圧力室37に
連通させている。さらに、制御溝29、30間、31、32間、
33、34間、および35、28間のそれぞれにはポンプPに連
通する供給ポートと38を開口させている。
上記の構成のもとで、図示していないステアリングホ
ィールを中立位置に保持していると、ロータリバルブV
は、第9図に示すポジションを保つ。この状態でポンプ
Pから吐出された流体は、供給ポート38→位凹部11、1
3、15、17→制御溝28〜35→凹部12、14、16、18→タン
ク通路27を経由してタンクTに戻され、パワーシリンダ
Cも中立位置に保たれる。
上記の状態からステアリングホィールを操作すると、
スタブシャフト3が回転するとともに、その回転力はト
ーションバー4を介してピニオンシャフト2にも伝達さ
れる。しかし、ピニオンシャフト2は車輪の接地摩擦等
により回転が妨げられるので、その分だけトーションバ
ー4がねじられる。そのためにスタブシャフト3は、ト
ーションバー4のねじれ角度分だけピニオンシャフト2
よりも余分に回転する。つまり、両シャフト2、3が相
対回転することになる。
このように両シャフト2、3が相対回転することによ
り、ロータ8とスリープ9も相対回転するので、当該ロ
ータリバルブVが切換わるが、例えば、ロータ8が第9
図右方向に回転したとすると次のようになる。
第9図の状態からロータ8が右方向に回ると、供給ポ
ート38と制御溝28、30、32、34とを連通させる通路が拡
大するとともに、これら制御溝28、30、32、34と凹部1
2、14、16、18とを連通させる通路が縮小され油圧が発
生する。したがって、ポンプPからの吐出流体は供給ポ
ート38→凹部11、13、15、17→制御溝28、30、32、34を
経由してパワーシリンダの一方の圧力室36に供給され
る。
このとき制御溝29、31、33、35と凹部12、14、16、18
とを連通させる通路が拡大するので、パワーシリンダC
の他方の圧力室37内の作動流体は、制御溝29、31、33、
35→凹部12、14、16、18→タンク通路27を経由してタン
クに戻される。
したがって、パワーシリンダCのピストンロッド39は
図面下方に移動するとともに、前記操舵系のロッド6を
移動させ前輪を転舵する。そして、ステアリングホィー
ルを回し続ければ、ピニオンシャフト2とスタブシャフ
ト3とタイヤ側負荷に対応した相対回転角を維持しなが
ら一体的に回転し、ピニオン5がラック7上を転動す
る。この状態でステアリングホィールを止めると、タイ
ヤ側負荷に対応した位置でロータリバルブVは切換わっ
たままとなり、パワーシリンダCが停止するとともに、
その切換え位置を保つものである。
上記の状態からステアリングホィールを手離し、ある
いは戻す方向に回せば、ロータリバルブVの相対回転角
が零となりパワーシリンダCの圧力室36の圧力が中立状
態まで下がり、タイヤ側の反力によりパワーシリンダC
は中立位置に復帰する。
そして、この種の装置では、タイヤ側の負荷が小さい
とき、言い換えれば、ロータリバルブVの相対回転角が
小さいときには、パワーシリンダCの圧力を低く抑える
ようにしている。つまり、高速走行時のようにタイヤ側
負荷が小さいときは、パワーアシスト力を小さくして操
安性を良くするようにしている。
また、低速走行時のように、タイヤ側負荷が大きいと
き、つまりロータリバルブVの相対回転角が大きいとき
にパワーシリンダCの圧力を高くするようにしている。
上記のようにバルブ作動角が小さいときにパワーシリ
ンダCの圧力を低く保ってパワーアシスト力を小さく抑
えるために、従来は第10図に示すようにロータ8の制御
凸部19〜26のエッジに面取り加工部を形成している。こ
の面取り加工部は、エッジ先端から水平に削った水平部
hと、この水平部hから当該制御凸部の中央部分に向か
う傾斜部iとかなる。
このようにすることによって、例えば、第10図におい
てロータ8が矢印方向に相対回転すると、制御凸部と制
御溝とで構成される開口部mの開口面積が徐々に小さく
なる。そして、ロータリバルブVの作動角と上記開口部
mの開口面積との関係を示したのが第11図である。この
第11図からも明らかなように、ロータ8が回って制御凸
部19〜26のエッジ部分が制御溝28〜35に近づくにしたが
って、直線の特性に沿って開口面積が小さくなる。そ
して、上記水平部h及び傾斜部iが制御溝から外れてス
リーブとラップすれば、直線の特性に沿って開口面積
が小さくなる。
上記開口面積の変化に応じたパワーシリンダCの作動
圧力の制御特性は、第12図の実線で示したとおりであ
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記のようにした従来の操舵力制御装置によれば、パ
ワーシリンダCの制御圧力が第12図の実線に示す特性に
なるので、バルブ作動角が小さいとき、例えば、図面x
の範囲内での圧力変化が大きくなりすぎてしまう。実際
には、第12図の一点鎖線で示す特性が得られることが理
想的である。つまり、バルブ作動角が小さい範囲xで
は、制御圧力の上昇が緩やかで、その範囲xを超えた時
点から制御圧力が急上昇するのが理想的である。
しかし、上記従来の操舵力制御装置では、バルブ操舵
角が小さい範囲xでの圧力変化が激しいので、特に、高
速走行時の操安性が保ちにくいという問題があた。
この発明の目的は、第12図の一点鎖線で示した理想的
な制御特性が得られる操舵力制御装置を提供することで
ある。
(課題を解決するための手段) この発明は、ステアリングホィールと一体的に回転す
るスタブシャフトと、操舵系のロッドに形成したラック
にかみ合うピニオンを有するピニオンシャフトと、これ
ら両シャフトを連結するトーションバーと、上記両シャ
フトの相対回転に応じて切換わるロータとスリーブとか
らなるロータリバルブとを備えてなり、ロータリバルブ
の上記ロータは、その円周方向に所定の間隔を保って複
数の凹部を形成するとともに、これら凹部間に位置する
部分を制御凸部とし、上記スリーブも、その円周方向に
所定の間隔を保って、上記制御凸部と同数の制御溝を形
成してなるパワーステアリングの操舵力制御装置を前提
にするものである。
上記の制御装置を前提にしつつ、この発明の装置は、
制御凸部のエッジ部分に面取り部を形成する一方、上記
制御凸部と制御溝とで第1あるいは第3制御部を構成
し、第1制御部は、ポンプからの供給流体を、パワーシ
リンダへ供給する流量とタンクへ戻す流量とに分流制御
する構成にし、第3制御部は、スプール弁からなる第2
制御部を介してポンプに接続し、ロータリバルブの作動
角が一定の角度以上になると、この第3制御部が作動角
に比例した絞り効果を発揮して、上記第2制御部を介し
て導いたポンプからの圧油を、タンクへ排出する量を少
なくする構成にし、上記第2制御部を構成するスプール
弁は、ポンプの負荷圧をパイロット圧として作動すると
ともに、そのパイロット圧の上昇にともなって第2制御
部の開度を大きくする構成にした点に特徴を有する。
(本発明の作用) この発明は、上記のように構成したので、ロータリバ
ルブを切換えることによって、初期の段階では、タンク
に通じる第1制御部の流通路の開口面積が先ず小さくな
る。そのために負荷圧も上昇するので、その負荷圧をパ
イロット圧とする第2制御部、すなわちスプール弁が開
弁する。この第2制御部が開いた当初は、第3制御部が
十分に開いているので、タンクへの流出量が十分に保た
れたままになる。
この状態から、さらにロータリバルブの切換えを多く
すると、今度は、第3制御部の開口面積が小さくなるの
で、パワーシリンダへの供給流量が一気に大きくなり、
その制御圧力が急激に上昇するものである。
(本発明の効果) この発明の操舵力制御装置によれば、第1制御部、第
2制御部及び第3制御部を介して、当該装置の開口面積
が制御されるので、パワーシリンダに対する制御圧力は
理想的な特性となる。したがって、バルブ作動角が小さ
い高速走行時における操安性が向上するものである。
(本発明の実施例) 第1〜7図に示した実施例にもロータリバルブを用い
ているが、その切換え原理は従来と全く同様なので、従
来と同一の構成要素に関しては、同一符号を用いて説明
し、その詳細を省略する。
ロータリバルブVには、ロータ8に凹部11〜18と制御
凸部19〜26を形成し、スリーブ9には制御溝28〜35を形
成しているが、これら凹部、制御凸部及び制御溝のそれ
ぞれが相まって、第2図に示すように6つの第1制御部
Iと2つの第3制御部IIIとを構成している。
上記第1制御部Iは、その制御凸部のエッジ部分に第
3図に示すように面取り加工を施して当該部分を面取り
部40としている。そして、当該バルブVが中立位置にあ
るとき、面取り部40のエッジ部分からスリーブ9の制御
溝の端部までの距離をl1としている。
そして、ロータリバルブVがいずれかの方向に切換わ
ることによって、タンク通路27に通じる通路の開口面積
を小さくする一方、パワーシリンダCに通じる通路の開
口面積を大きくする構成にしている。
上記第3制御部IIIの制御凸部のエッジ部分にも、第
5図に示すように面取り部41を形成しているが、この面
取り部41は上記第1制御部Iの面取り部40よりも短くす
るとともに、面取り部分40の傾斜角θに対して面取り
部41の傾斜角θを大きくしている。さらに、当該バル
ブVが中立位置にあるとき、面取り部41のエッジ部分か
らスリーブ9の制御溝の端部までの距離をl2とするとと
もに、この距離l2は上記距離l1よりも十分に大きくして
いる。
このようにした第3制御部IIIは、連通路42を介して
第2制御部IIを構成するスプール弁SVに接続している
が、当該ロータリバルブVが切換わることによって距離
l2を小さくし、連通路42からタンク通路27に通じる開口
面積を徐々に小さくするようにしている。
第2制御部IIとしてのスプール弁SVは、そのボディ43
に、ポンプPに連通する流入ポート44と、連通路42に連
通する流出ポート45とドレインポート53とを形成してい
る。さらに、このボディ43にはスプール46を摺動自在に
内装するとともに、このスプール46の一方に反力スプリ
ング47を作用させ、他方にはパイロット室48を形成して
いる。上記反力スプリング47の作用で、スプール46がノ
ーマル位置を保持しているときには、スプール46に形成
した環状溝49が流入ポート44に開口するが、流出ポート
45との連通は遮断される関係にしている。換言すれば、
スプール46が第2、4図に示すノーマル位置にあると
き、流入ポート44に流出ポート45との連通が遮断される
関係にしている。
上記環状溝49には通孔50を開口させているが、この通
孔50は、環状溝49とパイロット室48とを連通させるもの
である。
上記のようにスプール46が図示のノーマル位置にある
とき、流入ポート44から圧力流体が流入すると、そのと
きの圧力がパイロット室48に伝わる。このパイロット室
48内の圧力作用でスプール46が反力スプリング47に抗し
て移動する。そして、スプール46の移動量に応じて環状
溝49と流出ポート45とのラップ量が制御される。
なお、図中符号51はアジャストスクリュウで、このス
クリュウ51を回して反力スプリング47の初期荷重を調整
できるようにしている。
次に、この実施例の作用を説明する。
ステアリングホィールを中立位置に保っていれば、ロ
ータリバルブVも図示の中立位置を保持するので、ポン
プPの吐出流体は、供給ポート38から第1制御部I及び
タンク通路27を経由してタンクに戻される。
上記の状態からステアリングホィールを回してロータ
リバルブVを切換えると、次のようになる。
いま、ロータ8を第2図右方向に回転させるようにス
テアリングホィールを回すと、凹部11と制御溝35、凹部
15と制御溝31及び凹部17と制御溝33との連通が徐々に小
さくなり、タンクを戻る流量を絞り込む。このようにタ
ンクへの戻り流量が絞られると、供給ポート38側に圧力
が発生するとともに、この圧力が第2制御部IIのパイロ
ット室48に作用する。このパイロット室48の圧力作用
で、スプール46が移動して、流入ポート44と流出ポート
45との連通開度を徐々に大きくしていく。
そして、第2制御部IIが開けば、ポンプPの吐出流量
が、第3制御部IIIを介してタンクに戻されることにな
るが、これら第1〜3制御部I〜IIIの開口面積とロー
タリバルブVのバルブ作動角との関係を示したのが第6
図である。
つまり、第1制御部Iの開口特性は第6図の曲線で
示すとおりである。すなわち、ロータ8が切換わる初期
の段階でその開度を小さくし始め、ロータ8が第3図の
l1分だけストロークしたとき面取り部40がスリーブとラ
ップしはじめので、その開度縮小勾配がやや緩やかにな
り、最終的には全閉状態になる。
これに対して、第2制御部IIは、第1制御部Iの開度
がある程度小さくなってパイロット室48に作用する圧力
が設定圧以上になると開き始めるが、その開口特性は第
6図の曲線に示すとおりである。すなわち、その環状
溝49に形成した面取り部52があるので、動作初期には徐
々に開口し、この面取り部52が通過した時点からその開
度が急激に大きくなる。
さらに、第3制御部IIIは、第2制御部IIが開き始め
てから徐々に絞り効果を発揮するもので、その開口特性
は第6図の直線に示すとおりである。
そして、これらの開口特性を合成したのが曲線+
+である。つまり、バルブ作動角が小さい直進操舵又
は微小操舵状態では、ポンプPの吐出流体は、第1制御
部Iだけを通路としてタンクに戻されるもので、このと
きには第2制御部IIがブロックされた状態を保つ。
この状態からバルブ作動角が少し大きくなると、第2
制御部IIが開き出すが、第3制御部IIIの開口面積は、
第1制御部に対して十分に大きくしているので、この段
階では第3制御部IIIの絞り効果は無視できる程度であ
る。
したがって、第2制御部IIが開き始めたときには、第
1制御部Iと第2制御部IIとの合成開口面積によって、
制御特性が決まることになる。
さらに、バルブ作動角が大きくなると、今度は第1制
御部Iが閉じて、第2制御部IIが全開状態になるので、
このときには第3制御部IIIの開口面積が主になって制
御特性が決められるが、このときには第3制御部IIIの
開口面積は急激に小さくなり、タンクへの戻り流量を少
なくする。
そして、操舵トルクとパワーシリンダCの圧力との関
係を示したのが第7図である。
この第7図からも明らかなように、直進走行時や微小
操舵状態である範囲では、そのバルブ作動角が小さい
ので、ポンプPの吐出量のほぼ全量が第1制御部Iを経
由してタンクに戻され、シリンダCの圧力はほとんど上
昇しない。
そして、第1制御部Iが閉じ出して第2制御部IIが徐
々に開く範囲では、操舵トルクが大きくなる割には圧
力がそれほど高くならない。
この状態でバルブ作動角がさらに大きくなれば、第2
制御部IIが全開状態になるとともに、第3制御部IIIが
閉じ始めるので、タンクへの戻り流量がほとんどなくな
り、範囲で示したようにパワーシリンダCの圧力が急
激に上昇する。
上記のようにこの実施例の装置によれば、操舵トルク
がある一定以上になるまで、パワーシリンダCの圧力上
昇が緩やかなので、直進走行時や中高速走行時における
操舵特性が安定したものになる。
【図面の簡単な説明】
図面第1〜7図はこの発明の実施例を示すもので、第1
図は断面図、第2図はロータリバルブと第2制御部とし
てのスプール弁とを具体的に示した回路図、第3図は第
1制御部の部分拡大断面図、第4図は第2制御部の部分
拡大断面図、第5図は第3制御部の部分拡大断面図、第
6図はバルブ作動角とタンクへ連通する通路の開口面積
との関係を示したグラフ、第7図は操舵トルクとパワー
シリンダの圧力との関係を示したグラフ、第8〜12図は
従来の装置を示すもので、第8図は断面図、第9図はロ
ータリバルブを具体的に示した回路図、第10図はロータ
リバルブの制御部の部分拡大断面図、第11図はバルブ作
動角とタンクへ連通する通路の開口面積との関係を示し
たグラフ、第12図は操舵トルクとパワーシリンダの圧力
との関係を示したグラフである。 2……ピニオンシャフト、3……スタブシャフト、4…
…トーションバー、5……ピニオン、6……ロッド、7
……ラック、V……ロータリバルブ、8……ロータ、9
……スリーブ、11〜18……凹部、19〜26……制御凸部、
28〜35……制御溝、P……ポンプ、I……第1制御部、
II……第2制御部、III……第3制御部、40……面取り
部、SV……第2制御部としてのスプール弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−215462(JP,A) 特開 昭59−220458(JP,A) 特開 昭60−203580(JP,A) 特開 昭61−94068(JP,A) 特開 平2−306878(JP,A) 実開 平2−17477(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/083

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングホィールと一体的に回転する
    スタブシャフトと、操舵系のロッドに形成したラックに
    かみ合うピニオンを有するピニオンシャフトと、これら
    両シャフトを連結するトーションバーと、上記両シャフ
    トの相対回転に応じて切換わるロータとスリーブとから
    なるロータリバルブとを備えてなり、ロータリバルブの
    上記ロータは、その円周方向に所定の間隔を保って複数
    の凹部を形成するとともに、これら凹部間に位置する部
    分を制御凸部とし、上記スリーブも、その円周方向に所
    定の間隔を保って、上記制御凸部と同数の制御溝を形成
    してなるパワーステアリングの操舵力制御装置におい
    て、上記制御凸部のエッジ部分に面取り部を形成する一
    方、上記制御凸部と制御溝とで第1あるいは第3制御部
    を構成し、第1制御部は、ポンプからの供給流体を、パ
    ワーシリンダへ供給する流量とタンクへ戻す流量とに分
    流制御する構成にし、第3制御部は、スプール弁からな
    る第2制御部を介してポンプに接続し、ロータリバルブ
    の作動角が一定の角度以上になると、この第3制御部が
    作動角に比例した絞り効果を発揮して、上記第2制御部
    を介して導いたポンプからの圧油を、タンクへ排出する
    量を少なくする構成にし、上記第2制御部を構成するス
    プール弁は、ポンプの負荷圧をパイロット圧として作動
    するとともに、そのパイロット圧の上昇にともなって第
    2制御部の開度を大きくする構成にしたパワーステアリ
    ングの操舵力制御装置。
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