JP2912036B2 - パワーステアリングの操舵力制御装置 - Google Patents

パワーステアリングの操舵力制御装置

Info

Publication number
JP2912036B2
JP2912036B2 JP1950091A JP1950091A JP2912036B2 JP 2912036 B2 JP2912036 B2 JP 2912036B2 JP 1950091 A JP1950091 A JP 1950091A JP 1950091 A JP1950091 A JP 1950091A JP 2912036 B2 JP2912036 B2 JP 2912036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
tank
rotary
valve
steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1950091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04292265A (ja
Inventor
鈴木勝博
村吉浩三
酒向正幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP1950091A priority Critical patent/JP2912036B2/ja
Publication of JPH04292265A publication Critical patent/JPH04292265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2912036B2 publication Critical patent/JP2912036B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ステアリングホィー
ルの操舵角に応じて、操舵力を制御する操舵力制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6〜図10に示した従来の装置は、ケ
ーシング21に、ピニオンシャフト22とスタブシャフ
ト23とを同軸上に挿入するとともに、これら両シャフ
ト22、23をトーションバー24を介して連結してい
る。
【0003】上記ピニオンシャフト22にはピニオン2
5を形成するとともに、このピニオン25を、操舵系の
ロッド26に形成したラック27にかみ合わせている。
したがって、ピニオンシャフト22が回転してピニオン
25が回ると、それにともなってロッド26が移動し
て、図示していない前輪を転舵させるものである。
【0004】上記スタブシャフト23は、図示していな
いステアリングホィールと一体回転する構成にするとと
もに、その周囲にはロータリバルブVを設けている。ロ
ータリバルブVは、スタブシャフト23と一体にしたロ
ータリスプール28と、このロータリスプール28に相
対回転自在に嵌合したスリーブ29とからなる。このス
リーブ29はピン30を介してピニオンシャフト22に
連結し、両者が一体回転する構成にしている。
【0005】このようにしたロータリバルブVは、その
ロータリスプール28に、ポンプPに常時連通する供給
溝101を形成するとともに、この供給溝101の隣
に、タンク還流溝102を形成している。また、スリー
ブ29には、シリンダ連通溝103を形成している。こ
のシリンダ連通溝103は、上記供給溝101の両側で
あって、供給溝とタンク還流溝102との間に位置する
ようにしている。
【0006】そして、ロータリバルブVが図7に示すよ
うに中立位置にあるとき、供給溝101とシリンダ連通
溝103とがアンダーラップするとともに、シリンダ連
通溝103とタンク還流溝102もアンダーラップする
ようにしている。
【0007】いま、ロータリバルブVが上記中立位置に
あれば、ポンプPの吐出流体は、供給溝101から、シ
リンダ連通溝103及びタンク還流溝102を経由して
タンク通路104に流れるので、パワーシリンダCも中
立位置に保たれる。
【0008】この状態から、ステアリングホィールを操
作すると、スタブシャフト23が回転するとともに、そ
の回転力はトーションバー24を介してピニオンシャフ
ト22にも伝達される。しかし、ピニオンシャフト22
は車輪の接地抵抗により回転が妨げられるので、その分
だけトーショバンバー24がねじられる。そのためにス
タブシャフト23は、トーションバー24のねじれ角度
分だけピニオンシャフト22よりも余分に回転する。つ
まり、両シャフト22、23が相対回転するが、それに
よってロータリスプール28とスリーブ29も相対回転
してロータリバルブVを切換え、パワーシリンダCを動
作させるものである。
【0009】この種の装置では、中高速走行時のように
タイヤ側の負荷が小さいとき、パワーシリンダCのアシ
スト力を小さくし、低速走行時のようにタイヤ側の負荷
が大きいときには、パワーシリンダCのアシスト力を大
きくする必要がある。ただし、ステアリングホィールの
操作量が小さいときには、それほど大きなアシスト力を
必要としないのが一般的である。例えば、中高速走行時
には、ステアリングホィールを大きく切ることなどほと
んどなく、その操作量が小さいのが普通である。これに
対して、低速走行時には、ステアリングホィールを大き
く切ることが多くなる。
【0010】そこで、この種の装置では、ステアリング
ホィールの操作量すなわちバルブ作動角に応じてパワー
アシスト力を制御するようにしているが、それを実現す
るために、従来は、次のようにしている。つまり、図8
に示すように、ロータリスプール28の供給溝101及
びタンク還流溝102のそれぞれのエッジ部分に、面取
り加工部を形成している。この面取り加工部は、エッジ
先端から水平に削った水平部hと、この水平部hから外
側に向かう傾斜部iとからなる。
【0011】このようにすることによって、例えば、図
8において、ロータリスプール28が矢印方向に相対回
転すると、アンダーラップ状態にある開口部mの開口面
積が徐々に小さくなる。そして、ロータリバルブVの作
動角と上記開口部mの開口面積との関係を示したのが図
9である。この図9からも明らかなように、ロータリス
プール28が上記矢印方向に回ると、開口部mの開口面
積が直線の特性に沿って徐々に小さくなる。そして、
水平部hと傾斜部iとがオーバラップすると、直線に
沿って開口面積が小さくなる。この開口面積の変化に応
じたパワーシリンダCの作動圧力の制御特性は、図10
の実線で示したとおりである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の操舵力制御装置によれば、パワーシリンダCの制御圧
力が、図10の実線に示す特性になるので、図面xの範
囲のように、バルブ作動角が小さいときの圧力変化が大
きくなりすぎてしまう。しかし、理想的には、図10の
一点鎖線で示す特性が得られることである。つまり、バ
ルブ作動角が小さい範囲xでは、制御圧力の上昇が緩や
かで、その範囲xを超えた時点から制御圧力が急上昇す
るのが理想的である。ところが、上記従来の操舵力制御
装置では、バルブ作動角が小さい範囲xでの圧力変化が
激しいので、特に、中高速走行時の操安性が保ちにくい
という問題があった。この発明の目的は、図10の一転
鎖線で示した理想的な制御特性が得られる操舵力制御装
置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、ステアリン
グホィールと一体的に回転するスタブシャフトと、操舵
系のロッドに形成したラックにかみ合うピニオンを有す
るピニオンシャフトと、これら両シャフトを連結するト
ーションバーと、上記両シャフトの相対回転に応じて切
換わるロータリスプール及びスリーブからなるロータリ
バルブと、このロータリーバルブの切換え位置に応じて
動作するパワーシリンダとを備えたパワーステアリング
の操舵力制御装置を前提にするものである。
【0014】上記ロータリバルブに備えた第1バルブ部
は、ロータリスプールに形成されかつポンプに常時連通
する第1供給溝と、この第1供給溝の両側に対応するス
リーブ側に形成されかつパワーシリンダに連通させた一
対のシリンダ連通溝と、タンク通路に常時連通するタン
ク溝とから構成されている。同じくロータリバルブに備
えた第2バルブ部は、スリーブ側に形成されかつポンプ
に常時連通する第2供給溝と、この第2供給溝の両側に
対応するロータリスプール側に形成された一対の連絡溝
と、この連絡溝に隣接するスリーブ側に形成されたタン
ク還流溝とから構成されている。さらに、このタンク還
流溝及び上記シリンダ連通溝との中間に対応するロータ
リスプール側に形成されたタンク溝と、このタンク溝に
常時連通するとともにロータリスプールの軸線方向に形
成されたタンク通路とを備えいる。
【0015】しかも、第1供給溝、シリンダ連通溝及び
タンク溝からなる第1制御部は、ロータリバルブの中立
位置においてアンダラップとなる構成にするとともに、
第1供給溝のエッジ部に面取り加工を施し、第2供給
溝、連絡溝及びタンク還流溝からなる第2制御部は、上
記中立位置においてアンダーラップとなるとともにその
アンダーラップ量を上記第1制御部のアンダーラップ量
よりも大きくし、かつ、連絡溝のエッジ部に面取り加工
を施すとともにその面取り部の長さは上記第1制御部の
面取り部の長さよりも短くし、タンク還流溝とタンク溝
とからなる第3制御部は上記中立位置においてオーバラ
ップとなるとともにその中立位置において開口する可変
絞りを構成してなるものである。
【0016】
【作用】この発明は、上記のように構成したので、ステ
アリングホィールを中立位置に保っているときには、ポ
ンプの吐出流体が、第1、2制御部のアンダーラップ及
び第3制御部の可変絞りを経由してタンクに還流する。
そして、ステアリングホィールを左右いずれかに操作す
ると、先ず第1バルブ部の開口面積が小さくなる。ただ
し、この段階での第2制御部は、アンダーラップが大き
いので、圧力制御はしない。したがって、中高速域で使
用される低圧域では、第1制御部と第3制御部とで圧力
制御がされることになる。また、ステアリングホィール
を大きく切ると、今度は、第2制御部の開度が小さくな
るとともに、第3制御部の開度も小さくなるので、パワ
ーシリンダへの供給圧は高くなる。結局は、中高速域で
はパワーシリンダへの供給圧を小さくしてパワーアシス
ト力を小さくし、低速域ではその供給圧を大きくしてア
シスト力を大きくするものである。
【0017】
【実施例】図1〜図7に示した実施例は、ケーシング2
1にロータリバルブVを内装すること従来と同様であ
る。そこで、以下には従来と同じ構成要素に関しては同
一符号を付して説明する。
【0018】この実施例のロータリバルブVは、2組の
第1バルブ部V1と同じく2組の第2バルブ部V2 とを
備えている。第1バルブ部V1 は、ロータリスプール2
8に形成した第1供給溝31と、この第1供給溝31の
両側に対応するスリーブ29側に形成した一対のシリン
ダ連通溝32a、32bと、このシリンダ連通溝32
a、32bの両側に対応するロータリスプール28側に
形成したタンク溝38a、38bとからなる。また、第
1供給溝31のエッジ部とシリンダ連通溝32a、32
bのエッジ部とで、第1制御部1、2を構成するととも
に、シリンダ連通溝32a、32bのエッジ部とタンク
溝38a、38bのエッジ部とで第1制御部3、4を構
成している。この第1制御部1〜4は、図3からも明ら
かなように、長さL1 の面取り部33を形成している。
さらに、この第1制御部1〜4は、ロータリバルブVが
中立位置にあるとき、図3に示すように、アンダラップ
1 を保持するようにしている。
【0019】第2バルブ部V2 は、スリーブ29に形成
した第2供給溝34と、この第2供給溝34の両側に対
応するロータリスプール28側に形成した一対の連絡溝
35a、35bと、この連絡溝35a、35bの外側に
対応するスリーブ29側に形成した一対のタンク還流溝
36a、36bと、上記タンク溝38a、38bとから
なる。また、第2供給溝34のエッジ部と連絡溝35
a、35bのエッジ部とで、第2制御部5、6を構成す
るとともに、連絡溝35a、35bのエッジ部とタンク
還流溝36a、36bのエッジ部とで、第2制御部7、
8を構成している。この第2制御部5〜8は、図3から
も明らかなように、長さL2 の面取り部37を形成して
いる。さらに、この第1制御部1〜4は、ロータリバル
ブVが中立位置にあるとき、図3に示すように、アンダ
ラップU2 を保持するようにしている。
【0020】そして、上記第1制御部1〜4のアンダラ
ップU1 に対して、第2制御部5〜8のアンダラップU
2 を十分に大きくするとともに、第1制御部1〜4の面
取り部33の長さL1 よりも、第2制御部5〜8の面取
り部37の長さL2 を長くしている。
【0021】また、上記タンク溝38a、38bは、ロ
ータリスプール28の軸線方向に形成したタンク通路3
9に連通させている。このようにしたタンク溝38a、
38bは、その一方のエッジ部と、タンク還流溝36
a、36bのエッジ部とで、第3制御部9、10を構成
している。この第3制御部9、10は、図3に示すよう
にオーバラップ状態を維持するとともに、タンク溝38
a、38bのエッジ部を面取りして可変絞り部40を構
成している。
【0022】次に、この実施例の作用を説明する。ロー
タリバルブVが中立位置にあるときには、ポンプPから
の吐出流体は、第1、2制御部1〜8及び第3制御部
9、10を経由してタンク通路39に流出するので、パ
ワーシリンダCも中立に維持される。
【0023】ロータリスプール28が、図1中、時計方
向に少し回したとすると、第1制御部1、3が徐々に閉
じられる。ただし、バルブ作動角が小さいときには、第
2制御部5〜8のアンダーラップU2 が十分な大きさを
保つので、この第2制御部5〜8は圧力制御をほとんど
せず、第2供給溝34と第3制御部9、10の可変絞り
部40との中継流路としてだけ機能する。したがって、
この場合には、第1制御部1、3と第3制御部9、10
とによって圧力制御されるが、第3制御部9、10から
は、所定の流量がタンク通路39に戻されるので、図5
の範囲xに示すように、その圧力上昇率は低くなる。し
たがって、この範囲xを中高速域として使用すれば、中
高速域での操安性が確保できる。
【0024】ロータリスプール28を時計方向にさらに
回すと、今度は、第1制御部1、3が閉じるので、第2
制御部6、8と第3制御部9、10で、その圧力制御が
される。そして、この状態では、第3制御部9、10の
開度が小さくなるとともに、第2制御部6、8の開度も
小さくなるので、その圧力上昇率が大きくなる。したが
って、この範囲を低速域として使用すれば、十分なパワ
ーアシスト力を得ることができる。
【0025】なお、第1制御部1〜4の面取り部33の
長さL1 とそのアンダラップU1 、第2制御部5〜8の
面取り部37の長さL2 とそのアンダラップU2 、及び
第3制御部9、10の可変絞り40の開度を調整するこ
とによって、図5に示す制御特性を得ることができる。
もし、従来の構造のもとで、図5の特性を得ようとする
と、その面取り部の形状を図10に示すようにしなけれ
ばならない。すなわち、その面取り部41の形状は、エ
ッジ部の先端をへこませたような形状にしなければなら
ない。しかし、実際上は、このような加工が大変に難し
いという問題がある。しかし、この実施例の構造によれ
ば、第1〜3制御部の加工は、そのエッジ部を削り落と
すだけで足りるので、その加工が簡単になる。
【0026】
【発明の効果】この発明の操舵力制御装置によれば、第
1制御部、第2制御部及び第3制御部を介して、当該装
置の開口面積が制御されるので、パワーシリンダに対す
る制御圧力は理想的な特性になる。したがって、バルブ
作動角が小さい高速走行時における操安性が向上する。
しかも、そのための各制御部の面取り加工も簡単で、そ
れだけか構成も向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリバルブの接続状況を具体的に示した説
明図である。
【図2】回路図である。
【図3】第1〜3制御部の相対関係を示した部分断面図
である。
【図4】バルブ作動角と第1、2バルブの開口面積との
関係を示したグラフである。
【図5】バルブ作動角とパワーシリンダの圧力の関係を
示したグラフである。
【図6】従来の断面図である。
【図7】従来のロータリバルブの接続状況を具体的に示
した説明図である。
【図8】従来のロータリバルブの制御部の部分拡大断面
図である。
【図9】従来のバルブ作動角と制御部の開口面積との関
係を示したグラフである。
【図10】従来のバルブ作動角とパワーシリンダの圧力
の関係を示したグラフである。
【図11】別の従来例の制御部の拡大断面図である。
【符号の説明】
22 ピニオンシャフト 23 スタブシャフト 24 トーションバー 25 ピニオン V ロータリバルブ 28 ロータリスプール 29 スリーブ C パワーシリンダ V1 第1バルブ部 V2 第2バルブ部 31 第1供給溝 32a シリンダ連通溝 32b シリンダ連通溝 1〜4 第1制御部 33 面取り部 34 第2供給溝 35a 連絡溝 35b 連絡溝 36a タンク還流溝 36b タンク還流溝 5〜8 第2制御部 37 面取り部 9、10第3制御部 38a タンク溝 38b タンク溝 39 タンク通路 40 可変絞り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−15265(JP,A) 特開 昭61−94870(JP,A) 特開 昭58−33572(JP,A) 特開 平1−311955(JP,A) 特開 昭63−215462(JP,A) 特開 昭58−49555(JP,A) 特開 昭57−7764(JP,A) 実開 平2−17477(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/083

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホィールと一体的に回転す
    るスタブシャフトと、操舵系のロッドに形成したラック
    にかみ合うピニオンを有するピニオンシャフトと、これ
    ら両シャフトを連結するトーションバーと、上記両シャ
    フトの相対回転に応じて切換わるロータリスプール及び
    スリーブからなるロータリバルブと、このロータリーバ
    ルブの切換え位置に応じて動作するパワーシリンダとを
    備えたパワーステアリングの操舵力制御装置において、
    上記ロータリバルブに、第1バルブ部と第2バルブ部と
    を備えるとともに、第1バルブ部は、ロータリスプール
    に形成されかつポンプに常時連通する第1供給溝と、こ
    の第1供給溝の両側に対応するスリーブ側に形成されか
    つパワーシリンダに連通させた一対のシリンダ連通溝
    と、タンク通路に常時連通するタンク溝とからなり、第
    2バルブ部は、スリーブ側に形成されかつポンプに常時
    連通する第2供給溝と、この第2供給溝の両側に対応す
    るロータリスプール側に形成された一対の連絡溝と、こ
    の連絡溝に隣接するスリーブ側に形成されたタンク還流
    溝とからなり、さらに、このタンク還流溝及び上記シリ
    ンダ連通溝との中間に対応するロータリスプール側に形
    成されたタンク溝と、このタンク溝に常時連通するとと
    もにロータリスプールの軸線方向に形成されたタンク通
    路とを備える一方、第1供給溝、シリンダ連通溝及びタ
    ンク溝からなる第1制御部は、ロータリバルブの中立位
    置においてアンダラップとなる構成にするとともに、第
    1供給溝のエッジ部に面取り加工を施し、第2供給溝、
    連絡溝及びタンク還流溝からなる第2制御部は、上記中
    立位置においてアンダーラップとなるとともにそのアン
    ダーラップ量を上記第1制御部のアンダーラップ量より
    も大きくし、かつ、連絡溝のエッジ部に面取り加工を施
    すとともにその面取り部の長さは上記第1制御部の面取
    り部の長さよりも長くし、タンク還流溝とタンク溝とか
    らなる第3制御部は上記中立位置においてオーバラップ
    となるとともにその中立位置において開口する可変絞り
    を構成してなるパワーステアリングの操舵力制御装置。
JP1950091A 1991-01-18 1991-01-18 パワーステアリングの操舵力制御装置 Expired - Fee Related JP2912036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1950091A JP2912036B2 (ja) 1991-01-18 1991-01-18 パワーステアリングの操舵力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1950091A JP2912036B2 (ja) 1991-01-18 1991-01-18 パワーステアリングの操舵力制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04292265A JPH04292265A (ja) 1992-10-16
JP2912036B2 true JP2912036B2 (ja) 1999-06-28

Family

ID=12001096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1950091A Expired - Fee Related JP2912036B2 (ja) 1991-01-18 1991-01-18 パワーステアリングの操舵力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2912036B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69319990T2 (de) * 1992-10-22 1998-12-10 Toyoda Machine Works Ltd Hydraulische Servolenkung
ES2214537T3 (es) 1995-05-05 2004-09-16 Bishop Steering Technology Limited Valvula rotatoria para direccion asistida.

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04292265A (ja) 1992-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3039567B2 (ja) 車両用4輪操向システム
JPH07156812A (ja) 油圧パワーステアリング装置
JPS6365549B2 (ja)
JP2912036B2 (ja) パワーステアリングの操舵力制御装置
JP2503574B2 (ja) 車両用動力舵取装置
JP3246813B2 (ja) パワーステアリング装置
JP2951364B2 (ja) パワーステアリングの操舵力制御装置
US6035760A (en) Power steering system
JPH0254248B2 (ja)
JP2951363B2 (ja) パワーステアリングの操舵力制御装置
JPH0542880A (ja) パワーステアリングの操舵力制御装置
JPH09254800A (ja) パワーステアリングの操舵力制御装置
JPH0699826A (ja) 操舵装置
JP3761056B2 (ja) 後2軸車両の後前輪操舵制御装置
JP3821613B2 (ja) 後2軸車両の後前輪操舵制御装置
JP2520788Y2 (ja) 油圧制御弁
JP3752318B2 (ja) 油圧パワーステアリング装置の制御バルブ
JPH0539986Y2 (ja)
JP3188043B2 (ja) 油圧式動力舵取装置
JP2717563B2 (ja) 車速感応型パワーステアリング装置
JP2594904Y2 (ja) 動力操向装置の操舵力制御装置
JP3541284B2 (ja) 油圧制御弁
JPH1035519A (ja) パワーステアリング装置
JP2523985Y2 (ja) 油圧制御弁
JPH0136691Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees