JPH0542880A - パワーステアリングの操舵力制御装置 - Google Patents

パワーステアリングの操舵力制御装置

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JPH0542880A
JPH0542880A JP22501391A JP22501391A JPH0542880A JP H0542880 A JPH0542880 A JP H0542880A JP 22501391 A JP22501391 A JP 22501391A JP 22501391 A JP22501391 A JP 22501391A JP H0542880 A JPH0542880 A JP H0542880A
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JP
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control
steering
rotary valve
rotor
control unit
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JP22501391A
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English (en)
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Katsuhiro Suzuki
勝博 鈴木
Kozo Murayoshi
浩三 村吉
Masayuki Sako
正幸 酒向
Shinji Naruse
信治 成瀬
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングホィールの回転に応じて切換わ
るロータリバルブVを備えるとともに、第1制御部I、
第3制御部III 及び固定絞りからなる第2制御部IIを設
けた操舵装置において、上記固定絞りから出る流体音を
小さくする。 【構成】 第2制御部IIを構成する固定絞り42を第3
制御部III の上流側に形成し、同じく第2制御部IIを構
成する固定絞り43〜46を、シリンダCへの供給流路
と第3制御部とを結ぶ流通過程に形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ステアリングホィー
ルの操舵角に応じて、操舵力を制御する操舵力制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4〜図9に示した従来の装置は、ケー
シング1に、ピニオンシャフト2とスタブシャフト3と
を同軸上に挿入するとともに、これら両シャフト2、3
をトーションバー4を介して連結している。上記ピニオ
ンシャフト2にはピニオン5を形成するとともに、この
ピニオン5を、操舵系のロッド6に形成したラック7に
かみ合わせている。したがって、ピニオンシャフト2が
回転してピニオン5が回ると、それにともなってロッド
6が移動して、図示していない前輪を転舵させる。
【0003】上記スタブシャフト3は、図示していない
ステアリングホィールと一体的に回転するとともに、そ
の周囲にはロータリバルブVを設けている。このロータ
リバルブVは、スタブシャフト3と一体にしたロータ8
と、このロータ8に相対回転自在に嵌合したスリーブ9
とからなる。このスリーブ9はピン10を介してピニオ
ンシャフト2に連結し、両者が一体回転するようにして
いる。さらに、ロータ8は、第5図に示すように、その
円周方向に所定の間隔を保って複数の凹部11〜18を
形成し、これら凹部11〜18間に位置する部分を制御
凸部19〜26としている。このようにした各凹部のう
ち、一つおきの凹部12、14、16、18のそれぞれ
は、ロータ8の中心部分に形成したタンク通路27に連
通させている。
【0004】また、スリーブ9の内周には、上記制御凸
部と同数の制御溝28〜35を形成している。そして、
制御溝28、30、32、34のそれぞれをパワーシリ
ンダCの一方の圧力室36に連通させ、制御溝29、3
1、33、35を他方の圧力室37に連通させている。
さらに、制御溝29、30間、31、32間、33、3
4間、および35、28間のそれぞれにはポンプPに連
通する供給ポート38を開口させている。なお、図9は
等価回路図である。
【0005】上記の構成のもとで、図示していないステ
アリングホィールを中立位置に保持していると、ロータ
リバルブVは、図5に示すポジションを保つ。この状態
でポンプPからの吐出された流体は、供給ポート38→
凹部11、13、15、17→制御溝28〜35→凹部
12、14、16、18→タンク通路27を経由してタ
ンクTに戻され、パワーシリンダCも中立位置に保たれ
る。上記の状態からステアリングホィールを操作する
と、スタブシャフト3が回転するとともに、その回転力
がトーションバー4を介してピニオンシャフト2にも伝
達される。しかし、ピニオンシャフト2は車輪の接地摩
擦等により回転が妨げられるので、その分だけトーショ
ンバー4がねじられる。そのためにスタブシャフト3
は、トーションバー4のねじれ角度分だけピニオンシャ
フト2よりも余分に回転する。つまり、両シャフト2、
3が相対回転することになる。
【0006】このように両シャフト2、3が相対回転す
ることにより、ロータ8とスリーブ9も相対回転するの
で、当該ロータリバルブVが切換わるが、例えば、ロー
タ8が図5右方向に回ったとすると次のようになる。図
5の状態からロータ8が右方向に回ると、供給ポート3
8と制御溝28、30、32、34とを連通させる通路
が拡大するとともに、これら制御溝28、30、32、
34と凹部12、14、16、18とを連通させる通路
が縮小される。したがって、ポンプPからの吐出流体は
供給ポート38→凹部11、13、15、17→制御溝
28、30、32、34を経由してパワーシリンダの一
方の圧力室36に供給される。このとき制御溝29、3
1、33、35と凹部12、14、16、18とを連通
させる通路が拡大するので、パワーシリンダCの他方の
圧力室37内の作動流体は、制御溝29、31、33、
35→凹部12、14、16、18→タンク通路27を
経由してタンクに戻される。そして、これらの流れを、
図9の等価回路では矢印で示している。
【0007】したがって、パワーシリンダCのピストン
ロッド39は移動するとともに、前記操舵系のロッド6
を移動して前輪を転舵する。そして、ステアリングホィ
ールを回し続ければ、ピニオンシャフト2とスタブシャ
フト3と相対回転角を維持しながら一体的に回転し、ピ
ニオン5がラック7上を転動する。この状態でステアリ
ングホィールを止めると、そのときの接地摩擦等による
タイヤ側の負荷とつり合った位置で、ロータリバルブは
切換わったままとなり、パワーシリンダCもその切換え
位置で停止する。この状態でステアリングホィールから
手を離したり、それを戻す方向に操作すると、ロータリ
バルブVは、トーションバーの捩り反力等により中立位
置に復帰し、タイヤ側からの戻し力等により、パワーシ
リンダCも中立位置に復帰する。
【0008】そして、この種の装置では、操舵角が小さ
いとき、言い換えれば、ロータリバルブVの作動角が小
さいときには、パワーシリンダCの圧力を低く抑え、パ
ワーアシスト力を小さくしている。一般には、操舵角が
小さければ、低速時でも小さな力でステアリングホィー
ルを切ることができる。逆に、高速走行時には、ステア
リングホィールを大きく切ると危険なので、そのような
ことはほとんどない。そこで、この装置の場合には、操
舵角が小さいときに、パワーアシスト力を小さくして操
安性を良くするようにしている。また、ステアリングホ
ィールを大きく切るのは、低速走行時しかないので、ロ
ータリバルブVの作動角が大きいときにパワーシリンダ
Cの圧力を高くするようにしている。
【0009】上記のようにバルブ作動角が小さいときに
パワーシリンダCの圧力を低く保ってパワーアシスト力
を小さく抑えるために、この従来例では、図6に示すよ
うにロータ8の制御凸部19〜26のエッジに面取り加
工部を形成している。この面取り加工部は、エッジ先端
から水平に削った水平部hと、この水平部hから当該制
御凸部の中央部分に向う傾斜部iとからなる。このよう
にすることによって、例えば、図6においてロータ8が
矢印方向に相対回転したときに、制御凸部と制御溝とで
構成される開口部mの開口面積が徐々に小さくなる。そ
して、ロータリバルブVの作動角と上記開口部mの開口
面積との関係を示したのが図7である。この図7からも
明らかなように、ロータ8が回って制御凸部19〜26
のエッジ部分が制御溝28〜35に近づくにしたがっ
て、直線(1) の特性に沿って開口面積が小さくなる。そ
して、上記水平部h及び傾斜部iが制御溝から外れてス
リーブとラップすれば、直線(2) の特性に沿って開口面
積が小さくなる。
【0010】上記開口面積の変化に応じたパワーシリン
ダCの作動圧力の制御特性は、図8の実線で示したとお
りである。このように、パワーシリンダCの制御圧力が
図8の実線に示す特性になるので、バルブ操舵角が小さ
いとき、例えば、図面xの範囲内での圧力変化が大きく
なりすぎてしまう。実際には、図8の一点鎖線で示す特
性が得られることが理想的である。つまり、バルブ作動
角が小さい範囲xでは、制御圧力の上昇が緩やかで、そ
の範囲xを超えた時点から制御圧力が急上昇するのが理
想的である。しかし、上記従来例では、バルブ操舵角が
小さい範囲xでの圧力変化が激しいので、特に、高速走
行時の操安性が保ちにくいという問題があった。
【0011】この点を解決するものとして、本出願人
は、特願平2−136237号に係わる発明をすでに提
供しているが、それを示したのが図10〜図13で、以
下にはこの従来例を説明する。ロータリバルブVには、
ロータ8に凹部11〜18と制御凸部19〜26を形成
し、スリーブ9には制御溝28〜35を形成している
が、これら凹部、制御凸部及び制御溝のそれぞれが相ま
って、図10に示すように第1制御部Iと第3制御部II
I とを構成している。
【0012】上記第1制御部Iは、その制御凸部のエッ
ジ部分に、図11に示すように面取り加工を施して当該
部分を面取り部40とするとともに、この面取り部40
の長さをL1 としている。そして、当該バルブVが中立
位置にあるとき、面取り部40のエッジ部分からスリー
ブ9の制御溝の端部までの距離すなわちアンダーラップ
量をU1 としている。そして、ロータリバルブVがいず
れかの方向に切換わることによって、タンク通路27に
通じる通路の開口面積を小さくする一方、パワーシリン
ダCに通じる通路の開口面積を大きくする構成にしてい
る。上記第3制御部III の制御凸部のエッジ部分にも、
図11に示すように面取り部41を形成するとともに、
この面取り部41の長さをL2 としている。また、当該
バルブVが中立位置にあるとき、面取り部41のエッジ
部分からスリーブ9の制御溝の端部までの距離すなわち
アンダーラップ量をU2 としている。
【0013】そして、上記面取り部40の長さL1 に対
して、面取り部41の長さL2 を十分に小さくするとと
もに、アンダーラップ量U1 に対してアンダーラップ量
2を十分に大きくしている。このようにした第3制御
部III は、スリーブ9に形成した第2制御部IIとしての
固定絞り42を介してポンプPに接続している。なお、
この構成の等価回路を図13に示している。
【0014】ステアリングホィールを中立位置に保て
ば、ロータリバルブVも図示の中立位置を保持するの
で、ポンプPの吐出流体は、供給ポート38から第1制
御部I及びタンク通路27を経由してタンクTに戻され
る。したがって、図12の(a) で示すようにパワーシリ
ンダCの圧力はほとんど発生しない。
【0015】上記の状態からステアリングホィールを回
してロータリバルブVを切換えると次のようになる。い
ま、中高速走行時のようにバルブ作動角が小さいときに
は、第1制御部Iの開口面積が小さくなるが、第3制御
部III の開口面積は、絞り効果に影響しない程度にしか
小さくならない。したがって、このときには第1制御部
Iと第2制御部IIとによって圧力制御されることになる
が、この第2制御部IIを構成する固定絞り42からは所
定の流量がタンクに流出していることになるので、バル
ブ作動角とパワーシリンダの圧力との特性は図12の
(b) のようになる。
【0016】さらに、低速走行時のように、ステリアン
グホィールを大きく切ると、今度は第3制御部III の開
度が小さくなるので、タンクへの戻り流量が一気に少な
くなり、図12の(c) で示すように、パワーシリンダC
の圧力が急上昇する。このように、直進走行時や微小操
舵状態である範囲(a) では、そのバルブ作動角が小さい
ので、ポンプPの吐出量のほぼ全量が第1制御部Iを経
由してタンクに戻され、シリンダCの圧力はほとんど上
昇しない。したがって、この従来例によれば、操舵トル
クがある一定以上になるまで、パワーシリンダCの圧力
上昇が緩やかなので、直進走行時や中高速走行時におけ
る操舵特性が安定したものになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記図10〜図13に
示した従来例では、第2制御部を一つの固定オリフィス
42だけで構成しているので、そこを通過する流体のレ
イノルズ数が高くなり、それだけ流体音が大きくなると
いう問題があった。この発明の目的は、レイノルズ数を
低くして、流体音を低減させたパワーステアリングの操
舵力制御装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、ステアリン
グホィールと一体的に回転するスタブシャフトと、操舵
系のロッドに形成したラックにかみ合うピニオンを有す
るピニオンシャフトと、これら両シャフトを連結するト
ーションバーと、上記両シャフトの相対回転に応じて切
換わるロータとスリーブとからなるロータリバルブとを
備えている。また、ロータリバルブの上記ロータは、そ
の円周方向に所定の間隔を保って複数の凹部を形成する
とともに、これら凹部間に位置する部分を制御凸部とし
ている。さらに、上記スリーブも、その円周方向に所定
の間隔を保って、上記制御凸部と同数の制御溝を形成
し、上記制御凸部のエッジ部分に面取り部を形成する一
方、この制御凸部と制御溝とで第1あるいは第3制御部
を構成しする。第1制御部は、ポンプからの供給流体
を、パワーシリンダへ供給する流量とタンクへ戻す流量
とに分流制御する構成にし、これら第1、3制御部とは
別の固定絞りからなる第2制御部を上記スリーブ内に形
成するとともに、第3制御部は、ロータリバルブの作動
角が一定以上になったときに、その切換え量に比例した
絞り効果を発揮してタンクへの流出量を少なくする構成
にしたパワーステアリングの操舵力制御装置を前提にす
るものである。上記の装置を前提にしつつ、この発明
は、上記第2制御部を2つに分割し、一方を第3制御部
の上流側に位置させ、他方をシリンダへの供給通路と第
3制御部とを結ぶ流通過程に形成した点に特徴を有す
る。
【0019】
【作用】この発明は、上記のように構成したので、ロー
タリバルブを切り換えることによって、初期の段階で
は、タンクに通じる第1制御部の流通路の開口面積がま
ず小さくなる。ただし、この段階では、第3制御部が十
分に開いているので、タンクへの流出量は、第1、2制
御部によって制御されることになる。この状態から、さ
らにロータリバルブの切換え量を多くすると、今度は、
第3制御部の開口面積が小さくなるので、パワーシリン
ダへの供給流量が一気に大きくなり、その制御圧力が急
激に上昇する。また、ポンプから供給される流量は、2
つの固定絞りからなる第2制御部を介してタンクに戻さ
れることになる。
【0020】
【発明の効果】この発明のパワーステアリングの操舵力
制御装置によれば、ポンプから供給される流量が、2つ
の固定絞りからなる第2制御部を介してタンクに戻され
るので、例えば、この2つの絞りの開口面積の合計を、
従来の一つの固定絞りの開口面積と等しくすれば、それ
だけレイノルズ係数を低く抑えることができる。このよ
うにレイノルズ係数を低く抑えられるので、流体音も小
さくなる。
【0021】
【実施例】図1〜3に示した実施例は、従来と同様のロ
ータリバルブを用いるとともに、その切換え原理は従来
とまったく同様である。そこで、従来と同様の構成要素
については、同一符号を用いて説明し、その詳細を省略
する。第2制御部IIを構成する第1の固定絞り42は、
従来と同様の位置に形成している。また、、制御溝2
9、30及び33、34のそれぞれに対応するスリーブ
位置に、第2の固定絞り43〜46を形成するととも
に、これら各固定絞りのうち、固定絞り43と45は、
パワーシリンダCの一方の圧力室37に連通し、固定絞
り44と46は他方の圧力室36に連通している。そし
て、この構成の等価回路を示したのが図3である。上記
以外の構成は、図10〜12に示した従来と同様であ
る。
【0022】次に、この実施例の作用を説明する。い
ま、ロータ8を図面矢印方向に回すと、ポンプPからの
吐出流体は、第1制御部Iを経由してパワーシリンダC
の一方の圧力室36に供給されるとともに、この供給流
体の一部が、第2の固定絞り44、46を経由してタン
クTにも戻される。また、ポンプPの吐出流体は、第2
制御部II第1の固定絞り42を経由してもタンクTに戻
されることになる。この流れの関係を図3の等価回路に
おいて矢印で示している。
【0023】また、ロータ8を上記とは反対方向に回し
たときには、ポンプPからの吐出流体が、第1制御部I
を経由してパワーシリンダCの他方の圧力室37に供給
されるとともに、この供給流体の一部が、第2の固定絞
り43、45を経由してタンクTにも戻される。また、
ポンプPの吐出流体は、第2制御部II第1の固定絞り4
2を経由してもタンクTに戻されることになる。
【0024】上記のようにこの実施例の第2制御部IIを
第1の固定絞りと第2の固定絞りとに分割したので、例
えば、それら両固定絞りの開口の合計面積を、従来の第
2制御部を構成する固定絞り42の開口面積と等しくす
ることができる。このようにトータルの開口面積が同じ
であれば、絞りの多い方がレイノルズ数を低く抑えるこ
とができ、それだけ、流体音を小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリバルブとラックピニオンとの関係を示
した断面図である。
【図2】ロータリバルブを具体的に示した回路図であ
る。
【図3】等価回路図である。
【図4】従来の断面図である。
【図5】従来のロータリバルブを具体的に示した回路図
である。
【図6】従来のロータリバルブの制御部の拡大断面図で
ある。
【図7】従来のバルブ作動角とタンクへ連通する通路の
開口面積との関係を示したグラフである。
【図8】従来の操舵トルクとパワーシリンダの圧力との
関係を示したグラフである。
【図9】従来の等価回路図である。
【図10】従来例のロータリバルブを具体的に示した回
路図である。
【図11】従来例の第1〜3制御部の相対関係を示した
説明図である。
【図12】従来の操舵トルクとパワーシリンダの圧力と
の関係を示したグラフである。
【図13】従来の等価回路である。
【符号】
2 ピニオンシャフト 3 スタブシャフト 4 トーションバー 5 ピニオン 7 ラック V ロータリバルブ 8 ロータ 9 スリーブ 11〜18 凹部 19〜26 制御凸部 28〜35 制御溝 C パワーシリンダ T タンク I 第1制御部 II 第2制御部 III 第3制御部 42 固定絞り 43〜46 固定絞り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒向 正幸 岐阜県可児市土田2548 カヤバ工業株式会 社岐阜北工場内 (72)発明者 成瀬 信治 岐阜県可児市土田2548 カヤバ工業株式会 社岐阜北工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホィールと一体的に回転す
    るスタブシャフトと、操舵系のロッドに形成したラック
    にかみ合うピニオンを有するピニオンシャフトと、これ
    ら両シャフトを連結するトーションバーと、上記両シャ
    フトの相対回転に応じて切換わるロータとスリーブとか
    らなるロータリバルブとを備えてなり、ロータリバルブ
    の上記ロータは、その円周方向に所定の間隔を保って複
    数の凹部を形成するとともに、これら凹部間に位置する
    部分を制御凸部とし、上記スリーブも、その円周方向に
    所定の間隔を保って、上記制御凸部と同数の制御溝を形
    成し、上記制御凸部のエッジ部分に面取り部を形成する
    一方、この制御凸部と制御溝とで第1あるいは第3制御
    部を構成し、第1制御部は、ポンプからの供給流体を、
    パワーシリンダへ供給する流量とタンクへ戻す流量とに
    分流制御する構成にし、これら第1、3制御部とは別の
    固定絞りからなる第2制御部を上記スリーブ内に形成す
    るとともに、第3制御部は、ロータリバルブの作動角が
    一定以上になったときに、その切換え量に比例した絞り
    効果を発揮してタンクへの流出量を少なくする構成にし
    たパワーステアリングの操舵力制御装置において、上記
    第2制御部を2つに分割し、一方を第3制御部の上流側
    に位置させ、他方をシリンダへの供給通路と第3制御部
    とを結ぶ流通過程に形成したことを特徴とするパワース
    テアリングの操舵力制御装置。
JP22501391A 1991-08-09 1991-08-09 パワーステアリングの操舵力制御装置 Pending JPH0542880A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996034788A1 (en) 1995-05-05 1996-11-07 Ae Bishop & Associates Pty. Limited Rotary valve for power steering gear
US5638912A (en) * 1993-11-12 1997-06-17 Toyoda Koki Kabushiki Kaisha Hydraulic power steering apparatus
EP2199184A2 (en) 2008-12-16 2010-06-23 Nissan Motor Co., Ltd. Steering control apparatus

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