JP2951197B2 - 集中制御装置及びその制御方法 - Google Patents

集中制御装置及びその制御方法

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JP2951197B2
JP2951197B2 JP6054724A JP5472494A JP2951197B2 JP 2951197 B2 JP2951197 B2 JP 2951197B2 JP 6054724 A JP6054724 A JP 6054724A JP 5472494 A JP5472494 A JP 5472494A JP 2951197 B2 JP2951197 B2 JP 2951197B2
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圭二 西田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集中制御装置に係り、
特に複数の空調装置を集中制御する集中制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より共用の室外機及び共用のメイン
コントローラを設け、複数の室内機を通信回線を介して
メインコントローラに接続し、システム全体の制御をメ
インコントローラで行なうとともに、各室内機内のコン
トローラによりローカルな制御を行なうようにした冷暖
房集中管理システムがある。
【0003】この様な冷暖房集中管理システムでは、同
一の冷暖房能力を得るために、個別に室外機及び室内機
を設ける場合と比較してコスト及び設置面積等の点から
有利であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の冷暖房集中管理システムにおいては、室内機の総数
が増大すると、メインコントローラの処理が膨大とな
り、ひいては、システム全体の処理効率が低下するとい
う課題が生じる。
【0005】上記課題を解決すべく、複数の室内機をサ
ブコントローラ及び通信回線を介してメインコントロー
ラに接続し、システム全体の制御はメインコントローラ
で行なうとともに、各使用者側に設けられたサブコント
ローラにより当該サブコントローラに接続された室内機
のローカルな制御を行なうようにした冷暖房集中管理シ
ステムがある。
【0006】この様な冷暖房集中管理システムに接続さ
れる室内機を上記従来の冷暖房集中管理システムに接続
する場合には、当該システムにおいては不要なサブコン
トローラにおいて必要なデータ部分についても、通信回
線を介して無効データとして送信する必要があり、通信
時間が増大し、通信効率が低下するという問題点があっ
た。
【0007】そこで、本発明の目的は、装置構成を変更
することなく、小規模な冷暖房集中管理システムを構築
する場合には通信効率を向上させ、大規模な冷暖房集中
管理システムを構築する場合には容易にシステム構築が
可能で、通信効率を向上させることが可能な集中制御装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明は、複数の被制御装置により構成される
被制御装置群と、前記被制御装置群と通信線を介して接
続され、前記被制御装置群を制御する管理制御装置と、
を備えた集中制御装置において、前記各被制御装置は、
前記管理制御装置との間に当該被制御装置をローカルに
制御する端末処理制御装置が接続されているか否かを判
別する判別手段と、前記判別手段の判別結果に基づい
て、前記端末処理制御装置が接続されている場合には、
前記端末処理制御装置のデータ形式に合せて通信データ
形式を変更するデータ形式変更手段と、を備えて構成す
る。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、前記
データ形式変更手段は、前記端末処理制御装置が接続さ
れている場合には、前記端末処理制御装置が接続されて
いない場合のデータ形式を有するデータに前記端末処理
制御装置のためのデータを付加するように構成する。
【0010】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記集中制御装置には、ローカル制御装置により
ローカルに制御される第2の被制御装置群が前記通信線
を介して接続され、前記データ形式変更手段は、前記第
2の被制御装置群の機種に応じて前記端末処理制御装置
が接続されていない場合の通信データ形式を設定するよ
うに構成する。
【0011】第4の発明は、複数の被制御装置により構
成される被制御装置群と、前記被制御装置群と通信線を
介して接続され、前記被制御装置群を制御する管理制御
装置と、を備えた集中制御装置の制御方法において、前
記管理制御装置との間に各被制御装置をローカルに制御
する端末処理制御装置が接続されているか否かを判別
し、前記判別の結果に基づいて、前記端末処理制御装置
が接続されている場合には、前記端末処理制御装置のデ
ータ形式に合せて通信データ形式を変更する、ように構
成する。
【0012】
【作用】第1の発明によれば、判別手段は、前記管理制
御装置との間に当該被制御装置をローカルに制御する端
末処理制御装置が接続されているか否かを判別する。
【0013】データ形式変更手段は、この判別手段の判
別結果に基づいて、端末処理制御装置が接続されている
場合には、端末処理制御装置のデータ形式に合せて通信
データ形式を変更する。
【0014】したがって、端末処理制御装置の接続の有
無に合せて、データ形式が変更されるため、システム態
様に合せて効率的なデータ通信を行える。
【0015】第2の発明によれば、データ形式変更手段
は、端末処理制御装置が接続されている場合には、端末
処理制御装置が接続されていない場合のデータ形式を有
するデータに前記端末処理制御装置のためのデータを付
加するので、端末処理制御装置が接続されていない場合
にデータ長が不要に長くなることがなくデータ通信効率
を向上させることができる。
【0016】第3の発明によれば、データ形式変更手段
は、第2の被制御装置群の機種に応じて端末処理制御装
置が接続されていない場合の通信データ形式を設定する
ので、データ形式をシステムに合せて柔軟に設定するこ
とができ、データ通信効率を向上させることができる。
【0017】第4の発明によれば、管理制御装置と、各
被制御装置と、の間に各被制御装置をローカルに制御す
る端末処理制御装置が接続されているか否かを判別し、
この判別の結果に基づいて、端末処理制御装置が接続さ
れている場合には、端末処理制御装置のデータ形式に合
せて通信データ形式を変更するので、システムに合せた
通信データ形式とすることができ、データ通信効率を向
上させることができる。
【0018】
【実施例】次に図面を参照して本発明の好適な実施例を
説明する。
【0019】図1に集中管理方式の冷暖房システムの概
要構成ブロック図を示す。
【0020】冷暖房システム1は、大別すると、システ
ム1全体を制御するメインコントローラ2と、メインコ
ントローラ2に多重伝送方式を用いた2線方式のメイン
通信線LMを介して接続された端末処理制御装置として
機能する複数の通信アダプタ3-1〜3-3と、各通信アダ
プタ3-1〜3-3にメイン通信線と同様に2線方式のサブ
通信線を介して接続された被制御装置群UGと、を備え
て構成されている。
【0021】次に被制御装置群UGの態様について図1
を参照して説明する。
【0022】被制御装置群UGの態様は、様々考えられ
るが、以下、その一例を説明する。
【0023】第1通信アダプタ3-1には、サブ通信線L
S1 を介して被制御装置としての複数の室内機20及び
室外機コントローラ21が接続され、さらにローカル制
御装置としての室外機コントローラ21を介して複数の
室外機22が接続されている。
【0024】第2通信アダプタ3-2には、第1サブ通信
線LS21を介して複数の室内機20及び一の室外機22
が接続された第1被制御装置群が接続され、第2サブ通
信線LS22を介して同様に複数の室内機20及び一の室
外機22が接続された第2被制御装置群が接続されてい
る。
【0025】第3通信アダプタ3-3には、サブ通信線L
S3 を介して一の室内機20に一の室外機が接続されて
いる室内外機セット24が複数接続されており、さらに
一のリモートコントローラ25の制御ラインであるグル
ープ制御通信線GLを介して複数の室内外機セット26
が接続されている。
【0026】ここで、メインコントローラ2、通信アダ
プタ3-1 及び通信アダプタ3-2の構成について説明す
る。
【0027】メインコントローラ2は、後述する通信ア
ダプタの構成とほぼ同様な構成を有する通信制御ボー
ド、各種制御を行なう図示しないコントロールボード等
が格納されたコントローラ本体2-1と、各種設定デー
タ、被制御装置の動作状態等を表示する表示部2-2と、
各種データをプリントアウトするためのプリンタ2-3
と、を備えて構成されている。
【0028】通信アダプタ3-1は、図2に示すように、
通信アダプタ3-1全体を制御するCPU10と、制御用
プログラム、データ等が格納されたROM11と、一時
的に各種データを格納するRAM12と、外部とのイン
ターフェース動作を行なうインターフェース部13と、
を備えて構成されており、CPU10、ROM11、R
AM12及びインターフェース部13とは、バスを介し
て接続されている。さらに室内機、室外機等の被制御装
置U11〜U1nは、インターフェース部13及びサブ通信
線LS1 を介して接続されている。他の通信アダプタ3
-3についても同様である。
【0029】また、通信アダプタ3-2は、図3に示すよ
うに、通信アダプタ3-1とほぼ同様に通信アダプタ3-2
全体を制御するCPU10と、制御用プログラム、デー
タ等が格納されたROM11と、データバッファとして
も機能し一時的に各種データを格納するRAM12と、
外部とのインターフェース動作を行なうインターフェー
ス部13Aと、を備えて構成されており、CPU10、
ROM11、RAM12及びインターフェース部13A
とは、バスを介して接続されている。さらに室内機、室
外機等の被制御装置U11〜U1nは、インターフェース部
13A、通信用接続端子T1 及びサブ通信線LS21を介
して接続され、さらに被制御装置U21〜U2nは、インタ
ーフェース部13A、通信用接続端子T2 及びサブ通信
線LS22を介して接続されている。
【0030】次に室内機の制御系について、通信アダプ
タ3-1にサブ通信線LS1 を介して接続されている室内
機20を例として説明する。
【0031】室内機20は、図4に示すように、室内機
20全体を制御するCPU30と、制御用プログラム、
データ等が格納されたROM31と、一時的に各種デー
タを格納するRAM32と、外部とのインターフェース
動作を行なうインターフェース部33と、を備えて構成
されており、CPU30、ROM31、RAM32及び
インターフェース部33とは、バスを介して接続されて
いる。さらに通信アダプタ3-1、他の室内機20及び室
外機コントローラ21とは、インターフェース部33及
びサブ通信線LS1 を介して接続されている。
【0032】次に室外機コントローラ21の構成につい
て、図5を参照して説明する。
【0033】室外機コントローラ21は、図5に示すよ
うに、室外機コントローラ21全体を制御するCPU4
0と、制御用プログラム、データ等が格納されたROM
41と、一時的に各種データを格納するRAM42と、
外部とのインターフェース動作を行なうインターフェー
ス部43と、を備えて構成されており、CPU40、R
OM41、RAM42及びインターフェース部43と
は、バスを介して接続されている。さらに通信アダプタ
3-1及び室内機20とは、インターフェース部33及び
サブ通信線LS1 を介して接続されており、各室外機2
2とは、第2サブ通信線LSB を介して接続されてい
る。
【0034】次に図6乃至図9を参照して、動作を説明
する。
【0035】図6に各室内機20のCPU30のデータ
通信処理における概要処理フローチャートを示す。
【0036】データ通信処理は、大別して、システムの
接続状態を確認し、電源投入時にシステムの再構築を行
うための初期化通信処理(ステップS2)と、システム
再構築後に行われる定期通信処理(ステップS3)とが
ある。
【0037】CPU30は、電源が投入されると、初期
化通信処理を既に終了したか否かを判別し(ステップS
1)、初期化通信処理がまだ終了していない場合には、
初期化通信処理を行う(ステップS2)。
【0038】また、ステップS1の判別において、既に
初期化通信処理が終了している場合には、定期通信処理
(ステップS3)に移行する。
【0039】次に図7を参照して、初期化通信処理につ
いて詳細に説明する。以下の説明においては、室外機2
0の態様として、インバータ動作するコンプレッサを有
するインバータ機種と、定格動作する定格機種と、ガス
エンジンヒートポンプを有するガスエンジンヒートポン
プ機種(以下、GHP機種という。)と、インバータ機
種、定格機種、GHP機種のいずれにも属さない他機種
があるものとする。
【0040】また、説明の簡略化のため、通信アダプタ
3-1に接続されている被制御装置群についてのみ説明す
る。
【0041】まず、CPU30は、室外機コントローラ
21からの初期化(イニシャル)通信データを受信した
か否かを判別する(ステップS10)。
【0042】まだ、室外機コントローラ21からの初期
化通信データを受信していない場合に、ステップS16
の処理に移行し、室外機コントローラとの初期化通信処
理を行う。
【0043】ステップS10の判別において、CPU3
0が室外機コントローラ21からの初期化通信データを
既に受信していると判別した場合には、通信アダプタ3
-1からの初期化通信データを受信したか否か、すなわ
ち、当該システムには、端末処理制御装置としての通信
アダプタが接続されているか否かを判別する(ステップ
S11)。
【0044】通信アダプタ3-1からの初期化通信データ
を受信していない場合には、端末処理制御装置としての
通信アダプタが接続されていないものとみなして、処理
をステップS12に移行する。
【0045】一方、通信アダプタ3-1からの初期化通信
データを受信している場合には、端末処理制御装置とし
ての通信アダプタが接続されていると判別して、CPU
30はRAM12内の通信アダプタ存在フラグをセット
して(ステップS19)、処理をステップS12に移行
する。
【0046】次にCPU30は、室外機コントローラ2
1を介して、室外機コントローラ21に接続されている
室外機22がインバータ機種であるか否かを判別し(ス
テップS12)、当該室外機22がインバータ機種であ
る場合には、通信データ形式をインバータ機種に対応す
るものに設定し(ステップS20)、室外機コントロー
ラ21に対して、インバータ機種に対応する通信データ
形式による初期化通信処理を行う(ステップS16)。
【0047】ステップS12の判別において、接続され
ている室外機22がインバータ機種ではない場合には、
室外機コントローラ21を介して、室外機コントローラ
21に接続されている室外機22が定格機種であるか否
かを判別し(ステップS13)、当該室外機22が定格
機種である場合には、通信データ形式を定格機種に対応
するものに設定し(ステップS21)、室外機コントロ
ーラ21に対して、定格機種に対応する通信データ形式
による初期化通信処理を行う(ステップS16)。
【0048】ステップS13の判別において、接続され
ている室外機22が定格機種ではない場合には、室外機
コントローラ21を介して、室外機コントローラ21に
接続されている室外機22がGHP機種であるか否かを
判別し(ステップS14)、当該室外機22がGHP機
種である場合には、通信データ形式をGHP機種に対応
するものに設定し(ステップS15)、室外機コントロ
ーラ21に対して、GHP機種に対応する通信データ形
式による初期化通信処理を行う(ステップS16)。
【0049】ステップS14の判別において、接続され
ている室外機22がGHP機種ではない場合には、室外
機コントローラ21に接続されている室外機22は他機
種であるものとみなして、通信データ形式を他機種に対
応するものに設定し(ステップS22)、室外機コント
ローラ21に対して、他機種に対応する通信データ形式
による初期化通信処理を行う(ステップS16)。
【0050】次にCPU30は、初期化通信処理が終了
したか否かを判別し(ステップS17)、初期化通信処
理が終了していない場合には、再び処理をステップS1
に移行する。
【0051】ステップS17の判別において、初期化通
信処理が終了している場合には、RAM32の初期化通
信処理終了フラグをセットして(ステップS18)、再
び処理をステップS1に移行する。
【0052】次に図8を参照して定期通信処理について
詳細に説明する。
【0053】定期通信処理においては、まずCPU30
は、室外機コントローラ21に接続されている室外機2
2がインバータ機種であるか否かを判別し(ステップS
20)、当該室外機22がインバータ機種である場合に
は、通信データ形式をインバータ機種に対応するものに
設定し(ステップS23)、処理をステップS27に移
行する。
【0054】ステップS20の判別において、接続され
ている室外機22がインバータ機種ではない場合には、
室外機コントローラ21に接続されている室外機22が
定格機種であるか否かを判別し(ステップS21)、当
該室外機22が定格機種である場合には、通信データ形
式を定格機種に対応するものに設定し(ステップS2
4)、処理をステップS27に移行する。
【0055】ステップS21の判別において、接続され
ている室外機22が定格機種ではない場合には、室外機
コントローラ21に接続されている室外機22がGHP
機種であるか否かを判別し(ステップS22)、当該室
外機22がGHP機種である場合には、通信データ形式
をGHP機種に対応するものに設定し(ステップS2
5)、処理をステップS27に移行する。
【0056】ステップS22の判別において、接続され
ている室外機22がGHP機種ではない場合には、室外
機コントローラ21に接続されている室外機22は他機
種であるものとみなして、通信データ形式を他機種に対
応するものに設定し(ステップS22)、処理をステッ
プS27に移行する。
【0057】つづいて、CPU30は、RAM32の所
定領域を参照することにより、通信アダプタ存在フラグ
がセットされているか否かを判別する(ステップS2
7)。
【0058】通信アダプタ存在フラグがセットされてい
ない場合には、当該システムには通信アダプタは接続さ
れていないので、図9(a)に示すように、ステップS
23〜ステップS26のいずれかで設定された通信デー
タ形式のデータをそのまま用いて定期通信処理を行う
(ステップS28)。
【0059】ステップS27の判別において、通信アダ
プタ存在フラグがセット去れている場合には、当該シス
テムには通信アダプタ(この場合、通信アダプタ3-1)
が接続されているので、図9(b)に示すように、ステ
ップS23〜ステップS26のいずれかで設定された通
信データ形式のデータに通信アダプタのためのデータを
付加して定期通信処理を行う(ステップS29)。
【0060】以上の説明のように本実施例によれば、各
室内機が、室外機の機種及び通信アダプタの有無を判別
して、データ形式を変更して通信を行うことができるの
で、構築したシステムに最適なデータ形式でデータ通信
処理を行うことができ、不要なダミーデータ等を送信す
る必要がなくなって、通信効率を向上させることができ
る。
【0061】さらに、大規模なシステムを構築する場合
でも、通信データ形式をあまり考慮すること無くシステ
ムを構築することができ、システム構築が容易となる。
【0062】
【発明の効果】第1の発明によれば、判別手段は、前記
管理制御装置との間に当該被制御装置をローカルに制御
する端末処理制御装置が接続されているか否かを判別
し、データ形式変更手段は、この判別結果に基づいて、
端末処理制御装置が接続されている場合には、端末処理
制御装置のデータ形式に合せて通信データ形式を変更す
るので、システム構築の際には、あまりデータ形式を意
識することなく、システム態様に合せた効率的なデータ
通信を行える。
【0063】第2の発明によれば、データ形式変更手段
は、端末処理制御装置が接続されている場合には、端末
処理制御装置が接続されていない場合のデータ形式を有
するデータに前記端末処理制御装置のためのデータを付
加するので、端末処理制御装置が接続されていない場合
にはデータ長を短くすることができデータ通信効率を向
上させることができる。
【0064】第3の発明によれば、データ形式変更手段
は、第2の被制御装置群の機種に応じて端末処理制御装
置が接続されていない場合の通信データ形式を設定する
ので、データ形式をシステムに合せてより柔軟に設定す
ることができ、よりデータ通信効率を向上させることが
できる。
【0065】第4の発明によれば、管理制御装置と、各
被制御装置と、の間に各被制御装置をローカルに制御す
る端末処理制御装置が接続されているか否かを判別し、
この判別の結果に基づいて、端末処理制御装置が接続さ
れている場合には、端末処理制御装置のデータ形式に合
せて通信データ形式を変更するので、自動的にシステム
に合せた通信データ形式とすることができ、データ形式
をあまり意識せずにシステム構築が行えるとともに、デ
ータ通信効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷暖房システムの概要構成を示すブロック図で
ある。
【図2】通信アダプタの概要構成を示すブロック図であ
る。
【図3】他の通信アダプタの概要構成を示すブロック図
である。
【図4】室内機の制御系の概要構成を示すブロック図で
ある。
【図5】室外機コントローラの概要構成を示すブロック
図である。
【図6】通信処理の概要処理フローチャートである。
【図7】初期化通信処理の処理フローチャートである。
【図8】定期通信処理の処理フローチャートである。
【図9】データ形式の説明図である。
【符号の説明】
1 冷暖房システム 2 メインコントローラ 2-1 コントローラ本体 2-2 表示部 2-3 プリンタ 3-1〜3-3 通信アダプタ 10、30、40 CPU 11、31、41 ROM 12、32、42 不揮発性RAM 13、13A、33、43 インターフェース部 20 室内機 21 室外機コントローラ 22 室外機 23 室外機 24 室内外機セット 25 リモートコントローラ 26 室内外機セット LM メイン通信線 LS1 、LS21、LS22、LS3 、LSB サブ通信線 T1 、T2 通信用接続端子 UG 被制御装置群 U11〜U1n、U21〜U2n 被制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被制御装置により構成される被制
    御装置群と、前記被制御装置群と通信線を介して接続さ
    れ、前記被制御装置群を制御する管理制御装置と、を備
    えた集中制御装置において、 前記各被制御装置は、前記管理制御装置との間に当該被
    制御装置をローカルに制御する端末処理制御装置が接続
    されているか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて、前記端末処理制御
    装置が接続されている場合には、前記端末処理制御装置
    のデータ形式に合せて通信データ形式を変更するデータ
    形式変更手段と、 を備えていることを特徴とする集中制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の集中制御装置において、 前記データ形式変更手段は、前記端末処理制御装置が接
    続されている場合には、前記端末処理制御装置が接続さ
    れていない場合のデータ形式を有するデータに前記端末
    処理制御装置のためのデータを付加することを特徴とす
    る集中制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の集中制御
    装置において、 前記集中制御装置には、ローカル制御装置によりローカ
    ルに制御される第2の被制御装置群が前記通信線を介し
    て接続され、 前記データ形式変更手段は、前記第2の被制御装置群の
    機種に応じて前記端末処理制御装置が接続されていない
    場合の通信データ形式を設定することを特徴とする集中
    制御装置。
  4. 【請求項4】 複数の被制御装置により構成される被制
    御装置群と、前記被制御装置群と通信線を介して接続さ
    れ、前記被制御装置群を制御する管理制御装置と、を備
    えた集中制御装置の制御方法において、 前記管理制御装置との間に各被制御装置をローカルに制
    御する端末処理制御装置が接続されているか否かを判別
    し、 前記判別の結果に基づいて、前記端末処理制御装置が接
    続されている場合には、前記端末処理制御装置のデータ
    形式に合せて通信データ形式を変更する、 ことを特徴とする集中制御装置の制御方法。
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