JP2951104B2 - ショーケースの棚装置 - Google Patents

ショーケースの棚装置

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JP2951104B2
JP2951104B2 JP13598092A JP13598092A JP2951104B2 JP 2951104 B2 JP2951104 B2 JP 2951104B2 JP 13598092 A JP13598092 A JP 13598092A JP 13598092 A JP13598092 A JP 13598092A JP 2951104 B2 JP2951104 B2 JP 2951104B2
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shelf
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隆司 平田
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショーケースなどにお
ける棚装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示したように、ブラケット2の上
面に形成したL字形の凹部21に、棚板1の下面に形成
したL字形の突起11を係合させて着脱可能に取着する
構造の棚装置TB が従来から知られている。
【0003】上記構成の棚装置TB においては、棚板1
の突起11をブラケット2の凹部21に落とし込み、続
いて棚板1を手前(図面右方向)に引き出すだけで突起
11のフランジ11aが凹部21の突起部21cに引っ
掛かって棚板1の脱落防止が図られるため、脱落し難い
棚機構が簡単に得られると云った特長がある。
【0004】しかし、上記構成の棚装置TB においては
棚板1が手前に十分引き出されていないと、突起11と
凹部21との係合が完全には行われず、単に棚板1がブ
ラケット2の上に置かれただけの状態と何ら変わらなく
なるため、ブラケット2の先端から突出した棚板1の部
分に上方から下方への力が作用すると、棚板1が簡単に
前方に回転落下すると云う危険があった。
【0005】特に、特開昭63−226309号公報に
開示された、スーパーマーケットなどの店舗に設置され
る前面開放形の低温ショーケースに用いる棚装置TC
場合には、図4に示したように下方を照らす照明灯3が
棚板1の下面に設置されたり、先端部に商品名や価格な
どを記したカードを保持するためのプライスレールが設
置される関係から、重心が棚板1の中間点より可なり前
方に位置することになり、棚板1に大した物が載せられ
ていない状態でも、突起11と凹部21との係合が不完
全であると、棚板1がブラケット2から回転して落下す
る危険性が高いと云った問題点があった。
【0006】また、棚設置時に棚板1を手前に十分引き
出して突起11と凹部21との係合を完全に行った場合
であっても、品物を出し入れする際などに棚板1が奥
(図面左方向)に押されたりすると、簡単に突起11が
凹部21から外れる状態になるため、常に高い安全性が
維持されているとは云えない懸念があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このため、脱落不能に
簡単に取着することができ、しかも、品物の出し入れな
どの際にも棚板が脱落し易い状態になることのない棚装
置の考案が強く期待されていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するための具体的手段として、ブラケット上
面に形成したL字形の凹部(21)に、棚板の下面に形
成したL字形の突起(11)を係合して脱落防止を図る
ショーケースなどの棚装置において、開口部(21a)
に臨むコーナ側の底部に段部(21b)を有して凹部
(21)の底面が2段に形成される際に、段部(21
b)が突起部(21c)の下方に至らないように短く形
成されたことを特徴とするショーケースの棚装置を提供
し、前記従来技術の課題を解決するものである。
【0009】
【0010】
【作用】ブラケット上面のL字形凹部に棚板下面のL字
形突起を係合させるときには、凹部開口部にL字形突起
の先端部を対峙させると、棚板は自重によりL字形凹部
の底部に設けた段部の位置まで降下し、続いて棚板を段
部から離れる方向に水平移動させると、棚板は段部から
外れてL字形凹部の一段低い部分に落ち込む。
【0011】係合設置時の棚板は、持ち上げられた状態
で段部の側に押されて初めて、L字形突起の先端部が段
部の上に載り、L字形の凹部開口部から取り外し可能と
なるが、棚板を単に段部の側に向かって押しただけで
は、段部にL字形突起が突き当たって水平移動が阻止さ
れるだけであるから、品物を出し入れする際などに棚板
を何れの方向に押されても、L字形突起とL字形凹部と
の係合関係が壊れることがない。このため、棚板がブラ
ケットから突然外れて落下すると云った危険がない。
【0012】
【0013】
【実施例】図1および図2に基づいて本発明の一実施例
を説明すると、本発明になる棚装置TA は棚板1と、こ
の棚板1をショーケース(図示せず)などに固定するた
めのブラケット2から構成されるものであり、棚板1の
下面に形成されたL字形の突起11がブラケット2の上
面に形成されたL字形の凹部21に係合されて、棚板1
がブラケット2の上面に着脱可能に取着されるものであ
り、
【0014】前記L字形の凹部21の開口部21aに臨
むコーナ側の底部に、一段高い段部21bが突起部21
cの下方に至らないように短く設けられて、凹部21の
底面が2段に形成され、これにより突起部21c側の下
方に前記開口部21aに連通する係合凹部21dが形成
されている。
【0015】なお、L字形の突起11とL字形の凹部2
1との寸法関係は、突起11の下端のフランジ11aが
開口部21aを通って段部21bまで降下し、棚板1が
手前(図面右方向)に引っ張られたとき、フランジ11
aが段部21bから外れて一段低い係合凹部21dに落
ち込み、この状態で棚板1を上方に持ち上げてもフラン
ジ11aが突起部21cに引っ掛かって外れることがな
いように、また、棚板1を単に奥(図面左方向)に押し
ても、フランジ11aの先端部が突起部21cの下から
抜け出る前に、突起11の下端部が段部21bに突き当
たって奥(図面左方向)への水平移動が阻止されるよう
になっている。
【0016】また、ブラケット2は、棚板1を載置する
上面側が前方に突出し、下面側が後退した傾斜状態に形
成されており、棚板1の下部に照明灯3を設置する際に
障害とならない構造となっている。また、上記構造とす
ることにより、棚板1は可能な限り前方までブラケット
2によって支持される。
【0017】前記照明灯3は、この場合、従来周知のも
のがそのまま使用されており、矢尻型のスナップ31を
有するスナップイン形のホルダー32を、棚板1の補強
部材12に止着することにより、細長い透明な円筒体3
3を介して蛍光灯34が棚板1の下側先端部に取着され
て、棚板1の下方を照らすようになっている。
【0018】なお、符号4は、棚板1の先端部に着脱可
能に取着されたプライスレールであり、商品名や価格な
どが記載されたカード(図示せず)を保持するためのカ
ード保持部41が前面に形成されている。
【0019】また、カード保持部41の背面部と棚板1
の先端部との間に、ガード5が嵌脱可能に設置され、棚
板1に並べられた果物、野菜、衣料品などの商品(図示
せず)が先端部から落下することがない構成となってい
る。
【0020】なお、前記L字形の凹部21は、棚板1の
取着位置を微調整することができるように、ブラケット
2の複数箇所(この場合は、2箇所)に形成されてい
る。
【0021】また、ブラケット2は複数の係合凹凸部を
有する固定手段22a、22b、22c、22dを基部
側(図面左側)に有し、ショーケース側の係合穴との係
合組合せを適宜選択することにより、棚板1を水平に固
定したり、所望の角度に前傾して固定したりすることが
できるようになっている。
【0022】上記構成の棚装置TA においては、所定の
角度でショーケースに取着されたブラケット2のL字形
の凹部21に、棚板1のL字形の突起11を落とし込む
ことによって、棚板1がブラケット2の上面に着脱可能
に取着される。
【0023】すなわち、ブラケット2のL字形の凹部2
1の開口部21aに、棚板1のL字形の突起11のフラ
ンジ11aを対峙させて落とし込むと、突起11のフラ
ンジ11aが段部21bに突き当たって降下が中断され
るが、この状態で棚板1を段部21bから離れるように
手前(図面右方向)に移動させると、突起11のフラン
ジ11aは段部21bから一段低い係合凹部21dの位
置に自重でもって落ち込む(なお、長期間の使用で棚板
1またはブラケット2の何れか、あるいは両方が変形
し、自重による降下だけでは完全な状態の係合が期待で
きなくなったときには、上方から力を加えて完全な係合
を図るものとする)。
【0024】本発明になる棚装置TA が上記のような係
合状態で使用されておれば、棚板1を上方に持ち上げよ
うとしてもL字形突起11のフランジ11aがL字形凹
部21の突起部21cに引っ掛かって外れることがない
ため、棚板1の先端側に商品を載せても棚板1がブラケ
ット2の先端部から脱落することはない。
【0025】また、棚板1を持ち上げることなく段部2
1bの方向への水平応力が加えられても、棚板1の水平
移動は段部21bによって阻止されるため、突起11と
凹部21との係合関係が壊れることがないので、品物を
出し入れする際などにも係合関係を壊さないようにと云
った注意を払う必要が全くない。
【0026】係合設置中の棚板1をブラケット2から外
す際には、先ず棚板1の奥(図面左側)を持ち上げるよ
うにして手前(図面右側)から奥に棚板1を押し、L字
形の突起11のフランジ11aを段部21bの上に載せ
る。そして、この状態からもう一度棚板1を持ち上げる
と、突起11のフランジ11aが凹部21の開口部21
aから引き出されるので、L字形突起11とL字形凹部
21との係合が解消されて棚板1がブラケット2から取
り外される。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、種々の変形実施が可能である。例え
ば、L字形の突起11とL字形の凹部21とは、係合可
能に同一向きに形成されてあれば良いので、先端部を実
施例とは逆向きに形成しても良いし、図面と直角方向に
形成することも可能である。
【0028】また、棚板1の下面に形成するL字形の突
起11は、棚板1の本体部に形成しても良いし、本体部
と一体化される補強部材などに形成されても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明になる棚装置
は、係合組立てが容易であり、しかも係合設置時の棚板
は、品物を出し入れする際などに何れの方向に押される
ことがあっても、開口部に臨むコーナ側底部に設けた段
部によってL字形突起とL字形凹部との係合関係が壊れ
ることがないため、ブラケットから外れて突然落下する
と云った懸念が全くない。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の縦断面図。
【図2】一実施例の要部の拡大説明図
【図3】従来例の説明図
【図4】従来例の説明図
【符号の説明】
1 棚板 11 突起 11a フランジ 12 補強部材 2 ブラケット 21 凹部 21a 開口部 21b 段部 21c 突起部 21d 係合凹部 22a、22b、22c、22d 固定手段 3 照明灯 4 プライスレール 5 ガード TA 、TB 、TC 棚装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケット上面に形成したL字形の凹部
    (21)に、棚板の下面に形成したL字形の突起(1
    1)を係合して脱落防止を図るショーケースなどの棚装
    置において、開口部(21a)に臨むコーナ側の底部に
    段部(21b)を有して凹部(21)の底面が2段に形
    成される際に、段部(21b)が突起部(21c)の下
    方に至らないように短く形成されたことを特徴とするシ
    ョーケースの棚装置。
JP13598092A 1992-04-28 1992-04-28 ショーケースの棚装置 Expired - Lifetime JP2951104B2 (ja)

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JPH05305021A JPH05305021A (ja) 1993-11-19
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US7768399B2 (en) 2004-12-07 2010-08-03 Inventory Systems Gmbh Holder for at least one object
PL2398358T3 (pl) 2009-02-19 2014-01-31 Inventory Systems Gmbh Urządzenie podające do automatycznego przesuwania obiektów i sposób wykrywania ruchu zespołu podającego w urządzeniu podającym

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