JP2003325280A - 商品陳列棚における表示装置 - Google Patents

商品陳列棚における表示装置

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JP2003325280A
JP2003325280A JP2002132668A JP2002132668A JP2003325280A JP 2003325280 A JP2003325280 A JP 2003325280A JP 2002132668 A JP2002132668 A JP 2002132668A JP 2002132668 A JP2002132668 A JP 2002132668A JP 2003325280 A JP2003325280 A JP 2003325280A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造及び組立が簡単で、安価に製造でき、特
に、表示カバーの着脱が容易で、しかもその支持を確実
とした商品陳列棚における表示装置を提供する。 【解決手段】 商品陳列棚における左右1対の支柱1、
1の上端部間に、左右方向を向く取付板9を架設し、取
付板9に照明装置11を取り付けるとともに、取付板9
の両端部に、前方を向くカバー取付枠16を設け、両カ
バー取付枠16に、取付板9及び照明装置11の少なく
とも前面を覆うとともに、表面に表示内容32を表した
透光性の表示カバー31の各端部を着脱自在に装着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品陳列棚におい
て、陳列商品その他に関する情報を、内部から照明した
透光性の表示カバーの表面に表した文字、図形等として
表示するようにした表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の表示装置としては、例え
ば、特許第3020136号公報に記載されているよう
に、商品陳列棚における左右の側板の上端部間に、左右
の支持金具、天板、サイドカバー、表示板支持部材等の
多くの部材を、順次組み付けつつ、多くのビスや木ねじ
等をもって互いに固着したものや、特許第311409
4号公報に記載されているように、商品陳列棚における
左右の支柱の上端部前面に設けた縦スリットに、左右の
支持板の後端に設けたフックを係止し、さらに両支持板
に、スペーサ及び上下水平支持フレームを介して、表示
体を組み付けるようにしたもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の前者
は、多くのビスや木ねじ等を用いているので、その締付
け作業が繁雑で、組立、分解に多くの時間を要し、ま
た、両者とも、部品点数が多く、組み付け作業が繁雑
で、製造コストが高くつく等の問題がある。
【0004】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、構造及び組立が簡単で、安価に製造で
き、特に、表示カバーの着脱が容易で、しかもその支持
を確実とした商品陳列棚における表示装置を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は次のようにして解決される。 (1) 商品陳列棚における左右1対の支柱の上端部間
に、左右方向を向く取付板を架設し、前記取付板に照明
装置を取り付けるとともに、前記取付板の両端部に、前
方を向くカバー取付枠を設け、両カバー取付枠に、前記
取付板及び照明装置の少なくとも前面を覆うとともに、
表面に表示内容を表した透光性の表示カバーの各端部を
着脱自在に装着する。
【0006】(2) 上記(1)項において、左右1対の支
柱の前面に係止孔を設け、この係止孔に、取付板の両端
部に設けた後方を向く下向きフックを係止する。
【0007】(3) 上記(1)または(2)項において、各
カバー取付枠の後面に設けた下向きフックを、取付板に
設けた係合孔の下縁に係止することにより、各カバー取
付枠を取付板に取り付ける。
【0008】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、各カバー取付枠の互いに対向する側面に凹部を設
け、各凹部に、表示カバーの各端部を嵌合して支持す
る。
【0009】(5) 上記(4)項において、左右のカバー
取付枠の少なくともいずれか一方の凹部の底部上面に、
側端に表示カバーにおける水平片の側端が当接すること
により、表示カバーの側端のそれ以上の凹部内への進入
を阻止し、かつ側端が表示カバーにおける水平片の側端
より上方に外れるまで上昇させることにより、表示カバ
ーの側端の凹部内へのさらなる進入を許容するようにし
たストッパを上下動可能として設け、さらに、前記スト
ッパを上昇させる押上げ手段を、カバー取付枠の下端よ
り下方に突出するようにして、カバー取付枠に設ける。
【0010】(6) 上記(5)項において、押上げ手段
を、ストッパに設けたねじ孔に螺合する有頭ねじとす
る。
【0011】(7) 上記(5)または(6)項において、ス
トッパに、その側端に当接した表示カバーにおける水平
片の側端部の上面に当接しうる押え片を設ける。
【0012】(8) 上記(5)〜(7)項のいずれかにおい
て、カバー取付枠に、ストッパの回り止め手段を設け
る。
【0013】(9) 上記(8)項において、回り止め手段
を、カバー取付枠における凹部の底部上面に立設され、
かつ対向縁にストッパの前後の縁に設けたスリットが上
下方向に摺動自在に係合するようにした前後1対のガイ
ド片とする。
【0014】(10) 上記(5)〜(9)項のいずれかにお
いて、ストッパまたは押上げ手段と、カバー取付枠との
間に、ストッパを下方に向かって付勢する付勢手段を設
ける。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照して説明する。図1〜図5は、本発明の第
1の実施形態を備える化粧品等陳列用の商品陳列棚を示
す。
【0016】図1に示すように、この商品陳列棚は、左
右方向に間隔を置いて配設した棚板等支持用の複数(こ
の例では3個)の支柱(1)と、互いに隣接する左右の支
柱(1)(1)の上端部同士及び下端部同士をそれぞれ連結
する上部連結部材(2)及び下部連結部材(図示略)と、互
いに隣接する左右の支柱(1)(1)と上部連結部材(2)と
下部連結部材とにより囲まれた空間内に配設された背板
(3)と、支柱(1)及び背板(3)の下部前後両面に連結さ
れたベース台(4)とを備えている。
【0017】各支柱(1)の前後面には、上下方向に等間
隔をなす多数の係止孔(5)が、左右2列として設けられ
ており、これらの所望のものに、棚板(6)支持用のブラ
ケット(7)の基端部に設けた下向きフック(図示略)を係
止することにより、支柱(1)の前後両面に、ガラス等の
透光性材料からなる複数の棚板(6)を、所望の高さで多
段状に支持し得るようになっている。
【0018】互いに隣接する左右の支柱(1)(1)の前後
両面の上端部間には、図2〜図5に詳細を示す表示装置
(8)がそれぞれ架設されている。
【0019】図2に示すように、この表示装置(8)は、
側面視前向コ字状(後方の表示装置(8)にあっては、側
面視後向コ字状。なお、後方の表示装置(8)は、前方の
表示装置(8)と前後対称であるので、以下、前方の表示
装置(8)についてのみ説明する。)をなす左右方向を向
く取付板(9)を備えている。
【0020】取付板(9)における垂直板状をなす基片(9
a)の両端部には、後方を向く上下2個の下向きフック(1
0)が設けられており、これらを、各支柱(1)の前面にお
ける上部の係止孔(5)(5)に係止させることにより、取
付板(9)は、互いに隣接する左右の支柱(1)(1)の上端
部間に架設されている。基片(9a)の上下の縁には、前方
を向く上下1対の水平片(9b)(9b)が連設されている。
【0021】取付板(9)における基片(9a)の前面には、
左右方向を向く蛍光灯(11)と反射板(11a)とが、左右1
対の把持ブラケット(12)(12)をもって装着されるととも
に、安定器(13)が固着されている。蛍光灯(11)、反射板
(11a)、及び安定器(13)、並びにそれらを接続する配線
(14)等により、照明装置が形成されている。
【0022】取付板(9)における基片(9a)の前面両側部
には、上下2個の方形の係合孔(15)(15)が穿設されてお
り、これらの下縁に、カバー取付枠(16)における垂直板
状の基片(17)より切り起こして形成された上下2個の下
向きフック(18)(18)を係止することにより、カバー取付
枠(16)は、各支柱(1)の直前に位置するようにして、取
付板(9)の前面に取り付けられている。
【0023】中間のカバー取付枠(16)における基片(17)
の両側部には、その上下方向の中間部から左右両方向に
突出する翼部(17a)(17a)が形成されており、各翼部(17
a)に設けた上下2個づつの下向きフック(18)(18)を、左
右に隣接する取付板(9)の基片(9a)の対向端部に設けら
れた係合孔(15)(15)に係止させることにより、左右に隣
接する取付板(9)の対向端部に跨るようにして取り付け
られている。
【0024】また、最も外側のカバー取付枠(16)におけ
る基片(17)には、そのいずれか一方の側縁のみに(左方
のカバー取付枠(16)においては、基片(17)の右側縁の
み、右方のカバー取付枠(16)においては、基片(17)の左
側縁のみ)、上記と同様の翼部(17a)が形成されており、
この翼部(17a)に設けた上下2個の下向きフック(18)(1
8)を、最も外側の取付板(9)の基片(9a)の外側の端部に
設けられた係合孔(15)(15)に係止させることにより、最
も外側のカバー取付枠(16)は、取付板(9)の外端部前面
に取り付けられている。
【0025】各カバー取付枠(16)は、基片(17)の上下の
端部から前方に水平に延出する上片(19)および下片(20)
と、それらの左右方向の中央部に上下の端部が固着さ
れ、基片(17)から上片(19)および下片(20)の前端部近く
まで延出する垂直板状の中間板(21)と、上片(19)および
下片(20)の前端に上下の端部が連結された平面視半円弧
状をなす上下方向を向く前カバー(22)とを備えている。
最も外側に配設されるカバー取付枠(16)の外側面には、
前カバー(22)の外側端から連続して、基片(17)の外側端
に至る側部カバー(23)が設けられている。
【0026】中間板(21)の下端部中央には、方形の切欠
き(24)が設けられており、その切欠き(24)の前後の縁に
は、平面視長方形をなす板状のストッパ(25)における前
後の縁の中央に設けられた切り込み溝(26)が上下方向に
摺動可能として嵌合され、切欠き(24)の前後の縁は、ス
トッパ(25)を上下方向に摺動自在に案内するガイド片と
なるとともに、ストッパ(25)が垂直軸回りに回転するの
を阻止する回り止め手段をなしている。
【0027】ストッパ(25)の中央にはねじ孔(27)が設け
られており、このねじ孔(27)には、カバー取付枠(16)に
おける下片(20)のほぼ中央に穿設された通孔(28)を通っ
て、下片(20)の下方から貫通した有頭ねじ(29)の上部が
螺合している。有頭ねじ(29)は、図5に実線で示すよう
に、その頭部(29a)と下片(20)の下面との間に所要の間
隙が形成されている状態から、回転させないで、真上に
押し上げることにより、図5に想像線で示すように、ス
トッパ(25)を、切欠き(24)の前後の縁に沿って上昇させ
ることができ、ストッパ(25)のための押上げ手段をなし
ている。
【0028】左右に対向するカバー取付枠(16)の対向面
には、基片(17)と、上片(19)および下片(20)と、前カバ
ー(22)と、中間板(21)とによって、凹部(30)が形成され
ており、この凹部(30)に、側面視後向コ字状をなして左
右方向を向く表示カバー(31)の左右の端部を嵌合して、
支持しうるようになっている。
【0029】表示カバー(31)は、乳白色その他の色彩の
半透明のアクリル板、またはその他の透光性材料からな
り、その垂直板状をなす前面板(31a)またはその他の表
面に、陳列商品その他に関する情報を表す文字、図形、
模様等(図面には、例示的に文字(32)としてある)が描か
れている。
【0030】表示カバー(31)における前面板(31a)の上
下の縁には、後方を向く上下1対の水平片(31b)(31c)が
連設されており、水平片(31b)(31c)の後端両側部の角部
は面取りされている。
【0031】図3に示すように、表示カバー(31)の左右
方向の長さ(L1)は、左右に対向するカバー取付枠(16)の
下片(20)の対向縁間の間隔(L2)より大で、かつ左右に対
向するカバー取付枠(16)内に設けられたストッパ(25)の
対向縁間の間隔(L3)とほぼ同一かまたは若干小としてあ
る。
【0032】また、図5に示すように、各ストッパ(25)
におけるねじ孔(27)の外周から側縁までの最短距離(L4)
は、各カバー取付枠(16)の下片(20)の側縁からストッパ
(25)の側縁までの距離(L5)より大としてある。
【0033】この表示装置(8)を、陳列棚に組み付ける
には、まず、予め蛍光灯(11)及び安定器(13)等を取り付
けておいた取付板(9)の両端部の下向きフック(10)を、
対応する各支柱(1)の上端部の係止孔(5)に係止して、
取付板(9)を左右に隣接する支柱(1)(1)間に架設す
る。
【0034】次いで、各取付板(9)の側端部に、カバー
取付枠(16)を、その下向きフック(18)を取付板(9)の係
合孔(15)の下縁に係止することにより取り付ける。中間
のカバー取付枠(16)は、互いに隣接するようにして支柱
(1)に取り付けられた左右の取付板(9)の対向端部に跨
るようにして、その左右の翼部(17a)における下向きフ
ック(18)を、左右の取付板(9)の対向端部における係合
孔(15)の下縁にそれぞれ係止させる。
【0035】その後、左右に対向するカバー取付枠(16)
のいずれか一方(図3における右方のもの)におけるスト
ッパ(25)を、図5に想像線で示すように、有頭ねじ(29)
を押し上げることにより、ストッパ(25)の側端が表示カ
バー(31)における下方の水平片(31c)の側端より上方に
外れるまで持ち上げ、その状態を維持して、表示カバー
(31)を、図3に想像線で示すように、持ち上げたストッ
パ(25)に近接する方の端部(右端部)が先に凹部(30)に嵌
合するように、平面視において全体を斜めとし、かつ表
示カバー(31)における下方の水平片(31c)の上記端部(右
端部)を、持ち上げたストッパ(25)の下方に潜入させ
る。それによって、表示カバー(31)における他方の端部
(左端部)は、対応するカバー取付枠(16)における前カバ
ー(22)をかわして、凹部(30)内に嵌合しうるようになる
ので、そのようにして凹部(30)内に嵌合し、その後、そ
の端部(左端部)が、他方の(左方の)カバー取付枠(16)に
おけるストッパ(25)の側端に当接するまで、表示カバー
(31)を長手方向(左方)に移動させる。
【0036】ストッパ(25)の下方に、表示カバー(31)に
おける下方の水平片(31c)の上記端部(右端部)が潜入し
た後は、有頭ねじ(29)から手を離してもよく、その後、
表示カバー(31)を他方のストッパ(25)の側端に当接させ
たとき、上記水平片(31c)の端部(右端部)は、ストッパ
(25)の下方から外れ、ストッパ(25)は自重により下片(2
0)の上面に当接するまで落下する。
【0037】すると、表示カバー(31)は、その下方の水
平片(31c)の左右の端部が、左右のストッパ(25)(25)に
より挟まれて、左右方向への移動が阻止され、しかも、
その左右の端部が左右のカバー取付枠(16)の対向面にお
ける凹部(30)内にそれぞれ嵌合されていることにより、
上下方向及び前後方向への移動も阻止され、確実にカバ
ー取付枠(16)(16)、並びにそれを介して、取付板(9)及
び陳列棚に移動不能として装着される。
【0038】表示カバー(31)を外すには、上述と逆に、
有頭ねじ(29)を押し上げて、左右いずれかのストッパ(2
5)を所要量だけ持ち上げた後、その下方に、表示カバー
(31)の下方の水平片(31c)の一方の端部を潜入させつ
つ、表示カバー(31)をその一方の端部側に移動させ、そ
の他方の端部を、カバー取付枠(16)の凹部(30)から抜き
出し、その他方の端部を前方に移動させつつ、一方の端
部をカバー取付枠(16)の凹部(30)から抜き出せばよい。
【0039】図6は、本発明の第2の実施形態を示す。
この例では、上述と同様のストッパ(25)における左右の
側端(25a)(25a)の上部に、その側端(25a)に当接した表
示カバー(31)における水平片(31c)の側端部の上面に当
接しうるとともに、遊端部に外上向き傾斜部(33a)を連
設した押え片(33)を設け、有頭ねじ(29)を締め付けるこ
とにより、押え片(33)と下片(20)とにより、側端(25a)
に当接した表示カバー(31)における水平片(31c)の側端
部を上下から挾圧把持することができ、また有頭ねじ(2
9)を所要量だけ緩めた後、押し上げることにより、スト
ッパ(25)を、図6に想像線で示すように、表示カバー(3
1)における下方の水平片(31c)の側端より上方に外れる
位置まで持ち上げることができるようにしてある。
【0040】この例によると、表示カバー(31)の装着時
に、有頭ねじ(29)を締め付けておくことにより、表示カ
バー(31)における水平片(31c)の側端部を上下から挾圧
把持し、表示カバー(31)を、がたつき等が生じないよう
に、カバー取付枠(16)に確実に固定することができる。
【0041】また、押え片(33)に外上向き傾斜部(33a)
を設けたことにより、表示カバー(31)の水平片(31c)の
側端を、ストッパ(25)の側端(25a)に当接させようとす
る際に、その前に、水平片(31c)の側端が外上向き傾斜
部(33a)に摺接して、ストッパ(25)が押上げられるの
で、水平片(31c)の側端が押え片(33)の側縁に当接し
て、凹部(30)内への進入が妨げられというおそれをなく
すことができる。
【0042】図6は、本発明の第3の実施形態を示す。
この例では、下片(20)に穿設した角孔(34)に、押上げ手
段をなす有頭ピン(35)における上下方向を向く角軸(36)
を摺動自在に嵌合し、角軸(36)の上端に、上記と同様の
ストッパ(25)をかしめ等により固着し、さらに、角軸(3
6)の下端に設けた頭部(37)と下片(20)との間における角
軸(36)のまわりに、ストッパ(25)を下方に向かって付勢
する付勢手段である圧縮コイルばね(38)を縮設してあ
る。
【0043】この例では、ストッパ(25)を、圧縮コイル
ばね(38)により復帰させるようにしてあるので、自重に
より復帰させるようにした第1及び第2の実施形態のよ
うに、ストッパ(25)や有頭ねじ(29)等の配置や向きが制
限されることはなく、また、振動等によるストッパ(25)
の浮き上がり等を防止することができる。
【0044】さらに、角孔(34)に角軸(36)を嵌合したこ
とにより、ストッパ(25)は回り止めされるので、第1の
実施形態におけるような、ストッパ(25)の切り込み溝(2
6)を、中間片(21)に設けた切欠き(24)の前後の縁に嵌合
するような回り止め手段を設ける必要がなく、構造をよ
り簡素化することができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、取付板と
照明装置とカバー取付枠と表示カバーとの4種類の部材
のみからなるので、従来のものより部品点数を著しく削
減できるとともに、構造及び組立が簡単で、安価に製造
することができる。
【0046】請求項2記載の発明によると、取付板の両
端部に設けた下向きフックを、支柱の前面に設けた係止
孔に係止するだけで、取付板を簡単に支柱に取り付ける
ことができ、組立が容易である。
【0047】請求項3記載の発明によると、各カバー取
付枠を、取付板に簡単に取り付けることができる。
【0048】請求項4記載の発明によると、表示カバー
の両端部を、各カバー取付枠の互いに対向する側面に設
けた凹部に嵌合するだけで、表示カバーを、ねじ等の締
付け手段を用いることなく、簡単に、カバー取付枠に取
り付けることができる。
【0049】請求項5記載の発明によると、押上げ手段
により、ストッパを所要量持ち上げた状態で、その下に
表示カバーにおける水平片の一端部を潜入させることに
より、表示カバーの一端部を一方のカバー取付枠の凹部
に深く進入させることができ、表示カバーが正規の位置
に装着された後は、ストッパの側端に表示カバーの水平
片の一端が当接して、表示カバーの位置ずれを阻止する
ので、表示カバーの着脱が容易であるとともに、表示カ
バーがカバー取付枠に対して位置ずれしたり、その凹部
から脱落したりするのを確実に防止することができる。
【0050】請求項6記載の発明によると、表示カバー
を着脱するとき以外は、ストッパを有頭ねじにより、カ
バー取付枠に締着しておくことができるので、ストッパ
が振動等によりがたついたり、カバー取付枠から脱落し
たりするのを防止することができる。
【0051】請求項7記載の発明によると、表示カバー
を着脱するとき以外において、ストッパを有頭ねじによ
り、カバー取付枠に締着すると、表示カバーにおける水
平片の側端部がストッパの押え片とカバー取付枠との間
に挾み付けられ、表示カバーを、がたつくことなく、確
実にカバー取付枠に固定することができる。
【0052】請求項8記載の発明によると、ストッパ
が、回り止め手段により回り止めされているので、押上
げ手段により持ち上げられたとき等に、望ましくない方
向を向くことがなく、誤作動を防止することができる。
特に、押上げ手段を有頭ねじとしたときは、有頭ねじを
回すときに、ストッパがつれ回されるのを防止すること
ができる。
【0053】請求項9記載の発明によると、押上げ手段
によりストッパを上下動させる際に、ストッパが前後1
対のガイド片により案内されて、回転することなく円滑
に昇降することができる。
【0054】請求項10記載の発明によると、ストッパ
が、付勢手段により確実に復帰させられるので、ストッ
パや押上げ手段等の配置や向きが重力の方向に制限され
ることはなく、また、振動等によるストッパの浮き上が
り等を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を備える商品陳列棚の
外観斜視図である。
【図2】同じく、表示装置の取付部分の分解斜視図であ
る。
【図3】同じく、表示装置の中位部で横断した横断平面
図である。
【図4】同じく、ストッパと有頭ねじとをカバー取付枠
から外した状態の部分拡大斜視図である。
【図5】同じく、中間部のカバー取付枠の下部の拡大縦
断正面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における、図5と同様
の部分の縦断正面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態における、図5と同様
の部分の縦断正面図である。
【符号の説明】
(1)支柱 (2)上部連結部材 (3)背板 (4)ベース台 (5)係止孔 (6)棚板 (7)ブラケット (8)表示装置 (9)取付板 (9a)基片 (9b)水平片 (10)下向きフック (11)蛍光灯(照明装置) (11a)反射板 (12)把持ブラケット (13)安定器 (14)配線 (15)係合孔 (16)カバー取付枠 (17)基片 (17a)翼部 (18)下向きフック (19)上片 (20)下片 (21)中間片 (22)前カバー (23)側部カバー (24)切欠き (25)ストッパ (25a)側端 (26)切り込み溝 (27)ねじ孔 (28)通孔 (29)有頭ねじ(押上げ手段) (29a)頭部 (30)凹部 (31)表示カバー (31a)前面板 (31b)(31c)水平片 (32)文字 (33)押え片 (33a)水平片 (34)角孔 (35)有頭ピン (36)角軸 (37)頭部 (38)圧縮コイルばね

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品陳列棚における左右1対の支柱の上
    端部間に、左右方向を向く取付板を架設し、前記取付板
    に照明装置を取り付けるとともに、前記取付板の両端部
    に、前方を向くカバー取付枠を設け、両カバー取付枠
    に、前記取付板及び照明装置の少なくとも前面を覆うと
    ともに、表面に表示内容を表した透光性の表示カバーの
    各端部を着脱自在に装着したことを特徴とする商品陳列
    棚における表示装置。
  2. 【請求項2】 左右1対の支柱の前面に係止孔を設け、
    この係止孔に、取付板の両端部に設けた後方を向く下向
    きフックを係止した請求項1記載の商品陳列棚における
    表示装置。
  3. 【請求項3】 各カバー取付枠の後面に設けた下向きフ
    ックを、取付板に設けた係合孔の下縁に係止することに
    より、各カバー取付枠を取付板に取り付けた請求項1ま
    たは2記載の商品陳列棚における表示装置。
  4. 【請求項4】 各カバー取付枠の互いに対向する側面に
    凹部を設け、各凹部に、表示カバーの各端部を嵌合して
    支持した請求項1〜3のいずれかに記載の商品陳列棚に
    おける表示装置。
  5. 【請求項5】 左右のカバー取付枠の少なくともいずれ
    か一方の凹部の底部上面に、側端に表示カバーにおける
    水平片の側端が当接することにより、表示カバーの側端
    のそれ以上の凹部内への進入を阻止し、かつ側端が表示
    カバーにおける水平片の側端より上方に外れるまで上昇
    させることにより、表示カバーの側端の凹部内へのさら
    なる進入を許容するようにしたストッパを上下動可能と
    して設け、さらに、前記ストッパを上昇させる押上げ手
    段を、カバー取付枠の下端より下方に突出するようにし
    て、カバー取付枠に設けた請求項4記載の商品陳列棚に
    おける表示装置。
  6. 【請求項6】 押上げ手段を、ストッパに設けたねじ孔
    に螺合する有頭ねじとした請求項5記載の商品陳列棚に
    おける表示装置。
  7. 【請求項7】 ストッパに、その側端に当接した表示カ
    バーにおける水平片の側端部の上面に当接しうる押え片
    を設けた請求項5または6記載の商品陳列棚における表
    示装置。
  8. 【請求項8】 カバー取付枠に、ストッパの回り止め手
    段を設けた請求項5〜7のいずれかに記載の商品陳列棚
    における表示装置。
  9. 【請求項9】 回り止め手段を、カバー取付枠における
    凹部の底部上面に立設され、かつ対向縁にストッパの前
    後の縁に設けたスリットが上下方向に摺動自在に係合す
    るようにした前後1対のガイド片とした請求項8記載の
    商品陳列棚における表示装置。
  10. 【請求項10】 ストッパまたは押上げ手段と、カバー
    取付枠との間に、ストッパを下方に向かって付勢する付
    勢手段を設けた請求項5〜9のいずれかに記載の商品陳
    列棚における表示装置。
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