JP2950018B2 - 半導体記憶回路とそれを用いた半導体記憶モジュール及び音響信号再生装置 - Google Patents

半導体記憶回路とそれを用いた半導体記憶モジュール及び音響信号再生装置

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JP2950018B2
JP2950018B2 JP4141211A JP14121192A JP2950018B2 JP 2950018 B2 JP2950018 B2 JP 2950018B2 JP 4141211 A JP4141211 A JP 4141211A JP 14121192 A JP14121192 A JP 14121192A JP 2950018 B2 JP2950018 B2 JP 2950018B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶回路とそれを
用いた半導体記憶モジュール及び音響信号再生装置に関
し、特にROM素子を用いた半導体記憶回路と、複数個
の接続を可能にする半導体記憶モジュールおよびコンパ
クトディスク(CD)方式で取り扱うHi−Fiレベル
の音響信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶素子を用いた半導体記
憶回路、特にROM素子を用いた半導体記憶回路は、ア
クセスをランダムに行うものと、シーケンシャルに行う
ものとがある。そのうち、アクセスをランダムに行うも
のは、記憶される語の中から1つの語を選択するための
アドレス信号の供給を必要とする。
【0003】例えば、216=65,536語の中から1
つの語を選択するためには、16ビット長のアドレス信
号を必要とし、しかも語数の増大に応じてこの信号長も
大きくなる。また通常、アクセス動作を高速化するため
に、アドレス信号は並列的に供給される。その結果、語
数の増大、すなわち記憶容量の増大につれてアドレス信
号用の配線数も増大する。このため、記憶容量に応じて
付加的な電子回路も異なったものとなり、大容量化ある
いは記憶容量の設定に際しての制約が生ずる。しかも、
個々の半導体記憶素子の容量は相対的に小さいために複
数個を組み合せて用いるので、前述したアドレス信号用
の配線に関わる制約は一層強いものになる。
【0004】また、アクセスをシーケンシャルに行うも
のは、語の選択のためのアドレス信号の供給を必要とし
ないため、半導体記憶素子を多数個用いることにより大
容量化が容易であり、また記憶容量の設定に際しての制
約も少ない。このアクセスをシーケンシャルに行うもの
は、例えば家庭電化製品等に用いられている。かかる半
導体記憶素子にROM素子を用いた半導体記憶回路をH
i−Fi音響信号等の記憶媒体として用いるためには、
膨大な記憶容量を必要とする。
【0005】一方、従来の半導体記憶回路を用いた半導
体記憶モジュール(パッケージ)は、互いに直接には接
続されず、印刷配線板等の付加回路を介して接続される
構造になっている。
【0006】更に、従来の半導体記憶回路を用いた音響
信号再生装置は、例えば家庭電化製品等の音声応答装置
に用いられている。しかし、記憶容量が絶対的に小さい
ために、Hi−Fi音響信号等の高品質信号の再生は困
難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
記憶回路は、アドレス信号用の配線を必要とし、大容量
化や記憶容量の設定に際しての制約があり、アクセスが
シーケンシャル型の記憶媒体を構成しにくいという欠点
がある。
【0008】また、上述した従来の半導体記憶回路を用
いた半導体記憶モジュールは、印刷配線板等を用いてお
り、固定された順序および配置で接続されるので、アク
セスがシーケンシャル型の記憶媒体を自在に構成できな
いという欠点がある。すなわち、従来のモジュールは任
意個数を任意の順序で随時接続できないという欠点があ
る。
【0009】更に、上述した従来の半導体記憶回路を用
いた音響信号再生装置は、電気的手段と機械的手段とを
混在しているので、種々の不都合を生じ、耐震性,耐久
性および信頼性に限界があり、小型化,軽量化等を実現
できないというという欠点がある。また、かかる従来の
音響信号再生装置は、記憶容量の制約からHi−Fi音
響信号等の再生には適さないという欠点がある。
【0010】本発明の目的は、かかる諸欠点を解決する
ことのできる半導体記憶回路とそれを用いた半導体記憶
モジュール及び音響信号再生装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶回路
は、マスクROM等で構成される半導体記憶素子と、外
部から入力される同期信号を用いて前記半導体記憶素子
内のデータを読み出すためのアドレス信号を生成すると
ともに前記データの読み出しが終了したことを示す読み
出し終了信号を出力する読み出し制御手段と、前記半導
体記憶素子から読み出されたデータを送出するための送
出手段と、前記送出手段から送出されたデータと外部か
らの同様のデータを併せて外部に出力する第1のゲート
手段と、前記読み出し制御手段からの読み出し終了信号
により送出制御信号を出力する送出制御手段と、前記送
出制御信号に基づき前記データの読み出しおよび送出を
終了させる第2のゲート手段と、前記送出制御信号に基
づき外部へ前記同期信号の出力を開始させる第3のゲー
ト手段とを有して構成される。
【0012】また、本発明の半導体記憶回路を用いた半
導体記憶モジュールは、マスクROM等で構成される半
導体記憶素子と,外部から入力される同期信号を用いて
前記半導体記憶素子内のデータを読み出すためのアドレ
ス信号を生成するとともに前記データの読み出しが終了
したことを示す読み出し終了信号を出力する読み出し制
御手段と,前記半導体記憶素子から読み出されたデータ
を送出するための送出手段と,前記送出手段から送出さ
れたデータと外部からの同様のデータを併せて外部に出
力する第1のゲート手段と,前記読み出し制御手段から
の読み出し終了信号により送出制御信号を出力する送出
制御手段と,前記送出制御信号に基づき前記データの読
み出しおよび送出を終了させる第2のゲート手段と,前
記送出制御信号に基づき外部へ前記同期信号の出力を開
始させる第3のゲート手段とを有する半導体記憶回路
を、ほぼ正方形状に形成したパッケージに内蔵し、前記
パッケージの各辺がそれぞれ同種の信号に対応する端子
対を設け、1辺と他の3辺の端子を互いにプラグ・ソケ
ット構造にするとともに、同種の信号に対応する端子を
組み合せるように配置し且つ前記3辺の同種の信号に対
応する端子を互いに結線して構成される。
【0013】更に、本発明の半導体記憶回路を用いた音
響信号再生装置は、マスクROM等で構成される半導体
記憶素子と,外部から入力される同期信号を用いて前記
半導体記憶素子内のデータを読み出すためのアドレス信
号を生成するとともに前記データの読み出しが終了した
ことを示す読み出し終了信号を出力する読み出し制御手
段と,前記半導体記憶素子から読み出されたデータを送
出するための送出手段と,前記送出手段から送出された
データと外部からの同様のデータを併せて外部に出力す
る第1のゲート手段と,前記読み出し制御手段からの読
み出し終了信号により送出制御信号を出力する送出制御
手段と,前記送出制御信号に基づき前記データの読み出
しおよび送出を終了させる第2のゲート手段と,前記送
出制御信号に基づき外部へ前記同期信号の出力を開始さ
せる第3のゲート手段とを有する半導体記憶回路を、ほ
ぼ正方形状に形成したパッケージに内蔵し、前記パッケ
ージの各辺がそれぞれ同種の信号に対応する端子対を設
け、1辺と他の3辺の端子を互いにプラグ・ソケット構
造にするとともに、同種の信号に対応する端子を組み合
せるように配置し且つ前記3辺の同種の信号に対応する
端子を互いに結線した半導体記憶モジュールを複数個接
続し、最後尾に終端器を接続した半導体記憶モジュール
群と、同期信号を生成する手段と、入力されたデータか
ら所定長のディジタル符号を生成する手段と、前記ディ
ジタル符号をアナログ符号に変換して出力する手段とを
含んで構成される。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。尚、ここではコンパクトディスク(CD)
方式のHi−Fi音響信号の記録・再生を行うための半
導体記憶回路とそれを用いた半導体記憶モジュール及び
音響信号再生装置を例にとる。しかも、このCD方式で
は、音響信号を左右2チャンネル、標本化周波数を4
4.1KHz、量子化数を16ビットでディジタル化し
て得られる2×44.1×16=1.4112Mビット
/秒のパルス列を基本データとし、これにCIRCと称
する誤り訂正符号の付加,変調等を加えたパルス列をデ
ィスク円盤への記録データとしているが、以下では簡略
化するために、前記基本データを想定して説明する。
【0015】図1は本発明の半導体記憶回路の一実施例
を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例
の半導体記憶回路は、マスクROM等で構成される半導
体記憶素子1と、外部から入力される同期信号S1を用
いて半導体記憶素子1のデータを読み出すためのアドレ
ス信号S9を生成し且つデータの読み出しが終了したこ
とを示す読み出し終了信号S2を出力する読み出し制御
部4と、半導体記憶素子1から読み出されたデータS1
0を送出するための送出レジスタ6と、この送出レジス
タ6から送出されたデータと外部の同様の半導体記憶回
路からデータ入力端子TSDを介して得られたデータを
併せてデータ出力端子TPDから外部に出力するORゲ
ート8と、読み出し制御部4からの読み出し終了信号S
2をORゲート9,ANDゲート10を介して入力する
ことにより送出制御信号S3を出力する送出制御部11
と、この送出制御信号S3を遅延回路14で遅延させた
ローカル同期制御信号S4および同期信号入力端子TP
Sから入力した同期信号S1を入力しローカル同期信号
S5を出力するANDゲート2と、このローカル同期信
号S5を分周して読み出し制御部4へのクロックとなる
アドレス制御信号S6を生成する分周回路3と、このア
ドレス制御信号S6を遅延させる遅延回路5と、ローカ
ル同期信号S5を遅延させ送出レジスタ6への送出信号
S7とする遅延回路7と、送出制御信号S3により外部
の同様の半導体記憶回路へ同期信号出力端子TSSを介
して同期信号S8を出力させるANDゲート12と、O
Rゲート9の出力および送出制御信号S3により早送り
信号出力端子TSFを介して早送り信号を外部へ出力す
るANDゲート13とを有する。特に、ANDゲート2
は送出制御信号S3によりデータの読み出しおよび送出
を終了させ、またANDゲート12は送出制御信号S3
により同期信号S8の出力を開始させる。
【0016】上述した半導体記憶回路における半導体記
憶素子1は64M(67,108,864;Dm)ビッ
トの記憶容量を備え、8ビット×8,388,608
(Am)語構成であるとする。本実施例におけるこの記
憶容量は、約45秒間分のHi−Fi音響信号に対応
し、全ての電子回路は電源投入時にイニシャライズされ
ているものとする。
【0017】まず、同期信号入力端子TPSから1.4
112Mビット/秒の同期信号S1が入力されると、A
NDゲート2を経てローカル同期信号S5となり、この
信号はさらに分周回路3により周波数を1/8に分周し
て読み出し制御部4へのアドレス制御信号S6となる。
読み出し制御部4は、このアドレス制御信号S6によ
り、上述したAm語の1つに対応する23ビットのアド
レス信号S9を順次生成し、半導体記憶素子1内のアド
レスを選択する。この半導体記憶素子1から読み出され
た8ビットのデータS10は、アドレス制御信号S6を
遅延回路5で遅延させた信号により送出レジスタ6に取
込まれる。また、ローカル同期信号S5は遅延回路7に
より遅延され、送出レジスタ6への送出信号S7とな
る。これにより、送出レジスタ6は8ビットのデータを
1ビットずつORゲート8を介してデータ出力端子TP
Dに出力する。ここで重要なことは、ORゲート8にデ
ータ入力端子TSDを介して後続する外部の半導体記憶
回路からのデータも入力されるように構成したことであ
る。
【0018】しかる後、同期信号入力端子TPSに同期
信号S1のDm番目のパルスが入力されると、読み出し
制御部4はAm(最大アドレス)に達したことを検出
し、読み出し終了信号S2を出力する。この読み出し終
了信号S2は、ORゲート9,ANDゲート10を経て
送出制御部11に送出される。このため、送出制御部1
1は送出制御信号S3をハイレベル″1″にし、AND
ゲート12,13を開くと同時にANDゲート10を閉
じる。これにより、同期信号S8が同期信号出力端子T
SSを介して後続の半導体記憶回路に出力される。更
に、送出制御信号S3は遅延回路14を経てローカル同
期制御信号S4となり、Dm+8番目以降の同期信号S
1がANDゲート2を通過するのを禁止することによ
り、データの読み出しおよび送出を終了させる。
【0019】一方、早送り信号入力端子TPFからは早
送りのための信号が入力され、ORゲート9,ANDゲ
ート13および早送り信号出力端子TSFを介して後続
の半導体記憶回路に出力される。また、リセット信号入
力端子TSRからは後続の半導体記憶回路から送出され
てくるリセット信号をリセット信号出力端子TPRに送
出するとともに、送出制御部11に送出する。送出制御
部11はこのリセット信号によりイニシャライズされる
ので、読み出し制御部4をリセットする。尚、早送り信
号出力端子TSFとリセット信号入力端子TSRとは、
最後尾に接続された半導体記憶回路において結合されて
いる。そのため、最終端に達した早送り信号はリセット
信号としてリセット信号入力端子TSRに戻ってくる。
【0020】上述した実施例においては、同期信号S1
を入力し、半導体記憶回路の内部で分周しているが、こ
の他にも同期信号入力端子TPSからあらかじめ分周さ
れた同期信号を入力し、その逆数倍の数のデータ入力端
子TSDおよびデータ出力端子TPDを備えるように構
成することもできる。
【0021】図2は図1における各種信号のタイミング
図である。図2に示すように、ここでは各種の信号S1
〜S8を表わし、特に同期信号S1のDm番目のパルス
からDm+8番目のパルスまでの信号タイミングを表わ
す。上述した遅延回路14と遅延回路7の各遅延時間は
図示のとおりである。
【0022】図3は本発明の半導体記憶回路の他の実施
例を示すブロック図である。図3に示すように、本実施
例は前述した一実施例における半導体記憶素子1(8ビ
ット×8,388,608語構成)を1ビット×67,
108,864語構成、すなわちDm=Amとしたもの
である。この半導体記憶素子1を用いることにより回路
をより簡略化する。
【0023】本実施例の半導体記憶回路は、半導体記憶
素子1と、外部から入力される同期信号を用いて半導体
記憶素子1のデータを読み出すためのアドレス信号を生
成し且つデータの読み出しが終了したことを示す読み出
し終了信号を出力する読み出し制御部4と、半導体記憶
素子1から読み出されたデータを送出するためのAND
ゲート15と、このANDゲート15からのデータと外
部の同様の半導体記憶回路からデータ入力端子TSDを
介して得られたデータを併せてデータ出力端子TPDか
ら外部に出力するORゲート8と、読み出し制御部4か
らの読み出し終了信号をORゲート9,ANDゲート1
0を介して入力することにより送出制御信号を出力する
送出制御部11と、この送出制御信号を遅延回路14で
遅延させたローカル同期制御信号および同期信号入力端
子TPSから入力した同期信号を入力し読み出し制御部
4へのクロックとなるローカル同期信号を出力するAN
Dゲート2と、このローカル同期信号を遅延させAND
ゲート15への送出信号とする遅延回路7と、送出制御
部11からの送出制御信号により外部の同様の半導体記
憶回路へ同期信号出力端子TSSを介して同期信号を出
力させるANDゲート12と、ORゲート9の出力およ
び送出制御信号により早送り信号出力端子TSFを介し
て早送り信号を外部へ出力するANDゲート13とを有
する。本実施例では、半導体記憶素子1の構成を変え、
ANDゲート15を設けることにより、前述した一実施
例の半導体記憶回路から分周回路3,遅延回路5および
送出レジスタ6を省略することができる。
【0024】次に、図4(a),(b)および図5を参
照し、本発明の半導体記憶回路を用いた半導体記憶モジ
ュールを説明する。
【0025】図4(a),(b)はそれぞれ本発明の半
導体記憶回路を用いた半導体記憶モジュールの一実施例
を説明するための平面図および側面図である。図4
(a),(b)に示すように、本実施例の半導体記憶モ
ジュール16は、四隅にアール(R)をもたせ且つほぼ
正方形状に形成したパッケージに前述した半導体記憶回
路が内蔵される。このパッケージは各辺にそれぞれ同種
の信号に対応する端子対を設け、1辺と他の3辺の端子
を互いにプラグ・ソケット構造にする。尚、ここでは、
TPがプラグ型、TSがソケット型の端子、Vは電源、
Gはアース電位を表わす。また、TP型端子とTS型端
子とは、互いに同種の信号に対応する端子が組み合わさ
れるように配置している。更に、3辺のTS型の同種の
信号に対応する端子は互いに結線されている。例えば、
TSS1〜TSS3は互いに結線されている。
【0026】尚、本実施例のモジュールは四隅にアール
をもたせた例を説明したが、これに限られるものではな
く、切落とし形状等でもよい。
【0027】図5は図4(a),(b)に示す半導体記
憶モジュールを複数個接続した平面図である。図5に示
すように、この半導体記憶モジュール群は半導体記憶モ
ジュール16の接続形態と信号の流れを表わしている。
ここでは、7つの半導体記憶モジュール16A〜16G
を相互のプラグ・ソケットで順次接続し、最後尾に終端
器17を取りつけている。この終端器17の内部では、
結線18により半導体記憶モジュール16GのTSF端
子とTSR端子とを終端している。一方、半導体記憶モ
ジュール16Aのプラグ型端子は、後述する音響信号再
生装置の再生モジュールに接続される。図5において、
同期信号は半導体記憶モジュール16Aから16Gへの
順にCLKの流れのように転送され、読み出された音響
信号データは逆にDATAの流れのように転送される。
【0028】次に、図6および図7を参照し、本発明の
半導体記憶回路を用いた音響信号再生装置を説明する。
【0029】図6は本発明の半導体記憶回路を用いた音
響信号再生装置の一実施例を説明するための再生部の回
路図である。図6に示すように、本実施例の音響信号再
生装置における再生部は、同期信号S1を生成する発振
器19と、モーメンタリスイッチ27によって制御され
る保持回路28,29と、これら発振器19と保持回路
28,29の論理積をとりTSS端子に同期信号を出力
するANDゲート20と、TSD端子へ入力されたデー
タから所定長のディジタル符号を生成する標本値レジス
タ21と、この標本値レジスタ21から出力されるディ
ジタル符号をアナログ符号に変換するD/Aコンバータ
23A,23Bと、ANDゲート20の出力を分周しD
/Aコンバータ23A,23Bを制御する分周回路22
と、D/Aコンバータ23A,23Bの変換結果をイヤ
ホーン端子TEJに出力するための低域フィルタ24
A,24Bおよび増幅器25A,25Bと、この増幅器
25A,25Bを制御する可変抵抗器26と、モーメン
タリスイッチ30により制御されTSF端子に出力する
にあたり波形整形を行う波形整形回路31とを有する。
尚、TSV端子およびTSG端子間には、オルタネート
スイッチ32を介し、電源33が接続される。かかる再
生部を形成するモジュールは、上述した半導体記憶モジ
ュールに接続される。
【0030】この再生部を形成するモジュールにおい
て、まず発振器19により生成された同期信号S1はA
NDゲート20を経てTSS端子から図4あるいは図5
に示す半導体記憶モジュールに出力される。一方、TS
D端子からは音響信号のパルス列データが入力され、3
2ビットの標本値レジスタ21に導かれる。この32ビ
ットのデータは左右2チャンネルの1標本値分に相当す
る。また、ANDゲート20から出力される同期信号は
分周回路22により周波数を1/32に分周され、若干
の遅延を加えられてD/Aコンバータ23A,23Bに
導かれる。尚、A,Bはそれぞれ左および右のチャンネ
ルを示すものとする。
【0031】標本値レジスタ21の32ビットのデータ
は、D/Aコンバータ23A,23Bで左右各チャンネ
ル分の16ビットずつ別々にD/A変換され、低域フィ
ルタ24A,24Bおよび増幅器25A,25Bを経て
イヤホーン端子TEJに出力される。この出力のレベル
は、可変抵抗器26により調整することができる。
【0032】更に、モーメンタリスイッチ27はスター
ト・ストップ操作を行うためのものであり、J−Kフリ
ップ・フロップ型の保持回路28の状態を反転させると
ともに、R−Sフリップ・フロップ型の保持回路29を
「1」状態にする。この保持回路29はTSR端子から
の信号により「0」状態となり、ANDゲート20を閉
じる。モーメンタリスイッチ30は早送り操作のための
スイッチであり、波形整形回路31を経てTSF端子か
ら出力される。尚、オルタネートスイッチ32は電源3
3のON/OFF用である。
【0033】図7は図6に示す再生部の回路を内蔵した
音響信号再生装置の斜視図である。図7に示すように、
本実施例の音響信号再生装置は半導体記憶モジュール1
6および終端器17を収容した再生部34と、これの蓋
となるスライド式のカバー35とを有する。この再生部
34の正面には、図6に示した可変抵抗器26とモーメ
ンタリスイッチ27,30とオルタネートスイッチ32
およびイヤホーン端子TEJが設けられている。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体記
憶回路は、外部から入力される同期信号に基づきアドレ
ス信号を生成するとともに、かかる同期信号を後続の半
導体記憶回路に順次送出していくことにより、アドレス
信号用の配線を不要にでき、しかも多数の半導体記憶素
子を用いた大容量化を容易に実現できるとともに、記憶
容量の設定に際して制約の少ないアクセスがシーケンシ
ャル型の記憶媒体の構成を可能にするという効果があ
る。
【0035】また、本発明の半導体記憶回路を用いた半
導体記憶モジュールは、半導体記憶回路を内蔵したほぼ
正方形に近いパッケージの各辺にそれぞれ同種の信号に
対応する端子対を備え、1辺と他の3辺の端子を互いに
プラグ・ソケット構造とするとともに、同種の信号に対
応する端子が組み合わされるように配置し且つ前記3辺
の同種の信号に対応する端子を互いに結線することによ
り、印刷配線板等を介することなく、互いに任意の順序
および配置で接続することができ、半導体記憶素子を用
いたアクセスがシーケンシャル型の記憶媒体を自在に構
成することを可能にするという効果がある。
【0036】更に、本発明の半導体記憶回路を用いた音
響信号再生装置は、半導体記憶回路を内蔵した半導体記
憶モジュールを複数個接続して構成される記憶媒体を用
いることにより、機械的手段を含まないので、耐震性,
耐久性および信頼性に優れる上、小型化,軽量化および
消費エネルギーの低減化を実現できるという効果があ
る。また、本発明の音響信号再生装置は、使用者の嗜好
により自在に音楽媒体を構成して楽しむことを可能にす
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶回路の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1における各種信号のタイミング図である。
【図3】本発明の半導体記憶回路の他の実施例を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の半導体記憶回路を用いた半導体記憶モ
ジュールの一実施例を説明するための平面および側面を
表わす図である。
【図5】図4に示す半導体記憶モジュールを複数個接続
した平面図である。
【図6】本発明の半導体記憶回路を用いた音響信号再生
装置の一実施例を説明するための再生部の回路図であ
る。
【図7】図6に示す再生部の回路を内蔵した音響信号再
生装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体記憶素子(マスクROM) 2,10,12,13,15,20 AND回路 3,22 分周回路 4 読み出し制御部 5,7,14 遅延回路 6 送出レジスタ 8,9 OR回路 11 送出制御部 16,16A〜16G 半導体記憶モジュール 17 終端器 18 結線 19 発振器 21 標本値レジスタ 23A,23B D/Aコンバータ 24A,24B 低域フィルタ 25A,25B 増幅器 26 可変抵抗器 27,30 モーメンタリスイッチ 28,29 保持回路 31 波形整形回路 32 オルタネートスイッチ 34 再生部 35 カバー TPS 同期信号入力端子 TPD データ出力端子 TPF 早送り信号入力端子 TPR リセット信号出力端子 TSS 同期信号出力端子 TSD データ入力端子 TSF 早送り信号出力端子 TSR リセット信号入力端子 TPV 電源入力端子 TPG 接地端子 TSV 電源出力端子 TSG 接地端子 TEJ イヤホーン端子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクROM等で構成される半導体記憶
    素子と、外部から入力される同期信号を用いて前記半導
    体記憶素子内のデータを読み出すためのアドレス信号を
    生成するとともに前記データの読み出しが終了したこと
    を示す読み出し終了信号を出力する読み出し制御手段
    と、前記半導体記憶素子から読み出されたデータを送出
    するための送出手段と、前記送出手段から送出されたデ
    ータと外部からの同様のデータを併せて外部に出力する
    第1のゲート手段と、前記読み出し制御手段からの読み
    出し終了信号により送出制御信号を出力する送出制御手
    段と、前記送出制御信号に基づき前記データの読み出し
    および送出を終了させる第2のゲート手段と、前記送出
    制御信号に基づき外部へ前記同期信号の出力を開始させ
    る第3のゲート手段とを有することを特徴とする半導体
    記憶回路。
  2. 【請求項2】 マスクROM等で構成される半導体記憶
    素子と,外部から入力される同期信号を用いて前記半導
    体記憶素子内のデータを読み出すためのアドレス信号を
    生成するとともに前記データの読み出しが終了したこと
    を示す読み出し終了信号を出力する読み出し制御手段
    と,前記半導体記憶素子から読み出されたデータを送出
    するための送出手段と,前記送出手段から送出されたデ
    ータと外部からの同様のデータを併せて外部に出力する
    第1のゲート手段と,前記読み出し制御手段からの読み
    出し終了信号により送出制御信号を出力する送出制御手
    段と,前記送出制御信号に基づき前記データの読み出し
    および送出を終了させる第2のゲート手段と,前記送出
    制御信号に基づき外部へ前記同期信号の出力を開始させ
    る第3のゲート手段とを有する半導体記憶回路を、ほぼ
    正方形状に形成したパッケージに内蔵し、前記パッケー
    ジの各辺がそれぞれ同種の信号に対応する端子対を設
    け、1辺と他の3辺の端子を互いにプラグ・ソケット構
    造にするとともに、同種の信号に対応する端子を組み合
    せるように配置し且つ前記3辺の同種の信号に対応する
    端子を互いに結線したことを特徴とする半導体記憶回路
    を用いた半導体記憶モジュール。
  3. 【請求項3】 マスクROM等で構成される半導体記憶
    素子と,外部から入力される同期信号を用いて前記半導
    体記憶素子内のデータを読み出すためのアドレス信号を
    生成するとともに前記データの読み出しが終了したこと
    を示す読み出し終了信号を出力する読み出し制御手段
    と,前記半導体記憶素子から読み出されたデータを送出
    するための送出手段と,前記送出手段から送出されたデ
    ータと外部からの同様のデータを併せて外部に出力する
    第1のゲート手段と,前記読み出し制御手段からの読み
    出し終了信号により送出制御信号を出力する送出制御手
    段と,前記送出制御信号に基づき前記データの読み出し
    および送出を終了させる第2のゲート手段と,前記送出
    制御信号に基づき外部へ前記同期信号の出力を開始させ
    る第3のゲート手段とを有する半導体記憶回路を、ほぼ
    正方形状に形成したパッケージに内蔵し、前記パッケー
    ジの各辺がそれぞれ同種の信号に対応する端子対を設
    け、1辺と他の3辺の端子を互いにプラグ・ソケット構
    造にするとともに、同種の信号に対応する端子を組み合
    せるように配置し且つ前記3辺の同種の信号に対応する
    端子を互いに結線した半導体記憶モジュールを複数個接
    続し、最後尾に終端器を接続した半導体記憶モジュール
    群と、同期信号を生成する手段と、入力されたデータか
    ら所定長のディジタル符号を生成する手段と、前記ディ
    ジタル符号をアナログ符号に変換して出力する手段とを
    含むことを特徴とする半導体記憶回路を用いた音響信号
    再生装置。
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