JP2948500B2 - 駐車場の車両誘導案内体構造 - Google Patents

駐車場の車両誘導案内体構造

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JP2948500B2
JP2948500B2 JP7054812A JP5481295A JP2948500B2 JP 2948500 B2 JP2948500 B2 JP 2948500B2 JP 7054812 A JP7054812 A JP 7054812A JP 5481295 A JP5481295 A JP 5481295A JP 2948500 B2 JP2948500 B2 JP 2948500B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平面式、自走式及び機
械式駐車場の駐車スペース内の真中に最後部まで安全に
車両を誘導案内するための駐車場の車両誘導案内体構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特願平4-11437 号公報に見られる
ように、左右側の車両誘導案内部を視認しながら、両案
内部を目印にして車両を進行させるだけで、楽に車両を
駐車スペースの真中に停止させることができて、一台分
の駐車スペースの左右側幅を可及的に小さくして、駐車
場の利用効率を高めることができるようにした発明があ
る。
【0003】また、未舗装の駐車場では、仕切り線等の
塗装や貼設ができないので、仕切り線の代わりにロープ
を張ったものがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記車両案
内部の主要部分が、駐車場の路面に塗装または貼設され
ているため、夜間には、仕切り線やロープがみえにくく
なって車両誘導案内の機能が低下し、積雪時には、上記
仕切り線やロープが見えなくなって車両誘導案内の機能
を喪失するという問題がある。
【0005】また、上記ロープに躓いて怪我をしたりす
る原因になったり、景観上見苦しいという問題がある。
【0006】また、バックで駐車スペースに進入する際
に、停車位置がわかりにくく、そのため、車体後部を駐
車場の壁に衝突させたり、反対に駐車スペースから車体
前部が突出状態で駐車したりしやすいという問題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、一
台分の車両を駐車可能な駐車スペースの左右側の少なく
とも一方に車両誘導案内体を設けた駐車場の車両誘導案
内体構造において、上記車両誘導案内体は、前方へ膨出
し、かつ、上下方向に伸延する膨出状反射部と、同膨出
状反射部の左右側縁部に沿わせて形成した左右側平板状
反射部とを具備することを特徴とする駐車場の車両誘導
案内体構造を提供せんとするものである。
【0008】また、次のような特徴を併せ有している。
【0009】車両誘導案内体は、上記膨出状反射部の背
後に光源を設けて、同光源からの光を膨出状反射部から
前方に透光させること。
【0010】車両誘導案内体は、プリズムレンズと、同
プリズムレンズの周囲に配設した反射シートとを具備す
ること。
【0011】上記車両誘導案内体を、地面に立設したポ
ールに上下位置変更自在に取付けて、車両誘導案内体を
予想される積雪高さよりも高く、かつ、ドライバーが車
両のサイドミラーを介して視認できる範囲内の高さに設
置可能にしたこと。
【0012】車両誘導案内体の中央部に膨出状反射部を
設け、同膨出状反射部の左右側に車両誘導案内体を取付
けるための取付部を膨出状反射部と一体に形成したこ
と。
【0013】車両誘導案内体と車止め後方の路面・床面
上の誘導ラインのみで車両を誘導案内すること。
【0014】車両誘導案内体は、駐車スペースの路面に
支柱を後傾状態に立設すると共に、上記支柱の前面は、
ヘアライン加工したステンレス板で形成されているこ
と。
【0015】上記支柱は、平面視にて断面略コ字形状に
形成されたステンレス板であること。
【0016】上記支柱は、駐車スペースの路面に固定可
能の基台に着脱かつ取付位置調節自在に取付けること。
【0017】車両誘導案内体は、駐車場の後壁前面に後
傾状態で取付可能のヘアライン加工したステンレス板を
具備すること。
【0018】車両誘導案内体は、支柱若しくはステンレ
ス板の上方に配設するプリズムレンズを具備すること。
【0019】上記プリズムレンズは、横長矩形状である
こと。
【0020】
【作用】本発明の車両誘導案内体を設けることで、ドラ
イバーに早く最終ポイントを視認させ、前方へ膨出する
膨出状反射部を、バック駐車中、テールランプやブレー
キランプの照射による再帰性反射効果を両側のサイドミ
ラーで、広い範囲から視認することができるので、後進
時は距離感と角度感がつかめるようになり、有効に車両
誘導案内の機能を果たすことができる。また、膨出状反
射部左右側の平板状反射部によって、目印としての大き
さを拡大して更に視認性を向上することができると共
に、平板状反射部をさけて中央部へ誘導される。
【0021】また、上記膨出状反射部の背後に光源を設
けて、同光源からの光を膨出状反射部から前方に透光さ
せる車両誘導案内体では、反射に依存することなく目印
としての機能を発揮することができるので、夜間におい
て、例え無灯火の車両であっても確実に誘導案内するこ
とができる。
【0022】また、プリズムレンズと、同プリズムレン
ズの周囲に配設した反射シートとを具備する車両誘導案
内体では、プリズムレンズが再帰性反射特性を有するの
で反射光の輝度が高く、更に、同プリズムレンズの周囲
に配設した反射シートからの再帰性反射によって目印の
面積が拡大し、プリズムレンズの光が反射シートに乱反
射して2種類の反射輝度を得られて比較され視認性が高
まる。
【0023】また、車両誘導案内体を所定位置に立設し
たポールに上下位置変更自在に取付たことで、車両誘導
案内体を、予想される積雪高さよりの高く、かつ、ドラ
イバーが車両のサイドミラーを介して視認できる範囲内
の高さに設置することができるので、目印としての機能
が失われるのを防止できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0025】図1〜図8は、本発明に係る車両誘導案内
体の第1〜第4実施例を示しており、前方へ膨出する膨
出状反射部と、同膨出状反射部の左右側部に配置した左
右側平板状反射部とを具備しており、上記膨出状反射部
と平板状反射部は、両方とも反射シートで形成されてお
り、同反射シートは、基盤となるシートの表面に多数の
ガラスビーズ等の透明粒子をビヒクルで固着し、ガラス
ビーズとビヒクルとの屈折率の差を大きくとって、入射
した光を高い反射率で再帰性反射させるようにしたもの
であり、昼間はもちろん夜間においても高い視認性を発
揮するものである。
【0026】そして、上記反射シートは、ガラスビーズ
やビヒクルに着色して鮮明なカラーを現出することがで
きる。
【0027】次ぎに、上記各実施例について説明する。
【0028】図1及び図2は、第1実施例として、中央
部に略台形状の膨出状反射部11を形成し、その左右側部
に平板状反射部12を形成した車両誘導案内体Aである。
【0029】図3及び図4は、第2実施例として、中央
部に略円弧形状の膨出状反射部13を形成し、その左右側
部に平板状反射部14を形成した車両誘導案内体Aであ
る。
【0030】図5及び図6は、第3実施例として、中央
部に略三角形状の膨出状反射部15を形成し、その左右側
部に平板状反射部16を形成した車両誘導案内体Aであ
る。
【0031】図7及び図8は、第4実施例として、中央
部に傾斜角度を2段階に変更した略山形状の膨出状反射
部17を形成し、その左右側部に平板状反射部18を形成し
た車両誘導案内体Aである。
【0032】かかる構成によって、前方へ膨出する膨出
状反射部11〜19の反射シートが広い範囲から見やすくな
り、しかも、平板状反射部12〜18の反射シートが高い反
射率で光を再帰性反射と乱反射するので、駐車スペース
進入しようとする車両のドライバーから、直接又はバッ
クミラーを介して視認しやすくなり、昼間はもちろん夜
間においても有効に車両誘導案内の機能を果たすことが
できる。
【0033】また、各膨出状反射部11〜19左右側の平板
状反射部12〜18によって、目印としての面積が拡大さ
れ、更に視認性を向上することができると共に、駐車車
両のナンバーを貼付表示することができ、かつ平板状反
射部をさけて中央部に誘導される。
【0034】図9及び図10は、第5実施例として、膨
出状反射部19の背後に光源Lを設けて、同光源Lからの
光を膨出状反射部19を通して前方に透光させるようにし
た車両誘導案内体Aを示している。
【0035】上記光源Lには、発光ダイオードと太陽電
池との組合わせなどを用いることができ、昼間自動的に
太陽電池が充電されるので、他にエネルギ源や充電の手
間を要せず保守管理が容易になり、更に、センサーを設
けて車両が進入するときだけ光源Lを自動的に発光させ
るようにして、太陽電池の無駄な消耗を防せぐことで、
光度の大きい発光ダイオードの使用が可能になり、視認
性を更に向上させることができる。
【0036】かかる構成により、反射に依存することな
く目印としての機能を発揮することができるので、夜間
において、例え無灯火の車両であっても確実に誘導案内
することができる。
【0037】また、上記光源Lには蓄光シートを用いる
こともでき、この蓄光シートは、受光後しばらくの間発
光を継続するので、太陽光、照明ランプやヘッドライト
などで照射されると、その後ヘッドライトの光から外れ
ても、自ら発光して目印として機能することができる。
【0038】また、上記膨出状反射部19をプリズムレン
ズで形成すると、光源Lからの光に方向性を持たせて輝
度を上げることができ、更には、万一光源Lが故障した
場合でも、プリズムレンズの反射光が目印として機能す
る。
【0039】また、光源を別途に設けて、同光源からの
光を光ファイバーで膨出状反射部19の背後に導くことも
考えられる。
【0040】図11〜図16は、第6実施例として、前
方膨出状に形成した再帰性反射特性を有する外径約150m
m のプリズムレンズ20と、同プリズムレンズ20の周囲に
配設した再帰性反射特性を有する外径約240mm の反射シ
ート21とを具備した車両誘導案内体Aを示している。
【0041】上記プリズムレンズ20は、透明なアクリル
樹脂等で表面を平滑に形成し、裏面に略直角の頂角を有
する山形突起を形成しており、表面から入射した光を同
表面で屈折させ、次いで山形突起の内面で2回全反射さ
せて光の方向を反転し、この反転した方向の光を再び表
面で屈折させることで、入射した方向に光を反射して帰
すという再帰性反射特性を有している。
【0042】そして、上記プリズムレンズ20は、アクリ
ル樹脂等に着色して鮮明なカラーを現出することができ
る。
【0043】かかる構成によって、例えば、夜間、バッ
クで駐車スペースに進入するときなど、バックランプや
テールランプの光を受けてプリズムレンズ20が強く輝く
ので、目印として有効に機能することができる。
【0044】また、プリズムレンズ20の周囲に配設した
反射シート21が目印としての面積を拡大しており、更
に、かかる車両誘導案内体Aの左右側近傍に反射シート
22を配設したり、車両誘導案内体Aの下方に横幅が約15
0mm の矩形状反射シート23や円形状反射シート24を配設
して、更に視認性を向上することもできる。
【0045】ここで、第1実施例〜第6実施例における
車両誘導案内体Aは、駐車場の壁面Wや、支柱等に取付
けて使用することができるものであり、床面Fより、例
えば、バックミラーで見やすい高さに配設することがで
きる。
【0046】図17及び図18は、第7実施例として、
駐車場P1の所定位置に立設したポール27に、取付金具28
を介して上下位置変更自在に取付けた車両誘導案内体A
を示しており、車両誘導案内体Aは、塩ビ板又はアルミ
板等の基板45の前面に前記車両誘導案内体Aと同様に構
成したプリズムレンズ25と反射シート26とを取付けてい
る。
【0047】かかる構成によって、車両誘導案内体A
を、積雪高さよりも高く、かつ、ドライバーが車両のサ
イドミラーを介して視認できる範囲内の高さに設置する
ことができ、積雪による車両誘導案内体Aの機能喪失を
防止することができる。
【0048】図19は、第8実施例として、地面に立設
した棒体29の外周に反射シート30を斜め縞状に取付けた
車両誘導案内体Aを示している。
【0049】次ぎに、上記車両誘導案内体Aの駐車場P1
における設置状況について説明する。
【0050】駐車場P1は砕石で舗装されており、図20
で示すように、奥部に、図22で示す約 100〜120 mmの
幅を有する矩形又は円形断面の停車ブロック3,3を、
駐車スペースpの中心線Cに対して左側位置に設置し
て、車両Bの前車輪又は後車輪を停止させるようにして
いる。
【0051】上記停車ブロック3よりも奥部は、約 1.1
mの幅員で車輪が乗り入れられないようになっているた
め、本実施例では、駐車場の排水用スペース31として利
用しており、図21で示すように、この排水用スペース
31に排水用として4号砕石32を充填し、底部に排水用有
孔管33を埋設している。
【0052】そして、駐車場P1の最奥部の前記停車ブロ
ック3の向かって左側端部後方位置の、例えば、バック
ミラーで視認しやすい位置に、本発明の車両誘導案内体
Aを配設している。
【0053】かかる構成によって、例えば、バックで駐
車スペースpに進入する際、停車ブロック3と同時に反
射材34を同時に視認し、車両誘導案内体Aと反射材34と
が直線上上下に見通せるように車両を操向すれば、車両
が駐車スペースpの中央に誘導されことになる。そし
て、停車ブロック3で車輪が停止するまでバックするこ
とで、車両を駐車スペースpの正しい位置に駐車するこ
とができ、一般的なロープ等による駐車枠のない駐車場
での駐車が可能となると共に、雨水の地下還元に貢献す
る。
【0054】次ぎに、アスファルト舗装の駐車場P2にお
ける本発明の車両誘導案内体Aの設置状況について説明
する。
【0055】この駐車場P2は、図23及び図24に示す
ように、駐車スペースpは砕石路盤38の上面を表層アス
ファルト39で舗装し、駐車スペースpの境界線上に多数
の反射材40を列設し、排水用スペース31の表層が化粧砕
石または玉砂利で覆われている他は、前記の砕石舗装の
駐車場P1とほぼ同様に形成されている。
【0056】かかる構成によって、駐車する際に、上記
見通し線と境界線上の反射材40を利用することができ、
更に駐車が容易になる。
【0057】なお、上記反射材40は、舗装表面に塗布し
た鮮明なカラーのプライマーで、その上面に散布したガ
ラスビーズを固着しており、上記ガラスビーズは、0.01
〜5mm の粒径のものを使用することができ、0.2mm 程度
の粒径の揃ったものを使用するのが望ましくい。
【0058】なお、路面貼付用の反射材としては、住友
3M社からステーマーク(商品名)等が市販されてい
る。
【0059】かかる反射材40は、昼間はガラスビーズが
透明であるため、カラー塗装が鮮明に見え、また、夜間
は車両Bのヘッドライトやテールライトの光をガラスビ
ーズが再帰性反射させるので、非常に高い視認性を有す
る。
【0060】上記のように、昼夜間を問わず視認性の良
い車両誘導案内体Aを、駐車する際のドライバーの見通
し線上に配設して、これらを目印として車両を操向する
ことにより、容易に駐車スペースの正しい位置に車両を
駐車することができることから、駐車スペースを狭くし
て駐車可能台数をふやすことができる。
【0061】図25は、第9実施例として、前方に略三
角形状に膨出した膨出状反射部41の左右側に後方に延出
した取付部42を形成した車両誘導案内体Aを示してお
り、図26に示すような機械式の駐車設備P3に設置する
のに適している。
【0062】すなわち、図25で示すように、機械式の
駐車設備P3の構造材であるH型鋼43の側面を車両誘導案
内体Aの背面凹部に嵌入させ、左右の取付部42でH型鋼
43を挟持させることで、簡易に車両誘導案内体Aを取付
けることができる。
【0063】なお、図25では、一例として円形状反射
シート46を上記膨出状反射部41の表面に貼付したものを
示しているが、この車両誘導案内体Aにも、前述した第
1〜第5実施例の車両誘導案内体Aと同一構成のものを
用いることができる。
【0064】また、図27及び図28は、金属等の表面
を鏡面仕上げしたものや、鏡面状のシートなどの反射鏡
44、反射シート及びプリズムレンズ等を組み合わせて、
駐車スペースpの左右境界線奥部近傍に傾斜角度調節自
在に設置したものであり、同反射鏡44に車両の位置と姿
勢が写りかつ反射することから、これを参照して車両を
走行すれば、駐車スペースの正しい位置に容易に駐車す
ることができる。
【0065】また、上記反射鏡44を鎖線で示す位置に設
置しても良い。
【0066】図29〜図30は、誘導ライン50を設置し
た駐車場を示しており、駐車枠51の向かって左側の最後
部に車止め52を設置し、その先方のデッドスペース53
に、駐車枠51の向かって左側境界延長線上の、例えば、
バックミラーから視認できる高さに、誘導ライン50と車
両誘導案内体Aを設置している。
【0067】車止め52及び誘導ライン50は、図31及び
図32で示すように、φ100 ×900の丸太を地面に打込
んだ鉄筋54とコンクリート55とで固定している。
【0068】誘導ライン50は、図32及び図33で示す
ように、φ100 の丸太を半ば地中に埋込み、地表露出部
に適宜間隔を保持して反射シート56を貼設し、地面に打
込んだ鉄筋54とコンクリート55とで固定し、上記丸太の
地表露出部の前後端部に半球面形状のフェアリング57を
取付けている。
【0069】かかる構成により、通常施工されている駐
車枠としての表示の白線引きやロープの引き回しを行う
ことなく、車止め後方に貼付、取付け又は立設した本車
両誘導案内体Aと車止め後方のデッドスペース53部分の
路面、床面等に貼付、取付けた車両誘導ライン50のみで
駐車誘導をすることができる。
【0070】図33〜図37は、第10実施例として、
駐車スペースの路面60に立設可能の車両誘導案内体Aを
示しており、同車両誘導案内体Aは、図33及び図34
で示すように、基台61と、同基台61上面に立設した支柱
62と、同支柱62の頂部に連設したプリズムレンズ63とで
構成されている。
【0071】基台61は、略矩形板状に形成されており、
道路鋲64又は接着等の手段によって駐車スペースの路面
60に固定可能に形成されている。なお、路面60との密着
を良くするために基台61の裏面にスポンジ等の取付ける
ことができる。
【0072】基台61の中央部には、図36で示すよう
に、同基台61の一部を上方に屈折して形成した支柱取付
部65を形成している。
【0073】支柱62は、図37で示すように、ステンレ
ス板を断面略コ字形状に屈折形成し、その前面66に縦方
向のストレートヘアライン加工を施しており、その下端
を前記支柱取付部65の長孔67に挿通した2本の取付ビス
68,68 を介して上下取付位置調節自在に立設している。
【0074】特に、前記基台61の支柱取付部65を後傾状
態に形成して、支柱62を垂直線から約6°後傾状態に立
設できるようにしている。
【0075】プリズムレンズ63は横長略矩形状に形成さ
れており、その反射面を支柱62の前面66と平行状態にし
て支柱62の頂部に連設されている。
【0076】かかる車両誘導案内体Aは、図38で示す
ように、駐車スペースの運転台側最後部の路面60に基台
61を固定することによって、支柱62とプリズムレンズ63
とが約6°の後傾状態で立設される。
【0077】かかる車両誘導案内体Aを設置した駐車ス
ペースに、車両Vが駐車のためにバックし始めると、車
両Vと駐車スペース最後部との距離が大きいときは、バ
ックランプ69からの光線70が支柱62の下部で反射して、
同反射点71が支柱62の下部にあるように運転者の視界に
入る。
【0078】その後、バックを継続して運転者の視点E
が後退するにつれて、上記反射点71が次第に支柱62の前
面66を上方に移動して、運転者に停止位置が近づいたこ
とを知らせる。
【0079】そして、車両Vが駐車スペース最後部の停
車位置に達すると、上記反射点71がプリズムレンズ63に
達して、この旨を運転者に知らせることができる。
【0080】特に、支柱62の前面66にヘアライン加工を
施しているので、バックランプからの光線が適度に乱反
射するので、上記反射点71の輝度が減少して運転者に眩
しさを感じさせるのを防止することができ、更に、上記
反射点71が車両Vのバックにつれて移動するので、反射
点71が移動しないものに比べて運転者の注意を引きやす
い。
【0081】また、車両Vが停止位置に達したときは、
反射点71が反射率が高いプリズムレンズ63に入り、急に
反射光の明るさが増加するので、運転者に停車位置に達
したことを確実に知らせることができる。
【0082】図39は、支柱の他実施例を示し、合成樹
脂等の素材で前面に凹部を有する略コ字形状断面の支柱
72を形成し、上記凹部にヘアライン加工したステンレス
板73を嵌入させており、ステンレスの使用量を減少させ
てコストの低減をはかったものである。
【0083】図40〜図42は、第11実施例として、
駐車スペースの後壁80に取付可能の車両誘導案内体Aを
示し、ヘアライン加工した帯形状のステンレス板を屈折
させて、図41で示すように、下方取付部81と反射部82
と上方取付部83とを形成しており、下方取付部81と上方
取付部83とは駐車スペースの後壁80に平行で、反射部82
は約6°後傾しており、これらの上方の後壁80にプリズ
ムレンズ63を取付けており、反射部82とプリズムレンズ
63とが、前記第10実施例の車両誘導案内体Aと同様の
作用を有している。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。 (1) 請求項1記載の本発明では、一台分の車両を駐
車可能な駐車スペースの左右側の少なくとも一方に車両
誘導案内体を設けた駐車場の車両誘導案内体構造におい
て、上記車両誘導案内体は、前方へ膨出し、かつ、上下
方向に伸延する膨出状反射部と、同膨出状反射部の左右
側縁部に沿わせて形成した左右側平板状反射部とを具備
せしめたことで、車両の駐車スペースへの新入角度にか
かわりなく、上記膨出状反射部が広い範囲から車両のバ
ックランプ等の光を受けると共に反射するために、車両
の運転者にとって、視認が容易となり、さらに、左右側
平板状反射部が目印としての反射光を発する面積を拡大
するので、総合して視認性が向上する。
【0085】(2) 請求項2記載の本発明では、上記
膨出状反射部の背後に光源を設けて、同光源からの光を
膨出状反射部から前方に透光させることによって、天候
や、車両の灯器の状態に関係なく、同膨出状反射部を目
印として機能させることができて、運転者の視認性が向
上する。
【0086】(3) 請求項3記載の本発明では、車両
誘導案内体は、プリズムレンズと、同プリズムレンズの
周囲に配設した反射シートとを具備していることによっ
て、プリズムレンズが再帰性反射特性を有するので反射
光の輝度が高く、更に、同プリズムレンズの周囲に配設
した反射シートからの再帰性反射によって目印の面積が
拡大し、プリズムの光が反射シートに乱反射して2種類
の反射輝度を得られて比較され視認性が高まる。
【0087】(4) 請求項4記載の本発明では、車両
誘導案内体は、地面に立設したポールに上下位置変更自
在に取付けて、車両誘導案内体を予想される積雪高さよ
りも高く、かつ、ドライバーが車両のサイドミラーを介
して視認できる範囲内の高さに設置可能にしたことによ
って、積雪時にも車両誘導案内体が目印として機能する
ことができる。
【0088】(5) 請求項5記載の本発明では、車両
誘導案内体の中央部に膨出状反射部を設け、同膨出状反
射部の左右側に車両誘導案内体を取付けるための取付部
を膨出状反射部と一体に形成したことによって、自走
式、平面駐車場、機械式駐車場などの構造材及び施設等
に容易に車両誘導案内体を取付けることができる。上記
のように、本発明の車両誘導案内体は視認性が高いの
で、これを駐車場に設置することで、車両が駐車スペー
スの中央に誘導案内されて、正しい位置に駐車させるこ
とができるようになり、駐車場内での接触事故やドア開
閉時の接触事故等が防止され、更には、車両が駐車スペ
ースの中央に誘導案内されて、正しい位置に駐車させる
ことができることから、1台当たりの駐車スペースを狭
めて駐車場の経済効率を高めることができる。
【0089】(6) 請求項6記載の本発明では、車両
誘導案内体と、車止め後方に設置した誘導ラインのみで
車両を誘導案内することによって、通常施工されている
駐車枠としての表示の白線引きやロープの引き回しを行
うことなく、車止め後方に貼付・取付け又は立設した本
車両誘導案内体と車止め後方のデッドスペース部分の路
面や床面等に貼付・取付けた左右一対の車両誘導ライン
のみで駐車誘導をすることができ、その結果、駐車誘導
の安全性と駐車場の美的外観の向上が図れる。
【0090】(7) 請求項7記載の本発明では、車両
誘導案内体は、駐車スペースの路面に支柱を後傾状態に
立設することによって、駐車スペースに向かって車両が
バックするにつれて、車両バックランプの反射点が次第
に支柱の上方に移動して、運転者に停止位置が近づいた
ことを知らせることができる。この際、上記支柱の前面
は、ヘアライン加工したステンレス板で形成されている
ことによって、車両のバックランプ等からの反射光が適
度に乱反射して、運転者に眩しさを感じさせるのを防止
することができる。しかも、反射光の位置は、車両が駐
車スペースへの進入にしたがって支柱の下部から上部へ
移動するために、車両の駐車スペースへの進入状況を運
転者が動的に視認することができ、その結果、駐車誘導
の安全性と駐車場の美的外観の向上が図れる。
【0091】(8) 請求項8記載の本発明では、平面
視にて断面略コ字形状に形成されたステンレス板である
ことによって、単純な構造でありながら充分な曲げ剛性
を保持することができ、車両誘導案内体の強度や耐久性
を高めることができる。
【0092】(9) 請求項9記載の本発明では、支柱
は、駐車スペースの路面に固定可能の基台に着脱かつ取
付位置調節自在に取付けることによって、車種による運
転者の視点の違いを調整して、前記反射点の位置や移動
範囲を最適に調節することができる。
【0093】(10) 請求項10記載の本発明では、
車両誘導案内体は、駐車場の壁体前面に後傾状態で取付
可能のヘアライン加工したステンレス板を具備している
ことによって、壁体で囲繞された駐車スペースや、自走
式、平面駐車場、機械式駐車場などの構造材及び施設等
にも容易に車両誘導案内体を取付けることができ、しか
も、構造が簡単であることから安価である。
【0094】(11) 請求項11記載の本発明では、
車両誘導案内体は、支柱若しくはステンレス板の上方に
配設するプリズムレンズを具備していることによって、
車両が停止位置に達する反射点が、支柱若しくはステン
レス板からプリズムレンズに入って急に明るくなって、
この旨を確実に運転者に知らせることができる。
【0095】(12) 請求項12記載の本発明では、
プリズムレンズは、横長矩形状であることから、高さを
増さずに同プリズムレンズの面積を大きくとることがで
き、停止位置での明るさの変化を大きくして、運転者の
注意を強く促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例としての車両誘導案内
体の平面図。
【図2】第1実施例車両誘導案内体の正面図。
【図3】第2実施例としての車両誘導案内体の平面図。
【図4】第2実施例としての車両誘導案内体の正面図。
【図5】第3実施例としての車両誘導案内体の平面図。
【図6】第3実施例としての車両誘導案内体の正面図。
【図7】第4実施例としての車両誘導案内体の平面図。
【図8】第4実施例としての車両誘導案内体の正面図。
【図9】第5実施例としての車両誘導案内体の断面平面
図。
【図10】第5実施例としての車両誘導案内体の正面
図。
【図11】第6実施例としての車両誘導案内体の断面平
面図。
【図12】第6実施例としての車両誘導案内体の正面
図。
【図13】第6実施例としての車両誘導案内体の第1変
容例の正面図。
【図14】第6実施例としての車両誘導案内体の第2変
容例の正面図。
【図15】第6実施例としての車両誘導案内体の第3変
容例の平面図。
【図16】第6実施例としての車両誘導案内体の第3変
容例の正面図。
【図17】第7実施例としての車両誘導案内体の正面
図。
【図18】第7実施例の取付金具の平面図。
【図19】第8実施例としての車両誘導案内体の正面
図。
【図20】本発明の車両誘導案内体を設置した砕石舗装
駐車場の平面図。
【図21】同駐車場の断面説明図。
【図22】反射材の斜視図。
【図23】本発明の車両誘導案内体を設置したアスファ
ルト舗装駐車場の平面図。
【図24】同駐車場の断面説明図。
【図25】第9実施例としての車両誘導案内体の斜視
図。
【図26】同車両誘導案内体を設置した機械式駐車設備
の斜視図。
【図27】他実施例反射体の設置状態を示す側面図。
【図28】同平面図。
【図29】本発明誘導ラインを設置した駐車場の平面
図。
【図30】本発明誘導ラインを設置した駐車場の正面
図。
【図31】車止め及び誘導ラインの斜視図。
【図32】誘導ラインの断面正面図。
【図33】第10実施例としての車両誘導案内体の正面
図。
【図34】同側面図。
【図35】図35におけるI矢視図。
【図36】支柱取付部の背面図。
【図37】図35におけるII−II線による断面図。
【図38】第10実施例車両誘導案内体の作用を示す側
面説明図。
【図39】他実施例支柱の断面図。
【図40】第11実施例としての車両誘導案内体の正面
図。
【図41】同側面図。
【図42】同平面図。
【符号の説明】
B 車両 A 車両誘導案内体 L 光源 11 膨出状反射部 12 平板状反射部 20 プリズムレンズ 21 反射シート 27 ポール 42 取付部 50 誘導ライン 60 路面 61 基台 62 支柱 63 プリズムレンズ 66 前面 73 ステンレス板

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一台分の車両(B) を駐車可能な駐車スペ
    ースの左右側の少なくとも一方に車両誘導案内体(A) を
    設けた駐車場の車両誘導案内体構造において、 上記車両誘導案内体(A) は、前方へ膨出し、かつ、上下
    方向に伸延する膨出状反射部(11)と、同膨出状反射部(1
    1)の左右側縁部に沿わせて形成した左右側平板状反射部
    (12,12) とを具備することを特徴とする駐車場の車両誘
    導案内体構造。
  2. 【請求項2】 一台分の車両(B) を駐車可能な駐車スペ
    ースの左右側の少なくとも一方に車両誘導案内体(A) を
    設けた駐車場の車両誘導案内体構造において、 車両誘導案内体(A) は、膨出状反射部(19)の背後に光源
    (L) を設けて、同光源(L) からの光を膨出状反射部(19)
    から前方に透光させることを特徴とする駐車場の車両誘
    導案内体構造。
  3. 【請求項3】 車両誘導案内体(A) は、プリズムレンズ
    (20)と、同プリズムレンズ(20)の周囲に配設した反射シ
    ート(21)とを具備することを特徴とする請求項1記載の
    駐車場の車両誘導案内体構造。
  4. 【請求項4】 上記車両誘導案内体(A) を、地面に立設
    したポール(27)に上下位置変更自在に取付けて、車両誘
    導案内体(A) を予想される積雪高さよりも高く、かつ、
    ドライバーが車両のサイドミラーを介して視認できる範
    囲内の高さに設置可能にしたことを特徴とする請求項1
    記載の駐車場の車両誘導案内体構造。
  5. 【請求項5】 車両誘導案内体(A) の中央部に膨出状反
    射部(41)を設け、同膨出状反射部(41)の左右側に車両誘
    導案内体(A) を取付けるための取付部を膨出状反射部(4
    1)と一体に形成したことを特徴とする請求項1記載の駐
    車場の車両誘導案内体構造。
  6. 【請求項6】 車両誘導案内体(A) と、車止め(52)後方
    に設置した誘導ライン(50)のみで車両を誘導案内するこ
    とを特徴とする請求項1記載の駐車場の車両誘導案内体
    構造。
  7. 【請求項7】 一台分の車両(B) を駐車可能な駐車スペ
    ースの左右側の少なくとも一方に車両誘導案内体(A) を
    設けた駐車場の車両誘導案内体構造において 車両誘導
    案内体(A) は、駐車スペースの路面(60)に支柱(62)を後
    傾状態に立設すると共に、上記支柱(62)の前面(66)は、
    ヘアライン加工したステンレス板で形成されていること
    を特徴とする駐車場の車両誘導案内体構造。
  8. 【請求項8】 上記支柱(62)は、平面視にて断面略コ字
    形状に形成されたステンレス板であることを特徴とする
    請求項7記載の駐車場の車両誘導案内体構造。
  9. 【請求項9】 上記支柱(62)は、駐車スペースの路面(6
    0)に固定可能の基台(61)に着脱かつ取付位置調節自在に
    取付けることを特徴とする請求項7記載の駐車場の車両
    誘導案内体構造。
  10. 【請求項10】 一台分の車両(B) を駐車可能な駐車ス
    ペースの左右側の少なくとも一方に車両誘導案内体(A)
    を設けた駐車場の車両誘導案内体構造において、 車両誘導案内体(A) は、駐車場の後壁(80)前面に後傾状
    態で取付可能のヘアライン加工したステンレス板(73)
    具備することを特徴とする駐車場の車両誘導案内体構
    造。
  11. 【請求項11】 車両誘導案内体(A) は、支柱(62)若し
    くはステンレス板(73)の上方に配設するプリズムレンズ
    (63)を具備することを特徴とする請求項7〜10のいず
    れかに記載の駐車場の車両誘導案内体構造。
  12. 【請求項12】 上記プリズムレンズ(63)は、横長矩形
    状であることを特徴とする請求項11記載の駐車場の車
    両誘導案内体構造。
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