JP2948338B2 - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JP2948338B2 JP2948338B2 JP3686591A JP3686591A JP2948338B2 JP 2948338 B2 JP2948338 B2 JP 2948338B2 JP 3686591 A JP3686591 A JP 3686591A JP 3686591 A JP3686591 A JP 3686591A JP 2948338 B2 JP2948338 B2 JP 2948338B2
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- humidity
- replenishing
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- developing
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式等を利用
した画像形成装置において、像担持体上に形成した潜像
を現像して可視化するのに使用する現像装置に関し、特
にトナーの補給法を改良した現像装置に関する。
した画像形成装置において、像担持体上に形成した潜像
を現像して可視化するのに使用する現像装置に関し、特
にトナーの補給法を改良した現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フルカラー画像を形成する画像形
成方式として、電子写真方式、インクジェット記録方
式、熱転写記録方式等が知られている。このなかで電子
写真方式は、高速化、用紙の普通紙化が可能であり、近
年、製品開発が益々盛んに進められている。
成方式として、電子写真方式、インクジェット記録方
式、熱転写記録方式等が知られている。このなかで電子
写真方式は、高速化、用紙の普通紙化が可能であり、近
年、製品開発が益々盛んに進められている。
【0003】この電子写真方式でフルカラー画像を形成
するにあたっては、画像の色味などの観点から、像担持
体上の潜像をトナーとキャリヤとを有する二成分現像剤
を使用した二成分現像法により現像する方式を採用する
ことが多い。
するにあたっては、画像の色味などの観点から、像担持
体上の潜像をトナーとキャリヤとを有する二成分現像剤
を使用した二成分現像法により現像する方式を採用する
ことが多い。
【0004】この二成分現像法を用いた現像装置では、
現像により現像剤中のトナーが消費された場合に消費に
見合ったトナーを現像剤に補給しており、このため現像
装置に現像剤濃度検知・制御装置(ATR)を設置して
現像剤のトナー濃度を検知、制御することにより、現像
剤のトナー濃度を一定に維持することを行なっている。
現像により現像剤中のトナーが消費された場合に消費に
見合ったトナーを現像剤に補給しており、このため現像
装置に現像剤濃度検知・制御装置(ATR)を設置して
現像剤のトナー濃度を検知、制御することにより、現像
剤のトナー濃度を一定に維持することを行なっている。
【0005】従来の現像装置における反射光量検知方式
のATRについて説明すると、例えば図1に示すよう
に、現像容器9内に設けられたATR8の双方向発光型
のLED1を図の上下方向へ発光する。この発光により
現像スリーブ3上の現像剤上へ発射された照射光の反射
量は、現像剤中のトナー量に応じて変化するので、LE
D1の奧側にあるフォトダイオード2で反射光を受光し
てトナー量を検知し、そのトナー量検知信号値とトナー
量基準値との差分に応じてトナーを補給し、これにより
現像剤中のトナー濃度を一定に維持する。
のATRについて説明すると、例えば図1に示すよう
に、現像容器9内に設けられたATR8の双方向発光型
のLED1を図の上下方向へ発光する。この発光により
現像スリーブ3上の現像剤上へ発射された照射光の反射
量は、現像剤中のトナー量に応じて変化するので、LE
D1の奧側にあるフォトダイオード2で反射光を受光し
てトナー量を検知し、そのトナー量検知信号値とトナー
量基準値との差分に応じてトナーを補給し、これにより
現像剤中のトナー濃度を一定に維持する。
【0006】補給するトナー量の制御は、例えば図6に
示すような差分信号とトナー補給時間との関係を使用し
て行なわれる。
示すような差分信号とトナー補給時間との関係を使用し
て行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一定量
若しくは一定時間のトナー補給を行なわせるように制御
していても、実際には環境の湿度の違いから生ずるトナ
ーの流動性変化により、高湿時にトナーが多量に補給さ
れたり、低湿時にトナーが少なく補給されたりすること
があった。
若しくは一定時間のトナー補給を行なわせるように制御
していても、実際には環境の湿度の違いから生ずるトナ
ーの流動性変化により、高湿時にトナーが多量に補給さ
れたり、低湿時にトナーが少なく補給されたりすること
があった。
【0008】このため従来の現像装置では、高湿時にト
ナーの補給量が多いことにより、トナーの飛散や現像に
より得られる画像に地カブリが生じ、又低湿時にトナー
の補給量が少ないことにより、現像が不十分になって画
像がガサ付いたりすることがあった。
ナーの補給量が多いことにより、トナーの飛散や現像に
より得られる画像に地カブリが生じ、又低湿時にトナー
の補給量が少ないことにより、現像が不十分になって画
像がガサ付いたりすることがあった。
【0009】本発明の目的は、環境の湿度変化があって
も、トナー補給量を常に一定に保つことができるように
して、現像により地カブリやガサ付きのない良好な品質
の画像を得ることを可能とした現像装置を提供すること
である。
も、トナー補給量を常に一定に保つことができるように
して、現像により地カブリやガサ付きのない良好な品質
の画像を得ることを可能とした現像装置を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置にて達成される。要約すれば本発明は、現像装
置本体の現像容器内に収容した二成分現像剤のトナー濃
度を検知する検知手段と、前記現像剤中にトナーを補給
する補給手段と、前記現像装置が置かれた環境の湿度を
検出する検出手段と、前記補給手段を所定時間駆動する
補給手段制御手段と、を有し、前記補給手段制御手段に
より前記補給手段を所定時間駆動してトナー補給を行わ
せた際に、環境の湿度が高いほどトナーが多く補給され
る現像装置において、前記検知手段により検知されたト
ナー濃度と前記検出手段により検出された湿度とに基づ
いて、前記検出された湿度下で前記補給手段制御手段が
前記補給手段を駆動する補給時間を求め、この補給時間
を、前記検出された湿度の増大するに従い減少させ、前
記検出された湿度の減少するに従い増大させることによ
り、前記検知されたトナー濃度に対するトナー補給量を
一定に保つことを特徴とする現像装置である。
現像装置にて達成される。要約すれば本発明は、現像装
置本体の現像容器内に収容した二成分現像剤のトナー濃
度を検知する検知手段と、前記現像剤中にトナーを補給
する補給手段と、前記現像装置が置かれた環境の湿度を
検出する検出手段と、前記補給手段を所定時間駆動する
補給手段制御手段と、を有し、前記補給手段制御手段に
より前記補給手段を所定時間駆動してトナー補給を行わ
せた際に、環境の湿度が高いほどトナーが多く補給され
る現像装置において、前記検知手段により検知されたト
ナー濃度と前記検出手段により検出された湿度とに基づ
いて、前記検出された湿度下で前記補給手段制御手段が
前記補給手段を駆動する補給時間を求め、この補給時間
を、前記検出された湿度の増大するに従い減少させ、前
記検出された湿度の減少するに従い増大させることによ
り、前記検知されたトナー濃度に対するトナー補給量を
一定に保つことを特徴とする現像装置である。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の現像装置の一実施例を示す
構成図、図2は、図1の現像装置でのトナー補給手段の
補給時間制御法を示すブロック図である。
構成図、図2は、図1の現像装置でのトナー補給手段の
補給時間制御法を示すブロック図である。
【0012】本発明に係る現像装置は、画像形成装置の
例えば感光体、誘電体等の像担持体上に電子写真方式、
静電記録方式等によって形成された潜像を現像してトナ
ー像として可視化するもので、その可視化されたトナー
像は、画像形成装置の転写装置により紙等の転写材上に
転写し、定着手段により転写材上に定着して永久像とさ
れる。
例えば感光体、誘電体等の像担持体上に電子写真方式、
静電記録方式等によって形成された潜像を現像してトナ
ー像として可視化するもので、その可視化されたトナー
像は、画像形成装置の転写装置により紙等の転写材上に
転写し、定着手段により転写材上に定着して永久像とさ
れる。
【0013】図1に示すように、本現像装置は、その現
像装置本体19の現像容器9内を紙面垂直方向に延在す
る上端開放の隔壁10によって現像室11と撹拌室12
とに区画され、現像容器9の現像室11側に設けられた
開口部に現像スリーブ3が、画像形成装置の像担持体4
に対面させて回転可能に設置されている。現像室11及
び撹拌室12内には、現像剤搬送手段を兼ねた現像剤撹
拌手段の撹拌スクリュー16、17が設置されている。
現像室11及び撹拌室12内には、現像剤としてトナー
とキャリアを有した二成分現像剤が収容されている。
像装置本体19の現像容器9内を紙面垂直方向に延在す
る上端開放の隔壁10によって現像室11と撹拌室12
とに区画され、現像容器9の現像室11側に設けられた
開口部に現像スリーブ3が、画像形成装置の像担持体4
に対面させて回転可能に設置されている。現像室11及
び撹拌室12内には、現像剤搬送手段を兼ねた現像剤撹
拌手段の撹拌スクリュー16、17が設置されている。
現像室11及び撹拌室12内には、現像剤としてトナー
とキャリアを有した二成分現像剤が収容されている。
【0014】上記の撹拌スクリュー16、17は、現像
室11及び撹拌室12内に収容された現像剤を撹拌しな
がら搬送し、隔壁10の両端部に設けられた図示しない
開口部を通って、現像室11及び撹拌室12の間を循環
させる。現像室11で余分となった現像剤は、隔壁10
の上方の開口部を通って撹拌室12に回収される。
室11及び撹拌室12内に収容された現像剤を撹拌しな
がら搬送し、隔壁10の両端部に設けられた図示しない
開口部を通って、現像室11及び撹拌室12の間を循環
させる。現像室11で余分となった現像剤は、隔壁10
の上方の開口部を通って撹拌室12に回収される。
【0015】現像容器9内の現像スリーブ3の上方位置
には、現像剤濃度検知・制御装置(ATR)8が設けら
れている。ATR8は、その検知ヘッドを構成するLE
D1から現像スリーブ3上の現像剤に光を照射し、現像
剤による反射光をフォトダイオード2で受光して、トナ
ー量検知信号に変換し、これによりそのトナー量検知信
号値とトナー量基準値との間の差分に応じたトナーが、
図示しないホッパーからこれに設けられたスクリュー等
のトナー補給手段により撹拌室12内の一端に補給され
る。撹拌室12内に補給されたトナーは、スクリュー1
7により現像剤と撹拌、混合されながら搬送される。
には、現像剤濃度検知・制御装置(ATR)8が設けら
れている。ATR8は、その検知ヘッドを構成するLE
D1から現像スリーブ3上の現像剤に光を照射し、現像
剤による反射光をフォトダイオード2で受光して、トナ
ー量検知信号に変換し、これによりそのトナー量検知信
号値とトナー量基準値との間の差分に応じたトナーが、
図示しないホッパーからこれに設けられたスクリュー等
のトナー補給手段により撹拌室12内の一端に補給され
る。撹拌室12内に補給されたトナーは、スクリュー1
7により現像剤と撹拌、混合されながら搬送される。
【0016】現像スリーブ3は非磁性材料で構成され、
その内部には磁界発生手段である磁石14が不動に設置
されている。現像スリーブ3は、磁石14により現像剤
を担持して図示矢印方向に回転することにより、現像剤
を像担持体4と対向した現像部へと搬送する。そして現
像部で像担持体4上の潜像を現像するために、電源15
により現像スリーブ3に交流及び直流のバイアスが印加
される。これにより現像スリーブ3上の現像剤からトナ
ーが像担持体4上の潜像に飛翔、付着して、潜像がトナ
ー像として現像、可視化される。
その内部には磁界発生手段である磁石14が不動に設置
されている。現像スリーブ3は、磁石14により現像剤
を担持して図示矢印方向に回転することにより、現像剤
を像担持体4と対向した現像部へと搬送する。そして現
像部で像担持体4上の潜像を現像するために、電源15
により現像スリーブ3に交流及び直流のバイアスが印加
される。これにより現像スリーブ3上の現像剤からトナ
ーが像担持体4上の潜像に飛翔、付着して、潜像がトナ
ー像として現像、可視化される。
【0017】次に、本発明の現像装置で行なう湿度変化
によるトナー補給手段の補給時間制御について説明す
る。
によるトナー補給手段の補給時間制御について説明す
る。
【0018】本発明で使用する補給手段制御装置は、図
2に示す差分信号決定器22と、補給時間決定器23と
補給手段制御器24とから基本的になっている。上述し
たように、先ずATR8のATR検知ヘッド21のLE
D1の発光及びフォトダイオード2による受光により現
像剤中のトナー量を検知して、そのトナー量検知信号を
出力する。これに基づき補給手段制御装置の差分信号決
定器22でトナー量基準値との間の差を求めて、現像で
の消費による現像剤中のトナー量の減少の割合を示すト
ナー量差分信号を決定する。一方、現像装置の所要箇所
に設置した湿度センサ25により現像装置本体19が置
かれた周囲の環境の現在の相対湿度を検知する。そして
補給時間決定器23で以上のトナー量差分信号と相対湿
度検知信号とから、現像剤へ補給するトナー量を、図3
に示すグラフのような湿度をパラメータとした差分信号
と補給時間との間の関係テーブルに基づき、検出された
相対湿度の下ではホッパー内のトナー補給手段により補
給するのにどのくらいの時間が必要かという補給時間の
形で求めて、その必要な補給時間を決定する。その後補
給手段制御器24によりホッパー内のトナー補給手段の
駆動制御をして上記の補給時間だけ駆動させ、ホッパー
内から必要量のトナーを現像容器9内の現像剤に補給さ
せればよい。
2に示す差分信号決定器22と、補給時間決定器23と
補給手段制御器24とから基本的になっている。上述し
たように、先ずATR8のATR検知ヘッド21のLE
D1の発光及びフォトダイオード2による受光により現
像剤中のトナー量を検知して、そのトナー量検知信号を
出力する。これに基づき補給手段制御装置の差分信号決
定器22でトナー量基準値との間の差を求めて、現像で
の消費による現像剤中のトナー量の減少の割合を示すト
ナー量差分信号を決定する。一方、現像装置の所要箇所
に設置した湿度センサ25により現像装置本体19が置
かれた周囲の環境の現在の相対湿度を検知する。そして
補給時間決定器23で以上のトナー量差分信号と相対湿
度検知信号とから、現像剤へ補給するトナー量を、図3
に示すグラフのような湿度をパラメータとした差分信号
と補給時間との間の関係テーブルに基づき、検出された
相対湿度の下ではホッパー内のトナー補給手段により補
給するのにどのくらいの時間が必要かという補給時間の
形で求めて、その必要な補給時間を決定する。その後補
給手段制御器24によりホッパー内のトナー補給手段の
駆動制御をして上記の補給時間だけ駆動させ、ホッパー
内から必要量のトナーを現像容器9内の現像剤に補給さ
せればよい。
【0019】これによれば、環境の湿度に応じてトナー
補給時間を決定してトナーを補給するので、環境の湿度
に違いがあっても常に一定の必要量のトナーを補給する
ことができる。従って環境の湿度変化があっても、現像
により地カブリやガサ付きのない良好な品質の画像を得
ることができる。
補給時間を決定してトナーを補給するので、環境の湿度
に違いがあっても常に一定の必要量のトナーを補給する
ことができる。従って環境の湿度変化があっても、現像
により地カブリやガサ付きのない良好な品質の画像を得
ることができる。
【0020】本発明の現像装置の他の実施例について説
明する。
明する。
【0021】先の実施例では、湿度をパラメータとした
トナー量差分信号とトナー補給時間との間の関係テーブ
ルに基づいてそれぞれの湿度のときのトナー補給時間を
決定したが、本実施例では簡単のために図4に示すよう
に、湿度40〜80%のときの差分信号と補給時間のと
の間の関係テーブルを基準として用い、湿度40%未
満、湿度80%超の場合の補給時間は、先の図3の関係
テーブルにより40〜80%の基準値のときとの関係か
ら、基準値の補給時間を係数倍して求めるものである。
トナー量差分信号とトナー補給時間との間の関係テーブ
ルに基づいてそれぞれの湿度のときのトナー補給時間を
決定したが、本実施例では簡単のために図4に示すよう
に、湿度40〜80%のときの差分信号と補給時間のと
の間の関係テーブルを基準として用い、湿度40%未
満、湿度80%超の場合の補給時間は、先の図3の関係
テーブルにより40〜80%の基準値のときとの関係か
ら、基準値の補給時間を係数倍して求めるものである。
【0022】図3の関係テーブルにより、補給時間は湿
度40%未満の場合は湿度40〜80%の基準値のとき
の2分の3倍の時間、湿度80%超の場合は基準値のと
きの3分の2倍の時間になっているので、例えば図4で
差分信号値(現像剤のトナー量減少割合)が0.3wt
%のときを示せば、補給時間は基準値が3秒(図中Bの
点)、湿度40%未満が3×3/2=4.5秒(図中C
の点)、湿度80%超が3×2/3=2秒(図中Aの
点)となる。これは、湿度40%未満、80%超のとき
の差分信号値0.3wt%は、それぞれ湿度40〜80
%のときの差分信号値では図中C0 、A0 で示されるも
のに換算されることでもある。
度40%未満の場合は湿度40〜80%の基準値のとき
の2分の3倍の時間、湿度80%超の場合は基準値のと
きの3分の2倍の時間になっているので、例えば図4で
差分信号値(現像剤のトナー量減少割合)が0.3wt
%のときを示せば、補給時間は基準値が3秒(図中Bの
点)、湿度40%未満が3×3/2=4.5秒(図中C
の点)、湿度80%超が3×2/3=2秒(図中Aの
点)となる。これは、湿度40%未満、80%超のとき
の差分信号値0.3wt%は、それぞれ湿度40〜80
%のときの差分信号値では図中C0 、A0 で示されるも
のに換算されることでもある。
【0023】いずれにせよ、本実施例においても、環境
の湿度に応じてトナー補給時間を決定してトナーを補給
するので、環境の湿度に違いがあっても常に一定の必要
量のトナーを補給することができ、現像により地カブリ
やガサ付きのない良好な品質の画像を得ることができ
る。更に本実施例では、1つの湿度範囲のときの差分信
号と補給時間のとの間の関係テーブルを基準として用
い、他の湿度範囲のときの補給時間は予め求められた基
準との関係に基づき、基準値の係数倍により求めるの
で、トナー補給時間の決定が簡便になる効果もある。
の湿度に応じてトナー補給時間を決定してトナーを補給
するので、環境の湿度に違いがあっても常に一定の必要
量のトナーを補給することができ、現像により地カブリ
やガサ付きのない良好な品質の画像を得ることができ
る。更に本実施例では、1つの湿度範囲のときの差分信
号と補給時間のとの間の関係テーブルを基準として用
い、他の湿度範囲のときの補給時間は予め求められた基
準との関係に基づき、基準値の係数倍により求めるの
で、トナー補給時間の決定が簡便になる効果もある。
【0024】本発明の現像装置の更に他の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0025】本実施例では、トナー量差分信号をパラメ
ータとした相対湿度とトナー補給時間との間の関係テー
ブルに基づいて、それぞれの湿度のときのトナー補給時
間を決定することが特徴である。
ータとした相対湿度とトナー補給時間との間の関係テー
ブルに基づいて、それぞれの湿度のときのトナー補給時
間を決定することが特徴である。
【0026】上記の関係テーブルの概念を示すために、
図5に、パラメータとして差分信号値0.3wt%のみ
を書き入れた相対湿度と補給時間との間の関係テーブル
を示す。実際の関係テーブルでは、パラメータの差分信
号値は複数個分書き込まれる。
図5に、パラメータとして差分信号値0.3wt%のみ
を書き入れた相対湿度と補給時間との間の関係テーブル
を示す。実際の関係テーブルでは、パラメータの差分信
号値は複数個分書き込まれる。
【0027】本実施例においても、環境の湿度に応じて
トナー補給時間を決定してトナーを補給するので、環境
の湿度に違いがあっても常に一定の必要量のトナーを補
給することができ、現像により地カブリやガサ付きのな
い良好な品質の画像を得ることができる。
トナー補給時間を決定してトナーを補給するので、環境
の湿度に違いがあっても常に一定の必要量のトナーを補
給することができ、現像により地カブリやガサ付きのな
い良好な品質の画像を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像装置
は、現像装置本体の現像容器内に収容した二成分現像剤
のトナー濃度を検知する検知手段と、現像剤中にトナー
を補給する補給手段と、現像装置が置かれた環境の湿度
を検出する検出手段と、補給手段を所定時間駆動する補
給手段制御手段と、を有し、補給手段制御手段により補
給手段を所定時間駆動してトナー補給を行わせた際に、
環境の湿度が高いほどトナーが多く補給される現像装置
において、検知手段により検知されたトナー濃度と検出
手段により検出された湿度とに基づいて、検出された湿
度下で補給手段制御手段が補給手段を駆動する補給時間
を求め、この補給時間を、検出された湿度の増大するに
従い減少させ、検出された湿度の減少するに従い増大さ
せることにより、検知されたトナー濃度に対するトナー
補給量を一定に保つ構成とされるので、環境の湿度に違
いがあっても常に必要量のトナーを補給することができ
る。従って、環境の湿度変化があっても、現像により地
カブリやガサ付きのない良好な品質の画像を得ることが
できる。
は、現像装置本体の現像容器内に収容した二成分現像剤
のトナー濃度を検知する検知手段と、現像剤中にトナー
を補給する補給手段と、現像装置が置かれた環境の湿度
を検出する検出手段と、補給手段を所定時間駆動する補
給手段制御手段と、を有し、補給手段制御手段により補
給手段を所定時間駆動してトナー補給を行わせた際に、
環境の湿度が高いほどトナーが多く補給される現像装置
において、検知手段により検知されたトナー濃度と検出
手段により検出された湿度とに基づいて、検出された湿
度下で補給手段制御手段が補給手段を駆動する補給時間
を求め、この補給時間を、検出された湿度の増大するに
従い減少させ、検出された湿度の減少するに従い増大さ
せることにより、検知されたトナー濃度に対するトナー
補給量を一定に保つ構成とされるので、環境の湿度に違
いがあっても常に必要量のトナーを補給することができ
る。従って、環境の湿度変化があっても、現像により地
カブリやガサ付きのない良好な品質の画像を得ることが
できる。
【図1】本発明の現像装置の一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】図1の現像装置でのトナー補給手段の補給時間
制御法を示すブロック図である。
制御法を示すブロック図である。
【図3】図2の制御法で用いるトナー量差分信号とトナ
ー補給時間の間の関係を示すグラフである。
ー補給時間の間の関係を示すグラフである。
【図4】本発明の現像装置の他の実施例におけるトナー
補給時間制御法で用いるトナー量差分信号とトナー補給
時間の間の関係を示すグラフである。
補給時間制御法で用いるトナー量差分信号とトナー補給
時間の間の関係を示すグラフである。
【図5】本発明の現像装置の更に他の実施例におけるト
ナー補給時間制御法で用いる相対湿度とトナー補給時間
との間の関係を示すグラフである。
ナー補給時間制御法で用いる相対湿度とトナー補給時間
との間の関係を示すグラフである。
【図6】従来の現像装置におけるトナー補給時間制御法
で用いるトナー量差分信号とトナー補給時間との間の関
係を示すグラフである。
で用いるトナー量差分信号とトナー補給時間との間の関
係を示すグラフである。
3 現像スリーブ 4 像担持体 8 ATR 9 現像容器 21 検知ヘッド 22 差分信号決定器 23 補給時間決定器 24 補給手段制御器 25 湿度センサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−170563(JP,A) 特開 昭58−33271(JP,A) 特開 平3−10272(JP,A) 特開 昭59−15955(JP,A) 特開 昭63−177172(JP,A) 特開 昭64−35580(JP,A) 特開 昭53−79549(JP,A) 特開 昭54−84741(JP,A) 特開 昭61−153674(JP,A) 特開 昭61−98370(JP,A) 特開 平1−291274(JP,A) 実開 昭61−171061(JP,U) 実開 昭62−188778(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 - 15/095
Claims (1)
- 【請求項1】 現像装置本体の現像容器内に収容した二
成分現像剤のトナー濃度を検知する検知手段と、前記現
像剤中にトナーを補給する補給手段と、前記現像装置が
置かれた環境の湿度を検出する検出手段と、前記補給手
段を所定時間駆動する補給手段制御手段と、を有し、前
記補給手段制御手段により前記補給手段を所定時間駆動
してトナー補給を行わせた際に、環境の湿度が高いほど
トナーが多く補給される現像装置において、 前記検知手段により検知されたトナー濃度と前記検出手
段により検出された湿度とに基づいて、前記検出された
湿度下で前記補給手段制御手段が前記補給手段を駆動す
る補給時間を求め、この補給時間を、前記検出された湿
度の増大するに従い減少させ、前記検出された湿度の減
少するに従い増大させることにより、前記検知されたト
ナー濃度に対するトナー補給量を一定に保つことを特徴
とする現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3686591A JP2948338B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3686591A JP2948338B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04254880A JPH04254880A (ja) | 1992-09-10 |
JP2948338B2 true JP2948338B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=12481679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3686591A Expired - Lifetime JP2948338B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2948338B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP3686591A patent/JP2948338B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04254880A (ja) | 1992-09-10 |
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Legal Events
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