JPH05341654A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05341654A
JPH05341654A JP4121693A JP4121693A JPH05341654A JP H05341654 A JPH05341654 A JP H05341654A JP 4121693 A JP4121693 A JP 4121693A JP 4121693 A JP4121693 A JP 4121693A JP H05341654 A JPH05341654 A JP H05341654A
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detecting
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JP4121693A
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Yuji Sakami
裕二 酒見
Masami Izumizaki
昌巳 泉崎
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二成分現像剤の密度変化に起因するトナー補
給誤差を防止する。 【構成】 トナーとキャリア粒子を含む二成分現像剤1
1のトナー濃度に対応する第1情報を第1センサ22で
検出し、この二成分現像剤の密度に対応する第2情報を
第2センサ23で検出し、第1センサ22の出力と第2
センサ23の出力とを用いて二成分現像剤11へのトナ
ー補給を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は像担持体上に形成された
静電潜像にトナーを付着させて可視像化する電子写真方
式や静電記録方式などの複写機、プリンタ等の画像形成
装置に関し、特にトナーとトナーに摩擦電荷を付与する
キャリア粒子を主成分とした二成分現像剤のトナー濃度
を適正に制御するトナー濃度制御装置を備えた画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、この二成分現像剤のトナ
ー濃度(即ち、キャリア粒子及びトナーの合計重量に対
するトナー重量の割合)は画像濃度及び画像品質を安定
化させる上で極めて重要な要素になっている。現像剤の
トナーは現像時に消費され、トナー濃度は変化する。こ
のため、トナー濃度制御装置(ATR)を使用して適時
現像剤のトナー濃度を正確に検出し、その変化に応じて
現像剤にトナー補給を行ない、トナー濃度を常に一定に
制御する必要がある。
【0003】従来、このようなトナー濃度制御装置に
は、現像剤からの反射光量を検知してトナー濃度を検出
する光学検知方法や、現像剤のインダクタンスを検知し
てトナー濃度を検出するインダクタンス検知方法、或
は、現像剤の静電容量を検知してトナー濃度を検出する
容量検知方法が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の濃度制御装置は、現像剤の反射光量やインダク箪笥
等の間接的な情報を用いているために、正確な現像剤の
トナー濃度が検出できないという欠点があった。
【0005】例えば、現像剤からの反射光量を検知する
場合、現像剤のトナー濃度によって反射光量は変化する
が、現像剤の密度の変化によっても反射光量は変化して
しまう。特に、トナーの摩擦帯電電荷の立ち上がり変化
が大きい現像剤を用いた場合には、初期には現像剤容器
内に於ける現像剤の密度は高いが、画像を連続して形成
した場合、トナーの摩擦電荷が立ち上がるに従って現像
剤の密度が粗になってしまい、同一のトナー濃度(トナ
ー濃度が変化しない)の場合でも反射光量が低下してし
まう。このため、トナー濃度制御装置は見かけ上トナー
濃度が低下したかのように判断し、現像剤中にトナーを
補給してしまうので、結果として実際のトナー濃度が高
くなってしまうという問題があった。
【0006】上に示したのは現像剤からの反射光量を検
知する光学検知の場合であるが、従来のインダクタンス
検知等の他の現像剤のトナー濃度を間接的に検出する方
法においても、トナー濃度以外の現像剤の密度の変化の
影響を受け易いので、正確な現像剤のトナー濃度が検出
できず、従って、精度の高いトナー濃度の制御を行なう
ことは非常に困難であった。
【0007】従って本発明の目的は、高精度にトナー濃
度の制御を行うことのできる画像形成装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、トナーとキャリア粒子を含む現像剤に作用して現像
剤のトナー濃度に対応する第1の情報を検出する第1の
検出手段と、現像剤の密度に対応する第2の情報を検出
する第2の検出手段と、第1の検出手段の出力信号と第
2の検出手段の出力信号とを用いてトナー補給手段の作
動を制御する制御手段と、を備えている。
【0009】
【実施例】図1は本発明による画像形成装置の第1の実
施例の要部を示す概略構成図である。本発明による画像
形成装置は、例えば電子写真感光体、誘電体等の像担持
体1上に電子写真法、静電記録法等によって形成された
静電潜像を現像装置2によって現像して可視化すること
により画像を形成するもので、この現像された可視画像
は紙等の転写材に転写され、定着手段により永久像とさ
れる。このような画像形成装置の全体構成は当業者には
周知であるので、図1には本発明に関係する像担持体1
と現像装置2のみを図示し、潜像形成手段、転写手段、
転写材給紙手段、定着手段、その他の画像形成手段等は
図示しない。
【0010】図示するように、矢印a方向に回転する像
担持体1に対向して配置された現像装置2は、現像剤容
器3、現像剤担持体としての現像スリーブ4、現像剤層
厚規制部材としてのブレード5を有している。現像剤容
器3の内部は隔壁6によって現像室(第1室)7と攪拌
室(第2室)とに区画されている。隔壁6の上方部は開
放されており、現像室7で余分となった二成分現像剤が
攪拌室8側に回収されるようになっている。現像室7及
び攪拌室8には本実施例では非磁性トナーと磁性キャリ
ア粒子を含む二成分現像剤11が収容されている。
【0011】上記現像室7及び攪拌室8にはそれぞれス
クリュータイプの第1及び第2の現像剤攪拌・搬送手段
16及び17が配置されている。第1の攪拌・搬送手段
16は現像室7内の現像剤を攪拌搬送し、また、第2の
攪拌・搬送手段17は、後述するトナー濃度制御装置の
制御のもとでトナー収容槽12からこの攪拌・搬送手段
17の上流側に供給されるトナー10と既に攪拌室8内
にある現像剤とを攪拌搬送し、トナー濃度を均一化す
る。隔壁6には図1における手前側と奥側の端部におい
て現像室7と攪拌室8とを相互に連通させる現像剤通路
(図示せず)が形成されており、上記攪拌・搬送手段1
6、17の搬送力により、現像によってトナーが消費さ
れてトナー濃度の低下した現像室7内の現像剤が一方の
通路から攪拌室8内へ移動し、攪拌室8内でトナー濃度
の回復した現像剤が他方の通路から現像室7内へ移動す
るように構成されている。
【0012】上記スクリュータイプの第1の攪拌・搬送
手段16は現像室7内の底部に現像スリーブ4の軸線方
向(現像幅方向)に沿ってほぼ平行に配置されており、
本実施例では図2に示すように、回転軸16aの周りに
羽根部材16bをスパイラル形状に設けたスクリュー構
造とされ、図示矢印方向に回転して現像室7内の現像剤
11を現像室7の底部にて現像スリーブ4の軸線方向に
沿って一方向に搬送する。また、第2の攪拌・搬送手段
17も、このスクリュータイプの第1の攪拌・搬送手段
16と同様の構造をしたスクリュー(回転軸17aの周
りに羽根部材17bを第1の攪拌・搬送手段16とは逆
向きにしてスパイラル形状に設けたスクリュー構造)と
され、攪拌室8内の底部に第1の攪拌・搬送手段16と
ほぼ平行に配置され、第1の攪拌・搬送手段16と同方
向に回転して攪拌室8内の現像剤11を上記第1の攪拌
・搬送手段16とは反対の方向に搬送する。かくして、
第1及び第2の攪拌・搬送手段16及び17の回転によ
って現像剤11は現像室7と攪拌室8との間で循環され
る。
【0013】上記現像容器3の前記現像室7に設けられ
た開口部13に一部露出するようにして前記現像スリー
ブ4が回転可能に配置されている。現像スリーブ4は非
磁性材料で構成され、現像動作時には図示矢印b方向に
回転し、その内部には、磁石14が固定されている。現
像スリーブ4は上記非磁性ブレード5によって層厚規制
された二成分現像剤の層を担持搬送し、像担持体1と対
向する現像領域で現像剤を像担持体1に供給して潜像を
現像する。現像効率、即ち潜像へのトナーの付与率を向
上させるために、現像スリーブ4には図示しない電源か
ら直流電圧と交流電圧を重畳した現像バイアス電圧が印
加される。
【0014】磁石14は、本実施例では、現像磁極S1
と現像剤11を搬送する磁極N1、S2、N2、N3とを有
する。
【0015】現像室7内の現像剤11は現像スリーブ4
に内蔵された磁石14の働きによって現像スリーブ4に
担持され、ブレード5にて層厚が規制されて現像領域へ
と搬送される。現像領域にて現像に供されずに残った現
像剤は現像スリーブ4にて再び現像室7へと搬送され、
同極性の磁極N3、N2の形成する反発磁界により現像ス
リーブ4上から現像室7内へかき落されて回収される。
【0016】一方、第1の攪拌・搬送手段16の回転に
伴い攪拌、搬送された現像剤は磁極N2にて現像スリー
ブ4へ汲み上げられ、現像剤規制部まで搬送される。こ
の現像剤規制部は前記ブレード5と、スリーブ回転方向
に関して、このブレード5の直前の位置に位置して、ス
リーブ4に対向している現像剤案内部材21とから成
る。
【0017】現像剤案内部材21の部分で現像剤は図に
太い矢印で示したような動きをし、現像剤規制部から現
像領域へと搬送される部分と、案内部材21により押し
戻されて攪拌室8内へ落下する部分とに分かれる。攪拌
室8へ落ちた現像剤はこの攪拌室8内の補給トナーと混
じりあった現像剤と混合され、再度現像室7側へ搬送さ
れる。
【0018】図1では、第1センサ22と第2センサ2
3が、上記現像剤案内部材21内に設けられていて、夫
々スリーブ4上の現像剤に対向している。図では第2セ
ンサ23は、スリーブ4の軸線方向に関して第1センサ
22の奥側に配置されているが、手前側に配置してもよ
い。また、図1では、スリーブ4の回転方向に関して第
1センサ22が第2センサ23よりも下流方向に若干偏
位しているが、これと逆でもよいし、或いは両センサ2
2,23とも、上記回転方向に関して同一の位相の位置
に位置していてもよい。
【0019】さて、図1では第1センサ22は、LED
等の光源から現像剤に赤外光等の光を照射し、現像剤か
らの反射光をフォトダイオード等の受光素子で受光し、
反射光量に対応した電気信号を形成する、公知の反射光
量検知センサである。
【0020】上記反射光量は現像剤のトナー濃度の変化
に対応して変化する。つまり、トナー濃度が高くなれば
反射光量は増加し、トナー濃度が低くなれば反射光量は
減少する。従って上記反射光量は、従ってまたセンサ2
2の出力は、現像剤のトナー濃度に対応しているという
ことができる。
【0021】しかし、上記反射光量は、現像剤の密度の
変化によっても変化する。図1のように反射光量検知セ
ンサ22の近傍が現像剤11で満たされており、余分な
現像剤が案内部材21により押し戻されて攪拌室8側へ
落下する状態であれば、反射光量検知センサ22近傍の
現像剤の密度の変化は小さいものに抑制することがで
き、従って現像剤の密度変化がセンサ22に与える影響
は小さい。しかしながら、影響が小さいとは言え、セン
サ22の出力は上記現像剤密度変化の影響を受ける。
【0022】そこで、本実施例においては、反射光量検
知センサ22近傍の現像剤の密度を検知するために、こ
の反射光量検知センサ22とは検知方式が相違する第2
の検知センサ23(以下、現像剤密度検知センサと称
す)を反射光量検知センサ22の近傍に設け、この現像
剤密度検知センサ23からの出力値によって、反射光量
検知センサ22で検知された反射光量に基づいて現像剤
のトナー濃度情報を補正し、現像剤の密度変化の影響を
減じた正確なトナー濃度を算出し、現像剤のトナー濃度
を高精度に制御できるようにしたものである。上記現像
剤密度検知センサ23として、本実施例では現像スリー
ブ4に担持、搬送される現像剤のインダクタンスを検知
してインダクタンスに対応した電気信号を出力する公知
のインダクタンスセンサが使用されている。
【0023】このように構成すると、反射光量検知セン
サ22は現像剤のトナーからの反射光量を検出している
ので、単位面積当りのトナーの含有率を検出することに
なる。従って、現像剤の密度が粗になった場合には現像
剤からの反射光量が小さくなるので、センサ22は見掛
け上現像剤のトナー濃度が低くなったように検出する。
【0024】これに対し、現像剤のインダクタンスを検
出する現像剤密度検知センサ23は、現像剤のキャリア
の透磁率を検出しているので、単位体積当りのキャリア
の含有率を検出することになる。従って、現像剤の密度
が粗になった場合にはセンサ23はインダクタンスが小
さくなったことを検出する。(換言すれば、現像剤の密
度が粗になった場合、センサ23は見掛け上現像剤のト
ナー濃度が高くなったように検出する。)
【0025】かくして、本実施例のトナー濃度制御装置
では、検知方式の異なる2つの検知手段(センサ)を用
いることにより、現像剤のトナー濃度と現像剤の密度の
変化を知ることができる。
【0026】通常、光学検知センサ22が−ΔT%低く
トナー濃度を検知した場合には、インダクタンス検知セ
ンサ23はα×ΔT%高めにトナー濃度を検知する。た
だし、αは所定の定数であり、現像剤及び環境により決
定される。それ故、光学検知センサの検出値をT0
し、インダクタンス検知センサの検出値をT1とした場
合に、現像剤の密度変化による見掛け上のトナー濃度変
化ΔTは
【0027】
【外1】 で表わせる。従って、光学検知センサの検出値T0%に
現像剤の密度変化に対応する補正量としてΔT%を加え
【0028】
【外2】 をトナー濃度とし、このトナー濃度と初期設定された基
準トナー濃度との差に応じた量のトナーを現像剤に補給
すれば、現像剤の密度変化の影響を受けないトナー濃度
の制御が可能となる。かかる制御を電子写真方式のカラ
ー画像形成装置に実施したところ、高精細なフルカラー
画像を安定した画像濃度及び画質で長期にわたって得る
ことができた。
【0029】図1で、第1センサ22の出力信号T0
A/D変換器24を介して中央演算処理ユニット(CP
U)26に伝達される。
【0030】同じく、第2センサ23の出力信号T1
A/D変換器25を介してCPU26に伝達される。
【0031】CPU26は、前記検出値T0,T1を用
い、前記(2)式に基づいてトナー濃度を算出し、そし
てこの算出されたトナー濃度と所定の基準トナー濃度と
の差分に対応し、モータ駆動回路27を介してモータ2
8を作動させる。モータ28は上記差分に対応する時
間、又は上記差分に対応する速度で回転し、トナー収容
槽12から現像容器の攪拌室8にトナー10を送るスク
リュー29を回転させる。
【0032】なお、上記実施例では、図2に示すよう
に、第1の攪拌・搬送手段16の羽根部材16bのスパ
イラルのピッチを攪拌・搬送手段16の途中から搬送方
向下流に向けてP1(例えば17mm)からP2(例えば
15mm)に小さくし、このピッチを変更した部分近傍
の現像剤搬送方向Dの上流側にインダクタンス検知方式
の現像剤密度検知センサ23及び光学検知方式の反射光
量検知センサ22を配置した。これは、ピッチを小さく
することにより現像剤11の搬送速度を遅くして、この
部分から現像剤11が滞留するようにし、現像剤密度検
知センサ23及び反射光量検知センサ22が配置されて
いる領域における現像剤の密度をある程度安定化するた
めである。これによって、現像剤密度検知センサ23及
び反射光量検知センサ22からの検知出力に極端な変動
がなくなり、現像剤11のトナー濃度及び現像剤の密度
変化が安定にかつ正確に検知できる。勿論、上記のよう
に構成する必要はなく、攪拌・搬送手段の構成、或は反
射光量検知センサ22及び現像剤密度検知センサ23の
配置位置等は必要に応じて種々に変更できるものであ
る。
【0033】図3は上記第1の実施例におけるインダク
タンス検知方式の現像剤密度検知センサ23の代わりに
湿度に対応した電気信号を出力する公知の湿度センサ3
0を使用した本発明の第2の実施例を示す。他の構成は
上記第1の実施例と同様であるので対応する部分に同一
符号を付して必要のない限りそれらの説明を省略する。
【0034】現像剤の密度はトナーとキャリア粒子の摩
擦帯電量に影響される為、湿度が低い場合には低くなり
易く、また、湿度が高い場合には高くなる傾向がある。
ただし、その絶対値は現像剤によって異なる。そこで、
現像剤の密度変化と湿度と対応させるテーブルを制御装
置(CPU)26のメモリに記憶させておけば、この湿
度センサ30からの湿度情報により現像剤の密度変化が
求まる。CPU26はこの密度変化に基づいて光学検知
方式の反射光量検知センサ22で検知された現像剤のト
ナー濃度情報を補正する。即ち、CPU26は反射光量
検知センサ22の読み取り値T1に対し、湿度センサ3
0で読み取った値に基づく補正項ΔTを加えることによ
り、現像剤のトナー濃度を高精度に算出できる。CPU
26はこの算出されたトナー濃度と所定の基準トナー濃
度との差に対応して、モータ駆動回路27を介してトナ
ー補給モータ28を作動させる。
【0035】本実施例においても、より精度の高い、現
像剤の密度変化の影響を受けない現像剤の濃度制御が安
定に行なえる。
【0036】尚、湿度センサ30は画像形成装置内に配
置され、容器3内の現像剤の密度に検出値をより正確に
対応させる為に、現像剤容器3の近傍、又はその内部に
配置されることが好ましい。
【0037】さらに、現像剤の密度は、初期現像剤が、
スリーブ4の回転と同期して回転する攪拌・搬送手段1
6、17によって攪拌させることにより、減少する傾向
があるので、現像スリーブ4の回転数をカウントするカ
ウンタを設け、このカウンタの出力値と現像剤の密度の
関係をあらかじめCPUに記憶しておき、CPUによ
り、カウンタの出力値に応じて現像剤密度の変化補正項
ΔTを出力し、この密度変化補正項により光学検知方式
の反射光量検知センサ22からの現像剤濃度情報を補正
すれば、上述した各実施例と同様に精度の高い現像剤の
濃度制御が行なえる。なお、上記カウンタの出力値によ
る補正を上記第1或は第2の実施例に付加すれば、さら
に高精度の現像剤の濃度制御が行なえることになる。
【0038】また、現像剤の密度に対応する情報を検出
する手段として、前記湿度センサやスリーブ回転数カウ
ンタを使用する場合には、現像剤のトナー濃度に対応す
る情報を検出する手段として、前述した現像剤のインダ
クタンスを検知するセンサを使用してもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、現像剤の密度変化の影
響を受けているトナー濃度情報検出信号を、現像剤密度
情報検出信号を用いて、上記密度変化の影響を減ずるよ
うに補正し、トナー補給を制御するから、二成分現像剤
のトナー濃度が高精度にかつ安定に検出でき、例えば高
精細なフルカラー画像も長期にわたって安定した画像濃
度及び画質で得ることができる等の顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の第1の実施例の要
部を示す概略構成図である。
【図2】図1の現像装置に使用された第1の現像剤攪拌
・搬送手段及び2つの検知センサの配置位置を示す概略
正面図である。
【図3】本発明による画像形成装置の第2の実施例の要
部を示す概略構成図である。
【符号の説明】
2 現像装置 3 現像剤容器 6 隔壁 16 第1の現像剤攪拌・搬送手段 17 第2の現像剤攪拌・搬送手段 21 現像剤案内部材 22 光学検知方式の反射光量検知センサ 23 インダクタンス検知方式の現像剤密度検知センサ 30 湿度センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーと磁性キャリア粒子を含む現像剤
    を収容する為の現像剤容器と、現像剤容器から現像剤を
    搬出し、静電潜像を現像する現像剤担持部材と、上記現
    像剤容器にトナーを補給する為のトナー補給手段と、現
    像剤に作用して現像剤のトナー濃度に対応する第1の情
    報を検出する第1の検出手段と、現像剤の密度に対応す
    る第2の情報を検出する第2の検出手段と、第1の検出
    手段の出力信号と第2の検出手段の出力信号とを用いて
    トナー補給手段の作動を制御する制御手段と、を備えた
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1検出手段は現像剤からの反射光
    を検出する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2検出手段は現像剤の透磁率を検
    出する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1検出手段は現像剤の透磁率を検
    出する請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第2検出手段は湿度を検出する請求
    項1,2又は4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第2検出手段は現像剤担持体の回転
    数を検出する請求項1,2又は4に記載の画像形成装
    置。
JP4121693A 1992-03-05 1993-03-02 画像形成装置 Pending JPH05341654A (ja)

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JP4-83445 1992-03-05
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