JP2947631B2 - 回転洗浄乾燥装置 - Google Patents
回転洗浄乾燥装置Info
- Publication number
- JP2947631B2 JP2947631B2 JP3073963A JP7396391A JP2947631B2 JP 2947631 B2 JP2947631 B2 JP 2947631B2 JP 3073963 A JP3073963 A JP 3073963A JP 7396391 A JP7396391 A JP 7396391A JP 2947631 B2 JP2947631 B2 JP 2947631B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating
- cleaning
- washing
- unit
- basket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B3/00—Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
- B08B3/02—Cleaning by the force of jets or sprays
- B08B3/022—Cleaning travelling work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B5/00—Cleaning by methods involving the use of air flow or gas flow
- B08B5/02—Cleaning by the force of jets, e.g. blowing-out cavities
Landscapes
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、機械部品、部品収納箱
等のあらゆる物品の洗浄・乾燥を１台の装置で行ない得
る回転洗浄乾燥装置に関するものである。
等のあらゆる物品の洗浄・乾燥を１台の装置で行ない得
る回転洗浄乾燥装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、機械部品等の洗浄・乾燥は、洗浄
工程、乾燥工程を別個に設け、ベルトコンベア、吊り下
げ機構等の適当な搬送機構でワークを順次洗浄工程、乾
燥工程に搬送して行なっている。
工程、乾燥工程を別個に設け、ベルトコンベア、吊り下
げ機構等の適当な搬送機構でワークを順次洗浄工程、乾
燥工程に搬送して行なっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように機械部品
の洗浄・乾燥を行なう際には、洗浄工程、乾燥工程を別
個に設け、さらに、これら２つの工程に部品を搬送する
搬送機構を設けることが必要となり、装置が大型化して
しまう問題があった。
の洗浄・乾燥を行なう際には、洗浄工程、乾燥工程を別
個に設け、さらに、これら２つの工程に部品を搬送する
搬送機構を設けることが必要となり、装置が大型化して
しまう問題があった。
【０００４】本考案は上記問題点に鑑み、部品の連続的
な洗浄・乾燥を行なうことのできるコンパクトな回転洗
浄乾燥装置を提供することを目的とする。
な洗浄・乾燥を行なうことのできるコンパクトな回転洗
浄乾燥装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、内部に回転バスケットを回転自在に支承
した洗浄室を同心円上に複数個連結してなる回転ユニッ
トと、上記回転ユニットを間欠回転させるユニット回転
機構と、上記回転ユニット外部の所定位置に上記洗浄室
に向けて配置した噴射ノズル機構、及び、エアブロア機
構と、上記回転ユニットの停止時に上記回転バスケット
を回転させるバスケット回転機構とを具備することを特
徴とする
め、本考案は、内部に回転バスケットを回転自在に支承
した洗浄室を同心円上に複数個連結してなる回転ユニッ
トと、上記回転ユニットを間欠回転させるユニット回転
機構と、上記回転ユニット外部の所定位置に上記洗浄室
に向けて配置した噴射ノズル機構、及び、エアブロア機
構と、上記回転ユニットの停止時に上記回転バスケット
を回転させるバスケット回転機構とを具備することを特
徴とする
【０００６】
【作用】洗浄物は、回転バスケット内に収納する。回転
ユニットの間欠回転にともなって洗浄室は噴射ノズル機
構、エアブロア機構を配置した所定の位置に順次移送さ
れ、この所定位置に配置した噴射ノズル機構、或いは、
エアブロア機構によって洗浄、或いは乾燥作用を受け
る。洗浄・乾燥作用の終了した洗浄室から洗浄物を取り
出し、新たな洗浄物を洗浄室内に搬入して、以下、同様
に連続的に洗浄物の洗浄・乾燥を行なっていく。また、
洗浄室内に回転自在に支承した回転バスケットは洗浄室
が上記所定の位置で停止している間にバスケット回転機
構によって回転され、内部に収納した洗浄物が噴射ノズ
ル機構、エアブロア機構によって洗浄・乾燥される。
ユニットの間欠回転にともなって洗浄室は噴射ノズル機
構、エアブロア機構を配置した所定の位置に順次移送さ
れ、この所定位置に配置した噴射ノズル機構、或いは、
エアブロア機構によって洗浄、或いは乾燥作用を受け
る。洗浄・乾燥作用の終了した洗浄室から洗浄物を取り
出し、新たな洗浄物を洗浄室内に搬入して、以下、同様
に連続的に洗浄物の洗浄・乾燥を行なっていく。また、
洗浄室内に回転自在に支承した回転バスケットは洗浄室
が上記所定の位置で停止している間にバスケット回転機
構によって回転され、内部に収納した洗浄物が噴射ノズ
ル機構、エアブロア機構によって洗浄・乾燥される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明にかかる回転洗浄乾燥装置の実
施例を図１乃至図３に基づいて説明する。
施例を図１乃至図３に基づいて説明する。
【０００８】この回転洗浄乾燥装置は、図１（ａ）に示
すように、洗浄水タンク（１）、及び、ポンプ（２）等
を収納したタンク部（３）、部品の洗浄を行なう洗浄部
（４）、洗浄室（９）を回転駆動する駆動部（６）の３
つの要素で構成されている。以下、先ず洗浄部（４）の
構造を説明する。
すように、洗浄水タンク（１）、及び、ポンプ（２）等
を収納したタンク部（３）、部品の洗浄を行なう洗浄部
（４）、洗浄室（９）を回転駆動する駆動部（６）の３
つの要素で構成されている。以下、先ず洗浄部（４）の
構造を説明する。
【０００９】洗浄部（４）は、図１（ｂ）の断面図に示
すように、洗浄物を収納する回転バスケット（７）を内
部に有する洗浄室（9a）・・（9f）と、この洗浄室（9a）
・・（9f）を円形に６個連結してなる回転ユニット（８）
と、回転ユニット（８）の回転半径の外部に配置した噴
射ノズル機構（18）、及び、エアブロア機構（10）とで
構成される。
すように、洗浄物を収納する回転バスケット（７）を内
部に有する洗浄室（9a）・・（9f）と、この洗浄室（9a）
・・（9f）を円形に６個連結してなる回転ユニット（８）
と、回転ユニット（８）の回転半径の外部に配置した噴
射ノズル機構（18）、及び、エアブロア機構（10）とで
構成される。
【００１０】洗浄室（9a）・・（9f）は、最外周部に開口
部（11）を形成した他は密閉構造としたものであって、
その内部には、格子状に形成され、対向する２面に洗浄
物の取出口（図示省略）の形成された回転バスケット
（７）が配置されている。この回転バスケット（７）の
回転軸（12）は、洗浄室（9a）・・（9f）の上壁（13）と
下壁（14）に回転自在に挿通し、上壁（13）に挿通した
回転軸（12）は上方の駆動部（６）まで延設して先端に
摺動ローラ（15）を取りつけ、下壁（14）に挿通した回
転軸（12）は、駆動部（６）内に配置したユニット回転
機構（16）と連結した駆動軸（17）に連結する。上記構
成の洗浄室（9a）・・（9f）は６個を円周上に等間隔に配
置し、これらを連結して回転ユニット（８）を構成す
る。この回転ユニット（８）は、図面中Ａ・・Ｆのポジシ
ョンに各洗浄室（9a）・・（9f）が順次停止するようにユ
ニット回転機構（16）によって間欠回転されるものであ
り、即ち、Ａのポジションにある洗浄室（9a）は、Ｂ・
Ｃ・・Ｆの各ポジションで一旦停止しながら順次右隣のポ
ジションに移送され、同様にＢ・Ｃ・・Ｆの各ポジション
にある洗浄室（9b）・・（9f）も順次右隣のポジションに
移送されていく。一方、回転ユニット（８）の回転半径
の外部、かつ、Ｂ・Ｃ・Ｄ・Ｅのポジションには、夫々
のポジションで停止している洗浄室（９）内の回転バス
ケット（７）に向けて噴射ノズル（18）が配置されてい
る。この噴射ノズル（18）は、下方のタンク部（３）内
のポンプ（２）、洗浄水タンク（１）に連結しており、
各洗浄室（9b）・・（9e）内の回転バスケット（７）に洗
浄液を噴射するものである。また、同様に、回転ユニッ
ト（８）の回転半径の外部、かつ、Ｆのポジションに
は、回転バスケット（７）に向けて空気供給源（図示省
略）に接続したエアブロア装置（10）が配置されてお
り、Ｆのポジションに停止した洗浄室（9a）内の洗浄物
に向けて空気流を噴出して洗浄物の乾燥を行なう。尚、
Ａのポジションでは洗浄物の出入が行なわれる。
部（11）を形成した他は密閉構造としたものであって、
その内部には、格子状に形成され、対向する２面に洗浄
物の取出口（図示省略）の形成された回転バスケット
（７）が配置されている。この回転バスケット（７）の
回転軸（12）は、洗浄室（9a）・・（9f）の上壁（13）と
下壁（14）に回転自在に挿通し、上壁（13）に挿通した
回転軸（12）は上方の駆動部（６）まで延設して先端に
摺動ローラ（15）を取りつけ、下壁（14）に挿通した回
転軸（12）は、駆動部（６）内に配置したユニット回転
機構（16）と連結した駆動軸（17）に連結する。上記構
成の洗浄室（9a）・・（9f）は６個を円周上に等間隔に配
置し、これらを連結して回転ユニット（８）を構成す
る。この回転ユニット（８）は、図面中Ａ・・Ｆのポジシ
ョンに各洗浄室（9a）・・（9f）が順次停止するようにユ
ニット回転機構（16）によって間欠回転されるものであ
り、即ち、Ａのポジションにある洗浄室（9a）は、Ｂ・
Ｃ・・Ｆの各ポジションで一旦停止しながら順次右隣のポ
ジションに移送され、同様にＢ・Ｃ・・Ｆの各ポジション
にある洗浄室（9b）・・（9f）も順次右隣のポジションに
移送されていく。一方、回転ユニット（８）の回転半径
の外部、かつ、Ｂ・Ｃ・Ｄ・Ｅのポジションには、夫々
のポジションで停止している洗浄室（９）内の回転バス
ケット（７）に向けて噴射ノズル（18）が配置されてい
る。この噴射ノズル（18）は、下方のタンク部（３）内
のポンプ（２）、洗浄水タンク（１）に連結しており、
各洗浄室（9b）・・（9e）内の回転バスケット（７）に洗
浄液を噴射するものである。また、同様に、回転ユニッ
ト（８）の回転半径の外部、かつ、Ｆのポジションに
は、回転バスケット（７）に向けて空気供給源（図示省
略）に接続したエアブロア装置（10）が配置されてお
り、Ｆのポジションに停止した洗浄室（9a）内の洗浄物
に向けて空気流を噴出して洗浄物の乾燥を行なう。尚、
Ａのポジションでは洗浄物の出入が行なわれる。
【００１１】タンク部（３）には、上述したように噴射
ノズル（18）に接続する洗浄水タンク（１）、及び、ポ
ンプ（２）を配置する。洗浄水タンク（１）、及び、ポ
ンプ（２）は各ポジション毎に独立して構成し、各ポジ
ションの夫々に配置する。この結果、他のポジションで
使用した洗浄水同士は混じり合うことがなくなり、洗浄
水の効率的な使用が可能になる。また、使用した洗浄水
は各ポジション毎に適当な手段で回収し、各ポジション
の洗浄水タンク（１）に還流させる。尚、本実施例では
洗浄水として熱湯を使用している。
ノズル（18）に接続する洗浄水タンク（１）、及び、ポ
ンプ（２）を配置する。洗浄水タンク（１）、及び、ポ
ンプ（２）は各ポジション毎に独立して構成し、各ポジ
ションの夫々に配置する。この結果、他のポジションで
使用した洗浄水同士は混じり合うことがなくなり、洗浄
水の効率的な使用が可能になる。また、使用した洗浄水
は各ポジション毎に適当な手段で回収し、各ポジション
の洗浄水タンク（１）に還流させる。尚、本実施例では
洗浄水として熱湯を使用している。
【００１２】次に、図１（ａ）、及び、図２を参照しな
がら駆動部（６）の説明を行なう。駆動部（６）には、
サーボモータ等で構成したユニット回転機構（16）、及
び、バスケット回転機構（20）、バスケット回転機構
（20）の駆動力を断続的に回転バスケット（７）に伝達
する断続伝動手段（21）が配置されており、上記断続伝
動手段（21）は、上記回転バスケット（７）の回転軸
（12）の先端に取着した摺動ローラ（15）、バスケット
回転機構（20）の先端に取着した駆動ローラ（22）、外
枠（23）等の静止部材に回動自在に装着した油圧シリン
ダ（24）で構成される。駆動ローラ（22）を取着したバ
スケット回転機構（20）は、夫々のポジションに一つず
つ配置して（Ａのポジションを除く）支持部材（25）を
介して外枠（23）に回動自在に固定し、上記支持部材
（25）は上記油圧シリンダ（24）と連結しておく。この
結果、油圧シリンダ（24）を伸縮させればそれに対応し
てバスケット回転機構（20）が枢軸（26）を中心として
回動するので、油圧シリンダ（24）が伸張すると、先端
に取着した駆動ローラ（22）が回転バスケット（20）の
回転軸（12）に取着した摺動ローラ（15）に圧接し、バ
スケット回転機構（20）の駆動力が回転バスケット
（７）に伝達される。一方、油圧シリンダ（24）が縮退
すれば駆動ローラ（22）は摺動ローラ（15）から離脱
し、この結果、回転バスケット（７）への駆動力が遮断
されて回転バスケット（７）の回転は停止する。この油
圧シリンダ（24）の伸縮は、ユニット回転機構（16）の
間欠回転に対応して行なう。即ち、ユニット回転機構
（16）の駆動中は油圧シリンダ（24）を縮退し、回転バ
スケット（７）を停止させておくが、ユニット回転機構
（16）の停止中は油圧シリンダ（24）を伸張し、回転バ
スケット（７）を回転駆動させる。尚、上記バスケット
回転機構（20）、及び、断続伝動手段（21）はＡのポジ
ションには配置されていない。
がら駆動部（６）の説明を行なう。駆動部（６）には、
サーボモータ等で構成したユニット回転機構（16）、及
び、バスケット回転機構（20）、バスケット回転機構
（20）の駆動力を断続的に回転バスケット（７）に伝達
する断続伝動手段（21）が配置されており、上記断続伝
動手段（21）は、上記回転バスケット（７）の回転軸
（12）の先端に取着した摺動ローラ（15）、バスケット
回転機構（20）の先端に取着した駆動ローラ（22）、外
枠（23）等の静止部材に回動自在に装着した油圧シリン
ダ（24）で構成される。駆動ローラ（22）を取着したバ
スケット回転機構（20）は、夫々のポジションに一つず
つ配置して（Ａのポジションを除く）支持部材（25）を
介して外枠（23）に回動自在に固定し、上記支持部材
（25）は上記油圧シリンダ（24）と連結しておく。この
結果、油圧シリンダ（24）を伸縮させればそれに対応し
てバスケット回転機構（20）が枢軸（26）を中心として
回動するので、油圧シリンダ（24）が伸張すると、先端
に取着した駆動ローラ（22）が回転バスケット（20）の
回転軸（12）に取着した摺動ローラ（15）に圧接し、バ
スケット回転機構（20）の駆動力が回転バスケット
（７）に伝達される。一方、油圧シリンダ（24）が縮退
すれば駆動ローラ（22）は摺動ローラ（15）から離脱
し、この結果、回転バスケット（７）への駆動力が遮断
されて回転バスケット（７）の回転は停止する。この油
圧シリンダ（24）の伸縮は、ユニット回転機構（16）の
間欠回転に対応して行なう。即ち、ユニット回転機構
（16）の駆動中は油圧シリンダ（24）を縮退し、回転バ
スケット（７）を停止させておくが、ユニット回転機構
（16）の停止中は油圧シリンダ（24）を伸張し、回転バ
スケット（７）を回転駆動させる。尚、上記バスケット
回転機構（20）、及び、断続伝動手段（21）はＡのポジ
ションには配置されていない。
【００１３】また、上記洗浄室（9a）・・（9f）は、ユニ
ット回転機構（16）によって各ポジションに停止するよ
うに制御されるが、各ポジションでの停止位置をより正
確にするため、例えば、図３に示すような位置決め手段
（28）を駆動部（６）内に装着してもよい。この位置決
め手段（28）は、各洗浄室（９）に回動自在に装着した
二つの位置決めローラ（30）（30）、外枠（23）に取り
付けたシリンダ（29）、シリンダ（29）の先端に取着し
た押圧部材（27）で構成されており、ユニット回転機構
（16）が停止し、洗浄室（９）が略所定ポジションに停
止すると、シリンダ（29）が伸張し、押圧部材（27）が
２つの位置決めローラ（30）（30）を押圧して洗浄室
（９）の正確な位置決めを行なうものである。また、洗
浄室（９）の移送時にはシリンダ（29）を縮退して押圧
部材（27）を位置決めローラ（30）（30）から離脱さ
せ、回転ユニット（８）の回転を阻害しないようにす
る。
ット回転機構（16）によって各ポジションに停止するよ
うに制御されるが、各ポジションでの停止位置をより正
確にするため、例えば、図３に示すような位置決め手段
（28）を駆動部（６）内に装着してもよい。この位置決
め手段（28）は、各洗浄室（９）に回動自在に装着した
二つの位置決めローラ（30）（30）、外枠（23）に取り
付けたシリンダ（29）、シリンダ（29）の先端に取着し
た押圧部材（27）で構成されており、ユニット回転機構
（16）が停止し、洗浄室（９）が略所定ポジションに停
止すると、シリンダ（29）が伸張し、押圧部材（27）が
２つの位置決めローラ（30）（30）を押圧して洗浄室
（９）の正確な位置決めを行なうものである。また、洗
浄室（９）の移送時にはシリンダ（29）を縮退して押圧
部材（27）を位置決めローラ（30）（30）から離脱さ
せ、回転ユニット（８）の回転を阻害しないようにす
る。
【００１４】本発明装置は以上の構造で構成されている
が、以下、本発明装置の動作態様を図１（ｂ）、及び、
図２に基づいて説明する。尚、以下、洗浄室（9a）の動
作のみを示すが他の洗浄室（9b）・・（9f）も洗浄室（9
a）と連動して間欠回転を行ない、洗浄室（9a）と同様
に内部に搬入された洗浄物の洗浄・乾燥を行なう。
が、以下、本発明装置の動作態様を図１（ｂ）、及び、
図２に基づいて説明する。尚、以下、洗浄室（9a）の動
作のみを示すが他の洗浄室（9b）・・（9f）も洗浄室（9
a）と連動して間欠回転を行ない、洗浄室（9a）と同様
に内部に搬入された洗浄物の洗浄・乾燥を行なう。
【００１５】外枠（23）に形成された扉（31）から洗浄
物（30）をＡのポジションにある洗浄室（9a）内に搬入
すると、ユニット回転機構（16）が間欠駆動して回転ユ
ニット（８）を間欠回転し、洗浄物（30）を収納した洗
浄室（9a）をＢのポジションに移動させる。この時、Ｆ
のポジションの洗浄室（9f）もＡのポジションに移動す
る。Ｂのポジションに洗浄室（9a）が移動すると位置決
め手段（図示省略）が起動して回転ユニット（８）の位
置を固定し、同時に断続伝動手段（21）の油圧シリンダ
（24）が伸張して駆動ローラ（22）と摺動ローラ（15）
を圧接させ、回転バスケット（７）を回転させる。さら
に、ポンプ（２）が起動し、噴射ノズル（18）から洗浄
液を回転バスケット（７）内の洗浄物（30）に噴射す
る。この間に、Ａのポジションにある洗浄室（9f）に次
の洗浄物（30）を収納しておく。
物（30）をＡのポジションにある洗浄室（9a）内に搬入
すると、ユニット回転機構（16）が間欠駆動して回転ユ
ニット（８）を間欠回転し、洗浄物（30）を収納した洗
浄室（9a）をＢのポジションに移動させる。この時、Ｆ
のポジションの洗浄室（9f）もＡのポジションに移動す
る。Ｂのポジションに洗浄室（9a）が移動すると位置決
め手段（図示省略）が起動して回転ユニット（８）の位
置を固定し、同時に断続伝動手段（21）の油圧シリンダ
（24）が伸張して駆動ローラ（22）と摺動ローラ（15）
を圧接させ、回転バスケット（７）を回転させる。さら
に、ポンプ（２）が起動し、噴射ノズル（18）から洗浄
液を回転バスケット（７）内の洗浄物（30）に噴射す
る。この間に、Ａのポジションにある洗浄室（9f）に次
の洗浄物（30）を収納しておく。
【００１６】所定時間の洗浄が完了すると、洗浄液の噴
射が停止すると共に油圧シリンダ（24）が縮退して回転
バスケット（７）の回転を停止させる。続いて、位置決
め手段（図示省略）が解除し、ユニット回転機構（16）
が間欠駆動して洗浄室（9a）を右隣のＣのポジションに
移送する。以後同様の作業を繰り返し、洗浄室（9a）を
Ｃ・Ｄ・Ｅの各ポジションに順次移送して洗浄物（30）
の洗浄作業を行なう。さらに、洗浄室（9a）がＥからＦ
のポジションに移動するとエアブロア機構（10）が起動
し、洗浄室（9a）内の洗浄物の乾燥を行なう。乾燥が終
了すると洗浄室（9a）はＡのポジションに移送し、扉
（31）を開けて洗浄物を取り出すと共に、新たな洗浄物
（30）を洗浄室（9a）内に搬入し、以後同様の工程を繰
り返す。
射が停止すると共に油圧シリンダ（24）が縮退して回転
バスケット（７）の回転を停止させる。続いて、位置決
め手段（図示省略）が解除し、ユニット回転機構（16）
が間欠駆動して洗浄室（9a）を右隣のＣのポジションに
移送する。以後同様の作業を繰り返し、洗浄室（9a）を
Ｃ・Ｄ・Ｅの各ポジションに順次移送して洗浄物（30）
の洗浄作業を行なう。さらに、洗浄室（9a）がＥからＦ
のポジションに移動するとエアブロア機構（10）が起動
し、洗浄室（9a）内の洗浄物の乾燥を行なう。乾燥が終
了すると洗浄室（9a）はＡのポジションに移送し、扉
（31）を開けて洗浄物を取り出すと共に、新たな洗浄物
（30）を洗浄室（9a）内に搬入し、以後同様の工程を繰
り返す。
【００１７】このように本発明装置によれば、複数の洗
浄室（9a）・・（9f）を円形に連結して配置し、洗浄、乾
燥を行なう各ポジションに各洗浄室（9a）・・（9f）を間
欠的に回転させて移送しているので、コンパクトな１台
の装置で洗浄物の洗浄・乾燥が連続的に行なえる。ま
た、洗浄液を洗浄物に噴射しながら洗浄物を収納した回
転バスケットを回転させているので効率的に、かつ、確
実な洗浄が行なえる。
浄室（9a）・・（9f）を円形に連結して配置し、洗浄、乾
燥を行なう各ポジションに各洗浄室（9a）・・（9f）を間
欠的に回転させて移送しているので、コンパクトな１台
の装置で洗浄物の洗浄・乾燥が連続的に行なえる。ま
た、洗浄液を洗浄物に噴射しながら洗浄物を収納した回
転バスケットを回転させているので効率的に、かつ、確
実な洗浄が行なえる。
【００１８】また、通常、精密機械等の製造工程では、
機械の構成部品の洗浄については念入りに行なわれてい
るものの、部品を収納、搬送する部品箱、通い箱等の洗
浄は全くなされていないため、洗浄の終了した部品をこ
れらの箱に収納すれば汚れが再付着してしまう問題があ
るが、このような部品箱等も本発明装置の回転バスケッ
ト（７）内に収納すれば、容易に、かつ、確実に洗浄・
乾燥できる。即ち、本発明装置によれば、上述の機械部
品、或いは部品箱等に限らず、回転バスケット（７）内
に洗浄物を搬入するだけの作業であらゆる物品の洗浄・
乾燥が容易に、かつ確実に行なえる。
機械の構成部品の洗浄については念入りに行なわれてい
るものの、部品を収納、搬送する部品箱、通い箱等の洗
浄は全くなされていないため、洗浄の終了した部品をこ
れらの箱に収納すれば汚れが再付着してしまう問題があ
るが、このような部品箱等も本発明装置の回転バスケッ
ト（７）内に収納すれば、容易に、かつ、確実に洗浄・
乾燥できる。即ち、本発明装置によれば、上述の機械部
品、或いは部品箱等に限らず、回転バスケット（７）内
に洗浄物を搬入するだけの作業であらゆる物品の洗浄・
乾燥が容易に、かつ確実に行なえる。
【００１９】尚、本発明装置ではＢ・Ｃ・Ｄ・Ｅのポジ
ションを熱湯による洗浄工程とし、Ｆのポジションを乾
燥工程としているがこれに限定されるものではなく、使
用者のニーズに合わせて各ポジションで様々な工程を選
択することができる。例えば、Ｂ・Ｃのポジションをア
ルカリ性の洗浄液による洗浄工程とし、Ｄのポジション
を熱湯による濯ぎ工程とし、Ｅのポジションを回転脱水
工程とし、Ｆのポジションをエアブロア装置（10）によ
る乾燥工程とすることも可能である。また、ポジション
の数も本実施例で例示した６個に限定されるものでな
く、様々な数のポジションを選択することが可能であ
り、さらに、回転バスケット（７）、或いは、回転ユニ
ット（８）の回転方向も図示の方向に限定されるもので
はない。
ションを熱湯による洗浄工程とし、Ｆのポジションを乾
燥工程としているがこれに限定されるものではなく、使
用者のニーズに合わせて各ポジションで様々な工程を選
択することができる。例えば、Ｂ・Ｃのポジションをア
ルカリ性の洗浄液による洗浄工程とし、Ｄのポジション
を熱湯による濯ぎ工程とし、Ｅのポジションを回転脱水
工程とし、Ｆのポジションをエアブロア装置（10）によ
る乾燥工程とすることも可能である。また、ポジション
の数も本実施例で例示した６個に限定されるものでな
く、様々な数のポジションを選択することが可能であ
り、さらに、回転バスケット（７）、或いは、回転ユニ
ット（８）の回転方向も図示の方向に限定されるもので
はない。
【００２０】
【発明の効果】このように本発明装置によれば、機械部
品等の洗浄・乾燥がコンパクトな１台の装置で容易に、
かつ、確実に行なうことができるので、部品の洗浄・乾
燥工程の占有スペースが減少する。また、従来、洗浄の
行ないにくかったあらゆる物品の洗浄・乾燥も容易に、
かつ、確実に行なうことができる。
品等の洗浄・乾燥がコンパクトな１台の装置で容易に、
かつ、確実に行なうことができるので、部品の洗浄・乾
燥工程の占有スペースが減少する。また、従来、洗浄の
行ないにくかったあらゆる物品の洗浄・乾燥も容易に、
かつ、確実に行なうことができる。
【図１】（ａ）図は本発明装置の正面一部断面図であ
り、（ｂ）図は（ａ）図におけるＡ−Ａ線での断面図で
ある。
り、（ｂ）図は（ａ）図におけるＡ−Ａ線での断面図で
ある。
【図２】本発明装置の駆動部の平面図である。
【図３】本発明装置の位置決め手段の実施例を示す平面
図である。
図である。
７ 回転バスケット ８ 回転ユニット 9a・・9f 洗浄室 10 エアブロア機構 16 ユニット回転機構 18 噴射ノズル機構 20 バスケット回転機構
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B08B 3/00 - 3/14
Claims (1)
- 【請求項１】 内部に回転バスケットを回転自在に支承
した洗浄室を同心円上に複数個配置してなる回転ユニッ
トと、上記回転ユニットを間欠回転させるユニット回転
機構と、上記回転ユニット外部の所定位置に上記洗浄室
に向けて配置した噴射ノズル機構、及び、エアブロア機
構と、上記回転ユニットの停止時に上記回転バスケット
を回転させるバスケット回転機構とを具備することを特
徴とする回転洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3073963A JP2947631B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 回転洗浄乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3073963A JP2947631B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 回転洗浄乾燥装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05131179A JPH05131179A (ja) | 1993-05-28 |
| JP2947631B2 true JP2947631B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=13533241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3073963A Expired - Lifetime JP2947631B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 回転洗浄乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2947631B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103084356A (zh) * | 2013-01-23 | 2013-05-08 | 苏州柳溪机电工程有限公司 | 旋转清洗机 |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2714918B1 (fr) * | 1994-01-07 | 1996-03-29 | Stic Hafroy | Dispositif à barillet rotatif pour le dégraissage de pièces mécaniques. |
| JP2008086914A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Shiga Yamashita:Kk | ワークの水切り装置 |
| CN103495570B (zh) * | 2013-07-12 | 2016-01-20 | 山西省农业科学院高粱研究所 | 循环节水式快速洗根装置 |
| CN104923513B (zh) * | 2015-07-13 | 2017-06-16 | 上海新孚美变速箱技术服务有限公司 | 一种用于汽车自动变速箱阀体阀芯零件的清洗设备 |
| CN105195463B (zh) * | 2015-09-16 | 2017-09-22 | 湖南中航精工有限公司 | 喷油嘴清洗机 |
| CN106552799B (zh) * | 2015-09-24 | 2018-12-18 | 苏州恩威尔机械有限公司 | 清洗机 |
| CN108435697B (zh) * | 2018-04-17 | 2023-06-02 | 丹阳市精通眼镜技术创新服务中心有限公司 | 一种镜片自动清洗甩干装置和方法 |
| CN110538829A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-12-06 | 西安外事学院 | 便携式物料用工控清洗器 |
| CN111285113B (zh) * | 2020-02-28 | 2021-03-16 | 绍兴德世精密机械有限公司 | 一种用于生产qpw5汽车空调用外平衡热力膨胀阀加工设备 |
| CN111570382B (zh) * | 2020-05-29 | 2022-05-17 | 芜湖永辉汽车紧固件有限公司 | 螺母自动成型及去油一体化的生产工艺 |
| CN111687110B (zh) * | 2020-06-19 | 2022-04-05 | 台州全球英工贸有限公司 | 一种多工位清洗机 |
| CN113319025B (zh) * | 2021-06-01 | 2022-07-15 | 博众精工科技股份有限公司 | 一种清洁设备 |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP3073963A patent/JP2947631B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103084356A (zh) * | 2013-01-23 | 2013-05-08 | 苏州柳溪机电工程有限公司 | 旋转清洗机 |
| CN103084356B (zh) * | 2013-01-23 | 2015-07-29 | 苏州柳溪机电工程有限公司 | 旋转清洗机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05131179A (ja) | 1993-05-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2947631B2 (ja) | 回転洗浄乾燥装置 | |
| US3736948A (en) | Washing and sanitizing apparatus for carts such as hospital carts | |
| US5351360A (en) | Cleaning device for a wafer mount plate | |
| CN112620170B (zh) | 一种快速高效的机械零件清洗装置 | |
| CN109227359A (zh) | 化学机械抛光系统及方法、晶圆的后处理单元 | |
| US5203360A (en) | Disc washing system | |
| US3487840A (en) | Apparatus for cleaning articles | |
| JPH06154498A (ja) | 布類ほぐし機 | |
| US4408625A (en) | Article washing means with movable spray heads | |
| JP3472730B2 (ja) | ボール洗浄機 | |
| US6276374B1 (en) | Rotary style parts cleaning machine with a pocketed wheel | |
| CN211275683U (zh) | 一种机械零配件清洗装置 | |
| US6286523B1 (en) | Parts transport mechanism for a rotary style parts treating machine | |
| EP0227275B1 (en) | Apparatus for treating machined objects | |
| KR102168085B1 (ko) | 모바일 기기용 커버 글라스 핸들링 장치 및 그를 구비하는 에칭시스템 | |
| CN212370686U (zh) | 一种清洗设备 | |
| CN209036280U (zh) | 化学机械抛光系统及晶圆的后处理单元 | |
| JPH0446195B2 (ja) | ||
| JPH0422411Y2 (ja) | ||
| JP2000107713A (ja) | ディスク用カセットの洗浄装置 | |
| JP2547189B2 (ja) | ノズル位置回転型洗浄装置 | |
| JPH05237291A (ja) | 布類乾燥機 | |
| CN216522693U (zh) | 一种甩干机构及采用该机构的超声波清洗机用甩干装置 | |
| CN210995531U (zh) | 一种辊轴清洗机的风干装置 | |
| JP2024020103A (ja) | 容器洗浄装置 |