JP2945863B2 - プロジェクションシステム - Google Patents

プロジェクションシステム

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JP2945863B2
JP2945863B2 JP8026804A JP2680496A JP2945863B2 JP 2945863 B2 JP2945863 B2 JP 2945863B2 JP 8026804 A JP8026804 A JP 8026804A JP 2680496 A JP2680496 A JP 2680496A JP 2945863 B2 JP2945863 B2 JP 2945863B2
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lens holder
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
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    • H04N9/317Convergence or focusing systems
    • GPHYSICS
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    • G03B21/32Details specially adapted for motion-picture projection
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B33/06Colour photography, other than mere exposure or projection of a colour film by additive-colour projection apparatus

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロジェクションシ
ステムに関するものであり、より詳細には三つの投影レ
ンズが一体に駆動可能であるため、スクリーンでの3ビ
ーム像の整合と結像のための焦点調節を同時に行うこと
ができ、そのためキーストーニング現象(akeystoning p
henomenon) が避けられるプロジェクションシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、3ビーム分離方式のプロジェ
クションシステムは、赤色、緑色及び青色に対する三つ
のプロジェクタをスクリーンの前面から一定の距離だけ
離れた位置に設置し、それぞれのプロジェクタを通して
同一の透写体を一つのスクリーンに透写し、その画面を
重ねることによって観察者がカラー映像を鑑賞できるよ
うにする装置である。
【0003】このような3ビーム分離方式のプロジェク
ションシステムでスクリーンとプロジェクタとの間の距
離及びプロジェクタ相互間の距離が正確に合わない場合
には、プロジェクタを通して透写された画面が正しく結
像できなくなる。
【0004】図1には従来のプロジェクションシステム
の構成を概略的に示す。これは赤色、緑色及び青色のビ
ームを透写するための第1、第2及び第3の投影ユニッ
ト1a、1b、1cを有する。
【0005】詳細には前記第1、第2及び第3の投影ユ
ニットはキセノンランプのような第1、第2及び第3の
光源4a、4b、4c、光源の後側から発光する光を前
面で反射するための第1、第2及び第3の球面反射鏡3
a、3b、3c、前記発光する光及び前面で反射する光
を集光して平行光に変換するための第1、第2及び第3
の集光レンズ装置5a、5b、5c、第1、第2及び第
3の液晶表示装置(以後LCDと称する)パネル6a,
6b、6c(またはスライドフィルム)、第1、第2及
び第3の投影レンズ7a、7b、7cなどで構成され
る。
【0006】従来は第1、第2及び第3の投影ユニット
1a、1b、1cをそれぞれ独立に駆動し、スクリーン
に映像を再生するための画面整合を行っている。つま
り、前記した三つの投影ユニットの中で、まず一方の投
影ユニットによるスクリーンS1の映像の焦点を上下、
左右に移動させスクリーンS1に第1の映像を形成し、
残りの他方の側の投影ユニットの高さを合わせて上下左
右移動し完全な映像を再生するものである。
【0007】このような3ビーム分離方式のプロジェク
ションシステムで、各投影ユニットからスクリーンS1
に透写される映像が互いに一致しない場合と、スクリー
ンに対する各投影ユニットの距離が不適切でフォーカシ
ングが正しく行われない場合には、各投影ユニットをス
クリーン及び他の投影ユニットに対して不一致を補正す
る方向に動きながら透写方向と透写角度を調整する。
【0008】従って、調整作業が大変煩わしく不便であ
る問題があった。また、その調整作業をスクリーンS1
の画面を見つめながら手動操作をしなければならないた
めに専門の技術者でなければ正確な調整が難しいという
問題があった。
【0009】また、このような3ビームプロジェクショ
ンシステムでは、第2の投影ユニット1bの第2の光軸
LbがスクリーンS1の中心軸L1と一致する反面、第
1及び第3の投影ユニットla、lcの第1及び第3の
光軸La、LcはスクリーンS1の中心軸L1と所定の
傾斜角で傾いているために投影レンズ7a、7cからス
クリーンS1の左側及び右側に到達する距離に差が発生
する。これによりスクリーン左側での映像の拡大比率と
スクリーン右側での映像の拡大比率が異なるようにな
る。結局、図9Aに示すように第1及び第3の投影レン
ズ7a、7cを通過して結ばれる映像は梯形に歪んで投
影され、三つの映像が完全に一致しないという問題があ
った。
【0010】このように画面が歪む現象をキーストーニ
ング現象という。従来の3ビーム透写方式の投影器は、
前述したようにキーストーニング現象が発生するため
に、観察者が映像を観察するときに目の疲労感を加重す
る欠点があった。
【0011】Leeによる米国特許第 5,125,733号で
は、前記した問題点が解決できる方法として、一対の投
影レンズホルダを一体で駆動できる立体形プロジェクシ
ョン装置を開示している。これによると透写体の光軸と
投影レンズの光軸をスクリーンと平行にし、スクリーン
に投影される二つの映像が一致してキーストーニング現
象を防止するようにした。
【0012】前記の装置によると、梯形の歪みがない優
れた映像が得られるが、装置が複雑で製造が容易でない
問題があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来技術の問題点を解決するためのものであり、本発明
の目的は、三つの投影レンズを一体に駆動するため、そ
の駆動及び調節が非常に正確かつ容易であってキースト
ーニング現象を除去した画面を容易に得ることができ、
これによりスクリーンの映像の観察時に目の疲労感があ
まり感じることのない新しい形態のプロジェクションシ
ステムを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、上板及び下板を有し、前記上板及び下板
の左右に前記上板及び下板の中心軸と任意の角度をな
し、かつ互いに対称となるように複数個の斜め案内孔が
貫通して形成され、前記上板の後部中央から前面に第1
の開口部が延長して形成され、前記下板の後部中央には
第2の開口部が形成されているホルダハウジングと、円
筒形構造を有し、前方に投影レンズを設置し前記ホルダ
ハウジングの内部に並べて配置した第1、第2及び第3
の投影レンズホルダと、前記第1及び第3の投影レンズ
ホルダの上部及び下部に突出して形成した、対応する前
記斜め案内孔にそれぞれ差し込まれる移動ピンと、中心
部に前記第2の投影レンズホルダを支持する第1及び第
2のホルダブラケットを設け、左右両側には前記第1及
び第2の開口部を通して前記上板の上部及び下板の下部
に延在する第1、第2、第3及び第4の脚部を具え、前
記各脚部に前記移動ピンが差し込まれる案内溝を形成し
たホルダ支持板と、前記投影レンズホルダに駆動力を与
える駆動手段、及び前記駆動手段からの駆動力を前記投
影レンズホルダに伝達する伝達手段とを具えるプロジェ
クションシステムを提供する。
【0015】特に、前記各移動ピンにはねじ穴を形成
し、これはスライドピンと螺合することが望ましい。
【0016】また、前記下板の中心に前記第2の投影レ
ンズホルダの長さ方向にスライド溝を形成し、前記第2
の投影レンズホルダの下部にはこのスライド溝と対応す
るローラを設け、第2投影レンズホルダが容易に移動で
きるようにすることが望ましい。
【0017】前記移動ピンの直径、前記斜め案内孔の幅
及び前記案内溝の幅は同一とすることが好適で、前記駆
動手段は前記ホルダハウジングの上板の一方の側の上部
に固定して設置することが望ましい。
【0018】前記伝達手段としては、駆動手段の駆動力
を減速すると同時に回転方向を垂直に伝達するためのウ
ォーム減速ギヤとピニオンで構成することができる。
【0019】この場合、前記第2投影レンズホルダの上
部には前記ピニオンと噛み合うラックギヤを設ける。
【0020】前記ラックギヤの側面には溝を形成し、こ
の溝にはスプリング及びボールベアリングを設け、投影
レンズホルダの移動時にホルダハウジングとの摩擦力を
減少し容易に移動できるようにすることが望ましい。
【0021】また、前記第1及び第2のホルダブラケッ
トは前記第2の投影レンズホルダと螺合し、これを支持
できるものとする。
【0022】前記の本発明の目的は、第1、第2及び第
3の透写体及び第1、第2及び第3の投影レンズを設置
し、前記透写体を通過した光が前記投影レンズを通過し
た後スクリーンに映像を再生するプロジェクションシス
テムにおいて、前記第1及び第3の透写体の光軸、前記
第1及び第3の投影レンズの光軸及びスクリーンの中心
軸が平行となるプロジェクションシステムによっても達
成される。
【0023】特に、前記第1及び第3の投影レンズの光
軸がそれぞれ前記第1及び第3の透写体の光軸と前記ス
クリーンの中心軸の間にあることが望ましい。
【0024】このような構成を有する本発明のプロジェ
クションシステムによると、三つの投影レンズを一つの
モータを使用して一体で駆動できるようになっているた
め、スクリーンで赤色、緑色及び青色の3ビームの整合
と焦点調節を同時に行うことができ、各プロジェクタの
駆動及びスクリーンの画面調節が非常に簡便かつ正確に
行うことができ、キーストーニング現象が避けられるも
のである。
【0025】
【発明の実施の形態】以上のような本発明の目的と、他
の特徴及び長所などは参照した本発明のいくつかの好適
な実施例に対する以下の説明から明確になるであろう。
【0026】以下、添付図面に基づいて本発明のプロジ
ェクションシステムの構成要素及び動作原理を詳細に説
明する。
【0027】図2は本発明によるプロジェクションシス
テムにおける投影レンズの駆動装置の構成要素を概略的
に示し、図3は各構成要素を透明斜視図としてより詳細
に示すものである。
【0028】投影レンズ駆動装置は主に、上板51及び
下板52を有するホルダハウジング50、前記ホルダハ
ウジング50内に並べて配置した第1、第2及び第3の
投影レンズホルダ32、33、34、前記投影レンズホ
ルダ32、33、34を支持するためのホルダ支持板7
0及び駆動力を与えるための駆動手段を具える。
【0029】まず、ホルダハウジング50の上板51及
び下板52にはそれぞれ第1の開口部60及び第2の開
口部61が形成され、側面にはホルダハウジング50の
中心軸に対して所定の傾きを有する多数の斜め案内孔5
5、56、57、58、59、60、61、62が形成
されている。第1の開口部60は上板51の後側中央部
に矩形に形成され、これは前方に向かって所定の長さだ
け延在している。第2の開口部61は前記第1の開口部
60の後部中央に矩形に形成された部分と等しい大きさ
で下板52の後部中央に形成されている。
【0030】第1及び第3の投影レンズホルダ32、3
4の上部及び下部には前記斜め案内孔55、56、5
7、58、59、60、61、62にそれぞれ対応する
ように差し込まれ、前記斜め案内孔内を移動可能な移動
ピン40、41、42、43、44、45、46、47
が突出して形成されている。
【0031】第2の投影レンズホルダ33の上部には第
1の開口部を通して上部に突出するようにラックギヤ8
4が形成されており、下部には下板52の中心線に沿っ
て設置したスライド溝98に対応するようにローラ97
を設けている。
【0032】ホルダ支持板70は、第2の投影レンズホ
ルダ33を支持するためのホルダブラケット95、96
及び脚部72、73、74、75からなる。各脚部7
2、73、74、75は第1の開口部60を通して上板
51の上部に、第2の開口部61を通して下板52の下
部に延在している。各脚部72、73、74、75には
移動ピン40、41、44、45が挿入され、移動可能
な案内溝76、77、78、79が形成されている。前
記案内溝76、77、78、79には斜め案内孔55、
56、59、60を通過した移動ピン40、41、4
4、45が差し込まれる。これにより後方に位置した四
つの移動ピン40、41、44、45は前方に位置した
四つの移動ピン42、43、46、47より第1及び第
3の投影レンズホルダ32、34から脚部72、73、
74、75の幅だけより高く突出している。
【0033】また、各移動ピン40、41、42、4
3、44、45には、これらの中心部に形成したネジ穴
を通してスライドピン85、86、87、88、89、
90がそれぞれ螺合している。残りの移動ピン46、4
7にも、図示していないがそれぞれ滑りピンが螺合して
いる。これは各移動ピンが斜め案内孔及び/または案内
溝から離脱することを防止するためのものとして、必ず
しも設置する必要はないが、むしろ設置するのが望まし
い。
【0034】上板51の上部の一方の側には駆動手段8
0及びこの駆動手段からの回転力を減速すると同時に垂
直方向に伝達するためのウォーム減速ギヤ91が固定し
て設置されている。ウォーム減速ギヤ91の端部にはラ
ックギヤ84と噛み合うピニオン92が設置されてい
る。
【0035】図4には、前記投影レンズ駆動装置におけ
る三つの投影レンズホルダ32、33、34及びホルダ
支持板70に対する分解斜視図を示す。
【0036】第1及び第3の投影レンズホルダ32、3
4は、ホルダ支持板70の脚部に移動ピン40、41、
44、45とスライドピン85、86、89、90を介
して固定され、上部にラックギヤ84を、下部にローラ
97を具えた第2投影レンズホルダ33はホルダブラケ
ット95、96によってねじ止めなどの方法でホルダ支
持板に固定される。
【0037】図5には、上部にラックギヤを取り付け、
下部にローラを設けた第2の投影レンズホルダの分解斜
視図を示す。
【0038】ラックギヤ84の両側面には多数の溝93
を形成し、溝にはスプリング94aが挿入される。前記
スプリング94aを中心に前記溝93と反対方向の端部
にはボールベアリング94bが所定の結合器具によって
スプリング94aと結合している。これはラックギヤ8
4の側面に取り付けられるベアリング挿入板99に、前
記ボールベアリング94bの直径より小さく形成した多
数個の貫通孔99aに挿入される。
【0039】前記ボールベアリング94bは第2の投影
レンズホルダ33が移動する時に、隣接するホルダハウ
ジング50との摩擦力を減少させる装置として、下部に
形成したローラ97と共に、第2の投影レンズホルダ3
3の容易な移動のために設置されるものである。
【0040】図6は第2の投影レンズホルダの断面図と
してラックギヤ、ホルダハウジング及びピニオンとの連
係関係を示すものである。
【0041】第2の投影レンズホルダ33の下部にはロ
ーラ97を設け、上部にはラックギヤ84を設置し、ラ
ックギヤ84とピニオン92が噛み合っている。ラック
ギヤ84の側面にはスプリング94aとボールベアリン
グ94bを介してベアリング挿入板99を設け、これと
連結したホルダハウジング50を配置している。
【0042】図7A及び図7Bは本発明によるプロジェ
クションシステムの投影レンズ駆動装置の動作を示すも
のであり、図7Aは各投影レンズホルダが最後方に移動
した状態を表し、図7Bは各投影レンズホルダが最前方
に移動した状態を示す。
【0043】投影レンズホルダが最後方に位置した場
合、スライドピン85、86、87、88は斜め案内孔
55、56、57、58の最後端に位置し、移動ピニオ
ン92はラックギヤ84の最前方に位置する。これによ
って各投影レンズホルダ32、33、34は最後方に位
置すると同時にこれら間の間隔が最も離れた状態とな
る。
【0044】駆動手段80を駆動して、ウォーム減速ギ
ヤ91を通して移動ピニオン92を所定方向に回転させ
ると、これと噛み合ったラックギヤ84が前方に移動す
ると同時に第2の投影レンズホルダ33、ホルダ支持板
70、第1及び第3の投影レンズホルダ32、34が前
方に移動する。これらの移動経路をみると、第2の投影
レンズホルダ34は前方のみに移動し、第1及び第3の
投影レンズホルダ32、34はその上部に形成した移動
ピンの経路が、斜め案内孔55、56、57、58によ
って制限されるため、前方に移動すると同時に中央に集
まるようになる。
【0045】移動が完了し投影レンズホルダ32、3
3、34が最前方に位置すれば、各スライドピン85、
86、87、88は斜め案内孔55、56、57、58
の最前方に位置し、移動ピニオン92はラックギヤ84
の最後方に位置する。これによって各投影レンズホルダ
32、33、34は最前方に位置すると同時にこれら間
の間隔が最小化した状態となる。
【0046】つまり、駆動手段80の駆動方向を制御す
るものとして、三つの投影レンズホルダ32、33、3
4の移動方向が決定されるものである。
【0047】図8は本発明によるプロジェクションシス
テムの構成を概略的に示すための図である。
【0048】ケース20の内部には、三つの球面反射鏡
21a、21b、21c、光源23a、23b、23
c、集光レンズ装置25a、25b、25c、熱線吸収
フィルタ27a、27b、27c及び透写体(LCDパ
ネルまたはスライドフィルム)29a、29b、29c
がそれぞれ設置されている。次に、三つの投影レンズ3
1a、31b、31cを前方に具える三つの投影レンズ
ホルダが単一の駆動手段によって一体に駆動できるよう
に内部に設置したホルダハウジング50が配置されてい
る。
【0049】これは三つの投影レンズホルダが透写体2
9a、29b、29cの光軸と投影レンズの光軸Ld、
Le、Lfが、スクリーンS2の中心軸と平行に維持さ
れながら前後方向及び左右方向に同時に移動できるよう
にする構造である。つまり、三つの投影レンズホルダ3
2、33、34が光軸方向に移動しながら左右両側に位
置した投影レンズホルダ32、34をスクリーンの光軸
L2の中心から同時に互いに遠ざかり、または互いに近
づく方向に平行移動するようにしたものである。
【0050】特に、図に示すように第1及び第3の投影
レンズの光軸Ld、Lfが透写体の光軸よりスクリーン
の中心軸L2により近い場合には、第1及び第3の投影
レンズ31a、31cから透写されスクリーンS2に再
生される画面が梯形に歪む現象がなくなる。
【0051】図9Aは従来のプロジェクションシステム
を使用してキーストーニング現象が表れるスクリーンの
画面を示し、図9Bは本発明によるプロジェクションシ
ステムを使用してキーストーニング現象が表れないスク
リーンの画面を示す。
【0052】前記の図のように本発明によるプロジェク
ションシステムではキーストーニング現象が除去された
映像が得られることが判る。
【0053】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明によるプ
ロジェクションシステムを導入すると、画面調節が非常
に容易であるだけでなく優れた画質の映像が得られるよ
うになる。
【0054】以上、本発明を実施例によって詳細に説明
したが、本発明は実施例によって限定されず、本発明が
属する技術分野で通常の知識を有するものなら本発明の
思想と精神を離れず、本発明を修正または変更できるで
あろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプロジェクションシステムの構成を概略
的に表す図である。
【図2】本発明によるプロジェクションシステムの投影
レンズの駆動装置の構成要素を概略的に表す透明斜視図
である。
【図3】本発明によるプロジェクションシステムの投影
レンズの駆動装置の各構成要素を表す透明斜視図であ
る。
【図4】本発明によるプロジェクションシステムの投影
レンズ駆動装置における、要部の分解斜視図である。
【図5】本発明によるプロジェクションシステム内部に
配置した投影レンズホルダの分解斜視図である。
【図6】本発明によるプロジェクションシステム内部に
配置した投影レンズホルダの断面図である。
【図7】本発明によるプロジェクションシステムの投影
レンズ駆動装置の作動を示す図であり、図7Aは各投影
レンズホルダが最後方に移動した状態を表し、図7Bは
各投影レンズホルダが最前方に移動した状態を表してい
る。
【図8】本発明によるプロジェクションシステムの構成
を概略的に示す図である。
【図9】スクリーンの画面を示すものであり、図9Aは
従来のプロジェクションシステムの使用によりキースト
ーニング現象が生じたスクリーンの画面を表しており、
図9Bは本発明によるプロジェクションシステムの使用
によりキーストーニング現象が表れないスクリーンの画
面を表している。
【符号の説明】
32、33、34 投影レンズホルダ 40、41、42、43、44、45、46、47 移
動ピン 50 ホルダハウジング 51 上板 52 下板 55、56、57、58、59、60、61、62 斜
め案内孔 60 第1の開口部 61 第2の開口部 70 ホルダ支持板 72、73、74、75 脚部 76、77、78、79 案内溝 80 駆動手段 84 ラックギヤ 85、86、87、88、89 スライドピン 91 ウォーム減速ギヤ 92 移動ピニオン 94a スプリング 94b ボールベアリング 95、96 ホルダブラケット 97 ローラ 98 スライド溝
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 21/00 H04N 5/74 H04N 9/31

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上板及び下板を有し、該上板及び下板の
    左右に前記上板及び下板の中心軸と任意の角度をなし、
    かつ互いに対称となるように複数個の斜め案内孔が貫通
    して形成され、前記上板の後部中央から前面に第1の開
    口部が延長して形成され、前記下板の後部中央には第2
    の開口部が形成されているホルダハウジングと、 円筒形構造を有し、前方に投影レンズが設置され、かつ
    前記ホルダハウジングの内部に並べて配置される第1、
    第2及び第3の投影レンズホルダと、 前記第1及び第3の投影レンズホルダの上部及び下部に
    突出して形成され、対応する前記斜め案内孔にそれぞれ
    差し込まれる移動ピンと、 中心部に前記第2の投影レンズホルダを支持する第1及
    び第2のホルダブラケットを設け、左右両側に前記第1
    及び第2の開口部を通して前記上板の上部及び下板の下
    部に延在する第1、第2、第3及び第4の脚部を含み、
    前記各脚部に前記移動ピンが差し込まれる案内溝を形成
    したホルダ支持板と、 前記投影レンズホルダに駆動力を与えるための駆動手段
    と、 前記駆動手段からの駆動力を前記投影レンズホルダに伝
    達する伝達手段とを具えるプロジェクションシステム。
  2. 【請求項2】 前記各移動ピンにねじ穴を形成し、この
    ねじ孔がスライドピンと螺合することを特徴とする請求
    項1記載のプロジェクションシステム。
  3. 【請求項3】 前記下板の中央に前記第2の投影レンズ
    ホルダの長手方向にスライド溝を形成し、前記第2の投
    影レンズホルダの下部に前記スライド溝と対応するロー
    ラを設けることを特徴とする請求項1記載の立体形プロ
    ジェクションシステム。
  4. 【請求項4】 前記移動ピンの直径、前記斜め案内孔の
    幅及び前記案内溝の幅が同一であることを特徴とする請
    求項1記載のプロジェクションシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2のホルダブラケットは
    前記第2の投影レンズホルダと螺合することを特徴とす
    る請求項1記載の立体形プロジェクションシステム。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第3の投影レンズホルダの
    前方に設けた第1及び第3の投影レンズの光軸及びスク
    リーンの中心軸が平行であることを特徴とする請求項1
    記載のプロジェクションシステム。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段を前記ホルダハウジングの
    上板の一方の側面の上部に固定して設置することを特徴
    とする請求項1記載のプロジェクションシステム。
  8. 【請求項8】 前記伝達手段がウォーム減速ギヤとピニ
    オンを具えることを特徴とする請求項7記載のプロジェ
    クションシステム。
  9. 【請求項9】 前記第2の投影レンズホルダの上部には
    前記ピニオンと噛み合うラックギヤを設けることを特徴
    とする請求項8記載のプロジェクションシステム。
  10. 【請求項10】 前記ラックギヤの側面に溝を形成し、
    この溝にスプリング及びボールベアリングを設けること
    を特徴とする請求項9記載のプロジェクションシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記下板の中央に、前記第2の投影レ
    ンズホルダの長手方向にスライド溝を形成し、前記第2
    の投影レンズホルダの下部に前記ズライド溝に対応する
    ローラを設けることを特徴とする請求項10記載のプロ
    ジェクションシステム。
  12. 【請求項12】 上板及び下板を有し、前記上板及び下
    板の左右に前記上板及び下板の中心軸と任意の角度をな
    し、かつ互いに対称となるように複数個の斜め案内孔が
    貫通して形成され、前記上板の中央後側部から前面に第
    1の開口部が延長して形成され、前記下板の中央後側に
    は第2の開口部が形成されているホルダハウジングと、 円筒形構造を有し、前方に投影レンズが設置され、前記
    ホルダハウジングの内部に並べて配置される第1、第2
    及び第3の投影レンズホルダと、 前記第1及び第3の投影レンズホルダの上部及び下部に
    突出して形成され、対応する前記斜め案内孔にそれぞれ
    差し込まれる移動ピンと、 中心部に前記第2の投影レンズホルダを支持する第1及
    び第2のホルダブラケットを設け、左右両側には前記第
    1及び第2の開口部を通して前記上板の上部及び下板の
    下部に延在する第1、第2、第3及び第4の脚部を有
    し、前記各脚部に 前記移動ピンが差し込まれる案内溝を
    形成するホルダ支持板と、 前記投影レンズホルダに駆動力を与えるための駆動手段
    と、 前記駆動手段からの駆動力を前記投影レンズホルダに伝
    達する伝達手段とを具えるプロジェクションシステム。
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