JP2944948B2 - ディスク - Google Patents

ディスク

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JP2944948B2
JP2944948B2 JP8324193A JP32419396A JP2944948B2 JP 2944948 B2 JP2944948 B2 JP 2944948B2 JP 8324193 A JP8324193 A JP 8324193A JP 32419396 A JP32419396 A JP 32419396A JP 2944948 B2 JP2944948 B2 JP 2944948B2
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center hole
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吉左衛門 岡崎
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクに係り、
特に、単板状のディスクにおいて、クランプ時の信頼性
向上及び装置の小形化を達成できる構成に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ディスクのクランプ方式として
は、ディスクを保持するターンテーブルと上部からディ
スクを押圧するクランパとの係合により行なっていた
が、ディスク装置の小形化(特に、高さ寸法の低減)が
要求されることから、データ用ディスク等において、
「日経エレクトロニクス」1986年11月17日及び12月29日
の記事に記載されているように、ディスクに磁性材を具
備したハブを設け、ターンテーブル内に具備した磁石と
の磁気的結合力によってディスクをクランプすることに
より、従来上部に設けていたクランパ等を削除し、小形
化を図ることが考えられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、単板
の円盤状情報媒体を2枚はり合せたディスク構成である
ため、ハブ構成としては、各単板ディスクの光スポット
を照射する面(本発明の第2面)に、磁性体を具備した
ハブを固定する構成となっているため、ディスクの下面
からハブが突出した構成となっている。ところで、現
在、光磁気ディスク等の検討が進められているが、ここ
でのディスクは、単板の円盤状情報媒体に限定して検討
を行なっていることから、従来のはり合せディスクのハ
ブ構成は、単板ディスクにおいては配慮されておらず、
単板ディスクにおける一層の小形化が達成できない問題
がある。また、従来のハブ構成では、ハブとディスクと
の固定部がはずれてしまったときには、ディスクがフリ
ーになり、ディスクの破損や装置の破損が生ずるという
問題が考えられる。 【0004】本発明の目的は、従来技術の欠点を改善
し、単板の円盤状情報媒体に最適なハブ構成を構築し、
装置の小形化を可能とするとともに、固定方式の信頼性
向上を図るものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、単板ディスクの中心部にハブ部材が取り
付けられてなるディスクであって、前記ハブ部材は、
記単板ディスクと略同等な特性を有する合成樹脂材から
なるものであって、前記単板ディスクの一方の面に取り
付けられ、前記単板ディスクの前記一方の面とは反対の
面側であって、前記単板ディスクの径方向において、前
記ハブ部材が前記単板ディスクに対して取り付けられた
範囲にディスク駆動装置の回転駆動部にクランプされる
クランプ領域が配置されてなる構成とする。 【0006】かかる構成によると、上記単板ディスクが
ディスク駆動装置に装着されるときには、この単板ディ
スクの一方の面のハブ部材が取り付けられた領域の少な
くとも一部と正面対向する上記反対側の面でのクランプ
領域がディスク駆動装置のターンテーブルに押しつけら
れるように、装着されることになるから、この単板ディ
スクは少なくとも一部で正面対向するハブ部材とターン
テーブルとによって挟持されることになり、単板ディス
クの保持(クランプ)が確実かつ安定したものとなる
し、また、このハブ部材を単板ディスクと略同等な特性
を持つ合成樹脂部材からなるものとするものであるか
ら、単板ディスクの特性を向上させることもできる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図1は本発明によるディスクの一実施形
態を示す構成断面図、図2はディスク駆動装置内におけ
るディスクのクランプ状態を示す構成図、図3はハブ構
成における磁性材の固定方式の説明図である。 【0008】図において、1は情報記録部2を有する第
1面1aと光スポット5が照射される第2面1b及びセ
ンタ穴3等で構成された単板ディスク、10は単板ディ
スク1の第1面1aに固定部11aを有するハブホルダ
と単板ディスク1の第2面1b側に磁性体12を具備し
たハブ、20はディスクモータ、21はスピンドル、2
2は磁石23を具備したターンテーブルである。 【0009】次に、図1により、本発明のディスクの実
施形態について説明する。 【0010】単板ディスク1(例えば、CD:コンパク
トディスク等と同等)は、情報記録部2を有する第1面
1aと情報記録部2に光スポット5を照射するための第
2面1b及びセンタ穴3等で構成された円盤状情報媒体
である。この単板ディスク1のセンタ穴3を利用してハ
ブ10を具備し、ディスクを構成するものである。即
ち、単板ディスク1の情報記録部2を有する第1面1a
と固定される固定部11aを持つハブホルダ11を具備
し、単板ディスク1のセンタ穴3を介して単板ディスク
1の第2面1b側に磁性体12をハブホルダ11の取付
部11bに固定することでディスクとしたものである。 【0011】なお、単板ディスク1のセンタ穴3と係合
するハブホルダ11の寸法は、センタ穴3の寸法に対し
若干小径(センタ穴直径15mmに対し、14.5mmから
14..7mm程度)となっている。 【0012】また、図1(a),(b)は、単に、ハブ10
における磁性体12の位置が変化しただけのもので、図
1(a)はハブ10における磁性体12の位置が単板ディ
スク1の第2面1bと略同等位置にある場合、図1(b)
は磁性体12の位置が単板ディスク1の第2面1bより
上部、即ち、センタ穴3内に位置したものである。従っ
て、磁性体12の位置は、ハブホルダ11のセンタ穴3
と係合する寸法により任意に決定することが可能であ
る。 【0013】なお、本発明のディスクでは、単板ディス
ク1にハブ10を具備しても、略単板ディスク1の厚さ
寸法と同程度で構成することが可能となり、装置の小形
化(厚さ寸法の低減)が達成することができる。 【0014】次に、図2により、ディスク駆動装置内に
おける本発明のディスクのクランプ方式について説明す
る。 【0015】ディスクのクランプ方式は、ディスクモー
タ20のスピンドル21に固定されたターンテーブル2
2上に単板ディスク1の第2面1bが保持され、ハブ1
0の磁性体12のセンタ穴12aとスピンドル21とが
係合することによってディスクの中心位置が定められ
る。また、ディスクのクランプ力は、ハブ10の磁性体
12とターンテーブル22内に固定された磁石23との
磁気的吸引力によって確実にクランプされるものであ
る。 【0016】従って、図4に示す従来のディスクでは、
ディスク7のハブ10は、ディスク7の第2面7bに突
出して固定されているため、ディスク7を保持するター
ンテーブル22の位置を同等とした場合、ターンテーブ
ル22内にハブ10が挿入されるため、クランプ力を発
生する磁石23の位置はその下方に具備することにな
り、ターンテーブル22の厚さ寸法が大きくなるもので
ある。 【0017】また、第2面7bにハブ10を固定するこ
とにより、ターンテーブル22の径は、ハブホルダ11
の外径より大きくしなければならず、光ヘッド30との
干渉により、本発明のディスクに比較して光ヘッド30
はディスク7の内周部に移動することができず、記録容
量が低減することも考えられる。 【0018】さらに、従来のハブ10は、ターンテーブ
ル22上に保持されるディスク7の第2面7b側に固定
されているため、ディスク7とハブ10との固定がはず
れた場合には、ディスク7はフリーになってディスク装
置内であれば、ディスク及び光ヘッド、機構系等を破損
することが考えられる。しかしながら、本発明のディス
クでは、前記したように、ハブ10のハブホルダ11の
固定部11aは単板ディスク1の第1面1aに設けられ
ているため、ハブ10と単板ディスク1との固定がはず
れても、ハブホルダ11の固定部11aは単板ディスク
1を押圧する構成となっているため、単板ディスク1が
フリーになることはなく、破損等の問題はない。 【0019】次に、図3により、ハブ10のハブホルダ
11と磁性体12との固定方式について説明する。 【0020】図3(a),(b)は、ハブホルダ11と磁性
体12とを一体に成形して固定したものである。 【0021】即ち、図3(a)は、磁性体12の数カ所を
穴部12cを具備した凹部12bに形成し、ハブホルダ
11を成形するときに磁性体12も一体(アウトサート
方式あるいはインサート方式等による)で成形すること
により、凹部12bの穴部12cからハブホルダ11の
樹脂を流して固定するものである。 【0022】また、図3(b)は、磁性体12の数カ所を
切り起し部12dとし、ハブホルダ11を成形するとき
に磁性体12も一体で成形することにより、磁性体12
の切り起し部12dにハブホルダ11の樹脂を流しこむ
ことで固定するものである。 【0023】さらに、図としては記載していないが、当
然ハブホルダ11の磁性体12を接着することでも問題
はない。なお、単板ディスク1とハブホルダ11の固定
部11aとの固定方式は、接着方式、超音波による溶着
方式等で行なわれるものである。また、ハブホルダ11
の材質は、単板ディスク1の特性向上から、単板ディス
ク1と同等の性能(熱膨脹率、比重等)を有するものが
利用される。 【0024】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
単板ディスクは、ディスク駆動装置にクランプされた状
態では、ハブ部材とターンテーブルとが正面対向して挟
持されるようになり、従って、この単板ディスクが確実
かつ安定に保持(クランプ)されることになるし、この
ハブ部材が単板ディスクと略同等の特性を有する合成樹
脂材からなるものであるから、単板ディスクの特性が向
上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のディスクの一実施形態を示す構成断面
図である。 【図2】装置内におけるディスクのクランプ構成図であ
る。 【図3】ハブ構成における磁性材の固定式説明図であ
る。 【図4】従来のディスクのクランプ構成図である。 【符号の説明】 1 単板ディスク 2 情報記録部 3 センタ穴 10 ハブ 11 ハブホルダ 12 磁性体 20 ディスクモータ 21 スピンドル 22 ターンテーブル 23 磁石

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.単板状の単板ディスクの中心部にハブ部材が取り付
    けられてなり、その第1面側に情報記録部が設けられ、
    前記情報記録部に前記第1面とは反対側の第2面側から
    光が照射されるディスクにおいて、 前記単板ディスクは、その中心部にディスク中心穴を有
    し、 前記ハブ部材は、前記単板ディスクと略同等の特性を有
    する合成樹脂材からなるハブ部材本体と、前記ハブ部材
    本体に設けられた磁性部材とを有してなり、 前記ハブ本体部材は、径方向に所定の幅を有してなる固
    定部と、前記固定部の内径側で軸方向に突出し先端部に
    前記磁性部材が設けられた凸状部とを有し、 前記ハブ部材は、前記凸状部が前記単板ディスクの前記
    第1面側から前記ディスク中心穴に挿入されて、前記固
    定部で前記単板ディスクの前記第1面に固定され、 前記単板ディスクの前記第2面であって、径方向で前記
    ディスク中心穴よりも外径側、かつ前記固定部の外径
    寸法以内の範囲にディスク駆動装置でクランプされるク
    ランプ領域が配置され、前記磁性部材にて前記板ディ
    スクをクランプすることができるように構成したことを
    特徴とするディスク。
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