JP2944392B2 - 障害解除装置 - Google Patents
障害解除装置Info
- Publication number
- JP2944392B2 JP2944392B2 JP5287909A JP28790993A JP2944392B2 JP 2944392 B2 JP2944392 B2 JP 2944392B2 JP 5287909 A JP5287909 A JP 5287909A JP 28790993 A JP28790993 A JP 28790993A JP 2944392 B2 JP2944392 B2 JP 2944392B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fault
- procedure
- failure
- execution
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体を搬送する搬
送装置において障害が発生したとき、その障害を解除す
るため、障害状況に見合った駆動制御を行って障害の解
除を行うための障害解除装置に関する。
送装置において障害が発生したとき、その障害を解除す
るため、障害状況に見合った駆動制御を行って障害の解
除を行うための障害解除装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】記録媒体を搬送する搬送装置において障
害が発生したとき、その障害を解除するため従来の障害
解除装置は、図２に示すように（図２は本発明の一実施
例を示すブロック図であるが、従来の障害解除装置の外
観的な構成は図２のブロック図に示す通りであるので、
図２を援用して従来の障害解除装置について説明す
る）、駆動制御部２においてあらかじめ設定してある制
御手順によって駆動機構部１の動作を制御して所定の動
作を行わせる。このとき、制御記憶部３は、単純に駆動
機構部１が実行する動作の経過を記録するのみであり、
そのデータは、発生障害の実行段階を解析するためのデ
ータとして使用される。
害が発生したとき、その障害を解除するため従来の障害
解除装置は、図２に示すように（図２は本発明の一実施
例を示すブロック図であるが、従来の障害解除装置の外
観的な構成は図２のブロック図に示す通りであるので、
図２を援用して従来の障害解除装置について説明す
る）、駆動制御部２においてあらかじめ設定してある制
御手順によって駆動機構部１の動作を制御して所定の動
作を行わせる。このとき、制御記憶部３は、単純に駆動
機構部１が実行する動作の経過を記録するのみであり、
そのデータは、発生障害の実行段階を解析するためのデ
ータとして使用される。
【０００３】従って、設定してある制御手順の途中で障
害が発生した場合は、その制御手順を逆の順序で実行し
て駆動機構部１を解除する制御を行う。
害が発生した場合は、その制御手順を逆の順序で実行し
て駆動機構部１を解除する制御を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
障害解除装置は、一定のパターンでしか障害を解除する
ことができず、解除動作の途中で駆動上の障害が発生し
たときは、それを解除することができないという欠点を
有している。また、実行処理の各段階において解除方法
を変更したいときに、変更や追加を行うことが困難であ
るという問題点も有している。
障害解除装置は、一定のパターンでしか障害を解除する
ことができず、解除動作の途中で駆動上の障害が発生し
たときは、それを解除することができないという欠点を
有している。また、実行処理の各段階において解除方法
を変更したいときに、変更や追加を行うことが困難であ
るという問題点も有している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の障害解除装置
は、記録媒体を搬送する搬送装置の通常動作の制御手順
を格納している不揮発性の実行テーブルと、前記実行テ
ーブルの実行段階を記録する情報保持機能を有するカウ
ンタと、前記実行テーブルに格納してある前記制御手順
の各段階に対応する障害解除手順を記憶している不揮発
性の障害解除テーブルとを有する制御記憶部と、前記実
行テーブルの前記制御手順に従って前記搬送装置の通常
動作の制御を行い障害が発生したとき前記カウンタの値
に基ずいて前記障害解除テーブルを検索して該当する障
害解除手順を読出してその手順によって前記搬送装置を
動作さて障害の解除を行う駆動制御部とを備えたもので
あり、更に、制御記憶部に、搬送装置に障害が発生した
ときに記録媒体に記録してある情報を記録して前記搬送
装置の障害を解除するときの参照用に供する情報保持機
能を有する媒体情報部を設けたものである。
は、記録媒体を搬送する搬送装置の通常動作の制御手順
を格納している不揮発性の実行テーブルと、前記実行テ
ーブルの実行段階を記録する情報保持機能を有するカウ
ンタと、前記実行テーブルに格納してある前記制御手順
の各段階に対応する障害解除手順を記憶している不揮発
性の障害解除テーブルとを有する制御記憶部と、前記実
行テーブルの前記制御手順に従って前記搬送装置の通常
動作の制御を行い障害が発生したとき前記カウンタの値
に基ずいて前記障害解除テーブルを検索して該当する障
害解除手順を読出してその手順によって前記搬送装置を
動作さて障害の解除を行う駆動制御部とを備えたもので
あり、更に、制御記憶部に、搬送装置に障害が発生した
ときに記録媒体に記録してある情報を記録して前記搬送
装置の障害を解除するときの参照用に供する情報保持機
能を有する媒体情報部を設けたものである。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００７】図１は図２の実施例の記憶制御部の詳細を
示すブロック図、図２は本発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。
示すブロック図、図２は本発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【０００８】図２において、駆動機構部１は、駆動制御
部２によって制御されて動作する。駆動制御部２は、あ
らかじめ設定して記憶制御部３に記憶させてある制御手
順に従って、１段階ずつ駆動機構部１の動作を制御す
る。
部２によって制御されて動作する。駆動制御部２は、あ
らかじめ設定して記憶制御部３に記憶させてある制御手
順に従って、１段階ずつ駆動機構部１の動作を制御す
る。
【０００９】記憶制御部３は、図１に示すように、実行
テーブル３２を有しており、ここに上記の制御手順を格
納している。駆動制御部２が実行テーブル３２の内容に
従って１段階ずつ駆動機構部１を動作させるとき、カウ
ンタ３４は、その実行段階を記録する。障害解除テーブ
ル３３は、実行テーブル３２に格納してある制御手順の
各段階に対応する障害解除手順を記憶している。
テーブル３２を有しており、ここに上記の制御手順を格
納している。駆動制御部２が実行テーブル３２の内容に
従って１段階ずつ駆動機構部１を動作させるとき、カウ
ンタ３４は、その実行段階を記録する。障害解除テーブ
ル３３は、実行テーブル３２に格納してある制御手順の
各段階に対応する障害解除手順を記憶している。
【００１０】実行テーブル３２の制御手順に従った一連
の動作実行の途中において駆動機構部１に異常が発生し
た場合は、駆動制御部２は、カウンタ３４の値に基ずい
て障害解除テーブル３３を検索して該当する障害解除手
順を読出し、その手順によって駆動機構部１を動作さて
障害の解除を行う。
の動作実行の途中において駆動機構部１に異常が発生し
た場合は、駆動制御部２は、カウンタ３４の値に基ずい
て障害解除テーブル３３を検索して該当する障害解除手
順を読出し、その手順によって駆動機構部１を動作さて
障害の解除を行う。
【００１１】媒体情報部３５は、駆動機構部１に障害が
発生したときに媒体に記録してある情報を記録し、駆動
制御部２が障害解除テーブル３３を検索するときの検索
要因の一つとして使用する。これによって駆動機構部１
のみによっては解除しきれない障害を解除するための補
助として利用することにより、障害解除の確率を向上さ
せることができる。
発生したときに媒体に記録してある情報を記録し、駆動
制御部２が障害解除テーブル３３を検索するときの検索
要因の一つとして使用する。これによって駆動機構部１
のみによっては解除しきれない障害を解除するための補
助として利用することにより、障害解除の確率を向上さ
せることができる。
【００１２】駆動機構部１および駆動制御部２および記
憶制御部３は、電源を必要とするため、何らかの原因に
よって電源の供給が切断されたときは、本実施例は動作
不能となる。これを回避するため、記憶制御部３は、実
行テーブル３２および障害解除テーブル３３に不揮発性
の記憶素子または記憶媒体を使用し、カウンタ３４と媒
体情報部３５に、情報の保持機能を持たせる。これによ
り、電源が回復して再投入されたとき、電源の供給が切
断されたときの状態から、通常の駆動機構部１の駆動動
作または駆動機構部１の障害の解除動作を継続して再開
することが可能となる。
憶制御部３は、電源を必要とするため、何らかの原因に
よって電源の供給が切断されたときは、本実施例は動作
不能となる。これを回避するため、記憶制御部３は、実
行テーブル３２および障害解除テーブル３３に不揮発性
の記憶素子または記憶媒体を使用し、カウンタ３４と媒
体情報部３５に、情報の保持機能を持たせる。これによ
り、電源が回復して再投入されたとき、電源の供給が切
断されたときの状態から、通常の駆動機構部１の駆動動
作または駆動機構部１の障害の解除動作を継続して再開
することが可能となる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の障害解除
装置は、実行テーブルの実行段階を記録するカウンタ
と、実行テーブルの各実行段階に対応する障害解除テー
ブルとを記憶制御部内に設け、実行テーブルの制御手順
に従った一連の動作実行の途中において駆動機構部に異
常が発生したとき、カウンタの値に基ずいて障害解除テ
ーブルを検索して該当する障害解除手順を読出し、その
手順によって駆動機構部を動作さて障害の解除を行うこ
とにより、解除動作の途中で駆動上の障害が発生したと
きでもそれを解除することが可能になり、また、実行処
理の各段階において解除方法を変更したいとき、変更や
追加を行うことが容易になるという効果がある。
装置は、実行テーブルの実行段階を記録するカウンタ
と、実行テーブルの各実行段階に対応する障害解除テー
ブルとを記憶制御部内に設け、実行テーブルの制御手順
に従った一連の動作実行の途中において駆動機構部に異
常が発生したとき、カウンタの値に基ずいて障害解除テ
ーブルを検索して該当する障害解除手順を読出し、その
手順によって駆動機構部を動作さて障害の解除を行うこ
とにより、解除動作の途中で駆動上の障害が発生したと
きでもそれを解除することが可能になり、また、実行処
理の各段階において解除方法を変更したいとき、変更や
追加を行うことが容易になるという効果がある。
【図１】図２の実施例の記憶制御部の詳細を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】本発明の一実施例を示すブロック図である。
１ 駆動機構部 ２ 駆動制御部 ３ 記憶制御部 ３２ 実行テーブル ３３ 障害解除テーブル ３４ カウンタ ３５ 媒体情報部
Claims (2)
- 【請求項１】 記録媒体を搬送する搬送装置の通常動作
の制御手順を格納している不揮発性の実行テーブルと、
前記実行テーブルの実行段階を記録する情報保持機能を
有するカウンタと、前記実行テーブルに格納してある前
記制御手順の各段階に対応する障害解除手順を記憶して
いる不揮発性の障害解除テーブルとを有する制御記憶部
と、 前記実行テーブルの前記制御手順に従って前記搬送装置
の通常動作の制御を行い障害が発生したとき前記カウン
タの値に基ずいて前記障害解除テーブルを検索して該当
する障害解除手順を読出してその手順によって前記搬送
装置を動作さて障害の解除を行う駆動制御部とを備える
ことを特徴とする障害解除装置。 - 【請求項２】 搬送装置に障害が発生したときに記録媒
体に記録してある情報を記録して前記搬送装置の障害を
解除するときの参照用に供する情報保持機能を有する媒
体情報部を有する制御記憶部を備えることを特徴とする
請求項１記載の障害解除装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287909A JP2944392B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 障害解除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5287909A JP2944392B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 障害解除装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07137928A JPH07137928A (ja) | 1995-05-30 |
| JP2944392B2 true JP2944392B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=17723301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5287909A Expired - Lifetime JP2944392B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 障害解除装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2944392B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP5287909A patent/JP2944392B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07137928A (ja) | 1995-05-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1158398B1 (en) | Information recording apparatus, information recording system and information recording medium | |
| JPS63121179A (ja) | ステ−ジング方法 | |
| JPH08167231A (ja) | 電子ファイリング装置 | |
| JP2944392B2 (ja) | 障害解除装置 | |
| US7495861B2 (en) | Control apparatus, control method, and computer product for magnetic tape device | |
| JPS63279318A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| KR100262794B1 (ko) | 편집 장치 | |
| JP2000089917A5 (ja) | ||
| EP2001025A1 (en) | Optical disc device and record control method | |
| JPH0423118A (ja) | ライブラリ装置のアクセッサ制御方式 | |
| JPS5839325B2 (ja) | 電子機器の電源遮断方式 | |
| JPH0876989A (ja) | プロクラム駆動する電子機器及びプログラムの書換え方法 | |
| JPH04372768A (ja) | ライブラリ型光ディスク装置 | |
| JPH1078812A (ja) | データ転送方法及びデータ転送制御装置 | |
| JP3363746B2 (ja) | テープ装置の診断方法およびその記録媒体 | |
| JPS63269361A (ja) | 磁気テ−プ装置 | |
| JPS6324501Y2 (ja) | ||
| JPH06203441A (ja) | 磁気テープ媒体の移送機構制御方式 | |
| JPS61248107A (ja) | 数値制御装置における大容量パ−トプログラム運転方式 | |
| JPH05282764A (ja) | 情報ライブラリ装置 | |
| JPH05250105A (ja) | 情報処理装置 | |
| JPS6366758A (ja) | 光デイスク自動装填装置の異常回復方式 | |
| JPH03192565A (ja) | オートチェンジャ | |
| JPS58195981A (ja) | オフライン印刷制御装置 | |
| JPH03212856A (ja) | ディスク装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990601 |