JP2944372B2 - エンジン停止装置 - Google Patents

エンジン停止装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン停止装置、特
にディーゼルエンジンの停止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの停止装置としての
エマージェンシーリレー回路は、エンジンの異常事態発
生、例えば油圧の低下時に付勢信号を出力し、ストップ
ソレノイドを作動させてエンジンを非常停止させるよう
になっている。しかしながら油圧はエンジン始動時には
低下しているのが普通であるため、エンジン始動時は油
圧低下の検出信号を無効にする必要がある。
【0003】一般に、エンジン始動はオルタネータのN
電圧で検出するようになっている。エマージェンシーリ
レー回路は、オルタネータのN電圧立上り後所定期間、
例えば20秒上記油圧低下の検出信号を無効にするよう
になっている。
【0004】ところで、ディーゼルエンジンではエンス
ト時に、リングギアが揺動してエンジンが逆転着火する
ことがある。この対策として、オルタネータのN電圧が
立下った後も所定時間、例えば6秒間当該オルタネータ
の以前のN電圧を保持し、この状態下で油圧の低下検出
を行ってストップソレノイドを作動させる提案がなされ
ている(実公平3−11393号)。
【0005】一方、ディーゼルエンジンの場合、バッテ
リリレーを切ってもエンジンは停止せず、エンジンを停
止させるためには燃料カットのストップソレノイドを作
動させる必要があり、ストップソレノイドを作動させる
ためにはバッテリリレーを切ることができず、これによ
りエンジン停止スイッチを押す、キーをオフにす
る、バッテリスイッチをオフにするの3つの操作を行
わなければならなかった。
【0006】これに対処するものとして、エンジン始動
の際所定時間油圧検出信号を無効にし、エンジン停止時
の際エンジン逆転着火を防止する逆転防止機能を備えた
ワンキーストップエマージェンシーリレー回路が提案さ
れている(特開平1−142225号)。
【0007】ここでワンキーストップ機能とは、キース
イッチのオフ時にストップソレノイドを作動させ、上記
ないしの動作を自動化したものであり、キースイッ
チをオフにするだけでエンジンを停止させてその後バッ
テリリレーを切るものである。
【0008】図2は従来のエンジン停止装置の回路構成
図を示している。同図において、1はワンキーストップ
エマージェンシーリレー回路、2はストップソレノイ
ド、3はソレノイド駆動部、4はキー入力立上り検出回
路、5はキー入力立下り検出回路、6は立上り遅延回
路、7は立下り遅延回路、8はソレノイド駆動回路、9
はオア回路、10はアンド回路を表している。
【0009】例えばエンストが発生した時、エンジンが
停止しオルタネータのN電圧が降下する。立下り遅延回
路7はこのN電圧の立下りを上記説明の6秒遅らせる様
になっているので、油圧検出信号のHレベルを受けたア
ンド回路10はHレベルを出力し、オア回路9を介して
ソレノイド駆動回路8からストップソレノイド2を付勢
させる付勢信号を6秒出力させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このため、オペレータ
がエンスト直後にエンジン再始動を試しても上記逆転防
止機能が働き、6秒以上経過しなければエンジンが再始
動できない欠点があった。
【0011】従って、図2に示されたワンキーストップ
エマージェンシーリレー回路1を例えば、エンストが生
じたときその直後に再始動ができないため、不具合が生
じるおそれがあった。
【0012】本発明は、上記の欠点を解決することを目
的としており、従来の機能を保持した上で、エンジン停
止直後再始動が可能なエンジン停止装置を提供すること
を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明のエンジン停止装置は燃料カットレバーを
作動させるストップソレノイドと、当該ストップソレノ
イドを付勢させるワンキーストップエマージェンシーリ
レー回路とを備え、当該ワンキーストップエマージェン
シーリレー回路は、キースイッチのオフからオン、オン
からオフを検出するキー入力立上り検出回路及びキー入
力立下り検出回路と、エンジン始動時の際オルタネータ
の立上り電圧を所定時間遅延させエンジンの異常信号を
無効にさせる立上り遅延回路及びエンジン停止時の際オ
ルタネータの立下り電圧を所定時間遅延させエンジンの
逆転防止をさせる立下り遅延回路と、キースイッチのオ
ンからオフへの切り換え又は正常運転時におけるエンジ
ンの異常信号に基づいて付勢信号を出力し、キースイッ
チのオフからオンへの切り換えでリセットが掛けられる
ソレノイド駆動部とを備えてなるエンジン停止装置にお
いて、キースイッチのオンからオフへの切り換えによ
り、上記立下り遅延回路をリセットさせる構成としてい
る。
【0014】
【作用】エンストでエンジンが停止した時、オペレータ
がキースイッチをオンからオフに一旦戻し、通常のエン
ジン起動の様にキースイッチをオフからオンに入れる
と、キー入力立上り検出回路から立下り遅延回路へリセ
ット信号が送られる。従って立下り遅延回路はリセット
され逆転防止機能が解除される。つまりストップソレノ
イドが消勢される。
【0015】これによりエンジン停止直後の再始動が可
能となる。
【0016】
【実施例】図1は本発明に係るエンジン停止装置の一実
施例構成を示している。同図において、図2のものとの
相違は、キー入力立上り検出回路4から出力されるリセ
ット信号が立下り遅延回路7に入力されるように構成さ
れている点であり、その他は図2のものと全く同一であ
る。
【0017】ワンキーストップエマージェンシーリレー
回路1では、キー入力のオンからオフへの変化をキー入
力立下り検出回路5が検出し、オア回路9を介してソレ
ノイド駆動回路8にその検出信号が送られた時、ストッ
プソレノイド2を付勢する付勢信号が出力されるように
なっている。
【0018】ディーゼルエンジンのキースイッチは、図
3(A)に示されている様にプレヒート(PH)位置が
あり、当該プレヒート後スタート(ST)位置にキース
イッチを廻すと、その構造上オフ(OFF)位置を通過
する様になっているので、オフ位置からアクセサリ(A
CC)位置に移る時、すなわち図3(B)に示されたH
レベル(オン)からLレベル(オフ)の変化時キー入力
立上り検出回路4はリセット信号を出力し、ソレノイド
駆動回路8に当該リセット信号を印加してストップソレ
ノイド2の作動にリセットを掛け、エンジンの始動を可
能ならしめている。
【0019】この時のキー入力立上り検出回路4から出
力されるリセット信号を立下り遅延回路7に入力させ、
逆転防止機能を解除するようにしたのが本発明の特徴で
ある。
【0020】今、何らかの理由でエンジンが停止したと
き、オルタネータのN電圧が降下しても立下り遅延回路
7は所定時間、例えば6秒間、Hレベルを保持する。エ
ンジン停止に伴って油圧低下の異常を示すHレベルの油
圧検出信号がアンド回路10に入力されるので、当該ア
ンド回路10からHレベルが出力され、オア回路9を通
ってソレノイド駆動回路8に当該Hレベルが入力され
る。従ってソレノイド駆動回路8はストップソレノイド
2に付勢信号を送出し、ストップソレノイド2を付勢さ
せ、燃料カットレバーを作動させてエンジンへの燃料の
供給を遮断する。
【0021】無人運転等の場合、立下り遅延回路7の動
作でエンジン停止後6秒間ストップソレノイド2が付勢
されるようになっており、この間リングギアが揺動して
エンジンが逆転しても燃料不供給のため逆転着火するこ
とはなく、逆転防止機能が働きエンジンは確実に停止す
る。
【0022】一方、オペレータが居る場合等、エンジン
停止直後に再始動する場合には、図3(A)に示された
キースイッチのキーの位置をアクセサリ位置から一旦オ
フ位置に戻した上でスタート位置(アクセサリ位置が経
由される)に入れられる。
【0023】この時図3(B)図示の如く、オフ位置か
らアクセサリ位置に移るときキー入力立上り検出回路4
からリセット信号が発生し、立下り遅延回路7をリセッ
トする。従って当該立下り遅延回路7のHレベルはLレ
ベルに変換され、アンド回路10のHレベルは消滅し、
Lレベルが保持される。
【0024】またキー入力立上り検出回路4から発生し
たリセット信号は同時にソレノイド駆動回路8をリセッ
トして付勢信号の発生を停止させる。すなわち逆転防止
機能が解除される。また燃料カットレバーが元の位置に
戻され、エンジンの再始動が可能状態となる。
【0025】エンジンが再始動されると、オルタネータ
のN電圧が上昇するが立上り遅延回路6により所定時
間、例えば20秒間Lレベルが保持される。当該Lレベ
ルは立下り遅延回路7を通ってアンド回路10に入り、
N電圧立上り後20秒は油圧の低下検出を無効にする。
【0026】そしてN電圧立上り後20秒経過すると立
上り遅延回路6はHレベルを出力するようになり、アン
ド回路10のゲートを開いて油圧の低下検出を可能にす
る。すなわち油圧が低下し異常信号のHレベルがアンド
回路10に入力すると、当該アンド回路10はHレベル
を出力し、オア回路9を介してソレノイド駆動回路8に
入力する。これによりソレノイド駆動回路8はストップ
ソレノイド2へ付勢信号を送出し、燃料カットレバーを
作動させる。従ってエンジンは停止する。この時上記説
明の立下り遅延回路7によるHレベルの6秒保持に基づ
く逆転防止機能が働いていることは言うまでもない。
【0027】またキースイッチによりオフにされたとき
にはキー入力立下り検出回路5によってオンからオフが
検出され、Hレベルがオア回路9に入力される。これに
よりソレノイド駆動回路8から付勢信号がストップソレ
ノイド2へ送られ、エンジンは上記説明の如く逆転着火
することなく確実に停止する。
【0028】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、キ
ー入力立上り検出回路から出力するリセット信号を用い
て、エンジン停止時の際オルタネータの出力電圧の立下
りを所定時間保持してエンジンの逆転防止をさせる立下
り遅延回路をリセットする様にしたので、エンスト等の
エンジン停止直後所定時間経過しなくてもエンジン停止
直後エンジンを再始動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジン停止装置の一実施例回路
構成図である。
【図2】従来のエンジン停止装置の回路構成図である。
【図3】キースイッチのスイッチ位置と出力レベル説明
図である。
【符号の説明】
1 ワンキーストップエマージェンシーリレー回路 2 ストップソレノイド 3 ソレノイド駆動部 4 キー入力立上り検出回路 5 キー入力立下り検出回路 6 立上り遅延回路 7 立下り遅延回路 8 ソレノイド駆動回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料カットレバーを作動させるストップ
    ソレノイドと、当該ストップソレノイドを付勢させるワ
    ンキーストップエマージェンシーリレー回路とを備え、
    当該ワンキーストップエマージェンシーリレー回路は、
    キースイッチのオンからオフ、オフからオンをそれぞれ
    検出するキー入力立上り検出回路及びキー入力立下り検
    出回路と、エンジン始動時の際オルタネータの立上り電
    圧を所定時間遅延させエンジンの異常信号を無効にさせ
    る立上り遅延回路及びエンジン停止時の際オルタネータ
    の立下り電圧を所定時間遅延させエンジンの逆転防止を
    させる立下り遅延回路と、キースイッチのオンからオフ
    への切り換え又は正常運転時におけるエンジンの異常信
    号に基づいてストップソレノイドを付勢する付勢信号を
    出力し、キースイッチのオフからオンへの切り換えでリ
    セットが掛けられるソレノイド駆動部とを備えてなるエ
    ンジン停止装置において、 キースイッチのオフからオンへの切り換えにより、上記
    立下り遅延回路がリセットされる構成となし、 エンジン停止直後エンジンの再始動を可能にしたことを
    特徴とするエンジン停止装置。
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