JP2944230B2 - 温度計取付装置 - Google Patents

温度計取付装置

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JP2944230B2
JP2944230B2 JP2267491A JP2267491A JP2944230B2 JP 2944230 B2 JP2944230 B2 JP 2944230B2 JP 2267491 A JP2267491 A JP 2267491A JP 2267491 A JP2267491 A JP 2267491A JP 2944230 B2 JP2944230 B2 JP 2944230B2
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thermometer
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mounting plate
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林  広茂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵ショーケース等、
庫内に取り付けられる温度計の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷蔵ショーケース等において
は、常に庫内の温度が把握できるように、温度計が外部
から観測しやすい状態で取り付けられるようにすること
が望ましく、これを満足するように従来より色々と工夫
が施されている。
【0003】例えば実公昭53−48626号公報に記
載のように、基板の一辺に形成した斜面板に温度計を着
脱自在に取り付け、この基板を棚と商品収納箱との間に
挾み入れる構造としたり、実公昭63−22499号公
報のように、窪みに棒温度計を配した温度計と、金属薄
板からなる取付具とを備え、取付具上方の弾性を有する
押止部を窪みに嵌め入れて温度計の上部を弾止するとと
もに、取付具を手前に湾曲変形することで、温度計の下
部は、取付具を固定しているネジのなべ形頭部の曲面と
摩擦係止して取り付けられる構造となっている。これら
は、庫内の棚、あるいは庫内の底壁等に温度計を取り付
けるに採用されて便利なものとなっている。
【0004】しかし、冷蔵ショーケースの一種類とし
て、図5に示すように上面の一部に貯蔵物出し入れ用の
開口部を有し、内部に形成した貯蔵室をその内壁の裏に
配した蛇行状冷却管よりなる冷却器により、自然対流で
冷却するクローズドタイプの冷蔵ショーケースにおいて
は、図6,図7に示す取付方法が従来用いられていた。
【0005】ここで、同従来装置について説明すると、
内箱1と外箱2との間に発泡ウレタン等の断熱材3を充
填して形成した断熱箱4は、その内壁となる内箱1の裏
側に蛇行状の冷却管5からなる冷却器を配置し、貯蔵室
6内部を自然対流の冷気で冷却している。貯蔵室6の上
面一部は貯蔵品出し入れ用の開口部7とされ、そこには
前後にスライド自在に開閉操作されるガラス扉8が設け
られている。8aはその操作摘子を示す。点線はロード
ラインLを示し、貯蔵室6内に貯蔵される商品は、この
ラインまで入れて、十分な冷却を得ることが可能であ
る。また断熱箱4の前部壁において、ロードラインLよ
り上の部分となる位置には、複層ガラス板構成のフロン
トガラス9が固設されて、ガラス扉8ともども貯蔵室6
内の品物から容易に見透かせるようにしている。そし
て、貯蔵室6内には樹脂や金属のワイヤー部材より形成
した中仕切板10が着脱自在に設置可能とされて、二部
屋に区画することができるようにしている。ここで、貯
蔵室6内に置かれる温度計11は、先ず内箱1の内面に
取り付けることが考えられるが、内箱1内面には霜が付
くために、その位置での取付は不適切である。そこで、
着霜の心配のない前記中仕切板10のワイヤー部材を利
用して取り付けているものがある。すなわち、図7に示
すように、アルミ材等からなる取付金具12の平板部に
温度計11をネジ等の止め具で固定し、取付金具12の
端部には引掛部13を折曲形成して、この引掛部13を
中仕切板10の上辺ワイヤー部10aに係止してカシメ
固定し、温度計11は正面向きでなく縦方向に温度目盛
が向いた格好で取り付けられている。なお温度計11そ
のものの形態は図8に示す通りで、断面かまぼこ形をし
た温度計本体14の一部中央を円弧状にえぐり取って、
この凹所内に棒温度計15を配置した周知の構成であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した図5
〜図8で示す従来の温度計取付装置では、中仕切板に取
り付けているため温度計が出張った状況となり、中身商
品の出入りに差し障りがある。
【0007】また、温度計の向きが正面を向いておら
ず、温度の確認がしずらいという欠点がある。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、温度計を正面から見やすく、また負荷(商品)温度
にほぼ近い温度を指示することが可能で、そして、温度
計を霜や氷による傷付きを生ずることなく、断熱箱内に
着脱できるようにした温度計取付装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、内外両箱およ
び発泡断熱材からなる断熱箱の内壁となる前記内箱裏面
に蛇行状の冷却管を配置して、貯蔵室を自然対流で冷却
し、前記断熱箱の上面一部に形成した貯蔵品出し入れ用
の開口部を開閉するガラス扉とともに、貯蔵室内の透視
を可能とするフロントガラスを前記断熱箱前部壁の上面
に配置した構成の冷蔵ショーケースにおいて、フロント
ガラスを受ける枠部を前記断熱箱前部壁に設けるととも
に、感温部付温度計の温度計本体を取付支持し、かつ前
記感温部およびこの感温部と前記温度計本体とを結ぶキ
ャピラリー管とを納める熱伝導性材の箱部を具える温度
計取付板を設け、この温度計取付板の先端に設けた折曲
部をフロントガラス裏側の枠部との隙間に差し込み、温
度計取付板の後方を下方に押し込むことにより、箱部を
断熱箱前部壁の内側に配置させて、温度計をフロントガ
ラス裏側に着脱自在に設置可能としたものである。
【0010】
【作用】感温部とキャピラリー管とを箱部内に入れて、
温度計取付板に感温部付温度計を装着させる。そして、
温度計取付板先端の折曲部をフロントガラス裏側の枠部
との隙間に差し込んだ後、後方を押し込めば箱部は断熱
箱前部壁の内側に位置するようにして取り付けられる。
こうして、断熱箱前部壁を折曲部と箱部で挾む格好で、
前部壁上面に着脱自在とすることができ、温度計は正面
から見やすいように、また、感温部が温度計着脱の際
に、霜等で傷付くことなく冷蔵ショーケース内に容易に
設置できる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。なお、従来装置と同一または同等の構成部は
同一番号を付す。
【0012】図1、および図2において、クローズドタ
イプの冷蔵ショーケース17において、ショーケース本
体の下部にはコンプレッサー18、コンデンサー19等
の冷凍ユニットが設置されている。冷凍ユニットは冷媒
配管で冷却管5と接続されて、冷媒回路を形成し、冷媒
が循環する。
【0013】貯蔵品出し入れ用の開口部7には、2枚の
ガラス扉8,8が配されており、このガラス扉8,8に
対応して、貯蔵室6内は二つの貯蔵部屋に中仕切板10
によって仕切られている。20は本発明の方法で取り付
けられる温度計で、フロントガラス9の裏側に設置して
棒温度計15が左右方向の横向きとなって、温度を正面
から見やすいように取り付けている。この温度計20は
図3および図4に示すように温度計本体14より引き出
したキャピラリー管22の先端に感温部23が取り付け
られている感温部付温度計で、封入したフロン冷媒等が
貯蔵室6内の雰囲気温度に応じた蒸発圧力変化をして、
棒温度計15にその感知温度を表示させる。温度計20
自身は温度計取付板24に取り付けられて、フロントガ
ラス9の裏側に配置される。
【0014】図3は温度計20の取付部の構造詳細図で
あり、また図4は温度計20と温度計取付板24の外観
図を示している。
【0015】先ず、図4に示すように、温度計取付板2
4は斜面部25aに温度計本体14をネジ等の止め具2
6で取り付けた金属製(鉄板、ステンレス等)の部品2
5と、この部品25と重なり結合されて、前記キャピラ
リー管22および感温部23の納まる箱部27を形成す
る金属製の部品28の二部品から成り、部品25と部品
28の結合は双方の両側に延出する側片25b,28b
同士をネジ29で結合することで行われる。そして、部
品25はその斜面部25aの先に一定幅の平面部25c
を設け、その先に下向きに折曲する折曲部25dを形成
している。
【0016】次に、図3に示すように、断熱箱4の上端
面は内箱1との差込部30aおよび外箱2との嵌合部3
0bをもって、嵌着されて、内箱1と外箱2とを連結す
る樹脂製のブレーカー30が被着されている。そして、
このブレーカー30の表側前縁部にはフロントガラス9
を受ける嵌合溝31aを形成した枠部31が形設されて
いる。また枠部31の内面の一方には、ブレーカー30
と一体成形で形成された軟質のシール32が添設されて
いる。この軟質のシール32は庫内空気の漏れを防止す
るものである。また、温度計取付板24の折曲部25d
と箱部27の距離寸法lは、ブレーカー30の幅寸法l
0より若干大きく寸法設定している。温度計20をフロ
ントガラス9の裏側に取り付けるには、温度計取付板2
4の折曲部25dをフロントガラス9とシール32との
隙間に差し込み、枠部31内に保持するとともに、温度
計取付板24の後方を上から押し込む。すると箱部27
は内箱1の内面に沿って、嵌め込まれていき、温度計2
0をフロントガラス9の裏側に着脱自在に設置すること
が簡単に行える。
【0017】この構成で、感温部23は温度計取付板2
4の箱部27内に収容されて、貯蔵室6のロードライン
Lより下の位置に設置された状況とすることができる。
こうすることで、感温部23は貯蔵室6の内壁すなわち
内箱1内面に直に接触しないので、感温部23の検出温
は内箱1の温度ではなく、貯蔵室6の雰囲気温度を測定
することとなり、その結果、温度計20で指示される温
度は、ロードラインL上の負荷(商品)の温度とほぼ同
等の温度を示すことができ、正確に商品の冷却状態を知
り得て、温度管理を適確に成せる。温度計20は従来の
ように貯蔵室6内の中央付近には存在せず、商品の出し
入れに差し障りが無い。また、温度計20の着脱の際
に、感温部23は箱部27で保護されているので、内箱
1内面に成長している霜(F)や氷による傷付きも防止
される。
【0018】そして、温度計20は正面を向いているの
で、その温度が見やすくなっている。
【0019】また、温度計20の取付は、温度計取付板
24の先端をフロントガラス9裏側の枠部31との隙間
に差し込む作業で容易に成せる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
温度計を正面から良く見え温度の確認がしやすいよう
に、フロントガラスの裏側に簡単に設置することができ
る。そして、温度計の感温部等は温度計取付板に形成し
た薄い箱の中に納めて、冷蔵ショーケース内に、その内
壁とは直に触れないようにして設置できる。よって、温
度計は負荷(商品)温度と同等の温度を指し示すことと
なり、商品の温度管理を適確に成せる。
【0021】また、感温部等を箱の中に納めることで、
温度計の着脱の際に、霜や氷等で傷付くのが防止され、
更に貯蔵品の出し入れに温度計が邪魔とならない等、多
くの効果を発揮できる温度計の取付装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付方で温度計を設置している冷蔵シ
ョーケースの外観斜視図。
【図2】同冷蔵ショーケースの側断面図。
【図3】本発明の温度計取付装置にかかる要部拡大断面
図。
【図4】温度計取付板に感温部付温度計を取り付けた状
態図。
【図5】中仕切板に温度計を取り付ける従来方法を採用
している冷蔵ショーケースの側断面図。
【図6】その中仕切板に温度計を取り付けている従来の
温度計取付装置の説明図。
【図7】温度計取付部の拡大図。
【図8】温度計自身の詳細図。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 29/00 G01K 1/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外両箱および発泡断熱材からなる断熱
    箱の内壁となる前記内箱裏面に蛇行状の冷却管を配置し
    て、貯蔵室を自然対流で冷却し、前記断熱箱の上面一部
    に形成した貯蔵品出し入れ用の開口部を開閉するガラス
    扉とともに、貯蔵室内の透視を可能とするフロントガラ
    スを前記断熱箱前部壁の上面に配置した構成の冷蔵ショ
    ーケースにおいて、フロントガラスを受ける枠部を前記
    断熱箱前部壁に設けるとともに、感温部付温度計の温度
    計本体を取付支持し、かつ前記感温部およびこの感温部
    と前記温度計本体とを結ぶキャピラリー管とを納める熱
    伝導性材の箱部を具える温度計取付板を設け、この温度
    計取付板の先端に設けた折曲部をフロントガラス裏側の
    枠部との隙間に差し込み、温度計取付板の後方を下方に
    押し込むことにより、箱部を断熱箱前部壁の内側に配置
    させて、温度計をフロントガラス裏側に着脱自在に設置
    可能としたことを特徴とする温度計取付装置。
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