JPH0629655Y2 - 排水装置 - Google Patents

排水装置

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JPH0629655Y2
JPH0629655Y2 JP3420887U JP3420887U JPH0629655Y2 JP H0629655 Y2 JPH0629655 Y2 JP H0629655Y2 JP 3420887 U JP3420887 U JP 3420887U JP 3420887 U JP3420887 U JP 3420887U JP H0629655 Y2 JPH0629655 Y2 JP H0629655Y2
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JP
Japan
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drainage
plug
leg
expansion step
expansion
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JP3420887U
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JPS63142677U (ja
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照良 涌水
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は直冷式冷凍庫等における低温庫庫内の排水孔を
閉塞する栓体の構造を改良した排水装置に関する。
従来の技術 従来此種低温庫における貯蔵室には、美観や衛生上の面
から水を使った洗浄・清掃を行なったり、冷却能力の低
下を防ぐため除霜運転をしたりする関係上、貯蔵庫内の
水を排出する排水孔が設けられ、この排水孔を閉塞する
栓体を設けるのが、一般的であった。実公昭58−56
539号公報には、この栓体(公報中では蓋体という表
現をしている)の構造を改良し、排水孔に対する着脱が
容易に行なえ、貯蔵室への物品の収納に対して栓体の存
在が邪魔にならないようにしたものが開示されている。
一方、実公昭45−5834号公報には、除霜時等排水
を行なうときにしろ冷却時にしろ栓体を着脱しなくて
も、排水孔の開閉が運転状態に応じて自動的に行なえる
ようにした排水装置が開示されている。
考案が解決しようとする問題点 前記従来の技術に掲げた前者にあっては、蓋体の摘み片
が排水孔の拡開段状陥部内に突没自在に嵌め込んで使用
するものであるため、食品等の貯蔵物を蓋体上に載置す
る場合に貯蔵物を浮き上がらすことなく保持できるもの
の、構造が複雑であり、摘み片が通常貯蔵室底面より突
状態にあることから、貯蔵物の重量或いは大きさ等から
底面にすべらせるかたちで貯蔵室内に収納することがあ
り、このすべらせる際に摘み片に引っかかって貯蔵物の
移動の妨げとなったり、蓋体がはずれたりするという問
題があった。一方、後者にあっては、栓体の蓋部が箱体
を形成する冷却器の底面より突出するかたちであるた
め、貯蔵物が傾いて保持されたり、移動の際の妨げにな
ったりするという問題点があった。
このため本考案は構造が簡単で着脱容易な栓体を有した
排水装置を提供するものである。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 本考案の排水装置は低温庫庫内底壁部適所に凹んで形成
され排水口を有する拡開段部と、拡開段部の下方に設け
られ排水口直下に位置する排水管と、排水口を閉塞する
栓体とを備え、栓体は排水口に挿入される脚部と、脚部
の上端に設けられ下面が拡開段部に当接する頭部とを有
し、脚部は、その外径が常温時にあって排水口の直径よ
りわずかに大きく冷却時にあって排水口の直径よりわず
かに小さくなる熱膨張率を有した材質とし、頭部の厚さ
は拡開段部の段差以下としたものである。
作用 栓体(15)の脚部(16)の外径Dを、熱膨張を考慮して常温
時排水口(12)の直径よりわずかに大きく、低温庫庫内の
冷却時には排水口(12)の直径より小さくなるように設定
することで、輸送・運搬時等常温状態では栓体(15)を外
れにくくしている。また栓体(15)の頭部(17)の形状を円
形とせず拡開段部(11)の形状と異ならせ、かつ頭部(17)
の中央部分の厚みが最大となるように外周へ向けてわず
かな傾斜をつけ、更に中央部分の厚みが拡開段部(11)の
段差以下になるようにして、頭部(17)が低温庫庫内(C)
底面より突出しないものとなし、貯蔵物の摺動に対して
障害とならないようにしている。
実施例 以下本考案の実施例を第1図〜第4図を参照して説明す
る。
(1)は下部に上面を除く5面を閉塞し、箱体状に形成し
た外箱(2)並びに外箱(2)の内側に断熱材(6)を介在せし
め、更に内側にステンレス鋼等の金属或いは耐水性に優
れた部材にて形成した内箱(7)を配設し、この上部に透
明窓(3)及び開閉自在の透明扉(4)を有する低温庫本体で
ある。そして内箱の外側面に冷却管(図示せず)を密着
して設け、冷却管内に冷媒を循環させて低温庫庫内(C)
を冷却する。また庫内(C)は上下2段に区画されてお
り、下段前面にはコート缶或いはバットを出し入れする
ための下扉(5)を設けておく。
(10)は内箱(7)の底板適所に設けた排水装置であって、
第1図にその拡大断面を示してある。(11)は内箱(7)の
底板適所に断熱材(6)のある下方側に凹んで形成された
拡開段部であって、この拡開段部(11)の略中央に排水の
ための排水口(12)を設けている(ただし、この排水口(1
2)の周縁部は下方へ折曲しておくことが望ましい)。(1
3)は拡開段部(11)の周囲下方に設けられる受け部と、排
水口(12)の直下に位置する管部とから成る排水管であ
り、管部は断熱材(6)中を貫通し、外箱(2)の底板より下
方へ突出するようにしておく。(14)は管部下端に連接す
る連結管である。
(15)は排水口(12)に対して上方より着脱自在で、排水口
(12)を閉塞する栓体であって、合成樹脂例えばポリエチ
レンにて形成されている。そして、金属製の内箱(7)と
合成樹脂製の栓体(15)との熱膨張率を考慮して常温時に
あって排水口(12)の直径よりわずかに大きな外径(D)
で、低温庫庫内(C)の冷却時にあって排水口(12)の直径
よりわずかに小さくなり、排水口(12)に挿入すべく円柱
状に形成した脚部(16)と、この脚部(16)の上端に設けら
れ下面が拡開段部(11)に当接して脚部(16)の排水口(12)
への挿入限界を規定する頭部(17)とから構成されてい
る。栓体(15)の材質の一例として熱膨張率11〜13×
10-5/Kのポリエチレンを選択すると、常温(例えば
25℃)のときに比べて冷却時(例えば−25℃)は、
約0.62%だけ脚部(16)の外径Dが収縮する。このため、
常温特に輸送時にあっては、栓体(15)が排水口(12)に対
して多少きつめで嵌入されることとなって、外れにく
く、洗浄・清掃時にあっては外しやすいということにな
る。また頭部(17)は、その中央部分の厚みが最大となる
ように、外周へ向けてほんのわずかな傾斜をつけてあ
り、平面視円形状とせず例えば円から平行線で弧を切り
落としたような拡開段部(11)の形状と異なった形状とし
て、拡開段部(11)と頭部(17)の外周とで形成される空間
を大きくして、指やドライバーの先等を入れやすくし、
栓体(15)の着脱を容易ならしめている。更に頭部(17)の
中央部分の厚みは、拡開段部(11)と内箱底板との段差と
同一かわずかに小さくなるようにして、頭部(17)を内箱
(7)の底板から突出しないものとなし、庫内(C)への貯蔵
物の収納の際に、貯蔵物が栓体(15)に引っかかることが
ないようにしている。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、排水口の閉塞にあ
たり、常温時栓体の脚部が排水口に対してきつい状態で
嵌合されるため、低温庫の輸送・運搬時における振動等
で栓体が外れることがなく、紛失のおそれがない。また
栓体の頭部の厚さが拡開段部の段差以下であるため、1
栓時頭部が低温庫庫内底面より突出することがなく、栓
体は貯蔵物の摺動移動に際してその摺動を邪魔せず、よ
って摺動により外れることがなく、冷却時の冷気漏れが
起こらない。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示し、第1図は排水装置の縦
断面図、第2図は低温庫の外観斜視図、第3図は第1図
の要部拡大図、第4図は拡開段部と栓体の平面図であ
る。 (1)…低温庫、(C)…庫内、(2)…外箱、(6)…断熱材、
(7)…内箱、(10)…排水装置、(11)…拡開段部、(12)…
排水口、(13)…排水管、(15)…栓体、(16)…脚部、(17)
…頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】低温庫庫内底壁部適所に凹んで形成され排
    水口を有する拡開段部と、該拡開段部の下方に設けられ
    前記排水口直下に位置する排水管と、前記排水口を閉塞
    する栓体とを備え、前記栓体は排水口に挿入される脚部
    と、該脚部の上端に設けられ下面が前記拡開段部に当接
    する頭部とを有し、前記脚部は、その外径が常温時にあ
    って前記排水口の直径よりわずかに大きく、前記低温庫
    庫内の冷却時にあって排水口の直径よりわずかに小さく
    なる熱膨張率を有した材質とし、前記頭部の厚さは前記
    拡開段部の段差以下としたことを特徴とする排水装置。
JP3420887U 1987-03-09 1987-03-09 排水装置 Expired - Lifetime JPH0629655Y2 (ja)

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JP3420887U JPH0629655Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09 排水装置

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JP3420887U JPH0629655Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09 排水装置

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JPS63142677U JPS63142677U (ja) 1988-09-20
JPH0629655Y2 true JPH0629655Y2 (ja) 1994-08-10

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JP6934375B2 (ja) * 2017-09-12 2021-09-15 ホシザキ株式会社 冷却庫
CN109990549A (zh) * 2019-05-09 2019-07-09 长虹美菱股份有限公司 一种在冷柜上使用的排水管堵头组件

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JPS63142677U (ja) 1988-09-20

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