JP2944214B2 - 織物機械用の杼口形成装置 - Google Patents

織物機械用の杼口形成装置

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JP2944214B2
JP2944214B2 JP4504832A JP50483292A JP2944214B2 JP 2944214 B2 JP2944214 B2 JP 2944214B2 JP 4504832 A JP4504832 A JP 4504832A JP 50483292 A JP50483292 A JP 50483292A JP 2944214 B2 JP2944214 B2 JP 2944214B2
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    • D03C3/20Electrically-operated jacquards

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は請求項1の前文、すなわち互いに反対方向に
移動する昇降ブレード、上方杼口位置と下方杼口位置間
で往復移動可能であり、移動可能な連結部材によって対
で結合され、さらに連結部材に連結されたプーリブロッ
ク体を介して綜絖又は綜絖装置に連結され、且つ前記昇
降ブレードとの間に互いに係合可能な係合機構を形成す
る2個の引っ張り機素、及び少なくとも1つの電磁石を
有し、下方杼口位置の領域で且つ2個の引っ張り機素の
間に配置され、織組織プログラムにしたがって引っ張り
機素を制御して、下方杼口位置にある引っ張り機素を前
記係合機構を用いて前記昇降ブレードに係合あるいは係
脱させて、引っ張り機素を上方杼口位置へ移動させ、な
いしは下方杼口位置へ留まらせる保持装置から成り、前
記引っ張り機素が細片状形状に作られ、且つ引っ張り機
素を静置ボードの開口部を介して前記保持装置の下方へ
案内する案内部分を有する、織物機械、特にジャカード
機械用の杼口形成装置に関する。
〔従来の技術〕
このような装置はドイツ公報DE−C37 13 832によって
知られている。この装置における引っ張り機素はその上
下運動中に横方向にこすられる。その結果損耗や熱発生
が生ずる。この引っ張り機素は磁鉄から成り、比較手重
く、したがって慣性を有する。さらに係合機構は、引っ
張り機素を横方向に回すために傾斜表面を有する。この
事が損耗を増加すると共にノイズを発生する。かくして
この公知の装置は非常に早い高速作動に対して適してい
ない。今日の機械においては作動は非常に高速で行われ
る。引っ張り機素が綜絖の復帰スプリングによって高速
で下方に移動されるので、綜絖の復帰力は非常に高くな
ければならない。この事が材料に負担を与えて相当な振
動を与えると共に、復帰スプリングの慣性を克服しなけ
ればならないことが作動速度に限界を与えることにな
る。
EP−A348338に開示された公知の杼口形成装置におい
ても、係合機構が前述の装置と同じ目的のために傾斜表
面を有し、その結果同じ問題点を有する。
EP−A119787には、上方杼口位置に配置された保持装
置が開示されている。この保持装置は、引っ張り機素を
案内するためのセクション、引っ張り機素を上方杼口位
置に保つための保留部材を具備したセクション及び引っ
張り機素を保留部材に係合させたり、脱合、すなわち係
合を解除させたりする電磁石を具備したセクションを有
する。したがって保持は最初に上方杼口において生じ、
2番目には保持装置自身内に生ずる。この保持装置にお
いて、引っ張り機素を電磁石によって保留部材に向け
て、あるいは保留部材から離れるように回転させるよう
に、単に保持装置の領域内で比較的大きい距離で保留部
材に向けて引っ張り機素を案内するだけである。したが
って電磁石の出力は相当に高く設計されなければなら
ず、且つ昇降ブレードを保留部材に引掛けたり、外した
りするために、昇降ブレードのストロークを大きくしな
ければならない。その結果振動が発生し、それに伴って
相当な騒音が発生する。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、引っ張り機素が昇降運動の間昇降ブ
レードによって係合された状態で高速作動で案内され、
その間での装置内の運当部分間の摩擦を大幅に避けるこ
とができ、且つ昇降運動の間での引っ張り機素の故障が
生じないような杼口形成装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の前述の課題は請求項1の特徴とする構成、す
なわち前記引っ張り機素の前記静置ボードの上方の位置
にストッパ部分を設けて、前記引っ張り機素のストッパ
部分と前記静置ボードとの間に当接機構が形成され、そ
の際引っ張り機素を前記静置ボードに押付ける間に垂直
方向だけの力が存在するように、前記当接機構の構成部
材の接触表面が水平面内にあり、それによって前記昇降
ブレードが前記係合機構によって係合された引っ張り機
素を伴って下方杼口位置に移動した時に、ストッパ部材
が静置ボードに当接することによって、引続いて下降す
る昇降ブレードと引っ張り機素間の前記係合機構の脱合
が実質的に摩擦を生じることなく行われることを特徴と
する織物機械用杼口形成装置によって達成される。
本発明により得ることができる利点は大体において、
挿入プロセスによって発生する引っ張り機素の振動がわ
ずかであり、 2500回/minの回転数が得られ、 損耗と騒音の相当の減少を振動の減少によって達成す
ることができ、 綜絖の復帰力の大幅な削減が可能になり、 引っ張り機素、保持装置、固定可能なプーリー式引上
げ装置、コード及び綜絖の摩耗の大幅な削減が達成され
ることにある。
〔実施例〕
以下添付図面を参照して本発明を詳述する。
ここで問題としている種類の杼口形成装置には、2つ
の引っ張り機素を相互連結する移動可能な連結部材1、
連結部材1を案内する第1プーリー3並びにアーム部5
を介して第1プーリー3と結合された第2プーリー4を
有する引っ張りブロック2、第2プーリー4の周りで案
内されて、綜絖7と結合されて経糸を案内するコード
6、及び綜絖7の端部に固定された復帰ばね8が設けら
れている。コード6の他方の端部は機台と結合されてい
る。
杼口形成装置にはさらに、互いに反対方向に昇降可能
な2つの昇降ブレードと、下方と上方の杼口位置の間で
昇降可能な2つの引っ張り機素と、制御装置を備えた電
気的に駆動可能な磁気式保持装置が設けられている。
昇降ブレード、引っ張り機素及び保持装置について、
本発明の杼口形成装置の実施例を示す添付図面を用いて
詳細に説明する。
図1と図2に保持装置の第1の実施例を図示する。こ
の保持装置12は2つの電磁石13,14と2つの極プレート1
5,16とホルダ17を有する。各電磁石は円筒状のコア18
と、コア上に巻回されたコイル19から形成される(図
2)。
各極プレート15,16は、極プレートの長さ方向に沿っ
て幅が狭くなるU字状の断面を有するので、脚部20,21
は斜面を形成する。極プレート15,16は、脚部端部が互
いに距離をおいて対向するように配置されている。極プ
レート15,16間には電磁石13,14が配置されている。電磁
石13,14と極プレート15,16は、極プレートと脚部端部間
のギャップとの間の中空空間を充填するプラスチック材
料によって結合されている。それによって2つの斜面を
有するくさび状のユニットが形成される。
図1から明らかなように、電磁石13,14が例示される
と引っ張り機素62の部分が吸引されるので、この部分は
極プレート脚部の外側面によって形成される斜面に添接
する。その場合に極プレート脚部は極領域23と24を形成
するので、電磁石の磁場線25は引っ張り機素の横方向に
向けられている。ベース端縁17aはこの保持装置の下方
の広い部分によって形成される。
図3は保持装置の第2の実施例を示している。この保
持装置31は電磁石32と電磁石のホルダ33を有する。電磁
石32は上下T字状コア34とコイル35から形成されてい
る。コア34は、絶縁配置されたコイルを有する脚部分と
広いベースフランジ36と狭いフランジ37を有し、フラン
ジの引っ張り機素62側に向いた極領域38と39を形成する
斜面が設けられている。
図3に示すように、電磁石32が例示されると引っ張り
機素の一部が吸引されるので、この部分はコア34のフラ
ンジ36とフランジ37の斜面に添接し、その場合の磁場線
40は引っ張り機素62の長手方向に向けられる。それによ
って磁気回路が短絡されるので、電磁石の電流消費が好
ましい方法で少くなる。
図4から図7に、本発明の杼口形成装置の第1の実施
例を示す。杼口形成装置には不図示の駆動装置によって
互いに反対方向へ昇降移動される2つの昇降ブレード41
と、昇降ブレード41と係合又は脱合する2つの引っ張り
機素42と、詳しく図示しない電気回路43を有する図1に
図示する保持装置12が設けられており、保持装置は2本
の引っ張り機素間の下方杼口位置の領域に配置されてい
る。保持装置12はホルダ17によって静置ボード44上に固
定されている。静置ボード44には開口部45が形成されて
おり、その中で引っ張り機素42が案内されている。
昇降ブレード41は矩形の横断面を有し、その上方端縁
には2つの斜面47を有し昇降ブレードの長手方向にわた
って延びる部分46と、フック状に形成された部分48が設
けられており、部分48は部分46から離れており、かつ昇
降ブレート41の側面から突出しており、それによって乗
り上げ面49が形成される(図7)。
引っ張り機素42は細片状に形成されている。引っ張り
機素は、その下方端部で、フック部材によって連結部材
1と連結されている。引っ張り機素42の上方端部には斜
めの部分50とそれに近接して切欠き部分51が設けられて
いる(図5)。部分48と切欠き部分51は係合機構を形成
する。それに連続する部分は案内部分53を形成する。引
っ張り機素42において、斜めの部分50と切欠き部分51と
が結合部分52を形成し、それに続く部分が案内部分53を
形成する。各引っ張り機素42にはさらに、静置ボード44
と関連して当接機構を形成するストッパ部分54が設けら
れており、この部分は案内部分53に外側に張り出すよう
に固定されており、かつ引っ張り機素42が下方の杼口位
置にあるときに静置ボード44上に接する。
引っ張り機素42は磁化可能な材料、好ましくは金属か
ら形成される。しかしまた、引っ張り機素をプラスチッ
クから形成することも可能であって、しかしその場合に
は当接機構の一方を形成る切欠き部分51を含む結合部分
52は少くとも金属製部材を用いなければならない。
図6には、引っ張り機素42が下方の杼口位置にあり、
保持装置12の電磁石13,14が励磁されていない状況に拡
大して示す。この位置にあっては引っ張り機素42の結合
部分52は保持装置12の極領域に対して規定された位置を
占める。この位置においては極領域のベース端縁と引っ
張り機素42の結合部分52の間にはほぼゼロの大きさの距
離Aが存在するが、図6では身やすくするために拡大し
て示されている。それによって電磁石が励磁された場合
に結合部分52は非常にわずかな距離だけ変位すればよ
く、同時にその残留磁気を小さく抑えることができる。
次に杼口形成装置の作動方法を図4〜図7に基づいて
説明する。
図4においては左の昇降ブレード41は、保持装置12の
実質的に上方である上方杼口位置にあり、右の昇降ブレ
ード41は保持装置12の側方である下方杼口位置にある。
図4から明らかなように、左の引っ張り機素42は切欠き
部分51をフック状の部分48に入れることによって(係合
機構)懸架されており、従って昇降ブレード41によって
上方杼口位置に配置されている。一方右の引っ張り機素
42は下方杼口位置にあり、ストッパ部分54が静置ボード
44上に当接し、結合部分52は磁石が励磁されると保持装
置12に添接する。この位置において綜絖7は上方杼口内
にある。駆動によって昇降ブレード41が反対方向へ移動
されると、左の引っ張り機素42は(係合機構と共に又は
係合機構及び当接機構と共に)左の昇降ブレード41によ
って下方杼口位置へ移動される。右の引っ張り機素42は
下方の杼口位置に留まる。というのは例示された電磁石
13,14によって変位された結合部分52が右の昇降ブレー
ドによって係合されていないからである。この位置にお
いて綜絖7は下方杼口内にある。左の昇降ブレード41が
下降する間にその中に懸架されている引っ張り機素42
は、互いに対応する斜め表面を有する2つの部分47,50
が重なり合うことによって固定されているので、積極的
に下方に移動され、その移動はストッパ部分54が静置ボ
ード44上に当接する迄続く。一方昇降ブレード41はその
後も静置ボード44に接触したストッパ部分に接触する迄
下降を続ける。この場合に開口部51の下方端縁が乗り上
げ面49を乗り越えるので、結合部分52はフック状の部分
48から抜け出し、すなわち左の引っ張り機素42の結合は
外される。それによって同時に結合部分52が保持装置12
に向う方向に回転され、保持装置の極領域23,24に押圧
される(図1)。この押圧プロセスは昇降ブレード41の
部分46によって確実に行われる。というのは引っ張り機
素42の斜めの部分50に対して昇降ブレード41の斜面47が
接触しながら滑り移動するので、結合部分53も同様に保
持装置12の方向へ回転されるからである。
この時点で保持装置の電磁石が例示されると、結合部
分52は保持装置12に付着したままになる。続いて左の昇
降ブレード41が上昇すると、左の引っ張り機素42は後に
残され、すなわち綜絖7は下方の杼口位置に留まる。柄
組織のプログラムに基づいて電磁石が消磁されると、結
合部分は材料の有する固有の弾性によって保持装置12か
ら外される。この装置において引っ張り機素42は順次昇
降ブレード41によて係合されて昇降し、電磁石が励磁さ
れた場合にまた前述の変化が生じる。
図8から図10に異なる構造の昇降ブレードと引っ張り
機素を用いた本発明による杼口形成装置の第2の実施例
を示す。
杼口形成装置には2つの昇降ブレード61と、結合部分
63並びに案内部分64を有する2つの引っ張り機素62が設
けられている。図8から明らかなように、昇降ブレード
61は矩形の下部と上方へ拡幅する中央部とほぼU字状の
上部を備えた断面形状を有する。下部が引っ張り機素62
を極に関して所定の位置へ移動させる間に(図6)、結
合部分63を極領域23,24(図1)に添接させるために、
昇降ブレード61が下降するときに中央部には結合部分63
を保持装置12の方向へ揺動すなわち回転させる。それぞ
れの引っ張り機素62は当接機構の一部分としてストッパ
部分65を有すると共に、その結合部分63においてフック
形状部分66を有する。昇降ブレード61の上端にも2つの
フック形状部分67が設けられ、このフック形状部分67は
引っ張り機素62におけるフック形状部分66に対して相補
的に配置される。その結果昇降ブレード61は引っ張り機
素62に対して係合したり、その係合を外したりすること
ができる。
若干異った形状を有する昇降ブレード68が図10に示さ
れ、この昇降ブレード68の断面形状は矩形部分と上部U
字状部分から成る。昇降ブレード61と異り、昇降ブレー
ド68では上方移動中での結合部分63の揺動すなわち回転
は行われない。
図11と図12に本発明による杼口形成装置の第3の実施
例を示す。
杼口形成装置には2つの昇降ブレード120、2つの引
っ張り機素121及び図1に示す保持装置12が設けられて
おり、保持装置は引っ張り機素が下方の杼口位置にある
場合に2つの引っ張り機素の間にくるように配置されて
いる。この下方の杼口位置において引っ張り機素は極領
域23,24(図1)に関して規定された位置を占める。
引っ張り機素121には細片状の案内部分122と細片状の
結合部分123が設けられており、結合部分は案内部分122
の側面に固定されている。案内部分122の一方の端部は
移動可能な結合部材1と結合されている。他方の端部の
領域には矩形の切欠き部分125が形成されている。案内
部分は好ましくは磁化不可能な材料から形成されている
と良い。各引っ張り機素にはストッパ部分54が設けられ
ており、このストッパ部分54は昇降ブレード120に向か
って外側へ突出するように案内部分122に固定されてい
る。引っ張り機素121が下方の杼口位置にある場合に静
置ボード46上に載置され、昇降ブレード120の下端縁が
引っ張り機素121を強制的に下方の杼口位置へ移動させ
るようにする。
クラッチ部分123の一端にはフック状の部分126が設け
られており、かつ他端の領域において、フック状の部分
126が切欠き部分125を貫通して突出するように固定され
ている。結合部分123は磁化可能な弾性変形できる材料
から形成されており、好ましくは磁極23,24へ向けて案
内部分122に取り付けられている。この引っ張り機素121
の場合には2部分構成の実施例が特に好ましいことが明
らかにされている。というのは案内部分122には磁気的
な吸引力が作用しないからである。
保持装置12の上方にガイド部材127が設けられてお
り、引っ張り機素121が上方の杼口位置にある場合に結
合部分123が前記ガイド部材127に添接する。他方、静置
ボード46に開口部128が形成されており、昇降移動の際
に案内部分122がこの開口部内で案内される。従って引
っ張り機素121を二重に案内することになる。ガイド部
材127内に溝状の凹部が設けられていると案内がより良
好に行われ、溝状の凹部は引っ張り機素が昇降移動する
場合に結合部分123を収容するので、案内部分122がガイ
ド部材127の端縁に接して案内される。
〔発明の効果〕
本発明の杼口形成装置は、前述のように構成されてい
るので、高速で作動させることができると共に騒音の発
生を抑え、さらに構成各部材の摩耗を減少させることが
できる。
図面の簡単な説明 〔図1〕本発明で用いられる磁気式保持装置の第1実施
例を示す斜視図であり、 〔図2〕図1の線II−IIに沿った断面図であり、 〔図3〕本発明で用いられる磁気式保持装置の第2実施
例を示す斜視図であり、 〔図4〜図12〕本発明の杼口形成装置の各種実施例の構
成を示す図である、 〔符号の説明〕 1…連結部材、2…プーリブロック体、 7…綜絖、12,31…保持装置、 13,14…電磁石、41,61,68,81,120…昇降ブレード 42,62,82,121…引っ張り機素、44,46…静置ボード、 45…開口部、53,64,88,122…案内部分、 51,48;66,67;89,91;126…係合機構、 41,54;61,65;120,54…当接機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D03C 3/20 D03C 3/06 - 3/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに反対方向に移動する昇降ブレード
    (41,61,68,120)、上方杼口位置と下方杼口位置間で往
    復移動可能であり、移動可能な連結部材(1)によって
    対で結合され、さらに連結部材に連結されたプーリブロ
    ック体(2)を介して綜絖(7)又は綜絖装置に連結さ
    れ、且つ前記昇降ブレードとの間に互いに係合可能な係
    合機構(51,48;66,67;126)を形成する2個の引っ張り
    機素(42,62,121)、及び少なくとも1つの電磁石(13,
    14)を有し、下方杼口位置の領域で且つ2個の引っ張り
    機素の間に配置され、織組織プログラムにしたがって引
    っ張り機素を制御して、下方杼口位置にある引っ張り機
    素を前記係合機構を用いて前記昇降ブレードに係合ある
    いは脱合させて、引っ張り機素を上方杼口位置へ移動さ
    せ、ないしは下方杼口位置へ留まらせる保持装置(12)
    から成り、前記引っ張り機素が細片状形状に作られ、且
    つ引っ張り機素を静置ボード(44,46)の開口部(45)
    を介して前記保持装置の下方へ案内する案内部分(53,6
    4,122)を有する、織物機械、特にジャカード機械用の
    杼口形成装置において、 前記引っ張り機素(42,62,121)の前記静置ボード(44,
    46)の上方の位置にストッパ部分(54,65)を設けて、
    前記引っ張り機素(42,62,121)のストッパ部分(54,6
    5)と前記静置ボード(44,46)との間に当接機構(54,4
    4;65,44;54,46)が形成され、その際引っ張り機素を前
    記静置ボードに押付ける間に垂直方向だけの力が存在す
    るように、前記当接機構の構成部材の接触表面が水平面
    内にあり、それによって前記昇降ブレードが前記係合機
    構によって係合された引っ張り機素を伴って下方杼口位
    置に移動した時に、ストッパ部分が静置ボードに当接す
    ることによって、引続いて下降する昇降ブレードと引っ
    張り機素間の前記係合機構の脱合が実質的に摩擦を生じ
    ることなく行われることを特徴とする織物機械用杼口形
    成装置。
  2. 【請求項2】前記保持装置(12)が2つの規定された磁
    極領域(23,24;38,39)を有し、傾斜表面で形成された
    くさび状ベース形状を有し、該傾斜表面が引っ張り機素
    (42;62;121)に対向するように保持装置(12)が配置
    され、それぞれ最大で1mmの空気間隙がベースエッジ(1
    7a)と引っ張り機素との間に存在することを特徴とする
    請求項1記載の杼口形成装置。
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