JP2943494B2 - ローラコンベヤ - Google Patents

ローラコンベヤ

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JP2943494B2 JP4076413A JP7641392A JP2943494B2 JP 2943494 B2 JP2943494 B2 JP 2943494B2 JP 4076413 A JP4076413 A JP 4076413A JP 7641392 A JP7641392 A JP 7641392A JP 2943494 B2 JP2943494 B2 JP 2943494B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右一対の側枠間で適
当ピッチでコンベヤローラを並列支承して成るローラコ
ンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来のこの種のローラコ
ンベヤは、例えば左右一対の側枠に所定ピッチで軸受孔
を配設し、各コンベヤローラの支軸両端を前記両側枠の
軸受孔に挿通させてナットで固定することにより構成す
るのが一般的であった。また、実開平1−83715号
公報に記載されるように、各コンベヤローラの支軸両端
を支承する軸受板を前記両側枠の内側所定位置に個々に
ボルト止めして構成されたローラコンベヤも知られてい
る。
【0003】前者の一般的な構成のローラコンベヤで
は、構造は極めてシンプルであるが、両側枠に多数の軸
受孔を所定ピッチで加工する手間が必要であると共に、
コンベヤローラ支軸の両端を各別にナットで固定しなけ
ればならないので、組み立てに多大の手間と時間を要す
る欠点があった。また、後者の軸受板使用の構成でも、
各コンベヤローラ毎に左右一対の軸受板を側枠にボルト
止めしなければならないので、やはり組み立てに多大の
手間と時間を要する欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明のローラコンベヤは、左右一対の側枠2a,2bの
内側夫々に、軸受板10が側枠長さ方向移動可能に係合
する軸受板係合部6を側枠全長にわたって形成し、ロー
ラ支軸11の端部が上下方向に脱着可能な断面U形の軸
受部12を備えた左右一対の軸受板10を前記両側枠2
a,2bの軸受板係合部6に係合させ、側枠両端に位置
する左右一対の軸受板10が少なくとも側枠2a,2b
から脱落する方向へ移動するのを阻止する固定手段(ボ
ルト14およびタッププレート15)を設け、前記左右
一対の軸受板10の軸受部12にローラ支軸11の両端
を嵌合支承せしめて成るローラコンベヤであって、前記
両側枠2a,2bを、互いに隣接するコンベヤローラ4
の中間位置で且つ前記ローラ支軸11に近い高さ位置で
互いに連結する連結ロッド21を設けた点に特徴を有す
る。
【0005】なお、前記連結ロッドは、前記両側枠の内
側夫々に取り付けられた支持材の上端部間に架設するこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1において、1は左右一対の側枠
2a,2bを含むコンベヤフレームであって、長さ方向
両端近傍位置には、支持用スタンド3a,3bが取り付
けられている。また、前記左右一対の側枠2a,2b間
には、コンベヤローラ4が等間隔おきに並列する状態で
支承されている。
【0007】図2Aおよび図2Bに示すように、前記両
側枠2a,2bはアルミニウム成形品から成る同一断面
形状の型材を対向配置したものであって、この各側枠2
a,2bには、その内側上半部に、上下一対の凹溝5
a,5bを備えた溝形の軸受板係合部6が側枠全長にわ
たって連続形成されている。また、軸受板係合部6の背
面壁7には、側枠全長にわたって連続するスリット8が
形成され、このスリット8の背部に、タッププレート嵌
合用空所9が側枠全長にわたって形成されている。
【0008】10は、前記各コンベヤローラ4における
ローラ支軸11の両端が上下方向に脱着可能な断面U形
の軸受部12を備えた左右一対の軸受板であって、その
上下両側辺を前記各側枠2a,2bにおける軸受板係合
部6の上下一対の凹溝5a,5bに側枠端部から嵌合さ
せることにより、側枠2a,2bの長さ方向に移動可能
に支持される。なお、各軸受板10には、長さ方向両端
部の前記側枠2a,2bのスリット8に対応する箇所に
固定用ボルト孔13が設けられている。
【0009】前記のようにして両側枠2a,2bの軸受
板係合部6の全域に嵌合せしめられた各左右対をなす軸
受板10の内、両側枠2a,2bの両端に位置する軸受
板10は、その固定用ボルト孔13から側枠2a,2b
側のスリット8を貫通させた軸受板固定用ボルト14
を、前記タッププレート嵌合用空所9内に遊嵌させたタ
ッププレート15に螺合締結することにより、各側枠2
a,2bに固定される。
【0010】軸受板10を上記のように両側枠2a,2
bにセットしたならば、左右対をなす軸受板10の各軸
受部12に、コンベヤローラ4のローラ支軸11の両端
を下向きに嵌合支持させることにより、ローラコンベヤ
が完成する。このとき、各軸受板10がその側枠長さ方
向の両端10a,10bにおいて互いに当接しているこ
とにより、各コンベヤローラ4は、軸受板10の長さに
よって決まる所定ピッチで等間隔おきに位置決めされて
いる。
【0011】なお、上記実施例では、側枠両端に位置す
る左右一対の軸受板10が少なくとも前記軸受板係合部
6から脱落する方向へ移動するのを阻止する固定手段と
して、ボルト14およびタッププレート15を使用した
が、図2Aに示すように、側枠2a,2bの両端には端
面板16が取り付けられるので普通であり、この端面板
16により前記軸受板係合部6の端部が閉じられるの
で、当該端面板16を前記固定手段に兼用させることも
出来る。この場合は、所要個数の軸受板10を各側枠2
a,2bの軸受板係合部6に係合させたときの全長と側
枠両端の端面板16間の間隔とが略等しくないと、軸受
板10(コンベヤローラ4)が側枠長さ方向にがたつく
ことになる。従って、前記実施例のように両端の軸受板
10をボルト14とタッププレート15とで固定する
か、または、側枠2a,2bの一端側に取り付けた前記
端面板16側へ各軸受板10を押圧移動させ、側枠2
a,2bの他端側に位置する最後の軸受板10のみを前
記のようにボルト14とタッププレート15とで固定す
るのが望ましい。
【0012】図3に示すように軸受板10は、両端から
側枠長さ方向に突出する突出部10c,10dを有する
形状とし、この両突出部10c,10dの端面10a,
10bにおいて隣接する軸受板10と互いに当接するよ
うに構成することが出来る。また、図示のように、固定
用ボルト孔13は、軸受板10の側辺に開放する凹入部
により形成することも出来る。更に、軸受板係合部6の
上側凹溝5aに嵌合する部分は、前後一対の上向き突出
部10e,10fとすることも出来る。
【0013】軸受板10における断面U形の軸受部12
は、嵌合支持されたローラ支軸11を回転可能に支承し
得るものであっても良いが、図3に示すようにローラ支
軸11の外径と軸受部12の内径と等しくし、更に当該
軸受部12の入口の巾を前記ローラ支軸11の直径より
若干狭くして、ローラ支軸11を軸受部12内に下向き
に圧入するように構成し、以て、軸受部12に嵌合支持
されたローラ支軸11が上方へ容易に抜出しないように
することが出来る。この場合には、図2Bに示すよう
に、ローラ支軸11に対してコンベヤローラ4を回転軸
受4aにより回転可能に支承しておく必要がある。
【0014】前記両側枠2a,2bは、長さ方向の適当
複数箇所で、例えば図4に仮想線で示す如く側枠底部ど
うしを連結する継ぎプレート17によって互いに連結さ
れることにより、コンベヤフレーム1を構成するが、側
枠2a,2bの上端部が互いに開くように変形するとロ
ーラ支軸11が軸受部12から脱落する恐れがある。従
って両側枠2a,2bは、前記ローラ支軸11に近い高
さ位置で互いに連結することが望ましい。本発明では、
図4に示すように互いに隣接する2本のコンベヤローラ
4の中間位置で、両側枠2a,2bの内側に例えば横断
面コ形の支持材18を、両側枠2a,2b内に嵌合させ
たタッププレート19とこれに螺合するボルト20とに
より取り付け、この両支持材18間に連結ロッド21
を、例えば前記支持材18の上端から切り欠き形成した
凹入溝22内に前記連結ロッド21の両端近傍部に形成
した小径軸部21aを下向きに嵌合させるなどの方法
で、架設している。
【0015】コンベヤローラ4としては、1本のローラ
支軸11に軸方向複数個のローラ本体を取り付けて成る
ものであっても良い。また軸受板10を、軸受部12を
備えた本体と、少なくとも1個のスペーサとから構成
し、軸受板係合部6に前記本体とスペーサとを順次係合
させて互いに側枠長さ方向に当接させることにより、各
コンベヤローラ4間のピッチを一定に保つようにしても
良い。この場合は、前記スペーサを使用しないことによ
りコンベヤローラピッチを短くすることが出来ると共
に、前記スペーサの使用個数を増加することによりコン
ベヤローラピッチをより長くすることが出来る。
【0016】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明のローラコ
ンベヤによれば、組み立てに際して、少なくとも側枠両
端に位置する軸受板以外は側枠に固定する必要が全くな
く、しかも、各軸受板を側枠長さ方向に隣接するものど
うし互いに当接させることにより、ローラピッチを前記
軸受板の長さによって決まる所定ピッチに保持すること
が出来る。また、各コンベヤローラは、前記軸受板を両
側枠に組み込んだ後で各左右対をなす軸受板間に上から
嵌合させる簡単な作業で架設することが出来る。従っ
て、ローラコンベヤ全体の組み立てを極めて簡単容易に
行うことが出来、側枠に所定ピッチで孔明け加工を施す
必要もないことと相俟って、コストダウンを図ることが
出来る。
【0017】また、長さの異なる複数種類の軸受板を準
備しておくことにより、使用する軸受板を選択するだけ
でローラピッチの異なるローラコンベヤを簡単に構成す
ることが出来る。
【0018】しかも本発明の構成によれば、前記両側枠
を、互いに隣接するコンベヤローラの中間位置で且つ前
記ローラ支軸に近い高さ位置で互いに連結する連結ロッ
ドを設けているので、前記両側枠の上端部が互いに開く
ように変形してローラ支軸が軸受部から脱落するのを、
前記連結ロッドにより効果的に防止することが出来る。
【0019】なお、請求項2に記載のように、前記左右
一対の側枠に、前記軸受板係合部に係合する軸受板の背
部に位置するスリットと、このスリットの背部に位置す
るタッププレート嵌合用空所とを、側枠全長にわたって
形成し、前記固定手段として、前記スリットを貫通する
軸受板固定用ボルトと、前記タッププレート嵌合用空所
に遊嵌し且つ前記ボルトが螺合するタッププレートとを
設けるときは、側枠端部に位置する固定対象の軸受板の
位置が側枠長さ方向に多少変化しても、当該軸受板を確
実且つ容易に固定することが出来ると共に、側枠側に固
定対象の軸受板の位置に合わせて孔明け加工などを行う
必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ローラコンベヤの全体を示す概略斜視図であ
る。
【図2】 A図は、要部の一部切り欠き縦断側面図であ
り、B図は、要部の一部切り欠き縦断正面図である。
【図3】 軸受板の具体形状を示す要部の縦断側面図で
ある。
【図4】 側枠間の連結構造を示す要部の縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
2a,2b 左右一対の側枠 4 コンベヤローラ 5a,5b 上下一対の凹溝 6 軸受板係合部 8 スリット 9 タッププレート嵌合用空所 10 左右一対の軸受板 11 ローラ支軸 12 断面U形の軸受部 13 固定用ボルト孔 14 軸受板固定用ボルト(固定手段) 15 タッププレート(固定手段) 16 側枠端面板 21 連結ロッド
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 13/00 − 13/12 B65G 39/00 − 39/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対の側枠の内側夫々に、軸受板が側
    枠長さ方向移動可能に係合する軸受板係合部を側枠全長
    にわたって形成し、ローラ支軸の端部が上下方向に脱着
    可能な断面U形の軸受部を備えた左右一対の軸受板を前
    記両側枠の軸受板係合部に係合させ、側枠両端に位置す
    る左右一対の軸受板が少なくとも側枠から脱落する方向
    へ移動するのを阻止する固定手段を設け、前記左右一対
    の軸受板の軸受部にローラ支軸の両端を嵌合支承せしめ
    て成るローラコンベヤであって、前記両側枠を、互いに
    隣接するコンベヤローラの中間位置で且つ前記ローラ支
    軸に近い高さ位置で互いに連結する連結ロッを設けて
    成る、ローラコンベヤ。
  2. 【請求項2】前記連結ロッは、前記両側枠の内側夫々
    に取り付けられた支持材の上端部間に架設されている
    請求項1に記載のローラコンベヤ。
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