JP2942894B2 - 三相三線式電路の絶縁抵抗測定方法 - Google Patents
三相三線式電路の絶縁抵抗測定方法Info
- Publication number
- JP2942894B2 JP2942894B2 JP31820289A JP31820289A JP2942894B2 JP 2942894 B2 JP2942894 B2 JP 2942894B2 JP 31820289 A JP31820289 A JP 31820289A JP 31820289 A JP31820289 A JP 31820289A JP 2942894 B2 JP2942894 B2 JP 2942894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- phase
- circuit
- ungrounded
- insulation resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 title claims description 35
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 title description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 20
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 20
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 11
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000000819 phase cycle Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は絶縁抵抗測定方法に関し、殊に三相三線式変
圧器の二次側一端接地した電路の絶縁抵抗を測定する方
法に関する。
圧器の二次側一端接地した電路の絶縁抵抗を測定する方
法に関する。
(従来技術) 一端接地された三相三線式電路の絶縁劣化を測定する
方法として、例えば同一出願人が出願した特公昭62−52
823に開示されたものがある。
方法として、例えば同一出願人が出願した特公昭62−52
823に開示されたものがある。
この方法は三相三線式電路の二次側電路のうち、一端
接地した接地線に低周波の測定用電圧を印加し、該測定
電圧により還流する漏洩電流中の前記測定電圧と同相の
有効分と、前記測定電圧と90度位相の異なる無効分とを
夫々検出すると共に、該検出漏洩電流のうち、一対の非
接地電路の位相における有効分並びに無効分をそれぞれ
の位相について検出し、これから非接地電路の絶縁抵抗
を一対の非接地電路の対地静電容量の影響を受けずに測
定するものがある。
接地した接地線に低周波の測定用電圧を印加し、該測定
電圧により還流する漏洩電流中の前記測定電圧と同相の
有効分と、前記測定電圧と90度位相の異なる無効分とを
夫々検出すると共に、該検出漏洩電流のうち、一対の非
接地電路の位相における有効分並びに無効分をそれぞれ
の位相について検出し、これから非接地電路の絶縁抵抗
を一対の非接地電路の対地静電容量の影響を受けずに測
定するものがある。
また、他の測定方法としては特公昭63−57739により
開示されたものがあるが、この方法は接地線に還流する
商用周波の漏洩電流を用い、該漏洩電流中の一対の非接
地電路毎の位相における有効分を求めそれらの和によっ
て一対の非接地電路の絶縁抵抗を測定するものである。
開示されたものがあるが、この方法は接地線に還流する
商用周波の漏洩電流を用い、該漏洩電流中の一対の非接
地電路毎の位相における有効分を求めそれらの和によっ
て一対の非接地電路の絶縁抵抗を測定するものである。
しかしながら、前者の方法は電路に低周波の測定用電
圧を印加する必要があり、殊に対地静電容量が大きい場
合には有効分と無効分の分離性をよくするために低周波
の測定用電圧が必要となり、該測定用電圧を一端接地し
た三相三線式電路に印加するに当たっては、前述した低
周波を印加するため大型の注入トランスを必要とするだ
けでなく、電路に地絡が発生した場合、巨大な地絡電流
が接地線に還流するため、該地絡電流に対し、低周波の
測定電圧を注入する増幅器等を保護する等の必要があり
経済的でなかった。
圧を印加する必要があり、殊に対地静電容量が大きい場
合には有効分と無効分の分離性をよくするために低周波
の測定用電圧が必要となり、該測定用電圧を一端接地し
た三相三線式電路に印加するに当たっては、前述した低
周波を印加するため大型の注入トランスを必要とするだ
けでなく、電路に地絡が発生した場合、巨大な地絡電流
が接地線に還流するため、該地絡電流に対し、低周波の
測定電圧を注入する増幅器等を保護する等の必要があり
経済的でなかった。
後者の方法は同明細書にも詳述されている如く一対の
非接地電路の対地静電容量が等しい場合にのみ絶縁抵抗
の測定が可能となるのであって、一対の非接地電路の対
地静電容量が等しくない場合には不平衡分が誤差要因と
なり正しく絶縁抵抗を測定することができず、また、一
対の非測定対象電路の対地静電容量がそれぞれの電路で
等しいという保証は何らないため、測定結果が何を意味
しているのか不明となるという欠点を有していた。
非接地電路の対地静電容量が等しい場合にのみ絶縁抵抗
の測定が可能となるのであって、一対の非接地電路の対
地静電容量が等しくない場合には不平衡分が誤差要因と
なり正しく絶縁抵抗を測定することができず、また、一
対の非測定対象電路の対地静電容量がそれぞれの電路で
等しいという保証は何らないため、測定結果が何を意味
しているのか不明となるという欠点を有していた。
更に上述した2方法はいづれも接地線の接地抵抗を無
視しており、実際には接地抵抗は零でないため対地静電
容量が大きい場合には、測定された絶縁抵抗地に誤差が
生じるという問題点があった。
視しており、実際には接地抵抗は零でないため対地静電
容量が大きい場合には、測定された絶縁抵抗地に誤差が
生じるという問題点があった。
(発明の目的) 本発明は上述した如き従来の問題点に鑑みなされたも
のであって、電路に測定用の低周波電圧を印加すること
なく、また商用周波の漏洩電流を用いて電路の対地静電
容量及び接地抵抗の影響を受けることなく正確に一対の
非接地電路の絶縁抵抗を測定することを可能にした三相
三線式電路における絶縁抵抗測定方法を提供することを
目的とする。
のであって、電路に測定用の低周波電圧を印加すること
なく、また商用周波の漏洩電流を用いて電路の対地静電
容量及び接地抵抗の影響を受けることなく正確に一対の
非接地電路の絶縁抵抗を測定することを可能にした三相
三線式電路における絶縁抵抗測定方法を提供することを
目的とする。
(発明の概要) この目的を達成するために本発明に係る三相三線式電
路における絶縁抵抗測定方法は、一方の非接地電路を第
一及び第二のインピーダンス素子それぞれで接地したと
きに、前記変圧器の接地線に還流する漏洩電流と、一方
の非接地電路の電圧を基準位相とする電圧及び該基準位
相より90゜位相推移した電圧とを用いて同期検波するこ
とにより得られる該漏洩電流中の有効分ならびに無効分
とを検出すると共に、他方の非接地電路を前記第一及び
第二のインピーダンス素子と同一或は同一値のインピー
ダンス素子でそれぞれ接地したときに、前記変圧器の接
地線に還流する漏洩電流と、他方の非接地電路の電圧を
基準位相とする電圧及び該基準位相より90゜位相推移し
た電圧とを用いて同期検波することにより得られる該漏
洩電流中の有効分と無効分とを検出し、上記8出力を用
いて当該非接地電路の絶縁抵抗を測定するか、或は、一
方の非接地電路を第一のインピーダンス素子で接地した
ときに前記変圧器の接地線に還流する漏洩電流と、一方
の非接地電路の電圧を基準位相とする電圧及び該基準位
相より90゜位相推移した電圧とを用いて同期検波するこ
とにより得られる該漏洩電流中の有効分並びに無効分と
を検出すると共に、他方の非接地電路を前記第一のイン
ピーダンス素子で接地したときに前記変圧器の接地線に
還流する漏洩電流と、他方の非接地電路の電圧を基準位
相とする電圧及び該基準位相より90゜位相推移した電圧
とを用いて同期検波することにより得られる該漏洩電流
中の有効分ならびに無効分とを検出し、上記4出力と、
前記接地線の接地抵抗を検出することにより、当該非接
地電路の絶縁抵抗を測定したことを特徴とする。
路における絶縁抵抗測定方法は、一方の非接地電路を第
一及び第二のインピーダンス素子それぞれで接地したと
きに、前記変圧器の接地線に還流する漏洩電流と、一方
の非接地電路の電圧を基準位相とする電圧及び該基準位
相より90゜位相推移した電圧とを用いて同期検波するこ
とにより得られる該漏洩電流中の有効分ならびに無効分
とを検出すると共に、他方の非接地電路を前記第一及び
第二のインピーダンス素子と同一或は同一値のインピー
ダンス素子でそれぞれ接地したときに、前記変圧器の接
地線に還流する漏洩電流と、他方の非接地電路の電圧を
基準位相とする電圧及び該基準位相より90゜位相推移し
た電圧とを用いて同期検波することにより得られる該漏
洩電流中の有効分と無効分とを検出し、上記8出力を用
いて当該非接地電路の絶縁抵抗を測定するか、或は、一
方の非接地電路を第一のインピーダンス素子で接地した
ときに前記変圧器の接地線に還流する漏洩電流と、一方
の非接地電路の電圧を基準位相とする電圧及び該基準位
相より90゜位相推移した電圧とを用いて同期検波するこ
とにより得られる該漏洩電流中の有効分並びに無効分と
を検出すると共に、他方の非接地電路を前記第一のイン
ピーダンス素子で接地したときに前記変圧器の接地線に
還流する漏洩電流と、他方の非接地電路の電圧を基準位
相とする電圧及び該基準位相より90゜位相推移した電圧
とを用いて同期検波することにより得られる該漏洩電流
中の有効分ならびに無効分とを検出し、上記4出力と、
前記接地線の接地抵抗を検出することにより、当該非接
地電路の絶縁抵抗を測定したことを特徴とする。
(実施例) 以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を詳細に
説明する。
説明する。
先ず、本発明の基本原理について第2図を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
同図においてTRは三相三線式変圧器であって、該変圧
器TRの二次側電路R、S、Tは負荷LDに接続すると共に
該二次側電路Sは接地線ELにより第二種接地線E2に接地
されており、また前記二次側電路R及びTはそれぞれス
イッチSW1、SW2及びインピーダンス素子Z0を介して第三
種接地点E3により接地されている。
器TRの二次側電路R、S、Tは負荷LDに接続すると共に
該二次側電路Sは接地線ELにより第二種接地線E2に接地
されており、また前記二次側電路R及びTはそれぞれス
イッチSW1、SW2及びインピーダンス素子Z0を介して第三
種接地点E3により接地されている。
尚、負荷LDならびに電路R、S、Tの絶縁抵抗と対地
静電容量とをR1、R2、R3、C1、C2及びC3とする。
静電容量とをR1、R2、R3、C1、C2及びC3とする。
第3図は第2図の等価回路を示す図であって、同図に
おいてrは接地線ELの接地抵抗であり、電路電圧V1とV2
とは位相が120゜異なる。
おいてrは接地線ELの接地抵抗であり、電路電圧V1とV2
とは位相が120゜異なる。
この等価回路を用いて接地線ELに還流する漏洩電流I
を求める。
を求める。
先ず、スイッチSW1、SW2がオフのとき接地線ELに還流
する電流Iを求めると、 I=(A1+j B1)V1+(A2+j B2)V2 ・・・ ここで、 である。
する電流Iを求めると、 I=(A1+j B1)V1+(A2+j B2)V2 ・・・ ここで、 である。
ところで、非接地電路R、Tの電圧V1、V2をそれぞ
れ、 接地線ELに帰還する漏洩電流iは式から i=A1E0sin ω 0t+B1E0cos ω 0t +A2E0sin(ω0t−φ)+B2E0cos(ω0t−φ)・・・ となる。電流iを非接地電路Rの電圧を基準位相とする
電圧sin ω0tで同期検波すれば、有効分は であり、また同様に電流iを非接地電路Tの電圧を基準
位相とする電圧sin(ω0t−φ)で同期検波すれば、そ
の有効分は となり、更に、式の両者の和をPとすれば、 となる。
れ、 接地線ELに帰還する漏洩電流iは式から i=A1E0sin ω 0t+B1E0cos ω 0t +A2E0sin(ω0t−φ)+B2E0cos(ω0t−φ)・・・ となる。電流iを非接地電路Rの電圧を基準位相とする
電圧sin ω0tで同期検波すれば、有効分は であり、また同様に電流iを非接地電路Tの電圧を基準
位相とする電圧sin(ω0t−φ)で同期検波すれば、そ
の有効分は となり、更に、式の両者の和をPとすれば、 となる。
一方、電流iを非接地電路Rの電圧の位相より90゜推
移した電圧cos ω0tで同期検波すれば、その無効分は となる。同様に電流iを非接地電路Tの電圧の位相より
90゜推移した電位cos(ω0t−φ)で同期検波すれば、
無効分は となる。
移した電圧cos ω0tで同期検波すれば、その無効分は となる。同様に電流iを非接地電路Tの電圧の位相より
90゜推移した電位cos(ω0t−φ)で同期検波すれば、
無効分は となる。
更に、式の両者の和をQとすれば、 となる。
ここで式に式のA1、A2、B1、B2を代入すると、 となり、また、式に式のA1、A2、B1、B2を代入する
と、 となる。
と、 となる。
ここで、先ずインピーダンス素子Z0として具体的にコ
ンデンサC0とし、スイッチSW1をオン、スイッチSW2をオ
フとした場合、、式のP、QをそれぞれP1、Q1とす
れば、P1、Q1は、式ならびに式のDに於いてC1→
C1+C0、C2→C2とすることで求まる。次にスイッチSW1
をオフ、スイッチSW2をオンとしたとき、式のP、
Qを夫々P2、Q2とすれば、P2、Q2は、式ならびに
式のDに於いてC1→C1、C2→C2+C0とすることで求ま
る。
ンデンサC0とし、スイッチSW1をオン、スイッチSW2をオ
フとした場合、、式のP、QをそれぞれP1、Q1とす
れば、P1、Q1は、式ならびに式のDに於いてC1→
C1+C0、C2→C2とすることで求まる。次にスイッチSW1
をオフ、スイッチSW2をオンとしたとき、式のP、
Qを夫々P2、Q2とすれば、P2、Q2は、式ならびに
式のDに於いてC1→C1、C2→C2+C0とすることで求ま
る。
斯くして上記関係よりP1−P2,Q1−Q2を求め、整理す
ると、 となり、ここで、 と表すことができる。
ると、 となり、ここで、 と表すことができる。
即ち、、式より となり、式からD1を求め、式に代入すれば なる関係式が得られる。
上記式から明らかなように接地抵抗rが測定されれ
ば、式より 即ち、非接地電路の並列絶縁抵抗が容易に測定できるこ
とが分かる。
ば、式より 即ち、非接地電路の並列絶縁抵抗が容易に測定できるこ
とが分かる。
次に例えば、インピーダンス素子Z0として抵抗R0を用
い、スイッチSW1をオン、スイッチSW2をオフとした場
合、、式に於けるP、Qを は、式ならびに式のDの とすることで求まる。
い、スイッチSW1をオン、スイッチSW2をオフとした場
合、、式に於けるP、Qを は、式ならびに式のDの とすることで求まる。
次にスイッチSW1をオフ、スイッチSW2をオンとしたと
きの、式のP、Qを夫々 とすれば、 は、式ならびに式のDの とすることにより求めることができる。
きの、式のP、Qを夫々 とすれば、 は、式ならびに式のDの とすることにより求めることができる。
したがって、上記関係において を求め整理すると となり、即ち、、及び式より となり、式より をもとめ、式に代入すれば なる関係式を得ることができる。
したがって、接地抵抗rが測定されれば、式より 即ち、非接地抵抗の並列絶縁抵抗が測定できることが分
かる。
かる。
しかし、接地抵抗rを直接測定しなくても式と式
との関係から接地抵抗を求めることも出来る。
との関係から接地抵抗を求めることも出来る。
即ち、式と式式との差を求め、整理すれば、 と表すことができ、式は式を用いて となるから式に式を代入すれば となる。
インピーダンス素子C0、R0の値は既知であるから検出
されたP1,P2,Q1,Q2, を用いて式から絶縁抵抗のみによる漏洩電流若しくは
絶縁抵抗を測定しうる。
されたP1,P2,Q1,Q2, を用いて式から絶縁抵抗のみによる漏洩電流若しくは
絶縁抵抗を測定しうる。
以下、本発明に係る測定方法を用いた測定装置の実施
例を図面を用いて詳細に説明する。
例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明に係る絶縁抵抗測定方法を実施する際
に用いる装置の一実施例を示す図であって、同図におい
て前記第2図と同一のものには同一の記号を付す。
に用いる装置の一実施例を示す図であって、同図におい
て前記第2図と同一のものには同一の記号を付す。
三相三線式変圧器TRの低圧側電路R、S、Tには負荷
LDが接続し、接地相電路Sは接地線ELにより第2種接地
工事の接地E2がなされており、一方、非接地相電路R、
Tには夫々抵抗R0、R0がリレー接点r13,r14を介して第
三種接地E3により接地され、更に前記抵抗R0、R0に対し
並列に容量C0、C0及びリレー接点r11,r12が接続してい
る。
LDが接続し、接地相電路Sは接地線ELにより第2種接地
工事の接地E2がなされており、一方、非接地相電路R、
Tには夫々抵抗R0、R0がリレー接点r13,r14を介して第
三種接地E3により接地され、更に前記抵抗R0、R0に対し
並列に容量C0、C0及びリレー接点r11,r12が接続してい
る。
前記接地線ELには零相変流器ZCTが結合し、該零相変
流器ZCT出力端は次段の増幅器Aの入力端と接続してい
る。
流器ZCT出力端は次段の増幅器Aの入力端と接続してい
る。
該増幅器A出力端はフィルタFの入力端と接続し、該
フィルタFの出力端は第1図乃至第4の同期検波器M1〜
M4の一方の入力端と接続している。
フィルタFの出力端は第1図乃至第4の同期検波器M1〜
M4の一方の入力端と接続している。
また、接地相電路Sと非接地相電路R、T間には夫々
トランスT1及びT2が設けられ、該トランスT1及びT2の出
力端は前記第1及び第3の同期検波器M1、M3の他の入力
端に接続し、一方前記第2、第4の周期検波器M2、M4の
他の入力端には前記トランスT1及びT2の出力端に設けら
れた90゜移相器PS1、PS2の出力端と接続している。
トランスT1及びT2が設けられ、該トランスT1及びT2の出
力端は前記第1及び第3の同期検波器M1、M3の他の入力
端に接続し、一方前記第2、第4の周期検波器M2、M4の
他の入力端には前記トランスT1及びT2の出力端に設けら
れた90゜移相器PS1、PS2の出力端と接続している。
更に、前記同期検波器M1、M2、M3、M4の出力端は演算
制御回路CPの入力端と接続し、該演算制御回路CPは入力
した信号を入力し演算するとともにリレーRL1〜RL4を制
御する。
制御回路CPの入力端と接続し、該演算制御回路CPは入力
した信号を入力し演算するとともにリレーRL1〜RL4を制
御する。
このように構成した測定回路において、零相変流器ZC
Tにより接地線ELに還流する漏洩電流を検出すれば、フ
ィルタFの出力端には式に相当する漏洩電流を得るこ
とができる。
Tにより接地線ELに還流する漏洩電流を検出すれば、フ
ィルタFの出力端には式に相当する漏洩電流を得るこ
とができる。
したがって、同期検波器M1の出力端には式に示した に、同期検波器M2の出力端には式の に、同期検波器M3の出力端には式に示した に、同期検波器M4の出力端には式の に相当した出力が夫々得られ、該4出力を入力した演算
制御回路CPは同期検波器M1とM3との出力を、M2とM4との
出力を加算するよう作動する。
制御回路CPは同期検波器M1とM3との出力を、M2とM4との
出力を加算するよう作動する。
このように作動する装置において先ず演算制御装置CP
はリレーRL1を駆動し、リレー接点r11のみをオンとした
際に同期検波器M1とM3との出力を加算してP1を得、また
同期検波器M2とM4との出力を加算してQ1を得、これらの
値を記憶する。
はリレーRL1を駆動し、リレー接点r11のみをオンとした
際に同期検波器M1とM3との出力を加算してP1を得、また
同期検波器M2とM4との出力を加算してQ1を得、これらの
値を記憶する。
次にリレーRL2を駆動し、リレー接点r12のみをオンと
することにより出力P2及びQ2を得、それを記憶し、同様
にリレーRL3を駆動し、リレー接点r13のみをオンとする
ことにより出力 を得、それを記憶し、更にリレーRL4を駆動し、リレー
接点r14のみをオンとすることにより出力 を得て、これら8出力を順次記憶する。
することにより出力P2及びQ2を得、それを記憶し、同様
にリレーRL3を駆動し、リレー接点r13のみをオンとする
ことにより出力 を得、それを記憶し、更にリレーRL4を駆動し、リレー
接点r14のみをオンとすることにより出力 を得て、これら8出力を順次記憶する。
該演算制御回路では前述した手段により検出し、順次
記憶したP1、P2、Q1、Q2、 を用いて、、式の演算を行いα、βを算出すると共
に、該α、βならびにC0、R0、ω0を用いて式の演算
を行えば、該演算制御回路CPの出力OUTには に相当する出力が得られ、絶縁抵抗が測定されることに
なる。
記憶したP1、P2、Q1、Q2、 を用いて、、式の演算を行いα、βを算出すると共
に、該α、βならびにC0、R0、ω0を用いて式の演算
を行えば、該演算制御回路CPの出力OUTには に相当する出力が得られ、絶縁抵抗が測定されることに
なる。
上述した如く本発明の絶縁抵抗測定方法は一端接地し
た三相三線式電路の絶縁抵抗を非接地電路の対地静電容
量ならびに三相三線式変圧器の一端接地線ELの接地抵抗
に関係なく、接地線ELに還流する商用周波数の漏洩電流
を用いて測定を可能とするものであり、インピーダンス
素子Z0としてコンデンサと抵抗を用いて説明したが、こ
れに限定されるものでなく、他の素子を持ちいた場合に
は上記関係式は用いるインピーダンス素子に応じて変化
するものである。
た三相三線式電路の絶縁抵抗を非接地電路の対地静電容
量ならびに三相三線式変圧器の一端接地線ELの接地抵抗
に関係なく、接地線ELに還流する商用周波数の漏洩電流
を用いて測定を可能とするものであり、インピーダンス
素子Z0としてコンデンサと抵抗を用いて説明したが、こ
れに限定されるものでなく、他の素子を持ちいた場合に
は上記関係式は用いるインピーダンス素子に応じて変化
するものである。
また、上記実施例では接地線ELの接地点の接地抵抗を
直接測定しない場合を示したが、接地抵抗が既知の場合
には式または式の演算のみを行うことによって絶縁
抵抗を測定することも可能である。
直接測定しない場合を示したが、接地抵抗が既知の場合
には式または式の演算のみを行うことによって絶縁
抵抗を測定することも可能である。
更に、接地抵抗rの測定方法としては、接地点E2と接
地点E3との間の電圧の大きさを接地線ELに流れる漏洩電
流の大きさで割り算して測定することも可能である。
地点E3との間の電圧の大きさを接地線ELに流れる漏洩電
流の大きさで割り算して測定することも可能である。
また、上記実施例では演算制御回路内の演算方法を具
体的に示さなかったが、これらの方法は当業者が容易に
理解することができることは自明である。
体的に示さなかったが、これらの方法は当業者が容易に
理解することができることは自明である。
(発明の効果) 本発明は上述した如く構成し、且つ機能するものであ
るから、新たに測定用信号源を必要とせず、商用周波数
の漏洩電流の性質を利用して経済的な三相三線式電路の
絶縁抵抗測定装置もしくは絶縁劣化検出装置を実現する
ことができ、対地静電容量、接地線ELの接地抵抗の影響
を受けることなく正確な絶縁抵抗の測定を行う上で著し
い効果を発揮する。
るから、新たに測定用信号源を必要とせず、商用周波数
の漏洩電流の性質を利用して経済的な三相三線式電路の
絶縁抵抗測定装置もしくは絶縁劣化検出装置を実現する
ことができ、対地静電容量、接地線ELの接地抵抗の影響
を受けることなく正確な絶縁抵抗の測定を行う上で著し
い効果を発揮する。
第1図は本発明に斯かる絶縁抵抗測定方法を実施するた
めの測定回路の構成を示すブロック図、第2図は本発明
の原理を説明するための図、第3図は等価回路を示す図
である。 TR、T1、T2……トランス、 R、T……非接地電路、S……接地電路、 R1〜R3……絶縁抵抗、 C1〜C3……静電容量、LD……負荷、 EL……接地線、E2、E3……接地点、 ZCT……零相変流器、A……増幅器、 F……フィルタ、M1〜M4……同期検波器 PS1、PS2……90゜移相器、 Z0、R0、C0……インピーダンス素子、 RL1〜RL4……リレー、 r11〜r14……リレー接点、 SW1、SW2……スイッチ
めの測定回路の構成を示すブロック図、第2図は本発明
の原理を説明するための図、第3図は等価回路を示す図
である。 TR、T1、T2……トランス、 R、T……非接地電路、S……接地電路、 R1〜R3……絶縁抵抗、 C1〜C3……静電容量、LD……負荷、 EL……接地線、E2、E3……接地点、 ZCT……零相変流器、A……増幅器、 F……フィルタ、M1〜M4……同期検波器 PS1、PS2……90゜移相器、 Z0、R0、C0……インピーダンス素子、 RL1〜RL4……リレー、 r11〜r14……リレー接点、 SW1、SW2……スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】三相三線式変圧器の二次側一端接地電路の
絶縁抵抗の測定において、 一方の非接地電路を第一及び第二のインピーダンス素子
それぞれで接地したときに、前記変圧器の接地線に還流
する漏洩電流と、一方の非接地電路の電圧を基準位相と
する電圧及び該基準位相より90゜位相推移した電圧とを
用いて同期検波することにより得られる該漏洩電流中の
有効分ならびに無効分とを検出すると共に、 他方の非接地電路を前記第一及び第二のインピーダンス
素子と同一或は同一値のインピーダンス素子でそれぞれ
接地したときに、前記変圧器の接地線に還流する漏洩電
流と、他方の非接地電路の電圧を基準位相とする電圧及
び該基準位相より90゜位相推移した電圧とを用いて同期
検波することにより得られる該漏洩電流中の有効分と無
効分とを検出し、 上記8出力を用いて当該非接地電路の絶縁抵抗を測定し
たことを特徴とする三相三線式電路の絶縁抵抗測定方
法。 - 【請求項2】三相三線式変圧器の二次側一端接地電路の
絶縁抵抗の測定において、 一方の非接地電路を第一のインピーダンス素子で接地し
たときに前記変圧器の接地線に還流する漏洩電流と、一
方の非接地電路の電圧を基準位相とする電圧及び該基準
位相より90゜位相推移した電圧とを用いて同期検波する
ことにより得られる該漏洩電流中の有効分並びに無効分
とを検出すると共に、 他方の非接地電路を前記第一のインピーダンス素子で接
地したときに前記変圧器の接地線に還流する漏洩電流
と、他方の非接地電路の電圧を基準位相とする電圧及び
該基準位相より90゜位相推移した電圧とを用いて同期検
波することにより得られる該漏洩電流中の有効分ならび
に無効分とを検出し、 上記4出力と、前記接地線の接地抵抗を検出することに
より、当該非接地電路の絶縁抵抗を測定したことを特徴
とする三相三線式電路の絶縁抵抗測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31820289A JP2942894B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 三相三線式電路の絶縁抵抗測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31820289A JP2942894B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 三相三線式電路の絶縁抵抗測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03179271A JPH03179271A (ja) | 1991-08-05 |
| JP2942894B2 true JP2942894B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=18096579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31820289A Expired - Fee Related JP2942894B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 三相三線式電路の絶縁抵抗測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2942894B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5189084B2 (ja) | 2008-03-11 | 2013-04-24 | 本田技研工業株式会社 | 車両挙動安定化制御装置 |
| JP2010060329A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Patokkusu Japan Kk | 電路及び電気機器の漏洩電流測定装置及び方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6252823B2 (ja) | 2010-02-24 | 2017-12-27 | エアー パワー テクノロジーズ グループ リミテッド | 加圧空気又は他の圧縮性ガスにより駆動される高効率エンジン |
| JP6357739B2 (ja) | 2013-08-07 | 2018-07-18 | 東ソー株式会社 | 蛍光検出器 |
-
1989
- 1989-12-07 JP JP31820289A patent/JP2942894B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6252823B2 (ja) | 2010-02-24 | 2017-12-27 | エアー パワー テクノロジーズ グループ リミテッド | 加圧空気又は他の圧縮性ガスにより駆動される高効率エンジン |
| JP6357739B2 (ja) | 2013-08-07 | 2018-07-18 | 東ソー株式会社 | 蛍光検出器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03179271A (ja) | 1991-08-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4128805A (en) | Method and apparatus for locating a fault on a line | |
| JP2942894B2 (ja) | 三相三線式電路の絶縁抵抗測定方法 | |
| JP4925595B2 (ja) | 交流インピーダンス測定装置及び方法 | |
| JP2004177310A (ja) | 誘電正接測定器およびそれを用いた非接触電圧測定装置 | |
| JP3446918B2 (ja) | ケーブル長検出回路及びケーブル長検出方法 | |
| SU1569753A1 (ru) | Способ определени рассто ни до мест двойных замыканий на землю | |
| JPS60186765A (ja) | 絶縁抵抗等測定装置の補償方法 | |
| JP2942893B2 (ja) | 単相3線式電路の絶縁抵抗測定方法 | |
| JP2942892B2 (ja) | 非接地電路の絶縁抵抗測定方法 | |
| JPH05180885A (ja) | 1線接地した三相3線式電路の絶縁抵抗測定方法 及び装置 | |
| JP3301627B2 (ja) | 負荷機器の絶縁抵抗測定装置及びその方法 | |
| JP2860803B2 (ja) | 非接地電路の絶縁抵抗測定方法 | |
| JP3091005B2 (ja) | 1線接地三相3線式電路の対地静電容量測定方法及び装置 | |
| JPS63135872A (ja) | 電路等の絶縁低抗測定に於ける浮遊容量補償方法 | |
| JPH083508B2 (ja) | 絶縁抵抗測定装置の位相補償方法 | |
| SU826844A1 (ru) | Устройство дл измерени сопротивлени заземлени | |
| JP2764582B2 (ja) | 簡易絶縁抵抗測定方法 | |
| JPH0712878A (ja) | 送電線故障点標定方式 | |
| JP2665912B2 (ja) | 接地抵抗の影響を補償した絶縁抵抗測定方法 | |
| SU1594445A1 (ru) | Способ определени активной и реактивной составл ющих сопротивлени изол ции фаз трехфазной четырехпроводной сети с заземленной нейтралью | |
| JPH0452565A (ja) | 共通接地線で接地した電路の絶縁抵抗測定方法 | |
| JP2802651B2 (ja) | 活線絶縁抵抗測定方法 | |
| JPS5810666A (ja) | 絶縁抵抗測定方法 | |
| SU705381A1 (ru) | Способ измерени сопротивлени изол ции электрических сетей | |
| SU1019375A1 (ru) | Измеритель рассто ни до мест коротких замыканий |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |