JP2941863B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2941863B2
JP2941863B2 JP1284596A JP28459689A JP2941863B2 JP 2941863 B2 JP2941863 B2 JP 2941863B2 JP 1284596 A JP1284596 A JP 1284596A JP 28459689 A JP28459689 A JP 28459689A JP 2941863 B2 JP2941863 B2 JP 2941863B2
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憲治 吉永
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフイルム等の透過原稿の画像を投影してその
投影画像を光電変換素子により電気信号に変換する画像
読取り装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この主の装置においては、照明ランプから発せ
られた光は、集光レンズにより集光され、その前面に設
けられた複数枚の移動自在の光学フイルター群と拡散板
により、光学的に特性化され、原稿フイルムに照射され
る。
原稿フイルムを透過した画像光は自動焦点機能を有す
る結像レンズ系で結像され、光電変換素子がこの結像上
を走査することによって画像が読取られる。上記の光学
フイルターには一般にシアンフイルターとNDフイルター
が用意されている。シアンフイルターは原稿フイルムが
ネガフイルムの場合に使用され、ネガフイルムのベース
色を補正する。また、NDフイルターは、原稿フイルムが
ポジフイルムの場合に使用され、ネガフイルム読取り時
のネガフイルムのベースとシアンフイルターとを透過す
る光量に比して光量が極端に上がらないように補正する
ものである。
一方、拡散板は、原稿フイルムの粒上ノイズ及びゴ
ミ、傷の影響の低減を図るものである。
以上のような構成において、従来の画像読取り装置の
基本動作は以下のようになる。
1)原稿フイルムが装着されるとネガフイルムが、ポジ
フイルムかを判断し、ネガフイルムの場合はシアンフイ
ルターと拡散板を光路上へ臨出し、又ポジフイルムの場
合はNDフイルターと拡散板を光路上へ臨出させる。
2)自動焦点機能、例えば結像レンズを光軸方向へ移動
しつつ、光電変換素子によって検出される隣接画素間の
コントラストが最大となる位置を求め、この位置へ結像
レンズを保持する方法によって、光電変換素子上に合焦
した像が来るようにする。
3)原稿端の位置を検出する。例えば原稿フイルムのベ
ース部の濃度と画像域の濃度との境界を光電変換素子を
走査させながら検出する。
4)原稿端の位置から読取るべき画像域もしくは画像位
置を認識し実際の読取り動作を実行する。
〔発明が解決しようとしている課題〕
ところで、斯かる従来例にあっては自動焦点動作や、
原稿端検知を行なう場合、光電変換素子に充分で適切な
光量が供給されなければならない。しかし、原稿フイル
ムの画像によっては、その透過光量が少ないものがあ
り、また、各フイルターや、拡散板による光量低下もあ
って、上記の原稿の場合焦点位置の誤判断や、原稿端の
誤検知を起こすことがあった。
〔課題を解決するための手段(及び作用)〕
本発明は、フイルターや拡散板等の光学素子を光電変
換素子の受光量に応じて選択的に光路上へ臨出もしくは
退避させるように制御する制御手段を付加することによ
って、自動焦点動作や原稿端検知等の原稿認識整合動作
時に適切なる光量を光電変換素子へ供給し、上記動作時
の誤判断、誤検知を防止し、動作の精度を上げるもので
ある。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る画像読取装置の一実施例の分解
斜視図である。この装置は、35mmカラーネガフイルム及
びカラーポジフイルムを投影し、その投影像を光電変換
素子としてのCCDラインセンサで読み取って電気信号に
変換する機能を有している。
同図において、1は光源としてのハロゲンランプであ
り、その前方には複数の集光レンズ2を設けてある。ま
た、集光レンズ2の前方には、順にシアンフイルター3,
NDフイルター4及び拡散部材としての拡散板5を配設し
てあり、それぞれ後述する機構により、これら光学素子
は投影光の光路に対し出入れ可能としてある。拡散板5
の前方には透明原稿としてのフイルム6が固定され、ラ
ンプ1の光によって照明されるようになっており、さら
にフイルム6の投影像は投影レンズ7により投影面とし
てのCCD(Charge Coupled Device)9の走査面10上に
結像されるようになっている。
自動焦点モータ8はその回転軸に固定されたピニオン
ギア8Aが投影レンズ7の上部にあるラツク7Aと噛み合っ
ているので、投影レンズ7を光軸方向へ移動させること
ができる。
CCD9は矢印方向に往復動して画像を読み取るものであ
る。尚、拡散板5は、フイルムの粒上ノイズ及びゴミ、
傷の影響を低減させるためのものである。
一方、装置上部にはフイルム6の画像を使用者が目視
で確認するための投影面としてのビユア12を配設してあ
り、さらに投影レンズ7とCCD9との間に設けた切換ミラ
ー11により必要に応じてフイルム6の画像光をビユア12
に導くように構成してある。すなわち、切換ミラー11は
矢印方向に回動自在となっており、図中実線の位置にあ
るときは投影光の光路から退避して光をCCD9に導く一
方、ビユア12に投影光を導く場合には、不図示のソレノ
イドにより切換ミラー11を図中二点鎖線の位置まで移動
し、ビユア12に投影を写し出すようになっている。
シアンフイルター3,NDフイルター4及び拡散板5は、
次のような機構により光路に対し出入れ可能となってい
る。すなわち、シアンフイルター3,NDフイルター4,拡散
板5は、第1図に示す如くそれぞれフイルターホルダー
15,16,17に固定されており、さらに各フイルターホルダ
ー15〜17をリンク板18,19,20を介してソレノイド21,22,
32に連結することによりリンク機構を構成してある。而
して、各ソレノイド21〜23を作動させることにより、シ
アンフイルター3,NDフイルター4,拡散板5は、矢印方向
に平行移動し、これらの光路上への配置若しくは光路か
らの退避を行うことができる。
第2図は前記第一実施例における駆動部とその制御系
を示すブロツク図である。
フイルム判別手段51は原稿フイルム6がネガフイルム
かポジフイルムかを判別するもので、原稿フイルム6の
支持体(不図示)をそれぞれのフイルムに対応した特徴
的形状にしておけば、その形状差を接触センサーや光セ
ンサー等で識別できるので、原稿フイルム6の判別が可
能となる。この判別信号は、制御手段57へ伝達される。
各ソレノイド21,22,23は制御手段57の制御信号によっ
て、ソレノイド駆動回路52を介して駆動される。自動焦
点モータ8はその正転駆動、逆転駆動及び停止の状態を
制御手段57の制御信号によってモータ駆動回路53を介し
て制御される。CCD9はCCD駆動回路54によって駆動さ
れ、その画像信号は信号処理部55へ伝達される。また、
信号処理部55の出力信号はインターフエース58を介して
装置外部へ伝達される。CCD9,CCD駆動回路54信号処理部
55,インターフエイス58の各部の互いの同期は制御手段
からの制御信号によってなされる。
走査移動手段56はCCD9を走査移動させるための駆動機
構であって、例えばモーターと回転運動力を直線運動力
へ変換する機構等で構成され、制御手段57によって移動
が制御される。制御手段57は信号の演算や判別処理等を
実行するCPU、これらの実行過程に必要とされるパラメ
ータ等を格納するRAM、さらに実行のためのプログラム
等を格納するROM等から構成される。
第3図は前記第一実施例の装置を作動した場合の作動
例を示すフローチヤートである。始めに原稿フイルム6
が装着されると、ランプが点燈し、(不図示)、判別フ
ロー#102へ至る。ここで原稿フイルムがネガフイルム
であるか、ポジフイルムであるかが、フイルム判別手段
51(第2図)によって判別され、その判別信号は制御手
段57は伝達される。制御手段57は装着された原稿フイル
ム6の違いによって以下のフローへ分岐する。
原稿フイルム6がネガフイルムであると、シアンフイ
ルタ3,拡散板5が光路上へ挿入され(ステツプ#10
3)、またポジフイルムであれば、NDフイルタ4、拡散
板5が光路上へ挿入される(ステツプ#104)。次に走
査移動手段56へ起動信号が与えられ、CCD9は投影像中へ
移動され、その投影像を受講する。CCD9からの出力信号
は、信号処理部55を介して制御手段57へ伝達され、ここ
で制御手段57はCCD9上の光量を3段階に区分し、判定す
る。該光量が適切であれば、そのまま、次なるフロー#
114,もしくは#117へ至るが、次になされる自動焦点動
作や原稿端検知動作に対してその光量がやや不足(暗
1)の場合には、分岐フロー#109もしくは#111一方か
なり不足(暗2)では分岐フロー#110,#112へ分岐す
る。やや光量不足ではそれぞれ拡散板5のみを光路から
退避させ、かなり光量不足では拡散板5と挿入中の各フ
イルター3,4を撮影像の光路から退避させる。
以上の動作後では、CCD9では十分な光量が得られ、自
動焦点動作がステツプ#113〜#118に於いて、また原稿
端検知動作ステツプ#119〜#124に於いて実行される。
したがって光量不足による焦点位置の誤判断や原稿端誤
検知を防止できる。その後、前記フローで退避させたフ
イルター3,4,や拡散板5を光路上へ臨出させ、画像読取
動作が実行される。
〔他の実施例〕
前記第1実施例は自動焦点のための光量判別と原稿端
検知のための光量判別を同時に実行したものであるが、
自動焦点動作と原稿端検知動作のそれぞれの前段階でこ
れら動作をそれぞれの判定基準値で判別しても良い。
また、前記第一実施例では最初の原稿フイルム6の判
別後に、一義的にネガフイルムに対して、シアンフイル
タ3を、またポジフイルムに対してNDフイルタ4を光路
上へ臨出せしめたが、自動焦点動作時や原稿端検知動作
においては、照明光の色味そのものには本質的な影響を
与えないので、原稿フイルムの種類と光路上へ臨出せし
めるフイルターは上記の組合せに限るものではない。例
えば、原稿フイルムがポジフイルムで、自動焦点動作時
にシアンフイルターが光路上にあっても光量が適切であ
れば良い。逆に言えば、CCDの感度上のダイナミツクレ
ンジを有効に使える最適なフイルターを用いれば、各動
作の精度が上がる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、透過光量損失の大きい画像が記録さ
れている原稿フイルムに対しても自動焦点動作や、原稿
端検知動作等に代表される原稿認識整合動作時におい
て、光電変換素子へ適切なる光量が供給できるので、光
量不足で生じる前記動作の誤認識、誤判断を防止でき、
さらには光路上へ適切なる光学素子の選択的臨出によっ
て動作精度を上げることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した画像読取装置の分解斜視図、 第2図は第1図示実施例における駆動部とその制御系を
示すブロツク図、 第3図は第1図示実施例におけるフローチヤートを示
す。 3……シアンフイルタ 4……NDフイルタ 5……拡散板、 6……フイルム 9……CCD 21,22,23……ソレノイド
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00 H04N 1/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、光源からの光を透過させ、かつ該
    光を光学的に特性化する光学素子と、該光学素子を光路
    上へ独立的に臨出、もしくは退避させる光学素子駆動手
    段と前記光源からの光によって照明される透明原稿と、
    該透明原稿の透過光を結像させる結像手段と、該結像手
    段によって結像され、かつ前記光学素子によって特性化
    された光を受光する光電変換素子と、該光電変換素子の
    受光量に応じて上記光学素子駆動手段を介して前記光学
    素子を選択的に光路上へ臨出もしくは退避させるように
    制御する制御手段とを具備することを特徴とする画像読
    取装置。
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