JP2940556B2 - X線、ガンマ線発生装置 - Google Patents

X線、ガンマ線発生装置

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JP2940556B2
JP2940556B2 JP2065527A JP6552790A JP2940556B2 JP 2940556 B2 JP2940556 B2 JP 2940556B2 JP 2065527 A JP2065527 A JP 2065527A JP 6552790 A JP6552790 A JP 6552790A JP 2940556 B2 JP2940556 B2 JP 2940556B2
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    • G21K1/02Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators
    • G21K1/04Arrangements for handling particles or ionising radiation, e.g. focusing or moderating using diaphragms, collimators using variable diaphragms, shutters, choppers
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、その焦点から光束が発するX線またはガン
マ放射源と、ビームを光束から切り出し、円周上に相互
オフセットされた2つの螺旋スリットを有する回転可能
で中空筒状の第一ダイヤフラム体より成るダイヤフラム
装置を有する、小断面で方向可変のX線またはガンマビ
ーム発生用の装置に係る。
この種の装置は本来,医療用の欧州公開特許出願第7
4,021号及び工業利用目的の西独特許出願第3,443,095号
より知られる。放射吸収性の材料でできたダイヤフラム
体はこの場合、2つの相互オフセットされた螺旋状周環
スリットが円周上に設けられた中空の円筒形である。平
行光束がかかるダイヤフラム体にその円筒軸に垂直に当
たると、X線ビームが2つのスリットを通過する点が常
に存在する。ダイヤフラム体が回転すると、この点は軸
に沿ってシフトし,ダイヤフラム体の後ろに周期的に動
くX線ビームが発生する。周期的に動くX線ビームは医
療または工業検査用に使用される.。
台形状断面を有するX線ビームはダイヤフラム体にお
ける2つのスリットにより画成される。しかし、ここで
望ましいのは、方向的に独立な空間分解能を生じさせる
正方形もしくは円形の断面である。2つのスリットが同
じ幅を有するとき、2つのスリットが相互に交わる角度
が大きくなればなるほど、断面は正方形に一層近づく。
交差角は、大きな径と小さな軸方向長を有するダイヤフ
ラム体を用いることにより大きくすることができる。し
かし、幅広い適用のためには、X線ビームの偏向角は比
較的大きくなければならず、これに対応するダイヤフラ
ム体の軸方向の長さを必要とする;つまり、大きな径は
その協働ユニットの容量の点で、多くの適用には望まし
くない。
本発明の目的は頭書の形式の装置を、小さい径と比較
的大きな軸長を有するダイヤフラム体の場合にも好まし
いビーム断面が得られるように、設計することにある。
この目的は本発明により、スリットはダイヤフラム体
の周りを少なくともそれぞれ1回転旋回し、少なくとも
一本の線がスリットを通り焦点に向かって延び、線の位
置はダイヤフラム体を回転させることにより変化させら
れるという事実により達成される。
かくて、従来技術では2つのスリットが円周角180゜
で延びる、つまり反回転しか有しないのに対し、本発明
のスリットは少なくとも円周角360゜で延び、つまり少
なくとも一回転(一回転は360゜の円周角と対応する)
を有する。中空筒状ダイヤフラム体の回転軸または対称
軸上でのスリットの射影は、軸との間で相当大きな角度
を形成し、所与のスリット幅で切り出されたX線ビーム
は該軸の方向においてかなり小さい寸法である。
本発明の装置では、スリットを通過し焦点に当たる直
線と同じ数のX線ビームが発生する。しかし、多くの適
用では、たとえばX線ビームにより生じた散乱放射が測
定されるものについては、単一のX線ビームを扱うこと
が好まれるであろう。したがって、本発明の開発におい
て、主ビームのみを通過させる第二ダイヤフラム体が光
束中に配置され、第二ダイヤフラム体は主ビームが常に
直線のうちの一つと一致するように配置され設計され
る。
望ましい実施例では第二ダイヤフラム体は中空の円筒
形をとり、その軸は対称軸と焦点を含む面に存在し、そ
の断面は円形または半円形であり、第二ダイヤフラム体
には、半円形断面の場合には1個のスリット、もしくは
円形断面の場合には円周上で180゜だけ相互にオフセッ
トされた2つの螺旋状スリットが設けられることが予定
される。この場合第一ダイヤフラム体が第二よりも係数
2n(nは整数)だけ速く駆動されるならば,周期的に動
くX線ビームが切り出される。
ダイヤフラム装置がX線またはガンマ放射源を有する
小型ユニットである場合には、ダイヤフラム体の径はそ
の焦点からの距離に比べるともはや無視しうるものとな
り、ダイヤフラム体の中央から、それに入るビームより
も大きな軸方向距離を有するX線ビームが現れる。これ
らの配列条件を満たすため、本発明のさらなる開発は、
第一ダイヤフラム体のスリットは相異なるピッチを有す
ることである。その場合、X線ビームは1つのスリット
に入り込み、他のスリットから現れるのみである。さら
なる開発において、第一ダイヤフラム体のスリットのう
ち大きなピッチを有するものは他のものより細く、焦点
から離れた方を向いた第一ダイヤフラム体の側にはスリ
ットダイヤフラムが設けられ、そのスリット状の孔は,
焦点と第一ダイヤフラム体の対称軸とにより形成される
面にある。この構成では、対称軸の方向におけるX線ビ
ームの広がりは2つのスリットのうち細い方により決定
され、それに垂直な方向はスリットダイヤフラムでの孔
により決定される。
実施例 以下図面を参照しながら、本発明をより詳細に説明す
る。
X線光束3はX線放射源の筐体1に位置する焦点2か
ら発し、X線放射源の光線窓4を通る。ダイヤフラム装
置5は第1図の面に垂直な面でX線光束3からの数ミリ
の厚さの扇状X線31を切り出す。ダイヤフラム装置は筐
体1に接続されている。ダイヤフラム装置5はX線放射
源1から離れて面する端部に円筒状の孔6を有し、そこ
に第一中空の筒状ダイヤフラム体7が配置され、該本体
はそれに同軸に設けられた第二ダイヤフラム体8を内包
する。ダイヤフラム体7及び8の共通の対称軸及び回転
軸は扇状X線31の面に、正確には焦点2とダイヤフラム
体の中心とを結ぶ線が対称軸と直角に交わるように、配
置される。
回転自在に取りつけられたダイヤフラム体7と8は駆
動装置により、第一ダイヤフラム体7がダイヤフラム体
8よりも係数6だけ速く回転するように駆動される。こ
の目的のため、駆動装置は単一モーターを有し、これは
適当に設計された伝動装置を介してダイヤフラム体7及
び8に連結される。この代りに、第1図では、簡略化の
ため、2つのステップモーター9及び10を有する駆動装
置が示され、そのうち外部ダイヤフラム体7に連結され
たステップモーターはクロックパルス発生器に直接連結
され、第二ダイヤフラム体8に作用するステップモータ
ー10は、ステップ周波数を1:6の割合で減少させる周波
数ディバイダーを介して連結される。その結果、ダイヤ
フラム体7は内部ダイヤフラム体の速度の6倍で回転す
る。
第2図及び第3図に関して説明される如く、単一のX
線ビーム32はダイヤフラム体7及び8により扇状X線31
から切り出され、該ビームの垂直方向での(扇状X線31
の面に垂直な)広がりは、スリット13により制限され、
該スリットは幅0.5ミリで図面の示す面に垂直に延び、
該ビームの軸方向への広がりはダイヤフラム体7の設計
により決定される。ダイヤフラム体が一定の速度で回転
する場合、X線ビーム32は鋸歯状の時間関数にしたがっ
て、図面の示す面に垂直の面での衝突点の位置を変え
る。
第2図は第一ダイヤフラム体7の横方向の平面図であ
る。ダイヤフラム体は、焦点2から発するX線照射がた
とえば厚さ1ミリのタングステン合金のために事実上完
全に吸収されるように、一定の厚さの材料から成る。ダ
イヤフラム体は、たとえば長さ50ミリ、径12ミリであ
る。少なくともその端面における中空シャフト71のうち
の一つは第1図を参照して説明した駆動装置に連結され
る。
相互にオフセットした螺旋形スリットがダイヤフラム
体に設けられ、これらは、同一の巻き方向に延びそれぞ
れ一定のピッチを有する。両スリットは3つの湾曲と螺
旋をそれぞれ有する。スリット73はスリット72よりも大
きなピッチ(ダイヤフラム体7の湾曲の軸方向の長さと
円周の間の比)を有する。スリット73は幅0.4ミリであ
り、一方スリット72はたとえば2ミリと、かなり大き
い。スリット73の軸方向の長さはダイヤフラム体7より
もやや短い;もしスリットが同じ長さだとすると、それ
はダイヤフラム体を2つの部分に分断してしまうであろ
う。3つの湾曲の代わりに、両スリットはn個(n=1
または2、さもなければ4、5、6等)の湾曲を有する
こともある。この場合、第一ダイヤフラム体は第二ダイ
ヤフラム体8よりも係数2nだけ速く回転しなければなら
ない。ダイヤフラム体7での螺旋がダイヤフラム体8と
同じ巻き方向を有する場合には、両ダイヤフラム体は同
一の回転方向で回転しなければならない;巻き方向が異
なる場合には、逆方向での回転が必要となる。
2つのスリットは、それらが矢印70で示されるように
ダイヤフラム体の中央で丁度180゜だけオフセットされ
るように相互にオフセット配置される。第2図に示され
るダイヤフラム体の位置では、X線ビームはかくて図に
示した面に垂直にダイヤフラム体の中央におけるスリッ
ト72及び73を通ることができる−但し、照射源の焦点が
ダイヤフラム体の後ろの丁度中央に位置していなければ
ならない。ダイヤフラム体のこの位置では、焦点に向い
た側でスリット72が焦点と対称軸すなわち回転軸75によ
り形成される面と交差する点が2つある。これらの点の
軸方向での位置は矢印721及び723により示される。同様
に、矢印731及び733により示される、スリット73が焦点
から離れた方を向いた側での該面と交差する点が2つあ
る。
ダイヤフラム体の焦点に向いた母線から焦点までの距
離が、スリット72及び73の湾曲の軸方向の長さが相互に
関連するのと同様に、その焦点から離れた方向に向いた
母線から焦点までの距離に関連する場合には、別のX線
ビームがさらに721でスリット71を、731でスリット73を
通る。同様に、X線ビームが723及び733でスリット72及
び73を通る。これら3つのX線ビームは扇状X線31の面
と当然に一致する。
この場合、ダイヤフラム体が回転する際、3つのX線
ビームは、第一ビームがスリットの一端に到達するま
で、回転方向に応じて左または右に動き、その後別のビ
ームが他端で現れる。
上記から明らかなのは、スリットのピッチまたはその
湾曲の軸方向の長さの相違は、ダイヤフラム体7から焦
点までの距離及びダイヤフラム体の径により決定される
ということである。。これら2つの値の比が小さくなる
につれ、長さまたはピッチの相違は大きくなる。他方、
放射源は径と比較してダイヤフラム体から遠くに離され
る場合、2つのスリットの長さ及びピッチは実質的に同
じである。
上記から明らかなのはまた、(第1図の)ダイヤフラ
ム体装置5から発するX線ビーム32の断面は、軸方向で
は細い方のスリットの寸法により決定され、扇状X線31
に垂直な面ではスリットダイヤフラム13の孔により決定
されるということである。スリット72をスリット73と同
じ細さにすることも可能で、スリットダイヤフラム13を
不要にすることさえできる。しかし、焦点2の長さには
限界があるため、これはX線ビームの形状的不明確さを
助長することになり、装置はダイヤフラム体に対する焦
点2の位置における製造誤差により敏感となる。したが
って、小さいピッチの幅のより広いスリットに加えてス
リットダイヤフラム体13を有する装置が望ましい。
上述の如く、ダイヤフラム体7は少なくともスリット
が湾曲を有するのと同じ数のX線ビームを切り出する。
しかし、一般には1つのX線ビームが望ましい。これ
は、単一の湾曲を有するスリットが与えられたなら可能
かもしれないが、この場合はスリットまたはそれらの射
影は扇状X線の面に対しより相当に鋭角で交差し、同じ
スリット幅では、軸方向の寸法は所望されない方法でか
なり増大する。第1図から第3図による実施例の場合に
は、したがって異なったアプローチがされている:ダイ
ヤフラム体を通るX線ビームのうち、ただ一つのものの
みが許容される。
第二ダイヤフラム体8(第3図)はこの目的に合う。
第二ダイヤフラム体8はすなわち中空の円筒であり、第
一ダイヤフラム体と同じ材料で構成しえ、少なくとも一
つの端面に駆動装置9...12(第1図)に連結されるシャ
フトを有する。またこのダイヤフラム体は欧州公開特許
第74,021号によるものに対応する。すなわち、それは円
周状に180゜だけ相互にオフセットされた2つのスリッ
ト82と83が設けられ、それぞれは同一の軸方向長さで延
び、また螺旋形をとる。しかし、2つのスリット82及び
83は、半分の湾曲しか有しない。すなわち、それらはダ
イヤフラム体8の円周状のそれぞれ180゜の弧上に延び
る。スリット82と83は第一ダイヤフラム体の細スリット
73よりもかなり幅が広い。
2つのダイヤフラム体の相互の適切な位置ではは、第
一ダイヤフラム体を通ることのできる3つのX線ビーム
のうち、2つ、たとえば外側のものは吸収され、中間の
もののみが通過することができる。第二ダイヤフラム体
が第一ダイヤフラム体の速度の6分の1で回転するとす
ると、このX線ビームは同じ速度で両ダイヤフラム体に
進入し、このX線ビーム一つのみが通過できる。
X線ビームがその軸方向への移動中に通過する第一ダ
イヤフラム体7でのスリット72、73の湾曲の数aは、必
ずしも整数である必要はなく、同様に、第二ダイヤフラ
ム体8につき対応する数bは丁度0.5である必要はな
い。しかし、比については、a/b=2n(nは0より大き
い整数)という条件が満たされなければならない。その
時にのみ、X線ビームの周期的移動が一定の速度で得ら
れる。aが整数でない場合及び/又はbが0.5未満であ
る場合、周期的移動の過程でより大きいまたは小さい長
さの間隔が存在し、X線ビームはそこで抑制される。
第3図で示されたダイヤフラム体の代わりに、西独特
許出願第P38 29 688号に詳説される如く、ダイヤフラム
体7と共に回転する他の中空筒状ダイヤフラム体も設け
ることができる。たとえば、該ダイヤフラム体は半円の
断面を有し、ダイヤフラム体の長さにわたって延び少な
くとも約180゜の弧を示すただ一つのスリットが設けら
れる。同様に、その円周上に軸方向及び円周方向に相互
にオフセットされた複数の孔が設けられる半円の断面を
有する中空筒状の本体も用いることができる。しかし,
最後に述べた実施例の場合には、X線ビームは一つの孔
から他へと飛び越す。第3図に示された実施例のこの実
施例に対する利点はまた、このダイヤフラム体は不均衡
を有しないという点である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置を示す図、第2図は第一ダイ
ヤフラム体を示す図、第3図は第二ダイヤフラム体を示
す図である。 1……X線放射源,2……焦点,3……X線光束,4……光線
窓,5……ダイヤフラム装置,6……孔,7……第一ダイヤフ
ラム体,8……第二ダイヤフラム体,9,10……ステップモ
ーター,13……スリットダイヤフラム,31……扇状X線,3
2……X線ビーム,71……中空シャフト,72,73,82,83……
スリット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランシスカス レオナルダス アント ニウス マリア シッセン オランダ国 5527 ビーケー ハパート モスヴェルド 27番地 (56)参考文献 特開 平2−108000(JP,A) 特開 昭61−132846(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G21K 1/00 - 7/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その焦点(2)から光束(3)が発するX
    線またはガンマ放射源(1)と、ビームを光束から切り
    出し、その対称軸(75)について回転可能で円周上に2
    つの相互オフセットされた螺旋スリット(72,73)を有
    する中空筒状の第一ダイヤフラム体(7)より成るダイ
    ヤフラム装置(5)とを有し,小さな断面を有し方向可
    変のX線又はガンマビーム(32)発生用の装置であっ
    て、スリット(72,73)はダイヤフラム体の周りを少な
    くともそれぞれ1回転旋回し、少なくとも一本の直線が
    スリットを通って焦点(2)に向い、線の位置はダイヤ
    フラム体を回転させることにより変化させられうるよう
    整形されることを特徴とするX線又はガンマビーム(3
    2)発生装置。
  2. 【請求項2】各スリット(72,73)は整数個の湾曲部を
    有することを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】主ビームのみを通過させる第二ダイヤフラ
    ム体(8)は光束(3)中に配置され、第二ダイヤフラ
    ム体は主ビームが常に直線のうちの一つに一致するよう
    に配置され設計されることを特徴とする請求項1または
    2記載の装置。
  4. 【請求項4】第二ダイヤフラム体(8)は中空円筒の形
    を有し、その軸は対称軸(75)と焦点を含む面に存在
    し、その断面は円形または半円形であり、第二ダイヤフ
    ラム体(8)には、半円形断面の場合には1個のスリッ
    ト、もしくは円形断面の場合には円周上で180゜だけ相
    互にオフセットされた2つの螺旋状スリット(82,83)
    が設けられることを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】第二ダイヤフラム体の円周上の1又は複数
    のスリット(82,83)は180゜の角度を描くことを特徴と
    する請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】第一ダイヤフラム体(7)を第二ダイヤフ
    ラム体(8)の2n倍の角速度で駆動する駆動装置(9...
    12)が設けられることを特徴とする請求項4または5記
    載の装置。
  7. 【請求項7】第一ダイヤフラム体(7)のスリット(7
    2,73)が描く円周角は第二ダイヤフラム体(8)上のス
    リット(82,83)により描かれる円周角の係数2nだけ大
    きいことを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】2つのダイヤフラム体(7,8)は互いに同
    軸に配置され、一方が他方を囲み、第二ダイヤフラム体
    (8)のスリット(82,83)は第一ダイヤフラム体
    (7)のスリット(73)の少なくとも一つよりも幅が広
    いことを特徴とする請求項4記載の装置。
  9. 【請求項9】第一ダイヤフラム体は第二ダイヤフラム体
    を囲むことを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】第一ダイヤフラム体(7)のスリット
    (72,73)は互いに異なるピッチを有することを特徴と
    する請求項1乃至9記載の装置。
  11. 【請求項11】第一ダイヤフラム体(7)のスリットの
    うち、より大きいピッチを有するもの(73)は他方より
    も細いことを特徴とする請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】スリットダイヤフラム(13)が設けられ
    そのスリットは第一ダイヤフラム体(7)の回転軸また
    は対称軸(75)に一致し、該ダイヤフラムはその長手方
    向に垂直な方向での切出ビームの寸法を決定することを
    特徴とする請求項1記載の装置。
JP2065527A 1989-03-18 1990-03-15 X線、ガンマ線発生装置 Expired - Lifetime JP2940556B2 (ja)

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